キュベレイ(MS)

登録日:2011/12/19(月) 14:34:26
更新日:2019/10/05 Sat 17:16:28
所要時間:約 9 分で読めます




このキュベレイ、
なめてもらっては困る!


キュベレイとは『機動戦士Ζガンダム』および『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場するMSである。


型式番号:AMX-004(MMS-003)
頭頂高:18.9m
本体重量:35.2t
全備重量:57.2t
出力:1,820kw
推力:61,600kg
装甲材質:ガンダリウム合金
武装
ビームガン兼ビームサーベル×2
大型ビームサーベル×1
ファンネル×10



アクシズのジオン公国残党が開発・建造したNT専用機。
本機の名前の由来は大地母神のキュベレー
一年戦争時に開発されたMAエルメスの思想を受け継いだ後継機で、故にエルメス2とも呼ばれる事がある。
エルメスに装備されていたビットの発展型であるファンネルの運用を前提として開発されており、サイコミュを搭載している。

また、近年ではシュネー・ヴァイスやトゥッツェ・シュヴァルツといった試験機も設定され、それらの技術も取り入れられて完成した、という設定になっている。


特徴的な肩部にある2対の大型のフレキシブル・バインダーには各3基のメイン・バーニアを内蔵している。
このメイン・バーニアの推力自体は標準的な性能であるが推力ベクトルを一方向に集中させることで高速移動が可能である。

両腕はフレキシブル・バインダー内に収納することができ、非戦闘時やファンネルのみを利用した戦闘の際には両腕をバインダー内に収納して機動力を向上させている。
バインダーはシールドとしても利用可能である。


本機は上半身と下半身でエネルギー系統が分かれており、一方のエネルギーが切れた場合でもある程度の運用が可能である。
劇中ではΖΖとの決闘で下半身を切断されたがモウサの壁面まで移動、激突させて自機を爆発させるまで行動を支障なく行っている。

設定上ファンネルの搭載数は10基とされているが劇中では明らかに10基以上の使用が確認されている。
あくまで同時射出ができるのが10基だったのだろうか?

いかにも戦闘用の機械といった感じの機体が多い宇宙世紀のMSの中で曲線を多用し、優雅な印象を受けるそのカラーリングどデザインはファンの間でも評価が高く、デザインを担当した永野氏もお気に入りのMSに挙げている。



■武装

  • ビームガン兼ビームサーベル
両手首に収納された本機のメイン武装。
通常時はビームガンとして、近接戦時にはビームサーベルとして使用することが可能。

  • ファンネル
背部バインダー内に搭載されたサイコミュ兵器。名称は端末が漏斗型なことに由来する。
ビームライフル等と同じエネルギーCAP式にしたことでエルメスのビットより小型かつ高性能化しており、敵機が狙って撃ち落とすのは至難の技である。
その反面、エネルギーはキュベレイを経由して充填されているため射出後の無制限使用はできなくなっている。
また、ビットと比べるとジェネレーターを搭載していないため威力が控えめになっており、的確なダメージを与えるには相応の技量が要求される。
以降のサイコミュ無線誘導兵器の代名詞的存在であり、後の同系統の武装は形状にかかわらず
ファンネルと呼ばれるようになった。

  • 大型ビームサーベル
フレキシブル・バインダー(右前)に搭載された、上記より大振りの両手持ちビームサーベル。
単純な破壊力ならばおそらく本機の武装では最大と思われるが、
如何せん取り回しが悪いせいか『Zガンダム』最終局面の百式戦でしか使用しておらず、知名度が低い。
というか公式でも忘れ去られている節がある。


■劇中での活躍
Ζガンダム本編では終盤に登場。
シロッコの駆るジ・OカミーユΖガンダムとの戦闘では超常的な戦闘を繰り広げ、クワトロ百式とは終始圧倒的な戦闘力を見せた。
最終決戦ではジ・Oと共に百式を追い詰めるがクワトロのとっさの機転により逃してしまう。


ΖΖでは最終決戦でのみ登場、ジュドーのΖΖガンダムと決着をつけるために出撃する。

ΖΖとの決闘ではスペック以上の出力で放たれたハイメガキャノンが直撃するがハマーンのNT能力によりバリアーを発動して耐え、軽微な装甲のダメージのみに留めている。
その後、両機ともビームサーベルで相手の半身を切断し相打ちになるがハマーンが一方的に敗北を認め、自機をモウサの壁面に激突させハマーンは死亡、本機は爆発する。




◆キュベレイMk-Ⅱ

ジュドーは私と遊ぶんだ!


言ったろ?
お前らのやること能天気だってさ!


型式番号:AMX-004-2(プル機)、AMX-004-3(プルツー機)
頭頂高:18.4m
本体重量:35.2t
全備重量:57.2t
出力:1,820kw
推力:61,600kg
装甲材質:ガンダリウム合金
武装
ビームガン兼ビームサーベル×2
ファンネル×10



キュベレイMk-Ⅱとは『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場するMSである。
本機はハマーン・カーンの搭乗機であるキュベレイをマイナーチェンジした機体である。

スペックはハマーン機と同じであるがビームサーベルの基部が3方向に展開が可能になっている。
また、プルツー機はサイコミュ・コントローラーを使用することで遠隔操作も可能である。

カラーリングはプル機が濃紺、プルツー機が朱色である。



■劇中での活躍
アーガマから脱走したキャラ・スーンを巡ってゴットンのMS隊との戦闘中に突如現れアーガマ隊を撹乱してアクシズへ戻っていく。

後にアクシズからコアトップで脱出しようとしたジュドーの前に立ちふさがるがジュドーに叱られて撤退する。
妹のリィナのことしか眼中にないジュドーに怒ったプルはリィナを人質にアクシズ内の市街地に誘い込むがジュドーとリィナの説得によりキュベレイMk-Ⅱのサイコミュがオーバーヒートし、ΖΖを追ってきたグレミーに連れ戻される。

ネオ・ジオンの地球降下作戦ではグレミーにより意識調整され、ジュドーを敵として認識し襲いかかるが戦闘中に暗示が解け、ジュドーのΖと共に地球へ降りる。その際に脚部を破損し、さらに大気圏突入時のバランスの問題から自らバインダーを破壊した。

アーガマと合流した後は解析の為に暫く保管されていたが修理や整備のしようがないため解体が決定。しかし、プルツーのサイコガンダムMk-Ⅱが急襲してきたため、プルにより持ち出される。
解体中だったこともあり、ドダイ改に乗りバインダーすらない状態で戦いを挑むが苦戦し最期はΖΖをかばって特攻し爆発、プルは死亡する。


プルツー機はコア3を訪れていたハマーンを暗殺するために出撃する。
コア3でハマーンを助けにきたキャラ・スーンのゲーマルクやガズアル、ガズエルと交戦している。
複数の機体を相手にしても優勢だったがネェル・アーガマが発射したハイメガ砲の余波を受けて爆発、プルツーは脱出ポッドで脱出している。


因みにEVOLVEでも登場。




◆量産型キュベレイ

グレミー様のために、命に替えても
ハマーンの艦隊を叩いてみせます!


型式番号:AMX-004G(AMX-017)
頭頂高:18.4m
本体重量:35.2t
全備重量:62.1t
武装
ハンドランチャー兼ビームサーベル×2
ファンネル×30
アクティブカノン×2

搭乗者
ニュータイプ部隊(プルトゥエルブほか)


量産型キュベレイとは『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場するMSである。

本機はキュベレイの量産型であるが、試作機であったハマーン機やMk-Ⅱよりも性能が上がっている。
何より武装面で強化が図られており、背部アクティブ・カノンを装備、試作機より大幅に火力が向上している。
ただし、ハマーン程の技量を持たない搭乗者に合わせてオリジナルよりも個々の出力は下げられており、それを武装を増やしたことによる総合火力で補った形である。

特筆すべきはファンネルの装備数でなんと試作機の3倍である30機を装備している


カラーリングはグレミー派に共通する灰色とキュベレイMk-Ⅱ(プル機)と同じ濃紺の2種類がある。
ゲーム作品では大体濃紺カラーが採用されるので灰色の方は知名度が低い。

本機のパイロットはグレミー・トトが密かに養成していたニュータイプ部隊というのが放送当時からの設定で、プルクローンというのはゲームオリジナル。
……だったがガンダムUCにおいてはプルクローンという設定で扱われてしまい、近年ではプルクローンという設定になりつつある。



■劇中での活躍
ハマーン派との決戦時にクィン・マンサの随伴機として大量投入される。

グレミー死亡後はハマーンを襲撃するがゲーマルクとガズアルに阻まれる。
複数のファンネルで二機に集中砲火を浴びせガズアルを撃破するがゲーマルクにより次々と撃破されていき、残った一機もゲーマルクと相討ちになり全滅する。

『ガンダムUC』では大破した機体がオーガスタ研究所に保管されておりマリーダと対峙している。



■ゲームでの活躍
ゲームでは大概強機体。

一般的なMSは防御に難があるのだが、こいつは耐久力、防御力がおかしい。スパロボFでは装甲4000(無改造)。
原因は原作アニメでハイメガキャノンに耐えた為ではないかとか。
挙句の果てに、スパロボαでは事前に「今回はキュベレイそこまで強くないよ!」と告知されたと思ったらHP回復がついてた
EOT(αシリーズ世界における、異星人からもたらされた技術の総称)か?と突っ込んだプレイヤー多し。
しかも当たり前ではあるが大抵敵。有り得ない性能に泣いたプレイヤーは数多い。
Zシリーズでは新約ΖのみでΖΖが最後まで出なかったため、最終作の第3次Z天獄篇にて自軍入り。
(スパロボ全体から見てもハマーンの正式な自軍入りはD以来なのでかなり久しぶりである)

ファンネル付きMSの開祖であり、性能・武装共に他のファンネル搭載機に比べるとどうしても地味。
思い入れがなければ図鑑を埋めた後はMk-Ⅱや量産型、クィン・マンサの開発ベースとして使いたい。
それでもファンネルがある分、ジ・Oよりは強い。

『ジェネシス』では超強気状態でしか使えないが高火力の特殊格闘「サイコ・プレッシャー」が追加された。
基本射程は1だが覚醒値持ちなら射程4まで伸ばすことができ、特性「ファイター」持ちならさらに1伸びる。 
「アクティブ・カノン」持ちの量産型とは一長一短だが、Mk-Ⅱよりは確実に強力な機体となっている。

  • VSシリーズ
エゥーゴVSティターンズから登場する。
ハマーン機、Mk-2ともどもシリーズやバージョンによって浮き沈みが非常に激しく、トップメタだったり最底辺だったりと忙しい。

  • ガンダムVS.ガンダム
キュベレイMk-2(プル機)のみ参戦
回避することはほぼ不可能というアクションゲーにあるまじき攻撃を持っている。
かの有名な1バグことフリーダムとの相性が抜群だったため、大会ではフリーダム×キュベレイのコンビが大流行した。
全国大会本戦に出場した8グループの内6グループはこのコンビだった。
古谷徹「なんでフリーダムとキュベレイばかりなんですかね?」
低コの凶キャラとして、グフカスと共に各地の野良対戦で暴れまわっていた。

  • ガンダムVS.ガンダムNEXT
Z枠でキュベレイとZZ枠でキュベレイMk-Ⅱ(プル機/プルツー機)、加えてPlusではCPU専用で量産型が登場。
3機とも設定では同じサイズなのに何故かコストごとにサイズが違う。
ハマーン機はファンネルによる射撃・プレッシャーとアシストによる自衛が強い、格闘も出来る射撃機。
プル機はネクストダッシュの実装により相対的に弱体化。とはいえ1000コス唯一のファンネル持ちという貴重な機体であることに変わりはない。
プルツー機は武装が射撃しか無く、また弾切れも早いため無駄撃ちするとすぐに出来ることが無くなる職人向け機体。
また、その特性から特攻癖がついてしまった初心者にもお勧めされる。

  • Extreme vs.
残念ながらプル機は続投ならず、ハマーン機とプルツー機のみの参戦となった
ハマーン様はZZ枠の参戦に変更となったため、服が例のゴールドセイントになっている

  • Full Boost
両機とも前作から続投。
白キュベは仕様がかなり変更され、そのせいで味方CPUに来ると非常に悲惨。
というのもサブが任意発射から自動発射になり、かつアシストのRジャジャが自動発動から任意発動に変更されたせいでただでさえ高い誤射率が増大。
こちらがコンボ中でも容赦なくファンネルを飛ばしてくる。逆カットしてどうすんのさ…
というかファンネルならまだ良い方で、プレッシャーやアシストを当てられると確実に反撃されるため目も当てられない。
その上CPU共通の「こちらが格闘コンボを食らっていても見るだけでカットしてくれない性質」を当然持っており、前述のプレッシャーやアシストの拘束で反撃を食らっても何もしてくれず、尚更タチが悪い。
しかも高い機動力を扱い切れておらず、その上紙耐久と巨大サイズも合わさり簡単に死ぬ。

  • Maxi Boost
2000コストにキュベレイMk-2(プル機)が復活。NEXT以来の3キュベが揃い踏みになった。なお、NEXTからプルツー機とコストの上下関係が逆転している。
プル機はニュータイプ能力の覚醒により一時的にファンネルを無限に撃てるという個性付けがされた。

第3作クロニクルから登場。最終作ユニバースでMk-Ⅱも参戦。
超火力狙撃ビーム、滅殺SPAを持つチート機

  • HGUC
キュベレイがHGUC最初期に発売、その後キュベレイMk-Ⅱも発売された。
どちらもHGUC最古参なので可動範囲はそれほど広くないが、もともとキュベレイは激しく可動させるガンプラではないと思うので、そこまでは気にならないか。
そして2015年、HGUC キュベレイはHGUC Reviveで進化して帰ってきた。

  • MG
先にキュベレイが発売され、後にキュベレイMk-IIがプル機、プルツー機共に発売された。
合わせ目は足の踵の部分が目立つ位で、素組みでも中々見栄えはいい。


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