登録日:2026/08/22 Sat 18:00:03
更新日:2026/08/22 Sat 19:48:26NEW!
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【GMX】とは、『
遊戯王OCG』に登場するテーマの1つである。
概要
元々は海外先行で登場したテーマであり、日本には2026年6月27日発売の『WORLD PREMIERE PACK 2026』にて初登場。
同期の収録テーマは【
リビングデッドの呼び声】【
R.B.】。
効果の特徴としては、「デッキの上からカードをめくる」動き。
展開や妨害、色々な動きにこの動作が密接に関与している。
そしてめくれたデッキの内容でその後の展開内容が様々に分岐するため、アドリブ性の高いデッキでもある。
そしてテーマ内にはデッキトップを操作するカードもいくらかはあり、それらと合わせることができれば100%ギャンブルにはならないようにもなっている。
【GMX】自体は融合召喚テーマだが展開に関する制約は特に無いため、他の召喚法のモンスターも自由に採用できる。
テーマの舞台となるのは、とある研究所。
そこでは恐竜の調査が行われているが、その目的は「恐竜の力を人間が得る」という物騒なもの。
しかし組織は一枚岩ではないようで、吸収ではなく絆による協力を結ぶ者や鎮圧部隊を指揮する者もおり、各々の事情や思惑が複雑に絡み合っている様子。
また、モンスターの名前は恐竜が生息していた地質時代名から来ている。
カード解説
下級モンスター
《GMX研究員セラン》
効果モンスター
星3/
炎属性/
戦士族/攻1500/守 700
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚した場合に発動できる。
戦士族以外の「GMX」モンスターまたはレベル3以下の恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターの効果で特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「GMX」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):フィールドに恐竜族の融合モンスターが存在する場合に発動できる。
フィールドのこのカードをデッキに戻し、フィールドの表側表示カード1枚の効果をターン終了時まで無効にする。
研究所に勤める赤髪の青年。
炎属性という設定は研究に熱い情熱があるのか、はたまた実験対象である「ダニアン」と熱い絆で結ばれているためか。
(1)効果はGMXモンスターもしくは星3以下の恐竜族モンスターの特殊召喚。
デッキから特殊召喚できるので選択肢も広く下準備も不要と手軽で、簡単に素材の頭数を揃えることに繋がる。
またこれは「モンスターの効果による特殊召喚」なので、一部GMXモンスターの効果条件を満たす方法にもなる。
候補としてはサーチ効果を発動できる《新世竜ダニアン》が筆頭で、もし間に合っているならばその場に応じて他を選択することになる。
一方で召喚権を必ず切る部分も踏まえ、相手からは無効効果の格好の的となりやすい。
(2)効果はGMX魔法・罠カードのサーチ。
発動の条件は「モンスターの効果による特殊召喚」であり、他のテーマモンスターも同じ条件を持つ。
テーマ内で(他のモンスターも含め)条件を満たせる手段は《GMX同絆者セランディア》《GMX-ALLOS》が手っ取り早くまた確実。
テーマ外のカードにも視野を広げた場合の選択肢は後述の「相性の良いカード」欄にて触れる。
このカードの効果はGMX魔法・罠カードをサーチする。
具体的なラインナップは後述するが、展開が必要ならば融合召喚効果を、それが間に合っているならば妨害効果を持つ《A-GMX最終検証》のサーチとなる。
(3)効果は自身のデッキ戻しと効果無効。
起動効果による効果無効なので有効に活用できる場面が限られており、加えて「自身がフィールドにいる(=融合素材にしていない)」という条件がかなり厄介。
《GMX主任教授キンリッジ》
効果モンスター
星4/
光属性/
サイキック族/攻1000/守 900
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
自分のデッキ・墓地から「第55次GMX応用試験」1枚を手札に加え、
このカードをデッキに戻す。
(2):このカードがモンスターの効果で特殊召喚した場合、自分の墓地の「GMX」カードか恐竜族モンスターを合計2枚対象として発動できる。
そのカードを好きな順番でデッキの上に戻す。
その後、相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を破壊できる。
研究所の主任にして、この物語における主犯格の一人。
どうやら研究によって恐竜の力を我が物にするという野心を抱いていた模様。
研究の末、人間を恐竜化させる「超能力」じみた装置の開発に成功する。
名前の由来は約1億5730万年前から約1億5210万年前、ジュラ紀あたりの地質時代である「キンメリッジアン」。
(1)効果は《第55次GMX応用試験》のサーチまたはサルベージ。
【GMX】のキーカードを握りつつ、自身がデッキに戻ることで《第55次GMX応用試験》を少しでも早く成功させることに繋がる。
(2)効果はデッキリソース回復と相手モンスターの破壊。
これも「モンスターの効果による特殊召喚」を条件とした効果である。
デッキリソースを回復する上に、デッキの上に戻すため各種デッキめくり効果とも相性が良い。
ただし墓地に関する効果なのでデュエルの最序盤では使用できず、ある程度ゲームが進んでから使用する効果になる。
とはいえ序盤ならば(1)効果のサーチという役割があるので、起用に効果を使い分けられる。
最後のモンスター破壊は任意なので、破壊ができない又はモンスターがいなくても発動できる点は嬉しい。
《GMX准教授ノーマ》
効果モンスター
星4/
闇属性/
爬虫類族/攻 900/守1300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターの効果で特殊召喚した場合、自分及び相手の墓地のカードを1枚ずつ対象として発動できる。
そのカードをそれぞれデッキの一番上か一番下に戻す。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、相手フィールドにモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
自分のフィールド・墓地・除外状態のモンスターを融合素材としてデッキに戻し、
「GMX」融合モンスター1体を融合召喚する。
キンリッジ主任と同じく、恐竜の力を得ることを目論む准教授の女性。
しかし恐竜の片腕やヴェロキラプトルの尾など身体の一部は人間から乖離しており、すでに自らの身体で幾度か実験をしていたようだ。
また鎮圧部隊を指揮するなど、キンリッジ主任とはまた別の思惑がある模様。
名前の由来は1億50万年前から9390万年前、後期白亜紀にあたる地質時代の「セノマニアン」。
(1)効果はお互いの墓地のカードのデッキ戻し。
相手の分は墓地利用の妨げやデッキロックに、自分の分は各種デッキめくり効果の補助に活かす。
これもまた「モンスターの効果で特殊召喚した場合」に発動する効果であり、直接カード・アドバンテージを稼いでいない分他よりも優先度は一歩劣るか。
(2)効果は融合召喚。
融合素材はフィールド・墓地・除外状態から選んでデッキに戻すと幅広く、融合召喚の負担をかなり軽減できる。
相手フィールドに召喚・特殊召喚された時と思い相手ターン中で発動することを踏まえると、全体除去効果を持つ《GMX-COMPREX》の融合召喚にも向いている。
素材をデッキに戻す都合、デッキリソースも回復しデッキ内のGMX・恐竜族の割合を増やしデッキめくり効果を有利に使いやすくなる点も嬉しい。
《GMX鎮圧部隊アプト》
効果モンスター
星4/
風属性/
獣戦士族/攻1900/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在し、「GMX」モンスターか恐竜族モンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
恐竜族モンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、その恐竜族モンスターを墓地へ送り、対象のモンスターの種族をターン終了時まで恐竜族にする。
残りのめくったカードをデッキに戻す。
ノーマ准教授が指揮する部隊。
しかしこちらも人間の姿から変貌を遂げている者がいたり、恐竜化する為の装置を手にしている者がいたりと、真っ当な部隊ではなさそうである。
名前の由来は1億2500万年前から1億1300万年前、前期白亜紀を指す「アプチアン」。
(1)効果は自身の特殊召喚。
条件は「自分のフィールドにGMXモンスター又は恐竜族モンスターが居ること」。
最序盤では使用できないので、狙い所は《新世竜ダニアン》でサーチした後となる。
(2)効果は恐竜族の墓地肥やしと種族改造。
墓地肥やしについては「デッキの中の一番上にある恐竜族」なので運要素が強い。
ここで何が落ちるかによってその後の展開が変わってくる。
種族改造は主に融合モンスター側の素材指定である「GMXモンスター+恐竜族モンスター」の組み合わせを満たすために用いる。
あるいは自身に適用させた場合、星4の恐竜族になるのでエヴォルカイザーのX素材にする選択肢も生じる。
墓地肥やしについては運も強く絡むものの、召喚権を使わず種族改造とアドバンテージを両立させる器用なモンスター。
地味ながらもこのデッキの盤面形成には欠かせない一枚となっている。
《新世竜ダニアン》
効果モンスター
星1/水属性/恐竜族/攻 400/守1200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターの効果で特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「GMX」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、恐竜族の融合モンスター1体を融合召喚する。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分フィールドの全ての恐竜族モンスターの攻撃力は400アップする。
実験対象と思しき恐竜。セランと心を通わせるバディとなる。
(1)効果はGMXモンスターのサーチ。
条件はGMXモンスターと同じく「モンスターの効果で特殊召喚した場合」。
GMXであれば《GMX研究員セラン》が、恐竜族モンスターの効果であれば《幻創のミセラサウルス》が条件として使いやすい。
(2)効果は融合召喚。
範囲は手札・フィールドと普通な消費方法なので、更なる展開のためにも融合モンスターで損失を回復できるようにしたい。
基本的には自身を素材として含め《暁世竜ダニアン》を融合召喚し、あちらの効果でアドバンテージを補填する動きになる。
その場合、他に恐竜族がいない場合は(1)効果で《GMX鎮圧部隊アプト》をサーチする必要がある。
(3)効果は攻撃力上昇。
値は小さいが全体強化かつ永続なので、意外な場面で助けになる可能性はある。
ただし主な展開ルートでは、ここで強化しても素材として消費されるので強化が途切れることも多い。
【GMX】の運用に欠かせない効果が詰まっているものの、手札事故が付きまとうという欠点も持つ。
素引きした場合は《GMX同絆者セランディア》で特殊召喚するか融合素材として墓地へ送る必要がでるので、欠かせないカードといっても採用枚数は2枚に留めておくと良い。
上級モンスター
《GMX同絆者セランディア》
効果モンスター
星5/炎属性/戦士族/攻1500/守1900
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
手札から「GMX」モンスターか恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。
このターン、自分は「GMX」モンスターでしか直接攻撃できない。
(2):このカードがモンスターの効果で特殊召喚した場合に発動できる。
自分の手札・墓地・除外状態のレベル4以下の、
「GMX」モンスターか恐竜族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
眼前に見えるは「ドス黒い脅威」。
そして立ち向かうは強い絆で結ばれた「セラン」と「ダニアン」。
名前の由来は二人合わせて古第三紀暁新世の地質時代である「セランディアン」。
(1)効果はGMXモンスターか恐竜族モンスター1体の特殊召喚。
条件は手札の自身を見せるだけと緩く、手札からとはいえ任意のGMXか恐竜族を特殊召喚できる。
(仮に手札から出したいモンスターがいても)基本的には自身を特殊召喚して(2)効果を連鎖的に発動することになる。
(2)は星4以下のGMXモンスターか恐竜族モンスター1体の特殊召喚。
「モンスターの効果で特殊召喚した場合」に発動するが、このカードの場合は自身の(1)効果で満たすことができる。
デッキにこそ対応していないものの、手札・墓地・除外状態から選べるので一度素材として消費したモンスターを復活させることになる。
もちろんこの効果も「モンスターの効果による特殊召喚」なので、各種GMXモンスターの効果条件になってくれる。
融合モンスター
《GMX-ALLOS》
融合・効果モンスター
星8/光属性/恐竜族/攻3000/守 900
「GMX」モンスター+恐竜族モンスター
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターを召喚・特殊召喚する度に、自分は200LP回復する。
(2):自分の墓地・除外状態の「GMX」モンスターか恐竜族モンスター1体を対象として発動できる(この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない)。
そのモンスターを特殊召喚する。
(3):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
そのモンスターを破壊する。
元から持つ強靭な肉体は第55次GMX応用試験により更なる強化を得た。
恐竜
アロサウルスとの融合に成功した「キンリッジ主任」。
その顔は実験成功を喜ぶ恍惚の表情に満ちている。
しかし彼の野望はここで留まることを知らず…。
(1)効果はライフの回復。
《第55次GMX応用試験》で大きくライフを失うこともあるので、そこを補填する目的で用意されたものかもしれない。
しかし条件が相手依存である上に一度あたりの回復量も雀の波なので、とてもライフロスを補えるとは言い難い。
(2)効果はモンスターの蘇生or帰還。
手軽に使える展開効果であり、また当然ながら「モンスターの効果による特殊召喚」なので一部GMXモンスターの効果を発動させることもできる。
基本的にはGMXモンスターを蘇らせてその効果を使いたいが、《第55次GMX応用試験》《GMX鎮圧部隊アプト》の結果次第では恐竜族モンスターの復活も視野に入る。
効果使用後は攻撃ができないので、何らかの素材として処分してしまおう。
(3)効果は戦闘時の相手モンスター破壊。
単純に除去のタイミングが遅い上に(2)効果の制約と食い違うため、活用する機会は少ない。
《GMX-VELOX》
融合・効果モンスター
星8/闇属性/恐竜族/攻2700/守1300
「GMX」モンスター+恐竜族モンスター
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターを召喚・特殊召喚する度に、自分は200LP回復する。
(2):相手ターンに、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
以下の効果を全て適用する。
●「GMX」モンスターか恐竜族モンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、自分はめくったカード×400LPを失う。
そのモンスターを手札に加えるか特殊召喚する。
残りをデッキに戻す。
●対象のカードを破壊する。
こちらは「ヴェロキラプトル」の力を得た「ノーマ准教授」。
元から人外の姿であったため、融合前後で大幅には変化していない。
(1)効果は《GMX-ALLOS》と同じ回復効果なので省略。
(2)効果は相手カードの破壊と、GMXモンスター又は恐竜族モンスターのサーチ又は特殊召喚。
成功すればこちらは1枚のアドバンテージを得ながら相手のカードを除去できる。
また相手ターンにフリーチェーンで発動する効果なので、破壊を防ぐ手立てを用意される前に使用できる点も嬉しく盤面の完成を妨げられる。
運に左右されるとはいえ相手ターンに「モンスターの効果による特殊召喚」する手段なので、《GMX主任教授キンリッジ》《GMX准教授ノーマ》の効果も妨害として使いやすい。
ただしこの効果は《第55次GMX応用試験》と同じく「該当のカードを引くまでデッキのカードをめくり続け、めくった枚数に応じてライフを失う」仕様になっている。
そのため除去で有利にするはずが、とんでもなくライフを失う痛手を被ることも。
《GMX-COMPREX》
融合・効果モンスター
星10/闇属性/恐竜族/攻3700/守2300
「GMX」モンスター+恐竜族モンスター×2体以上
(1):このカードの融合素材とした恐竜族モンスターの数によって、このカードは以下の効果を得る。
●3体以上:相手はこのカードを効果の対象にできない。
●4体以上:このカードは1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。
●5体以上:相手がモンスターを召喚・特殊召喚する度に、相手は800LPを失う。
(2):1ターンに1度、自分が「GMX」カードの効果でカードをめくった場合に発動できる。
フィールドの他のモンスターを全て破壊する。
一見すると典型的な
ティラノサウルス・レックスに見えるが、よく見ると全身が羽毛に覆われている。
アロサウルスの力に加え、同胞であった「ノーマ准教授」をも吸収し、ドス黒い脅威へと成り変わった「キンリッジ主任」。
用済みと言わんばかりに研究所を爆破し、果てのない暴走を開始する。
融合素材は「GMXモンスター+恐竜族モンスター2体以上」であり、最低でも3体以上のモンスターが必要と重いモンスターになる。
それに加えて(1)効果を有効にするためには、更に多くの素材を必要とする。
(1)効果は融合素材の数に応じた内容。
条件は「恐竜族モンスターの数」なので、《GMX鎮圧部隊アプト》の種族改造を受けていないGMXモンスターは勘定に含まれない点は注意。
「3体以上」の場合は対象耐性の獲得。
攻撃力の高さも相まって場持ちは良く、攻撃や全体除去を確実に遂行してくれる。
「4体以上」の場合は3回攻撃。
直接攻撃も可能なので(2)効果などによる除去から連続攻撃もでき、ライフカット能力は非常に高い。
「5体以上」の場合は召喚・特殊召喚に反応するライフロス。
直接的な抑止力ではない上に、元より【GMX】はライフカット能力が高いので余剰になりやすい。
そのため重い素材を費やしてまで得るべき効果かというと微妙。
(2)効果は全体破壊。
《GMX-VELOX》《A-GMX最終検証》であれば、相手ターンでこの効果を誘発させることができる。
強力な全体除去ではあるものの、こちら側への被害も割と洒落にならないので使い所には注意。
エースと呼ぶには十分な性能を有しているものの、やはり問題になるのは素材の重さ。
元々アドリブ性の高いデッキということもあり、重い素材条件を満たしての融合召喚は安定しては行えない。
そのため基本の展開としても、獲得したリソースを元手に他所の制圧カードを揃えて相手の展開に備える構えが主流となっている。
なのでエースといっても「このカードを主軸にして戦う」よりは「ここぞという場面での必殺兵器」として扱うべき。
融合手段としては手札・フィールドの消費を抑えられる《GMX准教授ノーマ》《解層竜ストラティアエ》が有力候補。
《暁世竜ダニアン》
融合・効果モンスター
星6/水属性/恐竜族/攻2400/守1200
「新世竜ダニアン」+恐竜族モンスター
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「GMX」カード1枚を手札に加える。
(2):自分が「GMX」カードの効果でカードをめくった場合、このカードがどこに存在するかによって以下の効果を発動できる(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない)。
●フィールド:自分は1500LP回復する。
●墓地:このカードを特殊召喚する。
成長によって真なる力を得たダニアン。
融合素材は《新世竜ダニアン》と恐竜族モンスター。
メインデッキ側の「GMX」モンスターは恐竜族ではない。
そのためテーマ外の恐竜族もしくは種族改造が可能な《GMX鎮圧部隊アプト》との組みで融合することになる。
(1) 効果はGMXカードのサーチ。
《新世竜ダニアン》よりも範囲が広く、魔法や罠カードもサーチできる。
また条件は「特殊召喚した場合」なので、自身の(2)効果を含めた蘇生や帰還でも発動できる。
(2)効果はデッキのカードがめくれた時に適用されるアドバンテージ確保。
自身がフィールドか墓地にいるかで効果が変わるが、これは1ターンに両方使用することが可能である。
フィールドにいる場合はライフの回復。
回復量はぼちぼちで、各種GMXカードによるライフロスを補う手立てにはなる。
ライフが減りすぎると《GMX-VELOX》などの妨害効果も使用しづらくなるので、あまり侮れない効果になる。
墓地にいる場合は自己蘇生。
前述の通り蘇生した場合も(1)効果のサーチが使用でき、カード・アドバンテージを大きく稼ぐことが可能。
墓地にいるということは何らかの素材として一度消費させたことになるので、この自己蘇生でもう一度素材にできる。
GMX融合モンスターの素材にするも良いが、星6の恐竜族なので自分のターンであればエヴォルカイザーのX 素材にする手もある。
魔法カード
《第55次GMX応用試験》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):「GMX」モンスター及び恐竜族モンスターがそれぞれ出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、自分はめくった数×400LPを失う。
めくったカードの中のモンスターを融合素材とし、「GMX」融合モンスター1体を融合召喚できる。
残りのめくったカードをデッキに戻す。
実験によって開発された機械を作動させる「キンリッジ主任」と「ノーマ准教授」。
狂気の力を手に入れんと狂喜の笑顔を浮かべる、その結果とは。
変則的なデッキ融合を行う魔法カード。
効果処理の順番は以下の通り。
- GMXモンスターと恐竜族モンスターがそれぞれ1枚以上でるまで、デッキの上からカードを強制的にめくり続ける。
- GMXモンスターと恐竜族モンスターが1枚以上捲られたところで坊主めくりは止め、めくったカード枚数×400のライフを失う。
- めくったカードの中から素材にするモンスターを選んで融合召喚。
何が素材として墓地へ落ちるか、またどれだけのライフロスが発生するか全くの運試し。
上手いこと成功すれば《烙印融合》よろしく墓地肥やしと融合召喚を両立させ、《GMX-ALLOS》等による蘇生や墓地効果の発動で続々と盤面を築き上げられる。
しかし素材を揃えるまでに多くのカードをめくった場合はライフロスも当然多くなる。
倍率も意外と高く、例えば10枚めくった場合はそれだけで4000のLPを失い、中心でありながらも《GMX-VELOX》と合わせて乱発しづらい。
良くも悪くも【GMX】の象徴と言えるカードである。
《第55次GMX試験報告》
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、恐竜族モンスター1体を融合召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、自分のデッキの「GMX」モンスターも1体まで融合素材とする事もできる。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
「GMX」カードが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、その「GMX」カードを手札に加える。
残りをデッキに戻す。
力なく跪く「ノーマ准教授」と、力を増し続ける「キンリッジ主任」。
白衣も人としての姿も投げ捨て、いよいよ本当の化け物へと身も心も変わろうとしている。
(1)効果は融合召喚。
普通に使うと手札とフィールドから素材にするが、相手フィールドにモンスターがいればデッキのモンスターも素材にできる。
使うからにはこのデッキ素材まで含めて使用したいところだが、こちらの先攻1ターン目ではそれを満たすのは難しい。
速攻魔法という点も踏まえると、相手ターンで使用するのが望ましいか。
その場合、素材が軽めで妨害効果を持つ《GMX-VELOX》が召喚候補となるか。
あるいは速攻魔法という事で、自分のモンスターを相手の妨害から守る「サクリファイス・エスケープ」の役割も発生する。
特に「召喚権を使う1枚初動」である《GMX研究員セラン》《魂喰いオヴィラプター》を、相手の
手札誘発をかわしながら使う点が頼もしい。
(2)効果は「GMX」カードの確保。
確実に手札が増えるものの何が来るかはランダムなので、場合によってはその場に適さないカードをサーチしてしまう可能性もある。
どちらかというと「能動的にデッキのカードをめくる手段」として、《GMX-COMPREX》等の条件にする見方が有りか。
《旧GMX第5研究所》
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分の「GMX」モンスターを召喚・特殊召喚した成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「旧GMX第5研究所」以外の「GMX」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
その後、自分の手札を1枚選んでデッキの一番上に戻す。
木々に覆われ大破した研究所。
「旧」研究所なので現在は機能していないはずだが……?
(1)効果は相手の効果発動禁止。
召喚に成功した時に反応する妨害効果を回避できるため、ある程度は安全に行動ができる。
ただしこれはGMXモンスターのみに適用されるため、テーマ外の恐竜族モンスターは対象外であること、
並びに「召喚・特殊召喚を無効にする」効果は回避できない点は注意。
(2)効果はGMX魔法・罠カードのセット。
魔法カードは融合召喚、罠カードは妨害効果を有しているため、その場の状況に応じて切り替えたい。
手札を1枚デッキに戻す点を踏まえると、《第55次GMX応用試験》《A-GMX最終検証》の二択が候補になるか。
恐竜族テーマのフィールド魔法なので、《ヘルホーンドザウルス》で確保する選択肢も考慮に入れるとよい。
罠カード
《A-GMX最終検証》
永続罠
自分フィールドに「GMX」モンスターが存在する場合にこのカードを発動できる。
(1):1ターンに1度、相手フィールドのモンスターの効果が発動した時に発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくり、その中に「GMX」カードがあった場合、その発動した効果を無効にする。
めくったカードをデッキの上か下に好きな順番で戻す。
眼前の「ドス黒い脅威」に対し、何らかの装置を投げ込むセランとダニアン。
「対・ジェノミクス」と言わんばかりのカード名を見るに、恐竜化した主任を即死させる、あるいは強制退化させる為の装置と思われる。
カードの発動条件として「GMXモンスターがフィールドにいる」必要がある。
そのため素材などで使い果たし、うっかり「GMXがフィールドにいない」状態にならないように注意。
効果はデッキの上5枚をめくった後のモンスター効果無効。
この無効について「デッキの上5枚の中にGMXカードがあれば無効にできる」というギャンブル要素がある。
【GMX】は編成の都合でGMXカードの割合を多くする上に魔法・罠カードでも条件を満たせる反面、GMXではない恐竜族ではこの条件を満たせないという不確定要素がある。
最後の「デッキトップ5枚をデッキの上か下に自由に戻せる」部分も、後のデッキめくり効果を成功させやすくするため後につなげやすい。
確実に成功させるなら《GMX主任教授キンリッジ》《GMX准教授ノーマ》によるデッキトップ操作があるといいだろう。
ギャンブルに成功した場合は相手のモンスター効果を無効にする。
パーミッション効果としてみると「相手フィールド上で発動したモンスター効果の無効」と範囲が広いとは言えないが、それでも完全に腐る場面は滅多にない。
サポートカード
所謂テーマに属さない連動新規カード群。
《解層竜ストラティアエ》
リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/恐竜族/攻 0
恐竜族モンスターを含むモンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがL召喚した場合に発動できる。
このカードの攻撃力は、そのL素材とした恐竜族モンスターの元々の攻撃力を合計した数値の半分だけアップする。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分のフィールド・墓地のモンスターを融合素材として除外し、恐竜族の融合モンスター1体を融合召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は恐竜族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
『BEYOND THE BRAVE』で登場した連動新規枠。
フィールドか墓地のモンスターを除外して恐竜族の融合モンスターを融合召喚するリンク2のモンスター。
《GMX准教授ノーマ》と異なり起動効果なので、自分ターンに任意のタイミングで発動できる。
墓地のモンスターも素材にできるので、素材が重い《GMX-COMPREX》の融合召喚に重宝する。
デッキ解説
各種融合召喚や素材指定の緩いL召喚で盤面を整え、折を見て恐竜族特有の超攻撃能力で相手を叩きのめす戦術が基本。
メインデッキのGMXカードだけでは恐竜族モンスターを欠いてしまう。
そのためテーマ外から別途恐竜族モンスターを加える前提のテーマとなっている。
汎用恐竜族の持つ墓地効果やGMXカードの持つ墓地アドバンテージを活用する効果を駆使してリソースを稼ぎ展開する流れが基本。
GMXカードのみでの最終盤面は不安が残るので、他所のカードも交えで
制圧盤面を構築したい。
デッキからめくれたカード次第で展開は分岐するため、これと決まった展開ルートは存在しない。
加えてテーマ内に複数の「1枚初動」があるため展開の幅は広く、臨機応変な判断力が求められる。
ある程度の指針として、後述する「エヴォルカイザー」等の制圧モンスターや盤面捲りとして働くモンスターの配置を達成するよう心掛けること。
相性の良いカード
各種GMXカードが持つ「デッキカードをめくる効果」を踏まえると、メインデッキ側へGMXおよび恐竜族以外のカード採用は最小限に抑えておきたい。
恐竜族のカード(関連カード含む)
言わずもがなの恐竜族のメインエンジン。
本デッキにおける主な役割は、後述の《幻創のミセラサウルス》をサーチ経由で墓地へ送り、1枚初動の《新世竜ダニアン》を特殊召喚すること。
他にも融合素材や《GMX鎮圧部隊アプト》で墓地へ行った恐竜族を蘇生させる場面もある。
それぞれ効果の使用後は自身を各種素材として処分すれば無駄がない。
上述の《魂喰いオヴィラプター》で触れた通り、《新世竜ダニアン》を特殊召喚して展開の起点にするという大切な役割がある。
そのため【GMX】における1枚初動に位置付けられる。
もちろん恐竜族への耐性付与効果も、防衛の役割として大きな意味を持ってくれる
(ただしメインデッキのGMXモンスターは恐竜族ではない点は注意)。
一度除外した後も《GMX-ALLOS》で帰還、また墓地であれば《転生炎獣サンライトウルフ》で手札に回収するなど、再利用の手立ても用意すればリソースの回復になる。
数多の耐性を突破して除去を可能にする
壊獣シリーズの一体。
もちろん普通の用途通り「後攻捲り札」とするのも重要な役割だが、恐竜族なのでGMXの融合素材にも利用できる。
特にデッキ内のGMXと恐竜族の割合を増やしておきたいところから言っても都合が良い。
星4または星6の恐竜族モンスターを素材指定するドラゴン族のXモンスター。
いずれも有益な制圧効果を有しているため、相手の動きに対する構えとして積極的にX召喚したい。
星4は前述の《魂喰いオヴィラプター》《幻創のミセラサウルス》の他に、自身の種族を改造させた《GMX鎮圧部隊アプト》が該当。
一方で星6はテーマ内では《暁世竜ダニアン》くらいしか該当しないので、《ヘルホーンドザウルス》《ディノベーダー・ドクス》等の併用が必要になる。
《第55次GMX応用試験》《GMX鎮圧部隊アプト》によって《オーバーテクス・ゴアトルス》が墓地へ送られれば、その効果で《究極進化薬》をサーチできる。
これにより恐竜族が誇るリーサルウェポン《
究極伝導恐獣》も召喚しやすくなる。
「モンスターの効果による特殊召喚」を達成できるモンスター
メインデッキ側はGMXモンスター及び恐竜族モンスターの割合を多めにしておきたいので、汎用性の高いEXモンスターが望ましい。
【GMX】は融合召喚テーマなので、《クロシープ》が有する「星4以下のモンスター蘇生」効果を使用できる。
そして効果も有効な状態で蘇生せるため、「モンスターの効果による特殊召喚」を条件とするGMX効果も問題なく使用できる。
緩い素材縛りでL召喚できるリンク3のモンスター。
(2)効果で蘇生できるのは炎属性のみだが、このデッキの回転に欠かせない《GMX 研究員セラン》《GMX同絆者セランディア》を蘇生できる利点は大きい。
そのまま場に居座ると炎属性しか特殊召喚できなくなるので、後述する《転生炎獣サンライトウルフ》や《転生炎獣レイジング・フェニックス》のL素材として退かしてしまいたい。
そうすれば墓地に行くことで(3)効果を使用でき、妨害の数を増やすことにも繋がる。
融合召喚のサポート
EXデッキの融合モンスターを見せ、それに融合素材として名指しされたモンスターをデッキから除外することで特殊召喚する魔法使い族のモンスター。
このターンは除外したモンスターと同名モンスターとして融合素材にできる。
【GMX】でこのカードを使う理由は大きく二つ。
一つは《新世竜ダニアン》を除外することで《暁世竜ダニアン》の融合召喚。
保険としてこのカードも採用しておくことで展開の幅が広がり、相手の妨害に対する貫通力も増す。
もう一つは《ヘルカイトプテラ》を除外して《ヘルホーンドザウルス》の融合召喚。
《ヘルカイトプテラ》は除外された際に自身を特殊召喚しつつ《融合》を手札に加えられるので、簡単に《ヘルホーンドザウルス》を融合召喚できる。
後は通常召喚権の追加と《旧GMX第5研究所》の確保で展開の補助となる。
余った《ヘルホーンドザウルス》はL素材にしても、前述したエヴォルカイザーのX素材にしても良い。
その他
自身のリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に、墓地の炎属性モンスターを手札に戻すリンク2のモンスター。
GMX側では《GMX研究員セラン》《GMX同絆者セランディア》が、恐竜族モンスター側では《幻創のミセラサウルス》が該当する。
いずれもこのデッキに欠かせないカードなので、リソース回復目的でサルベージする意義は大きい。
仮に展開用のモンスター回収が間に合っていたとしても《灰流うらら》を再利用するという手立てもある。
欠点
「デッキの出力が安定しない」これに尽きる。
この記事で何度か特徴として「デッキの坊主めくり次第で展開プランが分岐する」と述べたが、これは悪く言えば「展開が安定しない」ことを意味する。
《第55次GMX応用試験》を筆頭に、アドリブ力が試される場面が複数発生するため、その度に下振れおよび選択誤りの危険と隣り合わせになる。
デッキ本来の展開ですらランダム要素が強い上に、実際のゲームでは相手の手札誘発なども踏まえて展開する必要がある。
加えてデッキの中心である《第55次GMX応用試験》《GMX-VELOX》が手痛いライフロス効果もあるので、場合によってはそれが原因で自滅してしまうことも。
山札次第では《第55次GMX応用試験》を使っただけで自爆して死ぬという事もしばしば。純構築・混成構築でも起きかねない事故であり、GMXを使うのであればついて回るデメリット。
もし自爆してしまった際にはマッドサイエンティストらしく、予想外の研究成果に高笑いしながら爆散しよう。
追記修正お願いします。
- 背景ストーリーは明かされてないのに何故か7〜8割ぐらいは内容が分かる不思議なテーマ(すっとぼけ) -- 名無しさん (2026-08-22 18:16:20)
- ノーマのオッパイに対するこだわりがなんか凄い。いつもの如く大きくなるし、なんか爪でひっかけてるし、良く見たらブラジャーが透けて見えてるし -- 名無しさん (2026-08-22 19:15:48)
最終更新:2026年08月22日 19:48