ポケモンゲット☆TV

登録日:2025/03/01 Sat 21:40:00
更新日:2025/07/03 Thu 21:54:20
所要時間:約 8 分で読めます






「さぁ、今日もポケモン専門テレビ局、ポケモンゲット☆TVはじめるぞ!皆、ポケっす!」


ポケっす!





『ポケモンゲット☆TV』とはポケモンを専門に取り扱ったバラエティ番組である。2013年10月6日から2015年9月27日まで放送された。

あの『ポケモンスマッシュ!』の後継番組としても知られており、一部の出演者が続投している。

また、後継番組として
  • ポケモンの家あつまる?(2015年~2022年)
  • ポケモンとどこいく!?(2022年~)
が放送されている。

放送時間はテレビ東京系列はAM7:30からの1時間放送だったが、30分版が放送された地域も存在する。


●出演者

  • タカ局長(タカ)
ポケモンゲット☆TVの局長。
ボケ担当で彼がボケるとトシ以外がずっこけるのがお約束となっている。
しょこたんの事は可愛がっており、挨拶の後には「今日も可愛いね。」などと言うのもお約束。ただし、流石にワンパターン過ぎるためか「もうぶっちゃけパターンがないのよ~!」と漏らして視聴者に新たなバリエーションを求めた事も。

企画に関しては他の出演者任せでボケに徹していると思いきや、

  • 『ポケっす!』という新たな挨拶を考案。

  • 絵が上手で彼が書いた絵がポケモンパンのイラストに抜擢。

  • 『ナムール』とかいう気味が悪い新ポケモンを生み出す。

  • 第二回ポケモンサバイバルでゲットしたアイテムや所持ポケモンに恵まれる形で見事に優勝。

  • 「トシプロデューサーを解雇せよ!全国署名活動」という局長の権限並びに相方への日頃の恨みを最大限まで利用した企画を考案。流石に実行はされなかった。

と、それなりに見せ場を残すことも。

バトルの腕に関しては前番組のレッド博士といい勝負...いや、殿堂入りはしてるし、実際の対戦でも交代読みくらいはできるのでこちらの方が遥かにマシか...

ちなみに手持ちポケモンにはニックネームとして仲の良い芸人の名前をつけている。

主な使用ポケモンはケッキングのハツコイやダーテングのてんりゅう。


  • トシプロデューサー(トシ)
ポケモンゲット☆TVのプロデューサー。断じてマルマインミツルくんのおじさんではない。
ツッコミ担当。普段は局長とプロデューサーという手前、タカには敬語を使っているが彼のボケに対しては容赦なく真っ先にツッコミを入れるのが彼。

バトルの腕に関しては最初はタカと大差なかったが徐々に腕を上げていき、番組後期ではしょこたんに次いで強い部類に入るようになった。

主な使用ポケモンはフライゴンのゴンでこいつは何気にゲンシグラードンを一撃で葬るという快挙を成し遂げている。


  • しょこたんキャスター(中川翔子)
ポケモンゲット☆TVのニュースキャスターで紅一点。
レギュラー陣の中では唯一、前番組から続投している。

キャスターという役職の都合上、本番組では体を張る事は少ない。

主な使用ポケモンはニンフィア。また、前番組で使用していたマニューラのルナを本番組でも引き続き使用している。


  • ゆきとディレクター(西井幸人)
ポケモンゲット☆TVのディレクター。
普段は局長に振り回される苦労人気質だが、たまに腹黒い一面を見せる事もあり、「こいつクビだな」と宣告された事も。

滑舌がかなり悪い。


  • ロビンディレクター(ロビン(現:古屋呂敏))
途中から加入したポケモンゲット☆TVの新人ディレクター。
ゆきとよりも身長が高いため、彼からは初期の頃は苦手意識を持たれていた。
料理が得意。
本番組の終了からしばらく後、かつての裏番組シリーズ魔人として姿を現したとかナントカ。


本番組のAD。

●主な企画、コーナー


ポケテレ・ザ・アニメーション

第二回から始まった過去のポケモンアニメを放送するコーナー。基本的に前半での放送。
直前にゆきとによる「本日のイチオシーン!」というコーナーもあり、彼が今回のシーンの見どころを30秒で語ってくれる。そのため、より楽しく本編を観る事ができるんですな!終了ですな。

当初は無印編、途中からはAG編を放送。しかし、話を飛ばしまくった末に1年も経たずに既に視聴者が見飽きていたであろう、XY編の放送に踏み切った事には賛否両論である。

あばれる君のポケモン交換の旅

その名の通り、あばれる君がポケモンXYを使って全国各地で子ども達とポケモンを交換していくコーナー。

当初の目標はセントラルカロス図鑑の完成であり、こちらから交換できるのは最初に捕まえたヤヤコマのみ。なお、博士からもらったハリマロン以外は進化させてはいけない*1

基本的にセントラルカロス図鑑以外のポケモンは交換できず、交換できるポケモンがいない子にはファンサービスとして写真撮影をした事も。

ちなみにセントラルカロス図鑑埋めにおいて最後まで残ったポケモンはミノマダム。やはりというか、持っている子が中々見つからなかった。

余談だが当時のあばれる君は無名同然であり、ポケモンゲット☆TVが放送されていない宮崎県に来た時は「芸人さんかなんかですか?」と存在自体が知られていなかった。

後継番組でレギュラーになれたのは間違いなく、この企画での本人の頑張りと子ども達からの人気だろう。そして、この企画からポケモンにのめり込み今やガチ対戦もするとは誰が予想出来ただろうか。

ゲットさせるな!ポケモンかくれんぼゲーム

オードリーの春日俊彰が視聴者の子ども達が家に隠したぬいぐるみを制限時間以内に見つけ出すゲーム。

家の中にはモンスターボールも隠されており、そこには様々な効果をもたらすカードが入っている。

一例

  • あやしいひかりカード
子どもはぬいぐるみを隠した階と数を春日に伝える。場合によっては捜索範囲が狭まり、春日に有利になる。

  • なやみのタネカード
春日は子どもの親の最近の悩みを聞く。当の春日は基本的に時間ロスを恐れるため、解決策が出た事はあまりない。

  • てだすけカード
春日は子どもの家の掃除を手伝う。

  • アフロブレイクカード
春日はアフロのカツラを被る。地味に捜索の邪魔になる。

  • でんじはカード
春日は1分間、その場で正座。場所によってはかなりキツい。

  • バトルカード
春日と子どもがゲームで対戦。春日が勝った場合は制限時間が延長される。

  • れんぞくパンチカード
春日が渾身のギャグを連発...以上。

  • おうふくビンタカード
春日は子どものお母さんに「春日、ダメでしょ!」と言われながらビンタされる。




当初の頃は子ども達の態度で隠し場所がバレバレで春日が勝つ回が多かったが徐々に子ども達も学んでいったのか、子ども達が勝つパターンも増えた。

時には隠していたぬいぐるみが窓から外へ落下したりとハプニングも満載だった。

視聴者バトル

前番組でもお馴染みのメンバーが視聴者とバトルするコーナー。

隠れ特性メタモンを使ってタカのゲンシグラードンに変身させる子、かげぶんしんクレセリアという害悪型を使ってしょこたんに勝利した子もいれば、サイコショックメタグロスにメガドレインのジュカインと明らかに旅パの構成の子もいたりする。

基本的に伝説のポケモンを最低でも1体は使用する傾向があり、上記のクレセリアのように大活躍する事もあれば、メガシンカもしてないのにトドゼルガの前に登場させられて案の定、こおり技であっさりと撃沈されたレックウザのようなパターンも...

ポケモンサバイバル

メンバー並びにゲストを交えて6人での企画。
各プレイヤーはニンテンドー3DSを選び、バトルフィールドへ向かう。なお、3DSにはそれぞれ異なるポケモンが1匹だけ手持ちに入っており、他にもボールや地図などが各自に支給される。

相手プレイヤーにボールを当てるか、タッチすることでバトルがスタート!

所持するポケモンから1匹を選び1対1のシングルバトルで戦い、負けたプレイヤーは脱落、勝ったプレイヤーは相手のポケモンを獲得でき、次のバトルで使用可能となるので戦略に幅が増えてかなり有利となる。

最後まで勝ち残ったプレイヤーが優勝であり、各プレイヤーの手持ちポケモンやバトルの勝敗は随時通達される*2
フィールド内に置かれたモンスターボールにはアイテムが入っており、手に入れたアイテムはポケモンに持たせることが可能。

また、モンスターボールとは別に宝箱もあり、そこにはメガストーンやバンギラスといった貴重なアイテムやポケモンが入っている。ただし、宝箱を開けるにはとある謎を解かなければならない。

2回おこなわれており、優勝はいずれもタカトシ。


タカは謎解きに滅法強く、貴重なポケモンやアイテムを手に入れる事が多い。

トシは初期ポケモンは相性的に有効打がなく、不利な場合が多いが第1回では初期ポケモンがガルーラだったため、メガストーンを獲得してからは無双状態となり、他のポケモンを使うまでもなく優勝している。

しょこたんは初期ポケモンこそ、それなりに優秀だがなぜか不利なポケモンを持つ相手に見つかりやすく、2回とも序盤で脱落している。

ゆきと、ロビン、ゲストプレイヤーは回によって成績が安定していない。

●余談

後継番組の「ポケんち」は30分番組となったため、現時点では過去のアニメの再放送があるコーナーは本番組で最後となっている。


「番組を作るために追記・修正だ!」


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最終更新:2025年07月03日 21:54

*1 ただし、交換による通信進化は例外。

*2 ただし、相手が所持している道具までは知らされないため、不意のメガシンカで困惑させられた事も。