ストライク・ザ・ブラッド

登録日:2013/11/16(土) 17:38:50
更新日:2021/04/30 Fri 20:01:53
所要時間:約 9 分で読めます






ここから先は、第四真祖(オレ)の戦争(ケンカ)だ!

いいえ先輩、私達の聖戦(ケンカ)です!



『ストライク・ザ・ブラッド』は『アスラクライン』と『ダンタリアンの書架』の三雲岳斗が描くライトノベル作品。

レーベル:電撃文庫
イラスト:マニャ子
既刊:21巻(+番外編2巻)
コミック版:著者.TATE、全10巻

概要
これまでトリッキーな作品に定評のあった三雲岳斗が、いわばリハビリとして描いた作品。
「制御不能な怪物を受け入れて、それを救おうとする人々の物語」と称し、
チートな力を持たされた主人公がハーレムを構築して、みんなを守るために奮闘するという言ってみればありがちな作品である。

だがこれは意識的にやっているもので、
唐突なトラウマの発露や人間関係の悪化といった読者に無駄なストレスを与える要素を極力削ぎ落とした、
新たな王道作品を目指して執筆されている。
ただしあくまで「無駄な」ストレスを削いでいるのであって、
読者をモヤモヤさせない程度に古城に試練を与えたり伏線を張ったりといったことは行われている。
最近は読者のストレス耐性も低くなっている為、そのさじ加減に最も苦労しているとのこと。

要するに、一昔前の真っ当なラノベを高い実力で書くことを目指しているようである。

設定自体は王道だが、「吸血鬼の真祖」がしばしばダーティーな描かれ方をしているのを捻って、
作品自体のイメージカラーを爽やかな「青」として、舞台も日差しの強い南国の島になっている。

15巻で一旦終了した。
16巻からは第2章としてスタート。


■ストーリー
東京都絃神島──
太平洋上に浮かぶ人工島(ギガフロート)そこは別名「魔族特区」と呼び、人間と魔族が住んでいる。
その島に暮らす「暁古城」は誰にも言えない秘密がある。
それは彼が世界最強の吸血鬼「第四真祖」だからであった。
そんなある日、彼の前に一人の少女が現れる。
その少女「姫柊雪菜」は古城を監視する為に来たと言う。



■キャラクター
○暁古城(あかつき こじょう)
CV:細谷佳正
本作の主人公。
私立彩海学園に通う高校1年生。
普通の高校生だが、ある時「先代の第四真祖」からその力を引き継いだ。
その体質により毎日追試の日々を送っている。
日光で気怠いのもあって基本的にはダウナーだが、熱いものも秘めており友人や家族が危険な目に遭いそうになるとなりふり構わず助けに行く。
一級フラグ建築士であり、雪菜、浅葱を始め、作中の多くの女性キャラから好意を寄せられているが、当人はまったく気付いていない。
熱くなると無意識のうちに周囲の女性をときめかせるセリフを吐き、冷静になった後(雪菜などに)自分の発言内容を聞いて愕然とすることも。
吸血衝動に駆られた時は自分の鼻血を飲むことで抑えている。
口癖は「勘弁してくれ」。
世界最強の吸血鬼の名に相応しく、眷獣はどれも皆強大...なのだが、あまりにも破壊力が凄まじすぎて精密な攻撃が難しいという弱点がある。
その為周りに配慮しての戦闘や接近戦では被害が及んでしまうなどオールラウンダーとは言えない。
第四真祖になった時の記憶は無くしており、思い出そうとすると激しい頭痛を襲う(実はその時の記憶は封印されている)。
先代の第四真祖、アブローラと出会ったのは幼少期に彼女が眠ってた遺跡で瀕死の状態になったところを彼女の従者になることで蘇生。
その後アブローラと出会い細やかな日常を送っていたが、第四真祖復活の儀式から凪沙を守るべく戦った結果、凪沙を助けることは出来たもののアブローラに第四真祖の悪性プログラムが内包されてしまい、それを防ぐためにアブローラが古城の体を操り彼に第四真祖の力を継承させて自殺したのが真相。
そして第四真祖復活のために『第四真祖(アブローラ)に関する記憶』が周りの人間から奪われて第1巻に至る。

決め台詞は「ここから先は、第四真祖(オレ)の戦争(ケンカ)だ!」。
なお、決め台詞が発せられるのが不定期なツンツン頭とは違って巻毎のクライマックスに恒例となっている。
また、下記の通り雪菜が「いいえ先輩。私たちの聖戦(ケンカ)です!!」と返すことでセットになっているのもお約束。
つまり主人公とヒロインが別々の台詞を言うことで一つの決め台詞となっているという珍しいパターンの決め台詞となっている。

○姫柊雪菜(ひめらぎ ゆきな)
CV:種田梨沙
ヒロインの一人。
第四真祖の古城を監視する為「獅子王機関」から派遣されて来た「剣巫(けんなぎ)」。
幼い頃から高神の杜で訓練を受けてきたため剣巫としては優秀であり、学業も古城に教えられるほど優秀(何でも高卒クラスの知識を叩き込まれたとのこと)。
生真面目で古城に小言を言うこともあるが、付き合いが長くなるにつれて彼に信頼と好意を寄せていき、特に戦闘時には古城の相棒のような存在に。
古城の女性関係には(嫉妬込で)頭を悩ませており、腹に据え兼ねると無表情と冷徹な口調のコンボで古城をチクチクと責める。
最近は独占欲が強くなっており、自身以外の√が決定されそうになると瞳から光が消えて虚ろな状態になったり、監視役の後任である剣巫の先輩に古城の事をびっしりと書いたノートを手渡すなどヤンデレ予備軍の気がある。
彩海学園中等部3年生で凪沙と同じクラスに通い、古城の住むマンションの隣りの部屋に住んでいる。ご近所さんでクラスメートの凪沙とはかなり仲が良い。
口癖は「いやらしい」。
また、「ここから先は、第四真祖(オレ)の戦争(ケンカ)だ!」に対して彼女の決め台詞の「いいえ先輩、私たちの聖戦(ケンカ)です!」を返すのも彼女の役目(原作の2巻以降では「いいえ先輩、私たちの……です!」と短縮することもある)。
なお、獅子王機関が雪菜を古城に近付けた目的は監視ではなく、古城と雪菜を政略結婚させるための布石。
本人はそのことを知らないが(絶対に嫌がるだろうし)、読者には正妻(もしくは国家公認ストーカー)と認識されている。
武器は神格振動波駆動術式を刻印した七式突撃降魔機槍(シュネーヴァルツァー)「雪霞狼」。

○藍羽浅葱(あいば あさぎ)
CV:瀬戸麻沙美
ヒロインの一人。
古城のクラスメイト。
古城とは中学時代に知り合い、幼馴染の矢瀬が古城の悪友だったこともあって気の置けない友人関係になった。
成績はかなり良い優等生で、古城の勉強を見てやったりしているが、彼曰く浅葱は天才型なので教え方はちょっと下手らしい。
その頭脳を生かしてかプログラマーとして高い実力を持ち、バイト先のギガフロート管理公社の保守コンピューターのメンテナンスを請け負う程の腕の持ち主。
本人は恥ずかしさから名乗らないが“電子の女帝”の異名を持つ。
容姿はちょっとギャル寄りの美少女で、言動もイマドキの女子高生だが、恋愛事には奥手。
見た目こそギャルだが度胸と優しさを兼ね備えた姉御肌であり、凪沙からは「頼りがいがあってかっこいい」「お姉ちゃんに欲しい」と絶賛されている。
細い見た目に似合わずかなりの健啖家で、古城の頼みを聞く見返りに食事を奢ってもらったりしている。
魔族特区生まれであることは彼女にとって一種の誇りらしく、古城が第四真祖と知ったときも古城が魔族となったことではなく、「雪奈を始めとした多数の女性への吸血行為」と「魔族となったことを勝手に秘匿していたこと」に対して怒りを見せている。
また、相手の所属より人柄を見て対応する人格ゆえか魔族やホムンクルスなどを害する犯罪者に憤りを見せて立ち向かったり*1、第二真祖の直系の王族にも臆せず対等に接する(当の王族は媚びる者を嫌うタイプであるため寧ろ好感を抱いている)など古城に負けず劣らずの人を惹き付ける人柄を有している。
古城に中学時代から好意を持っている為、古城の側にいる雪菜をライバル視している。ちなみに古城以外の周囲の人間にはほとんどバレバレ。

○煌坂紗矢華(きらさか さやか)
CV:葉山いくみ
ヒロインの一人。
雪菜の元ルームメイトで獅子王機関の舞威媛(まいひめ)。
雪菜に行き過ぎた友情を向けており、邪魔者の古城を殺そうと襲いかかった。髪をポニーテールで纏めており、容姿端麗に加え相当なグラマラスボディの持ち主。
普段は少し気位が高いくらいの普通の女の子なのだが、雪菜が絡むと途端に残念な感じになる。
また、きっちりしているように見えて割と大雑把。しかし自覚がなかったため、雪菜と古城にそのことを指摘された時にはショックを受けていた。
とある事情から男性に嫌悪感を抱いており、「耳元から男性の声がするのが嫌」と携帯電話を持つことを拒否するほど筋金入り。
黒死皇派との戦いの後古城に好意を寄せ、上記の事情があるにも関わらずちょくちょく電話をかけたりしているが、素直に好意を伝えられない。(いわばツンデレ)
武器は剣と弓矢に変化する六式重装降魔弓(デア・フライシュッツ)「煌華鱗」。
紐パン派。
矢のホルスターを太股に巻いている為、実用性の為に仕方なく穿いているらしい(棒読み)。

○暁凪沙(あかつき なぎさ)
CV:日高里菜
古城の妹で雪菜のクラスメイト。家が隣ということもあって雪菜とはすぐに友人になっている。
学校の成績はもちろん、家事もそつなくこなすできた妹。
古城を兄として慕っているが、冗談のように異性からの好意に疎いところにはちょっと思うところがある模様。
浅葱や矢瀬といった古城の友人たちとも知り合いで、「古城がシスコンになるのも無理はないほど可愛らしい妹」と認識されている。
明るくて人なつっこいのが長所だが、相手を思わず絶句させてしまうほど一気に喋るのが短所。
幼少期に魔族テロに巻き込まれ重体に陥った過去ゆえに魔族恐怖症であり、第一部の終盤まで古城が吸血鬼となったことを明かせない理由のひとつでもあった。*2
現在の第二部では克服とまで言わなくとも悪意の無い魔族には人間と接する時と同じようにコミュニケーションができるように回復している。
何故か古城を「お兄ちゃん」等とは呼ばず、「古城君」と呼ぶ。これは他の家族も同様で、名前に「君(父親)」「ちゃん(母親)」を付けて呼んでいる。
実は彼女にはある秘密が………

◯アヴローラ・フロレスティーナ
CV:石原夏織
先代の第四真祖。
1巻の頃から凪沙の体に宿っていたことを示唆されていたが、第8巻で彼女の人となりが表される。
尊大な態度と口調の虹色の金髪の美少女...なのだが、凪沙の体を介して現れていた超越者然とした彼女の本当の性格は極度の人見知りで臆病な性格の女の子。
中学三年生の古城と出会い、従者となった彼と一年間幸せな時間を過ごしたが、第四真祖復活の儀式を通してその真相が彼らを引き裂くことになる。
その正体は第四真祖本人ではなく十二番目の眷獣を宿した監視者。
本当の第四真祖は凪沙本人
正確に言えば幼少期に古城と同じく瀕死になったときに解放された第四真祖の魂が凪沙に憑依し、凪沙の人格を乗っ取った『原初のアブローラ』という人格が本当の第四真祖。
そして凪沙が第四真祖として復活すれば凪沙としての人格は無くなり、周りから凪沙の記憶は奪われる。*3
それを阻止するため彼女を吸血することでアブローラが人格を上書きして凪沙から引き剥がすことに成功するが、同時に原初の魂が内包されることになるため永遠の眠りにつこうとするが、古城が共に封印される事を望んだ姿を見たアブローラは、彼に第四真祖の力を託して従者たる彼の体を操り、自らをを殺害させる。
そのまま滅びるはずだったが、魂は強力な霊媒能力を持つ凪沙から干渉されて彼女の肉体に1年以上保護され、後に自らの「姉妹」の肉体を譲り受け復活する。

○南宮那月(みなみや なつき)
CV:金元寿子
古城のクラスの担任で英語教師兼国家降魔師。
幼く見えるが、自称26歳の合法ロリ。一年を通して暑い島にいるのにも関わらず、黒が基調のゴスロリ服を好んで着用している。
その見た目から生徒からのあだ名は「那月ちゃん」だが、当人はその呼び名を嫌っており、不用意に呼んだ某吸血鬼に鉄拳制裁を食らわせることも。過去編を見るに、威厳の問題というよりトラウマを想起させられる為だと思われる。*4
好きなものは紅茶で、茶葉にこだわりを持つほど造詣が深いが、反面自分の好みの味の茶葉を切らしたりすると機嫌が急降下する。
結構な毒舌家であり、浅葱を「処女ビッチ」呼ばわりしたこともあるが、基本的には良い人である。
降魔師としては空間制御魔術の使い手であり「空隙の魔女」の異名を持つ。
その関係か、古城が第四真祖であることを知っている数少ないキャラクターの一人で、彼から吸血鬼関連で相談されることもしばしば。

○矢瀬基樹(やぜ もとき)
CV:逢坂良太
古城の親友でクラスメイト。浅葱とは幼なじみ
口を開くと軽口ばかりだが本質的にはいいヤツで、浅葱の恋路を彼なりに応援しようとすることも。
魔族特区の成立にも関わっている大財閥の家の出であり、音響過適応(ハイパーアダプター)と呼ばれる音波を操る特異体質の持ち主。
熱烈な求愛で口説き落とした年上の彼女がいる。爆発しろ!

○叶瀬夏音(かなせ かのん)
CV:伊藤かな恵
雪菜と凪沙の友人で、人形のように可愛らしい容貌と優しい性格から「中等部の聖女」と呼び慕われている。
基本的には誰に対しても敬語で、物腰柔らかに接するが、「~でした」と語尾がたまに現在のことなのに過去形になる口癖を持つ。
養父に「模造天使(エンジェル・フォウ)」に改造されるが古城と雪菜の活躍により救出。
古城のことを「お兄さん」と慕っている。
男女関係のことには疎いが、スタイルが非常に良いため、時に無邪気なスキンシップで古城を焦らせる。

○ラ・フォリア・リハヴァイン
CV:大西沙織
ヒロインの一人。
アルティギア王国の第一王女。銀髪の巨乳。
王族としての矜持や風格を持ち、魔族相手であっても怯むことなく挑発し返す度胸を持つ気の強い王女という一面と、
友人相手には茶目っ気たっぷりに接し、様々なことに好奇心旺盛でイタズラ好きな困った少女という一面を持ち合わせる。
バスラー達の襲撃を受けて脱出した後、メイガスクラフトの実験島にたどり着き古城達と対面し、夏音救出に協力する。
事件解決後には雪菜と紗矢華と浅葱の前で古城にキスするという大胆な行動を取り、彼女たちには嫉妬されている。
古城を気に入っているようで、『「まだ」(古城と)交合するつもりはない』などの本気とも冗談とも取れない危ない発言もしている。
また古城のハーレムに積極的であり、それ故か他のヒロインに対して余裕を持つことがある。*5
擬似聖剣を単独で発動させる程の実力を持っている。

○アスタルテ
CV:井口裕香
眷獣「薔薇の指先(ロドダクテュロス)」を植え付けられて誕生した人工生命体(ホムンクルス)。
オイスタッハの目的の為に作られた。
事件後は那月の元でメイドとして働いている。
ホムンクルス故に無表情で口調も冷静だが、メイドとして働くことは結構気に入っている様子。
古城に助けられた女性キャラの中では彼に明確な好意を寄せていない珍しい立ち位置だが、彼を気に入ってはいる様子。
古城の吸血により彼との間に経路が繋がっており、薔薇の指先の魔力は古城が賄っている。

○ルードルフ・オイスタッハ
CV:三宅健太
ロタリンギアの殲教師。
アスタルテを作成しロタリンギア聖堂より奪われた「聖遺物」を取り戻す為、絃神島に来た。
古城達との戦いに敗れ、国外退去になった。

○ディミトリエ・ヴァトラー
CV:小野友樹
第一真祖直系の吸血鬼。戦王領域アルデアル公爵。
蛇型の眷獣を操り「蛇遣い」の異名を持つ。
戦闘狂のホモ...というよりは『強い奴なら性別は問わない』という主義のため古城を色んな意味で喰っちまうために絃神島に大使として居座る。
戦闘狂だが狂犬と言うわけではなく、騒ぎを起こすことはあれどそれで一般人に塁を及ぼしたことはない。

○仙都木優麻(とこよぎ ゆうま)
CV:内山夕実
絃神島に引っ越す前の古城の幼なじみでボーイッシュな美少女。
女子を口説くような台詞をナチュラルに言うイケメン体質だが、古城に同性のように扱われていることを不満に思っている一面も。
実は母親である阿夜を那月の監獄結界から脱獄させるために犯罪組織LCOによって生み出された彼女の複製。
空間制御の魔術をつかう「蒼の魔女」。
古城達に協力して阿夜の支配から解放された後は、罪を不問にしてもらう代償としてLCO残党の捜索にあたっている。

○仙都木阿夜(とこよぎ あや)
CV:高橋美佳子
魔導書をあつかう犯罪組織LCOを統べていた「書記の魔女」。
かつて道を違えた那月の盟友。
優麻を利用することで一度は監獄結界から解放されるが、敗北し再び収監される。

○絃神冥駕(いとがみ めいが)
CV:花江夏樹
監獄結界に収監されていた囚人の一人。
阿夜が起こした騒動を便乗して脱獄し「零式突撃降魔双槍・冥餓狼」を奪い島内に潜伏した。
絃神島の設計者「絃神千羅」と同じ姓を持つが、関連性は不明。


■用語

○絃神島
東京より南方300km離れた太平洋上に浮かぶ鉄と魔術によって作られた人工島。
「魔族特区」と呼ばれるこの島は霊力の源である「龍脈」が通る海洋上で作られ、東西南北の四つの人工島を「四神」に見立てて作られた。
その全てを繋げる為、設計者の「絃神千羅」は連結部に四神の長「黄龍」の役割を持たせたが、
要石の強度が足りず、「供儀建材」として「聖遺物」を使用した。

○魔族
獣人や精霊など、異能を持つ者や存在の総称。
環境破壊や人間との戦いにより、絶滅危惧種のレベルにまで数を落としているらしい。

○吸血鬼
不老不死の肉体を持つ魔族の一種。
吸血以外にも人間と同じ食事でも栄養補給ができ、日光を浴びても体調不良にはなっても灰にはならない。
吸血することで自分の治癒能力を促進させたりでき、
吸血した相手には牙を突き立てる痛みと性的快感に似た強い快感を与える。

○第四真祖
12体の眷獣を従え災厄をもたらすという、世界最強の吸血鬼。伝説中の存在とされる。
現在は古城がそれを受け継いでいる。

○眷獣
吸血鬼が自身の寿命を代償に異世界から呼び出して使役する召喚獣。
その体は魔力の塊であり、強力なものほど膨大な魔力の塊になる。
第四真祖の眷獣は吸血鬼の中でも別格であり、1体の一度の攻撃だけで周囲に甚大な被害を及ぼしたことも。

○獅子王機関
政府の国家公安委員会に設置された、魔導災害や魔導テロを防ぐために捜査や工作を行う特務機関の一種。

○攻魔師
呪術や魔術、仙術などを用いて魔導テロリストや魔族(魔獣)の取締や時には殺傷も行う職業の名称。
雪菜の肩書きである「剣巫」も攻魔師の一種であり、
優れた霊視能力や戦闘能力をもって単独でも魔族や魔獣と渡り合う「剣の巫女」を意味する。
攻魔師として活動するには資格の取得が必要で、
攻魔師の資格証が「Cカード」であることから資格保持者を「Cカード持ち」と呼ぶことも。



2013年10月から2014年3月までアニメ版が放送された。
著者作品では3作品目のアニメ化
原作の6巻までと番外編の「雪菜√Before/After」を放送。
ワーナー繋がりのせいか、ロウきゅーぶ!に出演していた声優が多く出ている。
2015年11月、12月にオリジナルエピソードとなるOVA「ヴァルキュリアの王国篇」を発売。

2016年11月から2017年5月にかけてOVA第2弾「黒の剣巫篇」、「逃亡の第四真祖篇」、「咎神の騎士篇」が発売された。
こちらはアニメ未消化の原作エピソードとなっている。

2018年12月から2019年6月にかけてOVA第3弾が発売された。
原作第1部の最後まで映像化。
そして2020年3月よりOVA第4弾が発売開始。


Mobageでソーシャルカードゲームも配信されていた。
CMではオイスタッハさんがノリノリで演じていますwww
後に雪菜のバージョンも作られた。いやらしい……。
2015年2月で配信終了。


電撃文庫のキャラクターで戦う格闘ゲーム『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』(続編であるIGNITIONにも)には、
プレイアブルキャラクターとして雪菜が、サポートキャラクターとして古城が参戦。

別作品のキャラクター同士の掛け合いも魅力の一つである本作では様々なキャラと雪菜の掛け合いがあるが、
『IGNITION』アーケードモードでのバトル前会話では殆どの場合雪菜は古城の話題を出す。この子古城の事しか頭にないのか……?
里見蓮太郎と手が掛かる相棒を持つ者同士シンパシーを感じつつ、古城を家族として支える(=結婚する?)ことを想像して慌てたり、
バスケ好きという共通点などから古城に会ってみたいという智花に「(小学生相手でもラッキースケベをかましかねないから)ダメです!」と言ったり、
キレると暴れてしまい、気付けば周囲が(怪我させた相手の)血まみれになるという、静雄の台詞を古城のように鼻血で血まみれになるという意味と勘違いしたり……。

もちろん古城が(直接的には)絡まない掛け合いもあり、御坂美琴とマスコット論争になったり、
「雪霞狼」をレア武器と勘違いしてテンションが上がったキリトさんを「変態さん」認定したりもしている。

ちなみに、メインとサポートの組み合わせが雪菜と古城の場合、
戦闘前に雪菜と古城が背中合わせに立ち、この項目の冒頭にもある決めセリフのやり取りをするファンサービスも。


「さあ、始めようか。第四真祖(オレ)の戦争(ケンカ)だ!」
「いいえ先輩、私たちの聖戦(ケンカ)です!」




追記・修正よろしくお願いします。

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最終更新:2021年04月30日 20:01

*1 寧ろ凪沙の様に恐怖ゆえに魔族を忌避するのでもない、正当な理由がない魔族差別主義者を侮蔑している節がある

*2 第一部では凪沙に吸血鬼であることを隠すのがストーリーの肝の一つでもあった

*3 作中では長い時を過ごしたものは周りから認識された時間=その存在への記憶が大量に在り、それが多いと強大な存在になるが、第四真祖は眠りにつく時間が多かったため、それを触媒となる人間の記憶を奪って代用するため

*4 幼少期に壊滅した犯罪組織の報復で両親と弟を失っているが、その弟の那月の呼び方が「那月ちゃん」

*5 むしろ紗矢華に対して忠義の礼として古城とくっつけさせようとしている節がある

*6 ((;゜Д゜