登録日:2011/03/18(金) 02:02:24
更新日:2025/04/05 Sat 13:55:23
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カウンター罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に、その攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃を無効にする。その後、バトルフェイズを終了する。
「攻撃を無力化する」と言う単純明快な極めてシンプルな効果で、入手も容易な事からこのカードを採用していた古参デュエリストは多いかもしれない。
だが、時代が進むにつれ《
和睦の使者》や《威嚇する咆哮》等の発動タイミングがフリーチェーンなカードが優先されるようになった。
スペルスピードの関係で《
王宮のお触れ》や《トラップ・スタン》等をチェーンされて潰されない利点はあるが、攻撃前に割られると無力であるデメリットの方が大きい。
現在は【パーミッション】等カウンター罠であることを活かせるデッキでなければ採用されることはまずなく、それらのデッキでも採用率はあまり高くない。
案外知られてないがこのカードの効果は「対象を取る効果」であり、対象に耐性があるモンスターの攻撃宣言時には発動できない。
罠カード(LEGEND)
【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】その攻撃を無効にする。
このターン、相手は攻撃宣言できない。
変更点はカウンター罠が存在しないため通常罠に変更された点と、「バトルフェイズ終了」ではなく「発動ターン相手が攻撃宣言できなくなる」への変更。
概ねOCG版と同じと言って良い。
デッキに1枚しか入れられない罠カードのレジェンドカードのため、採用枠を《
聖なるバリア −ミラーフォース−》《魔法の筒》と争うことになる。
《聖なるバリア −ミラーフォース−》と比べると破壊をしないで攻撃を止められるので破壊耐性を無視できる点で優り、《魔法の筒》とは単体ではなく全体の攻撃を止められる点で優れているがアドバンテージを取れておらず基本的に時間稼ぎしかできていないため単体では優先度は低め。
専用サポートに《ニゲイター・ドラゴン》がおり、下級モンスターで「召喚したターンにデッキトップからカードを2枚墓地へ送り、その後に墓地に《攻撃の無力化》があれば3体まで相手モンスターの攻撃力を次の相手ターン終了時まで2000ダウンできる」という効果を持っている。
攻撃力を2000下げられれば大抵の最上級モンスターは下級モンスターでも殴り倒せるようになるので非常に強力。
墓地肥やしも兼ねるカードのため、墓地肥やしが必要なデッキであれば《攻撃の無力化》と共に採用される。
【アニメ】
分かりやすい効果やカード名からか、かつてはこのカードも《
ブラッド・ヴォルス》などと同じくシリーズ皆勤賞であった。
【遊戯王DM】
主に
社長が使用していた。
原作にでは魔法カードだった事に則り「速攻魔法」となっており、
同様に当初は魔法カードだった《マジカル・シルクハット》等が後にOCGに合わせて罠カードになって行ったのに対して、
こちらは初出の王国編から記憶編に至るまでずっと速攻魔法だった。
原作では決闘以外でも使われており、4コマ番外編では
城之内のスイカ割りを妨害した。
【
遊戯王GX】
本作からOCGと同じカウンター罠になり、
十代や
吹雪さんが使用していた。
しかしEDの背景ではアニメDMのカード画像を使いまわしたのか、魔法カードの仕様のものが確認できたりもする。
ちなみにこのカード自体は登場しなかったものの、「遊馬vsアストラル」戦でアストラルが使用した《アブソリュート・バスター》のイラストに描かれている。
【アニメでの演出】
初代では攻撃を時空の穴に吸い込んで無効にする演出だったが、
遊戯王GXからは攻撃モンスターを吹き飛ばしたり、攻撃を弾いたりする演出になっている。
追記・修正はバトルフェイズ終了後によろしくお願いします。
- 【余談】 に書かれてる件は間違ってる。原作の効果は[ -- 名無しさん (2014-03-22 17:07:39)
- ↑ミスで途中送信した。「攻撃宣言」以外の攻撃にも使えたからミラフォ(攻撃の反射)を無効化できたのであって自分の攻撃を止めた訳ではない。まあ要するに初期にはよくあった俺ルールである。それ以前にOCGでバトルフェイズを強制終了してもミラフォは回避できない。その理由については炸裂装甲や次元幽閉(これらは戦闘の無効化により回避可能)についてのルールを調べれば分かると思う。 -- 名無しさん (2014-03-22 17:18:18)
- 和睦や咆哮でok・・・ってなるけど再録の機会が多かったことや原作出身のカードということでそれなりに愛着を持っている人は多いと思う -- 名無しさん (2014-07-16 13:40:32)
- あとカウンタートラップ故の利点が幾つかある。例えば他のカウンタートラップにチェーンして戦闘自体を終わらせるなど -- 名無しさん (2014-07-16 15:20:34)
- どっちにせよ和睦咆哮のほうが融通効くのでよほど愛着がなければ使わんわ…… -- 名無しさん (2015-01-30 06:53:45)
- これ(とういかアニメ)のすごいのはこれでさえ見劣りがちなのにこれの下位互換カードがアニメで出続けたこと。その分カカシ先生の登場は衝撃的だった -- 名無しさん (2015-01-30 13:23:43)
- ARC-Vはアクションカード回避で代用している感じだな -- 名無しさん (2015-02-27 15:46:05)
- ついにARC-Vにも出演したな。一時停止しないとわからないくらい一瞬で、しかも賄賂としてだけど。 -- 名無しさん (2015-06-23 14:03:45)
- ガード・ブロックがもっと早くに出ていればもう少し出番は減ったのだろうか -- 名無しさん (2016-05-13 23:04:39)
- 原作仕様ではミラフォを止められる一方物理攻撃は無効に出来ない(らしい)台詞がある効果が良く分からんカード。「すべての攻撃は~無効になる」とは一体… -- 名無しさん (2017-11-05 16:07:04)
- ↑…最も、その物理攻撃云々の話は死ぬ死ぬ詐欺の回の辻褄合わせの為に出てきたようなもんなので深く考えるだけ無駄にも思える。和希的に「これは無い」と思ったのか文庫版では逆転の女神に差し替えられて無かった事にされてるし。 -- 名無しさん (2017-11-05 16:12:33)
- 文庫版では海馬の例のシーンの手札が逆転の女神に差し替えられているのに、「俺の手札の攻撃の無力化は魔法攻撃は防げるが融合は防げない」って台詞はそのままなので、一層混乱してる感じになってる。なおこの台詞はアニメ版でもそのままだった。あの時点では防いだのが青眼のバーストストリームだけだったから、カードイラストも何か吸い込まれる感じだしエネルギー系と魔法系しか防げないイメージだったのかも -- 名無しさん (2021-01-14 20:25:30)
- ラッシュだと普通に優秀なカード。まぁサポートのニゲイター・ドラゴンが強いだけと言うのが正直な所だが、OCGでは勝負にならなかった激流ミラフォを差し置けているのは快挙と言って良いだろう、一応素の効果もレジェンドとしては弱いが使われると結構厄介ではある。 -- 名無しさん (2024-05-19 20:03:12)
最終更新:2025年04月05日 13:55