No.32 海咬龍シャーク・ドレイク

登録日:2011/12/10(土) 17:20:02
更新日:2025/04/07 Mon 22:43:59
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現れろ、No.32!
最恐最大の力を持つ、深海の帝王。
その牙で、全ての者をかみ砕け!
海咬龍シャーク・ドレイク


No.32 海咬龍シャーク・ドレイク
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/海竜族/攻2800/守2100
レベル4モンスター×3
(1):1ターンに1度、このカードの攻撃で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は1000ダウンする。
この効果で特殊召喚した場合、このバトルフェイズ中、このカードはもう1度だけ攻撃できる。


遊戯王OCGで登場したXモンスターでありNo.の一体。
相手モンスターを戦闘破壊した時、擬似的に二回攻撃を行える効果をもつ。

レベル4という扱いやすい素材と2800という高い攻撃力を持つ。 
しかし、3体という素材の多さがネックであり、同じ素材のランク4でも強力な効果を持つ《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》や《ヴェルズ・ウロボロス》の方が優先される。

このカードはどちらかというと、コンボ向けのカードだと言えるだろう。
《エクシーズ・リモーラ》を使うデッキならば上記の2体と差別化を図る事が可能。


遊戯王ZEXALでは34話にて初登場。
トロンの命を受けたシャークとのデュエルで《オリハルコン・チェーン》の効果により、《先史遺産-コロッサル・ヘッド》《先史遺産-ゴールデン・シャトル》をオーバーレイユニットにX召喚された。

その後、《スカル・クラーケン》の効果により《オリハルコン・チェーン》を破壊し、シャークがコントロールを奪い、
そのままデュエルに勝利したシャークのカードとなった。(もっとも、Ⅲの目的はシャークにこのカードを渡すことだったのだが)

その後はシャークの新たな切り札となった。
しかし、それまでシャークさんはレベル3を主力としてきたため、ランク4の切り札の登場に疑問に思う声も多い。
ちなみに所有者の刻印は右手の甲に表れる。

ホープレイ等と同じく、Xモンスターとしては珍しくZEXAL II以前から召喚時に口上があった。


そして58話にてカオス・エクシーズ・チェンジを果たす。
詳しくは《CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス》の項にて。


WDC準決勝戦後にアストラルに回収されたらしく、他のナンバーズと共にDr.フェイカーに奪われた。
フェイカーとのデュエル前に、アストラルによって《No.39 希望皇ホープ》と共に遊馬に託され、
シャークの手に渡り、フェイカーとのデュエルでは、遊馬のホープ・カイトの銀河眼と共にシャークのエースモンスターとして活躍した。

ZEXAL IIになってからもシャークが引き続き使用。
有賀千太郎とのデュエルで使用した他、風魔の部下やベクターが差し向けたモンスターを蹴散らすのにも使用された。


しかし、サルガッソでのドルベ戦(決着はつかずに中断)を最後に、このカードの出番は絶える。

No.の眠る遺跡巡りが始まり、シャークもそれに同行するがデュエルを行う機会はなかなか来ない。
最後の遺跡にて、ついにシャークがデュエルを行うも、使ったカードはレベル3・ランク3がメインでこのカードの出番は無かった。

このデュエルでは《No.94 極氷姫クリスタル・ゼロ》がフィニッシャーとなり、
シャークは新たなナンバーズ《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》を手にした。

その後、IVとタッグを組んでのデュエルでは、この《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》がエース扱いとなっていた。
結局遺跡編では一切出番がなく、OPでは進化形とともにただ居ただけであった……。


そしてその後のデュエルでも《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》に出番をとられた後、
シャークはナッシュとして目覚め、オーバーハンドレッドナンバーズ《No.101 S・H・Ark Knight》を使うようになった。

IVとのデュエルでは、IVが様々なナンバーズを使ったのに対し、
ナッシュはNo.に関してはArk Knightやその進化系《CNo.101 S・H・Dark Knight》だけでIVを圧倒、勝利した。
彼が使うカオスナンバーズ化するナンバーズ、という立場も彼らに奪われてしまった。

ベクターとの因縁のデュエルでもこのカードは登場せず、
《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》がカオスエクシーズ化した《CNo.73 激瀧瀑神アビス・スープラ》が決着をつけた。

続くドン・サウザンド戦では、遊馬・カイト・ナッシュの力を一つに合わせドン・サウザンドに打ち勝ったが、
その時使われたナッシュのカードもやはり《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》であった。

そして、ナッシュと遊馬との最後のデュエル。
ナッシュは七皇の真の力《CX 冀望皇バリアン》を切り札に闘う。
バリアンがフィールドを離れた後は、《ブラック・レイ・ランサー》や《潜航母艦エアロ・シャーク》といった、
かつてシャークが使っていた懐かしの切り札モンスター達が現れたが……

出たのはその2体のみで、一応一時期シャークのエースモンスターであったこのカードは結局登場しなかった。
そしてデュエル後、ナッシュは消滅……

《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》はサルガッソのドルベ戦を最後に終盤全く登場せずにその出番を終えた……(EDには出たけどね!)



と思われたが、遊馬とアストラルの最後のデュエルにてアストラルが使用し、ようやく出番が訪れた。
X召喚されたのではなく、装備魔法《ナンバーズ・フレーム》の効果によって《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》のX素材となった。
ちなみにこの時、カイトのエースナンバーズである《No.62 銀河眼の光子竜皇》も共に素材にされている。

永続罠《オーバーレイ・アクセル》の効果で1回目の追加攻撃を行う際に取り除かれるが、
この時の攻撃の演出では、《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》が攻撃を行い、《ガガガザムライ》を破壊していた。

そして最終ターン、墓地に存在する事で、遊馬の罠カード《ブレイビング・メモリー》による《FNo.0 未来皇ホープ》の攻撃力上昇に一役買った。
効果の演出時には、同じく墓地にいた歴代ホープ、《No.62 銀河眼の光子竜皇》と共に並び立っていた。

先に述べたように様々なカードにエースの座を奪われていったカードであったが(元々彼が奪ってたとも見れるが)、
直接の活躍こそなかったものの最後の最後にはシャークのナンバーズとしての存在を示した。


ドレイク・シャーク
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1400/守1050
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):モンスター3体以上を素材とする水属性XモンスターをX召喚する場合、このカードは2体分のX素材にできる。
(3):このカードを素材として持っている「シャーク・ドレイク」Xモンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除き、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをこのカードのX素材とする。

登場から12年が経った「RAGE OF ABYSS」にてまさかの専用サポートカードが登場。シャーク・ドレイクの幼体の様な姿をした下級モンスター。
アニメでは散々出ていたものの、OCGには中々登場しなかった2体分のX素材になる効果を、条件付きとは言え遂に引っ提げて来た。
3体以上を素材に要求する水属性ランク4はシャーク・ドレイク系列を除くと、重ねてX召喚出来るFA組か効果を持たない《覚醒の勇士 ガガギゴ》しか居ないため、実質シャーク・ドレイク系列専用と言っても差し支えない。
ドロー以外の方法で手札に加わると自身を特殊召喚する効果もえるので場に並べやすく、X召喚に繋げやすい。
更に自身をX素材に持つ「シャーク・ドレイク」Xモンスターに素材を2つ取り除く事で場の魔法・罠をX素材として吸収する効果を付与出来る。
戦闘特化なシャーク・ドレイクで魔法・罠対策が出来るのは非常にありがたく、付与されるのは「シャーク・ドレイク」Xモンスターなので、このカード含めて3体でシャーク・ドレイクをX召喚して吸収→シャーク・ドレイク・バイスを重ねてもう一度吸収なんて動きも可能。


前→《No.31 アベルズ・デビル》
次→《No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック

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最終更新:2025年04月07日 22:43