姫様“拷問”の時間です

登録日:2021/06/27 Sun 08:41:11
更新日:2025/05/02 Fri 21:13:53
所要時間:約 16 分で読めます




『姫様“拷問”の時間です』とは、『少年ジャンプ+』で連載中の漫画である。
原作は春原ロビンソン、漫画担当はひらけい。
2024年1月よりTVアニメが放送される予定。
アニメ制作は『魔法少女なんてもういいですから。』『かげきしょうじょ!!』『Do It Yourself!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ-』などのPINE JAM。

“あらすじ”

剣と魔法のファンタジー風の世界を舞台として、国王軍と魔王軍が衝突をはじめ幾年月。
魔王軍に囚われ監禁された王女は、国王軍の秘密を探る拷問官から容赦ない“拷問”を受けることとなる。
姫様は“拷問”の数々に屈さず耐えることができるのか――?

“登場人物”


  • 姫様
本作の主人公。王女にして国王軍第三騎士団"騎士団長"。うお座生まれ。
魔王軍に囚われ、鉄球がついた首枷と粗末な貫頭衣で監禁されている。
類い稀なる剣術と優れた乗馬技術、高い軍略の才、人並外れた動体視力と運動神経を持ち、隠密作戦では装備を所持したまま30kmの海峡で6時間の遠泳を行うなど、身体能力は非常に高い。
精神力の面では、幻術使いと戦った時は自ら舌を噛み切り幻術を破る、友だと思っていた裏切り者の刃を背後から受けても倒れず切り伏せる、数日間不眠で戦うなどのエピソードを持つ。
友人思いで敵に対しても認めた者には慈悲深い、高潔なる騎士道精神の持ち主。戦場では誰より傷つき戦い、敵から目を背けず、勇猛果敢にして勇壮活発。
その実力と精神は、強くなるため・自己を高めるために幼い頃から甘えを許されない環境で厳しく育てられたことに起因する。
彼女を屈服させるためにどのような“拷問”が仕掛けられるかが本作の見所となっている。

王女として幼い頃から最高級の食事やお茶会*1を嗜んでおり、好物は中華料理
使用剣技は王に選ばれし太刀筋(エクス・セクエ・デュール)裏切りの一太刀(モードレッド・ソード)

  • エクス
長年王家に仕え、歴代の名騎士と共に幾千もの戦場を戦ってきた、意志を持ち喋る聖剣。エクス・デウス・マキナと3本ある聖剣の1つ。
姫様とは騎士団長に就任した頃からの仲で、現在はともに牢獄で囚われの身。
自らの切れ味を追求しており、囚われても鋭さと冴えは健在。
絶望する姫様を救うためあえて秘密を話すなど、姫様とは強い信頼で結ばれている。

  • トーチャー・トルチュール
魔王軍最高位拷問官。かに座生まれ。
人間の根源的欲求に精通した“拷問”問のスペシャリストであり、“拷問”に楽しみを見出す生粋の悪魔
クールな表情を崩さない女性で、秘密を話した者は「用済み」として扱う。
サディストというわけではなく、秘密情報を聞き出す目的を優先する、時には拷問官全員で姫様に挑むなど冷静な判断力を持ち合わせている。
姫様への“拷問”の他、出張や全国拷問官会議などによる単独行動も多い。
秘密の報告はなぜか風呂上がりに行う。

  • 魔王
歴代魔王の中でも最強の戦闘力を持つ魔王軍の代表。
悪の権化、全魔物の頂点、恐怖のカリスマ、絶対的象徴として国王軍からも恐れられる存在。
常に威厳ある佇まいを崩さず、含み笑いを浮かべている。

その戦闘力は凄まじく、漆黒力98万を誇り天空の聖剣でしか斬ることができない漆黒王を倒している。
だが力に己惚れることはなく、非常に慎重。
また魔王国の若者が集う場に自ら顔を出し褒賞を与える、魔王軍の全戦力を集結させる魔王軍大集会を年に3回行うなど、カリスマ性も高い。
特に優秀な配下として四天王がいる。
すでに王国軍に関する多数の秘密を得ているが、決戦を急ぐことなく独自の目的を持って行動している。

特技は魔法全般で、使用魔術はデモンズヒート、炎炎業火、ゼロ・フローズン等。
他にも鉄壁の全自動防御魔法を誇るが、内部からのダメージは防げない。
人類の国王とは誕生日や酒の好みが同じと深い因縁があるようだが……?

  • ルルン
魔王の妻であり魔王国王妃。魔王や姫様をも上回る女性。
手を触れず魔王に傷を負わせたこともある実力者。魔王の妻らしく貪欲でもある。

  • マオマオちゃん
ハイパー上級見習い→究極ハイパー伝説見習い拷問官。
魔王の一人娘であり、常に成功を求める野心家。
昇級時の褒章では父である魔王を自らの足下に従え、笑って傷を負うことを要求するなど、その強欲さは魔王すらも驚愕させるほど。

  • ダターマ
拷問官補佐官。いわゆるオーガに近い風貌。
牢獄という場には似つかわしくない笑顔を常に浮かべている。

  • 陽鬼
中級→上級拷問官。後述の陰鬼とは従姉妹。
肉体的な勝負タイプの“拷問”を好む、基本ポジティブで好戦的な性格。
その性格から友人は多く、学生時代の友人も登場している。

  • 陰鬼
中級→上級拷問官。陽鬼とは従姉妹。
言葉による精神攻撃での“拷問”を好む、警戒心の強い性格。

  • 陰助
陰鬼の弟。魔王の一族相手でも容赦しない闘争本能の持ち主。

  • クロル
一級戦闘員兼上級拷問官。ギャル風の容貌が特徴。
猛獣使いの異名を持ち、下僕と連携した“拷問”を姫様に対して仕掛ける。
従えているのはウルフ族の中でも別格のマッドウルフ、イルカの魔獣キュキュ等。

  • ジャイアント
四級戦闘員兼初級拷問官。
その体躯からか牢獄での“拷問”に携わることは稀。人体への知識に精通している。

  • ギルガ
武器職人兼初級拷問官。トーチャーとは友人同士。
破壊神カイナが所持していた秘蔵の剣『炎剣獅子王』を始めとする魔剣をコレクションしている。

  • バニラ・ベシュッツ
上級拷問官。
魔王軍の中でもっとも残忍酷薄と噂される吸血鬼一族、名家ペシュッツ家本家の娘。
高いプライドを持つ少女で、恐怖の“拷問”を姫様に要求する。
姫様に対して強い執着を抱いている。

  • カナッジ
魔王の側近。拷問官たちが聞き出した秘密を魔王へ報告するのが主な役割。
魔王軍の中でも特に知略に長けている。

  • ブルーゼ
「破壊のブルーゼ」と呼ばれる戦闘大参謀。
魔王への忠誠心は高く、常に動向や発言の意図を探っている。

  • マッドカイザー
過去に西の塔で姫様と戦った魔物。
姫様への復讐の機会を狙っており、“拷問”において再会する。

  • 七人黒笠
一人一人が姫様の過去対峙したどの敵より強いと評される、魔王軍最強の剣士集団。
剣の腕のみならず内務能力も高い。

  • ゲッコウ
高い志を持つ魔王軍所属の闇忍者。

  • 冷徹のシュタルク
優勝するとどんな願いも一つ叶えてもらえる魔界一武闘会の優勝者。

  • コバヤシさん
捕虜の食事を担当する小人の夫婦。

  • ルーシュ・ブリタン
国王軍第一騎士団の聖白騎士。
聖なる半月斬撃(ホーリームーン)閃光の連撃(ライトニングハリケーン)神の輝き(ホーリーシャイン)の他、睡眠魔法や帰還魔法も使用できる高い実力の持ち主。
十字のエンブレムを施したフルプレートに身を包み、姫様を救出するため魔王城へ潜入する。

  • ジモチ
数々の戦場で勲章を授与され、引退後は執事として王国に仕える名誉騎士。
姫様の剣の指南役でもあり、幼少期から姫様を厳しく監視していた。

  • サクラ・ハートロック
姫様とは別の国に所属する暗殺者。
過去に姫様暗殺の任務を与えられ、接近するため姫様と親しくなるが、結果として親しさゆえの躊躇から失敗。
立場を失い、実質的な死刑宣告として魔王暗殺へと送り込まれる。
だがトーチャーによる“拷問”を経て魔王軍へ参入。姫様との劇的な再会を果たし、捕虜と拷問官の間柄になる。


〚姫様は王女にして国王軍第三騎士団"騎士団長"、編集程度の仕打ちに決して屈しない!〛
















おいしそ~

〚姫様?〛

あらすじ

剣と魔法のファンタジー風だけど車は走るし商店街は立ち並ぶしスマホや海外ドラマもあるゆるい世界を舞台として、国王軍と魔王軍が衝突をはじめ幾年月。
魔王軍に囚われ監禁された王女は、国王軍の秘密を探る拷問官から容赦ない“拷問”と称した料理やレクリエーションを受け拷問官たちと仲良くなることとなるほのぼの癒し系ギャグマンガである
初期こそ姫様は“拷問”の数々に屈さず耐える気も一応あったが、途中からはすっかり話す気満々。自分で自分を屈させようとすることもある……屈するってなんだっけ。

作風

連載の最初期はお色気路線も多少視野に入れていたようで、姫様が食べ物を前にして汗を滲ませながらハァハァ言ってる様子や裸体に近いイメージ映像等の描写があったが、性的な物を連想させる描写は3巻頃からなくなっていった。
現在は姫様をはじめとした登場人物達のポンコツ・ほのぼのっぷりを見せることに重きをおいた作風となっている。

アニメ版

2024年1月にアニメ化
原作1話あたりが短めのため、ファンからは5分アニメ枠などが適しているのではないかという予想も以前からあったが、実際には30分枠での制作となった。
1話あたり原作4話分、終盤は5話分以上という結構速い消化ペースで、単行本おまけエピソードも積極的に使用しているが、
それでも割と尺に余裕があり、それを埋めるように毎回のようにあらすじが入る上に、アニメオリジナルの追加シーンもかなり多い。
アニオリパートは、“拷問”後の皆で楽しむ場面や情景場面などの原作では1コマで済まされていた箇所を長尺で詳細に情緒的に描いたり、
ジモチが登場する姫様の回想シーンが多数追加されるなど、原作を膨らませる方向性のものが多く、原作読者からもおおむね好評。
また原作最初期のお色気路線寄りの描写は完全に排除され、安定期以降風の健全な内容に差し替えられている。

登場人物


  • 姫様
CV:白石晴香
本作の主人公。王女にして国王軍第三騎士団"騎士団長"。うお座生まれ。
とにかく食欲と可愛い物に弱く、ほぼ毎回屈する。
魔王軍に囚われ、鉄球がついた首枷と粗末な貫頭衣が普段着だが、外に出る時は季節に合わせた服装や水着を着せてもらっている。TシャツはHORYOのロゴがクソダサい。というか首枷に関しては外出時はおろか就寝時にすら外されており、どうも自力で脱着可能らしい。
そんな状態で監禁といっても“拷問”中以外は出歩き自由で三食もシャワーもあり、スマホ支給、風邪を引いてからは治った後も魔王から布団を支給など好待遇されている。

身体能力は本当だが、精神力の面では、幻術使いと戦った時は自ら舌を噛み切り幻術を破るけどカップ麺が伸びるのには舌を噛み切っても耐えられない
友だと思っていた裏切り者の刃を背後から受けても倒れず切り伏せるが友達と遊園地に行きたいので秘密を話す
数日間不眠で戦うし四日間徹夜でゲームもやった、王国時代に厨房へ潜入して生牡蠣を食べ過ぎて三日三晩寝込むなどの残念なエピソードを持つ。
拷問官の友人思いで敵に対しても認めた者には慈悲深い、つまみ食いはするけど秘密も書き残す高潔なる騎士道精神の持ち主。同時にアホの子。
戦場では誰より傷つき戦い、敵から目を背けず、勇猛果敢にして勇壮活発。でも注射や目薬は刺すことを事前に聞かされたり自分で射すから怖い。
その実力と精神は、強くなるため・自己を高めるために幼い頃から甘えを許されない環境で厳しく育てられたことに起因する。だから王国時代はロクに公園とかで遊んだことがなかった。
彼女を屈服させる前提で面白い反応や無邪気な姿を見せるためにどのような“拷問”が仕掛けられるかが本作の見所となっている。

王女として幼い頃から最高級の食事やお茶会を嗜んでおり、大好きなのはコーラやサイダーだけど紅茶も好き。好物は中華料理特に嫌いな食べ物も無いし庶民的だろうがよく知らない食べ物だろうがバクバク食べる。
使用剣技は自分を助けに来た聖白騎士へ恥ずかしさから放った王に選ばれし太刀筋(エクス・セクエ・デュール)裏切りの一太刀(モードレッド・ソード)

  • エクス
CV:小林親弘
長年王家に仕え、歴代の名騎士と共に幾千もの戦場を戦ってきた、意志を持ち喋る聖剣。エクス・デウス・マキナと3本ある聖剣の1つ。3本が揃うと世界を終わらせることができる伝説を、カツ丼に即堕ちした姫様があっさり話した。
姫様とは騎士団長に就任した頃からの仲で、現在はともに牢獄で囚われの身。出かける時は姫様やダターマが持参してくれる。
自らの切れ味を追求しており、ギルガから剣身を研いでもらう“拷問”を受けた際、切れ味がよくなるのは姫様のためという名目で屈した。
囚われてもツッコミの鋭さと冴えは健在。本作のツッコミ役を一手に引き受けている。
すっかり屈し体質となった姫様への信用はガタ落ちしているが、子供の頃にボールプールで遊んだことが無くて絶望する姫様を一緒に遊ばせてあげて救うためあえて秘密を話すなど、姫様とは強い信頼で結ばれている。
名前の由来はおそらくエクスカリバーとデウス・エクス・マキナから。

  • トーチャー・トルチュール
CV:伊藤静
魔王軍最高位拷問官。かに座生まれ。母親からはトッちゃんと呼ばれている。
人間の根源的欲求に精通した“拷問”(料理)のスペシャリストであり、“拷問”対象が笑顔になることに楽しみを見出す種族的な意味で生粋の悪魔
クールな表情を崩さない女性で、実はウサギちゃんが大好き。秘密を話した者は「用済み」として遊び放題、料理食べ放題と賓客のように扱う。
サディストというわけではなく、秘密情報を聞き出す目的を優先するために“拷問”は日に一度だけ、人事異動で誰かがお別れになるかもしれない時には拷問官全員で姫様に挑むなど冷静な判断力を持ち合わせている。
姫様への“拷問”の他、出張や全国拷問官会議などによる単独行動も多い。そういう回はトーチャーによるひとりメシがメインとなる。
秘密の報告はなぜか風呂上がりに行う。

  • 魔王
CV:玄田哲章
歴代魔王の中でも最強の戦闘力を持つ魔王軍の代表取締役妻のルルンからはゴッちゃんと呼ばれている。
家族思いの良きパパであると同時に重度のオタク。
悪の権化、全魔物の頂点、恐怖のカリスマ、絶対的象徴として国王軍からも恐れられる存在。しかし初遭遇がマオマオちゃんとの保護者競技だったので姫様とエクスからは代理の人と思われている。
声優のライブでは最後列で腕組みして常に威厳ある佇まいを崩さず、含み笑いを浮かべている。発言内容は非常にフランクで優しい。

その戦闘力は凄まじく、異世界転移でテンションが上がった結果、漆黒力98万を誇り天空の聖剣でしか斬ることができない漆黒王を殴って倒している。
だが力に己惚れることはなく、国王軍最強武器は怖くて使えない、山道の隠し通路に明かりがあるか確認、墓荒らしはダメなど非常に慎重。
また魔王国の若者が集う場に自ら顔を出し褒賞のくまさんメダルを与える、魔王軍の全戦力を集結させて芋掘りなどのレクリエーションをエンジョイする魔王軍大集会を年に3回行うなど、カリスマ性も高い。
特に優秀な配下として四天王が現在11人いる
すでに王国軍に関する多数の秘密を得ているが、深夜はリアルタイムで声優ラジオを聞いたり、時期が決まってる秘密だと夏休みやマオマオちゃんの発表会などで毎回タイミングが合わないため不採用。
決戦を急ぐことなくライブやリリイベなど独自の目的を持って行動している。

特技は魔法全般と服をたたむのがうまいことで、使用魔術はバターを早く溶かすデモンズヒート、0歳だったころのマオマオちゃんへのミルクを適温にする炎炎業火、ゼロ・フローズン等。
他にも鉄壁の全自動防御魔法を誇るが、角を掴まれると作動しなくなる他、内部からのダメージは防げない。
人類の国王とは誕生日や酒の好みが同じと深い因縁があるようだが鮭の皮は国王と違って食べる派なので特に関係ないんじゃないかな……?

  • ルルン
CV:中原麻衣
魔王の妻であり魔王国王妃。マオマオちゃんからの愛され度で魔王や姫様をも上回る女性。
焼けたトレーを落としそうになって助けられ、魔王に手を触れずトレーで火傷を負わせたこともある卵割りやバルーンアートの実力者で良きお母さん
魔王の妻らしく夕食の唐揚げを一個多く食べたりパイの里をつまむなど貪欲でもある。

  • マオマオちゃん
CV:日高里菜
ハイパー上級見習い→究極ハイパー伝説見習い拷問官。
魔王の一人娘であり、とにかく愛らしい。
クッキー作り、幼稚園の発表会でのスキップ、跳び箱4段への挑戦など常に成功を求めるえらい子
昇級時の褒章では父である魔王を肩車で自らの足下に従え、口内炎で魔王が病欠して毎日一緒にいられた時は笑って傷を負うことを要求する、型を使わず手で伸ばしてクッキーを大きくするなど、その強欲さは親バカの魔王すらも驚愕させるほど。

  • ダターマ
拷問官補佐官。いわゆるオーガに近い風貌。
牢獄という場には似つかわしくない笑顔を常に浮かべているが、深夜ラーメンでチャーシューをくれたり、色んな料理でおいしく食べる豆知識を披露したりとサービス精神豊富で普通にいいやつ

  • 陽鬼
CV:永瀬アンナ
中級→上級拷問官。後述の陰鬼とは従姉妹。
肉体的な勝負タイプの“拷問”を好むため、身体能力だけは優れている姫様からしばしば返り討ちにあう。
基本ポジティブで好戦的な性格だけど一度折れるととことんダメになる
その性格から姫様を含めて友人は多く、学生時代のバスケ部の友人も登場している。主な活動はファミレス・カラオケ・ボウリングでバスケはほとんどしていなかった。

  • 陰鬼
CV:井上ほの花
中級→上級拷問官。陽鬼とは従姉妹。
洋ドラを最終巻だけ貸さなかったり映画をいいところで止めて言葉による精神攻撃での“拷問”を好む一方、友達の姫様に刺さらず否定されると怖いので一番好きな映画は見せたくない警戒心の強い性格。
結果的には趣味が合ってもっと仲良くなれた。

  • 陰助
陰鬼の弟。魔王の一族相手でも運動会の徒競走で容赦しない闘争本能の持ち主。

  • クロル
CV:山根綺
一級戦闘員兼上級拷問官。ギャル風の容貌と☆が語尾につく口調が特徴で決めゼリフは「もちろんの助☆」
猛獣使いの異名を持ち、ペットと連携した“拷問”を姫様に対して仕掛けるが、小動物系は通じる一方で「肉球が臭い」「足の生えたイルカはキモい」などダメ出しされてクロルの側から動物を愛でるよう懇願することも多い
従えているのはウルフ族の中でも別格のマッドウルフ、イルカの魔獣キュキュ、猫のミケにゃんとシロにゃん、ウサギのウサッチとチャチャ等。
肉球ともふもふの毛並みが目を引く両手は、手袋のように見えるが素手 ひらけい氏のツイート にて発覚した事実は、読者はおろか原作担当の春原氏までも驚かせた

  • ジャイアント
CV:茅野愛衣
四級戦闘員兼初級拷問官。その体躯からか牢獄での“拷問”に携わることは稀。
温泉やサウナ、ヘッドスパに日向ぼっこ、散歩など人体への癒しの知識に精通しており、姫様からはママ師匠と慕われている。

  • ギルガ
CV:千本木彩花
武器職人兼初級拷問官。トーチャーとは友人同士で彼女のことをトルちゃんと呼んでいる
破壊神カイナが所持していた秘蔵の剣『炎剣獅子王』を始めとする魔剣をコレクションしている。獅子王は姫様に出力を制御してもらって炒飯を料理するのに使った。

  • バニラ・ベシュッツ
CV:富田美憂
上級拷問官。
魔王軍の中でもっとも残忍酷薄と噂される吸血鬼業よりスポーツ事業に力を入れている一族だが夜に出歩くのは心配される、名家ペシュッツ家本家の娘。
高いプライドを持つために友達がいない少女で空回りしやすく、自分が恐怖する類の“拷問”を姫様に要求するが姫様は動じないし巻き込まれて失敗する
しかしながら「友達が欲しかった」という姫様の秘密を受けて友人同士になる。よかったね。
バニラちゃんが絡む時限定でイケメン気質になる姫様に対して一緒に遊びたがる、お祭りへ誘おうとするといった強い執着を抱いている。

  • カナッジ
CV:福島潤
魔王の側近。拷問官たちが聞き出したほぼ不採用になる秘密を魔王へ報告するのが主な役割。
バスケの試合でボールに群がるド素人集団の魔王軍の中でもフリーでゴール前をキープするなど特に知略に長けている。フェイダウェイシュートもできる。

  • ブルーゼ
CV:木内太郎
「破壊のブルーゼ」と呼ばれる戦闘大参謀。
魔王への忠誠心は高く、常に魔王が一家団欒している時の動向や発言の意図を生真面目に探っている。

  • マッドカイザー
過去に西の塔で姫様と戦った魔物。
回想では真っ二つにされていたがキズを負った程度で姫様への復讐の機会を狙っており、肝試しの“拷問”において再会する。
しかし風邪で寝込んでしまった陽鬼のお見舞いを姫様が優先したため、夜の校舎で放置された。

  • 七人黒笠
一人一人が姫様の過去対峙したどの敵より強いと評される、魔王軍最強の剣士集団。
剣の腕のみならず芋掘りの茎をあらかじめ切る、採れ立てのお芋を調理するなど内務能力も高い。

  • ゲッコウ
絵本作家になるという高い志を持つ魔王軍所属の闇忍者。
魔王からのエールを受け夢を叶えるため辞職。絵本の新人賞を受賞した。

  • 冷徹のシュタルク
優勝するとどんな願いも一つ叶えてもらえる魔界一武闘会の優勝者。
魔王城図書館のミステリー小説コーナーを拡大する願いを叶えてもらった。

  • コバヤシさん
捕虜の食事を担当する小人の夫婦。
楽しみにしていた朝食を抜かされそうになり落ち込む姫様を本気で案じていた。

  • ルーシュ・ブリタン
CV:小野大輔
国王軍第一騎士団の聖白騎士。兜の下は冴えないおっさん。
聖なる半月斬撃(ホーリームーン)閃光の連撃(ライトニングハリケーン)神の輝き(ホーリーシャイン)の他、睡眠魔法や帰還魔法も使用できる高い実力の持ち主。
アニメ「起動騎兵ソウルクロス」の主人公部隊のグッズである十字のエンブレムをこっそり施したフルプレートに身を包み、姫様を救出するため魔王城へ潜入する。
しかし帰還の過程でいつもトラブルに見舞われ、姫様からぶった斬られて一人で城外へ転移する結果に終わる。
魔王とはオタ友になった。
上記の事実からわかる通り、姫様のサービスシーン誘発要員として登場したが本作がほのぼの路線にシフトしてから出番がめっきり減った。
アニメでは中の人の豪華さも相まって、姫様も認めるほどのイケボ。そしてアニメに出たおかげか、アニメ終了後はちょっとずつ出番が増え始めた。
再登場以降はアニメ好きの純朴なおっさんとして魔王との友情がクローズアップされており、ほのぼの系への路線変更に成功。アニメ化でもっとも恩恵を受けたキャラかもしれない。

  • ジモチ
CV:大塚芳忠
数々の戦場で勲章を授与され、引退後は執事として王国に仕える名誉騎士。
姫様の剣の指南役でもあり、幼少期から姫様を厳しく監視していたわりに駄菓子を買うお小遣いはあげている。でも1箱100円以上するゴリラのマーチは姫様に数個しか分けない大人気ないジジイ。
趣味はミニカー集め。
アニメでは中の人がナレーターを兼任している。姫様の回想の追加で出番が大幅に増やされ、姫様と一緒に遊んだり意地悪をして大人気なくはしゃいでいた。
姫様の妙に庶民的な感性の多くは間違いなくこのジジイが原因だが、姫様にとっては楽しい思い出のようである。

  • サクラ・ハートロック
CV:田村睦心
姫様とは別の国に所属する暗殺者。
過去に姫様暗殺の任務を与えられ、接近するため姫様と親しくなるが、結果として親しさゆえの躊躇から失敗。
立場を失い、実質的な死刑宣告として魔王暗殺へと送り込まれる。
だがトーチャーによるお手製豚のしょうが焼きの“拷問”を経て魔王軍へトーチャーの後輩として参入。姫様との劇的な再会を果たし和解、捕虜と拷問官にして正真正銘「友達」という間柄になる。
参入直後はトーチャーの服を借りていたが、魔王軍に支給されたのか自分で買ったのか後に専用のTシャツ等を着るようになった。こちらもANSATSUのロゴがクソダサい。


姫様は
追記・修正した

なるほど、国王軍の項目があるのか…

はい、国王軍の項目に偽の情報を追記すれば敵軍の支持を下げられるでしょう

くっくっく……荒らしやデマはダメだぞ

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最終更新:2025年05月02日 21:13

*1 騎士団長として前線に立つため参加は年に一、二回