ルザミーネの手持ち(アニポケ)

登録日:2021/10/04 (月) 01:50:23
更新日:2023/12/13 Wed 15:11:46
所要時間:約 7 分で読めます






あっち行って! これはルザミーネのものなんだから!

せっかく会えたんだもん! やっと会えたんだもん!


出典:ポケットモンスター サン&ムーン、54話『輝けZパワーリング!超ゼンリョクの1000まんボルト!!』、
16年11月17日~19年11月3日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

概要

『ルザミーネの手持ち』とは『ポケットモンスター サン&ムーン』の登場人物であるルザミーネの手持ちの事。


アニメでのルザミーネの手持ちで特筆すべきなのは手持ちが6匹もいる事。
「普通じゃない?」と思うかもしれないが、SMはレギュラー・準レギュラーの数が、
これまでのシリーズより遥かに多くなった分、手持ちが1~2匹になる制限も生まれているのだ。
そうでなくともアニポケでは基本的に野良試合は1VS1、公式試合は3VS3である事が多いため、フルバトルを行うリーグ出場者しか6匹判明していない事が多かった。

手持ち少数が基本のSMで原作の5匹を超えて6匹もいるのはおそらくは展開上の都合と思われる。
ルザミーネがウツロイドに寄生されウルトラスペースへ連れ去られた際に、追いかけたのがサトシだけではなくスクール組全員+グラジオであった。
そして数多くいるキャラを活躍させるために「ここは俺に任せて先に行け」展開をしたため、それの相手役としてルザミーネの手持ちもたくさんいる必要があったのだろう。

そのためルザミーネの手持ちがちゃんと出たのはウツロイド(ルザミーネ)との戦いである53・54話だけであり、
以降ピクシー以外は出ないという他レギュラーと同じ実質手持ち1匹状態(アブソルは最終回に一瞬出た)

なおゲームでのキテルグマの代わりに新たにエンニュートとアブソルを入れている。
おそらく既にロケット団のキテルグマがレギュラーとして存在していたからであろう。

出典:ポケットモンスター サン&ムーン、53話『急げ!ルザミーネ救出大作戦!!』、
16年11月17日~19年11月3日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

前述の通りこれらの手持ちはウツロイド(ルザミーネ)との戦いで登場。
手持ち全員ウルトラビーストの力でオーラを纏いパワーアップしているが、正気を失って暴走していた。上記画像のようにゲームと同じく目が怖い。
そのうえ戦闘不能にしてもウツロイド(ルザミーネ)がいる限りエネルギーが補給されて、何度でも蘇って来る。

手持ちポケモン

(ピィ)→(ピッピ)→ピクシー

CV:林原めぐみ
技:マジカルシャイン、ムーンフォース
特性:マジックガード
リーリエがまだ幼かったころから一緒に過ごしてきたリーリエの幼なじみポケモン。
ピィだった頃にゲットされており、リーリエとは実の姉妹同然に育ってきたという。
リーリエが大切にしていた『ピッピ人形』はピクシーとの思い出の品でもある。
USMでリーリエがピッピをパートナーにしているが、アニメでは8話の時点で仲のいいピィがいる伏線があったので、リーリエとピッピコンビはSM発売前の時点で構想があったのだろう。
まぁピッピがリーリエの手持ちにならず、その役割をルザミーネのピクシーと兼ねたのは驚きだが(レギュラーポケモンを増やしたくなかったのだろうか?)。

なおリーリエはピッピの姿の方が可愛いから好きだったらしく、進化させずに育てようと考えていたらしい。
しかしルザミーネはリーリエが留守中に勝手に進化させてしまったらしく、未だに根に持っている。
ちなみにピクシー自体は進化して喜んでいるので、本人は進化したかったようだ。
リーリエはルザミーネに「子供の気持ちを考えず、自分の気持ちばっかり押し付ける」と怒っていたが、このエピソードを見るに似た者親子である。要はおまいう。

初登場は8話での写真あるいは44話での回想シーンだが、本人がちゃんと出たのは50話になってから。
ウツロイド相手に戦ったのだが、生命力を奪い取られ衰弱し始めてしまったため慌ててボールに戻された。
ウルトラスペースでの戦いではリーリエのシロン、サトシの黄昏ルガルガンと対決し、2匹相手でも渡り合ったがリーリエの体を張った説得でオーラが消えて正気に戻った。

その後はウルトラガーディアンズの補佐をするために秘密基地に定住しており、普段は掃除をしながら過ごしている。
大量のメルタンが住み着き基地の金属を食べ始めた時のピクシーの反応はゴキブリが出て来た時の主婦のソレであった。
その後は完全に手懐け、ちょっとした芸はさせるほどになった。ピクミンか

ドレディア

技:フラフラダンス、はなびらのまい、あまいかおり、ソーラービーム
マオスイレンマーマネロトム図鑑に加え、サトシのモクローとニャビーと対決。
オーラを与えられており正気を失い顔が怖い。そのためマオから「(図鑑説明に反して)リラックスできない」と言われている。
ムウマージ・ミロカロスとの三匹で三人と七匹の相手をするのだが、オーラの力もあって優勢に戦った。

『フラフラダンス』でポケモンとトレーナーの動きを封じようとするが、モクローとニャビーの不意打ちで失敗。『あまいかおり』での行動封じに切り替える。
モクローはこれに見事に引っ掛かりドレディアにくっついて離れなくなり、マオたちはモクローに当たるため攻撃できなくなる。
しかしアママイコがより強力な『あまいかおり』を発した事でメロメロ解除。モクローとアママイコのコンボ『ひっさつのモクシュート』に倒れる。

実は8話の家族写真にドレディアが映っていたため、ルザミーネの手持ちである事は登場前から判明していた。
写真によればリーリエとグラジオが幼い頃、ピクシーがピィだった頃からの付き合いらしい。

ムウマージ

CV:國立幸
技:10まんボルト
同じくマオ・スイレン・マーマネ・ロトム図鑑に加え、サトシのモクロー(ry。
電気技で攻撃するがトゲデマルの特性『ひらいしん』によって全て無効化。アシマリの『スーパーアクアトルネード』で倒される。

ミロカロス

技:ハイドロポンプ、アクアテール
こちらもマオ・スイレン・マーマネ・ロトム図鑑と(ry。
本来は「世界一美しい」「見ている者の心を癒す」と言われるポケモンだがオーラのせいで強面。スイレンからは「あんな目、癒されない」と突っ込まれた。
強力な水技で攻めたが相手がアママイコ・トゲデマル・デンヂムシと相性が悪く、電気技で敗れた。

アブソル

技:サイコカッター、れいとうビーム、くろいまなざし
グラジオと対決。
彼曰くブラッキーの練習相手として何度か戦ったらしい。
最終回のEDでは船の上でグラジオのブラッキーと一緒にいるのを確認できる。

エンニュート

技:ヘドロウェーブ
カキと対決。
全体攻撃技ヘドロウェーブでカキのバクガメスとガラガラを苦戦に追い込む。
一度は『ダイナミックフルフレイム』で倒されたが、オーラの力で復活した。

その他

ウツロイド(ルザミーネ)

ウツロイドに寄生されたルザミーネ自身。寄生された影響で幼児退行を起こしている。
ウルトラスペースでの戦いの際に上記全てのポケモンでサトシ一行を足止めしようとしたが、
それでもサトシの歩みを止められなかったため、ついに自分自身で戦う事に
ゲームの時点でプレイヤーから「お前が戦え」とよく言われていたが、それが叶った形となる。

ちなみにウツロイド(ルザミーネ)が戦う相手はソルガレオ……ではなくサトシ自身
ゲームとは逆に「お前が戦うんかい」とツッコんだ視聴者多数。
何故そうなったかと言えば、ピカチュウに攻撃させてその隙をついてルザミーネを救出しようとしたためである。

周りの地形を操ったり触手で攻撃したり毒の沼地を作り出したりと能力は多彩。

出典:ポケットモンスター サン&ムーン、54話『輝けZパワーリング!超ゼンリョクの1000まんボルト!!』、
16年11月17日~19年11月3日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

ゲームでは見せなかったウツロイドがルザミーネをより一層深く取り込んだ(グラジオ曰く「人間をより知ろうとした」)第二形態を披露した。
第一形態より大きくなったうえに(ルザミーネも見えなくなった)、周囲の岩と一体化して巨大な要塞と化する。

最後は『1000まんボルト』の直撃を受けて戦闘不能となりルザミーネは解放、ウツロイドは何処かへ逃げて行った。
なおルザミーネの命に別条はなかった。



追記・修正は目つきが鋭くなってからお願いします。

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最終更新:2023年12月13日 15:11