アーティファクト(遊戯王)

登録日:2014/03/22 (土) 11:47:23
更新日:2025/04/10 Thu 21:30:25
所要時間:約 15 分で読めます






「お前の伏せカードを『破壊』する」と……
今、確かにそう言ったんだな!?左から二番目のカードを「破壊する」と!!

破壊された『アーティファクト・ベガルタ』の効果を発動!




遊戯王オフィシャルカードゲームに存在するカテゴリの1つ。
第8期8番目にして最後のパックである「PRIMAL ORIGIN」から登場。

概要

主に神話上の武器がモチーフで、イラストでは武器を本体とする精霊のようなものが描かれている。
モンスターは全て星5光属性天使族
つまり2体揃えば《セイクリッド・プレアデス》がエクシーズ召喚できる。
加えて、共通してモンスターとしてはかなり特殊な性質を持っている。

(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。

これまでも、魔法・罠カードゾーンにセットでき破壊されると特殊召喚されるモンスターとして、
《トイ・マジシャン》や《白銀のスナイパー》がいたが、これを本格的に突き詰めたカテゴリである。
それらと比べると相手ターンに破壊されなければならない条件がついたが、破壊された時点で即座に特殊召喚され、
さらに多くのカードは相手ターン中に特殊召喚された場合、追加効果を発動できる。

相手に破壊されるだけでなく自分で破壊してもいいため、相手ターンに発動できる魔法・罠破壊カードと一緒に伏せて自分から狙っていくことになる。

これらの登場以降、相手が何枚も魔法・罠ゾーンにカードを伏せたら「アーティファクト」であることを疑うというのはプレイングの基本の1つとなった。


カード一覧


○モンスター

  • アーティファクト-モラルタ
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2100/守1400
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
(3):相手ターンに、このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの表側表示のカード1枚を選んで破壊する。

固有効果は、特殊召喚時に相手の表側カード1枚を破壊できるというもの。
アーティファクトの中核を担うカード。表側ならモンスターでも永続魔法・罠でもなんでも破壊できるため、突出した妨害性能を誇る。

破壊・特殊召喚するカードがフリーチェーンならこのカードによる破壊もフリーチェーンでの妨害になる。
その上こちらのターンに破壊を飛ばして来るので相手のメインフェイズにしか使えない《エフェクト・ヴェーラー》が効かない。

破壊効果を持っている上に攻撃力も2100と何気に高いため戦闘もこなせるので戦闘破壊により更なるアドの獲得を狙う事もできる。
つまり《アーティファクトの神智》や《リビングデッドの呼び声》と組み合わせれば除去付きの《サイバー・ドラゴン》を相手ターンに特殊召喚できるようなものである。
アーティファクトのインチキ効果その1。

さらにどういうわけか破壊効果は、《氷結界の龍 トリシューラ》のように効果解決時に対象を選ぶ。つまり対象を取らない扱いである。
9期のテキストフォーマットの変更により対象を取る効果と取らない効果の区別が明確になったが、それ以前のテキストは以下の通り。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選んで破壊できる。
このテキストでは対象を取るかを見分ける方法はテキストが「選択する」じゃなくて「選ぶ」になっている点のみであった。コンマイ語としか言いようがない。

仮に「アーティファクト」の登場が1弾遅かったら第9期以降のテキストで記載されていたので対象をとる・とらないの誤解は減ったことだろう。そう考えると惜しい。

あまりにも下記の《アーティファクトの神智》とセットでの出張が横行しすぎたせいかまだ来日してない《アーティファクト-デスサイス》を売りたいため《アーティファクトの神智》ではなく《アーティファクト-モラルタ》が14/07/01改定で制限になった。
その後はインフレによる《アーティファクト-モラルタ》自身やアーティファクトの相対的な弱体化に伴い、16/10/01に準制限に緩和、17/04/01で制限解除されている。

展開途中に一発除去したところで展開されきってしまう事も珍しくないので、そのターンは確実に封じられる《アーティファクト-デスサイス》の方が強いことが多いものの、
一周回ってEXデッキに依存せずに強力なモンスターを出せるデッキも珍しくなくなったので、どちらが有効かは相手次第と言った所。


  • アーティファクト-ベガルタ
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1400/守2100
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、自分フィールド上にセットされたカードを2枚まで選んで破壊する。
「アーティファクト-ベガルタ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
特殊召喚時に自分のセットカードを2枚まで破壊する。この効果は1ターンに1度。
まずこのカードを破壊して効果を発動することで、他の伏せたアーティファクトの破壊トリガーとなれる。
大量展開を狙える一方起点故に妨害に狙われやすく、このカードを特殊召喚しようとした行為に対して《増殖するG》を発動されると破壊効果は強制なので、
アーティファクトを破壊せずGでドローさせないためには関係ないカードを破壊しないといけなくなるため悲惨な事になる。
また相手によって破壊され暴発した場合、破壊したくないカードを巻き込む羽目になることもある。
破壊対象は効果解決時に選ぶため対象を取らない効果ではあるが上記の《アーティファクト-モラルタ》程は大きな意味を持たないだろう。

由来はケルト神話の英雄ディルムッドが佩いた双剣「モラルタ・ベガルタ」。
某作品では槍二本で戦っていたが、実際はこの双剣を振るったほうが強いらしい。


  • アーティファクト-フェイルノート
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2000/守1600
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地から「アーティファクト」と名のついたモンスター1体を選択して自分の魔法&罠カードゾーンにセットできる。
特殊召喚時に墓地からアーティファクトモンスターを魔法&罠カードゾーンにセットできる。
後続の破壊対象を用意できるが、使用済みのアーティファクトが墓地にいなければならないため、
基本的に活用できるのは一回展開し終えてからとなる。

由来はアーサー王伝説に登場する円卓の騎士の一人、トリスタンのであるフェイルノート。
竪琴っぽい形が特徴。このカードのイラストだとあんまりそうは見えないが。


  • アーティファクト-アイギス
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1200/守2500
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、ターン終了時まで、自分フィールド上の「アーティファクト」と名のついたモンスターは相手のカードの効果の対象にならず、相手のカードの効果では破壊されない。
特殊召喚したターン、アーティファクトモンスターが相手のカードの効果の対象にならず、破壊されないようになる。
展開し終わった後、《ブラック・ホール》で全滅させられるといったことがなくなる。
この効果適用後に出たアーティファクトにも効果は適用される。
ただしこの効果発動にチェーンして除去効果を発動された場合、効果適用前に受けてしまう。

由来はギリシャ神話の女神アテナアイギス
イージス艦の名前の由来ともなった、絶対防御の代名詞的存在である。


  • アーティファクト-アキレウス
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1500/守2200
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
相手ターン中にこのカードが特殊召喚に成功した場合、このターン相手は自分フィールド上の「アーティファクト」と名のついたモンスターを攻撃対象にできない。
特殊召喚したターン、アーティファクトモンスターが攻撃対象にできなくなる。
《アーティファクト-アイギス》が効果除去を防ぐ効果に対して、こちらは戦闘を封じる。モンスターを展開されても効果除去されない限り生き残ることができる。
戦闘で破壊できないだけでなく攻撃対象にすらできないため鬼畜モグラや《異次元の女戦士》の効果を防ぐこともできる。
単体でも機能するためアーティファクトを出張に使う場合たまに入ることもある。

由来はギリシャ神話の大英雄アキレウスが使った盾。
アイギスと違って固有名詞を持たない。


  • アーティファクト-ラブリュス
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2300/守1000
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
また、「アーティファクト」と名のついたカードが破壊され、自分の墓地へ送られた時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
特殊召喚時の効果はないが、アーティファクト共通の特殊召喚条件の他に、
アーティファクトと名のついたカードが破壊され墓地へ送られた時に手札から特殊召喚できる。
他のアーティファクトと少し毛色が異なり、墓地を経由しなくても他のカードの破壊をトリガーにして手札から特殊召喚できる。
特殊召喚封じと一斉除外カード以外のメタに引っかかりにくく、モンスターの破壊もトリガーになるため、保険になるかもしれない。
ただし、ダメージステップでの発動はできないため戦闘破壊には対応していない。
メインデッキに入るアーティファクトでは最高打点でありミドラーシュを一方的に殴り倒せる。

由来は古代ギリシャにおいて両刃斧を意味する単語から。
ミノタウロス伝説のあるクノッソス宮殿などの遺跡を持つミノア文明において神聖視され、女神官や女性の有力者が持っていたという。


  • アーティファクト-カドケウス
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1600/守2400
このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。
また、このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、相手ターン中に「アーティファクト」と名のついたモンスターが特殊召喚された時、デッキからカードを1枚ドローする。
「アーティファクト-カドケウス」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
フィールドにいると、相手ターンに他のアーティファクトが特殊召喚されるたびにドローする。同名カードは自分フィールド上に1枚しか存在できない。
アーティファクト版《TG ハイパー・ライブラリアン》といったところ。当然ながらドロー効果は強力で、一度展開すると尽きやすい手札を補充できる。
一応相手のアーティファクトの特殊召喚にも対応するが自分のターンにアーティファクトを出しても旨みがないためあまり使える機会はないだろう。
デッキのアーティファクトの比率が多くないと使いにくいカードだが、出張させるアーティファクトが多めの構築だと出張で入る事もある。
スーパーレアでありパック発売直後は凄まじい値段になっていたが現在は値段が落ち着いている。

由来はギリシャ神話の神・ヘルメスケーリュケイオンのラテン語読み。
ドロー効果は伝令の神が持っていた杖ゆえの設定か。


  • アーティファクト-チャクラム
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1900/守2000
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
(3):自分フィールドの魔法・罠カードを破壊する効果が発動した時、自分フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を持ち主の手札に戻して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
9期からやってきた新入り。
特殊召喚時の効果はないが、魔法・罠カードを破壊する効果が発動した時に、伏せカードを1枚手札に戻して手札から特殊召喚できる。
《大嵐》を撃たれたり《邪神の大災害》を発動した場合や、メタカードで特殊召喚できない状況で除去が狙われた時に、破壊される利点のないカードを温存しつつ特殊召喚できる。

由来はインドの投擲武器・チャクラムから。
ヴィシュヌ神はこのチャクラムを右腕に装備している。


効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1700/守2300
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
(3):相手ターンに、手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。
このターン、お互いにカードを除外できない。
相手ターンのみ、手札かフィールド上でこのカードをリリースすることで、そのターンお互いのカードの除外を封じる。
アーティファクトの苦手な除外を一時的に防ぐことができる。
発動できるのは相手ターンだけのため次元幽閉奈落の落とし穴のメタにはやや使いにくくトリシューラやガイウスに対しては使いやすい。

そしてこのカードは手札からも発動できるため、アーティファクト以外のデッキでも手札誘発として使用できる。
墓地のカードを除外するコスト等も使えなくなるため、昨今では行動を阻害されるデッキはかなり多い。
インフェルノイドとかに刺せば「これが絶望だ。ターンエンド」待ったなし。
そのため、他のアーティファクトを一切採用せずとも汎用手札誘発として入ってることがよくある。

由来は磔刑に処されたイエス・キリストを突いたとされるロンギヌス


  • アーティファクト-デスサイズ
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2200/守 900
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
(3):相手ターンに、このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
このターン、相手はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
特殊召喚したターン、相手はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できなくなる、海外先行のメタカード。
《アーティファクト-ロンギヌス》以上に「出れば相手は即ターンエンド」が成り立ちやすい凶悪な効果。
シンクロ・エクシーズ・リンクに対しては弱い素材用モンスターを並べきった後に出せるとかなり美味しい。
ペンデュラム召喚もエクストラから出てくる分だけいくらかは抑制できる。

フィールドに出てからチェーンを組んで効果を発動する効果であり、融合カードなどの発動に対してチェーンして特殊召喚しても止められないので注意。
打点も高く《アーティファクト-モラルタ》より100高い2200のため戦闘もこなすことができ、EX依存のデッキで展開を止められた状態でこれを倒すのはかなり難しい。
汎用性の高い効果から、日本では《アーティファクト-モラルタ》規制後に来日したのもあり穴を埋める出張セットとしても活躍している。
現在は《アーティファクト-モラルタ》が無制限になっており、《アーティファクト-デスサイズ》が効かない「既に展開されてしまった」状況などを《アーティファクト-モラルタ》でカバーできるので、使い分けるのがベター。

そして2014年の毎回恒例のデス枠でもある。(英語名はArtifact Scythe
ただし今までのデス枠に比べれば非常に自然。むしろこいつにデスがつかなかったらどうしようかと。

後述する《アーティファクト-ダグザ》によりデッキから調達。そして相手ターンでも自然と破壊→特殊召喚できるデッキが増加。
それに伴い徐々に制圧力と登載率を上昇させ、2025年1月付で制限カードに指定される。
しかしそれでも止まらなかったため、翌4月付で禁止カードに指定される。

明確な神話の由来はないが、おそらく伝説上の死神が持っているとされる鎌。


  • アーティファクト-ヴァジュラ
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1800/守1900
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
(3):相手ターンに、このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
自分の魔法&罠ゾーンのカードを全て破壊する。
(4):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
日本のワールドプレミア枠で登場したカード。
相手のダイレクトアタック宣言時手札から特殊召喚が可能。
特殊召喚に成功した時に自分のフィールドの魔法・罠を全て破壊するためアーティファクトを一気に展開できる。

とはいえ関係ないカードも強制的に巻き込み小回りが利かず、2枚破壊できる《アーティファクト-ベガルタ》の存在から出張などのそこまでアーティファクトを入れない構築では使い難い。
《ブレイズ・キャノン・マガジン》など墓地へ送りたい罠カードと一緒にアーティファクトを伏せる手もある。
手札から出せるとはいえバトルフェイズなので《アーティファクト-デスサイズ》では遅く主に出したいカードは《アーティファクト-モラルタ》になる。
展開したアーティファクトが戦闘で破壊されたり、メインフェイズ2で除去されても意味はないので《アーティファクト-アキレウス》《アーティファクト-アイギス》とも併用したい。
出張よりも【アーティファクト】でこそ真価を発揮するカードであり、このカードを活かした構築のデッキを作ってみても面白いかもしれない。

由来はインド神話において帝釈天(インドラ)が使用したと言われる武器。


  • アーティファクト-ミョルニル
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1300/守1800
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
(2):魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
(3):相手ターンに、このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「アーティファクト」モンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、次のターンの終了時まで自分は「アーティファクト」モンスターしか特殊召喚できない。
第10期で収録された最新のアーティファクト。
固有効果はアーティファクトモンスターの蘇生。発動後は次のターン終了時までアーティファクト以外特殊召喚できなくなる。
後述の《アーティファクト-デュランダル》や《アーティファクト-ダグザ》に繋げるのが仕事。

なお、蘇生効果は強制発動する上に墓地にアーティファクトが居なくて蘇生出来なくても特殊召喚制限自体はかかるので、相手ターンに《ギブ&テイク》などで相手の場に特殊召喚する事で相手の展開を封じると言う斜め上の使い方をされる事もある。

由来は北欧神話の雷神・トールの持つ魔法の(ウォーハンマー)


○エクシーズモンスター

  • アーティファクト-デュランダル
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/天使族/攻2400/守2100
レベル5モンスター×2
(1):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●フィールドのモンスターの効果が発動した時、または通常魔法・通常罠カードが発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その効果は「相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する」となる。
●このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
お互いは手札を全てデッキに戻してシャッフルする。
その後、お互いはそれぞれ自身がデッキに戻した数だけデッキからドローする。

素材の縛りはない汎用ランク5。
相手ターンでも発動できる2つの効果があり、
1つ目はフィールド上のモンスター効果・通常魔法・通常罠カードの効果を「相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選んで破壊する」効果として書き換える効果。
お前はどこのドン・サウザンドだ。

速攻魔法などには対応しないが、自分の魔法・罠を犠牲にする《魔宮の賄賂》と《エフェクト・ヴェーラー》を合わせたような効果を持つ。
当然、破壊されるカードが「アーティファクト」ならまったく問題なく、
相手に破壊された扱いになるので一部の魔法・罠などの追加効果も発動できる。
自分のターンで「アーティファクト」が破壊されても何もしないためアド損となるので相手ターンの牽制としての役割になる。
ただし破壊対象は相手が選ぶため、複数枚カードをセットしてる場合は「アーティファクト」が破壊されるとは限らないので注意。

【アーティファクト】ではかなり強力な拘束力を誇るが、効果を書き換えるだけで破壊しないためモンスターには打点負けする恐れがあり、《セイクリッド・プレアデス》の方が優先されることが多い。

もう一つの効果はお互いの手札を全てデッキに戻し、戻した枚数だけ引き直す効果。
直接的なアドバンテージは得られないが、
相手がサーチカードを使ったところで手札入れ替えをさせることができるため、牽制となる。
ただし事故った手札を入れ替えさせて立ち直らせる可能性もあるため、その辺の読みは重要になってくる。

効果を書き換える効果はモンスター効果の場合フィールド以外には対応していないため《オネスト》などが脅威になる。
攻撃宣言時に手札を入れ替える効果を使う事でオネストをデッキに戻してしまう事もできるが、逆に持ってなかった《オネスト》を引かせてしまう事もある。
魔法も通常魔法以外には対応していないため《禁じられた聖槍》や《収縮》で突破される場合もあるので過信は禁物。
儀式魔法や永続魔法も普通に通してしまう。
コンバットトリックなら逆にこちらがオネストで迎え撃つといい。

変わった使い方として《神殿を守る者》とのコンボがある。
この手札入れ替え効果にチェーンして《リビングデッドの呼び声》などで《神殿を守る者》を出すと、永続効果で相手はドローできなくなるため、全ハンデスとなる。
ただし、既に《神殿を守る者》がフィールドにいる状態だと手札入れ替え効果は発動できなくなるので注意。チェーンする形で特殊召喚することが必要である。

由来はローランの歌の主人公ローランの・デュランダル。
決して折れない不滅の刃である。


リンクモンスター

  • アーティファクト・ダグザ
リンク・効果モンスター
◤ ▲ ◥
◀   ▶
リンク2/光属性/天使族/攻1500
【リンクマーカー:左下/右下】
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカード以外のフィールドのカードの効果が発動した時に発動できる。
手札・デッキから「アーティファクト」モンスター1体を選んで、魔法カード扱いとして自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
この効果でセットしたカードは次の相手エンドフェイズに破壊される。
(2):リンク召喚したこのカードが相手ターンに破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から「アーティファクト」モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。

既存テーマの強化となるLモンスターが多数収録された「LINK VRAINS PACK 3」で登場したアーティファクトのリンク。
え、【アーティファクト】にLモンスターはいらないだろって?

素材指定は緩く、トークンも許されるため汎用リンク素材モンスターを使えば先攻でも容易に召喚できる。むしろAFを素材にするのは勿体ないので混ぜ物を多くした混合デッキ向け。
(1)の効果はAFの遅効性リクルートとでもいうべきもの。《アーティファクト-モラルタ》を伏せれば放置するだけでエンドサイクみたく使える。
勿論エンドフェイズまで待たずに自力で破壊し、早期に《アーティファクト-デスサイズ》や《アーティファクト-カドケウス》にアクセスする手段としてもよい。

(2)の効果は相手ターンに破壊されたときのAFの蘇生。相手ターンに蘇生すればそのAFの効果も使用できる。戦闘で破壊されても起動できるので、下級アタッカーにも戦闘破壊される低い攻撃力をデメリットとしていない。
但し相手は当然この効果を発動させぬよう破壊以外の除去を狙ってくるので、他のアーティファクト同様、《激流葬》などで自分から破壊する動きも狙いたい。

モチーフはケルトのダーナ神族の最高神ダグザの持つ、破壊と再生の力を司る棍棒。


○魔法・罠カード

通常の効果以外にも、相手によって破壊された場合に発動する追加効果があるため、
発動を無効にして破壊するカウンター罠などを使われてもそちらの効果は使える。

  • アーティファクト・ムーブメント
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「アーティファクト」モンスター1体を選んで魔法カード扱いとして自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
(2):このカードが相手によって破壊された場合に発動する。
次の相手バトルフェイズをスキップする。
サイクロン》効果の後、デッキから魔法&罠カードゾーンにアーティファクトモンスターをセットする。
相手に破壊されると、次の相手のバトルフェイズをスキップする。
相手の伏せカード除去にも、自分のアーティファクトの破壊にも使え、さらに破壊対象の用意までやってのける万能カード。
《アーティファクト-ベガルタ》をこのカードによって破壊すれば、サーチしたアーティファクトを《アーティファクト-ベガルタ》で即破壊して特殊召喚できる。
セットの状態で破壊される必要はないためこのカードが破壊される場合チェーンして発動出来れば無駄がない。
ちなみに自分の魔法罠ゾーンが空きがない場合でも自分のカードを破壊するなら発動は可能。

単純に《サイクロン》と同じことができるため、《サイクロン》の枚数を傘増ししたいデッキでは、
アーティファクトを素引きするのが怖くなければ採用されるかもしれない。
相手による破壊時効果も1ターン時間稼ぎができるようになるためフィニッシュをかけるための伏せ除去を受けた場合に非常に有効。

イラストは各アーティファクトの武器にある歯車のような模様。


  • アーティファクトの解放
速攻魔法
自分フィールド上の「アーティファクト」と名のついたモンスター2体を選択して発動できる。
選択したモンスター2体のみを素材としてエクシーズモンスター1体をエクシーズ召喚する。
このカードを発動したターン、「アーティファクト」と名のついたモンスター以外の自分フィールド上のモンスターは攻撃できない。
また、このカードが相手によって破壊された場合、手札の光属性・レベル5モンスター1体を相手に見せて発動できる。
デッキからカードを1枚ドローする。
発動時にアーティファクト2体ですぐエクシーズが可能になり、発動したターンはアーティファクトモンスター以外攻撃できなくなる。
相手に破壊されると、手札の光属性・レベル5モンスターを見せて1枚ドローできる。

展開したアーティファクトで相手ターンを待たずにエクシーズしたり、
自分のターンにアーティファクトモンスターで攻撃後《アーティファクト-デュランダル》をエクシーズして追加攻撃できるものの、
展開した後でないと発動できないため微妙。


  • アーティファクトの神智
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):デッキから「アーティファクト」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが相手によって破壊された場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
デッキからアーティファクトを1体特殊召喚し、発動ターンバトルフェイズを行えなくなる。
相手に破壊されると、フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。

フリーチェーンで任意のアーティファクトを特殊召喚できるカード。
相手ターンならば特殊召喚した時点でそのアーティファクトの効果を即座に発動でき、
例えば《アーティファクト-モラルタ》をリクルートすることで「《サイバー・ドラゴン》をリクルートする」効果を持ったコストのない《サンダー・ブレイク》のような様相となる。詰め込みすぎだろ!
《アーティファクト-デスサイズ》を出せばカード1枚で突然展開ロックがかかり、《アーティファクト-アキレウス》を出せば《威嚇する咆哮》に。《アーティファクト-ベガルタ》で一気に2枚を発動……などなど。

相手による破壊時効果も任意のカード破壊である上に裏側で破壊される必要はないため。
うっかり《サイクロン》や《大嵐》で打ち抜いてしまえばチェーンされ《アーティファクト-モラルタ》と合わせカードを2枚破壊される。
エンドサイクを当てたとしても道連れに1枚破壊されてしまうため伏せられた時点で対処が難しくなる。

それどころか神の宣告&警告やシエンオーガドラグーンナチュル・パルキオンなどのカウンター効果は基本的に発動を無効にして破壊するので
使ったとしても被破壊時効果の方が容赦なく発動する為、どう足掻いてもほぼ確実に1枚は破壊される。
インチキ効果もいい加減にしろ!
破壊せずに効果を無効化する《トラップスタン》や《虚無空間》で一応防ぐことはできる。
ギャクタン》の場合は無効にして破壊せずデッキに戻すことが出来る。
このように非常に止めにくいカードではあったが、9期末期に登場した万能手札誘発の《灰流うらら》を使えば破壊せずデッキからの特殊召喚を防げる。

発動ターンバトルフェイズができない申し訳程度のデメリットが付いているが、
基本的にアーティファクトは相手ターンに特殊召喚するためデメリットになっていない。
自分のターンにエクシーズしてから攻め込もうとしてうっかり発動してしまわないように注意する程度か。

アーティファクトモンスターを出す過程のフィールドで破壊して墓地から特殊召喚する行程を省いていきなりデッキから特殊召喚してくるため非常に汎用性が高い。
《アーティファクト-モラルタ》が制限になるまでは、アーティファクトとあまりシナジーがなくともとりあえずこのカードと《アーティファクト-モラルタ》を出張させ、汎用罠として使うデッキまである始末。

イラストは背景に浮かぶ歯車と無数の武器で、某固有結界に似ていると評判。


デッキ構築

展開するには破壊対象のアーティファクトと魔法・罠を破壊するカードが必要。

自分のターンでは動かない性質上、
キーカードを揃えるのには《強欲で謙虚な壺》や《カードカー・D》、《天空の宝札》など自分のターンに発生する重いデメリットを無視できるカードがもってこい。
命削りの宝札はアーティファクトモンスターはセットしてしまえるため相性がいい。

アーティファクトは相手ターンに特殊召喚すればアーティファクトの効果で特殊召喚しなくても使える。
なので《リビングデッドの呼び声》や《戦線復帰》などの汎用蘇生罠などが使える。
このデッキの特殊召喚は相手ターンにすることが重要なので、《リビングデッドの呼び声》がフル投入されていても《死者蘇生》が入らないことは良くある。

ただし、《強欲で謙虚な壺》はめくったカードでアーティファクトを見せてしまうと相手に警戒されてしまう。

《アーティファクト・ムーブメント》以外の魔法・罠を破壊するカードは、定番の《サイクロン》や、
相手の伏せ除去も一緒にできる《ダブル・サイクロン》、《ツインツイスター》、《砂塵の大嵐》、魔法・罠版ミラーフォースの邪神の大災害、
リバースモンスターで魔法・罠を破壊した上で大量ドローも狙えるアブソーブポッドなどがある。
《砂塵の大嵐》はアーティファクトが無くても相手の伏せ除去として使え、発動ターンにバトルフェイズ出来ないデメリットも関係ないため特に相性がいい。

ただ《サイクロン》と《砂塵の大嵐》以外は、成功すればリターンが大きいものの、発動条件などでうまく機能しない場合もある。
また《アーティファクト・ムーブメント》や《サイクロン》で1枚破壊して特殊召喚したぐらいでは数が少ないため、
できるだけ《アーティファクト-ベガルタ》を破壊して他のアーティファクトを一緒に破壊させるのが望ましい。

相手ターン中の展開になるため、エンドフェイズでなければ、中途半端な布陣では相手もモンスターを展開してきて殲滅されてしまう。
そのため、《アーティファクト-モラルタ》で相手の出鼻を挫いて展開を妨害することが重要。
アーティファクトを残したまま自分のターンになれば、あとは《セイクリッド・プレアデス》や《アーティファクト-デュランダル》をエクシーズして制圧していける。


環境での活躍

相手ターンに動くことが多く、自分のターンではエクシーズぐらいしか展開をしないことが多いため、
チューナーを召喚してシンクロしたり、簡単に特殊召喚できるモンスターなどをX素材とすることも考えられる。
というよりアーティファクトのみだと受動的かつ動きが重いので基本的には他のデッキパーツとの混ぜ物が推奨される。

特に《セイクリッド・プレアデス》がエクシーズできるよう、
簡易融合》《セイクリッド・カウスト》《先史遺産ゴールデン・シャトル》《銀河戦士》などを使うことが多い。

純正軸ではあまりに受動的すぎ特定のメタカードに弱くもなるので大会ではほとんど見かけることはない。
一方、少数採用するだけでも罠カード除去を牽制し或いは逆手にとれるという強みやAFの中でも凶悪なカードのパワー自体は現代遊戯王においても十二分に通用することから、度々他のデッキと組んで環境に乗り込んでいる。
出張では多くの場合《アーティファクト-モラルタ》《アーティファクト-デスサイズ》《アーティファクトの神智》《アーティファクト・ムーブメント》の4枚が中軸。
後者2枚はリクルートなのでほかにも何枚かピン差ししておく手もある。

光属性、ゴールデンシャトルでランク5が出せるなどサポートを共有するオーパーツとの混成。
古代遺跡に関連するデザイン的に全く違和感がない共演でもある。
アーティファクト最初の活躍の場であり一時は環境上位にいたが、《アーティファクト-モラルタ》の制限と《先史遺産ネブラ・ディスク》の準制限化で衰退し、相手のみ一方的な除外を強いる《M・HERO ダーク・ロウ》を擁するHEROデッキや、破壊できない上特殊召喚を1ターン1度にまで制限する《エルシャドール・ミドラーシュ》などの台頭に息の根を止められた。

ところが、このミドラーシュとアーティファクトの相性は非常に良い。相手ターンに展開することでミドラーシュの特殊召喚制限をすり抜けることができ、自分のターンに邪魔になったらAFと一緒にランク5に使える。これを利用するのがAFシャドールである。
ただAFは積極的な墓地肥やし・墓地利用を行うわけではないので、シャドール同士が共食い(《超融合》で相手のシャドールを自分のエルシャドールの素材にすることもチャメシ・インシデントであったから本当に共食いである)していた時代を過ぎそれらが重視されるようになると、高速回転を旨とする他の混成シャドールに遅れをとることになった。

  • HAT(HandーArtifactーTraptrix)
他方全体的に規制が厳しくターンを跨いだ攻防の多いTCG側では、相手に破壊されると相手カードを破壊して相方を特殊召喚する《ファイヤー・ハンド》《アイス・ハンド》落とし穴を活用する蟲惑魔とで組み、徹底的に相手を妨害するアーティファクトハンド蟲惑魔なるデッキがひそかに台頭し、しばらく活躍を続けた。
もともとエクシーズのみ、しかもランク5だけではエクストラデッキに空きがあるアーティファクトではランク4との併用もさほど難しくはなく、蟲惑魔でサーチした落とし穴とAFを混ぜてセットするだけで「どこかに落とし穴があるのに除去するとAFが出てきうるので手出ししにくい」という悪魔的布陣がお手軽に完成し、相手のボードと毛根を削ってゆく。本当にうざい。

  • AF(天帝アーティファクト)
天帝、冥帝と豊富なサポートカード追加によってメタゲームに復活を果たした帝王デッキとの混合デッキ。
相手ターンに天帝アイテールを召喚し、効果で光帝クライスをリクルート。クライスの効果でAFを目覚めさせつつドローを進めるコンボを狙う。
「真源の帝王」がレベル5・光属性なので《セイクリッド・プレアデス》に使えるという思わぬ利点もある。


現在では環境のインフレ、高速化が進んだことでアーティファクトの名を聞く機会は減っているが、一方インフレのお陰でEXデッキからの特殊召喚を封じる《アーティファクト-デスサイズ》の効果が非常に強力に作用するようになっている。
古いテーマと侮るなかれ。今でも無警戒なところを見計らって出張されては《ツインツイスター》を叩き込んだ相手を驚愕させる、まだまだ現役のカード群。それがアーティファクトなのである。



追記・修正はガン伏せに対して羽根帚を躊躇せず発動できる決闘者がお願いします。

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最終更新:2025年04月10日 21:30