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碇ユイ

登録日:2021/06/18 Thu 04:41:24
更新日:2026/08/02 Sun 22:05:47
所要時間:約 10 分で読めます






この子には


明るい未来を見せてあげたいんです。


碇ユイとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズ及び『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に登場するキャラクターである。

+ 目次

プロフィール

生年月日:1977年
年齢:27歳没(肉体の消滅)
身長:不明
血液型:不明
声優:林原めぐみ

人物

ショートカットと白衣が特徴的な清楚系の女性。
碇ゲンドウの妻で碇シンジ
そして秘密結社ゼーレと関わりを持つ最重要人物であり、物語の鍵を握る。


劇中での活躍

TVアニメ版

過去

物語が始まる前の1999年に京都大学で当時教授をやっていた冬月コウゾウと他の教授を通して、冬月が自身の研究室に呼んだことで知り合う。
ゲンドウとの馴れ初め…もとい、ゲンドウと出会った経緯は明かされていないものの、元々彼女のバック、つまりゼーレに近づくためにユイを利用したのではないかという説がある。
冬月は初対面のゲンドウに良い印象を持っていなかったが、ユイは冬月に対して『(ゲンドウは)実は可愛い人。』と反論している。

2000年に起きたセカンドインパクト後、ゲンドウと結婚。彼との間に息子であるシンジを設ける。
2002年に南極でゲンドウと再会した冬月はこのことを知り、意外な組み合わせに軽いショックを受けていた。

2004年、エヴァ初号機へのエントリー実験を行い、失敗。
シンジと夫であるゲンドウ、冬月といった人々の前でエヴァに取り込まれてしまい、人間としては死亡してしまった。
ここから徐々にゲンドウは狂っていき、 『人類補完計画』 への道を進んでいくことになる。
取り込まれてしまったユイを助けるためにその後サルベージ計画が実行するものの、魂のないユイにそっくりなモノが出てきただけに終わった。
これ以降、エヴァに残ったユイはエヴァ初号機のコアとして利用されることになる。

なお、テレビ版第壱拾五話『嘘と沈黙』では、レイが雑巾絞りする姿をシンジが「お母さんみたいだ」というシーンがあるが、
このシンジの何気ない感想が、実際にはレイがユイのクローンであることの伏線にもなっている。


本編

碇ユイとしては出てこないが、エヴァンゲリオン初号機(のコア)としては第壱話『使徒、襲来』から登場。

2015年、ゲンドウに招集されたシンジが第3新東京市を訪れ、エヴァンゲリオン初号機に搭乗。
ぶっつけ本番で第3使徒サキエルと戦うも、操作すらおぼつかないシンジはサキエルにまるで歯が立たず、
初号機はサキエルの猛攻に遭い、かなりの損傷を負ってパイロットのシンジ共々沈黙してしまう。
しかし、すぐに初号機のみが再起動し、暴走状態に移行。
おそらくは、我が子の危機を感じ取ったユイ(コア)の影響で暴走した初号機は、サキエルをほぼ一方的に攻め立て、
サキエルは最期の手段とばかりに初号機に取り付き、自爆したが、初号機はほとんど無傷でやり過ごした。

第拾弐話『死に至る病、そして』でも、第12使徒レリエルに取り込まれ、命の危機が迫ったシンジを助けるために暴走。
レリエルを内側から引き裂いて返り血を浴びながら叫ぶという非常にインパクトのある登場(?)の仕方をした。

第拾七話『男の戦い』でも引き続きエヴァを 覚醒 させる。
シンジの覚悟、意志、叫び、がコアの中の彼女に届き、エヴァを再起動させて覚醒。
圧倒的な力で第14使徒ゼルエルを殲滅。

覚醒したエヴァ初号機を見たリツコは、

やはり目覚めたのね…彼女が…

といっているので、この覚醒はユイが行ったものとわかる。
そしてゼルエルを捕食してS2機関を自ら取り込んだ。
ゼルエル戦後には、シンクロ率が異常なほどまでに達してL.C.Lに溶けてしまったシンジと初号機の中で接触した。


旧劇場版

第25話『Air』の最終盤に登場。
戦略自衛隊によるNERV本部襲撃によってエヴァ初号機はベークライトで動けなくなっていたものの、シンジがミサトに送り出され、ケイジに到着。
生きる気力をなくしたシンジに対して早く乗れと言わんばかりにベークライトを砕きながら手を伸ばして半強制的にエヴァに乗せた。

そしてエヴァ量産機に捕食され、無惨な姿となったアスカエヴァ弐号機を見たシンジは絶叫。ここで25話が終わる。

続く第26話『まごころを、君に』にでも登場。
初号機は光の翼を展開し、エヴァ量産機によって拘引され、人類補完計画のトリガーとされてしまう。
シンジは既に生きる気力を失っていたのと、第2使徒リリスの復活、そしてオリジナルのロンギヌスの槍が帰還したことで遂に補完計画が発動される。

全人類がL.C.Lへ還元され、リリスへと還っていく。
冬月がL.C.Lへと還元される時にはユイが幻影となって登場した他、ついにゲンドウの前にユイが現れる。
久しぶりに会った夫と少し話をし、ゲンドウに対して『シンジが怖かったのね』と返した。

リリス(レイ)と再会したシンジはリリスと話していく中、徐々に生きる気力を取り戻していき、ついに

『もう一度会いたいと思ったんだ。

その時の気持ちは本当だから。』

と言い、人類の補完を否定。
リリスの肉体も崩壊し、エヴァ量産機も石化して落下。
その中で、ユイとシンジはついに再会する。
赤い海の中で、ユイがシンジの頬にそっと手を当てる。

『もういいのね?』

『幸せがどこにあるのか、まだ判らない。

だけど、ここにいて…生まれてきてどうだったのかは

これからも考え続ける。

だけどそれも当たり前のことに何度も気づくだけなんだ。

自分が自分でいるために…。』

最後の会話をしたシンジは赤い海から地上へ、ユイは初号機の中に留まってロンギヌスの槍と共に宇宙へと旅立ったのだった。


漫画版

基本的には同じ。シンジの預けられた家の設定により兄がいることがわかる。
だが、再会したゲンドウとの会話が増えていたり、シンジを見送る際にはゲンドウと共に、
『前を向いて生きろ。』『大丈夫。太陽と月と地球がある限り、大丈夫よ。』と言って後押ししており、夫と息子に対する愛情は非常に深い。
しかし、ゲンドウとは相思相愛の夫婦関係になっても、シンジが生まれてから数年後には、彼らとのわだかまりが生じていた模様。

ゲンドウとの再会の際、シンジが生まれてから彼の心が荒んでいた事実を知っていたこともあり、
ゲンドウの愚行(父親失格も同然の所業)には『バカね。私はずっとここにいたのに。』と悲しみを表していたが、
後悔を吐露するゲンドウに対して『生まれた時のことを思い出して、そして強く生きろと願って。』と説得しており、最後まで彼の唯一の理解者になっていた。
ちなみに、アニメ第25話で見せた再起動シーンはコミカライズにおいて変更されており、
こちらではユイが自発的に起こしたものでなく、アスカを助けたいシンジの呼びかけに応えたものに変更されている。

単行本14巻に収録されている『夏色のエデン』にも登場。
冬月ゼミの生徒として登場しているが、旧劇やアニメなどの回想シーンとはだいぶ変わって非常に天然である。
研究室でネズミのケージをひっくり返して追いかけっこしてたり、メガネを無くしたりとドジなシーンが多いものの、
研究者としては非常に優秀らしく、彼女(の頭脳)の確保に国が争うレベルらしい。
漫画版でのマリとの出会いも書かれており、マリが掛けているメガネはユイからの贈り物であると判明した。
さらにゲンドウとの馴れ初めも描かれているのでぜひ見て欲しい。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

基本的に原作アニメと同様。初号機を第4の使徒戦で暴走させる。
精神世界でも声だけだが登場しており、ゲンドウに対して

『名前、決めてくれた?』

『男だったら、シンジ

女だったら、レイと名付ける。』

という会話をしている。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

エヴァ初号機として登場。
レイとゲンドウの食事会シーンで(幻影として)登場する。
レイがゲンドウにみんなとの食事会を持ちかけた際、レイの姿がゲンドウにはいつの日かのユイの姿に映っていたようだ。

最終盤の第10の使徒戦で初号機が覚醒するが、これはユイの意思ではない。
シンジ自身の意志と力がエヴァ初号機を覚醒させたのである。
その後、ニアサードインパクトを起こすものの、カシウスの槍で貫かれ、初号機は取り込まれたレイ、シンジ(とユイ)を乗せたまま宇宙へ放置されてしまうことになる。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

本人は登場せず。エヴァ初号機もAAAヴンダーの主機として使用される有様。
が、冬月から彼女の過去が明かされる。
旧姓は綾波ユイであり、彼女が初号機の中にいる理由はエヴァ初号機へのダイレクトエントリー実験が失敗したからであった。*1

また彼女の情報だけがクローンである 『アヤナミシリーズ』 に残されたと言う。


シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

満を持して本人がご登場。*2
ゲンドウの回想シーンにて彼女が直々登場する。

ヒトを捨てたゲンドウが語ったところによると、なんと人ではない何者かであるという。
マイナス宇宙に存在する神の世界と呼ばれるゴルゴダオブジェクトに、アダムスと6本の聖なる槍と共にいたというが、詳細は一切不明。

なぜユイがゴルゴダオブジェクトにいたのか、ユイは人ではないのか?それらは一切語られないが、ある程度その正体は推測できる。(後述)

+ ゲンドウとの出会いと顛末
ゲンドウは子供の頃から一人であった。
1人が好きだった彼は常に『一人』が普通であった。
ゲンドウは人との繋がりを恐れた。彼は常に一人でいたかったのだ。

そんな彼も成長し大学へと入る。大学では冬月やマリといった人達と出会う。その中には綾波ユイもいた。ユイはありのままのゲンドウを受け入れてくれた。やがて二人は結ばれるに至る。

息子であるシンジも産まれ、ゲンドウは父親となった。
しかし程なくしてユイは初号機のコアの中へと消えてしまった。

彼は生まれて初めて『独り』になってしまった。
生まれて初めて孤独の寂しさ、孤独の辛さを知った。
親に愛されたことの無いゲンドウは、残された息子であるシンジとどう接すればいいか分からなかった。そのため彼は息子に近づかないこと、接さないことが息子の為になると思い込んでしまった。

愛するユイを失ったゲンドウは徐々に狂っていく。
「ユイに再び会う」というたったひとつの願いのために全てを犠牲にするほどであった。そしてヒトの姿を捨て、己の魂すらも犠牲にした。

自身の目的を阻もうとするミサト達を下し、初号機を奪還した彼は絶望の機体であるエヴァンゲリオン第13号機、そして聖なる2本の槍と共にマイナス宇宙へと旅立つ。

追いかけてきた息子のシンジとマイナス宇宙での激闘を制したゲンドウは遂にエヴァンゲリオン・イマジナリーに槍を刺し、アディショナル・インパクト(人類補完計画)を発動する。
緑の十字架で包まれる地球、エヴァインフィニティと化した人類もエヴァイマジナリーと同化し、首のない白い女性のような姿となっていく。

碇ゲンドウは遂に目的を達成した。
全てがひとつになった世界で念願のユイを探すゲンドウ。
しかしいくら探してもユイには会えない。いるのは彼女のクローンであるアヤナミシリーズだけ。

息子であるシンジにもうやめようと制止されるが、諦めきれない。
しかしそこにミサトの決死の特攻によって届けられた人類の意志と言霊の力でで造られた 『ガイウスの槍』 が届く。

聖なる新たな槍が届けられたことで、補完計画は達成できたゲンドウであったが、"ユイと再会する"という自らの目的は遂に達成できなかった。そしてミサトの死を受け止めたシンジを見たゲンドウは、シンジが既に親から自立し、大人になっていたことを悟る。

『他人の死と想いを受け止めるとは…大人になったな…シンジ…。』


『そうか…!そこにいたのか…ユイ!』

ここでゲンドウはずっとユイがシンジの中にいたということを知った。かつて息子を捨てた駅のホームでゲンドウは幼きシンジを抱きしめる。


『すまなかった…シンジ…』

こうして碇ゲンドウという一人の親は舞台を降りた。
そしてゲンドウからシンジへとインパクトのトリガーが移る。
カヲル、アスカ、レイといった仲間を助け、見送るシンジ。
父が起こしたことの落とし前を付けるため、そしてニアサードインパクトを起こした自分の落とし前を付けるため、シンジは自らにガイウスの槍を刺し、新たな世界の創成を始めようとする。

すると後ろから誰かの手が、槍からシンジを庇う。

『誰…?綾波…?いや違う。

赤い海の中で、遂にユイは登場する。
彼女は自らを犠牲にしようとした息子を庇い、シンジの背中を押して送り出す。

そうか…父さんは、母さんを見送りたかったんだね。

それが父さんの"神殺し"。』

母の宿る初号機の後ろから、父の宿る第13号機も現れる。
そして二つのエヴァンゲリオンと碇夫婦は自らに槍を刺し、シンジの願った"エヴァンゲリオンの存在しない世界"、即ちネオンジェネシスの完遂し、シンジを新世界へと送ったのだった。

新劇場版におけ碇ユイの目的は『来たるべき誰かの犠牲になること』であると推測できる。その為に彼女は初号機にダイレクトエントリーして初号機の制御システム(コア)となっていたのである。
ここに来るのが自身の息子であることをわかっていたのか、それとも偶然なのかは彼女のみぞ知る。*3

ただしゲンドウがシンジとの関係を拗らせた原因ではあるので夫婦間でこの件について合意は取れていなかった可能性が高い。

正体?

新劇場版における綾波ユイは上述の通り、ゴルゴダオブジェクト由来のヒトではない何者かな訳だが、ある程度彼女の正体は
推測できる。色んな有識者から言われているのが、

  • 綾波ユイ=リリス=神

という説である。突拍子すぎるだろとツッコミをされそうだが、以下にこの説の根拠を書いていく。人類補完計画を目指していたゼーレは、人類に試練を与えた神を殺そうとしていたが、神は殺せないとして諦観してしまっている。
新劇場版の人類補完計画というのは、神が与えた運命である
  • 「使徒に滅ぼされる」
  • 「使徒を殲滅し、その地位を奪い、知恵を失い永遠に存在し続ける神の子と化す」
という2つのうち、後者を選んだゼーレのアダムスを利用した儚い反抗(レジスタンス)である。

そして『Q』において世界をループしているカヲルの口から、人類補完計画は太古から死海文書・外典(=リリスとの契約)に沿ってプログラムされていた絶滅計画であったことが語られている。つまりゼーレが言う「神」とはリリスの事を指していると思われる。(アダムスは神でもなく、使徒でもない)

"神殺し"というのは、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』のラストにおいて、"ユイを見送ること"であったというのが判明している。
これらのことから新劇場版世界の『神』である『リリス』に該当するであろう人物というのは、神の世界であるゴルゴダオブジェクトにいた綾波ユイその人であるというのが最も整合性の取れる解釈である。

おかしすぎるだろ!と思われるだろうが、旧作においてはユイのクローンである綾波レイがリリスの魂を持つ者であったことから、世界観としては突飛な事では無い。
またゲンドウやゼーレたちが語る"神"とは、常に単数形であり、"神々"のように複数形で呼ばれることは一切無い。
この説はキリスト教における三位一体のようなものであると考えると分かりやすい。(創造主=リリス、御子=ユイ、精霊=綾波レイ*4

そして何より、新劇場版での綾波レイはリリスの魂を持っていると明言されていない。アヤナミレイ(仮称)や、アドバンスド・アヤナミシリーズの存在から恐らくこの可能性は大きい。
ただし本質的な意味であるため、単純に母としての、人間としてのユイは神でもなく、リリスでもない。あくまでも"本質的"な意味である。

『序』でリリスが登場した際、リリスは地球生命の始まりであり、サードインパクトのトリガーであると語られている。(つまり創造主であると共に人類を加えた地球生命全てを滅ぼす存在でもある)
また使徒殲滅はリリスとの契約のごく一部に過ぎ無いとも語られている。

『破』においてゼーレはMark.06の完成とリリスの復活をもって、契約の時(補完計画の発動)となるとも発言しているため、この時点でのリリスは活動停止状態(旧作同様魂が無い?)である。

『Q』では既にその役割を終えたリリスだが、肉体は頭部と胴体に分離している。頭部はユイにそっくりであり、その頭部に向かって夫であるゲンドウは「もうすぐ会えるな、ユイ」と語りかけている。

『シン』ではオリジナルアスカが「最後のエヴァは神と同じ姿」であると言い、エヴァ第13号機は実際にユイ(神)が宿る初号機と同じ姿をしている。
さらにマイナス宇宙に存在する空想上のエヴァ、『エヴァンゲリオン・イマジナリー』もその姿を顕現させた際、シンジの目には黒いリリスに、視聴者とヴィレの面々にはユイとも、レイとも取れる外見で姿を表した。

また旧作においてエヴァ初号機はリリスの下半身を使ったコピーであり、ユイは初号機のコアに宿っている。旧劇場版ラストで補完計画失敗の後、ユイは自らが宿る初号機・ロンギヌスの槍と共に宇宙の彼方へ旅立っている。
カヲルやゲンドウの口から明確に旧作と新劇場版は繋がっていたと明かされているため、旧劇場版ラストのユイがゴルゴダオブジェクトにたどり着いたのでは?という説もあるが…やはりこれらの説は推察・考察の域を出ない。

ちなみに旧作は旧約聖書をモチーフに、新劇場版は新約聖書をモチーフにしている事が分かる

他作品での活躍

新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画

本作では特に事故などに遭わずに生存しており、人工進化研究所の副所長として登場。
夫のゲンドウ、息子のシンジとの三人暮らしで、仕事で忙しくはしているが暖かい家庭を築いている。
本作のゲンドウは単に顔が怖いだけの親バカで善良なお父さんになっていることもあってか、ユイに頭が上がらず、
妻の機嫌を損ねることを恐れている恐妻家となっている。

職場においても、所長のゲンドウよりも職員からの信頼が篤い、優秀な女性であるが、
たまに熱いところを見せて職員を一致団結させるなど、不思議な魅力を持つ夫をなんだかんだで愛しているようで、
本編と違ってゲンドウが特に同僚や部下の異性と妖しい関係になっていないこともあり、夫婦仲は良好。
ただし、不可抗力とはいえリツコとToLoveる的なアクシデントを起こしたり、向こうから満更でもない反応をされたりすると凄まじい威圧感を発する
あと大浴場回では本編よりもアレにしっかりとアッパー調整が入っており、一緒に入浴していたレイが転んだ際に彼女に偶然の形で掴まれている。


余談

漫画版や旧劇では彼女の目的が明かされる。
それは 『人間がいたという証拠を残すこと。』 である。
そのためにエヴァのコアとなり、人類が滅んだとしても、人類がいたという証を残したいという壮大なもの。
劇中の登場人物では冬月のみがこれを把握しており、夫ゲンドウですら知らなかった。

彼女のもう1つの特徴である「次世代、特に息子の将来のためなら何でもする」という行動スタンスは
漂流教室」の主人公・高松翔の母親である高松恵美子をモデルにしている。

新劇場版独自の設定として、ユイは病弱であり、ユーロネルフ視察*5は倒れる直前という注釈が『シン』の画コンテに書かれている。
ダイレクトエントリーの動機としてはネオンジェネシスのために犠牲になろうとする息子を助ける為というのが第一だろうが、病弱であったことを踏まえると、そもそもエヴァのコアと同化しなければ身体が持たないという理由付けもあった可能性がある。

ゲンドウ、マリ、ユイの大学時代の恩師でもある冬月だが、新劇場版でも変わらずユイの目的を知っており、その上でゲンドウの計画に加担している。また彼はマリのことを"イスカリオテのマリア"と呼ぶため、マリもユイの目的を知っているようだが…?

『シン』の劇場入場者特典として配布された冊子『EVA-EXTRA-EXTRA』では、劇中歌としても使われた松任谷由実氏の『Voyager〜日付のない墓標〜』をカラオケで歌うユイが掲載されている。
これは劇中で当該楽曲をカバーした歌手が林原めぐみだったことから派生したネタだと思われる。
ちなみに同席している面子として冬月の研究室メンバー+幼いシンジも描かれており、ゲンドウは『シン』主題歌の『One Last Kiss』を予約している。ゲンドウくん本気?*6
なお、冬月本人は歌唱中のユイのスマホにかかってきた電話という形で登場している。電話帳の登録名は「冬月先生」。律儀。
余談ついでに、『Voyager〜日付のない墓標〜』はもともと1984年公開の特撮映画「さよならジュピター」の主題歌でもある。






生きていこうとすれば…

どこだって天国になるわ。だって生きてるんですもの。
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最終更新:2026年08月02日 22:05

*1 当時のプラグスーツと思われるようなものを着て文字通りエヴァのコアに対してダイレクトにエントリーしている彼女の回想シーンが見れる。

*2 登場した割に一言も喋らないという…

*3 死海文書・外典などの存在からある程度の段階でシンジが中心に来ることはわかっていた可能性は高い

*4 この場合のレイは、たびたびシンジの目の前などに現れる幻影のレイと考える。

*5 『シン』でアスカ補完時の回想シーン

*6 一応、『One Last Kiss』はその歌詞の内容からゲンドウからユイに向けた歌だと解されることがある