三輪夏美/仮面ライダーラルク

登録日:2020/02/21 Fri 22:17:00
更新日:2020/04/08 Wed 18:43:30NEW!
所要時間:約 4 分で読めます





何考えてんのよ、素人のくせにアンデッドと戦おうとするなんて。


三輪夏美とは、映画『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE』の登場人物である。
本項目では彼女が変身する仮面ライダーラルクと、『仮面ライダーディケイド』に登場した三輪春香についても記述する。

演・声:三津谷葉子




【概要】

志村純一禍木慎と共に2008年の新世代ライダーとして再解放されたアンデッドと戦う女性。21歳。
普段は橘朔也率いる新生BOARDのメンバーとして活動している。


BOARD参加前はOLをしていたが、上司にお茶汲みばかりを頼まれる事に憤慨し、彼に飛び蹴りと一本背負いをかました事でクビになっている。
……クビで済んだのかは甚だ疑問だが。
禍木と共に再解放されたピーコックアンデッドに襲撃された際に志村が変身する仮面ライダーグレイブに命を救われ、
この時に両者とも仮面ライダーとして戦うようスカウトされた。
だが、この頃から禍木に助けを求めておきながら、危険が迫ると自分だけが助かろうとする自己中心的な面が見られた。


基本的に剣崎一真上城睦月「旧世代ライダー」として対抗意識を燃やしている3人の中では、禍木同様に辛辣な態度が目立ち、
本項目冒頭の発言を始め、橘から改めて自己紹介された際に発した、

宜しく。そしてさよなら。

…といったように、何かと生意気な発言を繰り返しては剣崎を苛立たせていた*1
劇場版冒頭において、怪しい占い師からは「思っている事を素直に口に出せない」「リーダーシップを取ろうと思っても、いつも二番手に終わるタイプ」と評されている。
志村に好意を抱いているようで、占い師に彼との相性を訪ねていた。
複数のアンデッドを軽々といなして封印していくあたり、戦闘技能は確か。
だが、手癖がよろしくないようで、白井虎太郎の引き合わせの下、志村、禍木と共にハカランダを訪れた際には、
剣崎が偶然回収していた♠3・BEATのラウズカードを瞬時にくすねている
だが、この悪癖が後に自身の破滅に繋がる事となる……。


カテゴリーA(エース)の封印に伴い、レンゲル、ブレイドが相次いで戦線復帰すると、2人への対抗心と苛立ちから、


あんな奴らには負けたくない……。

もっともっと、強くなりたい。……もっと、もっと…誰よりも……。

…と、更なる力=カテゴリーK(キング)の力を欲するようになっていく。

後に単身タランチュラアンデッドを封印するも、直後に現れたアルビノジョーカーに敗れた禍木が新生BOARDの基地に戻った事で、
彼女の運命も大きく狂わされる事となる。

夏美は瀕死の禍木から♣K・EVOLUTIONのカードを受け取り、剣崎達と共に彼の死を確認。
この時に志村のポケットから残り3枚のカテゴリーKのカードを盗み出している。
だが、ほどなくして一人で行動していた夏美はアルビノジョーカーの襲撃を受け、ラルクに変身して反撃する事も出来ないまま命を落とした。
彼女の死もすぐに剣崎達に確認され、志村は「夏美までが……?そんな!!」と悲嘆に暮れていた。またお前か。

アルビノジョーカーにより4枚のカテゴリーKは持ち去られてしまったが、夏美の手には♠4・TACKLEのカードが握られていた。
これは禍木の♣J・FUSIONと共にアルビノジョーカーの正体を示すダイイングメッセージであり、
剣崎からこの事を聞いた広瀬栞によって解読され、犯人の正体を暴く事に繋がった。



【仮面ライダーラルク】



変身!

Open Up!

そうそう、大人しく引退してればいいのよ。

身長 約198cm
体重 95kg
パンチ力 270AP
キック力 450AP
ジャンプ力 30m
走力 100mを5.5秒


スーツアクター:小野友紀

橘が開発した新世代ライダーシステムにより、三輪夏美が変身する仮面ライダー。
名前の由来はフランス語で「」を意味する「L'Arc」から取られている。断じてあのロックバンドから取られているわけではない。

ケルベロスが描かれた赤を基調としたカラーリングのW(ワイルド)A(エース)・CHANGEのカードをラルクバックルに挿入し、
レンゲル同様、オープンアップする事によって変身する。
メインカラーはメタリックレッド、単眼「ダイヤモンドスコープ」の色は緑で、各部に『A』の意匠が配されているが、
リーダー格のグレイブに比べると、ランスと同デザインの簡素なものになっている。

武器はボウガン型の「醒銃ラルクラウザー」(初期APは醒銃ギャレンラウザー同様に5500)。
強力な光矢を放つ遠距離射撃用の武装だが、弓状のパーツ「バシリクスボウ」を閉じる事により、
高周波振動と高熱放射であらゆる物体を切り裂く近接戦闘用の武器としても使える。
このラルクラウザーを上手く使い分け、遠距離射撃と接近戦の両方を熟す戦闘スタイルが特徴。

仮面ライダーとしての専用バイクは持たないが、『MISSING ACE』『ディケイド』で車種は異なるものの、
グレイブ・ランスとお揃いのバイクを所有している。
『MISSING ACE』では黒を基調としたバイクに、『ディケイド』では赤を基調としたバイクにそれぞれ搭乗していた。

バックルなど変身システムの基本は旧世代の中で最後発であるレンゲルのデータを参考にしているが、
射撃戦型の戦士である事から、単体のコンセプト自体は橘自身が変身するギャレンのデータを参考にしているものと思われる。
橘自体の「銃ライダーではあるが、本質的にインファイター」な戦闘技術は本作ではオンリーワンだが……。

複数のアンデッドとの戦いでは苦戦する事もあったが、グレイブ、ランスとの連携で多数の戦果を挙げた。

必殺技はWスートのカード・MIGHTYをラルクラウザーにラウズし、より強力な赤色の光矢を放つ「レイバレット」(AP:3100)。
劇中では、一度の発射で同時に3体ものアンデッドを貫き倒す場面も見られた。



【『仮面ライダーディケイド』における三輪春香/仮面ライダーラルク】


この世界のルールならあたし達が変えてみせる!

第22話・第23話の『ディエンドの世界』に登場する仮面ライダー。
役者こそ原典『MISSING ACE』と同一ではあるが、『ディケイド』のヒロイン・光夏海と名前が被るためか、名前が「春香」に変わっている。
更に夏美とは性格や境遇がやや異なるリ・イマジネーションライダーの1人である。
『ディケイド』における由来は不明だが、こちらも仮面ライダーラルクに変身する。
なお、『ディケイド』におけるグレイブ、ランスもそうだが、変身時・必殺技発動時のカード読み上げ音声が省略されている他、
変身時の効果音がブレイバックルと同様のものに変更されている。

原典『MISSING ACE』の夏美に比べるとかなり良心的な人物で、フォーティーン配下の戦闘集団「ローチ」と戦う門矢士や、
過ちを悔いて兄・海東純一を助けようとする海東大樹をすぐに信頼している。
その為、彼らが気に食わない禍木とは意見をぶつけ合う事もあったが、最終的には、


あの人は、昔の海東大樹じゃない!
彼が…“純一を元に戻したい”って言うなら、その気持ちに懸けてみたいの!

それに……

あの人の目…似てるの、純一に……。

…と、禍木に「またそれか!兄弟だから似るの当たり前だろ、このアホ女!」と呆れられながらも説得に成功している。

かつては純一を含めた3人でレジスタンス活動をしていたが、ある日のアジト襲撃に伴い、純一がローチに拉致され、
やがて純一はフォーティーンの側近として働くようになってしまう。
その後は洗脳と情報操作により、社会からは敵として認識されながらも禍木と2人でローチとの戦いを続けていたが、
ディケイドの来訪とディエンドの帰還によって状況は一気に進展。
士と大樹がフォーティーンと純一を誘い出し、彼らとの決戦ではダークローチ達を蹴散らしていた。
原典『MISSING ACE』と異なり生存しており、純一の真実を知ってショックを受けながらも、
禍木と共にフォーティーン亡き後の世界を守っていく事だろう。




あんな奴らには項目を荒らされたくない……。

もっともっと、追記・修正したい。……もっと、もっと…誰よりも……。


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