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ホエルオー

登録日:2011/06/09 Thu 19:57:50
更新日:2026/07/16 Thu 14:25:59
所要時間:約 5 分で読めます






最大級のポケモン。

群れで獲物を追い込んでから

大きな口で一気に飲み込む。


出典:ポケットモンスター、10話『カイリューの楽園、ハクリューの試練!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


ホエルオーはポケットモンスターシリーズにルビー・サファイアから登場するポケモン

◆データ


全国図鑑No.321
英語名:Swablu
分類:うきくじらポケモン
高さ:14.5m
重さ:398.0kg
タマゴグループ:陸上/水中2
性別比率:♂50♀50

タイプ:みず
特性:みずのベール(やけど状態にならない)
  :どんかん(メロメロ、ゆうわく、ちょうはつ、特性・いかく無効化)
隠れ特性:プレッシャー(相手から受けた技のPPを1つ余分に減らす)

HP:170
攻撃:90
防御:45
特攻:90
特防:45
素早さ:60
合計:500

努力値:HP+2

ホエルコがLv.40で進化する。


◆概要


クジラをモチーフにしたポケモンで、第八世代でムゲンダイナ(高さ20m)が登場するまでは全ポケモン中最大のデカさを誇っていた。
ポケモンコロシアムポケモンバトルレボリューションでのコイツの姿は圧巻の一言に尽きる。

もちろん海洋に棲むポケモンで、小型の水ポケモンを常食。
獲物を追い詰める為に群れでジャンプして大きな水しぶきをあげるという。
豪快とか大迫力とかっていうレベルじゃねーぞ!

そのためか、「はねる」を覚えるある意味貴重なポケモン。
当然ながら対戦では「何もおこらない」と出るが、冷静に考えると「地震が起きてもおかしくないのでは?」……と思った人も居るだろう。
実際アニメ新無印10話『カイリューの楽園、ハクリューの試練!』では、「凄いポケモンの「はねる」は凄い「はねる」という考えでロケット団が命令した所、
その巨体が海面で跳ねたため、凄い津波が生じてロケット団ごとサトシたちを跳ね飛ばしている。

しかし、「ホエルオーのはねる」の問題点は実はそこではない。
ホエルオーの体重は398kgと、その体躯の割にカビゴンよりも軽い。というか、体格と比べあまりにも軽過ぎる。
実在する体長14mのクジラであるタイセイヨウセミクジラは体重70,000kg。ホエルオーの体重はなんとその1/175しかない
図鑑に記載されているポケモンの体重はキョダイマックスなどの特殊な形態を除きは1トンを超える事がなく、全体的に軽い*1傾向があるとはいえ、その中でもホエルオーは極端に痩せすぎである。
比重で考えると空気よりも軽い。つまり、ホエルオーが「はねる」を使ったら最後大気中に浮かび上がり、恐らく二度と降りてくることはない。下手したら大気圏を飛び出すかもしれない。
どうやって海に潜ってるのか、そもそも何で出来ているのか、謎は深まるばかりである。

進化前のホエルコは毎日1トンのヨワシを捕食しているが、それでも体重は130キロしかない。
消化がよすぎというレベルじゃない。
ちなみにヨワシは0.3キロなので、毎日3333匹のヨワシがホエルコに食われている。
なお、アルクジラはホエルコの近縁種である。

余談だが、つぶらな瞳がかわいい。


◆ゲームでのホエルオー


初登場となる『ルビー・サファイア』では、進化前のホエルコを105番水道をはじめ各地で釣ることが可能。
海限定種かと思いきや、たまに池でも釣れる。
ポケモン図鑑には「体に水をためることで、陸上をはねて移動できる」とあるので、多分そうやって移動してきたのだろう。

ホエルオー自体は129番水道に野生で出るが、出現率が極めて低いのでホエルコを自力で進化させたほうが良い。
ちなみに何故かルビーとサファイア・エメラルドで出現レベルが異なり、前者だと35-40なのに対し、後者だと25-30である。
リメイク版のORASでは出なくなった。

エメラルドバージョンのチャンピオンであるミクリの1番手。
「あまごい」からの「しおふき」の威力はバカにならない。
ジーランス共々の捕獲の鍵を握るポケモンでもある。

BW2ではジムリーダーシズイが使用するほか、
イッシュ地方のマリンチューブ内で泳ぐ姿をたまに見ることができる。
マリンチューブを泳ぐ姿は圧巻であり、これによってメダルも貰える。

USUMでは、マンタインサーフ中に障害物として「ぬっ」と出てくる。
他の障害物がぶつかっても減速するだけなのに対し、ホエルオーは当たると転覆してスピードが初期値に戻ってしまう。必ず回避したい。

剣盾では、鎧の孤島にシンボルエンカウント個体が出る。
20mはあるんじゃないか?というその巨体は必見。
連れ歩きでのホエルオーよりもデカく、その大きさは遠くからでも視認できるほどである。
ちなみにレベルが80もあるので迂闊に喧嘩を売ると返り討ちに遭うので注意。

SVでは進化前のホエルコがアルクジラの図鑑内での説明でのみ登場(スカーレット)。将来的な共演に期待したいところ。

最大級のポケモンというアイデンティティ故かその他外伝やスピンオフ作品でも特別な役回りや扱いを受けることも多い。

『ポケモンレンジャー バトナージ』ではホエルオーのうみに生息しているが、その一画面に収まらない巨体故にキャプチャは不可能。
貨物船を主人公に壊された為代わりの貨物船を探していたヤミヤミ団に囚われており、機械を破壊して救出すると心が通じ合いブラウザに登録される。
その後ヤミヤミ団は代わりにホエルコを誘拐した為、主人公は怒ったホエルオーに乗せられヤミヤミ団の海中アジトに向かう事に。ホエルコ救出後は本来の目的地であるハルバ砂漠まで送ってくれる。

クリア後には主人公を送ってくれたハルバ砂漠の桟橋に居着いており、キャプチャ・アリーナまで乗せてくれるように。

『不思議のダンジョン』シリーズではイベントらしいイベントには絡まないが、2マス幅を取るほどの大きさを見せてくれる。もちろん大きさは4。
ちなみに『探検隊』ではとざされたうみのB16F、そこなしうみのB26Fにしか野生で登場しないレア枠となっている。

New ポケモンスナップ』では最初はネオワン号のすぐ近くに登場。その巨体をカメラに収める事は難しく、ポケモン判定が出なかった写真も多い。
イルミナスポットではむれたヨワシに追い払われる光景も見られる。

レンタルポケモン

【エメラルド】
型1:かいがらのすず:なまいきHBD:なみのり/こごえるかぜ/のしかかり/ほえる
型2:カゴのみ:いじっぱりHBD:すてみタックル/のろい/ドわすれ/ねむる
型3:カゴのみ:ひかえめHBD:ハイドロポンプ/じわれ/かげぶんしん/ねむる
型4:せんせいのツメ:がんばりやHBD:なみのり/れいとうビーム/じわれ/じしん

型1は「のしかかり」でまひにさせて先手を取りやすくしたい。ただダブルバトルでは「こごえるかぜ」の方が有効的。まひこそならないが素早さが下げれるのは変わらず、何せ対象が相手全体である。「なみのり」も当時は味方を巻き込まず、相手全体のみが対象だった点も強み。
型2は「のろい」と「ドわすれ」で両受けを狙い、ねむカゴで回復…という型だが、攻撃技が「すてみタックル」しかないのでみずタイプなのにいわとはがねで止まりやすく、ゴーストタイプに至っては詰み確定である。型3もねむカゴ型だがこちらは「かげぶんしん」で自分の回避を上げつつ、さらにそこから「じわれ」を撃つことが出来るので型2よりかは明らかに強い。一致「ハイドロポンプ」もあるし。
型4は「せんせいのツメ」が発動する事を願いたい技範囲広めのフルアタ型。いざとなったら「じわれ」に賭けてみるのもいいだろう。

【プラチナ・HGSS】
型1:オボンのみ:ひかえめHC:なみのり/れいとうビーム/かげぶんしん/メロメロ
型2:カゴのみ:わんぱくHBD:うずしお/どくどく/ドわすれ/ねむる
型3:たべのこし:いじっぱりHA:たきのぼり/じしん/ゆきなだれ/のろい
型4:せんせいのツメ:ひかえめHC:ハイドロポンプ/ふぶき/じわれ/はかいこうせん

型1は「かげぶんしん」と「メロメロ」で相手の攻撃を躱しながら一致「なみのり」か「れいとうビーム」で攻めていこう。型2は「ドわすれ」で特防を上げれるねむカゴ型。「どくどく」+「うずしお」コンボを相手に決めたい。型3はのろい型で、弱点となるくさやでんき、みず技が効きにくいドラゴンにも対策できる技があるので技範囲は広い。また「たべのこし」持ちなので徐々にではあるが体力も回復する。
型4は技の命中率が全体的に低め。もし「せんせいのツメ」+「じわれ」を決めればあなたは強運の持ち主だ!

【BW2】
型1:カゴのみ:ゆうかんABD:たきのぼり/ヘビーボンバー/のろい/ねむる
型2:せんせいのツメ:おくびょうCS:しおふき/れいとうビーム/ねごと/ねむる
型3:たべのこし:しんちょうBD:たきのぼり/ゆきなだれ/アクアリング/のろい
型4:フォーカスレンズ:ひかえめHC:ハイドロポンプ/ふぶき/じわれ/はかいこうせん

型1は「のろい」を積むねむカゴ型。型2はねむねご型で、一致技は「しおふき」で、体力が減って威力が落ちても寝ればまた元に戻せる。また「せんせいのツメ」によって相手から先手を奪える可能性があり、運よく奪ってHP満タンの時に一致「しおふき」を使えば等倍くらいまでなら一発で相手を沈めやすい。なおこの型の努力値配分は素早さ(と特攻)振りのおくびょうな性格と一見「せんせいのツメ」を無理に持たせなくてもいいのでは?と思われる配分ではあるが、ホエルオーは元々鈍足なので、こんな配分でも「せんせいのツメ」を持たせる意義はあるのである。
型3は「たべのこし」+「アクアリング」で体力がグングンと回復していくのろい型。くさやドラゴンには「ゆきなだれ」をお見舞いしてやろう。
型4は「フォーカスレンズ」で命中が安定しない技を安定させれる。但し「じわれ」にはフォーカスレンズの補正がかからない。

【USUM】
型1:カゴのみ:ゆうかんABD:たきのぼり/ヘビーボンバー/のろい/ねむる
型2:せんせいのツメ:おくびょうCS:しおふき/れいとうビーム/ねごと/ねむる
型3:たべのこし:しんちょうBD:たきのぼり/じわれ/アクアリング/のろい
型4:フォーカスレンズ:ひかえめHC:ハイドロポンプ/ふぶき/じわれ/はかいこうせん

型3の「ゆきなだれ」が「じわれ」になり、一撃必殺を相手に食らわせられるようになったが、ひこうやふゆうには効かなくなった。特にカイリューボーマンダなどの一致「たきのぼり」が今ひとつな相手には弱い。
他の型はBW2と同じ。但し型1の「ヘビーボンバー」はフェアリーにも弱点が突けれるようになっている。

◆対戦でのホエルオー


その巨体を反映してか、HP種族値170という圧倒的な数値が目を引く。なんとカビゴン以上である。
しかし、防御・特防ともに低水準であるため補強にはなっておらず、総合的な耐久は高速アタッカーより少しマシ程度。
また、そのHPに種族値を喰われまくった結果「HPだけ凄まじく伸びたホウエン種族値」と言えるバランスになっている。
HPが高すぎるため防御・特防に努力値を回した方が硬くなりやすいのだが、全振りしても思ったより硬くはならない*2
HPが高いと耐久型としては嬉しいがHPだけ高くても困る典型例である。

そんな彼のアイデンティティと言えるのが「しおふき」。
ルビー・サファイアでの初登場時は、カイオーガとホエルコ系しか使えない準専用技だった技で、威力150とはかいこうせん級の火力を持ちながら連発可能というスゴイ技である。
ただしデメリットがあり、HPが減少すると比例して威力も下がるので、すばやさが低く先制攻撃を食らいやすいホエルオーでは活用が難しかった。
第4世代では素早さを上げる道具「こだわりスカーフ」をもたせることで、多くの相手に先制で「しおふき」を叩き込めるようになり、実用性を大幅に上げた。
また、一撃必殺技「じわれ」を覚えるので、しおふきが効かない相手にはスカーフ地割れを連打してクソゲー運ゲーを仕掛ける事も可能。

ところが、世代を経るにつれ「しおふき」はカメックスやオクタン、ブルンゲルにも使えるようにされてしまう。
また「あめふらし」ニョロトノなど、実質攻撃力でホエルオーのしおふきを上回るポケモンも出現し、ホエルオーはアイデンティティを失ってしまった…。

ちなみに、隠れ特性は「プレッシャー」。ホエルオーの場合その巨体でプレッシャーを放っているという意味では間違ってはいないのだが……、なんか違う気がする。耐久型との相性は良いがその場合「ぜったいれいど」スイクンが立ち塞がる。
一応、「みずびたし」+「じわれ」でひこうタイプを強行突破できるという強みはあるのだが。

そんな失意のホエルオーが、一瞬だけ大いに輝いた瞬間があった。
それはサン・ムーン発売直後、ポケモンバンク解禁前のこと。

ルールはダブルバトル、先発は新たに特性「あめふらし」を獲得したペリッパーと、まさかのピカチュウ
ピカチュウは「ねこだまし」でペリッパーの行動を止めそうな相手を足止めし、ペリッパーは「おいかぜ」を使用。
このままだとピカチュウが必中「かみなり」で大暴れするので、相手はやむなく「ねこだまし」を食らっていないポケモンでピカチュウを倒す。

そして「王者」が降臨する。
「おいかぜ」をその巨体に受け2倍の素早さを獲得したアイツが。
天候「あめ」で水技の威力を1.5倍に増したアイツが。
水タイプ最強技「しおふき」の、アローラ地方で唯一の使い手であるアイツが。

海の王者ホエルオーが「しおふき」で敵を蹂躙するのだ!!

この「ピカホエッパー」構築はピカチュウとホエルオーという、極めて予想外なポケモンを使用しなおかつ結構強い事から注目を集めた。
環境さえ合えばホエルオーにも活躍の機会はまだまだ生じうるのだ。
頑張れホエルオー!スカーフCS振りだと耐久リザードンレベルだが頑張れ!

プレイヤーが使うとそんな感じなのだが、バトルタワー等で敵として出てくるホエルオーは恐怖の存在として知られている。
理由は簡単で、一撃必殺技「じわれ」を使う上に、しかもじわれ搭載個体に限って「せんせいのツメ」を持っている傾向があるから。
運が悪いとせんせいのツメ発動⇒じわれ命中×3で何もできずに殺される危険がある。まさにタワークオリティ
もちろんツメも発動せずじわれも当たらない確率の方がはるかに高いのだが、「連勝数」を競うバトル施設では一度でも負けるとそれまでの長い努力が一瞬で水泡に帰してしまう。
そんなわけで、運次第でマジでどうしようもない敗北を押し付けてくるホエルオーは、サイドン等とならび悪魔のように恐れられているのである。

◇主な技


高威力の「しおふき」
タイプ一致の「なみのり」「ハイドロポンプ」「たきのぼり」
広範囲に対応した「れいとうビーム」「ふぶき」「じしん」
低い素早さとのろいと相性の良い「ゆきなだれ」
その他のサブウェポンとして「とびはねる」「しねんのずつき」「のしかかり」
最強の役割破壊「じわれ
飛行タイプにもじわれがあたるようにしてしまう「みずびたし」
道連れの「じばく(XDより)」
積み技の「ドわすれ」「のろい

手も脚もないポケモンとしては意外と芸達者といえる。


◆余談



モチーフがクジラなので色々と遊ぶことができる。


テッカニンの「バトンタッチ」から繋げばセミクジラ

に、

フルアタで正面から殴り合えばマッコウクジラ

になり、

対炎に特化して炎タイプの交代を誘えば誰がどう見てもナガスクジラ

だし、

「じしん」や物真似からあなをほるを覚えさせればまさにツチクジラ

である。

なお、レベル1バトルにおける進化前のホエルコはアカボウクジラ

なのは言うまでもない。




設定上は14mあるハズだが、演出の都合なのか、バトル画面では設定より妙に小さい傾向にある。
ポケモンコロシアムポケモンバトルレボリューションでは確かに14m級のサイズがあったのだが、XY以降はどう見てもせいぜい6mくらいしかない。


この種族は悪名高い経験値164万タイプな上に、孵化しようとすれば600族と同じサイクル40(10240歩)なので、厳選も育成も苦行。一体育てるだけでかなり苦労する。中には経験値半分弱でLV100になるタイプもある為、LV上げするなら経験値を増やす対策が必要。剣盾以降ならば最悪けいけんアメで育ててもいい。


上記の通りクジラなのに「じばく」を覚える。
コレは陸に打ち上げられたクジラの死体の内部に溜まった腐敗ガスが爆発するという実際にある現象をモチーフにしたのでは?と言われている。

また、どっかの国では座礁したクジラを処理するため、死骸をダイナマイトでぶっ飛ばすという処置をした事例がある。
結果腐った肉片が飛び散り、始末に余計手間がかかったとか。
…なにそれこわい。





追記・修正は潮吹きされない内にお願いします。

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最終更新:2026年07月16日 14:25
添付ファイル

*1 例えばウマのポケモンギャロップの体重は95kgだが、同じくらいの大きさの実際のウマの体重は軽くても数百kg

*2 参考までに防御か特防に252振った場合の耐久指数は23000程度。柔らかいという程ではないが素早さ60で被弾も多くなりがちなので……