重量二脚(AC)

登録日:2012/03/02 Fri 22:38:22
更新日:2025/04/13 Sun 20:33:39
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ここではARMORED COREシリーズ(以下AC)について説明す…



興<(項目を建てるのが一番)遅かったじゃないか



(;゚ω゚)!?



興「全ては私のシナリオ通り、目的はこの項目の説明だ」

干<手こずっているようだな、手を貸そう


遅かったな…言葉は不要か…>≦

古王<刺激的にやろうぜ


面白い脚部だと聞いている>δ



概要


重量二脚はアーマードコアシリーズに登場する脚部パーツのカテゴリーだ。
その名の通り太くガッシリしたラインが特徴で、中二や軽二に比べて装甲が厚く、積載量も多い。
しかしその分重くもなった為に、機動力は下がっているので、一言で表すならパワータイプの脚部といったところか。
見た目が不人気なようで、二脚の中ではやや不遇な所もある。
だが、比較的防御力に優れ、積載量が多く、タンクよりは動けるという点は、
「多少被弾しても耐えられる」「最もベーシックな脚部である中量二脚と使い勝手は大差ない」「強力な重火器を積める」事を意味し、
これは攻撃力と防御力に任せてゴリ押ししながらACの基本を覚える事が出来るという意味で、初心者にはうってつけの脚部と言える。
しかも、フォックスアイやスレッジハマーなどの記憶に残る重二使いも数多くいる。

レイヴンやリンクスにも、ミグラントやアーキテクトにだって、重量二脚の魅力に惹かれるコアなファンは少なくないのだ。



特徴


メリットは
  • 積載量が多い
  • 防御力が高い
  • APが高い
  • 安定性能がやや高め
  • タンクと違ってブースターが選べ、またタンクよりは機動力もある

デメリットは
  • 自慢の積載量や装甲、安定性能も、タンク程ではない
  • 機動性は決して良くない
  • 旋回も低い
  • ↑二つはアセンによってはタンク以下になる

といったところか。
特にブースターが選べることはN系にとって重要なことだ。デメリットの部分も重量系共通の弱点なのでそこまで気にすることも無いだろう。
装甲が厚いとはいえ、さすがにタンクと比べれば劣ってしまう。故に、ある程度の回避も必要だ。
火力だけでは何もできん。もちろん、防御力だけでも、だ。



戦術


重二は二脚とは名ばかりの装甲型だ。機動力なんて期待しちゃいけねぇ。だから、タンクのようにごり押しが一番効率がいい。まぁ、やり過ぎな奴もいるがな。
とはいえ、確かにゴリ押しは効率がいいんだが、どうしてもタンクと同じってわけにゃいかねぇ。
タンクと同じでいいなら、じゃあタンクにしろ、って話になっちまう。
さっき言ってやがったが、積載量も装甲も一番ってわけじゃねぇからな。ある程度は回避も肝要だ。
まぁ長々と解説したところで、結局は殺される前に殺せばいいのさ、だろう?



著名な重二使い


  • ボス・サヴェージ(初代AC)
最初に騙して悪いが&イレギュラー認定をするレイヴン。バズーカなど重二の模範的な武装を使う。NXでは順番にやればこの機体がラスボスとなる。

  • ファンファーレ(AC3)
終盤のミッションで騙して悪いがするレイヴン。視界が悪い中正確にロケットを当ててくるので注意。

SLのアリーナBランク最難関。敬意を込めて銀狐先生と呼ばれる。
カラサワ、垂直ミサイル&連動ミサイルに実体盾を装備しているため、正面からではまず勝てない。何もできず鉄屑にされるレイヴン多数。

おそらくキャラとしてもネタとしても伝説的存在なレイヴンだろう。無論かっこいいところもちゃんとある。
興<ネクサスでは私の本気が見れるぞg

  • クォモクォモ(ACLR)
重量級にしてはパルスガンとブレードのみの機体。
最低限の速度を確保をしている …と言うが、重量機体でありながら最低限とは思えない素早い動きをする詐欺機体。
元ネタはPPのOPに登場し、MOAの二脚アリーナに出てきたツヴァイトのAC「ヴィーダー」

  \ /
ヽ(〔二〕)
  ( /)
  < \

オリジナルNo.10にしてGA社の筆頭リンクス。重二使いとしては珍しく女性。
角張った巨体に大型ミサイル×2という漢らしさ溢れる機体「プリミティブライト」を駆る。

言わずと知れたACfA三大萌え嬢の一人。メノ・ルーと同じくGA所属。
多連装垂直ミサイル+連動ミサイルで分厚いミサイル弾幕を張る頼もしい寮機。
可愛らしい声に似合わず豪快な戦法を好むあたり、彼女もまた正真正銘の重二使いと言える。

興<美しい緑だ…
干<癒される…
≧<これは、イイッ…
古<いいコジマだ…
δ<新しい…惹かれるな…




興<追記修正よろしく頼む





















ストラング<……
主任<仲間外れはよくないなぁ オレも入れてくれないと
カーラ<笑えないねぇ…
スネイル<貴様はこの私を…企業を居ないものとして扱った…!!
ゼヴェリーン<私は別にいいです。むしろワンダ様を紹介してください。
訓練生<ああ…俺も…紹介が欲しかったなぁ…

……ごめんなさい。あなた達も解説します。

「ぐあああああっ!ク、クライン…」という断末魔のせいであらぬ勘違いをされていた人。英語版の断末魔が迫真過ぎたのでそういう扱いを受けていた。
任務達成率100%を誇る凄腕で、レイヴン試験官でもある。自分の試験を受けレイヴンとなった主人公の実力も認めており、アリーナで勝ち進むともれなく激励のメールをくれる。
だだ、その実態はレオス・クライン率いる治安維持組織急進派「フライトナーズ」とはズブズブの存在。レオスが主人公を危険視していた為、後半からは主人公に騙して悪いがをかます役割となる。
彼の「ツェーンゲボーテ」垂直ミサイルとチェインガンを使った着実な攻めを得意とし、相手の攻撃は重装甲で受け止めるというシンプルながらも効率的な戦い方を見せる。
正直言うと彼自身はあまり強いほうではないが、ステージに強烈なECMがかかっている上に、前哨戦としてMT部隊+別のACとの戦闘があるのでシチュエーションに苦しめられる事となる。

本名不明。というか正体も不明な焼け野原ひろし。「企業」という組織の偉い人であることだけは確かだが……?
表面上の軽薄な振る舞いと狂気的な笑いが目を引くものの、その本性はどこまでも冷静沈着な人間の観測者。彼を感服させると「茶番」をやめて本来の冷静な言動になる。
愛機「ハングドマン」はTE防御が特に高い重量二脚で、状況に応じて様々な武装を切り替えており、更にはオーバードウェポンすら使用する。
普段もカラサワ等の超火力武装をぶん回ししてくる強敵なのだが、やはり彼の本領は専用機に乗り込んだ時だろう。

  • ゼヴェリーン(ACVD)
元・EGF所属、現在は相棒……もとい、ご主人様であるワンダと共に各地で傭兵業を営む男。
生真面目かつ優れた実力を誇っていたのだが、その有能さを上司から疎まれ危険な敵地へと置き去りにされた過去を持つ。
捕虜となり処刑を待つ身だった彼を助けたのはたまたま基地を襲撃しにきた気まぐれな女傭兵ワンダで、その恩から彼女に付き従っている。
彼の駆る「アイギス」は神話の盾の名を持つだけありとにかく「守る」という事を重視した機体。なんと両腕にシールドを装備している。
登場当初は「ドヤ顔ダブルシールド」とネタにされていた両腕シールドだが、実際に相手にするとこれがまあ硬い。マジで硬い。どのくらい硬いかというとキャノン数発程度なら余裕で耐えてくる。
AIも「僚機のアイアンローズを射線から守る」という事を重視したロジックになっているようで、盾があれば射撃からアイアンローズを守り、盾が壊れたら蹴り主体の近距離戦でアイアンローズに近づかせないという徹底ぶり。
その執拗なフンフンフンディフェンスに気を取られるとアイアンローズからの超火力+高精度の狙撃でこちらがやられる事となる。
どれだけぞんざいに扱われようとも忠実な僕としてついていき、戦闘時は身を挺してご主人様を守る姿はまさしくマゾの鑑。*1

ならず者とエンジニアの集団をまとめ上げ、様々なAC用部品を開発する組織RaDを率いる、「"灰被り"のカーラ」の二つ名を持つ姉御。
「笑い」を大切にする人物で、彼女が作る兵器はどいつもこいつもイカれた素敵なギミックやコンセプトを搭載する。
上のストラングが敬愛(?)していたレオスと同じく、彼女もとてつもなく長い時を何らかの方法で生きていた疑惑がある。
使用機体「フルコース」はズバリ「歩くガチタン」×「ミサイルカーニバル」。弾幕を張る事に特化したミサオン機で、戦闘中は高衝撃+威力高めのミサイルの雨がこちらへ殺到する。
さらにそんなミサイル弾幕に気を取られると、いきなり接近してきて重量を活かした高威力のブーストキックや切り札のアサルトアーマーも仕掛けてくる、油断ならぬ相手である。
アリーナでは中堅だが、上位でも十分に通じるランク詐欺の一人。

アーキバス直属の強化人間部隊「ヴェスパー」のNo2にしてNo1が楽しみ優先のエンジョイ勢故の実質的リーダー。
慇懃無礼で自分以外のほぼすべてを見下す典型的な「嫌な奴」であり、プライドもエベレストより高い困ったちゃん。
主人公を駄犬呼ばわりしてバカにしまくるわ、プレイヤーからすれば「とても許せない事」をやるわでそのヘイトを一身に受け続けている。
一方で上述した上司は勿論部下も「凄腕だが経歴がアテにならない」「負けそうになるとみるや命乞いを仕掛けてくるヘタレ」などの曲者揃いであり、「有能なクズだが中間管理職故に苦労人」という珍しい組み合わせの持ち主である。
乗機「オープンフェイス」は強制放電による追加ダメージを重視した機体。
兎にも角にも肩に背負った今作の主砲枠のスタンニードルランチャーがヤバい。
それ以外は基本的に火力抑えめだが、舐めてかかると左腕のレーザーランスにとっつかれるのでそちらにも注意したい。
…ただし、装備FCSが遠距離対応であるため、懐に潜り込まれるとほぼ何もできず機動力の低さも相まってかなり一方的にボコボコにできる。
不憫だ…。

ベイラムグループの一つ、大豊の社員兼新人パイロットと思われる若者。
レッドガンへ卸すためのACである既製品の機体「テスター」の一応のパイロットで、本来の乗り手ではないが納品前の慣らしを兼ねた操縦を担当していた。
しかし、そこに「ベイラムの戦力を削ぐために納品予定の機体を破壊してほしい」という依頼を受けた621に襲撃され、なし崩しで相手をする事になった。
気ままな傭兵に殺されたくないと必死に不慣れなACを動かし、ミサイルやパルスブレードを駆使して戦うものの、結局はあっけなく撃破され「俺もコールサインが欲しかった」と哀愁漂う断末魔と共に戦死した。
そのあまりにも可哀想な背景に加え、序盤の金策として彼を撃破するのが手っ取り早いという事情からプレイヤーからリプレイにて何度も狩られやすい状況、そしてトドメにテスターACはものすごくチグハグなアセンブルで弱いという三重苦を抱えている、どこまでも不幸な青年。




追記修正は笑いと茶番を大切にして、自らを企業と称するくらいのユーモアのある人がお願いします。

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最終更新:2025年04月13日 20:33

*1 ワンダ共々元ネタは「毛皮を着たヴィーナス」という小説で、作者はマゾヒズムの語源となった小説家マゾッホである。