登録日:2022/08/02 Fri 12:31:01
更新日:2025/03/22 Sat 10:49:50
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《ヴィサス=スタフロスト》とは
遊戯王OCGで登場したモンスターカードの1枚である。通称
「ヴィ様」
この項目では《ヴィサス=スタフロスト》及び関連カードについて解説する。
テキスト
《ヴィサス=スタフロスト/Visas Starfrost》
チューナー・効果モンスター
星6/
光属性/
戦士族/攻2100/守1500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、このカードとは種族と属性が異なる自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力と元々の守備力の内、高い方の数値の半分だけこのカードの攻撃力はアップする。
概要
何者かにより記憶と感情を奪われており、表情の変化が乏しい。
また、攻守の数値が彼の反転、種族が同じで、同じ顔を持ち体の一部が宇宙となっているという特徴を持つ、彼の感情が自我を持った分身体「ハート」モンスターが存在する。
「ヴィサス」はラトビア語で「全ての」という意味。「スタフロスト」はStar(星)とfrost(霜)を合わせた言葉だろう。
Visasを幾つものと訳し、順に並べると幾星霜と読むことができる。
幾星霜とは苦労などを経た上での長い年月のことを指す。
また、《ヴィサス=スタフロスト》最大の特徴として
一部イラストが若干シュールな背景ストーリーが展開されている。一連の背景ストーリーは「世壊」と呼ばれている。
同弾で収録された
浮遊バグスケアクローから、
覗きティアラメンツ、
クシャトリラ 、
マナドゥムと続き、どのテーマも《ヴィサス=スタフロスト》をピンポイントで指定する効果を持ったカードが存在するためゲーム的にも関連は深い。
複数のテーマとストーリー上での関連がある、複数のテーマから個人名が指定される、本人の派生が存在するという点では11期で展開していた《
アルバスの落胤》と似たようなポジションと言える。
ヴィサスとテーマとの関係性はそれぞれの項目を参照。
11期の途中から登場した世壊関連だが、12期の途中でストーリーは一区切りを迎えることとなった。○期でみると半端に見えるかもしれないが期間としてはちょうど丸2年である。
ただまだ登場していない番号の世壊やループを続けている描写など、比較的スッキリ終わった星遺物や烙印に比べると続きがあるような形にも見え、後々再登場するのではないかとも言われている。
効果について
自分のモンスターを破壊しつつ自身を特殊召喚する効果と、相手モンスターを戦闘破壊した時に自身の攻撃力を上昇させる効果を持つ。
召喚に1体分のリリースが必要な上級モンスターだが(1)の効果で特殊召喚できる。
とはいえ、効果による特殊召喚にしてもモンスター1体分を消費してしまう点は同じである。
対象のモンスターの
破壊された時・
効果で墓地に送られた場合といった効果を発動させられることを利点とすべきだろう。
なお、光属性もしくは戦士族であるモンスターは対象にできないことには注意。
(2)は戦闘破壊時に自身の攻撃力を上昇させる効果。
……が、インフレが進んだ登場時の環境では
- 攻撃力2100のモンスターが相手モンスターを戦闘破壊する
- その後、一切の耐性もないこのモンスターを次のバトルフェイズまで維持する
というのは到底期待できるようなシチュエーションではなく、上昇値も相手モンスター依存であり大幅な強化は望めない。
一応、光属性なので《
オネスト》で攻撃力を補う事もでき、ターン1制限もないため《
EMカレイドスコーピオン》などで連続攻撃を付与すれば後攻ワンキルも狙えるだろう。
ぶっちゃけ単体のカードパワーは、11期後半のスーパーレアとしては時代遅れと言っていい程度のものであり、
基本的には関連カードとの連携が前提となる存在である。
関連モンスター
ヴィサスと同じ顔を持つ分身体の「ハート」モンスター。ヴィサスから分けられた感情より生まれた分身で、各「世壊」の支配者として君臨している。
上述の通り、彼らにもヴィサスと同じ宇宙のような体の一部があり、攻守がヴィサスのものを反転した攻1500/守2100ステータスを持つレベル4戦士族で統一されている。また、効果についても「自身を特殊召喚する」というヴィサスの(1)に似た効果および、「自身の属するテーマのカードをデッキから〜する」という傾向がある。
各々に戦闘形態と思われる派生形態が存在し、こちらは攻守3000(《スケアクロー・トライヒハート》はリンクなので攻3000のみ)、各テーマに対応したEXデッキのモンスターという形で統一されている。
また、《マナドゥム・プライムハート》を除き外見が宇宙化した部分が増え、要求素材が3体という共通点を持つ。
ヴィサスの『恐怖』を司る分身。獣耳のように逆だった髪型と刺々しい鎧を纏い、野生的な表情をした男。宇宙化した部位は右腕で、支配領域は切り立った崖と森林の肆世壊=ライフォビア。
様々な恐怖が具現化した魔獣スケアクローの頂点に君臨しており、魔獣を進化せるべく争わせていた。
ヴィサスと出会った彼は惹かれあうように戦いを挑むも腹パンにより敗北、力を吸収される。しかしまだ自我の希薄であったヴィサスから分離、マスコット型の精霊《スケアクロー・ライトハート》として姿を現した。
以降はヴィサスの世壊巡りの旅に同行し、感情が芽生えたての彼のサポートを行っているようだ。ヒロイン枠
こうした経緯からか、スケアクローが最も《ヴィサス=スタフロスト》と相性がいいと言っても過言ではない。
戦闘形態は半人半獣の獣王にして恐怖の集合体《スケアクロー・トライヒハート》
ヴィサスの『
悲哀』を司る分身。どこか王子めいた服と三叉の
鞭を身につけ、キザな笑みを浮かべている。宇宙化した部位は右肩で、支配領域は層をなす海原の
壱世壊=ペルレイノ。
不死の存在となるため、真珠を涙として生み出す人魚
ティアラメンツ達を支配によって無理やり従わせ、鞭で痛めつけては涙を流させ真珠を搾取している。
壱世壊を訪れたヴィサスを排除すべく現れ、人魚達を
洗脳し戦わせつつ己も変身し、巧みな連携で襲いかかった。しかしヴィサスはライトハートの助言と彼から吸収した
力によって
彼女らの洗脳を解除、最後は今まで虐げてきたキトカロスの一撃によって討ち取られた。
レイノハートが持つ力の一部はキトカロスにも継承され、ヴィサスに完全に吸収されるーーその瞬間、レイノハートは赤い武装集団により連れ去られてしまう。
戦闘形態は
鞭と触手を蠢かせる異形の圧政者《ティアラメンツ・カレイドハート》
ヴィサスの『
憤怒』を司る分身。武者のような和装に総髪と
戦国武将のような風貌に加え、青筋を立てるほど怒りに顔を歪めている。宇宙化した部位は左腕全体で、その支配領域は
星を優に越す大きさの戦艦クシャトリラ・シャングリラおよび
他の世壊を支配、改造した六世壊=パライゾス。
赤い鎧の武人と、侵略した世壊の生物を模したサイボーグで構成される軍隊クシャトリラを統御し、他のハート達が支配する世壊へと何度も襲撃を仕掛けていた事も判明している。
「俺こそが本物のヴィサスだ」と言って憚らぬ凶暴な人物であり、ヴィサスと他のハート達を全て吸収するために暗躍していた。
機械技術を有し、本来は不可能な分身体同士での一体化を機械により可能にした。レイノハートやライヒハートを強制的に吸収して自身を強化し、肆世壊=ライフォビアの侵攻を完全に完了、六世壊=パライゾスを顕現させる。
ヴィサスと同質の力を手にした彼は赤い武人の鎧を装着し変身、星そのものの力を吸収したヴィサスと激突する。
また、敗北しても諦める事はなくヴィサスを暴走させる為にわざと自らを融合させるなど、最後の最後まで油断できぬ強敵であった。
VBEX4では自らがヴィサスであることを主張するのは「敵であるヴェーダに勝つには他の分身体では不可能だと思ったから」という彼なりの理由が明かされ「負けることは許されない」「もし負けたら次こそ自分がヴィサスとして戦う」と若干ツンデレめいた台詞を残して統合された。
分身でありながらテーマ全体が「ヴィサス」関連カードとほとんど関わりを持たず、イラストの構図も他のハートモンスターと異なり《ヴィサス=スタフロスト》とポーズが反転したものであり、他の世壊テーマと比べて極めて異質な立ち位置である。
また、《ヴィサス=スタフロスト》中心のデッキを組む場合、スケアクロー、ティアラメンツ、マナドゥムのカードは必然的に採用されるが、元々出張性の高い《クシャトリラ・フェンリル》や《クシャトリラ・ユニコーン》は置いといてクシャトリラカードが採用されることはあまり無い。
その一方で《スケアクロー・クシャトリラ》や《ティアラメンツ・クシャトリラ》といったヴィサス関連のテーマの名を関したカードが自分のテーマから産出し自己完結しているという点でもヴィサスと対照的になっている。
戦闘形態は嚇怒を鎧装し戦斧を携えた魔王《クシャトリラ・アライズハート》
ヴィサスの『喜び』を司る分身。全身が常に発光している事が特徴で、ヴィサス本体と瓜二つの容貌をしており、優しげに微笑んでいる。宇宙化した部位は両足で、統括領域はヴィサス自身も知り得ない精神世界の桃源郷伍世壊=カラリウム。
カラリウムには桜の大樹が存在し、そこには負の感情を解放、昇華させ「喜び」で包むことで、エネルギー体の小人マナドゥムへと生まれ変わらせる作用があった。
リウムハートはその桃源郷の守護者である、いわばヴィサスの良心であり心を繋ぐストッパーの役割を持つ存在。他の分身とは違って暴虐を働いておらず、楽園の住民たる小人達を慈しむ優しき守護者であった。
しかしライズハートの奸計によりヴィサスは《ヴィシャス=アストラウド》へと変貌し暴走、自身諸共に世壊を破壊せんとする彼を止めるべくリウムハートと小人達は立ち上がる。マナドゥム達は消滅覚悟で自身を桜の大樹から分離、残る力を全てリウムハートへと託す。
マナドゥムの力を集約させたリウムハートは、破壊衝動の化身たるヴィシャスへと決死の一撃を放つ。正の感情である自身をヴィシャスへ融合させる事で、本来のヴィサスを取り戻そうと試みたのだ。
彼が最後にヴィシャスへと取り込まれた事によってヴィサスの暴走は沈静化ーー限界を迎えていたカラリウムは崩壊。暴走を止めたリウムハートも、完全に消滅してしまう。
戦闘形態は力を受け継ぎし白銀の巨人《マナドゥム・プライムハート》
特殊召喚・ペンデュラム・効果モンスター
星12/闇属性/戦士族/攻 0/守4000
【Pスケール:青0/赤0】
(1):自分か相手のモンスターが破壊された場合に発動する(同一チェーン上では1度まで)。
このカードにカウンターを3つ置く。
(2):このカードのPスケールはこのカードのカウンターの数だけ上がる。
(3):このカードのカウンターを12個取り除いて発動できる。
このカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
このカードは通常召喚できず、このカードのP効果でのみ特殊召喚できる。
自分は「ヴェーダ=ウパニシャッド」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、相手がEXデッキからモンスターを特殊召喚した場合、自分の手札・フィールド・墓地からカード12枚を裏側で除外して発動できる。
このターンのエンドフェイズになる。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードを手札に戻す。
その後、自分の手札・デッキ・墓地・除外状態の「ヴェーダ」モンスター1体を特殊召喚できる。
最初に登場したヴェーダモンスター。
発動条件は重いが、一度発動すれば相手のターンを実質飛ばしてしまう非常に豪快な効果を持つ。
効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのカードが効果で破壊された場合、フィールドに「ヴィサス=スタフロスト」が存在していれば発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分のデッキ・墓地から「新世壊」1枚を手札に加える事ができる。
(2):このカード以外の自分のモンスターが効果で破壊された場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、その元々の攻撃力分このカードの攻撃力をターン終了時までアップする。
ヴィサスの記憶を消し、彼の感情を分離させた張本人。
条件付きの特殊召喚効果と《新世壊》のサーチ効果、他のモンスターが破壊された際にカウンターでそのモンスターを破壊した上でパンプアップも行う攻撃的な効果をもつ。
「ヴィサス」モンスター
背景ストーリーにおいて《ヴィサス=スタフロスト》が変化した姿。
ヴィサスを素材とする融合モンスター、フィールドでヴィサスとして扱うシンクロモンスター、メインデッキに入る効果モンスターがそれぞれ1体ずつ該当する。
《ヴィシャス=アストラウド/Vicious Astraloud》
融合・効果モンスター
星8/闇属性/天使族/攻3000/守3000
「ヴィサス=スタフロスト」+攻撃力1500/守備力2100のモンスター
自分のフィールド・墓地の上記カードを除外した場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、このカード以外のフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、その元々の攻撃力と元々の守備力の内、高い方の数値の半分だけこのカードの攻撃力をアップする。
(2):このカードは戦闘では破壊されない。
もはやヴィサスの面影すらない、大剣や鞭を振り回し暴走する怪物。
己の負けを悟ったライズハートは最後の足掻きとしてわざと取り込まれる道を選ぶ。「怒り」という強い感情を吸収させることで、元々危ういバランスで成り立っていたヴィサスの精神を侵し、彼を暴走させる魂胆であった。
そして目論見通りヴィサスはついに暴走。「恐れ」「悲しみ」「怒り」を無差別に振り回し、世界を壊す化け物へと変貌してしまったのだ。
融合モンスターでありながら
正規の手段による融合召喚ができず、フィールド・墓地から《ヴィサス=スタフロスト》と攻1500/守2100のモンスター……つまり《スケアクロー・ライヒハート》
や《無限起動ドラグショベル》などのハート系モンスターを除外した場合に特殊召喚が可能。
特殊召喚時に対象を取る破壊をしつつのパンプアップ、及び戦闘破壊耐性と二つの効果を持つ。
他のハート系モンスターに比べて性能が控えめなようにも見えるが
墓地リソースのみでも召喚できることが強みで、展開後などにポンと除去持ちの3000打点を追加できるのは大いに役立つ。
戦闘破壊耐性は打点上昇効果と若干ミスマッチだが、《
フルール・ド・バロネス》などを効果を発動させずに一方的に戦闘破壊できるという利点も存在する。
なお他の派生体と異なり
《ヴィサス=スタフロスト》の名前は持たないので受けられるサポートは少ないが、代わりに
《ヴィシャス=アストラウド》を指定するサポートカードがある。
また、融合素材に《ヴィサス=スタフロスト》を含んでいるので《
E・HEROプリズマー》などの効果も適用でき、《
ヒーローアライブ》で召喚権を使わずにヴィサス名称を場に出すことも可能となった。
英語名を分解すると「悪意」を意味するVicious「星」を表すAstra「騒々しい」のloudと読み取れ、並べると悪星騒となる。幾星霜を捩ったものであろうか。
《ヴィサス=アムリターラ/Visas Amritara》
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻2500/守2100
チューナー1体以上+光属性モンスター1体
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「ヴィサス=スタフロスト」として扱う。
(2):このカードがS召喚した場合に発動できる。
デッキから「ヴィサス=スタフロスト」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):自分メインフェイズに発動できる。自分フィールドのモンスター1体を破壊する。
このターン中は自分フィールドのSモンスターの攻撃力が800アップする。
恐怖、悲哀、憤怒、そして喜びの四つの感情を取り込み、本来の彼と思わしき姿へと変身したヴィサス。
チューナーのみでのシンクロも可能なレベル8シンクロモンスターであり、《マナドゥム・トリロスークタ》をS召喚できればすぐに召喚条件を満たせる。
自身を《ヴィサス=スタフロスト》として扱う永続効果、S召喚時にヴィサス関連の魔法罠サーチ、自分モンスターを破壊しつつ打点上昇の3つを持つ。
(1)により自身を《ヴィサス=スタフロスト》として扱えるため、豊富なサポートを受けつつティアラメンツなどの魔法・罠カードの発動条件を満たせる。
(2)は言うまでもなく優秀なサーチ効果。特に《六世壊=パライゾス》以外の世壊フィールド魔法をサーチ可能になったのが大きく、《肆世壊=ライフォビア》や《壱世壊=ペルレイノ》からの展開を安定して行えるようになった。
(3)の自分モンスター破壊は主にマナドゥムで使うことになるだろう。Sモンスターの打点上昇はターン中永続効果なため、発動後に召喚したSモンスターにも問題なく効果は適用される。
総じてどれも優秀な効果を持ち、特にマナドゥムにおいては大いに活躍できるであろう。
英語名を分解すると「甘露」を表すAmrita「星」を表すTaraと読み取れる。
「露」が凍った物が「霜」であるため、こちらも幾星霜の捩りから幾星露となると思われる。
「甘露」とはインド神話における飲んだ者に不死を与える飲み物であり、争いの末にヴィシュヌ神によって神々の物となった経緯がある。
更にこのカードの誕生経緯からして本来修行の邪魔になる煩悩を敢えて取り込む事で自分を見つめ直す「甘露降浄法」と呼ばれる修行法も関係していると思われる。
チューナー・効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1500/守2100
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ヴィサス=スタフロスト」として扱う。
(2):自分のフィールド・墓地・除外状態の「ヴィサス」モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
その「ヴィサス」モンスターをデッキに戻し、このカードを手札から特殊召喚する。
このカードの攻撃力は、この効果で戻した種類×400アップする。
(3):自分フィールドのこのカードをS素材とする場合、このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
謎の男ヴェーダによって記憶を奪われた上で過去に飛ばされ、どことも知れぬ場所を彷徨うヴィサス。
フィールド・墓地で《ヴィサス=スタフロスト》として扱う効果、場・墓地・除外状態のヴィサスを戻して自身を特殊召喚する効果、チューナー以外として扱える効果を持つ。
(1)は《ヴィサス=アムリターラ》と異なり墓地でも《ヴィサス=スタフロスト》として扱うため、《肆世壊の新星》による蘇生など受けれるサポートの範囲が拡大している。
(2)で戻すカードは同名カードでもよく小回りがきく。《E・HERO プリズマー》などで《ヴィサス=スタフロスト》を墓地に落とせば先攻でも特殊召喚しつつ《ヴィサス=アムリターラ》を出せ、通常召喚してレベル2マナドゥムの召喚条件を満たしトリロスークタ→アムリターラと繋いでも良いだろう。
(3)は《
斬機シグマ》のようにチューナー以外としても扱える効果で、チューナー過多であったマナドゥムは恩恵が大きい。
レベル4でこの効果を持ちつつシンクロ先の指定が無いのはこのカードが初となる。
「レベル4チューナー」で「攻1500/守2100」の《ヴィサス=スタフロスト》とステータスも優秀なため、事故率を減らしつつアストラウドやマナドゥムSモンスターの素材となれる。
魔法・罠カード
ここでは《ヴィサス=スタフロスト》の名前が記されており、どのテーマにも属さない魔法・罠カードを解説する。
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドの「ヴィサス=スタフロスト」1体と相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果を無効にし、その元々の攻撃力と元々の守備力の内、高い方の数値の半分だけ対象の自分のモンスターの攻撃力をアップする。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
「トリヴィカルマ」以外の「ヴィサス=スタフロスト」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
右腕を掲げ、星そのものからエネルギーを吸収するヴィサス。
相手モンスターの効果を対象とする無効及び《ヴィサス=スタフロスト》の強化、墓地効果でヴィサス関連の魔法罠カードをサーチ。ターン中にいずれか1つしか発動できないので注意。
フィールドに《ヴィサス=スタフロスト》が必要ではあるが、《ヴィサス=アムリターラ》などでサーチが可能かつノーコストの妨害はなかなか強力。
(2)の墓地効果でのサーチも有用、特に【ティアラメンツ】では墓地に送ったこのカードで《壱世壊=ペルレイノ》をサーチする目的で採用されることも多い。
通常罠
(1):フィールドに「ヴィシャス=アストラウド」が存在する場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、破壊したカードの元々のカード名が「ヴィシャス=アストラウド」だった場合、除外されている自分の「ヴィサス=スタフロスト」1体を選んで特殊召喚できる。
「ヴィシャス=アストラウド」以外だった場合、自分フィールドの「ヴィシャス=アストラウド」1体を選び、その攻撃力を1500アップできる。
崩れゆくカラリウムを背に、何とか我を取り戻したヴィサス。
だが、様々な感情に翻弄され続けた彼の精神は限界であり、このままでは心が崩れていく一方であった。
壊れゆく心に埋まったのは喜びを司る《マナドゥム・リウムハート》という最後のピース。
マイナスの感情を昇華するプラスの感情を得た彼は……?
《ヴィシャス=アストラウド》が存在する場合、フィールドのカード1枚を対象として破壊できる。
ここでヴィシャスを破壊した場合はヴィサスを帰還、そうでない場合はヴィシャスの攻撃力を上昇させる。ややこしい
ヴィシャスを場に残すことは少ないが、フリーチェーンでの破壊は役に立つだろう。
もう片方のヴィサスを帰還させる効果を使う機会は……除去をヴィシャス対象に使われた時くらいだろうか。
ミラーマッチの場合ならこちらの場が空でも相手にヴィシャスが居れば発動でき、かつ相手のヴィシャスを破壊しつつこちらのヴィサスを帰還させるインチキ臭い動きが可能。
暴走するヴィシャスを止めてヴィサスが帰ってくるという動きになるのでフレーバー的にも熱い。
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地から攻撃力1500/守備力2100のモンスター1体を特殊召喚する。
●自分のフィールド(表側表示)・墓地・除外状態の、
「ヴィサス=スタフロスト」1体と攻撃力1500/守備力2100のモンスター4体をデッキに戻し、
「ヴィサス」Sモンスター1体をS召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
取り戻した正気と四つの心。恐怖、悲哀、憤怒、喜び。
天に掲げた腕に集まる四色の光が、ヴィサス自身とと四つの世壊そのものを作り替えていく。
「ハート」モンスター
と何故かドラグショベルとゼンマインをサポートする効果を持つ魔法カード。
扱いやすい蘇生と、フレーバー的にも熱い
ロマン効果を併せ持ち、発動時にどちらかを選択して使用できる。
1つ目の効果は「攻1500/守2100」ステータス持ちの蘇生。制約もデメリットもない完全蘇生であり、非常に扱いやすい。
ヴィサス主体デッキはもちろんだが、関連する4テーマでも主軸となる「ハート」モンスターの蘇生が行えるのでとても便利。
特に「ハート」モンスターが制限カードとなっているティアラメンツでは使い回しがやりやすくなり、流石に往年の展開力には敵わないがレイノハートの再利用がやりやすくなった。
2つ目は場・墓地・除外ゾーンの「攻1500/守2100」を4体デッキに戻し、「ヴィサス」シンクロをEXより特殊召喚する効果。
安定度は低く、意識して「攻1500/守2100」をデッキに多く入れなければ発動出来ない。しかし、除外ゾーンと墓地の「攻1500/守2100」を回収出来るという点は何気に有用。
基本的には1つ目の効果を使いつつ、撃てる場面で2つ目を狙ってみるのも悪くないかもしれない。
まさしく「切り札」という感じでシンクロを出せるので、中々熱いプレイングを披露できること請け合い。
フィールド魔法
フィールドに「ヴィサス=スタフロスト」が存在する場合にこのカードを発動できる。
(1):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊され、
墓地へ送られた場合または除外された場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●その内の1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
●その内の1体の攻撃力の半分だけ、フィールドのチューナー1体の攻撃力をアップする。
●その内の1体をデッキに戻し、自分は1枚ドローする。
●このカードをデッキに戻し、自分の墓地からフィールド魔法カード1枚を手札に加える。
四つの心が起こした奇跡により、四つの世壊が統合された新次元。
一人の男の力によって、今ここに新たな世界が創造された。
《ヴィサス=スタフロスト》を名指し指定するフィールド魔法。《ヴィサス=アムリターラ》と《ヴィサス=サンサーラ》でも名称が《ヴィサス=スタフロスト》になるため、いずれかが場に存在すれば発動可能。
条件が重い分効果は中々に豪快で、自分モンスターの破壊をトリガーにして4種の効果のうち1つを発動可能。
1つ目はそのモンスターの即時蘇生。守備表示だが破壊されたモンスターを場に出し直すもの。シンプルながら腐る場面の少ない効果。
2つ目は破壊されたモンスターの打点の半分だけ、場のチューナーの打点を上昇させるもの。
《ヴィサス=アムリターラ》はシンクロチューナーであるため、攻撃力1000程度のモンスターであっても3000打点を得られる。
もちろん《ヴィサス=アムリターラ》以外のシンクロチューナーもこの恩恵を得ることが可能。
3つ目はデッキ回収とドロー。破壊をアド損にせず、手札枚数を保つことが出来る。
「ヴィサス」モンスターやマナドゥム、ティアラメンツ辺りでこの効果が活かされる事が多いだろう。
他テーマであれば自己破壊を積極的に行う破械やスクラップ、恐竜族辺りも選択肢になるだろうか。
4つ目はこのカードのデッキバウンスと引き換えに墓地からフィールド魔法回収。
世壊テーマのうち2つはフィールド魔法が制限行きしている為、ヴィサスを出すギミックさえ用意すれば再利用手段を得られるというのが大きい。
当然だが他の世壊テーマ以外のフィールドもサルベージ出来るので、汎用性は高め。
ちなみに、《ヴィサス=スタフロスト》がないとこのカードは発動することが出来ない。
なので《盆回し》の送り付け候補としても地味に使える。相手が《ヴィサス=スタフロスト》を入れていなければ相手フィールドゾーンがロックされたままになるということを覚えておくと役立つかもしれない。
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「ヴィサス=スタフロスト」のカード名が記された自分の墓地の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
速攻魔法・罠カードをセットした場合、そのカードはセットしたターンでも発動できる。
(2):墓地のこのカードを除外し、「新世壊成劫」を除く、
「ヴィサス=スタフロスト」のカード名が記された自分の墓地の魔法・罠カード3枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
小高い丘と新緑の森、清らかな水を湛えた湖、点在する赤い家、咲き誇る桜の大樹。
四つの世壊の要素が調和し、噛み合うことの無かった四つの文明が一つに融和する平和な大地、それがヴィサスの作り替えた新たな世界であった。
(1)の効果は《ヴィサス=スタフロスト》をテキスト中に含む魔法・罠のサルベージ。罠カード故にタイミングが遅くなるが、その代わりセットターンでも発動できる様になる。
妨害系カードを多く持つティアラメンツと制圧サポートの多いスケアクローだと扱いやすいだろうか。
(2)の効果は墓地のこのカードを除外し、《ヴィサス=スタフロスト》をテキスト中に含む魔法・罠をデッキに3枚戻す効果。
各種世壊テーマでそつなく使える汎用的な効果だが、即効性が無いのとこの手の回収効果に付いてる事の多いドローが無い点が少々微妙。
永続罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「ヴィサス=スタフロスト」が存在する限り、
自分のモンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
(2):自分フィールドに「ヴィサス=スタフロスト」が存在する場合、
自分エンドフェイズに、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
自分フィールドにSモンスターのチューナーが存在する場合、
デッキに戻さず手札に加える事もできる。
再創造された世壊に降り立つヴィサス。桜の大樹の下、見覚えのある影が彼を待っていた。
新たな主人へ服従の意を示し頭を垂れる緑毛の魔獣、《スケアクロー・アストラ》。
自分達を助けてくれた恩人を前に傅く青肌の
人魚姫、《ティアラメンツ・キトカロス》。
一度は剣を交えた男を認めその場に坐す赤鎧の武人、《クシャトリラ・ユニコーン》。
3つの世壊の者たちが、星々を平定した英雄の凱旋を出迎えてくれたのであった。
例によって《ヴィサス=スタフロスト》をサポートする永続罠カード。《ヴィサス=スタフロスト》が場にいる場合、様々な恩恵をもたらす。
永続罠なので発動は遅いが、デッキの強度を高める堅実な効果が揃っている。
(1)の効果は限定的な戦闘破壊耐性付与。《ヴィサス=スタフロスト》がいる限り毎ターン自分の場のモンスター全てに1回分の破壊耐性が付く。
戦闘破壊を苦手とするティアラメンツ、リンク先にモンスターを埋めておきたいスケアクロー辺りには中々便利な効果。
(2)はエンドフェイズ毎の墓地回収。場にシンクロチューナーがいると直接手札に戻せるようになる。
その特性上マナドゥムと相性が良く、減ってしまった手札を補充出来るのが何気に嬉しい。
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、そのモンスターとは元々の種族・属性が異なり、そのモンスターの元々のレベルより低いレベルを持つモンスター1体をデッキから守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
無数の光り輝く球が浮かぶ宇宙のような空間。
自分のモンスターを破壊して、そのモンスターよりレベルが低く種族・属性の異なるモンスターをリクルートする効果を持つ。
《ヴェーダ=カーランタ》に名指しでサーチ対象とされているだけあり、利用することで展開をサポートできる。
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示の「ヴィサス=スタフロスト」1体をエンドフェイズまで除外して発動できる。
攻撃力3000の「ハート」モンスター1体を召喚条件を無視してEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは1度しか効果を発動できず、エンドフェイズに裏側で除外される。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、相手がEXデッキからモンスターを特殊召喚した場合に発動できる。
このカードを手札に加える。
謎の空間にてこれまでのヴィサスの旅路を眺めているヴェーダ。
ヴィサスを一時的に除外する事でEXから「ハート」モンスターの戦闘形態を呼び出せる。
この効果で呼び出した「ハート」モンスターは1度しか効果を発動できず、エンドフェイズに裏側で除外されてしまうので、基本的には使い切りとなる。
また、自身が墓地にある状態で相手がEXから展開すると自己サルベージする効果もある。
シンクロ召喚しなければ意味がない「マナドゥム・プライムハート」以外はどれもリクルート先として優秀であり、
「スケアクロー・トライヒハート」は自分のターンのみならず相手のターンに出して攻撃抑制が可能なので相性が良い。
「ティアラメンツ・カレイドハート」は自己再生は使えないものの特殊召喚時のバウンスが盤面崩しとしても妨害としても使いやすく、ティアラメンツの墓地融合でEXに戻して再利用が可能と言う利点がある。
「クシャトリラ・アライズハート」は X素材を持たないため除外が使えず、発動後の「世壊輪廻」を除外してしまうため自己サルベージを阻害してしまい、素材補給効果を使うと除外効果が使えないため自分のターンでは使いづらいが、マクロコスモス効果で相手の墓地利用を封じれるので相手ターンでの妨害としては非常に強力。
通常魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「ヴェーダ」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在し、フィールドに「ヴィサス=スタフロスト」が存在する状態で、
自分フィールドの表側表示のチューナーが戦闘・効果で破壊された場合、
このカードを除外し、その内の1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
禍々しいオーラと共に《新世壊=アムリターラ》に降り立つヴェーダ。
「ヴェーダ」モンスターをサーチする効果と場にヴィサスがいる時に表側表示のチューナーが破壊された時にそれを回収する墓地効果を持つ魔法カード。
1つ目の効果はサーチ先が現状2種類と非常に少ないものの、どちらも破壊をトリガーにする効果を持っているため、2つ目の効果と併せてヴィサスの効果とコンボさせやすいのが利点。
2つ目は場にヴィサスがいる時に自分のチューナーが破壊された時に墓地から除外して破壊されたチューナー1枚を回収する効果。
《ヴィサス=スタフロスト》もしくは《ヴィサス=アムリターラ》の破壊効果で「マナドゥム」チューナーを破壊して効果を起動させつつそれを回収、と言うのが基本的な使い方となるか。前半の効果で《ヴェーダ=カーランタ》をサーチしておけば更なる展開が可能となる点も見過ごせない。
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスター1体と相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターを破壊し、その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
その後、フィールドに「ヴィサス=スタフロスト」が存在する場合、対象のモンスターを破壊できる。
(2):フィールドに「ヴェーダ」モンスターカードが存在する場合、
自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドのモンスター1体を破壊する。
《新世壊=アムリターラ》を守るため星を飛び出して宇宙空間で激しくぶつかり合う《ヴィサス=アムリターラ》とヴェーダ。
1つ目の効果は自分と相手のモンスターを1体ずつ選び、自分のモンスターを破壊して相手モンスターの効果を無効にする効果。場に《ヴィサス=スタフロスト》が残っていればその相手モンスターも破壊出来る。
「マナドゥム」チューナーなどの破壊された時に効果を発動するモンスターをコストにしつつ妨害と言うのが理想的。
2つ目の効果は「ヴェーダ」モンスターがいる状態で自分メインフェイズに墓地から除外して自分のモンスターを破壊する効果。
「ヴェーダ=ウパニシャッド」は出しにくい上にモンスターゾーンにいる時は破壊をトリガーにする効果はなく、Pゾーンにある間は“「ヴェーダ」モンスターカード”として扱われないため、
基本的には《ヴェーダ=カーランタ》と組み合わせ、自分のモンスターを破壊してあちらの効果を誘発させて相手モンスターの除去&パンプアップに繋げる事になる。
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドに「ヴィサス=スタフロスト」が存在する場合、
フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その効果モンスターをデッキに戻す。
このターンのエンドフェイズに、その持ち主は戻したモンスターとは種族が異なり、
レベルがそのレベル・ランク・リンクより低いモンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、「ヴェーダ」モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札に加える。
ヴィサスの強さを確認したヴェーダによって過去に飛ばされるヴィサス。
ヴェーダのこの技によってヴィサスは記憶を失い、それでも記憶を求めて立ち上がって戦いを経て強くなり、最終的にはヴェーダと戦いまた過去に飛ばされる、を繰り返して来た模様。
ヴィサスがいるのを条件に効果モンスターをデッキバウンスする強力な妨害カード。
ただし、バウンスしたモンスターのレベル・ランク・リンクより低いレベルのモンスターをエンドフェイズにサーチされてしまうため、手札誘発を構えられてしまう点には要注意。
壊獣などの相手の場に出せるカードを対象にすれば回収しつつこちらがサーチ出来るため上手く組み合わせたい所。
また、「ヴェーダ」モンスターが特殊召喚されたら自己サルベージする効果もある。トリガーとしてはやはり出しやすい《ヴェーダ=カーランタ》が基本となる。
速攻魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターが自分の魔法カードの効果または相手の効果で
破壊され墓地へ送られたターンに発動できる。
次の自分バトルフェイズを2回行う事ができる。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドのモンスターがデッキ・EXデッキ(裏側)に戻った場合に発動できる。
このカードを手札に加える。
ヴェーダによりリセットされた世界で再び激突したヴィサスと《スケアクロー・ライヒハート》。
しかし、《ヴィサス=サンサーラ》となっていた彼は以前の世界の様に倒した《スケアクロー・ライヒハート》を吸収するのではなく、彼に手を差し伸べた。
果たしてこの変化が如何なる結果をもたらすのか…
1つ目の効果は自分の場のモンスターが自分の魔法カードの効果もしくは相手の効果で破壊されたら次の自分バトルフェイズを2回行える効果。魔法カードの効果で破壊される必要があるので、ヴィサス関連なら《伍世壊摘心》や複数回攻撃が可能な《マナドゥム・プライムハート》を擁する【マナドゥム】が1番使いやすい。
また、魔法カードの効果であればなんでも良いので、《
ブラック・ホール》などで相手のモンスターごと巻き込んだり、
メタルフォーゼの共通ペンデュラム効果をトリガーにする事も出来る。
2つ目の効果は自分の場のモンスターがデッキかEXデッキに戻ったら墓地の自身を回収する効果。
一度使用しても再利用可能になるが、余程の事がない限りはバトルフェイズ2回行えば決着が着くため再度使用するタイミングはほぼない。
どちらかと言えばデッキから落として墓地を経由した擬似サーチに使ったり、手札コストなどにした後回収したりする使い方になるか。
肝心のトリガーだが、《亡龍の戦慄ーデストルドー》などのデメリットとしてデッキ・EXデッキに戻るカードを上手く使いたい。
追記・修正は、青い流星となって飛来した人にお願いします。
- >この項目ではヴィサス=スタフロスト及び関連カードについて解説する。 流石に項目に追加されるよね? -- 名無しさん (2023-08-02 13:36:38)
- 立て逃げみたいになってるが書きかけか? -- 名無しさん (2023-08-02 14:54:35)
- ↑、↑2 申し訳ございません、うっかり作成途中の状態で投稿してしまいました… -- 名無しさん (2023-08-02 15:23:29)
- 墓地リソースだけで出せる融合モンスターだから大体クロシープの蘇生効果のトリガーに使われるアストラウド -- 名無しさん (2023-08-02 17:39:54)
- 女湯覗き魔 -- 名無しさん (2023-08-02 21:47:51)
- ↑3 ドンマイです。むしろ記事を作成してくださり、ありがとうございます。 -- 名無しさん (2023-08-02 22:14:29)
- アルバスが融合、ヴィサスがシンクロ、次の長編ストーリーの主人公と噂されているディアベルスターはエクシーズかな…? -- 名無しさん (2023-08-02 22:25:41)
- アークファイブが元ネタ説 -- 名無しさん (2023-08-02 23:18:05)
- ↑こじつけだけど融合担当の顔が一番似てないのもそれっぽいわ -- 名無しさん (2023-08-02 23:39:08)
- 最後は真我に至ってブラフマンっぽい名前のカードになるのかね -- 名無しさん (2023-08-03 01:57:35)
- 唐突なドラグショベルで爆笑した -- 名無しさん (2023-08-03 06:36:10)
- ↑実はゼンマインもハート系ステータス。しかもランク3だからメイン下級にレベル3が多いスケアクローなら出しやすいと言う謎の親和性 -- 名無しさん (2023-08-03 07:33:59)
- ヴェーダとの関係性が気になる -- 名無しさん (2023-08-03 16:23:09)
- キングダムハーツが元ネタって断言してるけどそれをいうならアークファイブじゃねぇの?ってなるし独自考察を出ないのでは? -- 名無しさん (2023-08-03 19:23:07)
- ヴィ様浮遊バグとかもうそれにしか見えない -- 名無しさん (2023-08-03 21:59:22)
- 様々な世界を渡り歩くからディケイド辺りもモチーフじゃない? -- 名無しさん (2023-08-04 00:01:22)
- なんでヴィ様呼ばわりされてるかとかそのあたりのネタ説明が欲しい。 -- 名無しさん (2023-08-04 02:17:25)
- ヴィサスを素材にする場合相手モンスターをレベル2扱い(レベル持たないのも)してS素材にするレベル8シンクロ出そう -- 名無しさん (2023-08-04 22:45:02)
- ↑2なんかネタとかあるわけではなく自然発生的に呼ばれ始めた感じ -- 名無しさん (2023-08-05 02:16:15)
- 「幾星霜」が烙印の「開かれた大地」的なカードだとしたらヴィサスの話もこれで終わったんだろうか -- 名無しさん (2023-12-09 09:33:17)
- ライズハートはただ怒り狂ってるだけじゃなくて「何としてでも俺(または俺達)が宿敵ヴェーダを倒さなきゃいけない」という使命感にも燃えてたらしい、だからアムリターラに統合されたあとはヴィサスに倒すべき敵がヴェーダだとアドバイスしたとか -- 名無しさん (2024-03-30 08:06:24)
最終更新:2025年03月22日 10:49