ニューラ/マニューラ

登録日:2011/01/29(土) 23:05:24
更新日:2021/01/24 Sun 10:11:42
所要時間:約 10 分で読めます




ニューラとは、ポケットモンスターシリーズに金・銀から登場するポケモン

マニューラはその進化形で、ダイヤモンド・パールから登場する。


■CONTENTS


【ニューラ】


全国図鑑No215
かぎづめポケモン
英語名:Sneasel
身長:0.9m
体重:28.0kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂50♀50

タイプ:あく/こおり
特性:せいしんりょく(ひるまない。いかくを受けない)
  /するどいめ(命中率を下げられず、相手の回避ランク上昇も無視する。手持ちの先頭にするとレベルが5以上低い野生ポケモンの出現率が半分になる)

隠れ特性:わるいてぐせ(接触技で攻撃してきた相手の道具を盗む)

種族値
HP:55
攻撃:95
防御:55
特攻:35
特防:75
素早さ:115
合計:430

努力値:素早さ+1

するどいツメ」を持たせて夜にレベルアップするとマニューラに進化する(DPtから)。



概要

第ニ世代を代表するポケモンの一匹。
鋭いツメと、左耳にある赤い飾りが特徴の黒猫のような姿をしたポケモン。オスとメスで飾りの形が異なる。

ポッポオニスズメのタマゴが大好物で、隙を狙って奪って食べてしまう。
ずるがしこい性格をしており、1匹がおとりを務め、親をおびき寄せた隙にもう1匹がタマゴを奪うという連携を行う。
長らくタマゴの食事方法は不明だったが、タマゴに穴をあけ、そこから中身をすすることが判明。
タマゴが主食と言う関係上、ポケモンブリーダーに憎まれており、駆除されたり追い払われたりする。

非常に獰猛で、相手が動けなくなるまで叩きのめす。
普段はツメをひっこめているが、相手を威嚇する際は爪をいきなり伸ばす。


第二世代では、ニャース系に次いでの猫形だったり新しく追加されたあくタイプのポケモンだったりとその見た目と共にかなり印象的なポケモンであった。

ただし、入手できるのは殿堂入り後、カントーの全ジム制覇後に入れるシロガネ山の夜とかなり終盤。
クリスタルバージョンでは、氷の抜け道のB1~B3に生息する。

FRLGではリーフグリーンのみ4の島にある「凍て滝の洞窟」に生息している。

ポケモンコロシアムではダークポケモンとして登場。

金銀時代は何故か茶色い体水色の耳と尻尾と言うおかしすぎる配色だったが、クリスタル版で修正が入った。

ちなみに、ゲームでは後半でライバルが使用し、
漫画でも『ゴールデンボーイズ』のブラックが、『ポケットモンスターSPECIAL』のシルバーが使ってたりと、ニューラと言えば彼らの印象が強かったり。

なお、あくタイプ使いのカリンには採用されていない。
あくタイプではないゲンガーラフレシアは使われているのに…。


対戦でのニューラ

攻撃と素早さは平均よりやや高めだが、それ以外はかなり低いため、速攻で相手を倒す物理アタッカーがオススメ。

唯一のあく/こおり複合だが、上記の通り弱点が5つと多い上、むし以外は全て攻撃面でメジャーなタイプなので耐性面は貧弱と言わざるを得ない。
しかし攻撃面ではドラゴンゴーストエスパーといった厄介なポケモンが多いタイプの弱点を突けるため、攻撃に特化したタイプと言える。

だが、第二世代から第三世代まではタイプ一致のあく・こおり技が特攻判定なのが大きな問題。
技自体も「れいとうビーム」や「ふぶき」はともかくあく技は「かみつく」「どろぼう」「ふくろだたき*1」と威力60止まり。
火力だけでなく耐久力も低いため先手を打っても相手の反撃で一撃ノックアウトされるという、かなり不遇な立ち位置だった。
一応タイプ相性からナッシールージュラサブ技を「れいとうパンチ」のみに絞ったフーディンなどは受け出しから倒せた。
もっとも、その時に使うのはあく技ではなく当時物理判定の「シャドーボール」だったが。
その他に使えそうな物理技もせいぜい「ばくれつパンチ*2」「アイアンテール」「おんがえし(やつあたり)」程度。



しかし、ついに時代は来た。

第四世代から技がタイプではなく、種類ごとに物理と特殊に分かれたのだ。
「つじぎり」「こおりのつぶて」「れいとうパンチ」など一致技やいわ・はがね対策にもばくれつパンチより安定性の高い「かわらわり」などが追加。
思う存分攻撃を生かせるようになった。

そして進化形のマニューラの追加により、攻撃力と素早さに更に磨きがかかって、
上手くやればあのボーマンダガブリアスなどの600族ポケモンの天敵にもなれる。



…が、世代は変わっても耐久は相変わらずなので「マッハパンチ」「バレットパンチ」といった先制技は注意するべし。

また、第五世代では特性の「がんじょう」の仕様が一変。相性のいい相手も一撃では倒せなくなってしまった。
仮にマニューラに進化したとしても耐久はニューラの時と大して変わらず、反撃されて一撃であぼ~んになったりする。
きあいのタスキ』を持たせてその辺はカバーできる時があるが、それでも持久戦になると勝利は難しい。

正直、物理アタッカーとしての能力だけを考えるとニューラで戦うよりもさっさとマニューラに進化させた方がマシである。
低耐久かつ攻撃に特化したタイプなので「しんかのきせき」との相性も良くないし。



だが!

これは忘れてはならない。

ニューラとマニューラでは特性が違うし、覚える技も一部異なってしまう。

ニューラでは「せいしんりょく」又は「するどいめ」。

マニューラでは「プレッシャー」のみ。



ニューラでしか覚えられない「こおりのつぶて」や「こうそくいどう」

マニューラでしか覚えられない「あくのはどう」や「リベンジ」など…。


それでもマニューラになれば「つじぎり」や「なげつける」などが覚えられるのでやっぱり進化させた方がお得かも…。
だが第二世代からニューラを溺愛しているトレーナーにとっては苦しい選択だったり…。

一方、リトルバトルではストライクと並ぶ厨ポケであり、トップメタとして君臨している。


【マニューラ】


全国図鑑No461
かぎづめポケモン
英語名:Weavile
身長:1.1m
体重:34.0kg

タイプ:あく/こおり
特性:プレッシャー(相手の使った技のPPを1つ余分に減らす)
隠れ特性:わるいてぐせ(接触技で攻撃してきた相手の道具を盗む)

種族値
HP:70
攻撃120
防御:65
特攻:45
特防:85
素早さ:125
合計:510

「するどいツメ」を持たせたニューラが、夜にレベルアップするとマニューラに進化する。


概要

第四世代から誕生したニューラの進化形。

手足の爪が2本から3本になり、頭にある羽根のような飾りが扇状に広がり見るからに頭が派手になった。
…何故頭?
「するどいツメ」なんていうアイテム使ってるんだからもうちょっと爪に変化あってもいいんじゃない?

進化したことでさらにずる賢くなり、樹木や氷、石の表面にツメでサインを刻みコミュニケーションをはかる。
寒い地域に生息し、4~5匹のグループで連携し獲物を追い詰める。
アローラ地方では主にロコンサンドを主食としている。
狩りで得た獲物は仲間できっちり分配する。

トレーナーではタッグパートナーのマイ、ジムリーダースズナ四天王カリンプラズマ団七賢人ヴィオ、スカル団の用心棒のグラジオ
そしてギンガ団のボス・アカギが切り札として使う。



覚える技はニューラとマニューラでは違いがあり、氷の先制技の「こおりのつぶて」はニューラでしか覚えられないし、
「こうそくいどう」もマニューラに進化してしまえば覚えることができない。
とはいえ、これらの技はタマゴわざとしてあらかじめ覚えさせておけば進化させても思い出せる。

また、マニューラに進化すれ「つじぎり」や「あくのはどう」といったあくタイプの代表技や、
「リベンジ」や「なげつける」などの技も覚えることができる。

進化のタイミングには注意するように。



対戦でのマニューラ

能力値は完全にニューラの強化版であり、高かった攻撃と素早さが更に上昇。特に素早さはダークライと並びあくタイプトップクラス。
特防もまあまあと言える数値になった。
でも相変わらず防御耐久は低いままで、速攻物理アタッカーで育てるのをオススメ。特性涙目。

対戦では高い攻撃力と素早さ、氷と悪というタイプを活かして言うまでもなく、
メジャーなドラゴンタイプを筆頭にエスパーゴーストタイプ等を狩りとる厨ポケキラーとして一世を風靡した。
「ねこだまし」や「こおりのつぶて」によるがんじょう・襷潰しや「おいうち」による交換封じ等も備えており狙った獲物は逃がさない。


しかし強い相手にはとことん強いものの肝心のタイプ一致の物理技が「じごくづき」の威力80、「つららおとし」の威力85と、
火力インフレが進む昨今においてはかなり不満のある数値で、弱点が上手く突けない相手には異常なほどに火力不足になりがち。
こいつの「れいとうパンチ」の威力はコラッタの「すてみタックル」以下だということを考えると、いかに火力がないかお分かりであろう。


BWから登場したこおり物理技「つららおとし」は威力85、ひるみ3割という、正にマニューラの為に作られたような技だったが、なぜか覚えず


XYになって遺伝で習得出来るようになったが、今度は重要なサブウェポンである「けたぐり」や、
タイプ一致で超強化された「はたきおとす」が前作教え技なので両立できないというイケズさである……
というのも過去の話。
ORASではついに教え技により「はたきおとす」を再び習得し、「つららおとし」と両立可能に。
世代を経るごとに少しずつ、しかし着実に強化されていっている。


第7世代初期では、あくタイプ全員がいたずらごころ耐性を持つようになり、タマゴ技で「じごくづき」を修得(ガオガエンからの遺伝)。音技封じという追加効果も優秀だがこの場合は教え技(特に「はたきおとす」と「けたぐり」)を捨てることになるため、一長一短。
マニューラよりも速いいたずらごころ持ちはいないので、相手がスカーフ持ちでない限りは一方的に先手を取れる。
さらに、こおりタイプなので「ぜったいれいど」が効かなくなったが、耐久が低すぎる故に普通に攻撃されることがほとんどなので、おまけ程度でしかない。
しかし、第7世代はフェアリー天下の時代であり、ドラゴンが殆どいなくなったあくタイプも巻き添えでほぼ死滅したが(長年天下を取っていたガブリアスが没落した)ためマニューラも一気に衰退。さらに素早さまでもがインフレを引き起こしマニューラよりも圧倒的に速いポケモンが増加した。

第7世代中盤では教え技が復活。
アーゴヨンが新たに高速ドラゴンポケモンとして登場。
マニューラはアーゴヨンよりも素早く、アーゴヨン自体も大体ドラゴンZ持ちなので不意に先手を取られる事も少ない。
……のだが、それならもっと汎用性の高いゲッコウガがいる為、マニューラの採用率は相変わらず振るわない。

第8世代でも引き続き登場。
メインウエポンの「はたきおとす」を没収され、メジャーなこおり4倍ポケモンが軒並みいなくなってしまったため需要も落ちるという辛い状況になっている。
環境トップメタのドラパルトにはタイプ上は有利だが、素早さが負けている上にダイマックスで簡単に切り返されるためそれほど有利ではない。
全体的に種族値がデフレした結果、素早さはトップクラスに位置しており、ある程度の使いやすさは保証されているので従来作と同じく活躍には使い手の腕が試されるといっていい。
DLC『鎧の孤島』では新こおり技「トリプルアクセル」を習得。安定性に欠けるが最大威力はこれまでの物理こおり技をはるかに上回る120なので、マニューラの欠点だった火力の低さが大きく改善された。

いわゆる得手不得手が異常に激しい玄人向けのポケモン。
ある意味あくタイプらしい。
使用の際は勝てる相手をよく見極めよう。



また普段は空気な特性「プレッシャー」を活用した、『まもる』や『みがわり』などを使い、じわじわPPを削る戦法も可能。
ついでに「どくどく」や「いばる」やらなんて入れた日には相手はイライラゲーム間違いなし。

紙耐久なので持ち物は「きあいのタスキ」があれば更に安定した厨ポケ狩りが可能。
しかし前述の火力不足から、「いのちのたま」も有力候補。
隠れ特性の『わるいてぐせ』も使って相手の道具を奪い、戦略を崩すこともできる。
ただしこちらはマニューラ耐久の都合上オススメはできない。



外伝でのマニューラ

劇場版やアニメでは第四世代発売前より早くに出番があった。
が、正直どれも噛ませ犬的ポジションである。
でも映画はルカリオと戦わないでホントに良かった。うん、良かった。

アニメ本編ではDP編シンジが使用。
なぜか剣の舞の後に吹雪を撃っていた。
CV:西村ちなみ




追記・修正はするどいツメを持って夜にお願いします。

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最終更新:2021年01月24日 10:11

*1 第四世代までは一撃の威力が10で固定。ちなみに当時唯一自力習得できるあく技だった。

*2 第二世代の技マシンかエメラルドの教え技でしか習得できないため、現在はレートで使用できない。