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準制限カード(遊戯王OCG)

登録日:2019/01/13 Sun 13:17:00
更新日:2026/07/07 Tue 02:15:26
所要時間:約 23 分で読めます




準制限カードとは遊戯王OCGのルールの1つ。
これに指定されたカードは1つのデッキに2枚までしか入れられなくなる。

関連項目


●目次

【概要】

遊戯王OCGにはリミットレギュレーションというルールが存在し、公式大会や公認大会に出場する際はそれに合わせたデッキを組まなくてはならない。
また、多くの非公認大会でもこのレギュレーションに準拠していることが大半である。
フリープレイでもこのルールに従ってデッキを組んでいる人が大多数なので、このルールを無視したデッキを使うならば許可を取った方がいいだろう。

準制限カードの他には1枚しか投入できなくなる制限カードと、1枚も入れられない禁止カードが存在する。

基本的に、

  • 汎用性が高すぎてどのデッキにも入ってしまい、デッキスロットの固定化を招くカード
  • 同名カードを複数枚投入することに意味があるカード(複数枚投入することで真価を発揮するカード)
  • 環境デッキのキーカードと言えるパワーカード、またはそれをサーチしてくるカード
  • デッキの回転率や安定性を高めるサーチカードやドローソース
  • 強力なコンボを生み出すのに必要なパーツとなるカード
  • 目立った活躍をしていない制限カードの様子見での緩和
  • 環境トップが規制されたら上がってくると予想される準環境トップのキーカード
  • 稀に環境に対するメタカードの緩和
  • 少なからずあると言われている今後発売するカードやルール変更と相性の良いカードの緩和・規制

等が該当している。
傾向自体は制限カードと同じであり、制限カードに比べるとやや地味な存在で指定されているカードも少ない。
ただし現在は昔に比べ、段階を踏んでの規制と緩和に使われることが増えた。

遊戯王OCGにおける最大投入枚数は3枚であり、制限カードよりも影響は少ないように見える。
しかしサーチがしにくいカードに関しては、ドローして手札に引き込む確率が下がるため安定性が下がる。また、同名カードを複数枚入れることを前提としたカードもあるため、それらに対してはさらにダイレクトに響く。
逆にテーマ専用のカードの場合はサーチ可能な場合も多く、初動を減らして上振れを抑止する程度に収まることも多い。

単純なパワーカードの場合はまず様子見で置かれることが多く、目立った活躍がなければすぐ制限解除、暴れれば制限行きになるため長い間準制限カードになっているカードは比較的多くはない。
最近は段階的な様子見も兼ねて、元禁止・制限カードがこの位置にいることも多い。
そういうカードでもやはりパワーがあることには変わりがなく、急に暴れて制限に戻されたり、危険視されて無制限への緩和までとはいかず準制限から中々動かないカードもある。

また、エクストラデッキのカードは1種類のパワーカードを複数枚投入するより、使い分けのために種類をバラすことが多い。
よって、1ターンに同名3枚を全て使い切るソリティアコンボなど、3枚あることに明確な意味があるカードでない限りエース格のパワーカードでも「準制限なら無制限と大して変わりがない」とされ、直接制限や禁止になることが多い。
ただし、1枚目が対処されて致命傷になることは免れるので、エース格のパワーカードやデッキの初動となるカードの場合は制限と準制限の差は大きいこともある。
ただし、《強欲で金満な壺》のリスク軽減を目的に3積みするケースなどもあるため、準制限にすることも無意味ではない。


【準制限カード一覧(2026年7月1日から)】

効果モンスター

+ 詳細は以下
手札か場のカードをコストに手札から特殊召喚する効果、召喚・特殊召喚時に「罪宝(ざいほう)」魔法・罠をデッキからセットする効果、相手ターンに墓地に送られたら手札か場のカードをコストに自己再生する効果を持つ。

長編ストーリーである「罪宝」ストーリーの主役。
灰流うらら》に邪魔されないサーチ手段と言うだけでも強いが、【スネークアイ】の初動となる《原罪宝ースネークアイ》や【アザミナ】の初動となる《罪宝の欺き》にアクセスできるため、これらのデッキの初動になれる。
最上級モンスターではあるが自力で特殊召喚できるため見かけより簡単に出せ、ステータスもそれなりに高いため妨害を受けて棒立ちになってもそこまで問題にはならない。
また、サーチ先に万能無効の《裏切りの罪宝ーシルウィア》 といった便利なカードもあり、自己再生効果と併せることで《裏切りの罪宝ーシルウィア》のコストとして墓地送り→手札か場のカードをコストに自己再生→特殊召喚したのでサーチが発動、と単体でも運用が可能。状況次第では永続魔法化による除去ができる《反逆の罪宝ースネークアイ》で厄介なモンスターの処理もできる。

【スネークアイ】の隆盛によりサーチカードである《“罪宝狩りの悪魔”》が規制されてしまう。しかしそれでも【スネークアイ】は止まらず、【アザミナ】の登場でさらに活躍してしまったためか、2024/10/1に制限指定を受ける。
そして【アザミナ】を含めた「罪宝」カードをメインにしたデッキの流行が収まったと判断されたのか2026/4/1に準制限へと緩和された。


相手の手札が2枚以上の時にリリースなしで召喚できる効果と、相手が手札・墓地のモンスターを発動したら自身を手札から特殊召喚する効果、召喚・特殊召喚時にデッキから同名以外の「K9(ケーナイン)」カードを墓地に送る効果を持つ。

相手が手札・墓地のモンスター効果を使ったターンに手札・墓地から特殊召喚可能かつ、相手ターンに自身を含めてX召喚を行う効果を持つ《K9-ØØ(ゼロ)号 ルプス》が存在するため、相手が手札・墓地のモンスター効果を使ったらこのカードを起点として後攻0ターン目でもランク5X召喚ができる。
テーマ内でも相手の手札・墓地のモンスター効果を無効にする《K9-17号“Ripper”》が存在し、他にも《N・As・H Knight(ネフィル・アサイラム・ヘット・ナイト)》や《先史遺産(オーパーツ)ヴィマナ》などの妨害持ちがいるため、これらを使って相手の展開を妨害できる。
オマケに《K9-ØØ号 ルプス》が素材になっているXモンスターは対象耐性を得るため、呼び出したXモンスターや相手の《無限泡影》などで止められないのも地味にありがたい。
そしてこのカード及び《K9-ØØ号 ルプス》には効果に際してなんの制約も付かないため、相手の効果発動に対してランク5Xを呼び出す手札誘発のような出張ギミックとしても採用できる。

上記以外にも《K9-66b号 ランタン》の蘇生先を用意したり、墓地効果を目当てに「K9」魔法・罠を落としたりと【K9】の展開を支える。

VS(ヴァンキッシュ・ソウル)】との混合構築である【VSK9】が環境で活躍したためか、2025/10/1に準制限指定を受ける。
出張パーツとしても汎用性の高いカードではあるものの、同改訂で【K9】の重要カードである《K9-66a号 ヨクル》が制限指定を受けたため、一度準制限で様子見ということなのだろうか。


コストでデッキから「斬機(ザンキ)」モンスターを墓地に送って特殊召喚できる「斬機」の1体。
自身が場にいるときに他の「斬機」が出たら「斬機」魔法・罠をサーチする効果を持つ。

緩い条件で自己再生できる《斬機シグマ》がいるため、このカード1枚から召喚権を使わずモンスター2体並べつつ1枚サーチが可能という意味の分からないアドバンテージを稼げるサイバースの最強初動。
特殊召喚効果を使うとこのターンモンスター1体でしか攻撃できなくなるデメリットはあるが、先攻1ターン目ならそもそも攻撃出来ないからノーデメリット、後攻でも複数攻撃を付与したモンスターで殴れば軽減できるためほぼノーリスク。《斬機シグマ》のサイバースしか特殊召喚不可になるデメリットもサイバース族デッキなら何も問題ない。
このカードと《斬機シグマ》で《塊斬機(カイザンキ)ダランベルシアン》を出して《斬機ダイア》をサーチして更に展開し、相手ターンにはこのカードでサーチした《斬機超階乗》で《斬機ダイア》込みの《塊斬機ラプラシアン》をぶつけて除去&万能無効で妨害するムーブが非常に強力。
さらに《斬機シグマ》の代わりに《斬機ナブラ》を採用すれば《塊斬機ダランベルシアン》から《斬機超階乗》&《塊斬機ラプラシアン》の妨害コンボに繋げられるため、適当なランク4デッキにも出張可能と言う凄まじいパワーカード。

登場してしばらくしてから【スプライト】や【ティアラメンツ】と言った凶悪なデッキが幅を効かせていたため、カードパワーの高さに反して目立たなくなってしまっていた。
そして彼らが規制を受けた2023年になってようやく頭角を表し環境争いをしたためか、2023/7/1に制限指定を受ける。
ちなみにこのカードの規制により、収録パックのPOWER OF THE ELEMENTSは収録カードの内規制された枚数が11枚となり、あの悪名高いマキシマム・クライシスの規制経験枚数10枚を超えて歴代トップに躍り出ると言う快挙(?)を果たした。やっぱり2022年はおかしい

そしてサイバース系のデッキが環境から姿を消したのを見てか2026/7/1に準制限へと緩和された。
元から遊戯王マスターデュエルでは規制されておらず、TCGでも一時は禁止カードとなっていたが2025/4/7には制限復帰を果たしていたので、緩和を待ち望んでいた人も少なくはなかった。


  • 十二獣(じゅうにしし)モルモラット》
十二獣に属する下級モンスター。召喚成功時にデッキから「十二獣」カードを墓地へ送る効果を持つ。
またエクシーズ素材になっているとき、そのエクシーズモンスターに《十二獣モルモラット》をデッキか手札から特殊召喚する効果を付与する。

無制限時代はこれを利用することで、容易にランク4モンスターを立てつつ《十二獣ブルホーン》で後続を確保し、《十二獣ドランシア》に繋ぎ構えることができた。
地属性の獣戦士族のため《十二獣の開局》は勿論、《M.X-セイバーインヴォーカー》、《炎舞(えんぶ)-「天璣(てんき)」》とデッキから引っ張り出す手段は豊富であった。

2017/4/1に制限指定されて実質的にリクルート効果を封じられた形となっていたが、ちょうど9年後の2026/4/1にようやく準制限へと緩和された。


「デッキからカードを墓地へ送る」「デッキからカードを手札に加える(ドロー含む)」「デッキからモンスターを特殊召喚する」効果を含む効果を無効にできる手札誘発。

コンボの基礎となる行動をこれ1枚で無効にできるため、入れない理由を探す方が難しいカードである
先攻制圧やワンキルを目指すデッキでも《増殖するG》を止められるため、その性能は相手のソリティア対策に留まらず、ソリティアを抑制するカードでありながらソリティアを支援するカードでもある。

他の手札誘発と比べてもあまりにも環境・相手を選ばなさ過ぎてデッキスロットの固定化を招いたためか、2018/04/01にて準制限になるも、マスタールール改訂で環境の高速化が危惧されたのか2020/4/1に一度無制限に。
その後はこのカードを回避しつつ展開ができるデッキが増えて行った結果、相手の妨害よりも相手の《増殖するG》などを止める役割が増えて先攻制圧を助長するカードとなったためか2026/1/1には再び準制限に戻った。

詳しくは該当項目も参照。


リンクモンスター

+ 詳細は以下
  • 《パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン》
素材縛りはLモンスター1体以上。
場にいる限り光・水・炎・風属性としても扱い、自身と同じ属性のモンスターが発動した効果を受けない耐性を持つ。更に攻撃力1000以上の時は攻撃力を1000下げる事で戦闘・効果破壊を耐える事が出来る。

問題となったのはL召喚時もしくは戦闘を行ったダメージステップ終了時に相手のモンスターを全て破壊しつつ自分の墓地のリンクモンスターの数×300ダメージを与える効果で、実はこの効果に回数制限は一切ついていない。
更にこのカードの素材指定をよく見るとLモンスター以外の指定はなく、リンク値が足りているならL素材は1体でもいい=《パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン》1体で素材条件を満たせる。
そのため、《パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン》から別の《パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン》を出すと言う形でバーンダメージを連打する先攻ワンキルが誕生。1体目のL召喚時に墓地にLモンスターが8体いれば3体目のバーンで合計8100ダメージでワンキルが成立する。
相手モンスターを破壊できないとバーンできないが《ブラックガーデン》を用意すればL召喚と同時に破壊対象のトークンが準備可能。
更にリンク5だが手札のモンスターをL素材にできる《ぜんなのついなぎひめ》を使えばリンク値4からこのカードのL召喚に繋げられ、《ぜんなのついなぎひめ》の効果で《剣神官ムドラ》を落とせば回収効果も併せてバーンをグォレンダァ!!5連打出来るため、更にワンキルのハードルは下がる。

環境トップを席巻した程ではないが、同時期には他にも【トゥーン】や【獄神】なども別の先攻ワンキルを利用しており、それらとは違いここまで簡単なワンキルが誕生するのは想定外だったのか、登場から約3ヶ月経った2026/7/1に準制限指定を受ける。
準制限と言う1番緩い規制ではあるものの、規制の早さとしてはあの《EM モンキーボード》に次ぐ2位となった。

素材指定と効果に回数制限がないのはアニメの再現であり、L召喚時にも破壊&バーンが発動するのは相手の盤面を吹き飛ばす捲り要員や相手ターンにL召喚して破壊&バーンを叩き込む妨害要員としての使い途を作ろうとした結果なのだろうが、最悪の噛み合い方をしてしまった悲劇と言える。


魔法カード

+ 詳細は以下
デッキから魔法・罠1枚を墓地に送る通常魔法。

《おろかな埋葬》の魔法・罠版と言える性能で、サルベージと組み合わせて墓地を経由した間接的なサーチ、墓地の魔法・罠の数を参照するカードとの組み合わせも使われている。
が、最も多い運用は墓地で発動する効果を持つ魔法・罠を落とす使い方だろう。
同名ターン1制限はあるものの、《おろかな埋葬》同様にこのカードには墓地に落としたカードの効果に関する制約はなく、落としたカードの方に制約がなければ即座に墓地効果を使用できるため、これ1枚からサーチやサルベージ、蘇生やリクルートなど幅広い役割を果たせる。

カードプールの増加とともに墓地発動する魔法・罠が増えていたため、決闘者からも「そろそろ危ないのでは?」と思われていた。その予想通り、2023/1/1の改訂にてついに準制限指定を受ける。
元々多くのデッキで使われていたが、今回規制されるきっかけとなったのは環境トップの【ティアラメンツ】にて《壱世壊に奏でる哀唱(ティアラメンツ・サリーク)》を落として「ティアラメンツ」モンスターをサーチしたり、《救いの架け橋》を落としてサーチ効果を持つフィールド魔法の《壱世壊(いせかい)=ペルレイノ》や《六世壊(むせかい)=パライゾス》をサーチしていたことが原因と思われる。


同名以外の「キラーチューン」カードをサーチ出来る速攻魔法。そこから追加でSチューナーのS召喚もできる。

発動後はチューナーしか特殊召喚出来なくなるが、元々チューナー同士のS召喚でSチューナーを呼び出す【キラーチューン】ではノーデメリットで使え、サーチしつつS召喚もできるパワーカード。ドロー誘発をチェーンされたらサーチだけに留める使い方も出来る。
更に速攻魔法なのでドローフェイズに発動する事で《ドロール&ロックバード》を使わせずにサーチ&S召喚に繋げたり、相手のドロー誘発に合わせて使う事で相手のドロー枚数を抑えつつSモンスターを出したりも出来る。
オマケにこの手のカードとしては珍しく1ターンに1回ではなく2回まで使えるため、初手で使った後も《キラーチューン・ロタリー》や《キラーチューン・トラックメイカー》でサーチしてもう一度発動、なんて芸当も可能。

【キラーチューン】の動きを支えていたパワーカードであったためか2026/7/1に準制限指定を受ける。


  • 《強欲で金満な壺》
EXデッキから3or6枚裏側でランダム除外し、除外したカード3枚につき1枚ドローする通常魔法。
メインフェイズ1開始時にしか発動出来ず、発動するターンは他のカードの効果でドロー出来なくなるデメリットが付く。

コストは裏側除外なため再利用が難しく、さらに除外されるのはランダムで選ばれるため、《強欲で貪欲な壺》と同様にキーカードが飛んでしまう危険性を孕んでいる。
それでも手札消費1枚で2枚ドローというのは破格であり、EXを使わないor依存度が低いデッキならほぼノーリスクで使えるため完全に入れ得なカード。
ドローを封じられるデメリットもサーチが豊富あるいは利用しないデッキならスルー可能。
さらにEXデッキを利用するデッキでも「キーカードを複数積みすることで1枚でも残る可能性を上げる」という形で採用するケースもある。

粛声(しゅくせい)】や【ラビュリンス】、【メタビート】などのEXへの依存度が低いデッキでの採用が目立ったためか2024/4/1に準制限指定を受ける。
遊戯王マスターデュエルではシングル戦オンリーのため【メタビート】系への対処が難しいと言うのもあってか、OCGより早い2023/9/1には準制限カードとなり、2023/11/9にはOCGより厳しい制限指定を受けている。


手札を1枚捨てて発動し、自分・相手のフィールド上のモンスターを融合素材として融合召喚する速攻魔法。このカードの発動にチェーンはできない。

相手のモンスターも勝手に素材にできるため除去カードとしても使える。発動にチェーンを許さないため、発動や効果無効にするカードがあっても抵抗ができない。
ミラーマッチでは優勢がこのカード1枚でひっくり返されることもあるので警戒するカード。
登場当時は融合素材名がきっちり指定されているモンスターが大半で相手から素材を調達するのが難しく、速攻魔法を活かして追撃に使おうにもフィールドからしか融合素材にできない上に手札コストが重く非常に使い難かった。
しかし属性や種族のみ指定という緩い素材条件のカードが増え【HERO】において除去カードとして頭角を現した。

その後、属性融合体を揃え出てくる融合体の性能も凶悪な【シャドール】が暴れ回ったため2015/01/01改訂にて制限に指定される。
新マスタールールで融合モンスターが無制限に出せるわけでは無くなった影響や、逆に融合を使わないデッキでも使える除去カードとしての性能が評価されたためか、2018/10/01にて準制限カードに緩和される。
かつては有力なハズレア出世組の1枚。


  • 突然変異(メタモルフォーゼ)
自分フィールドのモンスター1体をリリースし、そのモンスターと同レベルの融合モンスターをEXデッキから呼び出す通常魔法。

端的に言えば、自分のモンスター1体を同レベルの融合モンスターに変換する効果を持ち、特に特殊召喚しやすいモンスターをコストにすることで強力な融合モンスターを出す事が可能であった。
例えば、
といった具合で、当時としても多様なコンボを秘めていた。
更に【変異カオス】では《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》で除去してから《サイバー・ツイン・ドラゴン》で5600打点とかゲームが終わるレベルのコンボとして、として猛威を振るい禁止カードに指定されていた。
そしてこのカードでしか特殊召喚できない《E・HEROバブルマン・ネオ》は禁止化の被害者。後年、《E・HERO ジ・アース》がいることが前提だがバブルマン・ネオを召喚条件を無視して出せる《エレメントの加護》が登場したため一応フォローはされた。

その後は長らく禁止カードに指定されており、強力な融合モンスターも増えたことから制限復帰は絶望視されていた。
しかし、禁止指定を受けた当時と比べるとゲームスピードが異次元レベルに加速しており、「サーチが効かず素引き前提なため安定せず、しかも他のモンスターを場に要求した上で貴重なEXデッキの枠を割く必要があるのは強いとは言い難い」とまで評価が下がってもいた。
それを反映してか、禁止から20年近く経った2026/1/1付けでノーエラッタで禁止解除となり、続く2026/4/1には準制限となった。ついでに《E・HEROバブルマン・ネオ》も救われた。

余談だが、漫画ZEXALにはこのカードのエクシーズ版である《希望の天啓》が登場し、後にOCGにも実装されている。
汎用性が高すぎたこのカードの反省を活かしてか、「レベル8のドラゴン族モンスターをランク8のドラゴン族Xモンスターに変換する効果」に調整されている。


罠カード

+ 詳細は以下
2000ライフをコストにモンスターを特殊召喚する効果を含むモンスター効果・魔法・罠の発動を無効にして破壊するか、召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にして破壊するカウンター罠。

神カウンターシリーズの1枚で、魔法・罠の無効範囲を狭くした代わりにライフコストを減らしつつモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚の無効に特化させた1枚。
モンスター効果による特殊召喚も潰せるのでとことんモンスターが場に出るのを咎められる。

《神の宣告》規制後の穴埋めとして使われる事が多く、それに合わせて2011/3/1に準制限、2013/3/1には制限指定を受けた。
その後は環境の高速化が進み《神の宣告》共々罠の採用率が低下したこともあって2018/1/1に準制限、2019/4/1には無制限へと緩和された。
が、《神の宣告》がサイドチェンジ要員としての採用率が上がって先攻制圧に寄与した結果規制され、再び穴埋め要員として採用されたのを見てか《神の宣告》が制限指定を受けた2026/7/1には再び準制限指定を受ける。


相手フィールドにカードがあれば手札からも発動でき、自分の墓地に罠カードがあれば無効にしたカードを破壊する通常罠。「ドミナス」カードの一つ。
モンスターの特殊召喚効果を含むモンスター・魔法・罠の効果が発動したとき、その効果を無効化できる。手札から発動した後、自身はデュエル中に光・地・風属性モンスターの効果を発動できなくなる。

現代環境で当たり前のように行われる特殊召喚を咎められる強力な捲り札。
手札から使った場合、《マルチャミー・フワロス》などの強力な手札誘発が使えなくなるという非常に手痛い制約を負うことになる。
しかし、それらのモンスターを採用しないデッキであれば気にせず使えるし、そもそもセットしてから発動すればデメリットはゼロ。

多くの汎用カードが規制された2026年1月1日の改訂で、このカードも準制限指定を受けた。
採用できるデッキとそうでないデッキの不公平感を煽っていたことが主な要因と見られる。

【海外での準制限カード】

  • 効果モンスターアイス・ライゼオル、ソード・ライゼオル、ドロール&ロックバード、破械神(はかいしん)シャバラ、M∀LICE(マリス)<P>(ポーン)White Rabbit
以上が、2026年2月2日時点における海外(TCG)レギュレーションでのみ準制限指定されているカードである。
この内《アイス・ライゼオル》・《ソード・ライゼオル》・《烙印融合》・《神碑の泉》は日本では制限指定されており、それ以外は無制限。
破械神シャバラ》は、当時のTCG環境でテーマデッキが猛威を振るったために2024年1月に制限行きとなり、1年後の4月に緩和されている。

一方、日本で準制限となっている《燦幻開門》・《神の宣告》は制限、その他の指定カードは無制限である。



20XX/XX/01リミットレギュレーション
《追記》制限カード→準制限カード
《修正》無制限カード→準制限カード

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最終更新:2026年07月07日 02:15