おもいっきり探偵団 覇悪怒組

登録日:2022/01/27 (木曜日) 01:50:50
更新日:2022/04/11 Mon 11:22:44
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「俺達5人、体は別々でも」
「誕生日は違っていても」
「血液型はバラバラでも」
「小遣いは別勘定でも」
「頭の出来に差があっても」
「「「「「どんなときでも心は一つ。打倒、魔天郎!オー!」」」」」」



おもいっきり探偵団 覇悪怒組(はあどぐみ)とは、1987年(昭和62)にフジテレビ系日曜朝9時に放映されていた東映製作の「東映不思議コメディーシリーズ第7弾および今作に登場する少年探偵団の名称。


概要

竹早小学校5年3組の仲良し5人組であるヒロシ、サトル、ススム、タケオ、ヤスコが結成した探偵団。
突如出現してヒロシのパソコンを盗んだ*1幻の怪人「魔天郎」から「パソコンを返して欲しければ私と知恵比べをして勝ってみせろ」と挑戦をされた事をきっかけに結成された*2

名付け親はヒロシであり、由来は「思いっきり魔天郎と戦うハードボイルドな探偵」から。
メンバーエムブレムに施されている数字も「81093(はーどぐみ)」。

竹林寺の縁の下に隠されていた、仏教が迫害された時代に作られたと思われる隠し地下室を秘密基地として利用している。
基地への出入りは階段や滑り棒で行い、階段の前には鉄格子の扉がある。
内部にはテレビやビデオ、冷蔵庫、オーブントースター、ファミコン、アマチュア無線機、電気スタンド、ダーツ、バスケットゴール等、メンバーが家から持ち寄ったり、まだ使えそうな粗大ゴミから集めた品物が揃っており、5人で食事や寝泊まりをする事もある。
また外の様子を探るための、赤外線スコープ内蔵の潜望鏡や、他者がアジトへ接近している事を知らせる警報も備えている。もはや小学生が作ったとは思えないレベル。だが冷暖房は無い。
電気は竹林寺から引いており、電気代として毎月千円を賽銭箱に払っている。
ちなみに竹林寺の神主である洋漢和尚は、秘密基地どころか隠し地下室の存在自体を知らない。

『探偵団スペシャル 魔隣組対覇悪怒組 ジゴマVS魔天郎』では中学生になった5人が登場。部活や勉強の多忙さから、かつての冒険心を失っており(ヒロシに至ってはやさぐれていた)、魔隣組からの協力要請を一度は断ったが、最終的には覇悪怒組を再結成し、魔隣組のピンチに駆けつけた。


メンバー

◆黒樹 洋(演:渡辺博貴)
物語の主人公で覇悪怒組のリーダー。8月2日生まれのO型。
正義感が強く、リーダーとしての指導力もあるが、現金な部分や調子に乗りやすい一面もある。
スポーツ万能で、パソコン操作も得意だが、勉強はからきし駄目。
魔天郎は本来、彼が自主製作映画用にパソコンでデザインしたキャラである。
父・志郎は安月給のサラリーマンで、ヒロシのパソコンは彼がボーナスをはたいて買ったもの。母・広子はデパートにパート勤めをしている。
彼の家のカレーにはアイスクリームが入っているらしい。

覇悪怒組のメンバーは小学5年生という設定だが、ヒロシを演じた渡辺博貴氏とヤスコを演じた上野めぐみ氏は、放送当時は中学生だった。

◆城金 悟(演:中島義実)
眼鏡の少年。10月4日生まれのA型。
手先が器用で手品と料理が得意。幼少より好奇心旺盛で百科事典やギネスブックも丸暗記している。伝書鳩を飼っている。
短気で無鉄砲なところがあり、気になる事にのめり込んで騒動を起こす事もある。
両親はフランス料理店「レストランボンボン」を経営しており、父・研介はフランスの超一流レストランのビストロ・デ・シティで修行したコック。母の名前は不明で、ススムを「八百屋の馬鹿息子」となじったり、自分達より格上のフランス料理のおいしさを「セックスみたい」と評したりと、自重しない発言をする事がある。
彼の家のカレーにはバナナが入っているらしい。

◆青野 進(演:雨笠利幸)
小柄な少年。11月1日生まれのAB型。
勉強はまるで駄目だが画才があり、将来は漫画家になりたがっている。だが現在の興味は忍者の技を会得する事であり、手裏剣を携帯している他、自前の忍び装束を持つ。
怒ると何をし出すか分からないところがある。また、食べられそうな物を手にするとすぐに口にする癖があり、26話ではそのせいで酷い目に遭った。
両親は八百八商店を経営している。父・八郎はお得意様を逃がしたくないが故に客の万引きを見逃す等、やや頼りなく、強気な妻の尻に敷かれがち。母・歌子の子守唄には強力な催眠効果があり、幼少からこれを聞かされてきたススムは、この子守唄を聞かなければ眠れない体質になってしまった*3
彼の家のカレーには南京豆が入っているらしい。

◆君原 猛夫(演:石井孝明)
やや大柄な少年。7月12日生まれのB型。
勉強嫌いで落ちこぼれ寸前だが無類の動物好きで、動物の言葉が分かる。指笛で鳥の鳴き真似ができる。また山に関する知識は豊富。
力持ちでもあるが、意外と気が弱い。サトルと行動を共にする事が多い。また、落合先生が魔天郎という説には否定的。
父・章一郎は辛切警部の幼馴染であり、有名な高山植物学者だが、仕事の傍ら徳川の埋蔵金を探しに行った事もある。母・花子は若くて美人。
ペットにのサスケやモルモットのモルモ3号がいる。
彼の家のカレーにはこんにゃくが入っているらしい。

◆赤川 矢須子(演:上野めぐみ)
探偵団の紅一点。12月13日生まれのA型。学校では放送部員を務める。
勉学、スポーツ共に抜群の成績で、合気道一級の腕前を誇る。他4人のようないたずら者ではないが、かなりのじゃじゃ馬でもある。
ヒロシとは幼馴染で、両思いの仲だが、無意識のうちに魔天郎に惹かれていた事もあった。他のメンバーから妄想の対象にされる事も多い。
魔天郎の正体が落合先生ではないかと最初に疑ったのは彼女である。
父・公三郎と母・富貴子は赤川産婦人科医院を経営しており、父は合気道三段の師匠でもある。
弟で小学1年生の森介がおり、正式な覇悪怒組メンバーではないが、初期の話では覇悪怒組と一緒に行動する事があった。また竹林寺の隠し地下を発見したきっかけを作ったのも彼である。
クラスメイトで金持ちの息子・金成千吉から度々アプローチをかけられているが、彼の嫌味で傲慢な性格を嫌っており、また前述の通りヒロシと両思いである事もあって全く相手にしていない。
彼女の家のカレーには特に変わった食べ物は入っていないらしい。


覇悪怒組規則

13話で壁に貼られていた規則。

1.覇悪怒組基地は団員だけの秘密とし、親兄弟といえども決して明してはならない。
2.いかなる場合でも集合の合図があった時は、すみやかに基地に集合する事。
3.集合の時間は厳守する事。
4.基地は常に清潔にし整理整頓を心掛ける事。汚した者はバツとして一週間の掃除当番をする事。
5.備品を壊したときは三日以内に弁償の事。それができない者は、直ちに退団すべし!

他にも「魔天郎の追跡には原則としてタクシーを使う事を禁じる」(26話)、「魔天郎の追跡はチームワークで行う」(30話)という規則も登場した。


探偵グッズ

メンバーが小遣いを出し合って購入、製作したものであり、持ち回りでメンテナンスを行っている。
探偵グッズの多くには「覇悪怒組」「HadoGumi」の文字や、黄色い「W」と青い四角と赤い丸と「81093」の数字で構成されたエンブレム(「覇」の字を元にしたデザイン)が描かれている。

◆シュウオンサー
銃型の集音機。覇悪怒組を象徴する探偵グッズの1つ。普段は分解してウェストポーチやリュック、ショルダーバッグ等に収納している。部品代は6000円で、これを破損させたサトルは前述の三日以内に弁償の規則に追われ、費用の工面に苦労した事がある(ちなみにこの規則を作ったのはサトル本人である)。ただし、1つしか製作されていないというわけではなく、5人分製作されている。

◆キンミッケル
金属探知機。覇悪怒組を象徴する探偵グッズの1つ。普段は柄の部分を縮めてウェストポーチやリュック、ショルダーバッグ等に収納している。飛行中のUFOを探知したり、不発弾を発見した事もある。これも5人分製作されている。

◆ジオラスコープ
ラジオと方位磁針を内蔵した双眼鏡。ただし本編でラジオとして使用した例は無い。

◆ハードシーバー
トランシーバー。商品化された物は有効範囲約50メートルとされているが、本編の物は通常のトランシーバーの範囲を超えた高性能さを見せている。

◆覇悪怒組手帳
メモ帳兼身分証明書。メンバーの誕生日や現住所、電話番号、血液型まで書かれている。ヤスコが製作。男子4人の物は黒でヤスコの物は赤。タケオはこれを警察手帳のように人に見せたがる。

◆シークレットカード
暗号作成カード。左上から1、3、4、2と右下までの四隅に小さな穴が存在し、これを指定した順に左上に合わせ、本文用に空けられた四角い穴から文字を書き込む。これにより40文字の暗号文を作成でき、同じカードを持っていてその使用方法を知る者にしか解読できない。ヤスコが製作。使用されたのは初登場の29話のみであった。

◆パチ魔110(パチマワンテン)
覇悪怒組仕様の110ポケットカメラ。4話と20話で使用されたにも関わらず、33話の総集編では紹介されなかった*4。商品化された物はスケールプリントシステム付き。

◆全10工(ゼンテンコウ)
栓抜き、マイナスドライバー、鋸、スケール、釘抜き、ボルト用スパナ(4種類)、ネジ用スパナ、ロープカッター、ヤスリ、方位磁石(紐で吊るして使用)の10つの道具を掌サイズの金属板にまとめたサバイバルツール。36話でヒロシが落合先生に貸した道具はこれである。マイナーな道具だが商品化はされている。

◆五習技(ゴシュウギ)
ボールペン、メジャー、ルーペ、長さスケール、ペーパーナイフ兼深さスケールの5つの文具を掌サイズのカードにまとめた多機能ステーショナリー。マイナーな道具だが商品化はされている。

◆アクアボーイ
30メートル防水仕様のデジタルウォッチ。方位磁針とアラーム内蔵。男子4人の物は黒でヤスコの物は赤。

◆覇悪怒組キャップ
団結の証として作られた帽子。ススムがデザインした。5人それぞれ色が違い、それぞれの苗字にちなんだ色が割り当てられている(ヒロシ→「黒」樹、サトル→「城金(白銀)」、ススム→「青」野、タケオ→「君(黄み)」原、ヤスコ→「赤」川)。

◆覇悪怒組ベスト、グラブ、エンブレム
覇悪怒組仕様の共通衣装。黒いベストと、黒い手袋と、安全ピンで肩に着けるワッペン。ベストは中盤から着用するようになった。

◆スリングショット
プラスチック製のゴムパチンコ。

◆投げ縄
魔天郎に対して度々使用されるも、いつも逃げられている。覇悪怒組のトレーニングの中にも投げ縄の練習が組み込まれており、主にサトルが得意としている。

◆魔天郎探知機
魔天郎個人を探知するわけではなく、スリングショット等で標的に発信機を取り付け、それを探知するGPSのようなもの。37話で使用。

◆投網発射機
サトルが開発した、自転車を改造したと思しき、投網を発射する装置。8話で使用するも、サトル自身が投網を被る羽目になった。

◆ドライバーセット
覇悪怒組ロゴが貼られたケースに入っている、差し替え式ドライバーセット。探偵グッズのメンテナンスや開錠に使用する。

◆懐中電灯
「HadoGumi」の文字が貼られた黄色い大型懐中電灯。主にタケオが使用する。

◆登山用磁石
「HadoGumi」の文字が貼られた方位磁針。44話で登場。

◆目潰し球
白い粉を詰めた目潰し球。28話で使用。また37話では、サトルが卵の殻に塩や胡椒を詰めた胡椒爆弾を作って使用している。

◆鉤縄、縄梯子
49話でススムが使用。


追記・修正は魔天郎からの挑戦を受ける勇気を持った人がお願いします。

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最終更新:2022年04月11日 11:22

*1 ただし、実際に盗んだのはキーボードの部分のみだった

*2 その後、戦いの準備を始めた5人の勇気に免じた魔天郎によってパソコンは返された

*3 ただし26話や46話では子守唄無しで眠る描写があった

*4 33話で紹介された探偵グッズは上記の6つのみ