ブリガロン

登録日:2013/11/16 (土) 11:55:17
更新日:2019/02/20 Wed 19:14:36
所要時間:約 4 分で読めます




ポケットモンスターシリーズにX・Yから登場したポケモン

■もくじ


■データ


セントラルカロス図鑑No.3
全国図鑑No.652
分類:とげよろいポケモン
英語名:Chesnaught
高さ:1.6m
重さ:90.0kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂87.5♀12.5

タイプ:くさ/かくとう
特性:しんりょく(自分のHPが最大値の3分の1以下になった時、草技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性:ぼうだん(弾や爆弾系の攻撃を無効にする)

HP:88
攻撃:107
防御:122
特攻:74
特防:75
素早さ:64
合計:530

努力値:防御+3

ハリマロン→ ハリボーグ(Lv16) → ブリガロン(Lv36)


■概要


XYにおける御三家ポケモンで、ハリマロンの最終進化形。

丸っこかったハリボーグから手足が長く伸び、亀の甲羅のような鎧を背負った姿へと進化する。
体当たりで50トンの戦車をひっくり返すパワーと、爆弾の直撃も耐える耐久力を併せ持つ。
名前の由来はブリガンダイン(鎧の一種)+マロンからだろう。
仲間思いという設定も合わせて見ると騎士っぽく、英語名もChesnaught(「Chestnut(栗)」+「Knight(騎士)」)なのだが、
見た目は騎士というよりアメフトの選手に近い。

ハリマロンは御三家の他ニ体と比べてやや印象が弱いと言われていたが、ハリボーグはチャオブーを彷彿させるルックスが災いしたのか、
発表されたとたん多くのファンが「どうしてこうなった……」とため息を漏らした。
更に悪いことに、他の中間形態のテールナーゲコガシラが好評だったため、ますます比較されてしまうことに。
とはいえハリマロンのドイツ名がIgamaro(イガマロ)となっていることから、すでにネタ要素があったのだが。
ブリガロンになっても「……ハゲ?」「緑色が少なくて、草ポケモンらしくない」という意見が見られた。
緑色の部分が多い色違いの方がしっくりくる人も少なくないが、実際の青栗の色が熟して変化していくのを再現したのでは?という声もある。
見た目で好みが分かれやすいポケモンだが、もちろんこのポケモンが好き!という人も多くいるのを忘れてはならない。


■ゲームでのブリガロン


御三家ポケモンなので、ゲーム開始直後から入手できる。

前作のジャローダが補助技を使うこと前提になりがちで、シナリオで使いにくかった反動か、
こちらは「ころがる」「かみつく」「ミサイルばり」などサブウェポンが豊富。
タイプ一致の範囲の広さもあって、弱点の多い草タイプでありながら意外と多くの相手に立ち向かえる。
使用感は重火力型だったDPtドダイトスに似ており、ハードモードになりがちな草御三家の中では使いやすい方だろう。
ただし「アームハンマー」は思い出しを使わないとレベル60まで覚えない。

固有技として与えられたのは、攻撃を防ぎつつ接触技を使われた場合にはダメージを与える「ニードルガード」もある。
補助技も防げるので、実質「まもる」の上位互換であり、物理受けとして使う場合ぜひ欲しい技である。
後にノクタスマラカッチも習得したが、ナットレイハリーセンは覚えられない。

このポケモンを最初に選んだ場合、クリア後にサナとのポケモン交換(種族は自由)でケロマツ貰えるほか、フリーザーが出現する。
しかし、ハリマロンを選ぶ人が少なかったのか、バンク・ムーバー解禁前のフリーザーはGTSで需要と供給が追いつかないという問題が発生。
本作で登場する伝説のポケモンの中では屈指の入手難易度となっていた。
しかし、USMの発売によりXYがなくとも通常特性のフリーザーをレートで使えるようになった。


■対戦でのブリガロン


見ての通り攻撃防御が高い重戦車型の能力かつ、タイプのこともあって得手不得手がはっきりしたタイプ。
現在大流行中のファイアローに非常に弱いのが痛いが、バンギラスガブリアスといった砂パ勢、
水ロトムやナットレイ、メガガルーラメガギャラドスといった強ポケに強いのがウリ。

しかし、草格闘と言えば、あのキノガッサビリジオンが属するタイプである。
キノガッサと比べると、攻撃も素早さも負け、さらに技レパートリーや特性の差で、火力は攻撃種族値以上に大きく水をあけられている。
そして弱体化したとはいえ、やっぱり「キノコのほうし」は脅威以外の何物でもない。
ビリジオンは不一致の弱点技ならだいたいびくともしない高速特殊受けで、やや低めの攻撃特攻も積み技でカバーできた。
それでは、ブリガロンの特徴とはいったい何であろうか?

まずは隠れ特性。この「ぼうだん」という特性、一見効果の適用範囲が分かりづらいが、有用な技を挙げると
アシッドボム、ウェザーボール、エナジーボール、かえんだん、がんせきほう、きあいだま、ジャイロボール、シャドーボール、タネばくだん、
タネマシンガン、はどうだん、ヘドロばくだん、ミストボール。
これらを無効化。なかなか強力な技が多いのがお分かりであろう。
「こおりのつぶて」や「ミサイルばり」を無効化できないことに納得いかないという声も多いが

特にこいつにとって重要なのが、本来弱点であるヘドロばくだん無効化。
草タイプは「やどりぎのタネ」や粉技無効、それに加えて「ヘドロばくだん」も無効となると……
そう、メガフシギバナを簡単に止められるのだ。
ゲンガーにも主要攻撃技が通らなくなるのが大きい。「おにび」や「マジカルシャイン」など持ちだと危ういが。
また、フシギバナに関しても「めざめるパワー(or)」で返り討ちに遭うこともあるので過信は禁物。

なお、しばらく後になってぼうだんは自爆技を半減しないことが判明した。
真相判明がここまで遅れたのは、自爆技自体が第五世代で弱体化の影響で使用率が大幅に低下したためと思われる。
図鑑には「爆弾の直撃も耐える耐久力」と書いてあるのに……(効かないとは書いてないけど)
もっとも、攻略本には「だいばくはつ」「じばく」が半減という記載がなかったのだが。


恵まれた物理耐久をフル活用するのも手。
「やどりぎのタネ」を撒いてから、「こうごうせい」や「ニードルガード」でひたすら耐える。
この型の場合、技スペースが厳しいので攻撃技はよく考えて入れること。

普通の物理アタッカー型でも、注目の新アイテム「とつげきチョッキ」を持たせれば、不一致の「だいもんじ」や「サイコキネシス」なら余裕で耐えられる。

ORASからは様々な教え技を習得した。
  • 今まで格闘技は癖が強かったが、「ばかぢから」「けたぐり」「ドレインパンチ」と選択肢が一気に増えた。アタッカー型、耐久型両方に嬉しい強化。
  • 「ぼうだん」で主要技を封じたメガフシギバナやゲンガーに抜群を取れる「しねんのずつき」
  • フェアリーへの打点となる「アイアンヘッド」「アイアンテール」
  • 耐久型にとって大きなダメージソースとなる「いかりのまえば」
  • 「つるぎのまい」を積んだガブリアスも怖くなくなる「てっぺき」

と、なかなかの粒ぞろいである。

こうして見れば、ガッサやビリジオンとしっかり住み分けが出来ているのがお分かりであろう。
見た目で敬遠していた人も、上記の強ポケモンに悩んでいるのであれば使ってみてはいかがであろうか?


■進化前 ハリボーグ


セントラルカロス図鑑No.2
全国図鑑No.651
分類:とげよろいポケモン
英語名:Quilladin
高さ:0.7m
重さ:29.0kg

タイプ:くさ

  • 種族値
HP:71
攻撃:78
防御:95
特攻:56
特防:58
素早さ:57
合計:405

努力値:防御+2


ブリガロンの進化前。
ハリマロンよりはずんぐりしているがブリガロンよりは大分小さく、まだ幼さを残している。
進化前としては高い防御を備えており、「しんかのきせき」持ちで使われることも。

耐久・回復用の技としては「ニードルガード」「ビルドアップ」「てっぺき」「やどりぎのタネ」「こうごうせい」「まもる」、
受け出しの相手に負担を掛ける技としては「いかりのまえば」「がむしゃら」「ころがる」「いたみわけ」「どくどく」等。
進化後に比べると格闘タイプがないことによる弱点の少なさや、最大HPが低い分「やどりぎのタネ」による回復力が高い点で勝る。

同じ奇石持ちで使われる草御三家として、「ステルスロック」等を使えるハヤシガメも存在する。
ハリボーグが勝るのは「てっぺき」「いかりのまえば」「いたみわけ」の存在や、素早さの種族値で7勝る点等。
役割上、高火力アタッカーとして知られるマリルリメガクチートに先制できるのは利点である。


■アニメでのブリガロン一族


アニメXYで、進化前のハリマロンが10話からシトロンの手持ちポケモンに。
だが初登場は3話で、セレナのフォッコと同時。つまりセレナだけ一足先に出会っていることになる。
CVは生天目仁美

彼も含めて、今作の御三家は初の全員研究所出身である。また、草御三家初のサトシの手持ちでないポケモンでもある。
かなりの食いしん坊で、セレナが作ったマカロンを一人占めにしてしまったことも。
XY編84話でも、終盤にシトロンがご褒美としてポケモンフーズを好きなだけ上げると言われたとはいえ結局食べ過ぎてしまい
復活したポケモンセンターの最初の患者さんとなってしまった。
又、XY編89話ではイーブイを見つけるためにポフレを切り株の上に置いたがイーブイがポフレを持って逃げてしまい(正確には、ホルビーが
逃がしたのだが)そのあとにハリマロンが食べようと切り株の上に飛びかかってしまった為にポフレを食べたと誤解されてしまったことも・・(汗)。
まあ、どっちにしろハリマロンは食べる気満々だったので半分はハリマロンが悪い。

ポッチャマポジションのようで10話のCM前の神経衰弱みたいなのがあり、
そのカードの絵柄がロケット団とハリマロン以外がクソペンギンことポッチャマとクソラッコことミジュマル……公式わざとだろ。
マカロンを独り占めした後のバトルでは腹が出ていて動きが鈍くケロマツやデデンネに負けてしまう。
その後もクソラッコの如くいろんな♀ポケモンに一目惚れしてナンパしたりするがフラレる、セレナのイーブイには逃げられるなど
割とメスのポケモンからは避けられる体質のようである。
ヤンチャムにはちょっかいかけて喧嘩するなどお調子者でトラブルメーカーでもある。
視聴者からはクソマロンと呼ばれている。

ただ、好きなポケモンを身体を張って守ろうとしたり、取引の際あえて自分も捕まって「つるのムチ」を使って檻のカギを開けようとするなどカッコイイ所も。


他には番外編「最強メガシンカ」に登場する新人トレーナー、マノンがハリさんというニックネームのハリマロンを連れている。
CVは寺崎裕香。
こちらはきれいなハリマロンと呼ばれている。

劇場版「破壊の繭とディアンシー」ではゲストキャラのミリス・スティールの手持ちとしてブリガロンが登場。




追記・修正よろしくお願いします。

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