登録日:2011/04/05(火) 13:44:44
更新日:2025/03/22 Sat 18:03:24
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レオーネ・メカニカ社制作の標準機体で、後にレオーネを中心として産まれたインテリオルグループの標準機体となった。
非常に優れたEN性能とEN防御力、積載量を誇り、愛用者は
リンクス戦争以前より数多く居た。
が、[リンクス戦争を経てリンクスが激減した事も有ってか、リンクス戦争以降は
独立傭兵の台頭でフルフレームを扱うリンクスはスミちゃんのみとなった。
まぁ数多くの歯茎を混ぜたベース機体や独立傭兵の混成ネクストは有るが。
総合的に見れば、優れたEN性能にEN防御力、積載量が有って、EN管理が苦手な初心者に対して優しい機体。
腕部はEN適正の高さから、レザライやレザブレを使えば高威力を発揮できる。
EN防御力の上げにくさとPA貫通の高さから、レザライはネクスト戦でも高い効果を発揮する。
またプラズマライフルなど、ライフルでは両手撃ちでも少々手間取るGAノーマルを一撃で粉砕できる。適正の低いGA系腕ではこうは行かない。
が、反面PA性能は高くなく、更に実弾系防御力は紙。
(当てられるかはともかく)社長砲の一撃で涙目である。
更に実弾系武装は装備しても涙目。
とことん実弾系に弱い機体である。
比較的重量級であるため、燃費性能こそ高いものの機動力もあまり高くはない。
これらの性質を総合すると、fAでは強力な分裂ミサイルを持つ
ホワイト・グリント相手には苦戦を強いられる事は必至である。
やはり、他と比べてダントツに高いEN適正と防御力を活かした運用をすべきだろう。
これをベースにした派生機体も多く、
の三種類がある。派生タイプが3つもあるネクストは本機とBFFの047ANだけである。
特に有名なのが武器腕タイプで、鳥の様な姿と圧倒的な火力と弾薬費はあらゆるモノ(お財布含む)を蹂躙する。
それ故か、このタイプは専らえいぷ~専用となっている。
【各パーツにおける考察】
・頭部:H01-TELLUS
ルーフに至るまでの、全方位を見渡せるカメラ形状。隊長ヘッドによく似ている。
カメラ性能は並で、どちらかと言えばEN防御力に重きを置いた頭部。
勿論燃費が良い。
そして歯茎である。
・コア:C01-TELLUS
4では重量、fAでは中量となるパーツ。
安定した形状で、重心に偏りが無いので動きやすい。
やや重いがその分EN防御力やEN消費は勿論、実弾防御にも優れており、
ヒルベルトのコアにも流用されている。
なお背中のファンはコジマ吸引機とのこと。
やや歯茎かもね。
・腕部:A01-TELLUS
EN防御力とEN消費(ry
更にEN適性がずば抜けて高く、EN兵器を装備するとダンボールが絶滅する。
が、実弾系との相性は運用・被弾共々最悪で、EN武器運用に特化したコンセプトパーツと言えよう。
ダンボールと撃ち合い勝負をすれば、最早チキンラン並みのダメージレースになるのは言うまでもない。
そして肩部はどう見ても歯茎である。というかTELLUSが歯茎と呼ばれるようになったのはコイツが原因である。
・脚部:L01-TELLUS
EN(ry
更に重量二脚並みの積載量とAPを誇り、なおかつ機動性を損なわない仕上がりになっている、ただしやや重め。
そして矢張り、歯茎である。
・FCS:LAURA
ミサイル適性を捨てて射撃関連を強化した射撃型FCS。ロック時間が短い火器や軽負荷のアセンブルとの相性が良く、ASミサイルやレーザーライフルを使うことが多いTELLUSにはうってつけと言える。
・ブースター
メイン:MB107-POLARIS
バック:BB103-SCHEAT
サイド:SB128-SCHEDAR
オーバード:S01-V3
メイン、バック、サイド各ブースタは4においてメリエス社が、オーバードブースタはレイレナードが外部(特に当時におけるインテリオル機)向けに開発したものを使用。
EN消費を抑えに抑えた物で、機動性こそは頼りないが長期戦に向く仕上がりとなっている。
二段QBの実戦練習に装備したリンクスは少なくないはず。
・ジェネレーター:S08-MAXWELL
国家解体戦争~リンクス戦争期においてはこれを製造する企業がインテリオルグループにないため
レイレナード製の外部向けジェネレータを標準装備している。
総合的に優れた物で、こちらも長期戦向き。
これが厄介でレギュレーションファイルによってはとてつもなく重い(特にfAの後期レギュ)。これの入れ替えからアセンが始まる。
なに?友好企業の
トーラスや
アクアビットが有るだろ?
やだなぁ、アイツらはコジマグループだよ?
インテリオルグループにすら変態扱いされるもの。
後継機はトーラス製が標準装備なんだけどね!
・武装(AC4標準装備)
速射性に優れ、格納にも対応する小型のパルスガン。
威力とPA貫通性能に優れる標準型レーザーライフル。
対象を自動でロックして追尾するASミサイル。
消費ENを抑えた負荷低減型レーダー。
と、ここまでにちらほらと見えただろうが、この機体、どう見ても歯茎なのである。
何が言いたいか分からない諸兄には、「テルス アーマード・コア」とでもググって出た画像をじっくり観察してもらいたい。
そうすれば、分かるはずだ。
主に肩が歯茎だから。
ちなみにこの歯茎、レーザー兵器のための冷却装置らしい。
構成パーツ(派生機)
Y02-ALBIREO
脚部:L02-ALBIREO
重EN兵器の使用を想定し、低消費ENとEN防御に特化したホバ―タンク型脚部。
実弾防御は高くないが、フレームの低燃費と大出力のジェネレータを合わせると圧倒的なEN火力と浮遊時間を両立した機体が出来上がる。
武装(AC4標準装備)
新設計により出力が向上したレーザーライフル。
TELLUSと共通するレーザーライフル。ALBIREOでは4系のタンク脚の特権を活かし、右格納武器として設定されている。
TELLUSと共通するレーダー。
高負荷と引き換えに圧倒的なPA貫通と威力を実現したハイレーザーキャノン。
EN防御がない機体を抹殺する最終兵器の一角。
Y06-AURORA
武装(AC4標準装備)
3連射可能な改良型ASミサイル。
肩部武器版ASミサイル。
Y09-RIGEL
脚部:L09-RIGEL
機動性に偏った調整がなされた、軽量ホバタンという珍しいコンセプトの脚部。
低負荷・軽量のコンセプトが後にY11-LATONAに受け継がれたとされる。
ジェネレータ:I-RIGEL/G
トーラス社によるインテリオル機向けの中量ジェネレータ。
中量型としては軽量ながらEN・KP出力ならびにEN容量に優れる汎用型。
オーバードブースタ:I-RIGEL/AO
ジェネレータと同じくトーラス社によるインテリオル機向けのOBパーツ。
アサルトアーマーを使用可能。
使用者一覧
テルスをフルフレームで使用。権力志向の強い潜在的危険分子とされる、自意識過剰なある意味最もオリジナルらしい男。
レーザーライフル二挺とASミサイル、キノコこと追加PA装置を装備した機体を駆る。
高いEN適性を伴ったレーザーライフル二挺の火力が危険で追加PA装置によりややタフに仕上がっているが、同ミッションに現れる便器の進化前が厄介過ぎるため印象が薄い。
テルスをフルフレームで使用。出撃機会が少ないものの、レオーネ製の最新パーツが組み込まれた機体や、性格に難ありなサー・マウロスクの問題もあって実質的なレオーネの最有力者とされる女性リンクス。
桜色の機体が印象的なインテリオルの女王様。
fAではテスト先生を兼ねており、彼女のレールガンで穴だらけにされた初心者も多いのではないだろうか?
テスト先生にしてはまま強く、しかしEN防御力に特化した性能からあまりテスト先生には向かない機体とも評される。
テルスをフルフレームで使用。弱冠14歳で登録された、最年少の女性リンクス。
- エイ=プール(No.37→カラードランク20)/ヴェーロノーク
Y06-AURORAを使用する唯一のリンクス。
武器腕A06-AURORAを始めとしたありったけのASミサイルを搭載し、某サーカス並みの弾幕を形成。
発射可能なASミサイルは同時最大23発。
敵と一緒に弾薬費で報酬も吹き飛ばしてくれるお茶目さん。
- スティレット(No.18→カラードランク6)/レ・ザネ・フォル
4、fA通してY02-ALBIREOをフルフレームで使用。メリエス唯一のリンクスであり、
インテリオル・ユニオン躍進の立役者となる女性。
ハイレーザーやプラズマ、fAでは更にコジマライフルも装備したEN火力特化の機体を駆る。
L09-RIGELを使用。武器腕+軽タンクという珍しい構築機を駆り、傭兵集団コルセールの価値を押し上げているとされる女性リンクス。
- イェーイ(カラードランク26)/エメラルドラクーン
テルスの頭部・コアを使用。ウィスとの協働で声価を得ている独立傭兵。
初期機体としてテルスを選択可能。EN火器を主軸に据えた武装構成。
インテリオルを支援企業に選ぶとテルスが支給される。
AC4標準図面と構成は似るが、右手武器がプラズマライフル(SAMSARA)に換装されている。
立体化
コトブキヤのV.I.シリーズで通常Ver、ガンメタVer、フルパッケージVerが発売されている。
通常VerはTELLUSフレームに加えてレールガン、レーザーライフル、ASミサイル2種、ハイレーザーキャノンが付属。中量級にしてはマッシブなフレームに加えて武装も大型かつ豊富なので、全体的にボリュームのあるシルエットとなっている。カラーリングは青と白がメインでどことなくヴェーロノークを思わせる色使いとなっている。パーツの成形色にはやや難があり、特に武装は青一色。頑張って塗装しよう。
ガンメタVerは通常Verの約1年後に発売されたマイナーチェンジ版で、カラーリングと武装が変更されている。武装はレーザーライフル、パルスガン、レーダーとなり、サイズと相まってシルエットはかなり小さくなっている。カラーリングは商品名通りガンメタリックで、通常Verとは全く異なる雰囲気に仕上がっている。
フルパッケージVerは2024年に発売された版で、通常VerにガンメタVerの武装・スタビライザー、
HLR01-CANOPUSを合わせたセットになっている。武装のカラーリングは統一されていないが、ガンメタリックの武装は通常Verのフレームとも中々馴染む。
追記修正お願いします。
- 実弾防御は低くても、APがかなりあるから便利だった。まぁ被弾衝撃で固められておじゃんとかはあるが -- 名無しさん (2013-12-28 08:53:17)
- 頭部は再現機体構築にもかなり使える。スタビライザーも飾りやすい。 -- 名無しさん (2013-12-28 12:52:54)
- レイズナーですねわかります -- 名無しさん (2015-02-16 01:19:46)
- 積載のわりに上半身が重いから思ったより武装詰めなくない?ちょっとレザライ積んだだけであっぷあっぷだった気がする -- 名無しさん (2018-05-03 11:37:14)
- MAXWELLが重過ぎる・・・ -- 名無しさん (2022-05-07 09:39:05)
最終更新:2025年03月22日 18:03