アンツィオ高校(ガールズ&パンツァー)

登録日:2016/02/21 Sun 22:36:54
更新日:2019/10/08 Tue 11:44:43
所要時間:約 16 分で読めます




アンツィオ高校とは、アニメ『ガールズ&パンツァー』に登場する高校。


概要


「ノリと勢い」が校風の、イタリアチックな雰囲気が魅力の高校。

イタリア商人に起源を持つ学園艦に存在する女子校。
所属する県は栃木県だが海なし……もとい内陸県のため静岡県清水港を母港とする。

イタリアらしくコロッセオを始めとした芸術的建築物が数多く存在しており、それを目当てとして訪れる観光客も多い。
ただし勇壮であったり美しかったりしても、物自体は地味なので派手好きの生徒からの評判はあまりよろしくない。
コロッセオは宴会が開かれたり、戦車道の訓練が行われたりする多目的スペースと化している。

“ピザ”の校章が示す通り食事に関しては一級品で妥協がなく、
学校全体が万年慢性的に貧乏だという状況にあっても決して手を抜かない。特にパスタには一家言あり。
本人達は特に意識していないが盛り付けや彩りも美しく、料理上手でロマンチストの沙織が絶賛するほど。

学校では、偵察に訪れた優花里が「何かのお祭りでしょうか?」と考えてしまうほど賑やかな屋台が多く開かれていたが、
――驚くなかれ、その全ては毎日行われている催しで、アンツィオ高校の生徒にとっては『普通』の光景であった。
つまり年中お祭り騒ぎ。

ただ考えなしにやっている行事というわけでもなく、生徒達が自主的に屋台を担当することで資金を稼ぎ、
それを学校運営費などに回すことで少しでも収入を賄おうというもの。
食材も学園艦内部で作られたもので多くを補っており、実質生徒のボランティア活動なので人件費もかからない。
おまけに、屋台を運営している生徒はお遊び感覚ではなくしっかりとした調理技術を持つ者ばかり。
おかげで非常にクオリティの高い食事に格安でありつけることから、この露店は内外から好評。

ただし本当に格安過ぎるので、
  • アンツィオ名物鉄板ナポリタン……300万リラ(300円)
  • 3種のフレーバージェラートver.サービスタイム……150万リラ(150円)
とても儲けの効率が良いとは言いがたく、貯めた資金を使って目的の品物を購入するまでには数十年単位。気が長~い話である。
まあ口ぶりからするとちゃんと必要年数を計算した上での計画なので、分かっていても変えるつもりはないのだろう。

作中では全国大会2回戦で大洗の敵として立ちはだかる。
炎が立ち上る背景に腕組をした総帥・アンチョビが不敵に笑う一枚絵はまさに強大な難敵の様相であり、
大洗メンバー達に否が応でも激戦が訪れることを予期させた。

なお、アニメ本編ではあまり描写されなかった影響でコミックフラッパー版コミカライズ作品で詳細に描かれるという、少し特殊な経緯を持つ。
そのため、後に発売されたOVA「これが本当のアンツィオ戦です!」とは性格がかなり異なるちょっと異例の立ち位置。
劇場版や他媒体ではOVA準拠の設定であり、曰く「どちらもパラレルワールドとして楽しんで欲しい」とのこと。


校風

先述した通り「ノリと勢い」を重視。
全体的に生徒は皆お気楽で楽観的で享楽的な活発娘ばかり。
常に明るく賑やかなのは美点なのだが、行き過ぎてちょっと……というか、かなり抜けている性格の子が大半。
入学した時にいくら真面目でもいつの間にかそうなってしまうというのだから、恐るべき浸透力である。
部外者に対しても警戒心を抱くどころかフレンドリーに接する生徒ばかりで、
潜入した優花里はサンダースの時とは違い、怪しまれるどころか普通に受け入れられていた。*1

基本お気楽な彼女たちだが、食事に関する執着と熱意は半端ではなく、例え目の前に待ち焦がれた“とっておきのもの”があろうとも、
昼食の鐘が鳴るとそれを脇に置いて食事に向かうほど、とにかく食べることが最優先。
日に3回のおやつがあり、彼女たちにとってはおやつがあるかないかでは天と地ほどの差。
露店の経験もあって料理の道を本格的に志す者も多いのだとか。


戦車道

こういった人達なので常に士気は高く、曰く「調子に乗ったら厄介」と言わしめるだけの力はあり、
事実貧弱と言える車輌群で、全国大会1回戦vsマジノ女学院を見事に突破している。……が、


保有戦車

  • CV33(改良型も所有)
大半を占める豆戦車。二人乗りで速度・走破性こそ高いものの、対戦車砲を備えておらず武装は機関銃のみ。
あの八九式にすら装甲を抜かれる防御性能……と戦力としては誘導や囮が主な運用手段。
一方車体が軽いためピンポイントで当てないとダメージより先に衝撃で吹き飛んでしまい、撃破判定が出にくい意外なタフさを持つ。
何度やられようが、体ごと車体を押し起こして再出撃するアンツィオ生の恐れ知らずな気勢によりスペック以上の脅威を誇る。

  • セモヴェンテda/75
正確には戦車ではなく突撃砲。CV33に比べると車両数は非常に少なく、作中では3輌が確認されている。
アンツィオのメイン火力で、CV33で敵を誘導した後に狙い撃ち、というのが主な戦術。

  • P40
アンツィオの新たなエース車。初の重戦車である。
曰く「先人達が気の遠くなるほどコツコツ貯めてきた」資金により購入に至った。
比較的厚い装甲にそこそこの砲撃と、まさに希望の星……なのだが、大洗戦後は修理費用が足りず、長期入院中。資金を公募している。
ドラマCDによると一度修理は完了したらしいのだがどっかの誰かがメチャクチャに乱暴な運転をかましたせいでもう一回ぶっ壊れたとの事。修理代払ってやれよ
なお最終章2話では無限軌道杯までに修理が間に合ったようでボンプル高校フラッグ車をCV33で封殺・行動不能にし撃破した。
またまた曰く「ガソリンもあんまねぇ」「砲塔も履帯も換えがない」等、本当にやっとの思いで買えた背景が滲む。
ゆくゆくはまた資金を貯めて、ティーガーやパンターも怖くないほどの強化を施す予定。

………20年後に。


……と、イタリア戦車でしかも資金不足ゆえに火力・装甲共に充実しているとは言い難い。
初期の大洗と良い勝負である。

学校と共に歴史こそ長いがこういった面から履修生は年々減少していて、
現隊長のアンチョビが訪れた際には数名しか残っていない有様だったが、彼女の尽力で現在は42名までに増加。
軽快な豆戦車の利点を活かした機動戦は中々のもので、まともな火力こそないが相手を翻弄することに長けている。
戦力不足を補うためアンチョビが高度な作戦を立ててはいるが練習不足諸々の原因から成功率は低い。
それでも廃止寸前までに陥っていたところから復活している経緯を考えれば見事な戦果と言えよう。
似たような境遇で本編の主役である分見劣りするかもしれないが、大洗がおかしいだけである。

特徴的なのは勝っても負けても対戦校・スタッフを招いた大掛かりなパーティを開くこと。
そのためだけに複数の車輌を運用し、食料・大型の調理器具を用意・展開する力の入れようで、それはそれは盛大な祭りに。
アニメ本編では5秒で負けてその後の言及がほぼ無かった事実(総集編での秋山殿にすら置いとかれた)はこの際無視するとして、
大洗戦車道チーム及びみほに「戦って勝つだけじゃ戦車道ではない」ことを改めて学校全体で示す、何気に重要な役割をこなしている。

どこまでも明るく正々堂々を貫いて遺恨も残さず、勝っても負けても相手と肩を組んで食事を楽しみ、相手の応援にも駆けつける。
突き抜けて気持ちの良い気質の高校で、戦車道を一番楽しんでいる連中と言ってもそう過言ではないだろう。
…がこのことが災いし全国大会決勝ではどこよりも先に会場に到着し応援の準備もしていたにも関わらず時間があることをいいことに
夜中にどんちゃん騒ぎをした挙句明け方には爆睡、そのまま表彰式まで寝過ごす大ポカをやらかした。
最終章でも大洗の応援には来ていたようだがまたもや試合終了まで爆睡していた。
実はプラウダ戦も応援に来ていたけどあの雪の中爆睡していたのでは?

「諸君! 試合だけが戦車道じゃないぞ! 勝負が終わったら、試合に関わった選手・スタッフを労う! これが! アンツィオの流儀だ!!」


主な人物

  • アンチョビ
CV:吉岡麻耶
現アンツィオ高校戦車道チーム隊長。本名「安斎 千代美」。高校三年生。車長兼砲手。
両サイドに分かれたドリルツインテールとリボンが目を引く。制服の上からマントを羽織ったり、軍人風の服装。
ツインテールで強気というイメージからか低身長に思われがちだが、156cmと決して(女性としては)小さいわけではない。
あとスタイルも中々のもの。

「総統(ドーチェ)」の名で呼び親しまれるアンツィオの頭目。
愛知県出身ながらその腕を見込まれて栃木県所在のアンツィオにスカウトされた経歴を持つ。
それだけに優れた戦術眼と情報戦の強さを持つ……ものの、
メンバーが作戦を簡単なミスで台無しにしたりそもそも作戦を覚えていなかったりで成功することは少ない。
彼女の高い情報処理能力と指揮が噛み合ったその時は目覚ましい効力と戦果を叩き出す。劇場版ではその情報力が遺憾なく発揮され、高校生連合を救ったと言っても過言ではないだろう。

「やっぱり戦車はさー、こうして風を感じられなきゃダメだろ」と語る一方、
やはり戦力的に、また1人の戦車乗りとして喉から手が出るくらいに強い車輌を求めており、
「何でも良いから大きな戦車に乗りたい」と悲痛な悲鳴を上げている。

廃止まではいかなかったとはいえ、わずか数名しか在籍していなかった戦車道メンバーを立て直した手腕は本物。
とりわけ士気を上げるための演説はお手の物で、巧みな話術でメンバーのやる気を上げる。
学校単位で見れば弱小校と言って差し支えないのに、四大強豪校に混ざって招集されることから体外的な評価もされていることが分かる。
一方でメンバーを完全に制御できているかと言われたら全くそんなことはなく、
むしろ代々コツコツ貯金してきて念願叶いやっと購入にこぎつけた“秘密兵器”P40のお披露目より
目前の人気昼食メニュー売り切れを優先するような「やりたいことに素直」な気風に振り回されることがしばしば。
「あっ、お、おい! お前らそれでいいのかーー!?」

隊長として厳しくも優しい性格。社交的でもあり他校の生徒に対しても好意的でフレンドリーに接する。
何かと不遇だったり不憫で気苦労が絶えないせいか、境遇を理解してくれる人がいるとオーバーなほどに感激しがち。
「この、……この子達のやる気が、もう少し試合に活かせるといいんだけどなぁ……」
と肩を落としつつも、
「自分の気持ちに素直な子が多いのが、この学校の良いところなんだけどなぁ……」
とも言っており、アンツィオの気風は好ましく思っていて、伝統や誇りを重んじる。

隊長らしく一番しっかりしていると思いきや、やはりそこはアンツィオの生徒なので、アンチョビ自身もかなり抜けている部分あり。
例)前述のように大洗の応援のために前夜から待機するも、「時間はたっぷりあるから」と夜通し宴会したことで全員で寝過ごす
  「とりあえずパスタ茹でていいか?」 
  「えーと、カルロ・ベローチェの何倍だ!?」

実はそこまで強気ではない、どころか根はあまり自信家とは言い切れない言動もあり、自分で言った弱気な言葉をすぐさま強気な言い方に訂正するクセを持つ。
指揮官として優秀な一方、優しすぎるところが隙を生んでしまうところも。
(例:大洗戦にて転げたメンバー達を思わず庇ってしまい、フラッグ車を撃てるチャンスを逃す)
「バカ、無理するな! 怪我したらどうする!?」
それなりに挑発的な発言もするが、正々堂々の戦いを公言。負けた後もみほ達と健闘を称え合い、アンツィオ全体で大洗の応援をすることを約束した。

そんな彼女だからか、メンバーからの支持は絶大。学年関係なく上下関係からくる距離感がほぼ無い。
例え横転して事故につながりかねない無茶な走行でも姐さんのピンチならば躊躇いナシで強行する。
「アンチョビ姐さん」と呼び親しまれ、「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」コールはお決まりの音頭で鼓舞。
アンチョビ本人もそのノリ自体は大好きで自分からコールを促したりカメラに向かってポーズ決めたりピースしたり。楽しそうで何よりです。

本名や略した名前で呼ばれるのを拒んでおり、「安斎」「チョビ子」と呼ばれた時は「アンチョビだ!」と訂正している。
大洗生徒会長こと杏とは旧知の仲かもしれない描写もしばしばあり、
基本フレンドリーな彼女にしては珍しく杏に対しては食って掛かることがちょいちょい。

また、こう見えて趣味は恋愛小説を読むこと。
沙織が披露する恋愛話やテクニックについては度々食いつき、感心したりしっぱなしだった。
この恋愛にかける純情さはアンツィオメンバーも知らなかった一面らしく、ペパロニが驚く一幕も。
本編中では描写が見られないが各種特典のイラスト等を見る限り、アンツィオ生らしく料理上手であることが窺える。
もっらぶ作戦では率先して料理を作る姿が多く見られたり。

劇場版では副隊長の2人と共に、盟友の危機を前にして颯爽と登場。
各校の隊長勢揃いの会議ではなんともイタリアンらしい発言をしたり、本来二人乗りのところを無理矢理自分も押し込めたために自慢(?)の髪をウィッグ扱いされたり、
ちょくちょくペパロニに(悪意のない)冷静なツッコミをされたり等、癒しというかギャグ要員的な振る舞いも多かったものの、
超絶ジャイアントキラーの踏み台になったりGPS役として獅子奮迅の活躍をしたり今まで一度も決まったことのない作戦が成功したりして、なんというか大・大活躍。
一方、窮地に陥るとちょっとパニック気味になって判断が遅れたり、鈍ったりするのは相変わらず。
戦いを終えて3人仲良く帰還するワンシーンを今作品のベストシーンに選ぶ人も少なくない。やはりタンケッテは最高だった。


  • ペパロニ
CV:大地葉
二年生の副隊長。
短髪に三つ編み。目上や客人に対しては語尾に混ざる「~ッスよ」が口癖。
とかくアンツィオの気風を体現したような人物で、目の前のことに夢中になって他が眼中に入らなくなる性格。
「細かいことは気にしない」が行き過ぎてやることなすこと大雑把。
先のことをよく考えないで行動し作戦を台無しにしたり「忙しいから」という理由で交戦中の報告を怠ったりと、
他校の副隊長と比べるといささか以上に脳筋。ただ主な戦闘中の指揮を執っているのは彼女で、
暴走しがちなメンバーをまとめ上げ更に士気を高め、「調子に乗ると強い」利点を最大限に活かす彼女にしか出来ない資質を持つ。
頼れる戦闘屋であると同時に隊長の悩みのタネ。

試合や接客時にはテンションが高く、男勝りの勇猛さで振る舞うが、
平時には意外とダウナーというか、間延びした語尾や若干そっけない発言もしばしば。
竹を割ったようでサバサバしており、恋愛や彼氏といったことにも興味を示さない。
が、恋愛マエストロこと沙織の提示するシチュエーションの1つがツボだったらしく、共感。
一転してグイグイ話を聞きたがるなど、やはり彼女も1人の乙女のようである。

流石に秘密兵器を前にして他のメンバーと一緒に食堂に走っていかないだけの副隊長の自覚はあるが、
「見ない顔だな」と看破しつつも探りを入れてきた優花里に、上機嫌にあっさり機密を話してしまったりもする。
一応自覚はしているらしく、再度やらかした際にはちゃんと反省してアンチョビに謝っている。
露店を担う1人でもあり料理上手。「うちの~」と言っているあたり店主なのかもしれない。優花里には特製ナポリタンを振る舞った(もちろん優花里は絶賛)。手打ちらしい。

戦闘ではCV33を駆りその機動力を存分に発揮。走り屋気質なこともあって相性は抜群。
車長兼砲手(機関銃)を担当していたが、操縦手としての腕もピカ一。急降下(真っ暗なトンネル通過も含む)や急上昇を繰り返し、交戦中であっても転落せず高速で走れる腕前。
麻子のドラテクを体感している沙織でさえ、移動用に軽く走った時に同乗した際「うぅ~……死ぬかと思ったぁ……」と息も絶え絶えになる快速度合い。
ペパロニやアンチョビは首を傾げているあたりにアンツィオの機動性の高さを伺える。

アンツィオ戦車道をほぼ0から再興したアンチョビに心酔しており、「姐さん」と親しむ。
「さすがアンチョビ姐さん!」との台詞も多い。その割にちょい辛辣な発言も多いが素直なだけである。

劇場版ではアンツィオからの助力として参戦。
ドゥーチェをウィッグ扱いしたり(そして本気で驚いてそうだったり)、発言に素っ気なく突っ込んだりとやはり癒しというかギャグ要員的n(ry
地味といえば地味な役回りに愚痴をこぼすことがしばしばだったものの、今回の彼女は操縦士であり、その卓越した腕前を存分に発揮。
ジェットコースターのレール上をカルロベローチェで疾走するという驚異的な操縦技術を披露した。
桁を1つ間違えていたとはいえ素早く暗算したり、ドゥーチェさえ知らなかった兵器の名前も知っている等の意外な新鮮な一面も。

アンチョビやカルパッチョと異なり本名は不明だが、
CVの大地葉氏はTwitter上で「サラ美」という名前がふと思い浮かんでしまったとコメントしている(無論、公式設定ではない)。


  • カルパッチョ
CV:早見沙織
金髪のお姉さん。二年生。副隊長。装填手。

アンツィオにしては珍しくゆったり落ち着いた性格で、アンツィオの良心と言っても間違いではない。
ペパロニが直接戦闘を担当するのに対し、こちらは作戦指揮の戦術面で隊長を補佐する。
お馴染みペパロニはもちろん、案外抜けているアンチョビも含め良識人としてツッコミやフォローをこなす。
だが彼女もアンツィオの生徒ゆえにアンツィオの常識がベースだったり、大洗の応援時には皆と一緒に寝過ごす一面も。

試合時には普段の穏やかな雰囲気はなく、凛とした言動で隊長を支える。
装填手としての実力も確かで、スペックが劣っていても怯まず冷静に指示を出し、
急制動や旋回中でも迅速な装填を続ける。

カエサルこと鈴木貴子とは「たかちゃん」「ひなちゃん」と呼び合う仲で、小学生の時の同級生。
住む場所が変わった今でもネットを通じて交友は続いていて、文章を見るにたまに会ったりもしているらしい。
自分が小さい頃からやっていた戦車道をたかちゃんも始めたことを喜ぶ一方、敵としてお互い正々堂々戦うことを誓い、
車輌のマークがたかちゃんのパーソナルマークだったことから搭乗車であることを看破。
自らが交戦することを提言し、突撃砲同士一歩も譲らない超至近距離の撃ち合いを演じる。
決着後健闘を讃え合い、不滅の友情を約束し、去るたかちゃんを見送ろうとしたが、
「たかちゃんじゃないよ」
「えぇ?」
「私は……カエサルだ!」
「……っふふ、そうね。じゃあ、私はカルパッチョで!」
友達に出来た新たな友達に、どこか寂しそうな表情を少しだけ見せながら微笑み、
優雅に髪をかき上げて自分もまた今の居場所に戻っていった。
それぞれ違う居場所を見つけた二人だが、その後も交流は続いているようで、助っ人に現れた際には真っ先に「たかちゃん」に呼びかけた。

劇場版では隊長と副隊長と共に参戦。駆けつけて真っ先にたかちゃんに呼びかける仲の良さはもう恒例の如し。
アンツィオに一層染められたのか、アンチョビに「ドゥーチェ降りてください」と冗談を飛ばすほどフランクになっている。
作中では平常運転でボケたり間違えたりする2人のフォローに回り続け、ストッパー的な役回りをこなす。
きっと描かれていないだけでかなりの回数を突っ込んだことだろう、お疲れ様です。


余談

大洗VS黒森峰の決勝戦の時に大洗と対戦した高校で唯一アンツィオが出てこなかったのは、前述のように決勝戦早朝に生徒達と共に会場入りしたが宴を開いた後寝てしまい、
決勝戦が終わるまで寝てしまったため。*2

「しまった、寝過ごした!!!」


平和が製作、稼動したスロット版では、CZの一種「サバイバルウォー」で選択可能なチームになっているのだが、原作通りの為選択時の勝率はたった19%とかなりドM向け。
しかし、その見返りはとても大きく、勝利した場合「AT継続率80%」が確定する。
そしてメインATである戦車道ではもちろん対戦相手として登場。

強さ?察しろ


アンチョビの特徴的なドリルツインテールは、当初映像化の予定がなかったアンツィオ高校のインパクトを強めるために設定されたのだが、
後にOVA版「これが本当のアンツィオ戦です!」が制作決定した際、とにかくインパクト優先で動かす時の負担を考えていなかった髪型に作画班は悲鳴をあげたという。
劇場版のペパロニのウィッグ扱い(と取り外し要求)は、作画スタッフの愚痴も込められたギャグなのかもしれない。

アンツィオ名物鉄板ナポリタンは炒めたひき肉とケチャップを加えスクランブルエッグ状にしパスタの上に盛り付けるのに対し、実在する鉄板ナポリタンはパスタの周りに溶き卵を流し込む。料理にうるさいアンツィオ流にアレンジを加えた結果なのだろう。
詳細なレシピはOVAのパンフレットに掲載されているが現在は入手困難。見たい人は画像検索に頼ろう。



追記・修正はアンツィオ流でお願いします。


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