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エヴァンゲリオン量産機

登録日:2014/12/21 Sun 19:05:26
更新日:2026/07/31 Fri 23:17:27
所要時間:約 14 分で読めます




※推奨BGM:『F-2(次回予告)』



予告


最後のシ者は倒した
だが現実に対処できないシンジは固く心を閉ざしてしまう
そして約束の時が来る
迫り来るネルフ全滅の危機、死の淵へ追い詰められるアスカ
己の現実に抗い、夢を受容する人々の頭上に、エヴァシリーズが舞い降りる
暴かれる欺瞞を嘲笑うかのように




次回

Air







エヴァシリーズ……完成していたの?



EVA-05-13 MASS PRODUCTION MODEL

概要

エヴァンゲリオン量産機とは『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』に登場した汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンの内の5~13号機、計9機の総称。
「エヴァシリーズ」と呼称されることもある。
デザインは同作でリデザインされた弐号機と同じく本田雄氏によるもの。そのため山下いくと氏にデザインされた他のエヴァと並ぶと異質なデザインとなっている。

尚、新劇場版にも5号機以降の型番を持つエヴァが登場しているが、それらとは設定・外見が大きく異なっているため本項では触れない。

使徒殲滅後のサードインパクト発生のためゼーレ主導で開発されたエヴァンゲリオン。
メインカラーは白。
量産機というだけあってそれまでのエヴァとは違い、9機すべて形状・カラーリング・装備が共通しており、性能面も同じ。
先発機同様形式的に機体番号で個体を区別されているが、姿形が全く同じであるため登場時点では外観から個体を判別するのは困難、というか不可能に近い。
製造は世界5か国で並行し行われており、量産機とはいえ一機一機に莫大な費用がつぎ込まれている。

基本構造は既存のエヴァと同じで、人型のボディや各部装甲形状も似通っている。
しかし頭部には外部センサー、いわゆる「眼」に相当するパーツが存在せず、起伏の無い長い表面部分に巨大な口だけが配置されているのが特徴。*1
なお、デザイン画が公開された当初は、この部分を別作品の量産機同様のゴーグル状のセンサーカメラと誤解していた人も多くいた。
この口は形だけの物ではなく本物の生体器官で、中には舌が生えており、涎を垂らしたり対象を捕食することも可能。その証拠に後述の弐号機への蹂躙シーンでは、動けなくなった弐号機の身体をいやらしく舐めまわす機体もいるなど、見た者に嫌悪感を感じさせると同時に、ある種の性的倒錯を喚起させるものとなっている。

肩部のウェポンラックも無く、より生物的で極めて気色の悪いデザインをしている。
特に口を歪めて笑った際の表情は非常に不気味。

生身のパイロットは居らず全機ダミープラグで起動。
このダミープラグは表面に「KAWORU」と表記されており、渚カヲルのパーソナルを元にしていると思われる。
コアに関しては9機とも由来は判然としない。

他のエヴァには無い特徴として背面から巨大な翼を展開する能力を有しており、羽ばたきによる上昇や滑空などによる単独飛行が可能
この翼は非使用時には折りたたまれ機体に収納される。
また、解析・復元を完了したS2機関を標準装備したことで活動限界時間の制約が無くなり単独で長時間の連続戦闘が可能。*2
加えてS2機関によるものと思われる強靭な自己再生能力も備えており、コアとプラグが無事なら例えボディを真っ二つにされようとすぐに再起動する。
ただし再生にも限界はあり、欠損部位を生え変わらせることまでは出来ない模様。

……この通りエヴァと言いつつも実際はほとんど使徒同然の能力を持つ機体である。

ゼーレとしてはサードインパクトを誘発させるための存在として用意したものだったらしく、S2機関や後述のロンギヌスコピーは儀式に必要なものであった。
対使徒用の量産化を前提として開発された弐号機や3・4号機などとは外見や機能が全く異なっているのもこういった部分からきているのであろう。

ダミープラグの性能故か若干動きが緩慢で表面的な戦闘能力はあまり高くない模様。
しかし劇中ではそのビジュアルと情け容赦無い所業を見せつけ多くの観客、視聴者にトラウマを植え付けた。


基礎データ

型式番号:EVA-05-13 PRODUCTION MODEL
所属:ゼーレ
開発:NERV*3
全高:40~200m
重量:不定
動力:S2機関
装甲:12000枚の特殊装甲
主武装:両刃の剣(ロンギヌスの槍(コピー))
搭乗者:ダミープラグ(システムタイプ「KAWORU」)


劇中での活躍

TVアニメ版

直接の登場は無し。
ただエヴァの増産に触れる会話シーンはいくつかある。
+ 具体的に言うと
七話でゲンドウとの会話で「6号機の予算を承認」と「第二次整備計画」に基づく「8号機以降の建造」が触れられる。
ただ8号機は「パイロットがまだ見つかっていない」ようで、なおかつこの「第二次整備計画」からして「まだ生きてます」とわざわざ言われていたあたり、重点的に進められたものではなかった様子。
その後、話も後半に入った弐拾弐話でマコトミサトの会話シーンで「ドイツで建造中の5号機と6号機」に加えて「13号機までが世界7か所で建造中」である事が触れられる。
ただ後者の建造は非公式のものらしく、急に倍増されたという予算も併せてミサトは事態をいぶかしんでいる。

旧劇場版

Air

戦自の空戦部隊を壊滅させた弐号機を抑えるためゼーレの判断に基づき専用輸送機でジオフロント内に飛来。

その際弐号機の頭上高くで9機が寸分たがわず円を作り、クルクルと飛ぶ様が印象的かつ非常に不気味。「REBIRTH編」ではこの部分がエンディングとなるが、屈指の名曲である「魂のルフラン」が強烈な印象を残す。

アスカはこれらと対峙した際に「エヴァシリーズ……完成していたの?」と反応していたことから、製造されていることを元から知っていた模様。

9機で弐号機を取り囲むが完全復活し絶好調なアスカの凄まじい戦闘力を前に逆フルボッコ。

+ 各機のやられ方
9号機→飛びかかって来た弐号機に頭部を潰され、倒れ込んだところを更にバックブリーカーをかけられてソーセージを折るがごとく胴体ごと背骨を折られ大量出血し沈黙
11号機→押し倒され水中に没しプログナイフで頭部を突き刺され沈黙
7号機→プログナイフで右腕を切り落とされアイアンクローで反撃するも首をロックされそのままへし折られ沈黙
6号機→剣を掲げて飛びかかるが、7号機が落とした剣を拾った弐号機と切り結んだ末袈裟切りにされ肋骨が飛び出し沈黙(多分一番粘った)
12号機→剣でボディを上下に両断され沈黙(画面に映った時には既に切り裂かれていた)
8号機→剣で左脚を切り落とされる
10号機→隙を突いて弐号機を押し倒すがニードルガンを頭部に二回続けて打ち込まれ沈黙
5号機→建物に叩き付けられめり込み頭部を握りつぶされ更に13号機に向かって投げつけられボディを拳で貫かれ沈黙
13号機→飛んできた5号機にぶつかり、更に5号機のボディごと胸部を貫通した弐号機の手でコアを鷲掴みにされ沈黙

全機弐号機の活動限界までの約3分30秒の間で撃破された。え、8号機が沈黙してない?気にするな

しかし前述の再生能力によって知らぬ間に再起動を果たしていた9号機の投擲した剣がロンギヌスの槍に変化し弐号機のA.T.フィールドを貫通。8号機が投げた方が自然なのでは…?
そのまま槍に頭部を貫かれた弐号機は同時に活動限界を迎え沈黙。

+ そこから先は伊吹マヤに「見たくありません」とまで言わしめる程の凄惨で吐き気を催す一方的かつ極めて凄惨な蹂躙となった。


不気味な笑みを浮かべながら、殲滅したはずの量産機が一斉に起き上がり始めた。

全機復活した量産機は翼を展開して飛び上がると………
































動けない弐号機に群がり鳥葬の如く弐号機を捕食。




全機は一斉に弐号機の装甲を引き剥がし、あらわになった素体を乱暴に捕食し始める。

弐号機の内臓を喰いちぎりながら飛び立ち、臓物を体外に引きずり出す描写は極めてグロい*4
この時アスカと弐号機の神経接続は解除されていなかったため、計り知れない激痛に悶え続けていたに違いない。


直後アスカの怒りに呼応して弐号機は再起動・暴走しようとしたが、無情にも上空から上空にいた量産機達はロンギヌスの槍(コピー)で弐号機に向けて放たれ、遂に葬られたのだった。

その後初号機に乗って地上に出てきたシンジ飛行しながらズタボロになった弐号機のボディの残骸を食い散らかす姿を見せつけ
シンジと視聴者のトラウマスイッチを限界まで押し込んだ。

さらにアスカ役の宮村優子氏も、この場面をずっと見返せていない程のトラウマとなっているらしい。



まごころを、君に

月から飛来したオリジナルのロンギヌスの槍と共に初号機を取り囲み空中にセフィロトの樹を描く。
その後現れたリリス(レイ)と同化し頭部がレイの顔に変化。
このシーンも頭部が包皮を剥くように口の中から裏返り、その中から笑顔のレイの顔が出てくるという前述の捕食とは別の意味でグロい演出。
初号機を依代にサードインパクトを誘発させるべくロンギヌスコピーで各機が自身のコアを貫きS2機関を共鳴させ解放。
アンチA.T.フィールドを発生させ全人類のL.C.L.化を引き起こした。

しかしシンジが補完を拒否しロンギヌスの槍を破壊すると共に全ての量産機は石化。十字架の姿になり地表へと落下していった。

量産機の「9体」という数は初号機と合わせて人類補完計画が遂行できる最低限の数だった。儀式の詳細はこちらを参照。



漫画版

劇場版同様弐号機と対峙するが描写的に戦闘能力は劇場版以上。
さらに再生能力も損傷部分を完全に修復してしまえるほどになっており、増援に来た初号機をも追い詰める活躍を見せた。


武装

諸刃の剣

唯一標準装備されている格闘用装備。
機体の全高に匹敵する両刃の大剣(脚本ではと表記)であり、エヴァのパワーを以てしても振り回すと機体がふらつく程の重量がある。
扱いは難しいがエヴァの装甲をあっさりと両断する驚異的な切れ味を持つ。

ロンギヌスの槍(コピー)

上記の剣の正体。
ロンギヌスの槍を複製したレプリカであり、普段は大剣の形に変化しているが瞬時に形状変化し槍の形になる。
色が暗青色という違いはあるが、二重螺旋型の形状でアンチA.T.フィールド発生機能など戦闘面ではオリジナルと遜色ない性能を持つ。


他作品での活躍

新世紀エヴァンゲリオン2

庵野AIが「終焉」モードになると起きる「Air」を元にしたA-801イベントのラスボスとして登場。
この作品ではマジで9機同時に相手取る事になるが、初戦は動きも緩慢かつ攻撃頻度も少ないため余程の事がなければ余裕で勝てる。
一度全滅させると再起動してそのまま連戦になるが、二戦目は先程とはうって変わって動きが俊敏になるため気が付いたら囲まれて鳥葬される事もしばしば。
真正面に立つと高威力のロンギヌスの槍の餌食になるためとにかく距離を取って1機ずつ確実に仕留めていくのがコツ。
倒した量産機の上に立つと諸刃の剣を奪う事ができ、装備すると動きが遅くなるものの高い威力を誇るため有効に活用したい。

豊富なifが用意されているのが特徴なゲームだけあって量産機戦も例外ではなく、F型装備で出撃したり初号機と弐号機のみならず参号機と四号機を参戦させる事ができたり*5マゴロクソードで斬り刻んだり、マステマで蜂の巣にしたり、時田シロウがJ.A改を引っ提げて救援に駆け付けたりする。

恐らく最も苦戦する事になるシナリオは最初にプレイする『使徒、襲来』。
原作通りに話が進んでいく都合上F型装備なし、追加武装なしで僚機が弐号機のみの状態で戦わねばならない上強制イベントでシンジのA.T.を高く維持するのも難しいためかなりの苦戦を強いられる。
PS2版だとここで勝っても負けても原作通りの補完エンドだったがPSP版だと勝った場合違う結末を迎える事になる。
因みに量産機戦を勝利する=シナリオクリアではなく、むしろそれでクリア扱いになるシナリオの方が少ないので大半のシナリオはA-801が発令される前にクリア条件を満たさなければならない。

エヴァンゲリオン バトルオーケストラ

動きにクセが強く、若干機動力が低い。攻撃の発生も遅めだが一撃の威力自体は高く、剣を常に持っているためリーチも長いし判定も強め。
コンボが繋がらなくても結構なダメージを稼げるので使いこなすと意外な強さを発揮する。
超必殺技は仲間を呼んで相手を食い散らかす「鳥葬」。

新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd

量産されておらず「伍号機」という設定で登場し、カヲルがパイロットになっている。

スパロボシリーズ

初登場の『α』では最初は原作通り弐号機だけで戦うことになるが、性能が低く苦戦はしない。
復帰したアスカが絶好調なので量産機のほうが蹂躙されてしまう。
勝ち筋としては弐号機のEN切れなのだが、原作と異なり近くに電源ビルがあるため、ケーブルを再接続することが可能。1万2000枚の特殊装甲とA.T.フィールドとアンビリカルケーブルありの弐号機相手には量産機はどうすることもできない。
その後もイベントで原作と同じ展開が続いて弐号機も初号機もピンチになった*6ところで、マジンカイザー*7真ゲッターロボライディーン、主人公機が駆けつけるという、原作の凄惨な展開とは打って変わって燃える展開になる。
+ というのが通常の展開だが…?
終盤までの間にシンジフラグを成立させている場合、シンジがカヲルを殺してしまった後も周囲の叱咤激励によって原作ほど引き摺らずに立ち直り、そのままネルフ本部へ帰還したミサト達と別れる形でロンド・ベルに残るため、ネルフ本部ではシンジ不在のまま劇場版シナリオが進む事になる。
このため、ミサトはシンジを探しに行かないので銃撃すらされない

一方、シンジはネルフ本部との通信が途絶える異常事態が起きている事を知ると、周囲の勧めで何が起きているのか確かめ、ミサト達を助けるためにゼーレの横やりによる待機命令を無視してネルフ本部へ帰還する事を決意。
前述の面々と共にコンペイトウ(機動戦士ガンダムにおけるソロモン。宇宙)から初号機で直接ネルフ本部に向かうというよくよく考えると無茶振りをした上でアスカがトドメを刺されそうになったその瞬間に帰還を果たすという燃え展開になる。
...その時点での自軍の攻撃力インフレと味方全員気力150or140*8というイジメにより一方的に自軍に蹂躙される。冷静に考えれば中々に酷い扱い。
そして自分の攻撃力はそこまで振るわないため、弐号機の顔面に刺さるはずのロンギヌスの槍がA.T.フィールドによりカキーンと弾かれるという出オチまでやらかす。*9
ドリームキャスト移植版では追加シナリオで復活し、今度はエヴァ量産機側が気力150なので多少強くなっている。
しかし、それよりも語り草なのは味方としてスポット参戦する衝撃のアルベルト生身で蹴散らされることだろう*10

さすがに第3次αでは反省して原作の凶暴さを再現してか、
高い攻撃力にA.T.フィールドによる防御力、更に回復能力、他に敵がいないのに気力100でスタートで必殺技を簡単に撃たせない嫌らしさを備える凶悪機体。
全体攻撃で小隊員も狙ってくる。この全体攻撃、ロンギヌスの槍投擲なのだが、戦闘デモでは密集している小隊員全機を貫通→小隊長機を突き刺してくる。何だその技量。
しかも倒しても直ぐに復活するのでかなり鬱陶しい。
ゲームにおける"量産機"への認識をαのザコっぷりさえ目を瞑ればぶっ壊す機体の一つである。
といっても大量生産機というわけではないのであまり量産機っぽくはないが。

『Scramble Commander』では、本来この世界にはまだ存在していなかったはずが、ソーディアンによって並行世界のものが複製されて登場。
パプテマス・シロッコが従えており、最後の版権敵となる。
HPが一定以下になると全回復して大幅にパワーアップするが、必殺技を使ってうまく倒せば回復させないこともできる。

スーパーロボット大戦MX』ではロム兄さんに反応するお茶目なところも。
MXのエヴァ量産機はスパロボでもかなり強め(面倒ともいう)で、HPが1.5倍になったMX PORTABLEはスパロボ最強クラス(面倒ともいう)だが、
ドラグナーズ冥王様を筆頭に味方サイドも強いMXでは気力が上がるまで面倒という感想の方が多いかもしれない。

碇シンジ育成計画

終盤、原作通りに補完計画遂行のために襲来。
今回は、S2機関や自己再生はない代わりに、数が半端ない。
チルドレンたちのエヴァと決戦に挑むが、そのさなか、初号機が暴走を起こし、謎のエネルギーでジオフロントをごっそり消滅させる(スタッフたちはなぜか安全地帯に転移されていて無事)
それにより、すべて消滅したと思われる。

名探偵エヴァンゲリオン

伍号機が新高尾の実験場に参号機、四号機と共に搬入されるが、虫歯死徒に寄生された参号機の手にかかり四号機共々連続殺エヴァ事件の最初の犠牲者となる。
六~八号機は乙型に率いられて参号機を拘束しに来たが、伍号機の剣に化けた別の死徒に操られて同士討ちを繰り広げて全滅する。
九、十号機がさらにその補充でやってくるが、こちらも参号機の手にかかり殺害される。
かくして、2/3の量産機を喪失したことでゼーレの計画は大打撃を受けたのであった。

パチンコ・パチスロシリーズ

シリーズによっては予告やリーチに登場する。
使途予告にて「パターン青!」と呼ばれて表示されるのでこいつらも使途扱いのようだ。その際「エヴァンゲリオン量産機」という表記がされている。
リーチの際は主に弐号機(アスカ)リーチの相手となることが多い。9機全て殲滅出来れば大当たりとなる。

弐号機以外にも近年の作品である「15」では、激熱リーチの「エヴァンゲリオン最終号機リーチ」で相手を務める。小説「エヴァンゲリオンANIMA」で登場した本機が大型刀"ビゼンオサフネ"で量産機をバッタバッタと斬り捨てていく様はまさに圧巻の一言。激熱リーチなので発生した時点で期待していいリーチである。


立体化

プラモデル

バンダイからLMとLMHGで発売。

LMはガンプラの1/144相当サイズ。簡易成型なため可動する部分が少ない。

LMHGは『Air』版と『まごころを、君に』版の二種類が分けて発売された。
『Air』版は、下向きの顔と上向きの顔、両刃の剣が付属。腕部の肘関節及び翼は固定されて動かない。
『まごころを~』版は、「最終戦仕様」という名で発売された。こちらは他のLMHGエヴァと同様の多重整形により肘が稼働する腕部に加え、頭部はABS素材のフレームに軟質樹脂製の外皮を被せる構造で口の開閉を含めフル可動する。
付属武器はロンギヌスの槍レプリカ。翼の素材には同時代のバンダイ製プラモデルに多用されていたアサフレックスという軟質のプラスチックが用いられ、お湯などで温めることによって曲げることができ、ある程度の表情がつけられるようになっている。
正直可動や再現度から見ても『まごころを~』版は当時の完全版と言えるのだが、現在再販がされずLMHGサキエルと並ぶ希少キットとなっている。
おまけにアサフレックスは2023年に製造終了となってしまった。


2016年頃からコトブキヤでも旧劇版のエヴァをキット化しているが、量産機はまだ発売予定がない。

食玩

組立式アクションフィギュア「EVA-FRAME」シリーズのうち旧世紀版をフォーカスした「EX」にて初号機、弐号機とともにラインナップ。全身可動は勿論のこと口も開閉可能。ただし通常販売分は戦闘時の軽装状態と各種武器のみに留まり、翼付きのものはプレミアムバンダイ及びエヴァストア限定で3機セットで販売された。ちなみに3セット購入すると本編と同じ数になる。

リボルテック

初出の2007年版とこれをリニューアルした2012年の完全版が発売中。
一応、完全版は漫画版の名目だが実質旧劇版と言っていい仕様。
劇中のイメージに比べると幾分マッシブだが、かえって全体のフォルムが生々しくなり不気味さは増しているので結構な迫力。
本体以外にも剣やロンギヌスコピー、可動式の翼、損傷パーツなどが付属しかなりボリュームのある内容。


余談

モンスターハンター』シリーズに「フルフル」というモンスターがいるが、見た目が似ておりこの量産機が元ネタではないかと言われている。
まぁあちらは男女の愛を引き起こし雷を操る同名の悪魔が元ネタで、男女の愛を引き起こす部分にクローズアップして男性器がデザインモチーフになっていると推測されているのでぶっちゃけモチーフが同じなら似てしまうのもやむを得ない話だが。

他のエヴァンゲリオンのデザインを担当した山下いくと氏によるエヴァンゲリオン量産機デザイン案も存在し、旧劇場版公開当時のニュータイプに掲載されている。
有機的な本採用デザインと違い、こちらの没デザインは眼も角も口もないとことん無機質な頭部としてデザインされている。唯一の特徴としてシリアルナンバーが刻印されているが、これも物らしさを加速させている。
番号刻印された無機質な頭部という特徴は新劇場版のオップファータイプに通じるところもあるが、本人が語ったことはないため関係性は不明。


追記・修正は量産機を全て倒してからお願いします
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最終更新:2026年07月31日 23:17

*1 そのため通称は「白ウナギ」「ウナゲリオン」など

*2 これにより予備電源などを搭載する必要がなくなったため、ウェポンラックなどの諸装備が廃された。

*3 5、6号機はドイツ、8号機は中国で建造。

*4 しかし、一部の者はこのシーンに対し嫌悪感ではなく、性的倒錯を覚えてしまった者も少なからず存在し、該当シーンをR-18シーンに置き換え、ネット上の画像投稿サイトに自身で描いたイラストをアップする者も現れている

*5 ただし同時に出撃できるのは3機まで。尚、零号機はイベントの都合上絶対に参戦できない。

*6 と言ってもシンジのメンタルは原作に比べると安定しており、出撃時も「僕はもう逃げない」という決意表明までしている。

*7 強化型マジンガーZを選択した場合はイベントに加わらない。

*8 簡単に言えば、出撃直後の五体満足のスーパーロボット達が必殺技撃ちたい放題である。

*9 イベント戦闘ではちゃんとブッ刺さる。

*10 ただし、A.T.フィールドがあるため普通にはアルベルト側の攻撃も通らず、かといってエヴァ量産機側はアルベルトへの命中率が0%なので、そのままでは決着がつかない。気力を上げたうえで魂を使えばアルベルトの攻撃が通って撃墜できるが、9機全部を倒すにはSPが足りないので、結局は自軍で倒すことになる。