ラスティ(ACVI)

登録日:2023/10/02 (月) 20:05:47
更新日:2025/04/23 Wed 17:41:54
所要時間:約 31 分で読めます






やあ レイヴン
君の良き戦友 ヴェスパー部隊のラスティだ



ラスティ(Rusty)とは『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』の登場人物。




プロフィール


所属:アーキバスグループ強化人間部隊「ヴェスパー」
肩書:ヴェスパー部隊第4隊長・V.IV
搭乗機:AC「スティールヘイズ」
アリーナランク:09/B

CV:加瀬康之(日本語版)、Chris Hackney(英語版)

  • アリーナテキスト
アーキバスグループ強化人間部隊「ヴェスパー」の第4隊長

ラスティはグループ傘下であるシュナイダー社の人材公募プログラムで見出され
半年に満たない短期でヴェスパー上位に抜擢された類を見ない経緯の持ち主である

彼は入隊以前に強化手術を受けており、詳細は不明だが
本人の申告によると第8世代であるという


人物


アーキバスお抱えの強化人間部隊「ヴェスパー」の一員であり、同部隊の中でも「番号付き」と呼ばれる所謂エースパイロットの一人。
メインストーリー時点ではヴェスパー第4隊長の地位にある。作中ではV.(ヴェスパー)IV(フォー)のコールサインで呼ばれることも多く、通信などでのシステム上の表記も「V.IV ラスティ」となっている。

アリーナでのランクはNo. 9でBランク帯の上位ランカー。
個人エンブレムは「マズルガード*1を付けた狼の横顔」。
他のヴェスパー隊長のエンブレムが何かしら人間の体の部位を象った物*2をモチーフにしている中では異質なデザインである。


個性豊かな登場人物たちの中でも特に気さくな性格の持ち主。
一人称は「私」、二人称は「君」。口調自体は穏やかだが言葉遣いは非常にフランク。
終始険悪なイグアスや陰険なスネイルなど、敵対的な態度の者が多い序盤の登場人物の中では珍しく、最初からC4-621に対して明確に友好的な態度を示して来る。
621のことは当初「レイヴン」と呼んでいたが、「壁」での共闘を経てからはその実力を認めたこともあり親愛を込めて「戦友」*3と呼ぶようになり、以降も何かと気を回してくれるようになる。
当人もそういった621への態度を周囲にも隠していないため、後々同僚であるホーキンスなどからは「(621に)入れ込んでいる」とも評されるようになっている。

作品が621視点なこともあってラスティの部隊内での交友関係はあまり描かれていないが、スネイルからは「調子に乗っている」とやや嫌味な評価をされている。但し、そもそもスネイルの口からストレートに好意的な評価が出ることがあるかは疑問だが。
また、一つ上のナンバーに当たるオキーフとはそれなりに親交がある模様。


搭乗するAC「スティールヘイズ」は軽量高機動型であり、中~近距離攻撃を織り交ぜた高速戦闘スタイルを得意とする。
一方、普段は使わないが「狙撃には自信がある」との自己申告通り高い狙撃能力も備えている。


ヴェスパーの中でも高い地位にある彼だが、元々はアーキバス系列であるシュナイダー社、それも人材公募からグループに参加したという変わり種。
それもたった半年未満でヴェスパー上位に抜擢されており、非凡な才能の持ち主であることは確か。
ストーリー中でも「壁越え」をはじめとした重要なミッションで頻繁にアサインされている。
因みにヴェスパー部隊の面々はパイロット以外に組織内での役割*4を持つ者が大半なのだが、アーキバスの最高戦力であるフロイトと部隊内でアリーナ最低ランクのメーテルリンクに並んでラスティにはそのような言及がない。
それらを考えると、ラスティが純戦闘要員として良くアサインされるのは高い実力とフットワークの軽さを併せ持つ人材だからとみなす事もできるだろう。


なお、上記の通りラスティの強化人間としての世代は「詳細は不明だが本人の申告によると第8世代であるという」と作中人物ではほぼ唯一*5ぼかされており、実は異なる世代の強化人間である可能性も考えられる。
実はスネイルにも明確な言及がないが、設定上まず間違いなく最新の第10世代相当だろうし…


作中では621の戦友でありライバル、ある意味で対の存在の一人というポジションのキャラクターである。





メインストーリーでの活躍


チャプター1

ストライダー撃破後のウォルターとスネイルの通信の中で初めて存在が示唆される*7


ミッション「壁越え」

街区から侵攻する621と同時に逆側から壁への侵攻を担当。
壁内部に侵攻を果たした621に通信を送り、壁上部に到達すると共にスティールヘイズを駆って初登場。
そのまま壁上で待ち構えていたジャガーノートを相手に共闘することになる。


これも巡り合わせだ
ともに壁越えといこうじゃないか

ジャガーノート戦では当人の宣言通りスティールヘイズの機動力を活かして囮役を担ってくれるが、ジャガーノートのAPを半分まで削ると敵の増援到着の報せが入り、そちらの迎撃を行うため離脱してしまう。
また被ダメージを受けすぎると離脱する前に621に後を任せて撤退することもある。
なお彼の離脱前にジャガーノートを倒すと621へ労いの言葉を送りつつ残った敵の増援への対処を買って出る特殊セリフが聞ける。

ミッションクリア後には自ら音声メッセージを送り、621を捨て駒にするというアーキバスの(というか恐らくはスネイルの)目論見をを伝えつつ、それを物ともせず壁越えを果たした621への賞賛を送ってくれる。

なお、初登場時に621を「レイヴン」と呼びつつ「あのハンドラー・ウォルターの子飼い」「ウォルターの猟犬」とも称し621の素性を知っているような素振りを見せているが、詳細は不明。
ウォルターも何かを察しつつ「多少のことは織り込み済」としてスルーしている。


ミッション「戦闘ログ回収」

本人は登場しないがベイラム側からの依頼により、壁越え時にラスティが撃破した解放戦線側の機体から戦闘ログを抜き取ることになり、彼やその乗機に関するデータをいくつか見ることが出来る。


なお、残骸の中には飛び抜けて大きいものがあり、彼の高い戦闘能力を示している。


チャプター2

出番なし。


チャプター3

ミッション「燃料基地襲撃」

強制排除に乗り出した惑星封鎖機構に対抗すべく動いており、その一環で621に依頼を斡旋してくる。
ミッション前のブリーフィングも担当し、その際には企業と封鎖機構の共倒れを狙う解放戦線に「甘く見積もり過ぎている」と苦言を呈している。
ミッション達成後の通信はペイターに任せつつ自らも伝言を託しているが、ペイターはわざわざラスティの声マネで621に伝えてくれる。


ミッション「旧宇宙港襲撃」

ブリーフィングで621に通信を送り、作戦説明を行うスネイルの態度に若干辟易しつつ作戦の穴を挙げ、そこから来る621の負担を減らすべく救援に向かうことを約束する。

ミッションではハーロフ通信基地への攻撃を担当し、621のバートラム旧宇宙港襲撃に合わせ通信を妨害。
更に通信復旧による封鎖機構の増援到着を見越して通信基地襲撃後即座に旧宇宙港へと急行、終盤に飛来し約束通り621と合流。
封鎖機構のLC&HC機体を相手に2対2の戦闘を開始する。
この戦闘ではラスティが敵の片方を引き受けてくれるので基本個別戦闘を行えるが、ジャガーノート戦同様モタモタしているとラスティが被ダメの蓄積で撤退、1対2になって袋叩きにされる危険がある。
なので自分の相手を手早く片付けて残ったほうをラスティと一緒にタコ殴りにしよう。

LC&HCの撃破後は出現したアイスワームの暴威に驚愕し、「行動パターンが読めん…!」と対応に苦慮するが621と共になんとか生還を果たす。
ちなみに、アイスワームが暴れ回る際621は崖上に登っていれば攻撃範囲に入らず済むのだが、ラスティのスティールヘイズは崖上に登れずにアイスワームの体当たりに曝され右往左往している様子を上から見物することが出来る
それでいいのか戦友……

ミッション後また伝言を送っていたようだが、アイスワームの出現という大事の直後だったためペイターからは「そんなことより」と捨て置かれた。


ミッション「アイスワーム撃破」

アーキバス側からの人員としてスネイルと共に作戦に参加。
ブリーフィングの中で狙撃の腕に関する自信を明かしてRaDから提供された秘密兵器オーバードレールキャノンの射手を買って出る。

ミッション中では戦闘エリアの外からの長距離狙撃を担当するため姿は見られないが、621がアイスワームのプライマリシールドを突破した後に残るセカンダリシールドの破壊役を担当。


EMLモジュール接続
エネルギータービン解放 出力80%
照準補正良し 90 95

外しはしない

合計三発、当人の宣言通り必中の狙撃を披露してシールドを破壊してくれる。演出も手伝ってこのシーンのカッコ良さは異常。

なお、『ACVI』世界のACは近接戦闘をメインとする兵器であり、ゲーム内でも過去作で登場した狙撃系装備がオミットされている。
にもかかわらずラスティは、急造品である巨大なオーバードレールキャノンによる狙撃を見事成功させた。
それまでに見せた高速戦闘技術とあわさり、プレイヤーからは「何なら自信が無いんだお前」との誉め言葉が投げかけられている。
ちなみに最速撃破は三発だが、アイスワームへダメージを与えるのにモタつくと最後のリミッター解除までは何発でも撃ってくれる。その場合でも一発たりとも外す事はない。
あの、「行動パターンが読めん…!」って前言ってませんでしたっけ……?


チャプター4

ミッション「レッドガン部隊迎撃」

本ミッションは選択制だが、ブリーフィングにおいて「621がこの任務を受託しなかった場合、V.IVが代行することが決定されている」と語られている。
つまり、プレイヤーが選択しなかった場合、ラスティがG1ミシガン率いる50機を超えるMT部隊を相手したということになる。
その後のストーリーからすると、腰を据えての殲滅戦に不向きな近接志向の軽量2脚であるスティールヘイズで見事勝利したらしく、ラスティの腕前が窺える。
ラスティの身を案じるあまり、自ら苦労してレッドガンを壊滅させたのに後からラスティの安否に無関係と知って唖然とした621もいたとかなんとか

腕に自信のある人はスティールヘイズでのクリア*11に挑戦してみよう。

なお、この直後のミッションも含めて考えると「ラスティが明らかに不向きなこの任務にアサインされたのは、この時点でアーキバス上層部に素性が薄々割れていたからでは?」という考察も。


ミッション「未踏領域探査」

アーキバス上層部から「企業の命令を無視して独断で未踏領域に先行した傭兵を始末しろ」との命令を受けたラスティは単身未踏領域に踏み込む。
一方621はスネイルから「未踏領域の調査を行って欲しいが、独断で未踏領域に突入した機体が621を追跡しているので始末しろ」と依頼を受けていた。
すなわち、ラスティに与えられた命令と621に与えられた依頼の実態は“不穏分子と見做されたラスティ”と“突出した強さを見せ始めている621”、双方の潰し合いを狙った上層部の策謀だった。
ラスティも未踏領域で621と対峙するやいなや、上層部の意図を察するが、自身の目的のためまだヴェスパーで居続ける必要性からやむなく621と対決する道を選ぶ。


このラスティには…ルビコンで為すべきことがある
戦友 君はどうだ

改めて戦友の実力を認めつつ戦う理由を問いかけるラスティだったが、死闘の末スティールヘイズを中破させられてしまう。


…戦友 理由無き強さほど 危ういものはないぞ…!

追い詰められたラスティだったが土壇場でアサルトアーマーを起動し目くらましとすることで戦場から離脱、アーキバスからも逃亡した。
その後は思うところがあったのか621とウォルターもラスティ戦の顛末をアーキバスに正しく報告しなかったらしく、後のアーキバス兵のセリフからして戦死したと認識されていた模様。



チャプター5

プレイヤーの選択次第で行動が大きく変化する。








搭乗機


AC スティールヘイズ


画像出典:ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON ゲーム画面 アセンブリ
© フロム・ソフトウェア 2023年8月25日発売

  • 機体構成
部位 パーツ名 製造元
頭部 NACHTREIHER/44E シュナイダー
コア NACHTREIHER/40E
腕部 NACHTREIHER/46E
脚部 NACHTREIHER/42E
右手武器 MA-E-211 SAMPU BAWS
左手武器 Vvc-774LS VCPL
右肩武器 Vvc-703PM
左肩武器 MA-J-200 RANSETSU-RF BAWS
ブースター ALULA/21E シュナイダー
FCS FCS-G2/P05 ファーロン
ジェネレータ AG-T-005 HOKUSHI BAWS
コア拡張 アサルトアーマー

「映像記録:スティールヘイズ」

残骸から抜き取った映像記録
ヴェスパー第4隊長ラスティのAC
「スティールヘイズ」 の機体構成が確認できる

シュナイダー製高機動フレームを軸に
手数や速度で優れる武器が携行されている

ラスティはヴェスパー部隊では通常運用されない
実弾兵装も使いこなしているらしい*13


初登場時からラスティが使用する軽量二脚AC。
メインカラーは紺色で、左肩前部にエンブレムが入っている。
フレームはシュナイダー社製の軽量高機動フレームシリーズ・NACHTREIHER(ナハトライアー)一式で統一されており、細身の流線形で構成され前傾姿勢気味のやや異形感のあるシルエットが目を引く。
中でも特徴的な脚部は典型的な逆脚……と見せかけて実は二脚という設定で多くのプレイヤーを驚かせた。

フレームとブースターはシュナイダー、FCSはファーロン、ジェネレータはBAWSエルカノの合作、武装類はBAWS&VCPL製といった具合でアーキバス製のパーツは一切使用されていない*14
流石にどっかの首席隊長のように堂々と敵対企業製パーツを使ったりはしていないが。
この辺はラスティ自身の背景を暗示した設定だろうか。

軽量機体の宿命として軽装甲だがその分機動性は非常に高い。
武装も「ミサイルで牽制しつつ射撃武器でスタッガーを取り、格闘武器で撃破」というAC6のセオリーに沿った、軽量かつシンプルながら優秀な構成。
内外装の相性も良く考えられており、特に意識しなくても動ける軽量機を組んだら似た構成のACになったという人も多いかも。
その中でも際立って癖が強く、かつ印象的なのは薙刀型の格闘武器レーザースライサーだろう。
複数の光刃がグルグル回りながら切り刻む派手なモーションもさることながら、近接武器でもトップクラスの攻撃力と拘束力を持つ強力な武器である。*15
使用者はラスティのみかつプレイヤーが購入可能になるのは最短でも2周目のアイスワーム討伐後とかなり遅いことも専用装備感を醸し出させる。

武装だけではなく操作AIも優秀で、プラズマミサイルを撒きながらバーストハンドガンとライフルのW鳥でスタッガーを狙いつつ、スタッガー時には持ち替えたスライサーをぶち込む……という機体コンセプト通りの行動をきっちりとってくる。

反動制御が劣悪なナハトライアー腕のせいでハンドガン+ライフルのダブルトリガーは中距離以遠だとさっぱり当たらないが、高い機動力で張り付きを狙ってくるので避けるのは容易ではない。
そしてスライサーは普通に振るとカス当たりしやすい反面、スタッガー時だと綺麗に入りやすいうえにフルヒット時のダメージは凄まじいため、多少のリードは1度のスタッガーであっさり取り返されてしまう。

おまけのアサルトアーマーもスタッガー取り、カウンター、追撃と様々な状況で積極的に使ってくる。

総じて非常に明確なコンセプトの下組み上げられた優秀なアセンであり「所詮はビジュアル優先の軽量機」などと舐めてかかると返り討ちにされかねない。
障害物だらけのステージが足を引っ張るアリーナならまだしも、狭いが上下に大きく障害物もないエリアで戦うミッションではかなりの強敵となる。

また、後のアップデートでナハトライアーの大きな弱点だった腕の反動制御とコアのEN出力補正の低さが改善された他、各パーツが数多くの強化*16を受けて更に強敵となっている。

「NACHTREIHER(ナハトライアー)」とは「ゴイサギ」のこと。夜行性のサギの一種で、夜空を鳴きながら飛ぶ姿から「夜カラス」の別名を持つ。
また、漢字で書くと「五位鷺」となり、醍醐天皇がこの鳥をとらえるよう令を出したところ逃げずに捕まったことから、「勅令に従うとは神妙である」とされて五位の位を賜った逸話からとされている。
作中でのラスティの行動を鑑みると、何とも意味深なシリーズ名である。




専用曲


彼には専用曲が2曲も用意されており、壁越えや旧宇宙港での共闘時に流れる「Steel Haze」、そしてチャプター5でのボーカルアレンジ版「Steel Haze (Rusted Pride)」。
特に後者は本シリーズの作中BGMとしては珍しく歌唱も入っており、比較的主張が小さい本作のBGMの中では流れる場面もあって印象に残りやすい。
歌詞の内容はルビコンの夜明けを拓くべく高く飛ぶ、自分なら飛べると言ったもの。決してコーラルキメてアイキャンフライと叫んでいる訳ではない…が、頭空力ではあるかも知れない。
総じてラスティと「共闘する」場面で流れることの方が多い性質上、タイトルを知らないと当該ミッションのボス曲という印象を持たれることもしばしばある。



立体物


30 MINUTES MISSIONS

30MMシリーズのACコラボ企画の第一弾としてナイトフォールと共にスティールヘイズが商品化。
後続品を含め各パーツに互換性が設けられており、NACHTREIHER一式の販売という形でもある。
可動はやや控えめ。また頭部など鋭利な部分が丸めになっており、原作造形を再現するなら削りが求められる部分も。



余談


・壁越えおじさん
発売前のPVにも登場しており、その時点でイケメンな台詞やイケボから「絶対良い人」「壁越えおじさん」「いずれ彼も殺さなければならないと思うとたまんねえ」などと親しまれていた。闘争求め過ぎ
軽妙かつ独特な語り口調はその素晴らしい声と行動と合わせて全国のプレイヤーの心をガッツりとつかみ
「ラスティ構文」としてX(旧ツイッター)をはじめとしたネット上でコーラルに脳を焼かれた住民による大喜利が行われてもいる。

・ラスティの中の人
ラスティの声を演じた加瀬康之氏は自身のYouTubeチャンネルで『ACVI』のプレイ動画を配信しているのだが…
色々面白いリアクションを披露してくれている。
ラスティが愉快な人であったり下川氏の素でサイコなイメージが定着したドーザーもおそらく少なくはない筈
曰く収録ではムービーを観る機会が全くなかったらしい。*24

なお、誰もが認める本作屈指のイケメンであるラスティだが、加瀬氏はぶっちゃけイケメンキャラを演じるタイプの方ではない。
なんせ当wikiに記事のある有名どころでカンクロウ(NARUTO)とか染岡さん(イナイレ)とかあと俺ちゃんとか*25である。他にはテュオハリムやFGOの坂本龍馬あたり。
後から担当声優を知ったり、前述のプレイ配信で渋い地声を聴いて驚いた人も多いのではないだろうか。
まあトレーラーで顔見せしてた頃は「壁越えおじさん」という呼称もあったことが示すように、ラスティの演技も割と渋めではあるのだが。
ちなみに、声の印象ではいかにも荒くれな老兵のミシガンの方が老けて感じられるが、担当声優の実年齢と芸歴ではミシガン役の佐藤せつじ氏の方が後輩で、前述の実況でも加瀬氏は「せつじ」と呼び捨てで呼んでいる。*26
一周目ではチャプター4の選択ミッションでヴェスパー伏撃を選び「せつじ回避」という迷言も残した
なお、英語版を担当したChris Hackney氏はファイアーエムブレム 風花雪月ディミトリゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムのラウルの英語版声優としてお馴染みの方である。

・迫る魔の手
「より高く飛ぶ」「自分なら飛べる」という本人の台詞やテーマ曲の歌詞とシュナイダーとの関係性から、
シュナイダーの試作フレーム「ラマーガイア」(端的に言えば「より速く空を飛ぶ」事がコンセプトとなっている)の実装と同時にシュナイダーに「ラマーガイア」の乗り手として目を付けられていたのではないかと推測される事態になった。
ラマーガイア腕はナハトライアー及びアルバ腕の弱点であった近接適性と反動制御が綺麗に補強されており、ラスティの戦法にも噛み合っている。射撃適性だけは下がっている
状況が状況なら頭がカメラセンサーに蓋被せて、手がペンチで、コクピットブロックむき出しのコアで、変形する四脚のラマーガイアが「スティールヘイズ・オルトゥス」になる事もあったのかもしれない。
シュナイダーの魔の手から逃げ切ってヒロイックなアルバ一式貰えて本当に良かった

・まさかまさかの受賞
なんと2023年夢女子が選ぶランキング6位を獲得。受賞したこともだが夢女たちがアーマードコア遊んでいることの方が驚きであるイロオトコっぷりを見せつけた。
また、そこで公開されたある夢女子の推薦文の「(621への距離の詰め方について)アサルトブーストよりも直線的でクイックブーストよりも初動が速い」はゲームのシステムに綺麗に例えて見せた怪文書として話題になった。
さらにこの受賞に興味を持ってACVIを始める夢女も確認されている
ちなみにごすず…ウォルターは14位、イグアスは83位でランクインしている。



追記・修正は共に壁越えを果たしてからお願いします。

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  • 頭空力疑惑
  • 第8世代?
  • 所要時間30分以上の項目
  • 2023年夢女子ランキング第6位(声のみ)
最終更新:2025年04月23日 17:41

*1 犬などを訓練する際噛み付きなどを予防するため嵌めておく鼻先から口元までを覆う筒状の器具

*2 オキーフも一見ヒマワリがモチーフに見えるが、よく見ると人間の眼球を象ったデザインになっている

*3 英語版では「Buddy」

*4 ルビコン進駐部隊の実質的指揮官であるスネイル、諜報担当のオキーフ、輜重部門(=補給、兵站担当)責任者のホーキンスとその補佐官兼傭兵起用担当のペイター、会計責任者兼調査拠点指揮官のスウィンバーンなど

*5 確認可能な限りではスッラが1世代、621(主人公)とイグアスが4世代。スウィンバーン、ホーキンスが7世代、メーテルリンクが8世代、オキーフが元2世代→9世代、ペイター(と設定からして恐らくスネイルも)が10世代。そして世代に関する説明が一切なく「ただの人間」とされるフロイトは未強化の可能性あり、エアが視えていたと思しき解放者ルートのウォルターは代替コーラル技術を用いない旧世代と思われる。

*6 終盤の展開を考えるとシュナイダー自体もアーキバスに完全服従というわけではないようで、「グループ内での主導権確保を狙うシュナイダー」と「ルビコンに進駐した企業勢力を敵と見做す解放戦線」、双方の利害が一致したことによる工作の一環であった可能性が高い…と思われたが、頭空力と名高いラマーガイアーの実装後は「空力を理解せず設計に口出ししてくるアーキバスへの不満が爆発し、フラットウェル経由で繋がりがある解放戦線に味方した」という突飛な説も浮上した。ついでに空を飛ぶ事に関する言及が見られるフラットウェルとラスティにも頭空力疑惑が……

*7 この時点でスネイルから「あれも調子に乗っているようだ」などと言われているが、実際その通りだったのかスネイル恒例の嫌味なのかは不明。

*8 大部分の文字が抜けているが、残っている部分から「ファーロンからエルカノへの技術供与が行われること」「何らかの工作が完了するまでは潜入を隠し通すこと」などの内容と思われる。

*9 内容から「帥叔(フラットウェル)のファイルを覗いてラスティが味方のスパイであることを知っていた解放戦線パイロットが、敵として現れたラスティに通信を送って自分への攻撃を止めさせようとした」という流れだと思われる。なお件のMTは撃破されているのでパイロットはそのまま死亡した可能性が高い。

*10 このミッションの敵はツィイー以外はアーキバスなので、このミッションの敵機の事ではない。

*11 Ver1.03で最大のネックだったハンドガンの弾数が大幅強化され、他パーツも強化されているので発売当初に比べると難易度が落ちているが、それでもその機動力で敵の攻撃を全避けすることを要求される。

*12 リペアキットを1つは残すようになっており、ターミナルアーマーの発動に続いて最後のリペアで回復を行ってくる。

*13 とはいうものの、実際のところV.Ⅰフロイト/ロックスミスはアサルトライフル&バズーカ、V.Ⅱスネイル/オープンフェイスはスタンガン&スタンニードルランチャー、V.Ⅲオキーフ/バレンフラワーはバーストライフル&コンテナミサイル、V.Ⅶスウィンバーン/ガイダンスもハンドミサイル&グレネードキャノン…と番号付き8名の内5名(ヴェスパー上位4名を含む)が実弾兵装を使用している。「隊長」ではなく「部隊員」ならまだわからなくもないが…

*14 一応シュナイダーはアーキバス傘下であり、VCPLはシュナイダーに技術供与を行っているため関係の深い企業ではあるが、アーキバスのロゴが入った製品は一切使われていない

*15 スタッガーに合わせなければ早々当たらず外した時の隙も非常に大きい反面、当たれば非チャージでもパイルバンカーやチェーンソーに次ぐ大火力を叩き出す。更にチャージ攻撃は全段直撃させることでかなりの長時間相手を拘束できると、対人戦でも近接武器の一番手としてよく使われる武器である

*16 BAWS製ジェネレータが全体的に強化された他、腕部のEN負荷、ブースターの垂直推力、バーストライフルの火力、バーストハンドガンの総弾数、プラズマミサイルの装備負荷など。逆にFCSの近距離補正は僅かな弱体化を受けた

*17 アリーナ解説文より。ただしシュナイダー製品の解析を指して「アーキバス(グループ)から技術を盗んだ」と表現した可能性もある

*18 実際解放戦線は621に対しても企業顔負けの金払いをしており、資金不足に悩んでいるという描写はなかったりする。「各所からの支援で金はあっても長年の惑星封鎖により物流が滞っていることで結局有効な使い道に乏しい」と見る事も出来る。

*19 このため、元ファーロンのミシガンが死亡した事が転機となったという見方もできる。そのミシガンを殺したのがラスティと言うパターンもあるが……

*20 フレームパーツの「ALBA」も同じく「夜明け」の意味を持つ

*21 フロムソフトウェアの小倉氏から何言ってもいいとお達しがあったらしい。

*22 ちなみに2人とも「絶対(こんな声)出せない」と手塚氏を称賛していた。

*23 AC4のプレイヤーだったらしい。ちなみにⅤは上京直後で金がなかったとか…

*24 参加声優の皆様の言を見る限りおそらくプレスコ形式かつ相当前に収録された模様。

*25 ちなみに氏が主演吹き替えした『デッドプール2』では対決する敵の名前が「ジャガーノート」だったため、AC6の壁越えの敵が同名だったことに対しデッドプールの口調で名前を呼ぶというネタも披露している。

*26 2023年10月時点で加瀬氏が52歳、佐藤氏が48歳。まぁおじさんである。