ハンドラー・ウォルター

登録日:2024/05/29 Wed 00:07:11
更新日:2025/04/12 Sat 16:13:05
所要時間:約 28 分で読めます






621 仕事の時間だ



ハンドラー・ウォルターとは、ゲーム『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』の登場人物。

以下、作中のストーリー等についてのネタバレも含みますのでこれから当該作品をプレーしようと考えている方、ネタバレを回避したい方は閲覧しないことを推奨します。



プロフィール


呼称:ハンドラー・ウォルター
本名:不明
年齢:不明
所属:不明
CV:坂詰貴之



概要


本作の主人公である強化人間C4-621の代理人であり、オペレーターも兼任する男性。ある目的の為に資源紛争が続くルビコンに降り立ち、新資源「コーラル」の大量集積地点への到達を目指す人物。
発売前に公開されたストーリートレーラーで存在が確認され、本編中でも多くのミッションで行動を共にすることになる。
しかし彼については「ハンドラー・ウォルター」という呼び名以外に判明していることはほとんど無く、せいぜい杖をついて歩く程度には体が不自由であるらしい…という程度。
同じくストーリートレーラーに登場し、そして全滅した「ハウンズ」と呼ばれるAC部隊はウォルターの配下であるようだが、このトレーラーでウォルターと話している男の「よくもまあ飽きないことだ」「在庫処分の手間が省ける」という発言から察するにウォルターは彼らを金で買っており、これまでにかなりの数を戦死させているものと思われる。
主人公の621についても「機能以外は死んでいるものと…」という忠告を遮り「御託はいい 起動しろ」と言い放っているうえ、本編中で彼が用意してくるミッションには相当に無茶なものが多い。
これらの描写から金で買った強化人間を容赦なく使い潰す冷酷な人物であることがうかがえ、ストーリートレーラーを視聴したシリーズファンの反応も「途中で主人公を切り捨てそう」「いずれ敵対するのでは」といった声が大勢を占めていた。むしろシリーズファンはそれを望んでるくらいのノリであったわけだが…
































   *   *
 *   + 全部がうそじゃないです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *




















621…
お前に意味を与えてやる


目次





人物


主人公・C4-621のオペレータであり、全体的な言動から見て621の支援者(ハンドラー)*1と呼ぶにふさわしい人物。エンブレムは「沢山の手綱を握る腕」。
ルビコン到達後の621にはアーキバスベイラムルビコン解放戦線など、勢力を選ばず依頼を斡旋してくれる*2ほか、体調管理にも気を回し621を軽んじる依頼主に対しては毅然とした対応を取るなど手厚いサポートをしてくれる。
621が見知らぬ友人を作り変化していく姿を喜んでいる節もあり、決して善人とは言えないまでも、621の身を案じる他のメインキャラ達と同様本当は人情味ある性格。
なんなら、その辺の新人の敵AC乗りが何としても生き延びようと足掻く姿を見る、回収した戦闘ログの仲間を思いやる最期の言葉だけで曇る*3など、フロム世界戦場に身を置くには優しすぎるまである。
先述の通り発売前は自分の目的のために621を利用して裏切るのではと警戒されていたが、実際に明かされたウォルターの優しすぎる内面に心酔していった621達からは非常に慕われている。

そういった振る舞いや後述する旧世代型強化人間の尊厳に対する発言からストーリートレーラーでの言動は「戦うための道具になった強化人間への哀れみ」「強化人間を生み出し物扱いする医者や売人への怒りや嫌悪」「そんな強化人間を使いつぶすことへの罪悪感」といった私情を押し殺し冷徹に振る舞おうとしたのではないか、と考察されている。

に心酔するヒロイン達の気持ちが分かった」なんて意見も
そのうち、彼に絆されたプレイヤーの中にはウォルターの事を「ごすずん」「ごす」*4と呼ぶ者まで現れるようになった。
ウォルターの優しさに脳を焼かれた621たちの中にはハウンズたちが「生きるために戦った」のではなく「ウォルターのために死んでいった」とする向きも

「ハンドラー」は犬の調教師という意味があるが、「ウォルター」もまた由来を辿ると「支配すること」と「部隊」という意味の言葉の混合によって生まれた言葉にあるそうな。



メインストーリーにおける活躍


主人公のオペレータであるため、ほとんどのミッションでセリフがある。

チャプター1

ミッション「密航」


 …この惑星でコーラルを手にすれば
お前のような…脳を焼かれた独立傭兵でも
人生を買い戻すだけの大金を得られるはずだ

主人公C4-621を単身ルビコンに送り込み、着陸後は身分を偽るIDを探すためオペレートしてくれる。
紆余曲折を経て手頃なIDを入手し、621に「レイヴン」の名を授けたところでミッション完了。以後は「独立傭兵レイヴンの代理人、ハンドラー・ウォルター」として企業に取り入り、いずれ企業を出し抜いてコーラルの集積地に一番乗りするべく行動を開始する。

ミッション「多重ダム襲撃」

ミッション前にミシガンとの会話が挿入されており、621をレッドガンの一員として活動させることの合意を取り付ける。
621をレッドガンに同行させるのは企業勢力への売り込みの一環…と思いきや、あえてレッドガン式の扱いをするよう頼み「あいつには外からの刺激が必要だ」と発言しているため、621のほうに必要なことらしい。*5
なお、ミシガンが621にG(ガンズ)13のナンバーを貸与した事に対して「…G13か 名前が増えたな、621」とどことなくいや絶対に嬉しそうにしている。そのナンバー不吉らしいんけどごすずん的にはアリなんだろうか

ミッション「武装採掘艦破壊」

シュナイダーの依頼でルビコン解放戦線の武装採掘艦「ストライダー」の破壊に行くミッション。
621に的確な指示をしてストライダーを襲撃するのだが、無理な改修のせいでアイボール砲台を破壊したことでエネルギーが暴走して自壊していく有様を見て621に一つの訓示を行う。

見ろ 621 ストライダーが自壊していく
破綻した設計の… 妥当な末路だ
使い勝手が良過ぎて「破綻した●●の…妥当な末路だ」とよくパロられる台詞である

ミッション「ウォッチポイント襲撃」

「ある友人からの個人的な依頼」と称してウォッチポイント・デルタ襲撃を指示。作戦中は通信妨害で敵の増援要請を阻止し、突入を支援してくれる。
ここでのウォルターはなんといっても湿度の高い語り口で煽ってくる独立傭兵・スッラとのやり取りが印象的。
621がスッラを討った際には「奴のことは気にするな…だが、よくやった」と労ってくれる。どう見てもウォルターのほうが気に病んでいるので逆に心配になるが
その後コーラルの逆流に巻き込まれた挙句、初見殺しと名高いチャプターボスとの戦闘を経て生還した621に対し100,000Cの危険手当を追加支給してくれる。ウォルターの発言から察するに、どうやら621が意識不明に陥るほどの大規模なコーラル噴出は想定外だったようだ。
まさかの労災がある事に報酬詳細を見たプレイヤー一同驚いた


チャプター2

野暮用があるという理由で「ゆっくり休むのも仕事(意訳)」と621に休暇を言い渡してフェードアウトし、このチャプターではミッションの合間でメッセージを送ってくるのみとなる。
労災に続き休暇までくれるホワイトっぷりにプレイヤー一同驚いた
ちなみに621が折角の休暇をエアの横槍で無下にした挙句カーゴランチャーを使おうとしていることには若干の戸惑いを見せたが、最終的にやりたいようにやらせてくれる。カーゴランチャーがどんなものか知ってから「そこは止めてやれよ」と思うプレーヤーは少なくない模様

チャプター3

野暮用を終わらせて中央氷原に到着していた621と合流。
ある程度ミッションをこなすとウォルターとシンダー・カーラの会話が発生、「調子はどうだい?」とウォルターについて聞いたカーラに対し「どうやら幻聴が続いている…」と621の体調について返してしまう
これにはカーラも「あんたの調子を聞いたつもりだったんだが」と呆れていた。
また、徐々にエアがウォルターの行動を不審に感じるようになる。

ミッション「坑道破壊工作」

既に独立傭兵として活躍を見せている621に対して未だに使い走りみたいな依頼をする上に報酬額も少ない大豊に対して堪忍袋の緒が切れたらしく、
出撃時に「大豊はお前の価値をいまいち理解していないようだ 話を付けておこうこっちは別に気にしてないのに言ってくる。
本来ウォルターの目的からすれば企業側の心象を損ねるのは悪手のはずだが、よほど腹に据えかねていたと見える。*8
そしてこの結果、以後本当に大豊からの依頼はなくなるおかげでベイラムからの依頼も露骨に減って悲しむG13もいるかも

ミッション「旧宇宙港襲撃」

ミッション前のスネイルとの会話で621を「駄犬」と呼ばれた際、「駄犬呼ばわりはやめてもらおう 旧世代型にも尊厳はある」と釘を刺している。*9
本来ウォルターの目的からすれば企業側の心象を損ねるのは悪手のはずだが、よほど腹に(ry

ミッション「旧時代データ回収」

エアの手回しで哨戒に出たという扱いにしてもらって、エアとの坑道デートからの個人的な依頼に出かけた621が帰還すると「…戻りが遅いぞ 621」と注意してくる。
完全に門限過ぎて帰ってきた子供を説教するおとんであるが、「お前も有名人なんだからあまりウロチョロするな(意訳)」で話を終わらせる辺りがウォルターである

チャプター4

コーラルの集積地点「ウォッチポイント・アルファ」の位置が割り出され、アーキバスの依頼で621を先行調査に送り出す。そして…
なお、相変わらずエアからは怪しまれているが、一方で621を応援する時は息ピッタリのやりとりを見せる。たまに忘れそうになるけどこの二人は会話できません
また、621に友人が出来たのかもとカーラに語るなど、エアの存在に勘付き始めた節もある。

ミッション「集積コーラル到達」

アーキバスとの関係を絶ち、先にコーラルへ到達すべく行動を開始。手始めにアーキバスの調査部隊を殲滅するよう指示する。
それに先立ち、「昔話」としてかつてコーラルの研究を行っていた狂った科学者とその罪を肩代わりして全てに火を点けて満足して死んだ善良な科学者について621に語る。


…この話には教訓がある
一度生まれたものは そう簡単には死なない

その後集積地点に到達し、そこで待ち構えていたコーラルに関係する危機を防ぐために作成されたC兵器「アイビスシリーズ」の1つ"CEL240"を倒した直後、621がV.II スネイルの奇襲を受けて擱座。ウォルター本人もアーキバスによる奇襲を受けてしまう。


チャプター5








関連人物


シンダー・カーラ

ハンドラー・ウォルターの友人の一人。ただし621を始め第三者の前で直接会話をする機会はなく、基本的に個人回線(プレイヤーには聞こえているがメタ演出だろう)でのみやり取りしている。
ブリーフィングで同席しているはずのミッションもあるが、そちらでも互いの面識を匂わせる様子はない。
621の初期機体やハウンズの機体がRaD製のLORDER 4なのは、調達のしやすさと同時に彼女の伝手もあるのかも知れない。
作中ではウォルターの猟犬である621の境遇に対して、「運が無い」とネガティブなコメントを残す人物の一人。

G1 ミシガン

「貴様の猟犬にはクソほど煮え湯を飲まされた」と悪態を付きつつ、621をレッドガンの作戦に参加させると言うウォルターの依頼を了承。
さらにALTミッションでは、621が依頼の途中で裏切って背後から撃つと言う割と洒落にならない背徳行為を行っても機体の修理費だけで手を打ったばかりか、「(G4,G5の)授業料の分は差し引く」と言う譲歩までしている。
これらのやり取りから、ウォルターとミシガンの間には単に仕事仲間や依頼仲介だけでない、個人的な知己があるのでは?と言われる。
ウォルターが第一助手の息子と言う説(後述)が正しければ彼はルビコンの火の折に木星へ送られたらしいので、そこで木星戦役の英雄であるミシガンと知り合ったのかも知れない。

スッラ

ルビコン星系を中心に活動する独立傭兵。
ウォッチポイントの襲撃を見て「相変わらずだな」と評する程度にはウォルターとコーラルの関わりを知っている。
ミッションでの戦闘中は621を無視してウォルターをねっとりボイスでネチネチ言葉責めするなど、どうやらウォルターとは因縁浅からぬ様子。
またハウンズの少なくとも618、619、620とは交戦経験があり、そのうち618を手にかけたらしい。
621に対して「ウォルターの猟犬でなければ長生きできた」と言っている辺り、618だけでなく他にも早死にした/手にかけたハウンズを知っているのかも知れない(単に「自分と敵対せずに済んだ」と言うだけかも知れないが)。
一方でALTミッションではどういう意図か終始621を危険視した挙げ句、「その猟犬は辞めておけ」と、ウォルターへの忠告か助言とも受け取れる遺言を残して逝く。
同じくALTミッションで621が撃破された場合のセリフ「この犬は死んで正解だ お前(ウォルター)のためにもな」と合わせると、ALTでの621に対する襲撃は本気でウォルターのためを思っての行動とも取れるが…?

ハウンズ

ハンドラー・ウォルターが指揮する強化人間部隊。猟犬(Hound)が複数いるのでハウンズ。
ストーリートレーラーのミッションに登場する3人+本編中で言及される1人の合計4人が確認できるが、それ以外のメンバーが居たのかは不明。
617から621まで連番ではあるが、明確に第4世代と示されるのは主人公のC4-621のみ。
「ハンドラー・ウォルターの猟犬」と言うだけで複数のAC乗りから一目置かれ、過去に交戦経験のある人間も複数いることから、昔から活動しそれなりに実績があるようだ。
一方でそれだけ優秀なAC乗り達にも拘らず、その損耗率の激しさについて言及する人物も複数いる。紙装甲のLORDER 4なんかに乗せてるからじゃ…

・617
ストーリートレーラーにて登場。LORDER 4フレーム一式にガトリングが印象的な機体を駆る。
左肩のパルスシールドと左腕のブレードは基地突入時の弾幕で左腕ごと吹っ飛び、右肩の拡散バズーカはカタフラクトの奇襲を受けて使用前に失ってしまい、早々にガトリング1本になる。
しかし620が作った好機を逃さずカタフラクトに肉薄し弱点のMT部分、それも首関節にガトリングを撃ち込んで撃破した。
既に連射を始めている銃口を更に強引に押し付ける動きからは感情のようなものが透けて見える。
仮に第4世代の強化人間ならば感情の起伏に乏しいと言われているが、彼らなりに仲間意識かそれに近いものはあったのかも知れない。ACVIのお約束:拡散バズーカ使いは変な奴
カタフラクトは撃破したもののガトリングも撃ち尽くし完全に丸腰。しかしターゲットのレーザー砲台は健在であり、遠方の何かに向けてチャージを始めているのを見て――。

・618
本編未登場。以前スッラによって殺されたらしいが「あれも悪くなかった」と評されている。

・619
ストーリートレーラーにて登場。両肩に12連垂直ミサイルを装備したLORDER 4に搭乗している。その12連ミサイルを斉射した直後、レーザー砲台の直撃を受けて死亡。
ミサイルは時間差を置いて基地に着弾し、617と620が突入する道を開いた。
なお、本作の垂直ミサイルはプラズマミサイルを除いて誘導が悪く産廃扱いを受けているのだが、619はそれを対地攻撃用とする事で性能を発揮させていた事になる。
またミサイルに限らず連続攻撃中にクイックブーストを行うと攻撃が止まるという仕様が存在し、619は回避よりも攻撃のためにあえて危険に身を晒していた可能性も。

・620
ストーリートレーラーにて登場。左肩にアサルトライフル、右肩にレーザーライフルをマウントしているのでOSをチューンしている模様。
接近戦になったためハンドガンを連射していたが、カタフラクトが装甲の厚い側面を向けていたため有効打は出せないまま拡散レーザーの連射を受けて脱落した。
砲台は常に620側をマークしていたため、617と挟み込むように動く事で自らが囮となって僚機の突入チャンスを作った。

・C4-621
我らが主人公。買い付け時の会話から617達と同時期ではなく、そのためかミシガンらからは「新しい猟犬」などと呼ばれる。
本来AC主人公の例に違わず年齢も性別も設定されていないのだが、ファンアート等で従来作に比べて若かったり白髪の少女になってたりするイメージを持たれがちなのは、ストーリートレーラーのイメージだけでなくウォルターの態度がやけに手厚かったりある意味父性のようなものを感じさせるのと無関係ではないだろう。中には人間辞めてるイラストも多いが。
本編中盤には617達を壊滅させたカタフラクトの単独撃破を依頼されるミッションがあるが、ウォルターは特に支援の手配や退路の確保は行っておらずそのまま621を単機で送り出している。
少なくともこの頃にはルビコン3での実績もあり、617達より数段上のAC乗りと見なして扱っているようだ。
なお、彼なりに手厚く扱っているものの、621からどう思われているかはほぼ描かれておらず、解釈は各々のフロム脳に任されている。


考察





余談


・公式グッズ
公式グッズとして、ウォルターのエンブレムをあしらった「ハンドラー・ウォルターフロストパーカー」が存在する。

・中の人
英語版で声を担当しているPatrick氏はACfaにてパッチの声を担当していた。ウォルターのこともノーカウントにできたらよかったのに




スッラ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
アニヲタwikiを編集するとは…
相変わらずだな ハンドラー・ウォルター
また追記・修正をしたようだが 何度でも誤字訂正してやろう


ハンドラー・ウォルター
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
貴様は… スッラか!?

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最終更新:2025年04月12日 16:13

*1 公式のムック本によれば『ビジネスパートナー』。

*2 ただし解放戦線はチャプター3以降はエアが斡旋するようになり、ウォルターからの斡旋はなくなる。

*3 冷徹な言葉遣いだがよくよく見れば発言前に三点リーダーがついていたり、戦うなら早く決着をつけろという意味合いだったり

*4 ネット界隈で駄犬が「ご主人」をちゃんと言えずなまった言葉をイメージしたもの。621もスネイルに駄犬呼ばわりされているため尚更ごす呼びに拍車がかかったと考えられる

*5 強化人間の性質上コンディションを保つために精神的な刺激が要るのか、あるいは全てが終わった後のために感情を取り戻させようとしているのではないかとも…。実際後述の617はACの挙動に感情の発露と解釈できるものが見えるので、本来はチーム運用して互いに刺激を与えあう方針だが、621には何らかの事情でチームを用意できなかった故にレッドガンに委託したのかも知れない

*6 ちなみに「武装採掘艦破壊」では昼間だが「武装採掘艦護衛」では夜になっている。つまり他ルートで621が仕事を受けなかったとしてもストライダーが破壊される運命は変わらなかったと思われる。

*7 事情が事情だけに依頼主側もこの件は一切責めはしないしむしろ迷惑をかけたと謝罪までしてくるが、護衛の仕事自体が発生しなかったようなものなので支払えなかったのも当然っちゃ当然である。

*8 この時点での他の企業勢力の依頼報酬は概ね200,000C以上であるのに対し、この依頼は130,000C~撃破報酬込みで最大200,000C前後といったところ。加えて作戦内容は過去の「ウォッチポイント襲撃」と類似しており、その際に380,000C+危険手当100,000C出したウォルターなら「報酬が依頼内容に見合っていない」と判断してもおかしくはない

*9 関係があるかは不明だが、「壁越え」では621の名前を一切呼ばなかったスネイルがこの一件以降きちんと「独立傭兵レイヴン」と呼びかけるようになる

*10 ただし、その使命はコーラルを焼く事であるため、結局621とは戦わざるを得なくなっている。使命自体もザイレムの墜落が確定している以上既に手遅れなのだが、意識の混濁のせいか気付けていない。

*11 なお、この時621は迎撃や回避行動を一切取ろうとしていないため、黙ってウォルターに撃たれるつもりだった可能性もある。

*12 最期の通信では「あの機体は技研の…いや…!」と発言しており、マインドγではなく技研製機体の改修型(おそらく後半戦のラスボス機)を投入された可能性がある

*13 厳密にはこの時点では一応まだ生存していると思われるが

*14 ここの「シンダー・カーラ排除」は作中でも有数の難関ミッション。しかもミッション終了後も奥の手を残している

*15 他には独立傭兵ノーザークやコールドコールがそこまで手間をかけずに密航してきている模様

*16 すなわち名を売り、困難な依頼をこなし、企業からある程度信用される所まで

*17 意識のはっきりしている「賽は投げられた」ルートでも同様であり、「今や俺達にとって最大の脅威だ」と警戒はしていてもオールマインドについたこと自体(それもカーラすら苦言を呈した選択)には言及していない