登録日:2011/10/28 Fri 21:52:04
更新日:2025/04/20 Sun 14:36:22
所要時間:約 10 分でお読みいただけます。お忘れなきよう。
失礼ながらお嬢様、
この程度の真相がお判りにならないとは、お嬢様はアホでいらっしゃいますか。
クビよ、クビ! 絶対クビ! クビクビッ、クビクビクビクッ、ビクビクビクビクッ。
『謎解きはディナーのあとで』は、東川篤哉によるミステリー小説。
同作を原作としたメディアミックスも展開されている。
●目次
【概要】
世界的な大企業の令嬢にして新米刑事の宝生麗子と、宝生邸に雇われた
執事・影山が難事件を(
というかほとんど影山が)解決していく物語である。
題材はミステリーながら、登場人物のやりとりはコミカルチックに描かれており、コメディ作としての面も見所。
2011年10月18日からはテレビドラマ版がフジテレビ系列火曜9時枠で放送。
ドラマのストーリーの合間にはアメコミを彷彿とさせる演出があり、よりユーモラス感を際立たたせている。
原作本は420万部を突破し、『2』以降の続編も制作されている。
『3』で一度、風祭の異動と言う形で物語が締めくくられたが、その後『新 謎解きはディナーのあとで』が発表され、再びストーリーが展開されることになった。
ちなみに『
名探偵コナン』とコラボした短編が文庫版3巻に収録されている他、コナン単行本のカバー折り返しコラム「名探偵図鑑」82回にて影山が取り上げられている。
イラストがただの櫻井翔。
その他、『
VSこち亀』にも
麗子繋がりで参加している。
2025年4月4日からはドラマ版と同じフジテレビの『ノイタミナ』枠でテレビアニメ版が放送。
【主な登場人物】
「演」の項はドラマ版 / 舞台版、「CV」は初期CM / CM・ラジオドラマ版 / 朗読劇 / オーディオブック版 / アニメ版のキャスト。
シリーズの主人公。世界トップクラスの財閥「宝生グループ」のひとり娘という超がつくほどのお嬢様にして、表向きは警視庁国立警察署に勤務する新人刑事。
蝶よ花よと育てられ、優秀な大学を優秀な成績で卒業するも、父親の意向に沿った花嫁修業や、グループ企業での腰かけ就職を潔しとせず、警視庁に入庁。もっとも、彼女が「宝生グループ」の令嬢であることを知っているのは上層部の一部や親しい友人程度に限られ、長い髪を頭の後ろで地味に束ね、バーバリー銀座店で買ったウン10万円相当の限定品であるシンプルなパンツスーツを地味に着こなし、最初の事件を影山が解決した際に「知性と眼鏡の関係」を考えて以降はアルマーニの黒縁伊達眼鏡をかけるなど刑事らしい堅実な印象の維持に努めている。
当然ながら風祭のようにリムジンで堂々と事件現場に乗りつけることはなく、現場の少し手前で乗り降りすることを心がけている。
軽薄な男性全般とタバコの煙に苦手意識を持ち、中でも風祭のことは「苦手な上司ランキング」第1位を大差で独走するほど大の苦手。幾度となくかけられる食事やドライブなどのアプローチを徹底的に断るだけでなく、「乗ったら負け」「発情したオスのような気がしてならない」というよく分からない理屈で彼の愛車であるジャガーまで生理的に嫌っている。
ただし、ある事件で犯人から結果的に身を挺してかばってくれた風祭をジャガーに乗せて病院に送ったことがある。また、食事に関しても「この人とのディナーは、食事だけでは終わりそうにない」という考えから拒んでいたが、彼が捜査一課に栄転することを告げられた際には一緒に焼き鳥を食べに行ったことがある。
プライベートでは主にワンピースやドレスを基調とした服装で、休みの日はしばしばパーティや買い物に出かける。おしゃれ欲求が強く、ファッションでは特に帽子に目がない。衣装選びの長さで影山を呆れさせることもしばしば。買い物に没頭するあまり、最長で8時間も影山を車で待機させたこともある。しかし、買い物熱が高まった際には不要なものまで衝動買いしてしまい、影山から「異常買い物注意報」が発令されるが、自分でもどこで何を買ったのか忘れてしまうなど効果がないこともある。
大学時代は「SSD」という、時間と金と体力を持て余す女子たちが季節ごとにさまざまなスポーツを楽しむ超体育会系サークルに所属しており、彼女は春の井の頭公園での花見を担当。
本人曰く学生時代は男性関係もあったようだが、現在恋人はいない。後輩が先に結婚した際には密かに嫉妬し、卒業後の進路に問題があったかと悩んだこともある。
仕事柄並みのOLを凌駕するほどの大食いであり、どれだけ食べても太らない体質の持ち主。
お嬢様らしく庶民に関する知識には疎く、何かと影山に任せようとする場面が見られる。
事件のことを影山に話した時は決まって毒舌や暴言で散々にコキおろされ、そのたびに激怒して初期はクビを宣告し、以降も怒りのあまり物に八つ当たりすることもしばしばだが、彼の推理の腕だけは信頼しており、刑事として事件が迷宮入りになることは避けたいのでお流れに。
激昂すると一人称が「あたし」に変わり、「~だっつーの!」が口癖になる。
『
名探偵コナン』とのコラボでは間違って眠らされた影山(のふりをするコナン)に毒舌を言われなかったことで逆に動揺した挙句、困ったコナンに「お嬢様の推理力はまさに小学生レベルでございますね!」と言われた際は過去に「幼稚園児レベル」と呼ばれたことを引き合いに逆に喜ぶ始末。
ドラマではヒロインで、第1話での「唐沢が24年間育ててくれた」という発言や第8話のパーティ参加者名簿から24歳であることが言及されている。基本的な人物像は同じだが、その生い立ちから誰よりも純粋な性格で育っているため、心情の機微や人間の心の闇が理解できない面がクローズアップされており、毎回のように影山から「お忘れなきよう」と忠告を受けている。
また、影山が事件を推理した後はお嬢様としての姿のまま自ら現場や犯人の元に赴くが、事件関係者や風祭は刑事の麗子と同一人物ということに気づいていない。特に風祭に対しては第4話以降、影山の機転で香港の令嬢「ホウ・ショウレイ」なる人物を装う。
この時の口癖は「だまらっしゃい!」。
原作では階級についての言及はないが地方公務員であることは明言されており、ノンキャリアであることは間違いない。と同時にドラマ基準で考えれば24歳の若さで刑事を拝命していることになる。
というのも、巡査部長以下の警察官が刑事になる場合、まず署長からの推薦を受けて講習を受講する必要があるが、これが年間に各署でわずか数人程度しか枠がなく、選抜試験の合格率も1/3と言われる。
その後、人事異動で刑事部や刑事課に配属されることで、初めて晴れて刑事になることできる。
なお、警部補以上の場合は係長や課長などの管理職として異動することはあり得る。
彼女が大卒であることは言及されているため、そのエリートさは実は風祭にも引けを取らないことになる。
アニメの警察手帳では階級の部分に「国立署」と書かれている。
演 -
櫻井翔(
嵐) / DAIGO
CV:
櫻井孝宏 / 同左 / 植木慎英、米内佑希、伊東健人、駒田航、ランズベリー・アーサー、神尾晋一郎、比留間俊哉、西山宏太朗、中島ヨシキ /
浪川大輔 /
梶裕貴
麗子の執事兼運転手。下の名前は不明。ダークスーツと銀縁眼鏡の似合うイケメン執事で本作の象徴的なキャラ。年の頃30代半ば。
表向きは謹厳実直を絵に描いたような性格で、常に感情を表に出さない。日々の給仕やエスコートから人間目覚まし時計・ボディガード・荷物持ち・宅配便の伝票書きなど何でもこなし、基本的には執事の鑑と呼べるほど実直かつ有能な人物。
護身用として特殊警棒を常に携帯している。
推理力に長けており、麗子が頭を抱える難事件の真相を話を聞いただけで鮮やかに解決する「安楽椅子探偵」で、彼自身もそのことに少なからずプライドを持っており、自ら事件現場に赴くことを「ルール違反」としている。
守秘義務も何もあったものではないが。
昼はワイドショーを見て過ごしており、そこから麗子が捜査している事件を見つけて首を突っ込むことから彼女から呆れ気味に見られている。
しかし、事件の推理時にはいつも麗子のことをこき下ろしており、口調こそ丁寧ながら「
アホでいらっしゃいますか」「
ひょっとしてお嬢様の目は節穴でございますか」「
チャンチャラおかしくて横っ腹が痛うございます」など、執事にあるまじき暴言を吐いては麗子の逆鱗に触れるのがお約束だが、
彼が暴言を吐いた時は頭の中で推理が確信に変わった瞬間でもある。
言い換えると、暴言を交えずに推理を話す時はまだ彼の中で予測の域を出ない段階であり、実際に暴言を吐かなかった事件も存在する。
そのため、麗子には執事としてはインチキくさい人物と評されており、推理力以外の信頼が底値同然となっている。
ただし、証拠を見つけることは「それこそ警察の仕事」と立場を弁えており、基本的に推理以上のことはしない。本人曰く「
プロ野球選手かプロの探偵になりたかった」といい、
執事の仕事はともかくとして推理と野球には自信があると語る。
また、推理以外の場でもたまに麗子に毒を吐くこともあり、状況によっては主である清太郎をさりげなく侮辱するシーンもある。
その立場上彼の私生活が明かされることは少ないが、上海で修業を積んだシェフが国産の上級食材を用いて秘伝のタレと門外不出のレシピでもって作り上げる、五日市氏街道沿いの隠れ家的名店の中華そばが好物であることが語られている。
『コナン』とのコラボでは麗子の目の前で
小五郎と間違って眠らされてしまったことに珍しく狼狽していたが、それでも
背後にいた少年の関与を察する辺りはさすがである。
ドラマでは主人公として強調されており、前任執事・
唐沢(演 - 伊東四朗)の後任として宝生邸で働くことになった設定。
出番確保のためか「お嬢様を陰からお守りするのが執事の最も重要な務め」と称し、唐沢のように常にさまざまな職業に変装し、捜査中の麗子をストーキン……もとい陰ながら潜伏・追跡して見守っている。
その際にさまざまな特技を披露することもあるが、ドラマでは
漫画や特撮にミステリーなど多趣味な人物として描かれており、仕事や麗子そっちのけで耽ったり、どんな時でも「執事の権利」としてティータイムを優先させたりすることもある。また、原作以上に野球好きが強調されており、血が騒いだ時はティータイムをも放り出すことがある。
現場から興味を惹かれた物を持ち帰るというマイペースな一面もあるが、あくまで執事としての仕事は抜かりなくこなしており、本心で麗子を気にかける一面もある。
毎回のように麗子に顔を近づけて屈辱的な暴言を浴びせては彼女の逆鱗に触れた後、言葉巧みに屈服・従属・降伏させて密かに笑みを浮かべてから、タイトル名の「謎解きは、ディナーのあとにいたしましょう」とディナーの続きを勧めるのがお約束。
ドラマでは麗子が暴言に意地を張ると突き放すような態度を示し、彼女が降参してから初めて推理を語り出すため、「ドS執事」と言われる。逆に麗子が暴言を警戒して事件の概要を話そうとしない場合は真相への興味や良心、刑事としての正義感や責任感を天秤にかける言葉で巧みに刺激し、「自分にも分かるように話してほしい」というようなことを言わせて屈服させるというドSぶりを遺憾なく発揮する。
潜伏先で自ら情報収集したり事件に関連するものを見つけたりすることはあっても、原作通り基本的には自分で捜査を行わないため、麗子の情報伝達に不備があると真相に辿り着けない場面も見られた。
アニメでもドラマと同様に宝生邸に採用されたばかりの設定で、こちらではパーティに参加中の麗子をさりげなく陰ながら支援しており、事件の最中に初対面を果たす。
こちらも「謎解きは、ディナーのあとにいたしましょう」が決め台詞になっている。
演 -
椎名桔平 / ウエンツ瑛士
CV:
山寺宏一 /馬場惇平、米内佑希、伊東健人、駒田航、ランズベリー・アーサー、神尾晋一郎、比留間俊哉、西山宏太朗、中島ヨシキ(以上朗読劇) / 白井悠介 /
宮野真守
麗子の直属の上司で階級は警部。32歳独身。下の名前は不明。
「カネとコネで警部の肩書を手に入れた」「愛車である銀のジャガーにパトランプを乗っけて街を走りたいという素朴な夢を叶えるために警察官になった」という噂がまことしやかに語られる、国立署きっての変人・伊達男エリート警部。
元々はプロ野球選手を目指していたらしく、実際に高校野球では全国区で名を知られた有名な投手だった模様。刑事らしからぬバーバリーの高級な白いスーツが特徴で、しばしばヤクザの若頭のようだと形容される。冬では黒いコートに赤いマフラーを着用する。
中堅自動車メーカー「風祭モータース」創業家の御曹司でもあるが、愛車とするのはシルバーメタリックのジャガーで、基本的に悪天候の日以外は常に乗り回して事件現場に駆けつける。「貧乏くさい」という理由で国産車には乗らないという自己矛盾。
ルックス自体は麗子からも「無駄に端正すぎる顔立ち」と評されるが、彼女とは違って上流階級であることを隠そうともしない成金趣味で、言動の端々に自慢話やジョークが見え隠れしており、彼女をうんざりさせている。当然ながら世間一般とのギャップも麗子以上だが、もちろん自覚していない。
少年少女に「おじさん」「おじちゃん」と言われると大人気なく怒って「お兄さん」と呼ぶよう訂正させる半面、老人を「じいさん」「ばあさん」と呼んで怒らせては慌てて低姿勢になるなど、上に弱く下に強い。自分への陰口には恐ろしく地獄耳かつ粘着質で、気に食わない一般人相手にも恫喝するような言動を示すことがある。
音も立てずに女性の背後に忍び寄り、さりげなく腰に手を回すテクニックなどは一級品で、被疑者をいたぶる際に見せる爬虫類的な嫌らしい感じは誰にも真似できないものを持っている。
麗子のことをやたら気に入っており、何かにつけて食事に誘ったり家まで送ろうとしたり、移動時にジャガーに乗せたりしようとするが、いずれも頑なに拒否されている。しかし玉砕にめげる様子は全くない。
毎回のように捜査の指揮をとるが、何事にも自分本位で部下の話に謙虚に耳を傾けず、協調性や慎重さにも欠ける。
誰でも分かるようなことや誰でも思いつくような推理を、さも自分だけの発見や名推理のごとく得意げに述べるのがお約束で、自分で麗子に「何か気づくことは?」と問いかけて「判らないなら教えてあげよう」と自分で答える。派手好きな性格ゆえに地道な捜査は好まないが、警察手帳をスマートに出す努力は怠らない。
推理の的中率は影山が「どれほどもっともらしい推理だとしても最終的には全部間違い」と酷評するほど恐ろしく低く、否定されると人目もはばからずにムキになって怒る。もちろん仮にも警部だけあってかなり正解に近かったり、部分的には正しい推理を出したりしたこともあるにはあるが、完全な正解にまで至ったことは一度もない。
それはそれで影山の見せ場がなくなってしまうので仕方ないと言えば仕方ないが。
影山にすらやることなすことを不安視されるほどのバグ要素で、「風祭警部が冴えているのはむしろ危険な兆候」と警戒されるほどである。
そのため、麗子は「風祭警部の裏を行くことが真相への近道」と称するが、当たり前のように推理や捜査方針を二転三転させるため、毎回のように彼女を混乱させている。
以上のような性格や麗子を「お嬢さん」呼びするといったセクハラ同然の発言から、内心では「苦手な上司」「ストレスの元凶」とまで思われており、警部としての素質も疑問視されているが当然ながら全く気づいていない。
なお、各事件は表向き彼が解決したことになっているようで、『3』のラストでは
その捜査手腕を買われて将来の
警視総監候補とも言われるエリート警視正からの推薦で捜査一課に栄転。その数か月後に発生したパーティでの毒殺事件に際して初めて令嬢姿の麗子や影山と遭遇したが、地元の政治家の息子を犯人扱いしたことを咎められ、国立署に出戻りになった。
ドラマでは40歳で、風祭京一郎というフルネームが設定された。愛用の高級品を誇示し、自分の推理に酔いしれたり事件解決時には「最初から真相が分かっていた」とうそぶいたりするなど、原作以上に迷惑でナルシストかつ見栄っ張りな性格。美人に弱く、何かとアプローチする場面も多い。
椎名氏自身のアイデアで、現場検証時の「はいはいはいはいはい!」・捜査終了時の「お疲れちゃん」・事情聴取の際の「~でしたか?」といった疑問形の語尾を強める口癖がある。
刑事としての麗子には相棒として非常に気に入っている一方、原作とは違って女性としては見ていないらしく、ほとんどモーションはかけないが、お嬢様としての麗子に何度も出会っていながら自分の部下だとは気づかないまま惚れており、「ホウ・ショウレイ」だと思い込んでフィアンセという体の影山にライバル心を燃やしている。
また、婦警からはモテるようで、特に宗森あずみと江尻由香は「風祭シスターズ」と呼ばれており、何かと風祭に気に入られている麗子をライバル視している。
推理力は麗子が「小学生レベル以下」と評するほど乏しいが、ごく稀に彼のどうでもいいような言動が影山に閃きを与えたりするなど「直観力とドタ勘は侮れません」「ミラクルなお方」などと好意的に評価されている。
劇中では何かしらの料理やお菓子を頬張っており、特に甘い物やマルチパンなど子ども向けの食べ物を好む傾向が見られる。
スピンオフ『風祭警部の事件簿』では風祭家に使える熟年メイド・光川(演 - 余貴美子)が登場。名前の通り影山とは正反対の性格で、「褒めて伸ばす」タイプで風祭の適当な推理を軌道修正し、真相にたどり着くのが特徴。
彼女との絆の深さは必見である。
アニメでも「風祭京一郎」として登場。こちらでは白いスーツに加えて青いシャツに赤いネクタイと
某怪盗のような出で立ちになっており、「アサイン」「フルコミット」「エビデンス」など英語混じりの口調で話す。
ドラマのように彼の些細な言動が影山にヒントを与えることもある。
ちなみに、作中ではさらっとしか説明されていないが32歳の若さで警部に昇任しているのは相当なエリートである。警部はそもそも定員自体が警察官全体の5~6%程度という狭き門で、この階級から逮捕状の請求が可能になるなど、現場指揮を統括する管理職としての側面が濃くなっている。所轄署では刑事課長(代理)に当たるが、彼が何らかの役職を持っているかについては特に言及されていない。
ノンキャリア警察官は巡査として入庁後、基本的に大卒者で2年・短大卒者で3年・高卒者などその他の区分では4年以上勤務することで巡査部長への昇任資格を得る。そこから大卒者は1年・短大卒者は2年・高卒者は3年以上で警部補への道が開け、さらに警部補として4年以上勤務することで警部昇任試験が受けられる仕組みである。
理論上はストレート合格の場合30代で昇任できるが、実務上は極めてレアケースである。そもそも、上記のように警察官の大半が警部補以下で占められているため、警部に昇任すること自体が優秀であることの証左であり、ましてや32歳で警部の地位にある風祭はコネ合格でもない限りとび抜けたエリート刑事に他ならない。
ドラマでの年齢が40歳に引き上げられたのも、このようなリアリティの見地からとも取れる。
ちなみに、当初の設定では当時ブレイク中だった某ナルシスト芸人にならって「
狩野栄光」という名前になる予定だったらしい。
『新』から登場する新米刑事。先輩の麗子からは可愛がられているが、その天然ボケっぷりで彼女をヒヤヒヤさせている。当初は風祭の国立署内での素性を知らなかったために頼りにするような描写も見られたが、次第に麗子とほぼ同じように彼の空回り気味のスタンドプレーに呆れるようになっている。
もっとも、彼女も彼女でその気がないとは言え風祭に爆弾じみた発言をかまして無自覚に振り回すこともある。
基本的には礼儀正しいが、全体的にフワッとした雰囲気をしており、若さもあってか事件関係者から話を聞こうとする際に軽く見られたりそもそも刑事と思われなかったりすることがあり、他にも推理を風祭に先に話されて不満げな反応を示すなどの不憫な面が見られる。
演 - 高橋英樹
CV:古賀明
「宝生グループ」総帥(創業者・会長)で麗子の父。一代で世界的な巨大複合企業に成長させた稀代の実業家。その立場上各界にも顔が利き、麗子の多少のルール違反なら揉み消せる権威を持つ。
極めて多忙だからか原作では直接の登場はないが、麗子たちの会話にたびたび現れる。影山によれば麗子が多摩川の河川敷で凶悪犯と銃撃戦になっていないか、身代金の入ったカバンを手に国立の市街地を駆け回ってはいないか、府中街道でカーチェイスの真っ最中ではないかと仕事が手につかないほど心配している模様。『宝生家の異常な愛情』では彼女の日常生活に少しでも触れたいあまり、自社の製品をふんだんに使って盗聴器を仕込ませた真っ黒な子犬を届けるといったストーカー同然の行為に及んだこともある。
また、他のセレブのゴシップが死ぬほど大好きなことでも知られており、影山に吹き込むこともあるなど麗子は極度に恥じている。
書斎は3階の一角に所在。中央に大きなデスク、壁際には戸棚や本棚、空間のいたるところに抽象絵画や凝ったデザインの花瓶、意味不明なオブジェクトなどが配置しており、麗子は「芸術に疎い校長先生が精いっぱい背伸びして飾った校長室」と形容している。
窓の外から何者かに狙撃されることを常に警戒してか窓のない構造である。
秘蔵のコレクションは数知れず、億を超えるお宝も多数。一方で借金のカタとして貴重な品物を差し押さえるといった冷酷な一面もあり、高森鉄斎から手に入れた『金の豚』『銀の豚』もそのひとつ。
また、美術品や自転車など一時的に興味を持っては財力にモノを言わせて次々と買い漁る癖もあるが、当然ながらその価値を正しく認識しているとは言い難く、結局は全く顧みられることなく宝生邸の片隅に死蔵されてしまうのがオチであり、麗子からも「お金にがめつい」と評されている。
ドラマでは最終話に登場。妻とともに世界中を飛び回っているようで、純粋な麗子を可愛がる子煩悩でありつつも、その成長を認めている。留置所に入れられた影山を「宝生グループ」の力で早期に釈放させるとともに、麗子の「重大な秘密」を教える。
スペシャルやアニメでも回想でわずかながら登場。
演 - 窪田正孝
港区を管轄する警察署の警部。具体的な署や下の名前は不明。真面目で堅実そうな雰囲気を持つ中年男性で、何かとエキセントリックな風祭とは違って性格も捜査手法も落ち着いている。
ゲストキャラとしては珍しく複数のエピソードで登場する人物で、いずれも麗子が影山とともに私用で参加した港区のパーティの席で発生した傷害事件の指揮をとる。国立署の管轄外ゆえに登場しない風祭に代わって捜査を進める役回りで、彼とは違って令嬢姿の麗子と対面していることから、影山の存在も含めて少なくとも彼女が富豪令嬢であることは認識しているはずだが、「宝生グループ」の娘であることまでは気づいていない。
ドラマでは交番勤務の巡査。現場の状況から麗子を犯人扱いする点は同じだが、原作とは違って令嬢姿の麗子と風祭が共演することから捜査を主導する立場にはなく、『2』に相当する第8話やアニメにも登場しない。
演 - 野間口徹
ドラマオリジナルキャラクター。国立署の刑事で麗子の同僚。
新人ながら風祭に気に入られている麗子に嫉妬しており、「まだまだ駆け出し」と一方的に目の敵にしてパワハラまがいの言動に事欠かさない。
風祭に便乗して麗子を「お嬢さん」と呼ぶなど皮肉かつ淡々とした態度を向けるが、他のメンバーに対しては一転して面倒見がいい。
演 - 中村靖日
ドラマオリジナルキャラクター。国立署鑑識員。
並木と同じく風祭に気に入られている麗子を快く思っておらず、彼女に対して高圧的な言動が目立つ。
一方で風祭のことは慕っているらしく、彼に影響されてか節々に擬音や身振りが混じる鑑識報告が特徴。
- 宗森あずみ(むねもり あずみ)
- 江尻由香(えじり ゆか)
演 - 岡本杏理、田中こなつ
ドラマオリジナルキャラクター。「風祭シスターズ」と称される国立署の婦警。
その名の通り2人して風祭に惹かれており、色仕掛けで彼に言い寄っている。2人で風祭に自分たちのどちらを選択するかを迫り、結局どっちつかずな回答を風祭に返されてうやむやにされるのがお約束。「ホウ・ショウレイ」について調べるなど風祭の手足として動くこともある。
彼女たちもやはり何かと風祭から優遇されている麗子に嫉妬しており、特に由香は麗子のことを一方的に嫌っているが、あずみは他の3人に比べてそれほど露骨に嫌悪するような描写は少なく、ある程度は友好的に接している。
【作風】
基本的には麗子と風祭が事件の捜査を行い、その概要を聞いた影山が麗子への暴言の後に推理を語るというのが物語の展開である。影山の推理が終わって事件の真相が明かされるのと同時に物語が終了するため、後の捜査で証拠を発見したり、犯人を逮捕したりするシーンは少ない。
一方で、事件のヒントは余すことなく作中で全て言及され、本筋とは関係なさそうな日常の描写や時にギャグにまで
伏線が張り巡らされており、影山の暴言が飛び出した際は謎を解くために全ての手がかりが提示されたことを示す「
読者への挑戦状」の役割を担っている。そのため、読者自身も影山の暴言が出た時点で全ての情報を精査し、理詰めで考えれば必ず真相にたどり着けるようになっている。
作中でも「影山が麗子に対して丁寧かつ無礼な暴言を吐くときは、彼の頭の中で推理が確信に変わったときだ」という一文がある。
作中で登場するのはもっぱら殺人で、稀に傷害や窃盗事件が展開される程度。事件そのものよりも遺体や現場の奇妙さを重視する傾向にあり、強盗・誘拐・放火といったその他の凶悪事件や詐欺・横領などの経済犯罪は扱われない。
また、作中では基本的に警視庁が登場せず、国立署単独で捜査しているような描写になっているが、実際には殺人などの重大事件では捜査一課の指揮する特別捜査本部が必ず設置され、所轄署が単独で捜査することはない。
【用語解説】
金融・不動産・鉄道・食品・医薬品・鉄鋼・造船・電気・精密機械・釣り用品・新聞・雑誌・航空機産業・音楽・情報通信・百貨店・製紙・ペット用品・ガス・流通・映画演劇・本格ミステリ出版などありとあらゆる業種を見境なく手がけ、
無闇やたらと手を出しては関連企業を増やし続け、現在もなお拡大を続けては必要以上に稼ぎまくって世界にその名をとどろかせる巨大複合企業。総帥(創業者兼会長)は宝生清太郎。
国立市の片隅の高台に西洋風の屋敷があ
たり一帯をはた迷惑なほどに占領しており、建物は本館と別館、離れの東屋と両手で数え切れないほど存在し、敷地面積も国立市近郊では東京競馬場に次いで
笑えるほどの広さを誇る。広間からは国立の街並みを一望でき、夜にもなると蝋燭をともしたような夜景が広がる。
庭師でさえも迷子や行方不明になると称されるほど庭の広さも尋常ではなく、バラ園・松や楓や桜の大木・ツツジの植え込み・季節の花が咲き誇る花壇・大きなハスの葉が浮かぶひょうたん池・亜熱帯性の希少植物が植えられた温室などがある。
庭の片隅でナス科の新種が発見された話もある。
屋上は平坦な長方形で、広さ自体はテニスコートが何面も取れるほどの広大さを誇るが、普段は何ら利用されていない。緊急時はヘリポートとしても利用可能
だがヘリを呼ぶほどの緊急事態が発生した例はない。
高い塀で囲まれた広大な敷地には風格ある西洋建築がそびえ、しゃれた離れ・怪しい蔵・無駄な噴水があり、庭には2羽ニワトリがいて、イヌ・ウマ・シカがいて、ゾウやキリンが草を食みライオンが駆け回っている……といった
都市伝説が国立市民の間で噂されているが、どれが真実でどれが嘘
でどれがギャグなのかは誰にも分からない。
部屋の数も膨大で、「正確な部屋数は誰にも分からない」とも「数えるたびに部屋の数が違う」とも噂されるほど。中には麗子が密かに「
アートの墓場」と呼ぶ、清太郎が集めた古今東西の美術品・工芸品・骨董品などが納められている部屋があるが、あくまで彼があり余る財力にモノを言わせて意味も分からず買い漁ったにすぎないため、それらは一度納められるとよほどのことなければ日の目を見ることはなく、影山は「死蔵」と形容している。
ごくごく軽い一日の食事として、優秀な料理人が作る「エビとレンズ豆のサラダ」「魚介のスープ」「チキンのトマト煮込み」「ラム肉のローズマリーグリル」「鴨肉のディナー」「フォアグラのソテー(プロヴァンス風)」「グリル野菜のサラダ」「レンズ豆のスープ」「鴨肉のソテー」「子羊の冷温トースト」「真鯛のカルパッチョ」「特性フレンチトースト」「イワシのカルパッチョ」「インゲン豆とトマトのスープ」「オマール海老のロースト」「鹿肉のグリエ、バジルソース添え」「こんがり焼いた赤ピーマンのマリネ」「かぼちゃの冷静スープ」「サーモンのムニエル」「子羊の香草焼き」「木苺のムース」「マンゴージェラート」「鶏レバーのサラダ」「きのこのポタージュ」「舌平目のムニエル」などが登場。そこらの高級レストランをはるかに凌ぐ味と豪華さを誇る。その他、宝生家に伝わるオリジナルメニューとして子羊の鉄板焼き・合鴨の蒸し焼き・白身魚の香草焼きからなる「焼きもの三連打」が存在する。
ガレージには全長7mの巨大なキャデラックのリムジンやフェラーリなどが置いてある
がジャガーは1台もない模様。それ以外にも自家用ジェット機から電動車椅子までありとあらゆる乗り物が揃っており、自転車専用の秘密のガレージも存在。1970年代に一世を風靡したセミドロップハンドルの少年用自転車・競輪用自転車・マウンテンバイクなど、ピカピカに磨かれたさまざまな種類の自転車が所狭しと自転車博物館のように並んでいるが、こちらも清太郎の一時的な自転車収集熱の
成れの果て成果が大量放置されているだけである。
ドラマでのロケ地は上野公園の隣にある旧岩崎邸庭園。
風祭の実家である、「最高のデザインと最悪の燃費」「スピードは出るが壊れやすいのが欠点」「燃費のよさを犠牲にしても格好のよさを追求する」「低性能・高価格・高燃費」「安心安全より見た目と速さ」を特徴とした時代遅れの貧乏くさいスポーツカーで国内外にその名を馳せる中堅自動車会社。ガレージにはジャガーが3台・ロータスが2台にベンツ・BMW・ボルボ・シトロエンなどが置いてあるという。
しかし、企業の規模は「宝生グループ」に比ぶべくもなく、その気になれば買収して「宝生モータース」にすることなどたやすいらしい。
上記の特徴通り故障率もダントツで、自動車整備工場の仕事にも貢献している模様。一応「あの壊れやすさがいい」と語るファンがいたりと固定客はきちんといるようだが。
アニメでは「最新のデザインと最高の速さ」とも自称しており、テレビドラマの協賛を行っていることも語られている。
麗子や風祭が所属する、本作の舞台となる警察署。具体的な署の規模は不明だが、国立市をはじめ国分寺市や立川市も管内に置いている。所属課はエピソードによって「捜査一課」「刑事課」とまちまち。
なお、実際には国立署は実在せず、国立市は立川市とともに立川警察署(立川市のごく一部は東大和警察署)、国分寺市は小金井警察署の管轄である。
【原作との相違点】
- 原作とアニメでは基本的に麗子の視点で進行するが、ドラマでは影山が主人公という形になっており、「執事として主のことを常に見守る」という部分を強調している。
- ストーリーや台詞は概ね原作に準拠するが、ドラマでは第2話以降名前や職業といった登場人物の設定が変更されることも多く、ドラマオリジナルのキャラクターや結末・どんでん返しが登場する回もある。随所にアメコミ風の演出が入る点も特徴で、北川氏はナレーションも担当。
アニメでは第1話が『殺意のパーティにようこそ』から始まっており、完全に順不同。1つのエピソードを「File 1」と「File 2」に分けて1.5話かけて放送する流れになっている。こちらも必ずしも原作に忠実ではなく、ドラマとはまた異なるアニメオリジナルの展開や結末になっている場合もある。
- 原作とアニメでは麗子と風祭(三浦)以外の捜査員はモブキャラだが、ドラマでは上記のように刑事の並木誠一、鑑識の山繁悟、婦警の宗森あずみ・江尻由香といったオリジナルキャラクターがレギュラーで登場。
- 原作では影山が宝生邸で働き始めてから1か月ほど経っており、前任者の存在も語られていないが、ドラマでは唐沢という老執事から交代したばかりの設定。
アニメでも第1話の時点で宝生邸に採用されたばかりの設定。
- 原作ではメインキャラ3人の中で唯一麗子の年齢が明言されていないが、ドラマでは24歳。一方で、影山は原作では30代半ばだが、ドラマでは逆に3人の中で唯一言及されていない。
アニメでは年齢に関する設定は不明。
- 原作では風祭の年齢が32歳だが、ドラマでは40歳で「風祭京一郎」というフルネームが設定された。
アニメでも「風祭京一郎」名義で登場。
- 原作では最初の事件を影山が解決した際、麗子は「知性と眼鏡の関係」を考えて次の事件から伊達眼鏡をかけるようになっているが、ドラマとアニメでは特段の説明もなく最初から着用している。
- 原作では影山の暴言を受けた麗子は「○○だっつーの!」などと一応の反論をした後、「そこまでいうってことは、あなたには真相が見えているっていうのね」などと高飛車な態度を崩さないことがほとんどだが、ドラマでは麗子が暴言に意地を張ると影山は突き放すような姿勢を見せており、麗子は葛藤の末に「自分にも分かるように話してほしい」などと屈服することがほとんどである。
アニメでも屈服するような場面はない。
- 原作では上記の通り、影山の推理で真相が明かされた後に事件現場に赴くことはほとんどないが、ドラマでは麗子は令嬢の格好のまま毎回のように影山と現場を訪れており、遭遇した事件関係者や風祭に対して「ホウ・ショウレイ」というドラマオリジナルの偽名を名乗っている。
アニメでも刑事として風祭とともに犯人確保や事件の真相を披露することが多い。
- ドラマとアニメでは「謎解きは、ディナーのあとにいたしましょう」というタイトルにちなんだ原作にはない影山の決め台詞が登場。麗子に対して済んでいないディナーを勧めることが推理を始める合図になっている。
アニメによると、「謎を解いた後だと後味が悪かったり、胸がいっぱいで食べられないこともおありでしょう」というのが真意の模様。
- ドラマでは麗子に対して毎回のように「お忘れなきよう」と忠告するのがお約束であり、アニメでも会によっては事件解決後にリムジンの中で事件について語り合う場面がある。いずれも原作にはない映像版独自の設定。
- ドラマ最終話は「聖夜に死者からの伝言をどうぞ」という2週連続のオリジナルストーリー。登場人物こそ一新されているが、展開は「死者からの伝言をどうぞ」をベースに「聖なる夜に密室はいかが」の一部要素が織り込まれたもので、「完全な密室などございません」を意識した場面もある。
- アニメ第5話後半~第6話の「落とし主はVtuberでございます」は原作にはないオリジナルストーリー。
【余談】
ドラマの放映中である2011年11月10日、フジテレビのバラエティー番組「VS嵐」にて、宣伝を兼ねたタイアップ回が放送された。
ゲストチームとして出場したのは、ドラマのキャストである櫻井翔氏(以後、番組内の呼び名に準じ櫻井くんと表記)、北川景子氏、椎名桔平氏、野間口徹氏、中村靖日氏、岡本杏理氏の6人。
迎え撃つ「嵐チーム」に入ったプラスワンゲストは、オープニングテーマを歌う倖田來未氏と森三中の黒沢かずこ氏。
この番組は基本的に嵐メンバーにプラスワンゲストを1人加えた「嵐チーム」と「ゲストチーム」で対決が、今回のように嵐のメンバーが出演する作品ではゲストチームとして参加する傾向にあるため、ご多分に漏れずに櫻井くんがゲストチームとして参戦し、嵐チームにプラスワンゲストが2人入った。
番宣の例に漏れず、全員きっちり役になりきってアトラクションに挑戦。椎名氏は通常運転のような気もするが。
ところが、この日は櫻井くんが絶不調であり、影山のクール有能なキャラとはおよそかけ離れたミスプレイを連発。
番組終盤には「お嬢様、俺は今吐きそうだ」と影山の口調のまま泣き言を言い、最後のアトラクションの怒涛の追い込みで大量得点を獲得するも敗北。影山とは正反対にチームの足を引っ張りまくる大失態を演じてしまった。
番組のエンディングでは、嵐チームが敗北した回には「MOST DAME ARASHI」と称して最も足を引っ張ったメンバーをお仕置きするというコーナーがある。
だが、この回に限り、嵐チームが勝ったのに満場一致で櫻井くんがお仕置きを受ける羽目になった。
失礼ながらWiki篭り様、
この程度の項目の追記・修正もできないとは、Wiki篭り様はアホでいらっしゃいますか。
編集よ、編集! 絶対編集! 編集ッ、編集編集編集へんッ、しゅうへんしゅうへんしゅうへんしゅうへんッ。
- 「ドS執事」とは言うが、影山の場合は外人キャラが時代劇に影響されて変な言葉遣いになるとかそういうのな気がする。 -- 名無しさん (2014-01-02 19:25:57)
- 煽り下手過ぎィ! -- 名無しさん (2014-01-02 19:32:17)
- 風祭りは原作ではそんなに好きになれないキャラだったけど、ドラマでは好きなキャラ。役者の人のおかげかな -- 名無しさん (2014-02-21 19:52:49)
- 「配役がどっちも桜井」・・・ほんまや! -- 名無しさん (2014-09-25 13:31:51)
- そういやコナンのコミックス第82巻で影山が紹介されてたな -- 名無しさん (2014-10-28 13:39:58)
- 作者はあのぶっ飛んだ警部を「狩野栄光」にしたかったそうだがちゃんとした俳優になってた。でもあれなら狩野であっていた気もする。 -- 名無しさん (2014-10-28 17:33:29)
- 推理小説のフォーマットとしては『安楽椅子もの』なんだよな(ドラマや映画は違うけど) -- 名無しさん (2016-05-08 14:47:15)
- 「空想法律読本」によると、法律上は執事をクビにすることはできないが、変えることはできるらしい。…それはさておき麗子ヒステリックやな -- 名無しさん (2016-11-08 12:34:17)
- コナンとコラボしてたんだ。最近コナンって他の作品とコラボしてるよね。少女漫画ともコラボしてたし -- 名無しさん (2016-12-13 01:44:56)
- ↑5当時の狩野の年齢で警部は無理があるのでは…って原作の警部32歳なのか!エリートだな! -- 名無しさん (2018-04-21 01:58:56)
- 荒らしコメントを削除 -- 名無しさん (2019-06-28 13:34:52)
- ↑2 原作はエリートだし御曹司だし、口説きは空回り気味だけどめげないし、口説くにしても上司の立場を利用したパワハラめいたところはないし(金にも野岩層としてるところはちょっとあるが……)で、そりゃ持てるわ -- 名無しさん (2022-12-02 21:16:53)
- でも地位の割にはあの言動なんだよね風祭。上の忖度じゃ? -- 名無しさん (2023-11-14 18:41:20)
- トリリオンゲームもそうだけど、実写ドラマやった後にアニメ化するって珍しい流れだよね。 -- 名無しさん (2025-03-29 08:42:19)
- 某怪盗を彷彿とさせるアニメ版の風祭警部だがアニメ版の中の人はその怪盗が主人公のアニメでライバルを演じてたりする -- 名無しさん (2025-04-20 09:58:11)
最終更新:2025年04月20日 14:36