登録日:2019/08/07 (水曜日) 14:25:07
更新日:2022/06/28 Tue 00:11:57
所要時間:約 3 分で読めます
【概要】
本作は大洗女子学園が対戦した学校の1つ、「
プラウダ高校」をメインにした物語である。
そこの代表ともいえる2人、カチューシャと
ノンナの過去が描かれている。
また、他のスピンオフである「
リボンの武者」同様
顔芸とパロディがヤバい。
【あらすじ】
第62回戦車道全国高校生大会で、プラウダ高校は念願だった優勝を果たした。
しかし、その優勝の正当性で賛否両論が挙がり、結局は「汚れた王者」「勝利の簒奪者」と罵声を浴びせられる。
ところが、現隊長のカチューシャは、それらの言葉に揺るぎもしなかった。
小さな身体に秘めた不動の精神、その強さを支えるものとは一体何なのか…。
【登場人物】
【主要人物】
ご存知現プラウダ隊長。物語は彼女がプラウダ高校に入学する所から始まる。
高校生に見えない程の低身長のせいで甘く見られがちだが、その見た目に不釣り合いなポテンシャルで我が道を行く小さな暴君。
当初は一人称に「私」を使っていたが、第6話以降は原作通り「カチューシャ」。
ちなみに、本編で
西住みほの転校のきっかけを作った救出中の砲撃は彼女の指示だったことが明確となったので、ある意味彼女が大洗を救う遠因とも言えるかもしれない。
ご存知現プラウダ副隊長。本編同様長身だが髪は短い。
当初カチューシャを「学業成績がいいだけのガリ勉」と見下していたが、
カチューシャが同級生達を撃退した彼女に興味を抱き、共に行動するようになった。
小学生時代から長身かつおもちであり、そのせいで周囲から多大な期待を背負わされて窮屈な日々を過ごしてきた模様。
なお、今作ではカチューシャとはタメ口で会話している。
【プラウダ高校】
本作の舞台。
モスクワ大学に似た校舎やクレムリン宮殿に似た会議場などを有している。
戦車道の強豪校で毎年優勝候補に挙がっているが、万年2位に甘んじているせいか、生徒達の士気はやや落ちており、上下関係等でギスギスした雰囲気を漂わせている。
当時のプラウダの隊長。
戦術は手堅く堅実なものではあるものの、ノンナ曰く「柔軟性に欠ける」。
とある理由でハンデ無しで1年生と練習試合を行うも、カチューシャの奇策の前に敗れる。
それ以降は彼女に不満を持ちつつも実力自体は認めていた模様。
当時のプラウダ副隊長。エカチェリーナの幼馴染。
彼女に絶大な信頼を寄せている。
当時の3年生、カチューシャ程ではないが小柄。
そのせいで下級生に弄られて怪我をし、それが上述のノーハンデに繋がった。
【黒森峰女学園】
ライバル校であり、決勝戦の相手としてページが割かれている。
強豪として連覇が期待されている一方で、優秀な生徒の殆どが退部して選手層が薄くなっていくという、不穏な状況下に置かれていることが描かれている。
本作の黒森峰女学園隊長。
サングラスをかけている。
鬼塚が暴走した時のブレーキ役でもある。
本作の黒森峰副隊長。
大柄で軍帽を被り、素足に下駄履き。
そんな奇抜な恰好ながら高潔な人物であるが、相手が誰であれ間違った事には敢然と立ち向かい、非礼は素直に詫びる。
ご存知本編主人公西住みほの姉にして現黒森峰隊長。
本作では新入生だったが、1対10で先輩を打ち負かす程の怪物だった。
ご存知現黒森峰副隊長。
今作では一年ということもあって黒森峰におけるコメディリリーフ兼と化してている。
ご存知本編での主人公。
本作では口元以外顔が描かれていないが、姉と互角に渡り合う実力を垣間見せている。
【聖グロリアーナ女学院】
ご存知現聖グロ隊長。
当時は新入生であり、よく先輩のアールグレイにはセクハラじみたアドバイスを受けていた。
まぁ、そんな彼女も2年後にはその先輩に負けず劣らずの変人(無論セクハラはしない)になるわけだが。
当時の聖グロ隊長代理。
普段はお淑やかなようだが、時々見た映画の影響等で奇行を繰り返す奇人。
挙句の果てにアドバイスと称してセクハラをすることもあるが、素早い電撃戦を展開する等実力は確か。
【その他】
中学生くらいの少女、おそらく未来の聖グロの生徒。
中継でアールグレイの進撃を見て、目をキラキラ輝かせていた。
少々グレていたのか、ジャージを着て自転車を暴走族並に改造していた。
当時は副理事長。
当時はスーツ姿に七三分けの髪型(カツラ)で登場。現理事長の尽力で現在の地位にいることが本人の口から述べられている。ただ、当時の高校戦車道の惨状を心苦しく思いながらも何も出来ない自身を歯痒く思う等、板挟みにあっている模様。
【パロディについて】
本作のあちこちに小ネタが仕込まれているが、多くは映画やゲームなどのパロディである。
【余談】
作者の吉田創氏はこずみっく氏がpixivにあげた「カチューシャ がんばります!」を切っ掛けとしてプラウダ戦記を描いたとの事。
濃い作風に埋もれがちであるが、作中では人間関係の葛藤や苦悩が多く描写されており、至る所に戦車道衰退の様子や要因が垣間見えている。
- 万年二番手であることに慣れ、ぬるま湯状態にあったプラウダ
- 劣化した全国大会の設備
- テレビで中継されない戦車道の試合
- 黒森峰の隊長候補だった人物の唐突な辞任
この他にも、暴力描写や陰湿なイジメといったえげつないシーンが多い。
ぶっちゃけ本編よりもシビアかつシリアスである。
追記、修正お願いします
- まさかスパロボアンソロの人がガルパン描くことになるとは思わなんだ。 -- 名無しさん (2019-08-08 02:39:28)
- 同人で書いてたのを知ってたから、告知読んだときは同人新しいの書いたとしか思わなかったわ。中身は作者お得意のパロ山盛りで相変わらずだったが -- 名無しさん (2019-08-08 08:39:19)
- まさかアールグレイ様が登場するとはね -- 名無しさん (2019-08-09 01:40:24)
- 公式の見解的にアールグレイ様はあくまでフミカネの妄想キャラであり非公認だったはずだが、お墨付きの外伝とはいえ公式的にどういう扱いになるんだろうか -- 名無しさん (2019-08-10 04:12:23)
- ↑ガルパンはアニメ以外スピンオフ作品も全部パラレル設定だから何ともならないと思う。リボンの武者には出ると思うが -- 名無しさん (2019-08-10 07:46:16)
- 今月号の話さぁ、何なの?w……何なの? -- 名無しさん (2019-12-26 19:40:47)
- まほさんサウロン扱いされてんのは笑う -- 名無しさん (2020-01-26 22:46:24)
- 開始当初は単行本3冊15話予定だったらしいけど、順調に延びてるな。描きたいこと描いてたら予定より膨らんだ&評判が良い&アニメ本編が遅れてる場をつなぐ、みたいな事情かな -- 名無しさん (2020-04-11 22:27:35)
- 最終回いった -- 名無しさん (2021-10-22 14:46:53)
- パロ多すぎてシリアスな筈なのにギャグにしか見えない事が多々…… -- 名無しさん (2021-12-20 12:15:55)
最終更新:2022年06月28日 00:11