夏油一派(呪術廻戦)

登録日:2021/10/21 (土) 17:12:00
更新日:2021/12/06 Mon 12:41:13
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時が来たよ 家族達
猿の時代に幕を下ろし 呪術師の楽園を築こう

夏油一派とは、漫画『呪術廻戦』及びその前日単『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』(以下「呪術高専」)に登場する集団の名前である。

※この項目はアニメ及び単行本未収録のネタバレを含みます


●目次


概要

史上最悪の呪詛師と謳われる呪詛師・「夏油傑」を中心に、彼に従う者たちによって構成される集団。
構成員は共通して夏油に忠誠を誓っているが、従う理由は
  • 迫害から救われた(下記の美々子・菜々子・(加入当初の)利久)
  • 思想に賛同している((現在の)利久・真奈美)
  • 夏油を王にすることを望む(ミゲル・ラルゥ)
など様々である。
故に意見や解釈の違いこそあれど、リーダー格である夏油を中心に「家族」を名乗る程固く結束している。

しかし裏を返せば、夏油の存在が無ければ目的も行動も異なる烏合の衆と化すことに他ならない。夏油の死後は解散の一途を辿る事となった。

本編では夏油の死体を乗っ取る偽夏油により、呪詛師と呪霊の混成チームとして登場。呪霊と協力する一方で何らかの目的を進めている。

経歴

呪術高専

夏油が呪術高専に宣戦布告し、未曽有の呪術テロ「新宿・京都百鬼夜行」を開始。
従える呪霊や呪詛師が暴れる中、夏油は五条の足止めをミゲルに任せ、本命である里香を手に入れるべく乙骨に挑むも敗北。夏油が逃げる最中に五条に見つかり処刑される一方、他のメンバーは全員逃亡に成功したことのみ明らかになっていたが……。

本編

夏油を失った後の動向は長らく不明だったが渋谷事変においてメンバーの多くが再登場、回想によって空白期間に何が起こったかも明らかとなった。
それによると、何者かによって夏油の遺体が乗っ取られるという非常事態が発生する中、意見の違いから組織だった行動を取れないまま
  • 遺体の奪還を試みる (美々子・菜々子)
  • 遺体奪還より夏油の思想実現を優先させる (利久・真奈美)
  • もはや望みは叶わないと集団から離脱する (ミゲル・ラルゥ)
……の三派に分裂。術式を用いての殺し合いをラルゥの仲裁で回避し、集団としての形を失うこととなった。


一方で夏油を乗っ取る偽夏油は呪詛師のみならず呪霊も協力者に加え暗躍。宿儺の指や呪胎九相図の回収などをしていたが、10月31日に呪術テロ・「渋谷事変」を決行。呪霊も呪詛師も多数の死者が出たものの、最大の障害であった五条悟の封印に成功。

旧メンバーも渋谷事変においてバラバラとなったまま各自の目的を果たそうとするものの、両面宿儺の暴虐の前にある者は惨死、ある者は生死不明となった。

構成員

呪術高専時点


  • 夏油(げとう)(すぐる)

呪術も使えない猿共め

CV:櫻井孝宏
僧衣をまとった呪詛師で、前髪の一部以外を後方にまとめた髪型の男。
特級の名を冠する4人の呪術師の1人であり、百を超える一般人を呪殺したことで呪術高専を追放された最悪の呪詛師。
常に穏やかな笑顔を浮かべて仲間の呪術師を「家族」と呼んで優しく接する。
その笑顔の裏では呪術を扱えない者を等しく「猿」と唾棄して見下す極度の差別主義者。
呪術師以外の人間全てを皆殺しにして呪術師だけが生きる世界を作ることを目論む。
詳細は個別項目にて。


  • ミゲル
死んだら祟るゾ!!夏油!!
CV:山寺宏一
外国人の呪詛師。黒い肌とサングラスが特徴で日本語は片言。
百鬼夜行では五条の足止めという無理難題を担当した。
詳細は個別項目にて。


  • ラルゥ

CV:速水奨
筋肉質な体格のオカマ。恐らく外国人だが日本語は流暢。
かつての夏油一派のまとめ役を担っていた様子。
上記の一派が仲間割れした際に「分かれて各々やりたいようにやろう」(要約)と告げ、一派から離れた。
因みに一派に加入した理由はファンブックによると「夏油がいい男だから」らしい。


  • 枷場美々子・菜々子(はさばみみこ・ななこ)

CV:松田利冴(美々子)、松田颯水(菜々子)
今時の女子中高生にしか見えない双子で年齢は共に15歳。
黒髪の方が美々子で金髪の方が菜々子。
詳細は個別項目にて。


  • 祢木(ねぎ)利久(としひさ)
投降しろ 出来れば術師は殺したくない

右目に傷跡があり、バンダナを着用した鋭い目つきの男。夏油に賛同している。
一派に加入した理由は枷場姉妹と同じく、非術師の迫害から救われたかららしい。
一派解散後は真奈美と共に「五条悟の封印を達成できれば、それに続く混乱の中で非術師は駆逐され、結果として夏油の望みが叶う」という思惑の元、敢えて偽夏油に協力。渋谷事変では五条救出を妨害すべく日下部篤也・パンダの前に立ち塞がる。ただ、その日下部からは「このレベルのが仕切ってる集団だろ?旨すぎる」と、日下部が一級術師であることを差し引いてもあんまりな評価を受けてしまっている。
だが、突如その場が宿儺VS漏瑚の死闘の真っ只中となってしまい、逃走に成功したか巻き添えを食ったかは真奈美ともども現状不明のままである。


  • 菅田(すだ)真奈美(まなみ)
穢らわしい 本当に同じ人間ですか

CV:伊藤静
スリムドレスを身に着けた秘書のような女。夏油に賛同している。
一派に加入した理由はラルゥと同じ。
百鬼夜行では夏油不在時のリーダー代理を担当、戦線維持・離脱を成し遂げた。この時点では菜々子との仲は良好だったが、夏油の死後は関係が悪化。大人として忍耐・抑制を身につけた真奈美と感情の抑えが効かない菜々子の相性は良くなかったらしく、

いい加減大人になりなさい 菜々子

大人だの子供だの それを言い出したら終わりだろうが‼︎

このやり取りに続く菜々子の術式発動未遂とラルゥの仲裁により、一派の解散は決定づけられることとなる。

本編時点

  • 偽夏油
新しい世界でまた会おう

夏油の死体を乗っ取る謎の呪詛師。
呪霊である漏瑚達と結託し何かを企んでいる一方で、呪霊の存在は内心見下している。
漏瑚の目的のために必要なこととして「五条悟の封印」および「両面宿儺の引き入れ」を提言するなど呪霊側のアドバイザー的立ち位置にある。

  • 裏梅(うらうめ)
宿儺様 お迎えに参りました

薄い赤が混ざった白髪のオカッパ頭の呪詛師。性別は不明。
宿儺に忠誠を誓っており、その復活のため偽夏油と組んで暗躍する。
詳しくは個別項目を参照。

  • 組屋(くみや)鞣造(じゅうぞう)
財布を作ろう 加齢臭たっぷりのな

CV:稲田徹
上半身裸にエプロンを着用したスキンヘッドの呪詛師。武器は片刃の斧。
人体から日用品を作る猟奇的な趣味の持ち主であり、五条をハンガーラック、楽巌寺を財布にするなどと口にしていた。
また、偽夏油曰く集団行動が取れないらしく、交流会襲撃の際に切り捨てられる事が決まっていた。
作中では楽巌寺と戦っていたが、途中から本来の狙いである五条が参戦。歓喜と共に襲いかかるも、一瞬のうちに手足を潰され拘束された。
上記の日用品や呪具を作る為の工房(アトリエ)を所有している。

  • 重面(しげも)春太(はるた)
ねぇ お姉さんは俺に何をくれるの?

CV:羽多野渉
目の下に入れ墨を施し、金髪をサイドテールにした細身の青年の呪詛師。
基本ノリが軽い軟派な性格だが、「自分が楽しければそれでいい」をモットーに闇討ちや嬉々として弱者を狙っていたぶることを好む典型的な卑劣漢。
初登場は京都姉妹校交流会編だったが長らく名前が不明であり、そのためジャンプ本誌ではサイドテールの男と記載されていた。
詳しくは個別項目を参照。



  • 真人(まひと)
次は思い切って色々やってみるよ

CV:島﨑信長
人間への恐れから生まれた特級呪霊で、本人曰く「人が人を憎み恐れた腹から生まれた呪い」。
外見は継ぎ接ぎだらけの青年で身体を黒いローブで覆っている。
ノリの軽い軽薄な態度に加え呪いらしい冷酷非情さと狡猾さ、子供っぽい明るさと無邪気さを併せ持ち、
人を欺き殺めることに何の躊躇いもなければ逆に玩具程度にしか思わない悪辣な性格。
一方で知的探求心も強く、戦いの中で成長したり試行錯誤していく行為を心から楽しむ様子を見せる。
発生して間もないためか能力自体は未熟だが未熟さ故の驚異的な成長スピードを持つため、放っておくだけで瞬く間に学習・成長してゆく非常に危険な存在と認識されている。
詳しくは個別項目を参照。


  • 漏瑚(じょうご)
百年後の荒野で また会おう

cv:千葉繁
大地への恐れから生まれた特級呪霊。
呪霊たちのまとめ役で夏油との打ち合わせや方針の決定等は彼が担っている。
両耳が栓で塞がれ、頭が火山のようになった単眼の老人のような呪霊で、虎杖曰く「頭富士山」。
建前を持ち本音を隠して生きる人間を「紛い物」と呼び蔑んで見下し、嘘偽りない負の感情の結晶である「呪い」こそが真の人間であると主張する過激派。
詳しくは個別項目を参照。


  • 花御(はなみ)
ありますよ 私達こそ人間ですから

cv:田中敦子
森への恐れから生まれた特級呪霊。
白い甲冑のような甲殻を纏い左腕を白い布で覆い封じている。
目に当たる部分からは目の代わりに小さな樹が生えている。

漏瑚と違い操る言語が人間のそれと異なるが、人語は理解している。
その言語は人間はおろか同じ特級呪霊である漏瑚すら理解できないが、意味は脳内に直接伝わるため把握可能。
非常に落ち着いた冷静かつ紳士的な性格で、漏瑚と違い理性的。
自然を何よりも愛するが同時に「自然と人間の共存は不可能」「地球と自然を守るために人類を根絶やしにすべき」と考える過激なエコロジスト。
自然に優しい人間の存在を把握し認めてはいるが、そんな人間がいてももうどうにもならないと考えるなど、話が通じるようで実際の所対話の余地は皆無。
詳しくは個別項目を参照。


  • 陀艮(だごん)
海への恐れから生まれた特級呪霊。フードを被ったタコの様な頭の呪い。
「ぶふぅー」「ぶー」としか話せず、読者からは呪霊サイドの萌えキャラのような扱いをされていたが…
詳しくは個別項目を参照。

  • 蝗GUY(こうガイ)
知っテいるカ? コノ世界ハ 賢くないヤツから死ヌんダ

渋谷事変で登場した、バッタ及び蝗害への恐れから生まれた呪い。等級は2級。
見た目は6本の脚が人間の手足になった巨大なバッタの怪物。
特級以外の呪いでは珍しく知性がありコミュニケーションを取ることができる。
人を見下し貪り喰らうことに何の躊躇いもないが、一方で知性に固執しており事あるごとに頭の良さをアピールしている。
ただし言葉はカタコトな上に言動から漂う知性はゼロという中々のアホの子。
術式を持たず4本の腕と瞬発力の高さを武器に戦うも、実力の上がった虎杖の前にはなす術もなく敗北した。

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最終更新:2021年12月06日 12:41