ルビコン調査技研

登録日:2024/01/17 Wed 00:23:20
更新日:2025/05/24 Sat 15:30:33
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RI
RUBICON III
RESEARCH
INSTITUTE

ルビコン調査技研とは、ゲームARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」に登場する架空の組織である。


◎目次


◎概要

開発惑星「ルビコン3」にかつて存在した研究機関。
英語表記は「Rubicon III Resarch Institute」で、作中ではもっぱら「技研」と呼ばれる。

ルビコンで発見された新たな資源であるコーラルの性質の調査およびコーラルの採掘と実用化の研究、兵器開発などを行っていた。
およそ50年前に起きた星系を巻き込む規模の災害、アイビスの火によって組織自体は滅んだが、彼らの開発した「C兵器」は今もなお残っており、惑星封鎖機構が回収して戦力として利用している。
RaDのシンダー・カーラ曰く「研究に取り憑かれた狂人の集まり」であり、作中に登場する兵器群の有様や、プレイヤーが入手できる技研産ACパーツの解説文、アーカイブ等からもそうした部分を読み取ることができる。
とはいえ作中に現存していないこともあってか技研の全体像や内情についての情報は少なく、組織の実態には謎が多い。


◎開発品・成果

コーラル関連技術だけでなく、プラズマやパルス兵器にオリジナルのAC、その内装なども手掛ける。
当然だが、アイビスの火以降は活動していない都合上ストーリー開始時点で開発・製造から50年以上が経過したものばかりとなっており、その技術力の高さがうかがえる。

▽ACパーツ

作中ではフレーム・内装・武器まで一通り制作しているため全身同一メーカー品で揃えられる唯一のメーカーだが、ほとんどが隠しパーツだったりログハント報酬だったりと入手には一手間掛かる。
どれも高負荷であったり、武器も独特な使い心地である為に気取って技研製品で全身を固めての運用は困難。パーツ単位ではどれも光るものがあるのでアセンブリの選択肢として組み込むのが良い使い方かもしれない。
HALはともかくEPHEMERA系統は物凄く有機的なシルエットなので組み方次第ではゲテモノ機が出来上がるが…


★IA-C01 EPHEMERA

技研が開発した無人ACのパーツ。滑らかな曲面や蛇腹・集合突起といった、激しく好き嫌いが分かれるであろう生物的な外観が特徴。
一応コクピットがあり有人運用が可能だが、各部の構造・仕様はいずれもパイロットの搭乗やヒトによる制御を考慮していないらしい。ある程度の数が生産されていたようで、アイビスの火以前の遺構に残骸が放置されていることも。
ステータス面では中量級のパーツが多いが、どのパーツも共通して重量に対して耐弾防御が低く全体的な耐久力も若干控えめなため、見た目的にも軽量級に限りなく近い印象を受ける。立ち回りか他パーツで補いたいところ。
「EPHEMERA」はギリシャ語で昆虫の「カゲロウ」、もしくは「短命なもの」という意味がある。

▷IA-C01H: EPHEMERA
頭部パーツ。宇宙人を思わせる形状が目を引く。BASHOに次いでワースト2位の重量と高めのEN負荷を持つ高負荷パーツだが、その分APや安定性能など防御関連のパラメータは充実している。
スキャン距離は長めだがスキャンの持続時間より待機時間のほうが長く、必ずスキャンが切れてしまうため、AC戦ならともかくミッションでは苦手分野が出てきてしまう。

▷IA-C01C: EPHEMERA
コアパーツ。単独トップのジェネレータ出力補正を誇る軽量コアであり、供給補正とブースター効率も中堅レベルのため150ジェネアセンの最大候補パーツ。
代償としてAP・装甲・安定性能がいずれも低く打たれ弱い。
フレーバーテキストには「手動操縦にも対応しているが、人間の搭乗を前提としたコアボックスにはなっていない」と書かれているが、どんな姿勢で搭乗するのだろうか…

▷IA-C01A: EPHEMERA
腕部パーツ。耐弾防御以外高めの装甲値とAPを持ち、射撃武器適性・近接武器適性も平均以上確保できている。
腕部積載上限が軽量腕並に低いので、重量武器は持たせにくい。
あのAMIDAにも似た独特の肩部からデザイン的な好みが非常に分かれるパーツ。

▷IA-C01L: EPHEMERA
脚部パーツ。軽量寄りの中量2脚、あるいはその逆とも言える。EN負荷が重いものの、重量に比して良好なAPと積載量が魅力。
やはり耐弾防御がワースト2位なのが難点。

★IB-C03 HAL 826

技研が開発した有人ACのパーツ。アイビスシリーズ最終後継にして唯一の有人機かつ「コーラル破綻に対する最後の安全弁」とされる。
外観はおそらく過去作の白き閃光オマージュだが(デザイナーも同じ)、よく見るとシルエットが似てるだけで細部がかなり異なる。
小ネタとして、アサルトブーストやコア拡張機能使用後の冷却モード時にコア以外もパーツが変形するという素敵ギミックを搭載。
脚部や肩のスリットが展開し、赤熱した内部フレームが輝くという漢の浪漫が楽しめる。
フレームは特定エンディングのクリア報酬で、EPHEMERAをマイルドにしたようなものや、MIND ALPHAを軽負荷・固有性能寄りにしたような性能をしている。
関連武器については3周目ミッションの隠しパーツ。



▷IB-C03H: HAL 826
頭部パーツ。重量・EN負荷を少し減らして防御面を妥協した具合。スキャン周りも優秀で使いやすい。
一見はヴィクセン(およびリメイク機のYC07-CRONUS)、I-C003-INCR-HOGIREに連なる「角飾のようなアンテナが目立つ騎士風の頭部」といった風体だが、
その実態は網目状の装甲からセンサーユニットが覗く異形。どちらかといえばアメンドーズ
さらに、知覚用の触媒としてコーラルを用いているのか、センサーユニットには赤く禍々しい光が揺らめいている。
この部分はカラーリングで設定できる部分と独立しているため色を変更することはできない。
またトサカ部分はメインカラーと一体になっており、ここだけペイントで塗り替えることは不可能。
大柄なコアに埋もれないよう大きく作られているために他のコアとは合わせづらいなど、格好良さの割にビジュアル面で融通が効かないのが難点。
メインカラーを青にしてデカールでトサカを黄色くするとあら不思議。頭のデカさと相まって途端にやられメカへと早変わり

▷IB-C03C: HAL 826
コアパーツ。大柄な見た目通り重量級・高負荷・高性能のコアで穴のない装甲値にAPも高め。ジェネレータ出力補正/供給補正もしっかり確保されている。
ただしいかにもバランスの悪そうな背中のせいで姿勢安定がとても低いので、対人戦で本格起用するにあたっては頭部・脚部の選択肢が狭くなりがち。
アサルトブーストや拡張機能使用時に仏像の光背あるいはデザイナー繋がりでアクエリオンじみたリング状ユニットが立ち上り、とても印象的なシルエットとなる。

▷IB-C03A: HAL 826
腕部パーツ。各種パラメータが軒並み平均値以上確保されている万能型。
MIND ALPHAを若干軽量化して武器適正に振った塩梅の性能。

▷IB-C03L: HAL 826
脚部パーツ。重量寄りの中量2脚で、姿勢安定性能と積載上限に優れる。
こちらもMIND ALPHAを若干軽量化して固有性能に振った具合で、耐弾防御がやや薄めであること以外に極端な欠点がなく全体的に高性能な脚部である。

★内装パーツ

先述の通り、すべてのカテゴリのパーツを開発している。エフェメラに用いられるものは「生物の部位」を由来とした名前となっている。

▷IA-C01B: GILLS
「エラ」の名を持つQBリロード特化型ブースタ。無人機に使う前提で「人間の耐G限界を全く考慮に入れていない」とされ、0.3秒という最速のQBリロード時間によりQBを素早く連発できる。
QB推力やQB噴射時間は控えめで、QB一回分の移動距離自体は短いため小刻みな移動になる都合上、距離を動く時の燃費は悪く、ABも苦手。
特に近接推力に至っては全ブースター中ワースト1。プラズマ投射機等の踏み込みモーションが無い、またはチャージ攻撃が近接推力に影響されないレーザーランス以外の格闘武器は空振る事が多くなるので組み合わせない方が無難。

▷IB-C03B: NGI 001
こちらもAC用ブースタ。特にQB推力と噴射時間に優れ、それ以外の推力も上位でQBリロード保証重量も高い。
ファーロンのBST-G2/P04→シュナイダーのFLUGEL/24Z→これといった具合にさらに高負荷・高出力に寄せた、わかりやすい重量機向けタイプである。
あらゆる行動の消費ENが大きいため息切れも早いが、そこは重量機ならではのジェネ選択肢でカバー。
他のブースタと比べ大型であり、ブースタ噴出炎による赤熱が非常に映える逸品。

▷IA-C01F: OCELLUS
「(蜘蛛などの)単眼」の名を持つ無人AC用FCSで、人間の処理限界を考慮していないとされる。極めて高い近距離アシスト性能を持つ近距離戦特化型であり、故に少しでも距離を離されると途端に照準精度がガタ落ちする。
EN負荷もそこそこ止まりで近距離戦に志向したAC6ではとても強力なFCSだが、ミサイル適性だけは初期FCS以下という有様なので運用できるミサイルの種類が大幅に制限されてしまう。このため近距離アシストで僅かに劣るものの若干のミサイル適性と中距離適性を備えるベイラム製FCS「ABBOT」が競合に挙がる。
ちなみにVer.1.03〜Ver.1.06では「ブッチギリで近距離適性が高く、そこそこのミサイルロック補正も備えていた」ために対人戦において長らく暴れており、レギュ1.07でようやく(近距離アシストの1割を巻き添えに)ミサイル適性にナーフを受けてしまった…という過去がある。

▷IB-C03F: WLT 001
万能型のFCS。中距離戦の適性に突出しながら近・遠距離の補正も平均以上に高く、ミサイル適性も十分と全距離・全武器に不足なく対応できるが、当然というべきかEN負荷はダントツのFCSワースト1であり、そこらのフレームパーツよりも重たい。
「情報導体としてコーラルを使用した」「人体感覚の拡張」と明記されており、地味ながらコーラルの可能性およびオールマインドとの関連を示唆するパーツでもある。

▷IA-CO1G:AORTA
「大動脈」を題するコーラルジェネレーターの軽い方。隠しパーツの一つであり、チャプター3のミッション『無人洋上都市調査』の道中で拾うことができる。
下記のNGI000ともども、コーラルジェネレーターはEN補充性能と供給復元性能が極めて低く、かつ「EN補充性能<供給復元性能」という性能バランスを持ち、同時に復元時補充ENが他のジェネレータに比べて極めて高いという極端なパラメータ設定となっている。
これが何を意味するかというと、半端にENを残すよりも使い切ってしまうほうが使えるEN量が圧倒的に多いということであり、「戦闘中に状況を見計らい、適切なタイミングでわざとENゲージを空にするという特殊な運用が求められるのである。
この特性のおかげで通常であればEN回復が遅れる空中や、余剰EN出力が少ない機体構成でも回復量がほぼ低下せず、うっかり奈落に落ちても容易に復帰できたり、それこそ無限飛行機体を組んだりもできるなど驚異的な立ち回りを実現するが、それにしても6において無防備な数秒間はあまりにも長い。特に対人で使用する場合は消耗→回復までをなんとかごまかす対策が必須である。
このAORTA自体は重量が軽量級と中量級の間といったところでジェネ全体で見れば軽めの方。重量に比して容量が高めなため、一見すれば優良パーツに見える……かもしれないが、
軽中量級ジェネとして回復までの隙があまりに長すぎ、補充性能にあまり差がない後述の重量級技研ジェネよりも容量・出力・復元時補充ENが段違いに落ち込んでいるのが辛く、対戦環境で候補に上がってこないのも納得せざるを得ない程度には厳しい性能とされる。

▷IB-C03G: NGI 000
コーラルジェネレーターの重い方。こちらも隠しパーツの1つで、ミッション中に集められるコレクター要素「戦闘ログ」の回収報酬としてもらえる。報酬ランクは
全ジェネレータ中2位の容量・同じく2位の出力*1を併せ持ちながらも、重量は「中量級になんとか載せられなくもない」レベルに抑えられている。
先述したコーラルジェネレータ特有の性質はさらに尖っており、供給復元性能は全ジェネレータ中ワースト1、復元時補充ENは3100*2と極端な数値を誇り、これにミサイルや爆発武器と大幅な上下運動を組み合わせた空爆機系や引き撃ち系のアセンが対戦で猛威を振るっていた。

因みにコーラル系ジェネレータを搭載するとコアの拡張機能発動時のパルス波動が赤色に変わり、アサルトアーマーは攻撃属性もコーラル属性になって威力が上がるというちょっとした変化がある。
コーラル属性の攻撃はACパーツの防御属性には存在せず、よほどEN防御を投げ捨てた相手でない限りその他のジェネレーターによるアサルトアーマーよりもダメージは大きくなる。攻めの姿勢を重視するならアサルトアーマーとセットでの運用がお勧め。


★AC用武器

プラズマやパルス技術を使用した、独特な武器類。
コーラルを使用したものも多く、それらはコーラルの群知能にエネルギーで働きかけて制御しているらしい。

技研製の兵器(ほとんどの武器パーツやC兵器)のみの特徴として「コーラル属性」という第4の攻撃属性を持ち、これらは「自分のジェネレータのEN射撃武器適性と敵の各防御性能の影響を受けない*3」「衝撃力と衝撃残留が同値である」という強力な特性がある。

つまり相手とジェネレータを選ばない上にスタッガーも狙いやすいと至れり尽くせりに見えるが、
どれもこれも入手が非常に遅い隠しパーツである上、重量もEN負荷も重い物ばかりで安易に積める代物ではない。

エフェメラが装備するものは「天体に関連する用語」、HALが装備するものは「WLT」か「NGI」の型番を持つ。

▷IA-C01W2: MOONLIGHT
フロム伝統「ムーンライトソード」の名を冠した光波ブレード。近接武器だが緑色の光の刃を飛ばして遠距離攻撃を行う。チャージ時には巨大な光刃を扇状に飛ばし、水平広範囲を薙ぎ払う。
弾速が遅いものの威力は高く、大きな判定を持った光波が飛んでくる様は攻撃される側としてはかなりの威圧感がある。
レギュ1.06からはジェネレーターのEN武器適性が乗るようになったが、言い換えれば内燃型ジェネレーターには使えなくなった事で積む為の敷居がやや上がってしまった。
しかしセット装備(BASHO腕+150ジェネ)を揃えてのチャージ攻撃の破壊力はロマン溢れる物がある。

▷IA-C01W7: ML-REDSHIFT
コーラル発振器。上記MOONLIGHTのコーラル版で赤く輝く光刃を放つ。通称「赤月光」。
モーション等は通常版と同じだが攻撃属性が異なるほか、通常攻撃寄りに調整されている。
レギュ1.06を経てもこっちはスペックに変更がないので、取り回しのしやすさでは軍配が上がるかもしれないが、リロード速度は近接武器ブービー。
なお下記のコーラルライフルにもついている「REDSHIFT」は「赤方偏移」という天文学用語で、遠くから届く光がドップラー効果で赤い波長に変異して観測されるという現象のこと。
入手は3周目後半とかなり遅い。

▷IB-C03W2: WLT 101
コーラル発振器。ほぼコーラルブレードと言ってよい代物で、真っ赤な光刃で斬りつける。
通常攻撃は上から叩きつけるようなモーションにより縦移動に強くリーチも長い。
チャージ攻撃では極太のブレードで前方を薙ぎ払うド派手な攻撃が可能。200m近い長射程と強烈な威力を誇るが、発生も動作も遅いのでAC戦では当てにくい。
戦闘ログ最後となるランク15の報酬で、3週目最終ルート確定まで回収しきってようやく手に入る。
対人戦はともかく、CPUはどいつもこいつもこれのチャージ攻撃をあまり回避してこないため適当に振り回すだけで殲滅できるという、ほぼクリア後のボーナス武器といえる性能になっている。
近接武器どころか全武器中ワースト5に入るEN負荷には注意。

▷IA-C01W1: NEBULA
「星雲」の名を持つプラズマライフル。エフェメラ腕の肩部のようなアームカバーが目を引く。
通常射撃は連射速度が速く高火力だが、高めの装備負荷の割に弾数が少ない&弾単価が高いせいでミッションでは一見扱いにくく、弾単価が無効&弾の少なさも問題になりにくいアリーナ/対人戦向け。
しかしチャージ攻撃では爆発範囲がかなり広がるほか、弾一発あたりの火力も上がりも腕武器屈指のDPSとなるため、これを主力としたENグレネードとしての扱いが主となる。
爆風で回避困難な弾幕を張れる強武器とされていたが、後のアップデートで弱体化を受けチャージ時の威力・衝撃力が下げられている。

▷IA-C01W6: NB-REDSHIFT
コーラルライフル。NEBULAをコーラル属性にしたものであり標的の防御性能を考慮する必要がない。
爆発も多段ヒットする連鎖爆発に変化しており、フルヒットした時の火力はこちらのほうが高い。しれっと弾単価が抑えられPA干渉がちょっとだけある。
しかしチャージ時の爆発範囲が小さくなっているため、EN版のようにグレネード的な扱い方はできずレーザーライフルのような直当て重視で運用することになる。プラズマ爆発の仕様が足を引っ張って、額面通りの火力を出すのは難しい。

▷IB-C03W1: WLT 011
重量級サイドのコーラルライフル。ごく小さな爆発を起こす通常射撃、一段階チャージで爆発範囲と攻撃力の上がった弾は、どちらもNB-REDSHIFTよりVE-66LRAに近い挙動と使い勝手。
フルチャージでゲロビ極太の照射ビームを放つ。
照射ビームは強制マニュアルロック仕様であり、撃ちながら照準を動かすことで薙ぎ払いも可能だが、長時間足を止めてしまううえ照準移動速度も遅くなるため足の速い的に当てるのは至難。さすがにQB等でのキャンセルは可能で、外した時の隙は考えなくてよい。
ロマンも装備負荷も悪名高いKRSVに並び、特にEN負荷はKRSVなどを超えて全腕武器中ワーストの850。使うなら他の部位を妥協する前提で機体を組む必要がある。
チャージ段階の使い分けや要所でフルチャージを差し込む技量を問われるなど操作自体の難度も高く、アセンブルの難しさと相まって上級者向け。
能力自体は弾速・威力・衝撃・直撃補正すべてにおいて優秀で、積めさえすればこれ一本で平時の撃ち合い・衝撃蓄積・フィニッシャーを兼ねられる万能武器となっている。

▷IB-C03W4: NGI 028
コーラルシールド。他のシールドとは異なり球形のバリアで全方位からの攻撃を防御できるうえ、展開したまま左手を含む射撃武器を自由に使える。ダメージ・衝撃のカット率も良好。
さらにパルス兵装からの干渉も受けず、装備重量も軽め。一応、非常に高いEN負荷と発熱の多さ、IG効果の薄さが難点だがそれを含めても強力な盾といえる。

▷IA-C01W3:AURORA
「極光」の名を持つ光波キャノン。敵を追尾するエネルギー弾を発射する。武器としての挙動はミサイルのそれだが、あくまでエネルギー弾なのでミッションで一部の敵が使う対ミサイルデコイの影響を受けない。
特筆すべきはジェネレータのEN射撃武器適性に応じて単発火力が上がり、リロードまでも短縮される*4という点。
EN武器は皆そうだが、ジェネレータの選択は機体構成への影響が大きいので最適な機体を組むうえではなかなか悩ましい武器である。

▷IB-C03W3: NGI 006
コーラルミサイル。文字通りコーラルを内蔵したミサイルで、高誘導ミサイルより鈍足・高威力のミサイルという点でシリーズ恒例の大型ミサイル枠。
追尾と推進もコーラル頼りらしく赤く輝きながらふらふらと飛翔し、着弾すると大きな爆発が起きる。
単装ミサイルとしては珍しいことにチャージ攻撃が可能で、チャージ時は威力が上がり爆発範囲も広がるうえ、無数の子弾をバラ撒いて集団で敵を追い回すようになる。
このチャージ時の性能が非常に高く、消費弾数が1から不変、最高クラスの威力に子弾による削り、長時間の追尾によって回避の強要と本体との挟撃を狙えるという唯一無二の性質を持っている。
全ミサイル中ワーストのロック時間等癖は強いが、使いこなせれば対AC戦で活躍できるのは間違いない。

▽主な使用者


▽MT・その他特殊兵器

すべて自律兵器・無人兵器で、一部は制御や動力にコーラルを使用しているためか「C兵器」と呼ばれる場合もある。作中で型番等が明かされていないものが多く、攻略本や設定資料によって判明したものが大半。
いずれも冗談のような外観・機能を持っており、「狂人の集まり」という評価も頷けるというものである。

▽コーラル関連技術・施設

強化人間
旧世代型とされる第6世代までは「Cパルスで人間の知覚を増幅する」技術を用いていたようで、描写から脳にコーラルを注入していることは間違いないと思われる。
技研が発祥の技術だがイグアスのような例もいるため、星外にも技術が拡散している模様。
詳細は強化人間の項目へ。


◎関連人物


◎考察




追記修正は、コーラルに人類の可能性を見出した方にお願いします。

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最終更新:2025年05月24日 15:30

*1 しかも容量は1位の三台からわずか20低い程度、出力も2%差と微差であり、どちらもほぼ1位タイの性能と見なして差し支えない。

*2 かつては3300だったが、Ver1.07のアップデートにおいて弱体化されている。それでもまだ圧倒的な数値を誇ってはいるものの、以前と同じ感覚で使おうとすると思わぬところで足元を掬われかねないので注意。地味にEN射撃武器適性も110→102と下がっている

*3 厳密に言えばコーラル属性による攻撃は防御力を無視しているというより、隠しパラメータとして「コーラル属性防御力」が存在するが、これが全パーツ一律の数値のため実質意味をなしていない形。このため極端な紙装甲機体だと相対的に通常属性ほどのダメージを受けないという事は一応ありうる。

*4 どうやらリロード時間がチャージ時間として扱われているらしい

*5 一目見ればわかるキュベレイっぷりだが、突っ込んだことを言うとベルティゴやゲー・ドライの方が近い

*6 1回目は戦闘開始直後、ビームを放ちつつすぐ目の前を通過する時。次は復活直後で、8の字ダンス後に割と長めの不動時間があり、最初は無敵だが途中から隙だらけのまま攻撃が通るようになる。近くで突っ立っているとレーザーの集中砲火を食らうので、離れた位置からのABが妥当。

*7 仮にもヒロインの乗機にそぐわぬマッシヴなデザインからつけられたあだ名と考えられる。前述のエコーがACとしても異形でかなりスマートであるため尚更ゴツい体系がネタにされたのだろう。実態がないとはいえ相撲取り呼ばわりされるエアからしたらたまったものではないので、彼女の名誉のために「ファイナルエアちゃん号」とも呼ばれるが…

*8 ウォッチポイント・アルファの位置を知らなかったことなど、不自然な点はいくつかある

*9 過去作には実年齢が90代ながら強化手術によって40代の肉体を保っていたレオス・クラインがいたため、カーラもこれと似た方法で肉体年齢を保っているのではないか?という考察もある。