登録日:2021/11/12 (金) 18:10:05
更新日:2025/03/20 Thu 08:31:46
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【概要】
文字通りムー一族の怪人で、
動物や妖怪から無機物や地震のような現象まで、モチーフの幅が広い。
製造工程は一切不明。「原人」という呼称についても、特に理由は無いらしい。
常軌を逸した行動で人間社会を混乱させるだけでなく、人間達を直接狙って殺害することも多い。
後半からは
鼠原人や犬原人のように、ムー一族とは全く関係なく、組織に所属していない者や、
マリオネット原人のような主人公そっちのけの重いドラマを背負ったものが登場するのも特徴。
基本的に人語を話さない者が多く、幹部のギル大使や黒仮面の命令で動くものが大半を占める。
明確に喋ったのは半魚原人アマゾンX、オオカミ原人、ロウ原人、ガス原人、くも原人、鼠原人、ミノムシ原人、犬原人、マリオネット原人の9体のみ。
【詳細】
記念すべき本編最初のムー原人。
砂漠の主。
探検隊の一人を殺害し、
剛にも重傷を負わせた。
詳細は
マグマ原人の項目で。
真っ赤な体をした、炎を操るムー原人。火山の主。
タイガーセブンが最初に戦った原人となった。
詳細は
個別項目で。
ミイラのような姿のムー原人。墓場の主。
考古学博物館のミイラとして潜入して警備員を襲撃。
その後、精密検査するために高井戸グループに引き取られるも、ジュンを誘拐した。
タイガーホークで胴を突かれ、崩れ去った。
半魚人のようなムー原人で、作中では初めて人語を話したムー原人となった。川の主。
奥井川一帯に潜伏し、人間を川の中に引きずり込んで殺害する。
高井戸博士によると、水生の機能は後から備わったものであるらしい。
火が
弱点。
落雷を発生させるほか、川の水を使って大渦巻きを発生させる
「天地渦巻」が得意技。
また、着脱できる腕を自由に操ることも可能で、それを利用して自分を捕獲したハンターたちを殺害した。
タイガーヘッドビームで倒された初のムー原人となった。
なお剛は、アマゾンXの想像図を見てムー原人だと気づき「確かにムー帝国にいた」と語っていたが、実際の第1話では剛はアマゾンXの姿を見ていない。
石油の主。
ガソリンスタンドに潜入して人間を襲ったり、コンビナート付近の排水口を隠れ家にして石油を奪ったりした。
口から火炎を吐くほか、手から油を吹き出して攻撃する。さらに全身を油に変えて移動することもできる。
声:清川元夢(ノンクレジット)
人間態の演者:山田圭子
地底にあるムー一族の前線基地を目撃した人間を殺害するべく送り込まれた蛇のような顔の原人。
自身の
毒は神経毒と出血毒二つの作用がある。大蛇や人間の女性に変身することも可能。
「へび妖術」を使って幻覚を見せる能力もある。
タイガーグローブカッターで頭部を切り落とされた。
電気を操るムー原人。電気の主。
全身からは常に高圧電流が流れており、それを放って人間を感電死させるほか、手にした回転ノコギリを飛ばす。
ウェスタン村で大量電撃殺人を犯し、剛にその濡れ衣を着せた。
タイガーセブンを倒すことぐらい、何でもない事です!
人間態の演者:山本由美子
人里離れた山奥に住んでおり、オオカミ兄弟という弟たちを従えている。
守り神である子狼をさらった金井動物パラダイスの関係者を殺害した。
バイクを操るだけじゃなく、コイツも人間の女性に変身できる。
再生能力を持ち、体をバラバラにされても
復活できる。
この能力を利用し、高井戸研究所に潜入した他、剛の高校時代の後輩である池田美波を殺害した。
体を丸めることで石の塊になり、転がって移動したり、真っ二つにされてもその分かれた体を利用して挟み込み攻撃が可能。
体の中には硫黄が詰まっており、火が弱点。
工事現場の地中から復活した。
飛行能力を持ち、剛からペンダントを奪ったほか、次郎をも攫った。
尻尾で相手の首を絞めつけたりするほか、鋭い爪で高井戸博士に怪我を負わせた。
次郎が持っていたペンダントによって変身したタイガーセブンのタイガースライサー、タイガーグローブカッターで尻尾と左翼を切られ、タイガーヘッドビームで倒される。
コイツも火が弱点。
ツチノコがモチーフの原人。長い牙を持っている。
ニトログリセリンがエネルギー源で、これを使って産卵する。
両手のカッターや、右手から放つ
ミサイルが主な武器。
作中始めてギル大使の命令に逆らったムー原人。
タイガーカッターで真っ二つにされる。
お前たちは間もなく木っ端微塵となって消えるのだ!!
顔がロウで覆われているムー原人。
体を液体に変化させるほか、口からガスを噴射する。
自身の中の爆薬を爆破させる「本体地雷術」が切り札で、タイガーセブンを道連れにしようとするも、結局失敗に終わった。
黒仮面が送ったハエによって、三平が変身させられてしまった姿。
口から生えた牙と両手の爪を武器とする。
三平としての意思はなく、黒仮面の言いなりとなってしまっている。
血液交換によって元の姿に戻り始めるも、黒仮面に攫われてしまい、最終的にタイガーバックルエネルギーによって元の姿に戻った。
単眼を持つガマガエルのような原人。
人骨を主食としており、墓を次々に荒らしていた。
体を小さくできるほか、次郎の
夢の中にも現れた。
最期はタイガークロスカッターで爆散し、次郎の夢の中に出てきた方も夢の中のタイガーセブンのタイガーホークで倒された。
髑髏のような顔をしているムー原人。
全身には
「ろくろヴィールス」が詰まっている。
詳細は
個別項目で。
全身がフジツボのような姿をしたムー原人で、人語を発する。
ムー一族の人類抹殺計画の一発目として、地熱発電所建設現場にいる作業員を襲撃した。
全身から毒ガスを発射するほか、体を気体に変えることが可能。
岩に生き埋めにされて気体化できなくなったところへ、タイガーヘッドビームを撃ち込まれた。
蜘蛛のような姿のムー原人で、人語を発する。
ムー帝国の兵士を集めるべく人間狩りを行っていた他、火山研究家の加藤博士を殺害した。
毒蜘蛛タランチュラを操る他、蜘蛛の糸を武器とする。
赤い体に棘が生えたような姿のムー原人で、「日本列島沈没作戦」を遂行しようとする。
歩くたびに地震を発生させ、
北川の父・源吉の乗っていた船も海底地震で転覆させた。
こいつの暗躍により、世間では「2月2日に大地震が起きる」という噂が流れた。
地割れを発生させて、タイガーセブンを一度は生き埋めにするも、最終的に生還したタイガーセブンと再戦し、タイガーホークで倒される。
ウニのような頭部をしたムー原人で、高井戸グループを地震原人から遠ざけるための身代わりとして送り込まれた。
全身を丸めることで巨大ウニに擬態するほか、全身の棘をダーツのように投げつけて攻撃する。
高井戸グループが初めて捕獲したムー原人だったが、高井戸博士は混乱を防ぐために突然変異だと発表。
その後、父を殺されて怒りに燃える北川の猛攻の末に、ホテル暖香園の屋上から落下し、木っ端微塵になった。
作中では唯一、生身の人間に倒されたムー原人となった。
ヒトデのような姿をしたムー原人。
右腕を伸ばして攻撃する。
詳細は
個別項目で。
ではこれから、子供がいかに強力無比な戦力になるか見せてやろう!
ミノムシのような姿のムー原人で、人語を話す。
幼稚園の子供たちを鱗粉でミノムシ化させ、暴れさせた。
背中についている
「ミノマント」が最大の武器で、相手に投げつけたり、自身の体を包んで
「ミノムシ円盤」となって飛行することが可能。
その他にも掌にある目から光線を放って相手の視力を奪ったり、分銅を使用する。
手術を受けてもまだ視力が回復していないタイガーセブンをいたぶるも、最後は自動運転になったスパーク号を利用した
必殺技・タイガー回転スパークで敗れた。
声:岡部政明
犬のような顔の原人で、鼠原人と同様ムー一族の者ではない。
剣を武器としている。
詳細は
個別項目で。
泥人形のような姿のムー原人。
両手からコールタールを吹き出して相手を固めて殺害する。
詳細は
個別項目で。
植物のような姿のムー原人。
四日市コンビナートで爆破事故を発生させ、長島温泉内の熱帯植物園で大暴れした。
瞬間移動を使用するほか、手から投げる葉を武器とする。
タイガーカッターで真っ二つにされた。
声・人間態の演者:立原博
ピエロのような姿をしたムー原人。サーカス団のピエロを殺害してなりすますが…
詳細は
個別項目で。
牛のような顔した、ムー一族最強最後のムー原人。
武器は
機関車のような突進と刺股のような
槍。
戦いから逃亡した剛の前にオートレース場に戦闘員たちと共に現れ、槍投げでトレーナーを殺害した。
その後、廃工場にて北川と三平を待ち受けるも、復帰したタイガーセブンと戦い、タイガーバックルスピンで倒された。
【余談】
- 飛竜原人の頭部はその後、海坊主原人の胴体と挿げ替えられて同社作『冒険ロックバット』の怪獣ハリケーンに流用されたほか、他社の『探偵物語』の劇中劇にて、同社作『怪傑ライオン丸』の分身魔王デボノバの胴体と挿げ替えられて暗黒バラモン星人に流用された。
追記修正お願いします。
最終更新:2025年03月20日 08:31