登録日:2012/11/13 Tue 14:59:19
更新日:2025/05/01 Thu 06:02:58
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概要
<アンチノミーの回想>
アンチノミー(ジョニー)はこの世界でプロデュエリストとして活躍していた。
しかし、
シンクロ召喚が引き金になり、モーメントの加速の結果、
戦争が起こるのではと言う大きな事態に、世間はシンクロ召喚に対して見る目が厳しくなっていった。
ちなみにこの世界での遊星は伝説のデュエリスト、伝説のDホイーラーと語り継がれている。
ジョニーは、かつてシンクロ召喚で世界を救った
不動遊星を尊敬し、
遊星のように「正しいシンクロ召喚をすれば」と言う信念を持ち、
アクセルシンクロ・デルタアクセルシンクロに到達していたが、
暴走をはじめた機皇帝らの襲撃で抹殺されそうになり……。
世界を救うには世界を救った遊星のようになればいいと模索していて、
遊星の過去の戦績などをくまなく調べていたデータの中に以下の内容が記載されていた。
※Z-ONEの口から直接語られていないので気になる方は149話を参照
ネオ童美野シティ・サテライト地区出身。
シグナーとして
ダークシグナーと戦い、地縛神を再封印した。
シンクロ召喚の進化を提唱し、
アクセルシンクロ、その上位のデルタアクセルシンクロを開拓した。
<主な決闘戦績>
■第一回フォーチュンカップ優勝
■レジェンド・オブ・デュエリストキングダム優勝
■ライディング・イン・ザ・バトルシティ優勝
■アメリカ横断ゴールデン・タッグ・トーナメント優勝
(
ジャック・アトラスとのペア)
■
ペガサス・J・クロフォード杯トリニダート・ライディング・デュエル・グランプリ優勝
(
炎城ムクロ、
十六夜アキとのチーム)
<デッキ構築>
シンクロモンスター召喚を主体としたデッキ構成。
平行して、サテライト時代から愛用しているジャンク系カードを投入している。
どんなデッキコンセプトにも対応の効くデュエルスタイルが特徴。
<シグナー>
冥府の闇の勢力から地球を守護する能力者。アストラル体「
赤き龍」を力の源とし、
物体移動・精神対話・空間跳躍などの特殊能力を発揮する。シグナーに選ばれた人間は、その証として、右腕に竜の痣が浮き出る。
シグナーの竜と呼ばれる、6体のドラゴン型のアストラル体を使役する。亜種として、ダークシグナーが存在する。
<ダークシグナー>
シグナーの亜種。邪神と呼ばれる、人類の生命力を糧にするアストラル体を力の源とする。
生命のある肉体ではダークシグナーにはなれず、一度死なねばならない。シグナーと同等の力と、右腕にダークシグナーの証の痣を持つ。
地縛神と呼ばれるアストラル体を使役するが、逆に精神に寄生されてしまうこともたびたびあったらしい。
シグナーとダークシグナーは、約5000年周期で戦争を行っており、
この戦争においてダークシグナーが勝利した場合、邪神の持つ力によって地球は滅亡するとされている。
戦闘形式は時代によって大きく異なり、21世紀においてはカードゲーム「デュエルモンスターズ」を媒体として行われた。
……となっており、アクセルシンクロ・デルタアクセルシンクロそのものは彼が開拓したことになっており、
別未来の遊星→アンチノミー→現代の遊星に引き継がれたと思われる。
遊星に姿を変えたZ-ONEも上記のデッキを使用しており、
世界を救えなかった自分の無力さに絶望したのかシューティング・スター・ドラゴンを握りつぶすシーンを確認できる。
トップ・クリアマインドの境地に至ることで召喚が可能になるとされる
デルタアクセルシンクロモンスターの「
コズミック・ブレイザー・ドラゴン」に関しては名前だけ明かされただけなのでカードの詳細は不明。
何にしろ、「遊星が未来を変えた」事を示すための踏み台に過ぎないので、今後詳細が明らかになることはないだろう…と思われていたが……。
漫画版では5代目EDみらいいろの六枚翼流星竜によく似た姿をした聖珖神竜スターダスト・シフルが登場した。
ただしこちらはデルタどころかリミットオーバーを超えた6体シンクロであり、
(OCGの素材指定はともかく)アクセルシンクロモンスターではなく普通のシンクロモンスターである。
余談
ゼロ・リバース
現代の世界におけるゼロ・リバースはイリアステルが故意に引き起こしたとされている。
だが、別未来にも結局は何かしらの天変地異が起き、サテライトとシティ、
そしてダイダロスブリッジができていることから、5000年周期の避けられぬダークシグナーとの戦いがあった事がうかがえ、
イリアステルはゼロリバースの様な出来事を起こすルドガー達ダークシグナーを利用してモーメントの消滅を図ったとも見られる。
こちらの歴史では
レクス・ゴドウィンの存在が確認できず、彼もまた改変後の歴史ではイリアステル第360代星護主となっていることから、
本来レクスは「伝説のDホイーラー」として命を落としていた所をイリアステルに回収され、
イリアステルから「世界を救う方法」について教えられ、「旧世界の破壊と新世界の再生」のために利用された可能性が高い。
ダークシグナーとの戦い
また、現代の世界の龍亞はアポリアとの戦いで覚醒したのに対して、別未来での龍亞はすでに覚醒している。
こちらのダークシグナーとの戦いは、舞台裏ではなく、歴史に名を残すほど、遊星が英雄として語られるようになるほどの壮絶な戦いだったようだ。
遊星関連
よく見ると気づくが、何気に遊星の出身地がトップスではなくサテライトになっている。
ちなみに漫画版の遊星はサテライト出身。
エースモンスターに現在のデッキでも活躍しているニトロ・ウォリアーがジャンク・ウォリアー以外のシンクロウォリアーズで唯一入っている。
漫画版とのつながりは当初(当然ながら)描かれず、読者の間で「Z-ONEたちが改変に失敗した世界」などと言われていたが、
漫画版5D's
最終回&9巻にて彦久保氏より(わりと)とんでもない可能性・繋がりが語られることになる。
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それは…… |
漫画版の最終決戦、ゴドウィンを下して陰陽祭の儀式を完遂した遊星。
力尽きて天空城セイバルから落下する彼の心に、闇から解放された究極神が呼びかける。
儀式を完遂した者には 願いを一つ叶える権利が与えられる
サテライトに生まれ、シンクロ召喚で世界を救った伝説のDホイーラー。
モーメントを破壊するという非常の手段に訴えてでも、世界を救おうとした無限界帝。
仲間と結んだ絆の力で、未来を救うことを決意したチーム5D'sのリーダー。
もしかすると、彼らのうちの誰かが―――あるいは全員が、
かつて決闘竜の一つを従え、心の底から決闘疾走を楽しんだ一人の青年、その生まれ変わりだったのかもしれない。
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- ブレイザーも何時か出てほしいな -- 名無しさん (2014-07-28 12:42:48)
- レジェンド・オブ・デュエリストキングダム、ライディング・イン・ザ・バトルシティとか地味に気になる単語もあんだよな -- 名無しさん (2014-08-26 04:24:34)
- ↑こういうのからヒネり出した二次創作とかあったりしないかな? 面白そうなネタだよね -- 名無しさん (2014-08-26 06:07:22)
- アキとムクロとチーム組んでたらしいな ムクロはどういう経緯なんだろう -- 名無しさん (2014-12-31 16:59:57)
- ↑前にタッグ組んだジャックか、「お前を倒して真のキングになる」とか言い出して別のチームを結成、クロウと鬼柳もそれに乗っかったか辞退したかでメンバーが集まらないところに、「俺もいるぞ」、「ムクロ、いたのか?」、「ずっといた!」みたいなやり取りでもあったとか? -- 名無しさん (2014-12-31 17:49:07)
- 漫画見てないから分からないんだけど、わりととんでもない事実てなんだ? -- 名無しさん (2015-06-07 13:48:12)
- ↑漫画版の遊星が究極神に頼んだ願いの内容によっては、漫画→アニメの世界に直結した可能性があるってことだと思う -- 名無しさん (2015-06-07 14:51:37)
- ↑2 あと彦久保氏は当初から↑の事実へつなげるためにアニメファンが違和感出るレベルで設定変更してたらしい。本編では願いの例が三つ出たけど、それぞれ「この項目の別未来の遊星」「Z-ONE」「アニメ遊星」を出してたから、願った内容によってはZ-ONEVSアニメ遊星が転生漫画版遊星VSアニメ遊星って見ることもできて妄想が広がる感じに。 -- 名無しさん (2015-06-07 21:02:42)
- ↑そうそう。あの中にわざわざZ-ONEを提示して「彼も遊星である」という事に含んでくれたのは感動した。 -- 名無しさん (2015-11-02 13:45:09)
- コズミック・ブレイザー・ドラゴンTCG化とかヌメロンシリーズOCG化より信用できないが、どうなるやら -- 名無しさん (2016-11-26 17:26:47)
- ↑マジだったよ…w -- 名無しさん (2016-12-18 15:43:11)
- アメリカ黄金タッグってダーツ戦の遊戯と海馬のことだよね。 -- 名無しさん (2018-04-11 21:18:08)
- 『デュエルリンクス』での、パラドックス&龍亞とのイベントでの対話では、イリアステル滅四星の辿った未来では龍亞はシグナーになってないみたい? -- 名無しさん (2022-08-31 20:31:44)
- 別未来の遊星の項目があるなんて知らなかった。ブレイザーだけでなくコズミック・クェーサーも出たしどの軸の遊星が使うのが考察が捗るが設定明らかになる日来るかなぁ… -- 名無しさん (2024-01-12 07:33:16)
- この時代にもクラッシュタウンはありそう。 -- 名無しさん (2025-02-01 16:27:06)
最終更新:2025年05月01日 06:02