登録日:2021/08/14 Sat 11:59:03
更新日:2025/03/21 Fri 15:19:31
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●目次
【プロフィール】
異名:「
絞殺王」
所属:西品治警備保障所属(企業序列第26位)
身長:171cm
体重:68kg
拳願仕合戦績:21勝0敗
企業獲得資産:792億1200万円
年齢:19歳
誕生日:1月30日
好きな女性のタイプ:年上(お姉さん系)
【概要】
一見ごく普通の優男に見えるが、史上最年少の14歳で拳願仕合デビューを果たして以来無敗を誇る格闘技の天才。
彼を含めた西品治警備保障所属の7人の闘技者は「西品治七拳」と呼ばれる。
【人物】
明るく人当たりがいい性格のため人脈が幅広く、ベテラン闘技者間の
若槻武士や
関林ジュンと一緒にいることが多く、トーナメントでの対戦相手だったアダムにも親しげに接している。
更に70歳以上も年が離れている上に社会的な地位も高い拳願会会長でもある片原滅堂とも親しく、たまに家に遊びにいくほどの仲で、高校時代もグループ関係なく友達が多かった。
かつては日夜ケンカに明け暮れる不良少年であったが、ヤクザに殺されかけていたところを現在の師匠である
暮石光世に助けられ、それを切っ掛けに格闘家への道に進む。
その後、当時暮石に自社の闘技者となるよう依頼していた西品治明を紹介され、暮石の推薦で闘技者となる。
ちなみにメテオという名の弟がおり、身長は弟の方が高い。
裏社会とは縁のない一般家庭出身のため、自分が闘技者をしていることは家族にも秘密にしているが、時折ボロボロになって帰ってくるため薄々感づかれている。
女性人気は高いもののコスモ自身はかなり純情で女性に対する免疫がなく、願流島内の温泉施設の岩盤浴でうっかり檜山瞬花の裸を見た際には鼻血を出していた。
【戦闘スタイル】
流派は「柔術」。
若手ながら闘技者屈指の寝技使いとして知られ、デビュー仕合では身長差20cm・体重差30kg差の巨漢を相手に一本勝ちしており、若槻をもってして『天才』と言わしめる実力者。
暮石からは自身が得意とする関節技の手解きも受けているものの、当初はあまり使用しなかったが、死闘の中で覚悟が決まったこともあり躊躇を捨て、ここぞという場面で使用するようになった。
打撃センスも高く、見た目以上の打撃を繰り出すことができるが、「切れやすい肌」と言われる擦り傷を負いやすく血が止まりにくい肌質のため、上着なしで寝技をかけると地面の状態によってはダメージを負うことになる。
「天才」と称されながらも苦戦を強いられることも多く、若さと信念の不足から詰めの甘さを見せるためであると指摘される。
技
相手の背後から組み付き足で両腕を拘束して動きを封じる技で、そのまま裸締めを掛けて意識を奪う。
元々は暮石が開発した我流の技。
技術
相手が攻撃に全意識を集中させる0.1秒にも満たない刹那を見極めて死角を突く技。
相手は認識と現実がズレてコスモが突然消えたように見えたり、自身の攻撃が成功した幻覚を見てしまうようになる。
天才であるコスモ以外不可能であるとされている。
事前に相手の動きや攻撃パターンをシミュレーションすることで次の手を読み、
相手が動く前に攻撃を回避、或いは相手の先手を取るという芸当。
本来の使用者である
金田末吉のように10手先まで読むことはできず、1〜2手先までが限度だが、反射神経と身体能力で直後の行動にだけ適切に対応できるよう補う形とした。
これにより反射神経で劣るコスモでも
阿古谷清秋と檜山瞬花が連携して行っていた戦術が可能となり、オリジナルとは別の技術へ進化している。
【劇中での活躍】
小柄ながらどんな相手も確実に絞め落とすッッッ!!!!!
若き柔術マスター トーナメント開幕に花を添えられるか!!?
拳願仕合戦績21勝0敗。企業獲得資産792億1200万円。西品治警備保障所属
“絞殺王”今井コスモ!!!!
拳願絶命トーナメント1回戦ではアダム・ダッドリーと対戦。
序盤はコスモが寝技で圧倒するも、アダムが体幹の強さによってマウントポジションを強引に解き、打撃戦にに持ち込むなどして善戦し、そのパワーの前にコスモは得意の絞め技を封じられてしまうが、コスモが「ゾーン」を解放することで前腕にヒビが入るなど満身創痍となりつつもアダムを撃破した。
2回戦では作中屈指の危険人物である阿古谷と対戦。
確実に絞め技を決めるため上着を脱ぎ、序盤からあえて打撃技のみで攻め立て、一瞬の隙を突いて「ゾーン」を開放するが、瞬花との連携を西品治達に見破られ、連携を絶たれたことで殺人衝動により変貌した阿古谷に力技で技を解かれてしまう。
突如殺し合いに身を置いたことに恐怖し降参しようとしたが口を封じられ、組み伏せられて肋骨を折られる等の拷問じみた攻撃を受ける。
そのダメージは大きく、しばらくは安静を強いられ車椅子で移動していたが、
東洋電力のクーデターではD班に襲撃され、負傷したアダムや
ガオラン・ウォンサワットに代わって守護者ランキング2位の龍咬と立ち会い、新たな技能の「
先読み」を獲得しようとするが、何かを掴む前に龍が戦う必要性を失い逃走したため不完全燃焼に終わる。
クーデター鎮圧後、西品治から闘技者交代を宣告されるも、代理候補である
大久保直也に勝利したことで出場権を確保する。
3回戦では
十鬼蛇王馬と対戦。
互いに満身創痍とは思えない猛攻を繰り広げ、新たに修得した「先読み」により彼を苦しめ寝技で王馬の体力を消耗させる策や「負けたくない」意地から技から脱出するために躊躇なく王馬の骨を折った。折れた肋骨によって内臓が傷つきながらも戦い続け、「先読み」と「ゾーン」で勝利を確信したが王馬にさらにその裏をかかれ、
「二虎流水天ノ型極・水鏡」により絞め落とされ敗北した。
長髪になっており、髪を
ポニーテールにしている。
寝技一辺倒だったスタイルを一新し、ストライカーとしても「表格闘技界」トップクラスのストライカーでも勝てないレベルに成長を遂げるなど、一流レベルに達している。
アダムとはアシュラ時代から更に仲良くなっており、
「Fu〇k」だけで意思疎通ができるようになり、暮石の下に修行にやってきた
成島光我とも親しくなる。
「
煉獄」との対抗戦の代表選手にも申し分ない実力者ではあったが、所属企業が乃木会長派閥であり、拳願会内の同一派閥から多くの闘技者を出すのは難しいという政治的な理由から、アダムとともに選考からはもれている。
対抗戦本番では会場に訪れており、アダムや黒狼、茂吉らと観戦した。
対抗戦から2年後、拳願会と煉獄が共同で企画したトーナメント「
戦鬼杯」に参加を表明している。
髪の方はまた短く整えられた。
戦鬼杯予選リーグではBグループで
ニュージェネレーションズ上位の実力者である百合川に打撃戦の末に勝利した。その後も順調に勝利を重ね本戦進出を決める。
本戦1回戦では
鎧塚サーパインと戦い、これまでと異なりダーティな手法も使うようになるが、最後は絞め技をかけた状態を解くためにサーパインが捨身のビルマの鉄鎚を地面に放った衝撃で絞め技を解かれた直後に顔面に蹴りを食らって敗北する。
【余談】
暮石と出会ったのは「ケンガンアシュラ」から5年程前だが、これは作者のサンドロビッチ・ヤバ子氏によるweb漫画作品「
求道の拳」の第二部開始前後にあたる。
追記・修正は「天才」と呼ばれてからよろしくお願いします。
- 何気に二度も覚醒イベントがあるというアシュラでは主人公並に優遇されてたキャラの一人 -- 名無しさん (2022-04-29 15:07:12)
- 王馬から二虎流を教わる機会を得たけど、コスモだと関節技メインの水天の型が一番合ってそう。 -- 名無しさん (2022-09-23 11:42:37)
- 苦戦からの勝ち上がり方が3戦とも主人公キャラのそれなんだよな。 -- 名無しさん (2024-06-26 16:24:17)
最終更新:2025年03月21日 15:19