C兵器アイスワーム

登録日:2023/12/10 (日曜日) 10:59:24
更新日:2025/03/27 Thu 14:04:58
所要時間:約 16 分で読めます




C兵器アイスワームとは、『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』に登場する大型兵器の一種。

目次

【概要】


…システムの判断を通達します
コード78Eを承認

惑星封鎖に対する
脅威現出と見なし



IA-02の起動を許可します


画像出典:ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON ゲーム画面 ミッション「旧宇宙港襲撃」
© フロム・ソフトウェア 2023年8月25日発売

かつてルビコン調査技研が開発し、現在は惑星封鎖機構が接収・運用しているC兵器。
型式番号は「IA-02」。

角の丸い三角形の機体が幾重にも連なり、その先端に配された巨大な三つの掘削用のドリルで、氷に覆われた硬い地表を苦も無く掘り進み移動する。
移動は胴体下面のドリル*1と本体の蛇行によるものだが、その巨体にもかかわらず速度、運動性共に非常に高い。*2
全身は非常に強固な装甲で覆われ、さらにその機体表面は「多重コーラル防壁」と呼ばれるパルスアーマーとは比較にならない防御力を誇る二層のシールドで包んでおり、通常兵器ではかすり傷一つつけられない。
頭部前面の掘削ドリルは装甲がないため弱点であるのだが、攻撃するにはまずコーラル防壁を越えなければならない。カタフラクトが可愛く見える陸の魔物、それがこのアイスワームである。

普段は採掘を目論む者を排除するため、集積コーラル周辺の防衛装置として運用されているので自ら積極的に駆り出して攻撃を仕掛けてくる事はないが、封鎖機構から特定のコードが発令されると思考パターンが変わり、指定された地点まで移動して標的に襲いかかるようになる。
まさに惑星封鎖機構の切り札ともいえる最終兵器である。

初登場はチャプター3、「旧宇宙港襲撃」。
ヴェスパー部隊の参謀であるV.Ⅱ スネイルが立案したこのミッションにおいて、V.Ⅳ ラスティが封鎖機構の通信網を混乱させているうちに、621は駐留する強襲艦隊を破壊。
増援の執行機体も合流したラスティとの協働で退けたものの、その2人の前に本機が投入された。
手持ちの武装ではまったく歯が立たず攻めあぐねているうちに、アイスワームは突如として反転。
2人を無視して再びコーラルの防衛へと向かい、621達は運良く事なきを得る事が出来た。

アイスワームの出現により、コーラルの採掘どころではなくなった企業勢力は一時休戦。
共同戦線を張って、惑星封鎖機構及びアイスワームへの対抗策を講じる事となる。
621はその間に、オーネスト・ブルートゥによって持ち去られた対アイスワーム用の兵器・オーバードレールキャノンの奪還、旧宇宙港奪還のために差し向けられた封鎖機構の艦隊を防衛部隊もろとも壊滅させた「レイヴン」との遭遇戦、エアの依頼でエンゲブレト坑道での旧時代データの回収のミッションをこなしていく。*3
ただのエアちゃんとのデートが混じってる?気にするな
全てに片がついた頃、アーキバスは作戦後に封鎖機構の強襲艦隊を接収する事を条件に、アイスワーム掃討作戦の主導をベイラムに譲る事で両企業間で合意が成立。
さらに、ルビコン内の勢力からもオーバードレールキャノンを所有しているRaDがアーキバスとベイラムに協力。ここに、作中最大規模の戦いが幕を開ける事となった。



【アイスワーム掃討作戦】



これよりベイラムとアーキバスの合意に基づき 混成AC部隊による作戦行動を開始する
始めるぞ!命知らず共!

各勢力から選出された超少数精鋭による合同作戦。作戦の要となるのは、621に託されたアーキバス先進開発局の新兵器・スタンニードルランチャー「VE-60SNA」、そして621がブルートゥから奪還したRaDのシンダー・カーラ開発の超兵器・オーバードレールキャノンによる、二段構えの攻撃。
まず、スタンニードルランチャーで一層目のシールドを消失させた後、オーバードレールキャノンで二層目のシールドをアイスワームの機体ごと撃ち抜き、その後に無防備となった頭部へ攻撃を集中させてアイスワームを破壊する事が本作戦の目標である。

 参加メンバー


  • C4-621 / G13 レイヴン*4
プレイヤーの分身たる独立傭兵。作戦の要点のひとつであるスタンニードルランチャーをアーキバスから貸与され、一層目のシールドを打ち破る役目を担う。
自動的に装備されたりはしないので、作戦前にはちゃんとランチャーを装備したかチェックしよう。
あと、1周目時点では右肩用の1個しかない事も一応程度に注意。

ベイラム・レッドガンから参戦だが、作戦の総指揮官として後方からの参加。
いつものようにウィットに富んだ語彙で激を飛ばしつつ、的確な指示でメンバーを取りまとめる。
ただ、余所行きのテンションなのか「役立たず共」と言うところを「命知らず共」に言い換えたりといつもより口調は優しめ。*5

同じくレッドガンから参戦。
ブリーフィングに召集されたが「やってられるかよ」と遠巻きに見物を決め込もうとするが、ミシガンに真っ先に前線行きのメンバーに選抜される。
この場に出席してる時点で恐らく本人的には既にやる気満々だったであろうが。
しかし、ヘッドブリンガーのアセンが今回のミッションには絶望的に噛み合っていないこともあってか、大体は真っ先に落とされてしまう。

アーキバス・ヴェスパーから参戦のご存知我らが戦友。彼の正体はルビコン解放戦線のスパイなので、結果的に解放戦線からの参戦でもある。
「狙撃には自信がある」と、ぶっつけ本番になるオーバードレールキャノンの射手に名乗りを挙げる。
彼の愛機スティールヘイズは中近距離戦用のアセンで狙撃は特に行わないので、「じゃあ何が自信がないんだ」とツッコんだ621も多い
あまりにも浪漫たっぷりな発射シーケンス読み上げとミシガンがレッドガンへのスカウトも検討するほどの素晴らしい狙撃の腕前は感嘆の一言。担当声優さえ惚れた、AC6屈指の名シーンである。

同じくヴェスパーから参戦。
ミシガンが総指揮を行うため、自らは「この寄せ集めの面子なら現場監督が必要だろう」として前線に出向く。
また、アーキバスの意向とはいえ「駄犬」と蔑む621にスタンニードルランチャーを貸与する。*6
嫌味具合が普段より格段に少なく、他メンバーと雑談までするなど、心なしかいつもより気楽そうにしている印象がある。ちゃんと働いてくれて有能な上司がいてくれるってホント大事
素の耐久が高いのでそれなりに生き残る可能性はあるものの、大抵は第3形態移行時のアサルトアーマーにやられて撤退する。
乗機「オープンフェイス」はこのミッションに限り普段のものと武装が異なる遠距離砲戦志向のアセンブル*7となっており、長距離戦向けFCS装備の機体としてはどちらかというとこちらの方が自然。

  • チャティ・スティック
RaDから参戦。
レールキャノンの提供だけでなく、カーラの意向で弾幕要員として前線の一員に選出。
参加するNPCの中では最も長く戦線に残ってくれ、うまく速攻できれば最後まで生き残る可能性もある。

なおNPCにはプロットアーマーならぬイベントアーマーのようなものが設定されているらしく、頼れるかは別としてある程度までは攻撃に耐え、援護してくれる。
また、正確な条件は不明ながらアイスワームの耐久に応じイグアス*8→スネイル*9→チャティ*10の順に剥がれていく仕様となっているようで、これもあって本作戦と極めて相性の悪いヘッドブリンガーと鈍重で攻撃を避けきれないオープンフェイスは早期に離脱しやすい。

【ボスとしての性能】


チャプター3最終ミッション「アイスワーム撃破」にて、621達の前に立ちはだかることになる。
フロムゲーおなじみのギミックイベントボスの一つだが、今回は「スタンニードルランチャーで特殊なPAを破る」→「スタッガー中のボスを削る」の繰り返しで戦闘が進行する半イベント戦形式。
アセンは基本的にスタンニードルランチャー+スタッガー追撃用と分かり易く、これまでの大型兵器戦のように何度も撃破されてアセンの組み合わせや立ち回りを試行錯誤する必要にはそれほど迫られない。
とはいえ、アイスワームからの攻撃は当然激しいため、しっかりと対処しよう。

【攻撃パターン】


  • 突進
地面を掘り進みながらの突進……というよりも、アイスワーム的にはただ移動しているだけとも言える。アイスワームの質量と全長そのものが兵器と化す攻撃で、機体に接触するだけで大ダメージを食らう。
突進のスピードはそれなりに速く、避けたとしてもミミズのように身を捩らせながら移動し続けるため、軌道も複雑で見た目以上に回避は難しい。
直撃すれば即死しかねない頭部はもとより、身をよじらせることで振り回される胴体や尻尾にも最大限の警戒が必要。

当たらないようにするだけなら距離を離せばいいのだが、ランチャーを命中させるためには必然的にアイスワームの正面に躍り出なければならず、相応のリスクを伴う。
一撃離脱を心がけ、極力アイスワームの周辺に居座り続けないことが被弾を避ける近道となる。
さしあたり、画面下のコンパスに現れる赤いマーカーをヒントに動くと幾分やりやすいと思われる。

  • 叩きつけ
地面から飛び出した後、前方に倒れ込むように機体を叩きつける。
やはり高威力だが射程は短く、攻撃後は頭部をこちらに向けてしばらく動きが止まるのでランチャーを撃ち込む明確なチャンスとなる。

体節の各所から射出される、コーラルを纏ったミサイル。威力、衝撃力共に高く、被弾で足を止められたあげく本体に轢き潰される危険性があるため優先的に回避しよう。
第1段階では様子見なのか、撃ってくる頻度はそれほど高くない。

スタンニードルランチャーを1発撃ち込む事で一層目のシールドが引き剥がされ、アイスワームは一旦地面の中へと退避する。その間にラスティはレールキャノンへのエネルギー充填を完了させ、再びアイスワームが地中から顔を出したところへ、その頭部目掛けてレールキャノンを発射。


プライマリシールド消失を確認 レールキャノン発射シーケンスに入る
EMLモジュール接続 エネルギータービン開放 出力80%
照準補正良し 90 95

外しはしない

放たれた砲弾は寸分違わずアイスワームの頭部を捉え、防壁を引き剥がされた上でアイスワームは地面へと倒れ込む。この間に最大火力を叩き込もう。

【第2形態】


一定量HPを削るとアイスワームは爆発を引き起こした後、再び動き出して第2形態へと移行。攻撃のパターンに大きな変化は無いが、子機の射出や、第1段階ではあまり撃ってこなかったミサイルといった搦め手を積極的に使用してくるようになる。

  • 子機
第2形態への移行と同時に、レーザーを発射する多数の子機を射出してくる。ある程度はNPCが潰してくれるが、出現したら自分で早々に潰してしまった方が余計な被弾を抑えられる。

ダメージを与える手順は第1形態と同様。スタンニードルランチャーとオーバードレールキャノンを叩き込み、再び最大火力を見舞ってやろう。

シールド消失確認 レールキャノン発射準備
エネルギータービン 出力80%
出力95・・・ 100

巻き込まれるなよ・・・!

【第3形態】


先ほどと同様にアイスワームが爆発するがその直後、身を捩って立ち上がり、コーラルを稲妻のように周囲へと放出。
内燃させているコーラルが暴走し、狂ったように周囲を潜行と浮上を繰り返しながら暴れまわり始める。
それに応じてプライマリシールドの強度も増し、シールドを破るためのランチャーも2発必要となっている
だが、ここまで来ればあと一押し。ラスティもレールキャノンの出力を限界まで引き上げる賭けに出る。
彼の信頼に応えるべく、最後の仕事をやり遂げてみせよう。

  • 突進

動きはこれまでの形態と変わらないが、地中に潜行する際に機体から漏れ出したコーラルのエネルギーの余波が地面に迸るようになり、攻撃範囲が増加。威力も凄まじいので、本体だけに気を取られすぎないように注意しよう。


まっすぐこちらに向けて飛来してくるものに加えて、多数のミサイルを地中に撃ちこみ潜行させ、一斉に足元から襲いかかってくるパターンが追加。
こちらの弾頭はやや低速ながら高威力かつ爆発範囲も広いため、複数回の被弾は致命傷になりかねない。
上下から挟み撃ちにするように撃ってくるため、突進を恐れてアイスワームから離れすぎると一気に被弾のリスクが高まる。

  • コーラル放出

第3形態移行時のように身を捻って天高く立ち上がった後、自分を中心として超大規模なコーラルエネルギーの放出を行い範囲内の全てを消し飛ばす大技。
宛らアイスワーム版アサルトアーマーとでも言うべき危険攻撃であり、大抵はスネイルがこれを至近距離で浴びて一撃で沈むぐらいに威力も凄まじい。
2形態目まで削りきったら全力で距離を取ろう。

激しさを増したこれらの攻撃を掻い潜り、スタンニードルランチャーを2発撃ち込む事でようやくプライマリシールドは消失。
リミッターを解除し、出力を限界まで引き上げたオーバードレールキャノンに呼応するようにラスティの無線音声もノイズが激しくなっていき、最後の一射が放たれる。


EMLモジュール全点接続」
エネルギータービン全開 出力80・・・ 90・・・
緊急弁全閉鎖 リミッター解除・・・!
100・・・ 110・・・ 115・・・
レールキャノン最大出力

これで決める・・・!

最後にして最大の一撃がアイスワームの頭部を三度捉え、遂に多重防壁は完全消失。
しかし、こちらも限界を超えたオーバードレールキャノンは砲身が焼き切れてしまったため、ここで撃破が間に合わなければもはやアイスワームへ対抗する術は無くなる。*11
持てる火力を総動員し、何としても撃破を完遂しよう。
HPを削り切ると、アイスワームは最後の悪あがきとばかりに再び身を捩って立ち上がり、621を道連れにせんと大規模なコーラルの爆発を引き起こす*12。しかし、それも及ばす遂に力尽きて地面へと倒れ伏し、アイスワームは完全にその機能を停止するのであった。

【撃破後】


強襲艦隊のみならずアイスワームをも失った事で惑星封鎖機構と企業勢力のパワーバランスは崩壊。封鎖機構はルビコンからの撤退を余儀なくされた。
しかしアイスワーム討伐作戦での合意に基づき、この戦いの傍らでアーキバスが惑星封鎖機構の戦力を吸収したため、情勢はアーキバスの圧倒的有利へと傾く。
壁越えに続いて名より実を取ったアーキバスに出し抜かれたベイラムは、またしてもその無能を晒す憂き目にあった。*13
この両勢力の疲弊によって漁夫の利を画策していたルビコン解放戦線もまた、戦略的勝利から大きく遠ざかることとなる。RaDの立ち位置は特に変わらなかった


「コーラルが絡むと死人が増える」…そう不穏な言葉を口にしたウォルターの予言通り、最後に残った勢力によるコーラル争奪戦は最終局面へと向けてさらに激しさを増し、血と硝煙の匂いを濃くしていくのであった。

【スタンニードルランチャー】

対アイスワーム兵器として支給されるスタンニードルランチャーこと「VE-60SNA」は強制的に装備される訳ではなく、通常のアセンブルと同様に自分で積み込む必要がある。
つまり、これを持ち込まずにアイスワームと戦う事も可能であるが、その場合はミシガン総長から
「アーキバスが大金を注ぎ込んだ贅沢な専用兵装を…貴様! 持ってきていないのか! 持ち物の確認は遠足の基本だ 馬鹿者!」というノリツッコミお叱りの言葉と、エアの呆れたようなため息を聴くことが出来る。
心無しかラスティの「出番無しで終わらせてくれるなよ」、イグアスの「なんだこいつは 舐めてんのか…?」というセリフも皮肉交じりに聞こえてくる

この場合は通常兵器で戦うことになるが、他のボスが比にならないレベルで時間がかかる非常に面倒な事態になるので、よほどの縛りプレイがしたいというのでなければ素直にスタンニードルランチャーを持っていこう。
一応パルスガン等の対パルス性能が高い武器なら割となんとかなったりするが厳しいことに変わりはない。タキガワ&シュナイダー驚異のメカニズム。さらにパルスブレードと素手で殴り殺す変態もいる

今回のミッションで使用したスタンニードルランチャーはミッション後も没収される事無くそのまま621に贈与される。
アイスワーム撃破後には左肩用がショップに追加されるものの他のフロムゲーで言うところの「イベント戦で特殊な能力を発揮する武器」ということで、その経験者の中には「イベント専用武器=産廃」という先入観によってチャプター3終了後はずっと倉庫で埃を被らせる事にしたレイヴンもいただろう。

だが、これはACよりも遥かに巨大なアイスワームの顔面すらブッ倒す業物で、ACが食らったらタダですむわけがない代物であることを忘れてはならない。

なにせ直撃補正がべらぼうに高く、スタッガー中に2発同時に叩き込めば軽中量耐久のACならリペアさえ切る暇も無く消し飛ばす
オマケに着弾地点で電撃爆発を起こし、追加ダメージと放電の状態異常を蓄積するので、直撃を耐えたとしても素の威力と爆発、更に付随する放電による二段、三段構えのダメージで確実にAPをゴッソリ削り取っていく。
後に他ならぬ621本人もその恐ろしさを確定で味わうことになる*14
そもそも直撃補正が高いのはAC6において3種類しかない*15実弾属性の肩武器だからであり、足が止まることを加味しても貴重なジャンルだったりする。
弾速も優秀だが、本作のAC、及び一部ボスは射撃を見てからQB回避を行う*16ため長距離から適当に撃っても当たらない。スタッガー状態の敵に叩き込むのがメインの武装と言っていいだろう。

この性能から瞬く間に「ワーム砲」の通称で強さが広まり、両肩にこのスタンニードルランチャー、両手に重ショットガンこと「SG-027 ZIMMERMAN」を積み込んだ「W重ショワーム砲」構成が一部のSランク含め難所での救済アセンとして真っ先に取り上げられることとなった。
ただ、さすがに対戦環境で猛威を奮い過ぎたためか、後のアップデートで幾度か弱体化が施されている。それでもまだミッション攻略に支障はない程度に強いが。


【余談】


発売前のトレーラーでもいち早く顔出しをしており、その特徴的な外観でAC6を象徴するボスとして名を挙げられる事も多い。
なお、抜粋されたシーンは登場して早々にレールキャノンで頭を撃ち抜かれる場面だった。
また「地面を掘り進む巨大なミミズ」というビジュアルでUMAの一種であるモンゴリアンデスワームや映画・「トレマーズ」のグラボイズを連想させる事から「ルビコニアンデスワーム」なる愛称でも呼ばれている。

有志の解析によると、全長はおよそ1368m。仮にACを人間大に縮小した場合はざっと230mになる。
これに備え付けられたあまりにも強固な防御性能と高すぎる運動性、攻撃性能から、ルビコン調査技研が何を思ってこの機体を建造したのかがたびたび議題に挙げられる。
超大深度に位置するルビコン技研都市およびそこへの通路の掘削に用いられたのではないか、といった用途に関するものから、
コーラルミサイル、コーラルシールド、コーラル動力を搭載するという点からコーラル研究用機、ひいては情報ログに登場するナガイ教授の関連を疑う声もある。*17


追記・修正は地面を掘り進みながらお願いいたします。

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最終更新:2025年03月27日 14:04
添付ファイル

*1 アルキメディアンスクリュー 螺旋状の突起をつけた円柱を回転させることで進む移動方式で、現実でも砕氷船や不整地用車両などで用いられている

*2 初登場時の警告マーカー接近速度は音速を超えている

*3 このうち、「レイヴン」との遭遇戦は2周目以降は条件を満たすと解放戦線からの依頼を受け多重ダムにて「ある独立傭兵たち」と交戦するミッションに変わり、旧時代データ回収も3周目以降は条件を満たすと出現する「ある勢力」からの依頼との選択になる

*4 ブリーフィング画面ではハンドラー・ウォルターのエンブレムが映っており、ブリーフィング前には「お前も同席しろ」と621に声を掛けているため、発言こそしていないもののブリーフィングにはウォルターも同席している模様

*5 なお同場面の英語版のセリフは「Move out, maggots! Time to die!」(行けウジ虫共!死に時だ!)と、英語版基準でいつも通りである。

*6 新開発のパーツを621に持たせてテストしていたという説もある

*7 右手武器がスタンガン→レーザーライフルに、右肩武器がスタンニードルランチャー→拡散レーザーキャノンにそれぞれ変更。作中に登場する稼働ACの中で唯一戦闘できないアセンでもある。アリーナにスネイルのデータが追加されるのがこのミッション後で、スタンニードルランチャーはこの段階ではまだ試作段階という設定ゆえの措置であろう

*8 一度目のシールド消失後、子機展開時

*9 二度目のシールド消失後、コーラル放出使用時

*10 三度目のシールドが半分まで減衰した時

*11 ここで一定時間が経過し、アイスワームが再び動き出すとミッション失敗となる。

*12 ミシガンも離れろと無線で言っているが、この爆発はあくまで撃破演出なのか近くにいても特にダメージは受けない。

*13 ただし、そもそもアーキバスは「惑星封鎖機構の戦力の吸収をアーキバスが行う」条件で共同作戦に妥協した事から、ベイラム側が出した条件に中々納得しなかった事がうかがえ、さらにベイラムはアーキバスとは違ってこの時点でアイスワームへの対抗手段を何一つ持たないため、スタンニードルランチャーを開発しているアーキバスを協力させるにはこの条件を付けるしかなかった可能性もある。はっきり言ってこの時点で既に詰んでいる。

*14 なお件のシーンでは(恐らく意図して)機体から外れたところに着弾しているが、それでも損耗した状態とはいえAC一機を機能停止させるだけの大電流を発生させている。そんなもんが直撃してなお再起動可能なシールド一枚の喪失で済むアイスワームの規格外さがよくわかるだろう

*15 他はニードルミサイル「TRUENO」とアップデートで追加された肩ガトリング「少微」

*16 対人戦やスネイルのオープンフェイスを相手にした場合、重火器の例に漏れず相手がスタンニードルランチャーを撃つ際にアラートが鳴らされる。

*17 前述のパーツの型式番号の一部に「NGI」の文字列が含まれている