ガラル地方(ポケモン)

登録日:2019/12/08 (日) 18:51:35
更新日:2020/01/12 Sun 11:40:52
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ガラル地方とは、『ポケットモンスター ソード・シールド』(以下剣盾)の舞台となる地方の名称である。


概要


大きな島からなる地方で、東西が海となっている。
北部は雪で覆われた山脈、南部には草原と複数の湖があり、南下するにつれて徐々に地形が狭くなっている。
この地形を上空から見ると、盾に剣が差し込まれているように見えると言われている。

前作の温暖な気候で開放的な雰囲気のアローラ地方とは違い、ガラルは寒冷地にあり全体的に落ち着いた雰囲気を持っている。
そのため住民のほとんどが厚着をしており、民家には暖炉やオイルヒーター等の暖房器具が設置されている。
中には寒さに滅法強い人もいるようで、雪が降ってるにも関わらず海を泳いでいる人もいたりする。
同じく落ち着いた文化のカロス地方と雰囲気は似ているが、この地方では人間とポケモンが力を合わせて産業を発展させている。

またイッシュ地方と同じく鉄道が発達しており、地方を縦断するように鉄道が敷かれているのも特徴。
シティよりもタウンのほうが多く、「○番道路」が最も少ない地方でもある(10番道路までしかない)。
ダンジョンの数も非常に少なく、迷う可能性があるようなのもルミナスメイズの森ぐらいとなっている。

冒険序盤から訪れることができる「ワイルドエリア」は名前の通り大自然が広がるエリアであり、そこでは高レベルの野生ポケモンが出現する。
そして天候によってはガチで遭難する。吹雪と霧と砂嵐やめろ。

この地方では特定のスポットでバトルをした際、膨大なエネルギーによってポケモンがパワーアップし巨大化したように見える事がある。
この現象は「ダイマックス」と呼ばれ、マグノリア博士によって発見された時にはガラルは大騒ぎとなった。
一部のポケモンはダイマックスした際に大きさだけでなく姿が変化する事もある。この現象は「キョダイマックス」と呼ばれている。
ガラル地方のほぼ全てのポケモンがダイマックスが出来るが、ねがいぼしと呼ばれる鉱石を加工した「ダイマックスバンド」を身に着けたトレーナーしか使用できない。
なぜガラル地方のポケモンだけダイマックスが出来るのかは解明されておらず、現在研究が進められている。

この地方でのポケモンリーグはスポーツさながらの一大エンターテインメントとなっており、前述のダイマックスを取り入れた興行として毎年開催される。
チャレンジャーは規定の順番でジムを巡り、8つのジムでバッジを受け取るとチャンピオンカップに進める。そこでチャンピオンを破り優勝すると、この地方で最も強いトレーナーとして認められ新たなチャンピオンとなれるのである。
これは「ジムチャレンジ」と呼ばれており、ジムチャレンジやチャンピオンカップの試合はテレビで生中継される。
ガラルにおいてチャンピオンは英雄と言うべき存在であり、ガラルの住民の注目の的となる。
当然強いトレーナーにはファンも付くが、中には暴徒と化すファンも存在する。
詳細は「ジムチャレンジ」の項目を参照。

ちなみにポケモンリーグ委員長であるローズはマクロコスモス・グループなる企業体の経営者でもあり、同社はストーリー中ではあまり語られないもののガラル地方において大きな勢力をもっているようである。
例えばソード・シールド新要素の『ポケジョブ』においては依頼元の企業の中にマクロコスモスの名を冠した企業(マクロコスモス・バンク、マクロコスモス・コンストラクションなど)がいくつか確認可能であるし、
今作の移動手段の1つである列車もマクロコスモス・グループの企業により運営されているのが伺える(駅の看板がよく見るとマクロコスモスのそれ)。

この地方には、かつて危機に陥ったガラルを剣と盾を持った英雄が救ったとされる伝説が伝えられている。
地方の各地にこの伝説にまつわる史跡が残されているが、この伝説には謎が多く、現在ソニアがこの伝説の全容の解明に取り組んでいる。

ポケモンキャンプが各地で盛んに行われており、手持ちポケモンと触れ合ったりガラルで流行しているカレーをポケモンと一緒に食べたりして、人々はポケモンとの憩いのひと時を楽しんでいる。
100年の歴史を誇る「ガラル空手」と呼ばれる格闘技が存在し、昔の名探偵が駆使していたバリツもあるらしい。
ちなみにこの地方のおまわりさんは昔は馬ポケモンに乗っていたという。

この地方にも環境に応じて見た目やタイプが変化した「リージョンフォーム」を持つポケモンが生息している。
だがジグザグマとマッスグマはガラルのすがたのほうが原種とされており、ガラルのすがたからさらなる進化を遂げるポケモンの存在も確認されている。

モチーフはイギリスのグレートブリテン島で、ガラルはグレートブリテン島の南北を逆さにした形になっている。
なお、ガラルの文化やこの地方に生息しているポケモンにはイギリスの文化や風習を意識したところが多く、剣盾の伝説のポケモンのザシアンザマゼンタはイギリスの伝承「アーサー王伝説」がモチーフになっているとされている。
そのため、フランスがモチーフのカロスとは海を隔てて隣同士ではないかと考えるファンもおり、「マイチェン限定でもいいから金銀カントーみたいに殿堂入り後に行ける様にしてもいい」という声もある。


主な市街地



◆ハロンタウン
主人公や幼なじみのホップ、チャンピオンのダンデの出身地。
昔から牧場を営み、人々とポケモンが共に暮らしている。町中にはウールーが何匹もいる。

町のモデルはインヴァネス。

◆ブラッシータウン
ハロンタウンの隣町でマグノリア研究所がある。
郊外の喉かな町で、研究所の他にはきのみショップやブティックがある。
ブラッシータウン駅からは各町やワイルドエリアに行く事が出来る。

町のモデルはアビモア。

◆エンジンシティ
蒸気機関を利用して近代化を遂げた工業都市。
街が上段と下段で分かれており、巨大な昇降機で行き来するようになっている。ポケモンセンターは2軒ある。
ジムチャレンジのエントリーはこの街のスタジアムで受け付けており、開会式もここで開かれる。
チャレンジャーはホテル「スボミーイン」へ宿泊する事になっている。
ジムリーダーはカブ

街のモデルはエディンバラ。
エンジンスタジアムの外観はエディンバラの時計塔がモデル。

◆ターフタウン
段々畑の合間に家が並ぶすり鉢状の町。盆地の底にターフスタジアムがある。
町のあちこちに謎の石碑があり、西にある丘には大きな地上絵が描かれている。
ジムリーダーはヤロー

町のモデルはヨーク。

◆バウタウン
市場やレストランに多くの人が集まる港町。
シンボルは東の海に面する灯台で、灯台の隣には灯台を守ったと伝えられるポケモンの石像がある。
市場ではお香や漢方薬が購入出来る。シーフードレストラン「ぼうはてい」で配達を手伝うとご褒美が貰える。
ジムリーダーはルリナ

町のモデルはリバプール。

◆ナックルシティ
中世の城壁を活かした歴史ある街。
東西に広く、ポケモンセンターが3軒ある。
ナックルスタジアムにはエネルギープラントがあり、ねがいぼしから取り出したエネルギーをスタジアムの頂上からガラル地方全体に供給している。
この街にある宝物庫には、ガラルの英雄伝説にまつわるタペストリーが納められている。
ジムリーダーはキバナ

街のモデルはバーミンガム。

◆ラテラルタウン
古代の芸術を中心に栄えてきた山間の町。
町の市場には掘り出し物屋があり、貴重などうぐを売っていたり、換金専用アイテムを高価で買い取ってくれたりする。
町の北には名物の壁画があるが…
ジムリーダーは、剣ではサイトウ、盾ではオニオン

町のモデルはキャッスルライジング。

◆アラベスクタウン
巨木の内側をくり抜いた形の家がある町。
どこか幻想的な雰囲気の町で、日光がほとんど差し込まない替わりにあちこちに光るキノコが生えている。
ジムリーダーはポプラ後にビートが後任となる。

町のモデルはノッティンガム。

◆キルクスタウン
石造りの古い建物が立ち並ぶ温泉町。
町の中央には、かつて英雄が傷を癒すために浸かっていたとされる「英雄の湯」がある。
ホテル「イオニア」が2軒あり、ステーキハウス「おいしんボブ」にはナックルの宝物庫になかった第5のタペストリーがある。
ジムリーダーは、剣ではマクワ、盾ではメロン

町のモデルはバース。

◆スパイクタウン
多くの店が雑然と並ぶ、どこかパンクな雰囲気の町。
東西に長いアーケードだが、全ての店が閉まっているのでシャッター街となっている。
雰囲気はアローラのポータウンに似ているがポケモンセンターはちゃんと営業している。
なぜかエール団がたむろしているが…
ジムリーダーはネズ後にマリィが後任となる。

町のモデルはランディドノー。

◆シュートシティ
ローズ主導で計画的に造られた大都市。ミュートシティではない。
ガラル最大の都市であり、昔からの街並みを活かしつつローズが会社の力で観光都市として造り変えた。
民家の近くにはバトルコートがあるほか、遠方から来た人が泊まれる大きなホテルや、プレイヤーは利用できないが観覧車などの娯楽施設もある。
別地方出身者も多く住んでおり、ポケモンセンターは2軒ある。
かなり広いので、そらとぶタクシーやモノレールを使用すると便利。
ホテル「ロンド・ロゼ」があるが、1階より上には行けない。
ジムチャレンジャーの最終目的地で、チャンピオンカップはローズスタジアムで行われる。
モノレールでしか行けないローズタワーはローズの所有であるが、殿堂入り後はリーグ委員長の仕事を引き継いだダンデの手でバトルタワーへと生まれ変わる。

街のモデルはロンドン。
ホテル「ロンド・ロゼ」のモデルは国会議事堂とビッグ・ベンで近くにある観覧車はロンドン・アイと思われる。
シュートスタジアムのモデルはウェンブリースタジアム。
街の中を流れる川はテムズ川。


主な名所



◆まどろみの森
ハロンタウンの西側にある森。
立ち入るのは危険とされており、普段は柵によって道が塞がれている。
霧が立ち込めている場合があり、最深部にはくちたけんとくちたたてが置かれた謎の石碑がある。
剣盾の物語の始まりの場所であり、ここで主人公とホップはあるポケモンと運命的な出会いを果たす。
モデルはケアン・ゴームズ国立公園。

◆マグノリア博士の家
2番道路の先にある。

ワイルドエリア
ガラル地方のほぼ中央に位置するエリア。本作最大の目玉スポット。
自然が残された広大なエリアで、18のエリアに分かれている。
ガラル以外のポケモンも多く生息しており、光の柱が伸びているポケモンの巣を調べると、ダイマックスしたポケモンが襲い掛かってくる。
エリアの天候は場所によって異なり、毎日別の天候へと変わる。天候が変わると出現するポケモンも変わる。
更に特定の場所にはレベルの高いポケモンが固定シンボルとして登場する。
旧作登場組を中心にかなりの種類のポケモンが出現するが、ここでポケモンを捕まえるのに夢中になりすぎてシナリオをなかなか進められないプレイヤーが続出した。
広大すぎるのでじてんしゃを手に入れてから巡るのがお勧め。水上を進めるようになってからでもいい。
このエリアのみ、オンライン状態にすると他のプレイヤーがすれ違い通信で出現し、相手の行動内容がリアルタイムで反映される。
モデルは湖水地方と荒地はピーク・ディストリクト。

◆ガラル鉱山
3番道路と4番道路の間にある鉱山。ローズが経営する鉱山会社の所有。
トロッコのレールが敷かれており、トロッゴンが激走している。
じめん・いわ・かくとうタイプのポケモンが生息している。

◆第二鉱山
バウタウンの東にある鉱山。ローズが経営する鉱山会社の所有。
海が近いからかみずタイプのポケモンが生息している。

◆ルミナスメイズの森
ラテラルタウンとアラベスクタウンの間にある森。
幻想的な雰囲気だが木が鬱蒼と生い茂っているので昼間でも夜中のように暗い。
光るキノコを触ると周囲が一定の間明るくなる。
ゴースト・フェアリータイプのポケモンが生息している。
モデルはロビンフッドの逸話で有名なシャーウッドの森。


乗り物


◆鉄道
ガラル地方の各地を結ぶ鉄道。駅にはフレンドリィショップが併設されており、共通アイテムが調達できる。
駅があるのはブラッシータウン、ワイルドエリア、エンジンシティ、バウタウン、ナックルシティ、シュートシティ。
ガラル地方のモデルであるイギリスが鉄道発祥の国ということもあり、駅の数も過去作より多め。
特にブラッシータウンの先とシュートシティの南は他のエリアと直接繋がっていないため、ブラッシータウンを出るときとシュートシティに行くときは初回に必ず鉄道を使用する。
ちなみにマクロコスモス・レールウェイズという企業が運営しているらしい。

◆そらをとぶタクシー
アーマーガアがゴンドラを運ぶ交通機関。従来のひでんわざ「そらをとぶ」に相当する。
行ったことのない場所には連れて行ってくれないのもお約束。
カットインアニメーションはなく、使用すると右下のローディングアニメーションがそらをとぶタクシーになるだけだが、
シュートシティにある町の中専用のそらをとぶタクシーを使うとアーマーガアに運ばれるシーンが見られる。
タクシーが空の交通を担う関係上、本作に登場する「タクシードライバー」の肩書を持つトレーナーは飛行服姿となっている。

◆モノレール
広大なシュートシティの中を右回りで結ぶモノレール。
乗車するシーンは省かれているが、川沿いを歩くと動いている様子を外から眺めることができる。
ちなみにポケジョブに出てくる依頼によれば正式名称はシュートモノレールらしい。


ジムリーダー





追記・修正はジムチャレンジをクリアしてからお願いします。

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