滅亡の起源 零無/零龍

登録日:2020/05/30 Sat 15:00:57
更新日:2024/04/08 Mon 11:23:39
所要時間:約 25 分で読めます






闇のマスターは激闘の果てに謎の卵を倒し、その卵を掴み取った。


その瞬間に超獣世界を覆っていた黒い雲は晴れ……



そして闇のマスターの手には、新たな力が握られていた。




滅亡(めつぼう)起源(きげん) 零無(ゼロム)零龍(ゼーロン)》とは、デュエル・マスターズのカードである。
DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」で収録されたカードで、ドラゴンが滅びた世界で遂に誕生した闇文明のドラゴン。
マスター・ドラゴン』すら超えた『マスター・ドラゴンZ』というレアリティを引っさげ登場した。


解説


《滅亡の起源 零無》

滅亡の起源 零無(ゼロム) MSZ 闇 (マナコストなし)
零龍の儀
ゲーム開始時、このカードと異なる4種類の零龍星雲をリンクせずにバトルゾーンに置く。
ゲーム開始時、相手はもう1枚カードを引く。
零龍カードはバトルゾーンを離れない。
零龍卍誕(ゼーロンばんたん):自分の4枚目の零龍星雲をこのカードとリンクした時、5枚全部を裏返して1体のリンクしたクリーチャーにする。

『零無』は、『零龍(ゼーロン)()』というこのカードのみが属するカードタイプを持つ自身と、4種類の『零龍星雲(ゼーロンせいうん)』というタイプのカードが1枚ずつの計5枚で1セットで構成されている。
これらはメインのデッキ40枚にも超次元ゾーンの8枚にも超GRゾーンの12枚にも俺のデッキは52枚にも含まず、ゲーム開始時にバトルゾーンに設置される。

ここまではあのFORBIDDEN STARと同じだが、あちらと決定的に違う点が一つ。
あちらは5枚のカードが1枚のフィールドとして設置されたのに対し、『零無』は自身と4つの零龍星雲をあくまで別個のカードとして設置する。

4つの零龍星雲はそれぞれ『○○の儀』という名前がつけられており、それぞれに課せられた条件をクリアすることで零無にリンク。その後追加で効果を発揮する。
零龍星雲4つ全てリンクした零無は、『零龍(ゼーロン)』という1体のクリーチャーへと卍誕する…といったデザインになっている。

零無自身と各零龍星雲には完全な除去耐性が備わっており、また封印も存在しないため、カード指定除去によって卍誕を妨害することは不可能。FORBIDDEN STARのような攻撃制限も存在しない。

ただし零無には、相手の初手が1枚増えるという無視できないデメリットが存在する。
相手の最初の展開に多かれ少なかれ有利に働くことは間違いないため、このデメリットに対してどう付き合っていくかにプレイヤーの手腕が問われる。

《手札の儀》

手札の儀 MSZ 闇文明 (マナコストなし)
零龍星雲
自分のターンの終わりに、手札が1枚もないプレイヤーがいれば、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、GR召喚する。

手札の儀の成立条件は自分ターンの終わりにどちらかの手札が0であること
成立時の追加効果はGR召喚

零龍星雲のなかでは唯一成立タイミングが限定されている。
自ターン終了時に手札がないのは自分でも相手でもいいため、どちらの手札で儀式を成立させるかでデッキ構築やプレイングが変わってくる。

相手の手札を0にしたい場合、零無の効果で1枚増えた相手の手札をいかに枯らすかが重要になる。
序盤から子気味良く軽量ハンデスを連打するか、中盤・終盤で大型のハンデスカードを用いて一気に枯らすか。デッキの内容や相手のデッキの特性をよく考えて行動しなければならない。

逆に自分の手札を枯らして儀式を成立させる場合、自分から手札を減らしていけばいい。
自分の手札を全部投げ捨てるようなことをせずとも、手札補充手段を持たないデッキであれば展開していく上で自ずと手札は減っていく。

ただ闇雲に自分の手札を減らしてもその後の展開に繋がらなければ意味がないので、マナや墓地などに減った手札分のリソースをカバーできる手段を用意しておくか、十分に盤面にクリーチャーを並べたうえで手札を0にするなどしたい。

また、ハンデスデッキに対してはこの儀の存在をちらつかせてハンデスをためらわせることもできる。

追加効果のGR召喚は他にGR召喚の手段がデッキにあるかないかで超GRの内容が大きく変わる。

他にGR召喚の手段があるデッキであればその内容と相談して決めればいいし、GR召喚の手段が手札の儀以外になければ、GRはオマケと割り切って単純な打点要因であるWブレイカー持ちGRで固めておくか、使う文明に合った軽量・重量マナドライブ持ちで固めておくなりして、どのGRクリーチャーが出ても困らないようにしておきたい。

《復活の儀》

復活の儀 MSZ 闇 (マナコストなし)
零龍星雲
カードを自分の墓地からバトルゾーンに出した時、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。

復活の儀の成立条件は何かしらのカードのリアニメイト
追加効果はデッキトップからの2枚の墓地肥やし

カードなら何でもいいのでクリーチャーは勿論、オーラやフィールドも対象となる。

《インフェルノ・サイン》のような蘇生カードでクリーチャーを蘇生するも良し。自己再生効果持ちのクリーチャーを墓地に落としておくも良し。《D2M2 ドグライーター》でD2フィールドを吊り上げるも良し。
条件の成立手段はいくらでもある。

追加効果は後述の《墓地の儀》の成立に一役買ってくれるため、できれば最初にリンクさせておきたい零龍星雲でもある。

《墓地の儀》

墓地の儀 MSZ 闇文明 (マナコストなし)
零龍星雲
カードを自分の墓地に置いた時、自分の墓地にカードが8枚以上あれば、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-3000する。

墓地の儀の成立条件は墓地にカードが置かれた時点で、そこにあるカードが8枚以上であること
成立時の追加効果は相手クリーチャーへの-3000のパワー低下

墓地肥やしギミックを採用しているデッキであれば自ずと条件は満たせる。

追加効果のパワー低下はある程度の下級なら溶かせるライン。
条件さえ満たせばリンクさせるタイミングはいつでもいいので、厄介なシステムクリーチャーが立った時なんかに使うといいだろう。

《破壊の儀》

破壊の儀 MSZ 闇文明 (マナコストなし)
零龍星雲
クリーチャーが破壊された時、このターン中、他に2体以上破壊されていたら、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。

破壊の儀の成立条件は同一ターン中にクリーチャーが自他問わず3体以上破壊されること
成立時の追加効果は闇のカードの墓地回収

破壊大好き闇文明とはいえ、同一ターン中に3体以上の破壊はそこそこ骨が折れる。
そもそも相手がそんなにクリーチャーを展開しないデッキの場合、自分のクリーチャーを全体破壊効果に巻き込むといった工夫が必要になる。

一応、《学校男》や《堕魔 ドゥポイズ》であれば互いの場に1体ずつクリーチャーがいる状態からこれらを出してやれば一気に儀式の成立が可能。

また、条件さえ揃えば相手ターン中でもリンクが可能なので、相手が自分のクリーチャーを
破壊して何かしらのアドを稼いだり盤面処理のためにクリーチャーを破壊する行為を抑止する使い方も可能。
ただし裏を返せば、自分の《破壊の儀》が成立する時はそのまま相手の《破壊の儀》も成立することを意味するのは念頭に置いておかなければならない。

追加効果の墓地回収は、闇であれば種類は問わない。
だが、墓地に回収して嬉しいカードがないと意味がないし、回収によって墓地の枚数が減ってしまうため出来れば《墓地の儀》がリンクするぐらい十分墓地が肥えてから《破壊の儀》をリンクした方がいい。

また上記の零龍の儀の中でも、特に《墓地の儀》と《破壊の儀》のどちらか一つをあえて残しておくことで相手がクリーチャーの除去を狙ってきた際にカウンター気味に零龍を卍誕させることもできる。後述の除去能力で相手の追撃を潰しつつ、次のターンでガラ空きのフィールドに攻撃を仕掛けられる攻防一体の非常に強力なテクニックである。当然相手も残った儀式を発動させまいと立ち回ってくるが、逆に言えばそれだけ相手の行動を制限できるということでもあり、そういった意味でも強力。

闇のマスターが手に入れた卵が、いよいよ孵化しようとしている。

そこから生まれるのは破滅か、はたまた絶望か。



《手札》・《復活》・《墓地》・《破壊》。
4つの儀式が完了したとき闇の卵は孵り、全てを無に帰す破滅の龍が産声を上げる。
それこそが…



すべてを無にする零の龍!!!



零龍卍誕!!!!




《零龍》


4騎の零星(ゼロスター)から生命エネルギーを吸収した卵がついに孵る。


零龍の卍誕……


*1



それは、世界の終わりの始まり。



零龍(ゼーロン) MSZ 闇 (0)
零龍クリーチャー:マスター・ドラゴンZ 0
ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)
このクリーチャーが零龍卍誕した時、そのターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを0にする。
このクリーチャーは、パワーが0以下の間バトルゾーンを離れず、すべてのバトルに勝つ。
このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。
※殿堂入り

遂に卍誕した闇のマスター・ドラゴン。
リンクした零無と零龍星雲をそのままひっくり返し、アルファベットのHの形に似た1体のクリーチャーとして扱う。

コスト0・パワー0という規格外のステータスを持つが、効果も規格外。
まず卍誕時の効果として、敵軍全体のパワーを0にするという最上級の全体除去をブチかます。

この『パワーを0にする』という除去がもつ特性について述べていこう。

まず前提として、『パワーが0になったクリーチャーは破壊される』。これはデュエル・マスターズの絶対的なルールである。
そして、一度パワーが0になったクリーチャーが何かしらの効果で生き残ったとしても、このルールは常に適用される。

一般的な除去が効かないクリーチャーの例として、そのクリーチャーに除去を何かしらの行為に置換する形の耐性が与えられている場合が挙げられる。
例えば、《煌龍 サッヴァーク》。このクリーチャーは味方全員に対し自分の表向きのシールドを身代わりにした除去耐性を与える。

だがこのクリーチャーのパワーが0になったとき、表向きの盾1枚を犠牲に生き残ったとしてもパワーは0のまま、破壊されるというルールに変わりはない。
つまり、どれだけ盾を犠牲にしようがサッヴァークの耐性が意味を為すことはないのである。

つまり、置換型の耐性を持つクリーチャーは、パワーが0である限り永遠に自身の破壊を置換し続けた果てに破壊されるか、そのまま破壊されるかの2択しか存在しないのだ。
例外は『バトルゾーンを離れるかわりにとどまる』『破壊されない』効果を持つクリーチャーであるが、その効果に『パワーが0より大きければ』の一文があればこの耐性は無意味になる。

このようにパワー低下による除去は一部の耐性を突破できるという利点があるが、その大体は低下する数値が決まっているものであり、それよりも高いパワーを持つ。特にすごいデカブツには意味を為さないという欠点があった。
しかし零龍の効果は、どれだけのパワーを持とうと問答無用で0にしてしまえる。
また、敵全体に対してこの効果を行使するためアンタッチャブルも意味を為さない。

一方、例外として無条件あるいはパワー以外の条件で『破壊される/離れる代わりにとどまる』、『破壊されない/バトルゾーンを離れない』耐性を持つクリーチャーには効かず、除去性能としてはそれらに対応できる全体封印に軍配が上がるが、あちらが『封印を何かしらの方法で除去してしまえば復活する』という欠点を持つためケースバイケースといっていいだろう。


パワーが0になったクリーチャーは破壊される』というルールは一見パワー0であるこのクリーチャーにも有効に思えるが、もう一つの効果によってそれが無効になっている。

TCGの原則として、『カードはルールに勝つ

零龍の場合、『パワーが0以下である限りバトルゾーンを離れない』このカードの効果が『パワーが0になったクリーチャーは破壊される』というルールに勝っているため零龍はパワーが0であろうが破壊されず、それどころかいかなる除去効果を使おうとまるでそこにないものに必死に攻撃を加えようとするかのようにすり抜けてしまう。

また0というパワーに反してワールド・ブレイカーとすべてのバトルに勝つ効果を持つため、ほとんどのクリーチャーを殴り殺せるし、火力も抜群。

しかしデメリットとして、禁断勢と同じくバトルゾーンを離れると強制的に敗北する。
前述の耐性があるため滅多におこることではないが、それでも全く起こりえないわけではないため油断は禁物。

総じてラスボスに相応しい規格外のスペックを持つクリーチャーと言えるだろう。


弱点


ほぼ無敵と言える耐性を持つ零龍であるが、もちろん完全に無敵というわけではない。
零龍の耐性をあまりに過信すると、思わぬところで足元を掬われることがある。

効果無効

あたりポンの助 SR 無色[ジョーカーズ] (6)
クリーチャー:ジョーカーズ 6000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、《あたりポンの助》以外のクリーチャーのカード名を1つ選ぶ。
選んだ名前を持つクリーチャーの能力をすべて無視する。

めっちゃ! デンヂャラスG3 P 無色[ジョーカーズ] (10)
クリーチャー:ジョーカーズ 21300
G・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、「シールドいらねえー!」と言ってもよい。そうしたら、そのターン、自分のクリーチャー3体に「G・ブレイカー」を与える。
ケッシング・ゼロ P 無色 (5)
呪文
S・トリガー
「気に入らねぇやつは消す」と言ってもよい。そうしたら、このターン、相手のクリーチャーの能力すべてを無視する。

どちらも『クリーチャーの効果を無効にする』効果を持つカード。
これらの効果によって零龍の効果が無効になった場合前述の耐性が消滅してしまうだけでなく、その途端に『パワーが0になったクリーチャーは破壊される』というルールが牙を剥き零龍は破壊され、強制的に敗北してしまう。
特に後者は零龍で割ったシールドから飛び出てくる可能性があるので、特に注意が必要。

パンプアップ

Rev.タイマン UC 自然文明 (3)
呪文
S・トリガー
クリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーのパワーを+4000し、相手プレイヤーを攻撃できない。
革命2―自分のシールドが2つ以下なら、次の自分のターンのはじめまで、相手のクリーチャーはプレイヤーを攻撃できない。

相手のクリーチャーにパンプアップをする効果を持つカードは数は少ないながらも存在する。
そんな効果で零龍のパワーが1でも上がれば、零龍のパワーが0以下でなくなってしまいその耐性が消滅してしまう。
そんな状態で除去効果を食らうなりクリーチャーに殴られるなりすれば、待っているのはやはり特殊敗北である。

ジョギライド・ファイナルフィーバー P 火/自然文明 (3)
呪文:ジョーカーズ
相手のクリーチャーが自分を攻撃する時、バトルゾーンに自分の《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》があれば、この呪文をコストを支払わずに唱えても良い。
クリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを+2000する。
自分と相手のクリーチャーを1体ずつ選び、その2体をバトルさせる。

毎年恒例、ラスボスに対するメタカード。
この呪文でも零龍のパンプアップが可能なので、耐性の消滅した零龍に対して強制バトルを行い討ち取ってしまうことが可能。

その他弱点

宇宙 タコンチュ VR 水文明 (5)
クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 5000+
自分の水のクリーチャーはすべて、種族にマジック・コマンドを追加する。
相手のターン中にこのクリーチャーが破壊される時、かわりに相手はカードを5枚引き、そのターン、このクリーチャーのパワーを+5000する。

前半の効果でコマンド化したクリーチャーを《S級宇宙 アダムスキー》に侵略させる役目が主なのだが、このクリーチャーが相手の場に存在すると自分ターンの零龍卍誕がほぼ不可能になる。

後半の効果でパワーが上がるのはパワーが0になったときに相手が延々と破壊を置換し続けてしまうのを防ぐためのものなのだが、零龍の効果はパワーを0に『固定』する効果なのでその後いくらパワーが上がろうが最終的には0になり破壊される。

そのため、このクリーチャーがいる状態で零龍卍誕するとその瞬間に山札が切れるまでカードを引き続けなければならなくなる。*2


対策


と、ここまで零龍の特殊敗北を引き起こしうるカードを述べてきたが、だからといってこれらのカードの採用率が急激に上昇したわけではなかった。

それは何故か。

それはこれらのカードが『零龍を討ち取る』という役割以外を持たないからである。
これらのカードにデッキの枠を割いた結果そのデッキ本来の動きが鈍ってしまい、零龍を採用していない相手に手も足も出ないデッキになってしまっては意味がない。

それならば、もっと手っ取り早く零龍を使う相手に不利にならない方法が存在する。

それは、零龍卍誕をさせないことである。

単純に零龍卍誕が間に合わないくらいのスピードで勝負を決めにいくのは勿論、それができない場合でも各儀式を成立させないようなプレイングは可能である。

例えば手札の儀であれば、ハンデスで自分の手札が減らされた時でも可能な限りハンドをキープする。逆に相手が自分の手札を減らそうとしているときはシールドブレイクなどの手段でそれを妨害するなど。

墓地の儀、復活の儀であれば墓地が十分肥えたり自己再生効果持ちが復活する前に《ポクちんちん》をはじめとする墓地リセット効果を使うなど。

破壊の儀であれば自分のバトルゾーンにクリーチャーを並べすぎない。相手のバトルゾーンのクリーチャーを破壊以外の方法で除去するなど。

デッキ構築やプレイング次第で零龍卍誕はいくらでも阻止できる。
最も、妨害を意識しすぎて自分のデッキの本来の動きがおざなりになっても良くない。頭の片隅においておけばOK。

また、対除去効果に対してはほぼ無敵な零龍でも除去でない、例えばタップ・フリーズ・プリンなんかは普通に効くので万が一卍誕を許してしまってもそちらで足止めすることも可能。

また『場から離さない除去』である封印は大敵。封印を解除する方法がない場合は零龍の行動が完全に封じられてしまう。そのような効果の代表格であるドキンダムやドルマゲドンは解放・爆発(ビッグバン)した後に零龍が卍誕すれば即座にパワー0になって破壊されるが、逆の場合は零龍が行動不能になってしまうため、禁断勢と零龍との関係は後出しジャンケンと言っていい。


関連カード


《零》

(ゼロ) P 闇文明 (5)
クリーチャー:ドラゴンズ・ゼロ 5000+
パワード・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのパワーをこのクリーチャーに追加し、選んだクリーチャーのパワーを0にする。
自分のターンの終わりに、相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
バトルゾーンに自分の零龍があれば、自分の闇のカードのコストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にはならない。

闇のマスターが手にする前の闇の卵。
ちなみにアニメだとこの状態でゼーロとデュエマした。

零龍と同じく相手クリーチャーのパワーを0にする効果を持つ、単体対象でアンタッチャブルには効かないが、アタックトリガーで比較的手軽に使えるのは利点か。

相手のパワーはそのまま自分のパワーにプラスされるので対象にしたクリーチャーのパワーが高ければ高いほどブレイク数も上がるし相手クリーチャーを討ち取りやすくなる。

ターン終わりのハンデス効果は手札の儀の達成に貢献できるうえに、零龍及び零無*3があれば闇のカード全般の使用コストが1下がるため各儀式の達成のためのカードが使いやすくなる。

このカードには通常版とコロコロに付属したプロモ版が存在する。
後者はフレーバーテキストが返り血のようなもので一部隠れているという特殊な加工がされており、隠れ方のパターンが18種類もあるという特別仕様。

ゼロリスト

零無を手にした闇のマスターが卍誕のために必要な生命エネルギーの採取のために作り上げた4つのオレガ・オーラ。
それぞれが零龍星雲の各儀式の達成に貢献できるようにデザインされている。

零星(ゼロスター)アステル UC 闇文明 (5)
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン/ゼロリスト +0000
これをクリーチャーに付けた時、相手は自身の手札を2枚選び、捨てる。
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。

ゼロリストの手札の儀担当。

登場時に2ハンデスさせるオーラ版《デモニック・バイス》。
生き物が残る点とGRクリーチャーのcipなども考えると得られるアドはあちら以上。

零星(ゼロスター)セブホール C 闇文明 (4)
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン/ゼロリスト +0000
これをクリーチャーに付けた時、自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体またはオーラを1枚、自分の墓地から手札に戻す。
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。

ゼロリストの墓地の儀担当。

回収するのがクリーチャーかオーラに限定されるがオーラ版《堕魔 ヴォガイガ》と言っていいスペック。
墓地肥やしオーラとしてはよりコストの低い《幽具 ギャン》や《幽具 リンリ》などが存在するが、墓地肥やし枚数と墓地回収の有無の違いで差をつけていきたい。

零星(ゼロスター)アンバラン UC 闇文明 (3)
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン/ゼロリスト +8000
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする)
これをクリーチャーに付けた時、自分のクリーチャーを2体破壊する。その後、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。

ゼロリストの破壊の儀担当。

1コスト上がったオーラ版《堕魔 ドゥポイズ》or《学校男》。
上でも述べたが、互いの場に1体ずつクリーチャーがいればこれを設置するだけで一気に条件を満たせる。

自身の効果と無月の大罪のデメリットで同じ状況からより少ないコストで条件を満たせるループのお供こと斬罪(ザンシン)(ナイガ)ザンド》というライバルが存在するが、あちらと違い効果解決後即座に条件をクリアできる点で差別化したい。

ちなみに、ドゥポイズが基になったと思われるオーラに《幽具 ポイズ》が存在する。
あちらは登場時に破壊するクリーチャーは1体で相手を破壊する効果はないが、8000のパワー上昇とパワード・ブレイカー付与は一緒。

零星(ゼロスター)シェダス C 闇文明 (4)
オレガ・オーラ:マフィ・ギャング/デリートロン/ゼロリスト +2000
これを付けたクリーチャーは「ブロッカー」を得、相手プレイヤーを攻撃できない。
これを付けたクリーチャーがブロックした時、そのブロックの後で、そのクリーチャーを破壊する。
これを付けたクリーチャーが破壊された時、コスト3以下の進化ではないクリーチャー1体またはコスト3以下のオーラを1枚、墓地からバトルゾーンに出す。
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。

ゼロリストの復活の儀担当。

復活の儀達成のためには墓地に蘇生するオーラを用意するのと一度このオーラを装備したGRクリーチャーを破壊するという手間をかける必要があるが、蘇生するオーラによってさらなる零龍星雲の儀式成立へのサポートが可能。

ただ、オーラの蘇生という一点に着眼点を絞れば墓地肥やしの手間があることを差し引いても《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》という手っ取り早い手段があるがあるのがネック。シェダスを使うならそのカードを使わないデッキに採用したい。

その他

絶望と反魂と滅殺の決断(パーフェクト・ダークネス) SR 闇文明 (5)
呪文
この呪文を、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。
次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)
►相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。
►コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出す。
►相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。

零龍と同じ弾に収録された闇のパーフェクト呪文。

各モードがそれぞれ手札、復活、破壊の儀の達成に貢献できる。
相手の状況や達成したい儀式に応じてモードの使い分けが可能なうえ、手打ちした後も墓地からもう一度使えるのもうれしい。


派生カード


∞龍 ゲンムエンペラー KGM 水/闇文明 (∞)
クリーチャー:∞マスター・ドラゴン/チーム零 ∞
<ムゲンクライム>4(自分のクリーチャーを4体タップして、[水/闇(4)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
∞ ブレイカー(「∞ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドを好きな数ブレイクできる)
ブロッカー
コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する。

零龍の登場から9ヶ月後に発売されたDMRP-15 「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」に収録されたカード。

零龍の後に生まれた新たな闇のマスターカード。
零と対をなす無限の力を持った漆黒の龍であると同時に零龍にとってあらゆる意味で最恐最悪の能力を持つ天敵

詳しくは彼の項目で。

無龍(ヴォイロン) VR 闇文明 (6)
クリーチャー:マスター・ドラゴンZ/レクスターズ 5000
このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。
自分の墓地にカードが2枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。
シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、自分の山札の上から5枚を墓地に置いてもよい。

無龍 <デッゾ.Star> SR 闇文明 (5)
スター進化クリーチャー:マスター・ドラゴンZ/ソニック・コマンド/レクスターズ 8000
G・ストライク
スター進化:レクスターズまたは闇のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
侵略:闇のコスト4以上のレクスターズ(自分の闇のコスト4以上のレクスターズが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、コストが異なるクリーチャーを好きな数、自分の墓地から手札に戻す。

王来篇に登場する零龍の遺伝子を受け継いだドラゴンと、更に《S級不死 デッドゾーン》を継承したレクスターズとしての姿。
墓地からも召喚できる上に軽い条件でコストを3も軽減できる無龍は無類の召喚のしやすさを誇る反面、これといった効果は持ち合わせていない。
しかし<デッゾ.Star>の侵略条件を満たしやすくなっており、シンカパワーの墓地肥やしも手札回収能力と噛み合うため積極的に狙っていきたい。

夢幻なる零龍 C 無色 (0)
クリーチャー:ゼロ・ドラゴン 0
このクリーチャーはシールドを1つもブレイクしない。

零龍と同じくコスト・パワー共に0だが零龍のような効果は持ち合わせていないため、出した瞬間に自壊するという特異なカード。
加えてブレイク数も0というマイナス効果があるためにバニラサポートも受けられない。
ただ、その一瞬で自壊可能という特性から将来的にコンボに使われるのではと見られている。


使用デッキ

零龍を採用するデッキの場合、零龍を早いうちに卍誕させることに特化したデッキと、零龍卍誕はあくまでサブプランとして零龍そのものはデッキの潤滑剤として扱うデッキが存在する。

ここでは各儀式を如何にして達成させるかにも注目して解説する。

卍誕特化型

【零龍ギャスカ】
怨念怪人ギャスカなどのカードを用いて相手の対策の余地がないほどの超スピードで零龍卍誕を行い最速2ターン目にワールド・ブレイクを叩き込むデッキ。
詳しい解説はギャスカの項目に譲るとして

手札の儀…ギャスカなどのカードで自分の手札を投げ捨てる
復活の儀…《暗黒鎧 ザロスト》などの自己再生持ちクリーチャー
墓地の儀…復活・破壊の儀を達成する過程で墓地を肥やす
破壊の儀…《ステニャンコ》、《卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍》などの自己再生持ちのコスト

【零龍ラジアル】
《龍素記号Og アマテ・ラジアル》と《フォース・アゲイン》を用いて一気に卍誕を狙うデッキ。
卍誕後に《次元の嵐 スコーラー》のG・ゼロ条件が自動的に満たされるのでEXターン込みで殴りにいけるのが強み。

手札の儀…《キング・シビレアシダケ》などでハンドを全てマナに
復活の儀…《フォース・アゲイン》でラジアルを破壊&蘇生
墓地の儀…《フォース・アゲイン》を《失われし禁術の復元》で使いまわしつつ呪文を墓地にためる
破壊の儀…《フォース・アゲイン》を使いまわすことで自ずと満たされる

潤滑剤型

墓地ソース
E3から使われ続ける息の長いデッキ。
核戦争の勃発によって環境の一線から退いたかに見えた墓地ソも、零龍のおかげで環境に舞い戻った。

手札の儀…墓地肥やしやGTやクロスファイアの召喚で手札を減らす
復活の儀…《暗黒鎧 ザロスト》の自己再生
墓地の儀…墓地を肥やすことが目的のデッキなので自ずと条件は満たされる。
破壊の儀…5000GTのcipに自軍を巻き込む

【黒単ド・ラガンザーク】
ゼロリストをはじめとして相性のよいオーラが多く存在するため勿論投入可能。
オーラを大量に装備しワールド・ブレイカー級の火力を得たド・ラガンザークと零龍が並べば相手のシールドは一瞬で消し飛ぶだろう。

手札の儀…《バクシュ 丙-二式》、アステルの効果でのハンデス。《カット 丙-二式》、《解罪 ジェ霊ニー》であれば情報アドも稼げる
復活の儀…ド・ラガンザーク、ジ・エンデザークの効果による復活
墓地の儀…リンリ、ギャン、セブホールなどで墓地肥やし。この3枚はマナカーブもしっかり繋がる
破壊の儀…ジ・エンデザークの自己再生コストのほか、無月の大罪の生贄などで達成できる

【黒単デ・スザーク】
ゼーロのかつての使用デッキだがこちらとも相性がいい。
元々魔導具が一部のゼロリストと同じ効果を持つ他、デッキコンセプト自体が零龍星雲の各儀式の達成条件とかみ合っている。
相手の行動を封じた後は魔導具やドルスザクでチマチマ殴るしかなかったところに立派な引導火力が手に入ったのは大きい。

手札の儀…《追憶人形ラビリピト》+無月の門による全ハンデス
復活の儀…無月の門や《堕魔 ヴォーミラ》による墓地召喚
墓地の儀…無月の門の為に墓地を肥やすので自ずと(ry
破壊の儀…ドゥポイズやデ・スザークなど

【青黒ムゲンクライム】
ムゲンクライムによる無尽蔵の蘇生による人海戦術を得意とする新たな闇のデッキ。
その展開力は上記のデッキとは比べモノにならないほどに凄まじいが、能動的に相手のクリーチャーを破壊するクリーチャーが少ないが難点であり、零龍ならばその弱点を補ってくれる。
ただし、上述した《∞龍 ゲンムエンペラー》と並び立ったが最後、問答無用で敗北してしまうことには注意。

手札の儀…アストロ宙ノやドゥケンダなどの手札の枚数を増やさないドロー効果を使って墓地を貯めつつ手札を削る
復活の儀…ムゲンクライムによる復活で容易に達成可能
墓地の儀…ムゲンクライムの過程で墓地を(ry
破壊の儀…《ジョルジュ・バタイユ》の効果で自軍のクリーチャーを破壊


背景ストーリー



大卍罪 ド・ラガンザーク 卍によってジョーカーズのマスターに勝利するも、相棒たるThe ジョラゴン・ガンマスターの必死の抵抗によって傷を負った闇のマスター・ゼーロ

その傷を癒し新たな肉体を手にした直後、彼は自らを呼ぶ謎の声を耳にする。
その声に導かれるがままに龍頭星雲『ドラゴンズ・ゼロ』に突入し、そこで自らを呼んだ謎の卵と対決。
ド・ラガンザークを破壊されながらも激闘の末に謎の卵を倒したゼーロはその卵に『ゼーロン』と名付け、その力を自らのものとする。

協力者たる水のマスターの片割れが手に入れたドラゴンの肉やドルスザク、ムーゲッツすら取り込み卵が覚醒しかけていることを知った光のマスターは闇文明に乗り込み、それを止めようとする。

しかし煌銀河(こうぎんが)の弓 ラルクメシアを手にした煌銀河(ギラクシー) サヴァクティス改め煌銀河最終形態(ギラクシーファイナルモード) ギラングレイルが呼び出した光の軍勢の猛攻空しく零龍は卍誕してしまい、軍勢は一瞬で消滅。
光のマスターも零龍の圧倒的な力の前に敗北を喫し、最後は親友へと思いを託すと、その体は虚空へと消えてしまった。

ジョーカーズのマスターは親友の死に一時ふさぎ込みながらも、その最後の言葉を思い出し前に進むことを決意する。
そしてその手には、新たなる2つの力が握られていた。

1つはジョラゴンが水文明のもう一人のマスターの協力のもと生命エネルギーを暴走状態にすることでパワーアップしたThe ジョギラゴン・アバレガン

もう1つはそのジョギラゴンの暴走を制御すべく相棒のジョリー・ザ・ジョニーに火・自然・水の力を与え生まれた竜騎士ジョギラスタ・ザ・ジョニー

闇文明の侵攻を退けた各文明が見守るなか、世界を無に還そうとする闇のマスターと、世界を救うために最終決戦に臨むジョーカーズのマスター。超獣世界の運命を左右する戦いが始まった。

零龍の卍誕によって窮地に陥るも、態勢を立て直したジョニーとジョラゴンはこの戦いのために編み出した必殺技を放つ。
パワーアップしたジョニーとジョラゴン、2人の力が奇跡のフィーバーを起こす。
その名も《ジョギライド・ファイナルフィーバー
2人の咆哮によって命を与えられ、その重さに身動きが取れなくなった零龍はジョギラゴンに敗れ、闇のマスター諸共消滅する。

こうして闇文明の脅威は去り、光のマスターも一時記憶を失いながらも復活し、超獣世界に平和が訪れた。
しかし彼らはまだ知らない。
零龍を倒すために禁忌の力たるレインボーに触れたことを龍頭星雲の彼方より察知した勢力が超獣世界に侵攻を始めたこと。
そしてそれが、十の王による新たな戦乱の時代の幕開けとなることを…

そして零龍自身もまた、その身は滅びながらも「世界をゼロにする遺志」は受け継がれてゼロ・ドラゴンという新たな種族を生みだし、0番目の王の眷属として仕える事になる。
また、その遺伝子も虚無のドラゴンに受け継がれ、王来大戦の時期に《無龍(ヴォイロン)》としてレクスターズに与する事になるが、それはまた別のお話。


余談


  • 5枚セットのこのカードは、ドルマゲドンおよびバラギアラ同様ワンセット全てが入った特別なパックに封入されている。
    そんなこのカードにもシークレット版が存在する。そのシークレット版というのが《零》や松崎しげるクロックと同じ真っ黒加工。
    これはこれでカッコイイが、効果が読み辛いとの声も多い。

  • 公式が推奨する零無及び零龍の置き方はそれぞれ5枚のカードをバラバラに置くのと、5枚のカードをH形に置くのだが、実際にやると結構スペースをとる。
    零無の場合リンクしている星雲としてない星雲が分かるような、零龍の場合は効果が分かるようなスペースをとらない思い思いの置き方を推奨する。

  • ドルマゲドン同様発売前に殿堂入りが発表されているが、その後にルール改訂によってゲーム開始前にバトルゾーンに置かれるカードはどれか1種類のみデッキに投入できるという風にルールが改訂された。
    そのため殿堂入りが実質無意味になっているがそのへんの事ジョーはギャスカの項目を参照。

  • 新章サッヴァークとの闘いが「異なる正義のぶつかり合い」、双極篇ミノガミとバラギアラとの闘いが「暴走する友達を止める」といった感じで新章以降のラスボスは「完全な悪」とは言えず、その戦いも『止める』ための戦いと言えた。
    しかしこの零龍とゼーロは「完全な悪」であり、ジョーが初めて『倒す』ために戦ったラスボスと言えるだろう。

  • 因みにアニメ版のCVは久野美咲女史。
    卍誕してからは殆ど台詞は無いが、咆哮などの声は引き続き彼女が担当している。



追記・修正は卍誕した零龍を倒してからお願いします。

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最終更新:2024年04月08日 11:23

*1 画像出典:アニメ「デュエル・マスターズ!!」第34話「ラルクメシア覚醒!キラの決意と光の軍団」よりTM and(C)2019, Wizards of the Coast,Shogakukan,Mitsui/Kids,ShoPro,TV TOKYO

*2 2021年12月における裁定変更前は「山札が4枚以下になるまで引く」という裁定だったのだが変更されるに伴いこのような挙動となった。

*3 零龍の儀である零無も対象となる