登録日:2025/04/16 Wed 23:36:01
更新日:2025/08/21 Thu 15:06:01
所要時間:約 22 分で読めます
『ドールズフロントライン2:エクシリウム』はサンボーン社によるアプリゲーム。
スマホ、PCのどちらにも公式対応している。
概要
『
ドールズフロントライン(ドルフロ)』の正統続編であり、ストーリーやキャラクターも地続きとなっている。
前作のように大量の人形を使ってどうこうという感じではないものの、ドルフロらしい荒廃した世界観や無常さは健在である。
リリースは2024年の12月(中国では2023年の12月)だが、最初に企画が発表されたのが2018年、
正式なタイトル発表が2020年、最初のβテストが2021年と実際のリリースまでにはなかなかの時間がかかっている。
その間にもキャラクターデザインやUIの変更が何度も行われており、ブラッシュアップに相当時間がかかった模様。
そしてリリースされてからも数々の問題にぶち当たり、かといって見捨てるわけにもいかないので全力で改善に取り組んだ結果、
グローバル版リリースまでにはだいぶ落ち着いたようだ。
例として、グローバル版で実装された、メインストーリーの8.3章と8.7章に相当する期間限定イベントのストーリーはもともと存在しなかった。
それぞれ、中国版で実装されていたイベントの内容を差し替える形でグローバル版に来ているのだが、
その差し替え元となったイベントストーリーが炎上したらしく、
それを書き直すついでに既にリリースされている8章と9章を繋ぐストーリーとして再構成され、
中国版では差し替えたうえで常設化、グローバル版では差し替え後がそのまま実装…という荒業が行われている。
このせいで後から書かれた8.3&8.7章の方が9&10章より面白いじゃんとも言われてたり。
ストーリー以外でも、あらゆる面で改善が行われたようで、今後の動向が楽しみである。がんばれ羽中。
日本も含めたグローバル版では元の実装スケジュールとは異なる、独自のスケジュールでイベントや人形の実装が行われており、
『ドルフロ』や『ニューラルクラウド』以上に実装スケジュールが組み替えられているため、公式からの発信以外ではもはや予測不可能な状態になっている。
例として、中国版で2025/2に実装された幼熙という人形は、グローバル版だと2025/5に実装されている。
これについては幼熙ことK2が、『ドルフロ』の韓国サーバー開設時に記念実装された人形という経緯があるので、
韓国もカバーしているグローバル版に優先的に来るのも納得性は高いのだが、つまりはそういった理由でどんどん順番が変わる可能性があるということであり、
さらに言えば、日本と英語サーバー開始時の記念である一〇〇式(サクラ)とM200(???)も実装が決定しているので、今後はさらに予測不可能になると思われる。
将来的には中国版とグローバル版のアップデートの同期を予定していることが羽中から語られており、
実際にそれを証明するかのように、25年夏の大型イベント「ミーミルの再演」は本来の開催期間から3週間ほど短縮されて実装された。
一応、現状の開発体制ではローカライズに時間を取れることや、
コンテンツをブラッシュアップしたうえでグローバル版にお出しできるなどのメリットもあるのだが、
コンテンツ(特にストーリーや新人形)が時間差で実装されることが盛り上がりに影響したり、
そもそも2つのバージョンをそれぞれ作るのが二度手間という面もあってか、将来的な同期に意欲を見せているようだ。
これが語られたインタビューの公開直後に、早速ブラッシュアップが必要なコンテンツが追加されてしまったのだが。
システム
艦これフォロワーだった『ドルフロ』、オートチェス風味の『ニューラルクラウド』ときて、本作は『XCOM』風の見下ろし戦術シミュレーション。
もっと言えば、ドルフロシリーズの原点である『
パン屋少女』をソシャゲに落とし込んだものと言えるか。
各ユニットの射程や攻撃範囲、遮蔽物などの概念がありつつ、ソシャゲらしい手軽さと派手さで遊べるようになっている。
シミュレーションがそもそも手軽じゃないというのは内緒。
前作では銃種ごとにロールが分かれていたが、本作ではより単純化されアタッカーとかサポートとかわかりやすいものになっている。
だからと言って前作のような銃種システムがなくなったわけではなく、前作から続投のHG、SMG、AR、RF、MG、SGに加えて、新たに近接武器が増えている。だが近接は空気。
装備できる武器種も人形ごとに定められているので、例えばグローザにOTs-14(AR)ではなくAK-alfa(AR)を持たせることは可能だが、MP7(SMG)やスチェッキン(HG)は持たせられない。
スオミにペーペーシャを持たせよう!
昨今のソシャゲの例に漏れず、メインストーリーやイベントストーリーを読むくらいならそれなりに適当な戦力でも大丈夫だが、
高難易度やスコアランカーを目指すなら…といった具合の難易度。
『ドルフロ』でストーリーを読むのもいっぱいいっぱいだったころと比べると、時代は変わったと言えよう。
メインストーリーに相当する1~10章はフルボイスかつ、ちょくちょくムービーシーンが挟まれる仕様。
後からメインに組み込まれた8.3章と8.7章も、ムービーこそないが将来的にはフルボイス化が予定されている。
ストーリー
2074年。
10年前にグリフィンを退職して賞金ハンターに転身した指揮官は、箱のような物体を輸送する依頼を引き受けるも、
ヴァリャーグや生骸、さらには謎の第三世代人形にと立て続けに襲われてしまう。
そして、その物体の中から現れた少女と、その少女が操る球体に使われている技術。それは、指揮官にとって過去の記憶を思い起こさせるものだった。
10年前の戦いにケリが付いていないことを悟った指揮官は、再び世界を揺るがす陰謀へと立ち向かうことになる。
世界観用語
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用語 |
ドルフロシリーズにおいて普及しているアンドロイドの総称。
2045~51年の第三次世界大戦後の人手不足の中で急速に普及し、その後は人間の暮らしに欠かせない存在となっている。
外見は型番や個体によるものの、おおむね人間と区別がつかないほど自然に作られており、体のどこかにある充電口や機械部品を見ないと判別できない。
2074年時点では第三世代人形まで開発されているが、まだ普及はしていないようなので、基本的には第二世代人形が中心な模様。
一般流通している人形を改造して射撃管制コアを取り付け、戦闘行為をできるようにした人形、あるいは、最初から戦闘用に作られた人形のこと。
戦術人形には戦うためのノウハウだけではなく、スティグマと呼ばれる特定の武器との強い結びつきも与えられており、
これによりスティグマした武器のプロフェッショナルとなる。
ドルフロシリーズに登場する人形のほとんどはこれ(『ニューラルクラウド』は除く)。
2030年に中国で発生した「北蘭島事件」と呼ばれる大爆発事故によって、世界中に拡散したコーラップス粒子による環境汚染のこと。
この汚染が原因の一つとなり、第三次世界大戦は引き起こされた。
コーラップス粒子はコーラップス放射線を発しており、これに長くさらされ続けると「ELID」という病気を発症し、治療なしではやがて死に至る。
世界中で見られる、高度な文明によって作られたという共通項を持つ古代遺跡の総称。
遺跡内部に保管されたコーラップス粒子の危険性や、遺跡から得られる技術が高度すぎることから、
遺跡に関する研究を凍結する国際協定が存在したものの、実際にはパラデウスをはじめとした各勢力が研究を行っていた。
北蘭島で大爆発が起こったのも、この島に遺跡があったため。
2064年に欧州と新ソ連の間で協定が結ばれ成立した、「ロクサット主義」に基づく連邦制国家。AIによって維持、管理されている。
建前ではコーラップス汚染エリアを浄化して人の住める土地を増やしているのだが、そのやり方が何かと強引だったり、
ロ連内で生きる人たちも監視社会で疲れ果てていたりと、典型的なディストピアとなっている。
「衛星都市」と呼ばれる浄化壁に囲まれた都市と、それらを繋ぐ都市間列車によって連盟内でのネットワークが構築されている。
前作中盤ごろまでの舞台だった国家。
2030年代に二度目のロシア革命によってロシア連邦が崩壊し、旧ソ連構成国を巻き込んで成立したとされる。
第三次世界大戦では戦勝国となったが、消耗も激しく緩やかな死を待つような状態となっていた。
このため、上層部は世界統一国家の樹立に動くロクサット主義へと接近するも、この動きを嫌った軍部がクーデターを起こすなど、
名実ともに末期と言ってもいい状態だった。
現在ではロ連を構成する国家の一つであり、本作の主な舞台地域でもある。
ちなみに、前作と本作の主な活動エリアは新ソ連西部のキーウ、オデーサといった旧ウクライナ地域。
グリフィンの本部もこの辺りだったのだが、前作中盤で新ソ連のクーデター軍によって爆撃され大炎上するという憂き目に会っている。
ロ連編入後は「ODE-01」といった衛星都市の名前にかつての地名が冠されている模様。
ロ連の目が届かないエリアで略奪行為を行う蛮族たち。
独自のネットワークを持っているため、意外にも統率力は高い。
ロ連の成立から間もなく、ヴァリャーグの出現が確認されるようになっており、何かしらの関係があるのではないかと示唆されている。
本作の主な舞台となるコーラップス汚染エリア。
人間がギリギリ生きられるくらいの汚染度合いであり、ロ連の息苦しさを嫌った者たちやヴァリャーグ達の住処となっている。
汚染度合いは色で分けられており、汚染度が低い順にホワイト>グリーン>浄化>イエロー>レッド>ダークとされている。
レッドエリアから先は人間が立ち入ってはいけない(死ぬので)。
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他のエリアの詳細 |
一点の曇りなくコーラップス汚染の存在しないエリア。
その性質上、人工的に作られた街や地下街、高層ビル群といった無機物的な景色が特徴。
また、ホワイトエリアの面積は限られているため、横ではなく縦に広がった都市づくりも特徴的。
ここに住むことができるのは特権階級の証であり、グリーン以下のエリアとは一線を画している。
人体に害のない程度にまでコーラップス汚染が浄化されたエリア。
ロ連内で生きる一般的な人々が暮らすエリアであり、おおよそ考えられるような商店、サービスは一通りそろっている。
だが、このエリアで生きる人々は常に監視されており、割り当てられた仕事への遅刻や怠慢が重なると放り出されるようだ。
また、ホワイトエリアで暮らす者たちへの奉仕階級でもあり、いくつかの資料からはそれへの不満が見受けられる。
それでも、イエローエリアで生きるしかない人々にとっては衣食住に困らないというだけで憧れの存在。
ロ連の衛星都市に含まれるのはここまで。
ロ連の長城列車と浄化装置によってコーラップス汚染の除去が行われているエリア。
長城列車と共にロ連軍が滞在しているが、あまりいい待遇とは言えず隊員の不満度は高い。
ひどいコーラップス汚染により、人間が立ち入ってはいけないエリア。人形も長時間の活動は危険。
ヴァリャーグですら近づかないため、レッドエリアの内情や文化は不明。
コーラップス放射線を吸って育つ花「エピフィラム」が群生している。
人形ですら入るのを躊躇する最悪の汚染エリア。
高濃度の汚染によって機械ですらまともに作動できないため、レッドエリア以上にその実態は不明。
コーラップス粒子によって形成された巨大なクリスタルが地面から生えている。
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コーラップス放射線に適応し、その悪影響を受けない存在のこと。
だが逆にコーラップス放射線が薄いエリアでは衰弱してしまう。
コーラップス放射線によって変質した生物たちの総称。
通常、コーラップス放射線によって発生する症状は「ELID」と呼ばれるものだが、感染者の経過次第では生骸へと変質してしまう。
「ELID」の段階ならまだ治療の望みがあるが、生骸になってしまうともはやどうしようもない。
生骸の中でも一際巨大な体躯を持つ個体は"ブージャム"と呼ばれ、その存在自体がある種の災害として認識されており、
メインストーリーや資料室でもブージャムによる被害は度々言及されている。
イエローエリアを中心に活動する何でも屋。指揮官の本作での職業。
業務内容は物資輸送から敵対勢力の排除まで様々。
イエローエリアで暗躍する宗教団体。
かつては高い技術力を持ち、なおかつ一般社会に多くのスパイを潜り込ませており、中には東ドイツの中枢にまで食い込んでいた者もいた。
というか、パラデウスの支援をしていたのが東ドイツの高名な政治家であったため、その縁で東ドイツやNATO系の技術がパラデウスに流出していたとされる。
10年前にドイツで大規模なテロを起こすも、その後消滅したと思われていた。
現在はイエローエリアで「ELID」が発症した難民たちを扇動し、何かをしている模様。
かつてパラデウスが製造していたサイボーグ。
人間のパーツを部分的に機械へと置き換え、その記憶や人格も書き換えてパラデウスの尖兵として作り替えていた。
上級ネイトは人間社会への潜伏も可能であり、前述の通り社会的に高い地位を持っていたネイトも少なくない。
比較的作りやすい存在だったようだが、ネイトを製造するうえで欠かせない「クレイドル・レイク」が閉鎖されてしまったため、どうやら新造ができなくなった模様。
現在では生き残った一部がパラデウスの幹部として活動しているようだ。
正式名称は「グリフィン&クルーガー社」。「G&K」と略されることもある。
民間軍事会社の中でも規模が大きく、かつ人形を大事に扱うという特異な会社でもあった。
指揮官のかつての職場でもあるが、グリフィンをはじめとした大規模なPMCはロ連によって10年の間に解体、再編を受けており、
現在のグリフィンは小隊を一つ持つのがやっとの小さなPMCに過ぎない。
かつて存在した人形製造会社。
軍用やボディガードなど、荒事が絡む分野でのシェアを大きく伸ばしていたが、ある時を境に鉄血製人形が人間を襲うようになり、
以降は人間を脅かす危険な存在として、新ソ連政府はグリフィンに鉄血人形の掃討を委託した。
パルディスキ潜水艦基地の戦いで、鉄血製人形に指示を出していたエルダーブレインが行方不明になり行き場をなくした鉄血人形たちは、
グリフィンに捕獲され戦力として同社に組み込まれていた。
現在では正式に鉄血工造という会社そのものが解体され、その技術はオープンソースとして幅広く使われている。
「イージス」「ゴリアテ」「ダイナーゲート」あたりは敵としてよく目にするだろう。
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登場人物
本作では『ニューラルクラウド』同様、人形の名前は原則的に銃の名前ではなく個人名になっている。
前作に登場した人形はかつての名前を()内に記す。
エルモ号
本作の拠点となる移動基地。
元々は2064年の「アエネアス作戦」で使われたものであり、大量の人形を収容できるだけでなく、
指令室機能や重装部隊の搭載など、文字通りの移動基地であった。
コーラップス汚染への対策もハイレベルで、レッドエリアでも問題なく稼働することができる。
指揮官がグリフィンを退職した際に退職金代わりに持ち出し、現在まで使われているが、あまりにもデカすぎるとか人手や資材が足りないとかで万全の状態とは言い難い。
CV:野島裕史/皆川純子
主人公でありプレイヤーの分身。前作の指揮官と同一人物。
前作では性別や容姿は不明で喋り方も中性的であったため、それらはプレイヤーの想像次第であった。
今作ではゲーム開始時に指揮官の性別を設定可能。選んだ性別によって黒髪短髪の男性かピンク髪ボブカットの女性になる。
2062年から64年にかけてグリフィンで働いていたが、グリフィンを退職して以来10年間、イエローエリアで賞金ハンターを続けている。
グリフィン時代に様々な思惑に巻き込まれ続けたためかだいぶ擦れており、世界の命運だとか社会秩序を守るだとかにはあまり興味がない状態だったが、
パラデウスが存続していたことをその目で確認すると、パラデウスへの怒りからかつての面が姿を見せるようになった。
人形指揮の腕前は鈍っておらず、今でも的確な指示で勝利に導く。
グリフィン時代に両手で数えきれないほどの修羅場を潜り抜けてきたため、ちょっとやそっとじゃ動じないしヤバい状況でも何とかしてしまう。
相変わらずの人形狂いでもあり、人形に対する態度が普通の人間とは一線を画している。
逆に人形からの信頼も厚く、特にかつてグリフィンで働いていた人形たちからの信頼は凄まじい。
某人形には二人で住むための家を用意されてたりする。
ただ、グリフィン退職時に「メフィストプロトコル」なるルールがグリフィンの人形たちに付与されたようで、
(元)グリフィンの人形たちは指揮官に会いに行ったり、長時間一緒にいてはいけないことになっている模様。(後に少し緩められた)
が、そこは高度な演算能力を持つ戦術人形たち。あの手この手でうまく理由を付けてエルモ号へとやってきている。
上記の通りグリフィンに所属していたのは2年ほどだが、
この間にマグラシアサーバーへとダイブして「教授」としてサーバー内時間で約3年を過ごしていたため、
実質5年ほどグリフィンで人形を指揮していたことになる。
また、マグラシア内に居た人形たちの今の名前にはすぐに馴染む一方で、
そうでなかった人形の今の名前は馴染むのに少し時間がかかるという、「教授」にとってはうれしい小ネタも。
CV:
井上麻里奈
10年前はグリフィン所属だった戦術人形。前作ではメインストーリーにまるでかかわらない存在だったが、まさかの指揮官の相方ポジションに収まった。
グリフィンを離れてからは新ソ連の保安局に勤めていたようだが、どういうわけかイエローエリアの廃鉱山に一人でいるところを指揮官に発見され、以来エルモ号に乗り続けている。
エルモ号のグローザ小隊の隊長も務めており、持ち前の冷静さとスルー力で癖の強い人形たちをまとめ上げている。
前作からの続投組ではあるが、過去の記憶が失われているため、グリフィン時代の同僚や事件の情報は知らない。
また、何故か指揮官のそばに長時間居ても問題ない。
また、
「Groza」を一文字入れ替えると「Gyoza」になるというミームがある。
防御バフ、範囲攻撃、反撃と様々な事ができるオールラウンダー。
攻撃力は心許ないがレア度の割にHPと防御力に優れるのでタンクとしても運用可能。
CV:朝日奈丸佳
指揮官とグローザが拾った人間の少女。
エルモ号におけるメカニック全般を担当しており、中々にブラックな労働環境な模様。前作におけるカリーナみたいなポジション。
米酒(ミーチュ)が大好きなので、見た目は小さいが成人していると思われる。
休憩室のロビーを眺めていると凄まじいペースで酒を飲み続けている様子が確認できる
CV:
遠藤綾
褐色長身の戦術人形。武器はSAN511(RF)。
言語モジュールの異常が原因で普通の言葉をしゃべれず、抽象的な言葉しか発することができないが、キャロリックだけはこれを翻訳することができる。
思考そのものは正常であり、自身の言葉がうまく伝わらないことに不満を抱いている。
過去スキンにはパラデウスのマークが描かれていることから、何らかの形で関係していたのではとされる。
単体攻撃に特化したアタッカー。スキルの性質上、対ボス能力に秀でている。
長射程&低移動力という典型的なスナイパーなので位置取りは慎重に。
CV:
大原さやか
うさ耳のようなモジュールを付けた銀髪の戦術人形。武器は刀の野兎(近接)。
何故かネメシスの言葉を理解できるのでよく組まされているが、本人としては不本意。ネメシスの口が悪いせいもあって口喧嘩が絶えない。
ペリティアという人形を追いかけている。
本作唯一の完全近接型ユニット。当然ながら射程は全ユニット最低の「1」だが、代わりに移動力が高い。
攻撃時には敵に接近するリスクを抱えているのに防御面が弱い、という致命的な弱点を抱えているのが辛い所だが…
指揮官が輸送物として受け取った箱のような物体の中から現れた幼い少女。
グラフィックでは薄桃色の髪だが、テキストでは白髪と言われている。どっちなのだ。
自身を覆っていた箱が分解、再構成して作られる三つの球体を操り、自身が敵とみなしたものを攻撃することができる。
休眠時は球体が箱に戻ってその中に入ってしまうが、指揮官たちと打ち解けてからはそのまま寝るようになった。
完全免疫体ではあるものの、その性質は既知の完全免疫体と大して変わりないことから、
指揮官の見立てでは、より高度な完全免疫体を生み出す実験の失敗作であるとされている。
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ネタバレ |
「ヘレナ」は複数人存在しており、人格こそ違うが同じ容姿を持っている。
8.3章では別の「ヘレナ」が登場。ややこしいため、そちらは指揮官によって「メラニー」と名付けられた。
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CV:
大空直美
指揮官が闇ブローカーから貰った医療用人形。武器はCurva(HG)。
エルモ号一行の話を聞き、自ら戦場に立つことを志願してきた。
人当たりと面倒見の良さからヘレナの子守りや小隊のムードメーカーを務めるが、素の性格は冷めている。
あざとい言動は闇ブローカーから教わった物らしい。
タイトルコールや整備室での台詞で完全にふざけ倒している
衛生兵らしくHPと体勢値の回復スキルを持つ。反面戦闘力は控えめ。
彼女がいれば部隊の生存能力が格段に上がるので、高難易度ステージに挑む際は起用を検討してもいいだろう。
CV:
原田ひとみ
コルフェンと同じく闇ブローカーから引き取ったアイドル人形。武器はVepr-12(SG)。
こちらは闇ブローカーもやや持て余し気味だったところ、戦力増強も兼ねて引き取ったという具合だが、ヴェプリー本人はノリノリ。
任務に真面目ではあるのだが、思考がすべてアイドル基準であるため、その言動は変な人形にしか見えない。
SSRだがガチャを回さなくても一人は確保できる。
単体、方向指定範囲、座標指定範囲と様々なタイプの攻撃を使い分ける事が可能。
移動デバフのパッシブスキルを持っており、これを軸とした強化及び運用が基本となる。
10年前にグリフィンで預かっていた存在。
10年間の間にロ連全体を統制、監視する管理システムを開発し、現在はバカンス中。
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その正体に関しては複雑なのでこちら |
M4A1という人形が、鉄血工造がばら撒いた「傘ウイルス」に感染し、通常の人形なら暴走状態に陥ってしまうところ、
M4をはじめとしたペルシカ博士謹製人形たちは対策を施されていたため無事だった。
しかし、ウイルスが原因でM4のメンタルにもう一つの人格が生まれ、それはどんどん育っていき、
M4の頭の中でアレコレと話しかけてくる存在になっていった。
そのもう一つの人格がメンタルを破壊されたパラデウスのネイト「ニモゲン」のボディへと移り、
ネイトの失敗作のメンタルと融合して生まれたのがこのダンデライオンである。
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相変わらず指揮官をおちょくるのが好きだが、トップクラスの演算能力も健在であり、エルモ号のセキュリティも意味をなさない。
本体はバカンス地にあるが、メンタルの状態でダイナーゲートを使ってエルモ号に滞在している。
エルモ号 統合小隊
いつの間にか作られていたエルモ号の小隊の一つ。
どのような部隊なのかは特に説明されてないが、特定の勢力、グループに所属していない人形たちというのが共通項か。
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プレイアブル人形では最も身長が高い猫人形。猫というよりはトラとかライオンと例えた方が適当かもしれないが。武器はペチェネグ(MG)。
一応、新ソ連の保安局と関係があるようだが、キャロリックを追いかけて観察すること以外の目的は不明。
サービスインから半年時点では、唯一の所属グループが無い人形でもある。
そのくせ、公式の4コマやキービジュではエルモ号組に交じって描かれていたりする。おそらく設定が没ったのだろう。
いつの間にか所属が統合小隊へと変更されていた。だが、メインストーリーでは未だ合流していない(少し顔見せした程度)。
イメチェン組が割と多い中、前作からまるでイメージが変わっていない安心と信頼のおでぶ。
料理系配信者として成功しており、食べるだけでなく作ることにも目覚めている。
元々は「イタリアンレストラン カルド」というグループに所属していたが、こちらもいつの間にか統合小隊に変更されていた。
ペリティア以上にメインストーリーには関わっていないので、どのように合流したかは不明。
ただ、メインストーリーに相当する(であろう)『ミーミルの再演』ではちゃっかり登場して、おなじみのメンバーの様に馴染んでいた。
えむぺーふんふ。
赤い帽子と衣装は相変わらずだが、師匠のトンプソンに倣ってか小さな丸メガネを装着している。
グリフィン退職後は貿易会社で働いていたようだが、トンプソンが失踪したという話を聞き、闇ブローカーに転身して情報を集めている。
前作でも赤ゴリアテ相手に活躍したフォースシールド持ち。ゲーム性の違いから流石に無敵バリアではなくなったが。
時折博多弁がこぼれる戦術人形。ホークとも呼ばれる。(自称もしている)
グリフィン退職後はグリーンエリアの農場で働いていたが、その農場に居た老婆から話を聞いて彼女の故郷を目指して旅していた所を、
闇ブローカーのアミンダに雇われて、彼女のキャラバンで護衛兼料理人をしていた。
かつては中華料理へのこだわりが強いわりに料理の腕はイマイチというちぐはぐな人形だったが、10年の間に料理の腕もバッチリ上がっている。
なお、彼女の「こだわり」というのは伝統的な様式に基づくという意味であり、かつては酢豚に余計なものを入れることに対してキレていた。
不審者。
グリフィン退職後は警察に復帰したようだが、謂れのない罪で解雇されるもPMCのマグニ・セキュリティに拾われる。
しかし、マグニが画策している陰謀を知って独自捜査を開始。現在もマグニで働きながら捜査を進めている。
そんな彼女の実装時に描かれたイベントストーリーはドルフロ2でも屈指の鬱シナリオで、ニキータのデカパイに釣られた人々への洗礼となった。
基本的には善良で職務への意欲も高い人形なのだが、度を超えた子供好きという面があり、前作では元警察官なのに通報されたという過去があった。
前作のDivisionコラボでは「本当に誘拐犯じゃないんです」という名前で登場したことも。
また、本人の実装と同時に実装されたスキンは前作スキンの移植なのだが、子供化スキンで着ていた服をほぼそのまま着ているという正気ではないものとなっている。
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人形とグループ
本作では人形たちもそれぞれのグループに分かれて暮らしており、その生き方も様々。最終的にはみんなエルモ号にやってくるのだが。
これらの人形とは別に、射撃管制コアを外し一般人形として社会に組み込まれた者たちの存在も明らかにされている。
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グループと所属する人形たち |
G&K 霜降小隊
かつての指揮官の職場であるグリフィンに残った人形たちによる小隊。
現在のグリフィンの指揮官は、指揮官(エルモ号)の元上司であるヘリアン。
メンバーは瓊玖(QBZ-191)、トロロ(AK-Alfa)、チータ( MP7)、リンド( AA-12)
霜降小隊の隊長。
前作ではアエネアス作戦のためにシュタージから派遣されてきた人形だったが、そもそも傭兵として活動していたところをシュタージに雇われた形だった。
なので元々グリフィンと関係のない人形だったが、一連の戦いの後にグリフィンへと留まり、グリフィン再編後も変わらずに所属し続けている。
「飼育員」という独特な呼び方で指揮官を呼ぶ人形。でもその呼び方をする人形は唯一ではない。
今作までの間に事故(自業自得)によって素体の変更を余儀なくされ、前作よりもロリ化している。
サービスイン時のスキルの説明が誤記で「味方へのランダムなデバフ(本当はバフ)」と書かれていたのをあまり疑われなかったり、
パッシブスキルで飴玉を投げる時の「Ei!」という声が英語圏でなぜか流行ったり、何かと話題に事欠かない。
グリフィン残留組の一人。
前作ではグリズリー率いる小隊に所属していたが、他の小隊メンバーがグリーンエリアの一般人形として離れる中、一人だけ残った。
M82は後に戦術人形へ復帰することが確定しているが。
前作と同じくふんわりとした雰囲気を漂わせながらも、実際は酒好きなのは相変わらず。
星が好きなのも引き続きで、名前もチリに実在する天文台から取られている。決してトロロ芋からではないはず。怪奇・とろろもちも関係ないはず。
ぜひとも同じ趣味のハッブルと引き合わせてみたいものである。
霜降小隊の中では唯一のシリーズ皆勤賞組。
人形なのに低血糖に悩まされているのは相変わらずで、キャンディを常備している。
その理由は彼女の出自にあるのだが、あの出自でこんな一介のPMCに席を置いていていいのだろうか…
POL-03 警察機関
ロ連のグリーンエリアで警察として働いている人形たち。
メンバーはモシン・ナガン( 〃)、ナガン(ナガンM1895)、クシーニヤ(スチェッキン)、ペーペーシャ( PPSh-41)
警察機関の人形部隊の隊長。
仕事に忠実で、部下の面倒見も良く、人間との関係にも気を配っているが、
そのせいでストレスをため込んでいるため、ナガンやクシーニヤと共にお酒で発散する。
執務室背景では手榴弾を投げているが、戦闘では一切使わない。なんで投げさせたし。
CV: 上坂すみれ
10年の間にメカニックとして磨きを掛けたようで、新たな赤軍ロボこと赤いイージスと共に戦う。
前作の初期絵とはまるで別人のようになっており、MOD絵に見覚えが無いと新キャラかと間違えるほど。
実のところどうしてエルモ号に乗車しているかが不明。
所属こそエルモ号になっているのだが、メインストーリーに出てこないので、どういう立ち位置なのかがまるで分からない。
初期設定ではエルモ号に所属していたが、いつの間にか警察機関所属に戻っていた。
(元々は警察機関を離れていた設定だった)
人形コミュニティ
イエローエリアで暮らす野良人形たちの互助グループ。
そこそこの数の人形が所属しているが、厳しい懐事情のせいで稼働停止した状態の人形も少なくない。
メンバーはウルリド、スオミ(〃)、ロッタ、リッタラ(WKp)、ドゥシェーヴヌイ(KSVK)
人形コミュニティのリーダー。武器はウィングエッジ(近接)。
表面上は頼れるリーダーとして振舞っているが、コミュニティの決断は投票制とはいえ苦しい選択を迫られ続けており、
そのせいでストレスをため込んでいるため、ストレス解消のためのアイテムを収集するのが趣味。
また、意外にも人形としては若い部類に入る。(特に(元)グリフィン組と比べると)
フィンランドのスノウエルフ。
前作では可愛い顔してゴリゴリの反露&ヘビメタ好きという強烈な内面を持っていたがこの10年間で落ち着き、今ではかわいい顔のメタラーに落ち着いた。
リアル情勢のせいで反露ネタがシャレにならなくなったのもあるだろう。
エルモ号に乗ったタイミングはコルフェンやキャロリックよりも早かったのだが、プロトコルのせいで長居は出来ず、人形コミュニティに帰ることに。
(『パン屋作戦』を除けば)シリーズ皆勤賞組の一人。
今作でもやはりというか過去の記憶を失っており、資料室のストーリーでは人形コミュニティにたどり着くまでの苦難の旅が描かれている。
素体のデザインは『ドルフロ』のMOD3がベースになっているが、メカ度がかなり増しており、歩行音も独自の硬いものが設定されている。
カフェ ズッケロ
ロ連の衛星都市CHE-02で営業しているカフェ。人形のみで運営されており、経営も順調。
元グリフィン人形たちの情報交換場所であったり、マキアートを中心に裏の依頼をこなす武装集団でもある。
8.7章でカフェの営業を停止し、エルモ号へと移った。後に店舗は別の人形に任せて再開した。
メンバーはスプリングフィールド(〃)、マキアート( WA2000)、センタウレイシー( G36)、シャークリー
元メンバーにアンドリス
ズッケロの店長。
お店を経営しながら指揮官周りの情報を集めては、それを元グリフィン人形たちに共有していた。
いざ指揮官の下へ向かうとなれば、武装ヘリを手土産に店を閉めて向かうほど。そ、そこまでしてくれなくても…
10年の間に様々なやり方を学んでおり、下手な闇ブローカーよりも取引上手。
ドゥシェと同じく皆勤賞組の一人であるメイド人形。
グリフィン退職後は(普通の)メイドに戻ったが、スプリングフィールドに依頼されてズッケロへ加入した。
カフェにメイドという、スキルを活かせる場所に落ち着けたので、グリフィンを離れた人形の中ではかなり良い具合と言えるだろう。
グリフィン関係者以外への接客の機会が多かったためか、平時の表情の硬さは相変わらずだが、目つきの悪さはだいぶ和らいでいる。
なお、休憩室ではニューラルクラウドにおけるバレンタインイベントにて使われたスチルを写真として手にしている。
実はドルフロ(2)とニューラルクラウドの関係ははっきりしておらず、(おそらく)あえて濁されているのだが、これが意味するのは果たして…
10年経っても変わらない味わいのツンデレメシマズ人形。
ズッケロの荒事担当でもあり、マンションの一室を買うくらいには稼げている模様。誰のために買ったかって?そりゃもちろん…
ズッケロのアイドル担当。武器はXCR(AR)。
元々はヴェプリーと同じロ連のアイドルプロジェクト用に作られたが、プロジェクトの中止が決定した際にそれぞれ脱走し、シャークリーはズッケロへと流れついた。
ヴェプリーほどではないがアイドルであることに強いこだわりがあるため、人前では常に見られていることを意識しながら小悪魔系を演じている。
そよ風
各地を転々としながら活動する人形楽団。
8.3章にてダンデライオンの要請でエルモ号を目指し、多少のトラブルがありながらもエルモ号に合流した。
メンバーは朝輝、黛煙( 95式)、絳雨(97式)、緋( CZ75)
そよ風のリーダー。武器は06式(SMG)。
正義によって動く任侠タイプ。その上頑固なため、他のそよ風メンバーから指揮官の話を聞かされた上でも、自分の目で指揮官を見定めていた。
表情があまり動かず、それを補おうと冗談をよく口にするが、周囲からは笑えないともっぱらの評。
H.I.D.E.404
かつてはグリフィンとも共に作戦にあたっていた404小隊の現在の姿。
リヴァ(UMP45)とレナ(UMP9)がカリーナの方にかかりっきりになってしまったため、
リヴァの勧めでメンバーを増やしており、現在は二つの部隊が404として活動している。
10章では現在の任務と目的が一致していることから、第一部隊が修理と休養も兼ねてエルモ号へと乗り込み、
それを聞いた第二部隊もエルモ号に移ったことで、エルモ号が404の(事実上の)新たな拠点となっている。
第一部隊のメンバーはクルカイ( 416)、ミシュティ( H&K G11)、ビヨーカ(G28)、アンドリス
第二部隊のメンバーはヴェクター( 〃)、ハープシー(TMP)、ルチェー(PP-90)、ウェルロッド(〃)
CV: 野中藍
名実ともにドルフロシリーズ人気ナンバーワン人形にして、シリーズ皆勤賞組の一人。
念願だった404の隊長になれたが、経緯が経緯だけにやや不満げ。
10年の間にバイク趣味を手に入れており、戦場でも乗り回している。
そして10年の間に指揮官へと募らせたものも悪化しており、以前にもまして束縛系彼女と化している。
なお、本作でも4月16日こと416の日に 怪文書メールを送り付けてくる奇行は健在。
2種類の範囲攻撃を持ち、戦場に酸をばら撒くアタッカー。
誇張抜きでゲーム難易度が1段階下がるというほどの驚異的な殲滅能力を持つ。バイクに乗ったら敵が死ぬゲーム
無凸でも充分すぎるほど強いのだが、完凸した日にはマップ全体に酸をばら撒くMAP兵器と化す。
404第二部隊のリーダー。
グリフィン退職後は相方のルチェーと共に様々な職を転々としていたがどれも長く続かず、最終的に404へとスカウトされた。
相変わらず悲観的なものの見方をしており、自分はリーダーにふさわしくないと思っているが、その見方が第二部隊の危機回避へと繋がっているので結果オーライ。
第一部隊長のクルカイとは、前作のディビジョンコラボイベントで共にメインを張ったことがある。もしかしたらこの縁でスカウトされたのかもしれない。
スパーク
幼熙が作ったダンスグループ。
行き場のない人形たちのために作ったらしい。
メンバーは幼熙(K2)
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その他
ジラードグループなる企業に雇われヘレナを狙う男装の第三世代人形。
人形としての性能は第二世代のそれを大きく上回っているらしいが、
第三世代のプロトタイプにあたるRO635に比べれば総合的な完成度は低いらしい。
彼女との戦いが落ち着いてからしばらくが経った後、どういうわけか記憶や言語モジュール、戦闘力を削がれている状態で、
パラデウスの兵として指揮官たちの前に姿を現すが、そのままエルモ号に捕獲された。
セクスタンスと同じくヘレナを狙うゴスロリの第三世代人形。
巨大な機械人形へと変貌する能力を持っており、脅威度はセクスタンス以上か。
「コクーン」なるロクでもない名前の人物から命令を受けて、ブージャムを追いかける青髪の第三世代人形。
ダーチュアとは違って常に落ち着き払っている。
ダーチュアと同じく巨大化能力を持っているが、大ダメージによって本来の機能を発揮できず、それまでのクールで美しい姿からは似ても似つかぬグロい姿へと変貌した。
ロ連で「非軍事勢力監視局」、つまりはPMCを始めとした民間勢力が適切に武器を所持しているかを監視する組織で働いている女性。
10年前はグリフィンの後方幕僚として働いていたが、戦いの中で「ELID」を発症して入院が必要となり、長らくグリフィンを離れていた。
いざ復帰してみれば、そのころには指揮官は退職してしまっていたらしく、以来10年近く指揮官と連絡が取れていない。
かつてはギャルファッションが似合う少女だったカリーナも、10年たてばスーツの似合う女性へと成長した。
かつてと変わらず404のメカニックを務めている青年。実はネカマ。
指揮官も驚くくらいには背が伸びて大人っぽくなったが、中身は相変わらずのメカオタク。
「新ソ連重工業の粋」とまで豪語するエルモ号や、未だ貴重な第三世代人形であるセクスタンスに興味津々であった。
なお、ヴェクターのイベントで前作のコラボイベントが正史となったため、前作での奇行も実在することに…
指揮官やダンデライオンと縁深い少女。
世界の流れに直接干渉はしないものの、要所で「望むべき未来」のために働きかけている。
ドルフロ世界における数々の事件の元凶。
指揮官は10年前に死んだものと思っていたが、ヘレナの存在でウィリアムがまだ生きていることを確信した。
資料室
ゲーム内コンテンツの一つ。
メインストーリーの読み返しのほかに、人形たちの個別ストーリーがそれなりの文量で描かれており、
人形たちへの理解を深めるうえで非常に重要なコンテンツ。
各ストーリーごとに用意された一枚絵や未登場の人形についても描かれるなど、気合の入ったコンテンツなので必見。
……なのだが、ホーム画面からワンアクションでたどり着けず、妙に奥まった場所にあるためアクセスが非常に悪い。
ホーム画面→左下のダイナーゲート→資料室→アーカイブ→記録復元→思い出or記録でようやく読むことができる。
メインストーリーの読み返しと同じ場所に格納されているので、なおさら見逃しやすい。どうなってるんだ羽中!
あと未実装の人形もすでにエルモ号に来てることになっていたり、後の設定変更で一部エピソードが事実上の没になっているのは内緒。
休憩室
ゲーム内コンテンツの一つ。
それぞれの人形に与えられた個室で人形たちと触れ合える。
……というのは建前で、実際にはカメラを動かして、ドルフロ2のハイクオリティな3Dモデルをじっくりと観察することができる変態コンテンツ。
人形ごとに固有モーションも用意されており、面白いものから可愛いものまで様々。
休憩室での小物には様々な小ネタが仕込まれているので、カメラを回してじっくり観察してみるのも一興。
休憩室では基本的に統一された私服を着ているのだが、一部スキンを着せることも可能なので、スキンによってはヤバいシチュエーションに見えることも…
スキン
全体的な傾向として、人形ごとのデフォルト衣装は人形それぞれのイメージを反映したタクティカル系なのに対し、
それ以外のスキンは戦闘向きではないドレス系やドスケベ系といった感じ。
よく審査が通ったなと言わざるを得ないようなものも少なからず存在している。
シリーズファンに嬉しい点として、過去作に登場したスキンを再現したものも存在しており、
代表的な所ではマキアートとスプリングフィールドのドレス(どちらも『ドルフロ』の1周年スキン)、ヴェクターの制服(『ドルフロ』のデフォ衣装)など。
やはり需要が高いのか、今後も再現スキンは増えていくようだ。
また、一部のスキンはパーツ変更機能に対応しており、スキン本体とは別にパーツセットを購入することで3×3の組み合わせから組み換えできるようになる。
なお、開発チームのスキンへのこだわりは並々ならぬものがあり、
特にタイツの表現に関しては実際に社内で実物のタイツを使いながら研究しているのが全世界に発信されたり、
タイツの表現に関する特許も取っているらしい。
追記、修正は新世界の輝きになってからお願いします。
- 足フェチにはたまらないゲーム -- 名無しさん (2025-04-17 00:56:24)
- とりあえずスオミとクルカイは最優先で確保しておけ。この二人の有無でゲームの難度が劇的に変わる -- 名無しさん (2025-04-17 06:48:07)
- 硬派のふりをしたスケベゲーム。おっぱいぷるんぷるん -- 名無しさん (2025-04-17 07:04:50)
- 貧乳かと思ってたミシュティが以外とよいものをお持ちだった -- 名無しさん (2025-04-17 08:18:34)
- ↑3 最近始めた友人の画面共有でシミュレーションゲームという概念を文字通りぶっ壊すクルカイ性能を見て笑った。ヒャッハー -- 名無しさん (2025-04-17 09:45:40)
- ウィリアムを潰せなかった+指揮官は人形に近づいてはいけない ねえこれ前作(ドルフロ)がビターからバッドエンドになったってこと…? -- 名無しさん (2025-04-17 12:22:49)
- 俺はこのゲームほどに足にこだわったゲームを知らない。足自体のクオリティもタイツ裸足共に素晴らしい上、足指をワキワキさせたり、指の間を広げたりとやりたい放題な上、カメラを動かしてそれを至近距離から眺められる。人によってはこの世のナンバーワンエロゲーになりうるポテンシャルを持っている。ゲーム性とかキャラの好みについては知らない。 -- 名無しさん (2025-04-17 18:31:59)
- ↑個人的に一番足がエロいと思う人形はドゥシェーヴヌイ。リアルな人肌とは真逆なサイバネ義足だけど、むしろそれが良いんだ -- 名無しさん (2025-04-17 19:33:28)
- キャロリックの性能はどうにかならんものか…遮蔽物から飛び出して敵を斬らなきゃならんのに防御面がペラッペラなのよな。かといって火力がぶっ飛んでるわけでもないし -- 名無しさん (2025-04-18 01:06:28)
- あの修羅場の末にELIDを発症してしまったカリーナが無事に大人になったっぽいのは良かったけど、ヘリアンとクルーガーは大丈夫なのだろうか -- 名無しさん (2025-04-18 09:09:59)
- エロとフェチの話はめちゃくちゃ流れてくるけどストーリーに関しては微妙な反応が多くて判断に困る -- 名無しさん (2025-04-18 12:02:25)
- ↑7章くらいから面白くなるっていうドルフロ1の真似しなくていい所を真似してるからな… -- 名無しさん (2025-04-18 12:30:27)
- ドルフロ1やニューラルクラウドからの続きモノなうえに、コーラップスを始めとした作品固有の用語が多いから、特に2から始めた指揮官はシナリオが理解しにくいと思う -- 名無しさん (2025-04-18 20:08:24)
- キャロリックは今後のアップデートで追加予定のノード拡張で救済…されず、「攻撃前に1マス移動する毎に会心率と会心ダメージが+5%(最大15%)」というショボい跳躍キーが追加されるだけ。どうして… -- 名無しさん (2025-04-26 07:52:44)
- サブリナさんの誓約はいつになったら実装されるのやら…(先行鯖の大陸版でも未実装) -- 名無しさん (2025-07-04 23:07:23)
最終更新:2025年08月21日 15:06