登録日:2009/10/04 Sun 18:28:27
更新日:2025/04/22 Tue 20:35:39
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主役/メインヒロイン降格とは、文字通り主人公や
メインヒロインがその役割から格下げされる事、または途中で変更する事。
主人公補正が働いていないとも言える。
概要
理由としては、
ストーリー終盤で主人公が死ぬ場合は"降格"とは言わない。
降格までは行かずとも、サブキャラクターに焦点が当たる場面が増え、事実上の複数主人公体制に移行する場合もある。
なお、この手の話は非常に個人的な主観も混じる可能性がありますので、むやみやたらに追加しないようにお願いします。
一覧
◎降格された主人公
●ビン坊(ビンボー・ザ・ドッグ)→ベティ・ブープ
アニメ史最古の降格例。
ビン坊は1930年代のフライシャー・スタジオの『トーカートゥーン』シリーズのスターであったが、
彼のガールフレンドであったベティ・ブープの人気が徐々に高まりついでに犬に人間のガールフレンドがいるという設定が獣姦を示唆すると抗議が起き始めたため
ビン坊は脇役へと追いやられ、シリーズはベティ・ブープを主役とする形式になった。
●松野家の6つ子→イヤミ、チビ太
(おそ松くん)
最初は6つ子が賑やかに駆け回るドタバタコメディだったのだが、イヤミら濃いキャラが続々出てきたせいでギャグ面で「ツッコミ」・「一般人」的な感じに後退。
『オバケのQ太郎』とのコラボ回でメインがチビ太になったり、連載後半でストーリーが「パロディ」・「冒険」面により出すと主役回がさらに減少(ある事はあったが)。
イヤミと
バカボンのパパが共演した『
週刊少年サンデー』編
最終話(掲載は別冊少年サンデー)を経て、『週刊少年キング』編ではイヤミが主役級(いじられ・オチ要員ともいう)に昇格した。
そして「イヤミ・チビ太推し」はカラー版『おそ松くん』でさらに強まり、アニメ版終了後のバカボンとのコラボ編では主人公なのに6つ子がちょっとしか出演せず。
ボンボン版ではサンデー版中盤くらいに主役度が戻ったが。
●バカボン→
バカボンのパパ
(天才バカボン)
最初期にはタイトル通りバカボンが主役のドタバタ漫画だったが、それも初期のみで、
赤塚曰く「書いている内にパパの方が面白くなっちゃった」との理由で思考回路が振り切れているパパを主人公にしたシュールでブラックなギャグ漫画に。
赤塚の
弟子が連載中の第2部『少年バカボン』ではパパが思いっ切り「主役交代なのだ!!」と発言している。
●
則巻千兵衛→
則巻アラレ
(
Dr.スランプ)
第4話まではオッサン博士の千兵衛が主人公であり、タイトルの「Dr.スランプ」も彼のことを指しているのだが、
編集部の意向から本来は一発キャラのはずだった千兵衛作のアンドロイド、アラレちゃんが主役に昇格し、その結果大ヒット作となった。
ちなみにアニメ版では「やっぱりワシが主人公」というキャラソンが出ていたりする。
●
孫悟空→
孫悟飯→孫悟空
(
ドラゴンボール)
セル編を最後に孫悟空から息子である孫悟飯に主人公が交代する
世代変更が行われ、ハイスクール編と
魔人ブウ編は名目上は悟飯が主人公となった。
しかし、途中から悟飯の扱いは目に見えて悪くなっていき、魔人ブウ編中盤からは、あの世から一時的にこの世に戻ってきた悟空が主人公の座に実質的に復帰。
魔人ブウ編以降の時系列を描いたシリーズ作品でも主人公は変わらず悟空であり、悟飯は準主人公枠くらいの、少し扱いの良いサブキャラくらいの立ち位置にされている。
作者にも悟飯は主人公として力不足と言われてしまっているが、悟飯の力不足と言うよりは悟空の主人公としての力が強すぎたと言うべきか。
●クリム・テイル→ミト・ジュエリア
(
マテリアル・パズル ゼロクロイツ)
物語当初は3人の主人公の1人として扱われていたが、ミトが登場してからは急速に影が薄くなり、
遂には作者コメントからも
「主人公ミト様で。さようならクリム」と明言されてしまった。
とはいえ、作中の戦いをピンからキリまで見届けたが故に最終話である大役を任せられたのでその点は救いか。
●
シン・アスカ→
キラ・ヤマト
(
機動戦士ガンダムSEED DESTINY)
この手の話題ではほぼ間違いなく名前があがる、突然の主役交代の代表格。
ストーリーが後半に入る折り返し地点で、
OPのタイトルバックが現主人公の
シンの機体から前主人公の
キラの機体に前触れもなく変更。
『悪夢』でのインパルスによるフリーダムの撃墜回以降、誰の目にも明らかなほどにストーリーの主軸がシンが所属するミネルバ陣営からキラが所属するアークエンジェル陣営にシフトし、
シンの立ち位置も主人公から
ライバルに変わり、ストーリーの中心からシンは徐々にフェードアウト。
最終回ではキラではなく
アスランにほぼ一方的にやられ、実質蚊帳の外状態でラストを迎えるという転落ぶりであった。
EDテロップでも、主人公扱いの一番上から、最終的にキラはおろかストーリーを通じて準主人公扱いのアスランにも抜かれ、「主人公(笑)」とイジられる羽目に。
ちなみに、本編を再編集し、新規カットを加えたスペシャルエディションでは、語り部ポジションのアスランが一作目から通してEDテロップで一番上となっている。
そして、そのスペシャルエディションラストの新規作画部分では、
中の人が本編放映中に雑誌インタビューで明言した「こういうEDにはして欲しくない」という展開を完全再現して終わるというトドメまで刺されている。
ロボットアニメの代表格であるガンダムの、それもTVシリーズで起こった主役交代劇ということもあり、おそらく最も有名な主役降格の一例であろう。
シンも素行不良や問題ある言動が多かったため視聴者からの批判の声はあるキャラだったが、
「成長はしてほしかったが、ここまでしてほしかったわけではない」「タイトルバックまで変更するなら最初からキラかアスランが主人公で良かった」と批判の声が相次いだ。
ただ、流石にあんまりだと思われたのか、公式
ノベライズでは要所要所にシンの心理描写などが足されている他、
『
スパロボ』等の外部出演では最後まで主人公として扱われるなど優遇される傾向にあるなど、メディアミックスでフォローされているのが救いか。
ただし、ならば序盤から中盤にかけてはシンを主人公として話が進んでいたかと言われると、そういうわけでもない。
実際に本編を観てもらえばわかるが、序盤~中盤はアスラン視点で話が進んでいる回が多く、そこにキラやシンが主軸となる話が挟まるといった構成になっており、
序盤から中盤まではシンが単独主人公というわけではなく、シン、キラ、アスランの三人が主人公格として扱われている。
そのため、中盤以降はシンが主人公から降格させられたというより、話のスポットライトが彼に当たらなくなっていったと言った方が正しいかもしれない。
尚、監督は放送終了後のインタビューにおいて、
「一つの物語に三軸の主人公を据えて、三つの視点から描く事に挑戦してみたかった」
「『DESTINY』の最初の段階でシンを主役で最後まで進めるのは難しいなと思っちゃったんですね。
なので、両澤(『DESTINY』のメインライター)は早々にアスランに物語の軸を切り替えてましたし、僕は僕でキラに軸を切り替えていた」
と語っているため、制作陣の中では最初からシンは単独主人公ではなく主人公格の一人という認識であったようだ。
尤も、「シンは不遇な主人公」という印象はファンの間には根強く残り、口さがない人からは「主人公(笑)」等と言われることも少なくなかった。
しかし、20年ぶりに公開された
劇場作品において、シンのみならず、主人公格三人の扱いと評価は大きく変わることとなる。
●ゴリ→スペクトルマン
(宇宙猿人ゴリ⇒宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン⇒スペクトルマン)
最初から「ゴリ=悪役」「スペクトルマン=ヒーロー」という形式の作品であり、要は『
ゴジラ』等の怪獣映画のタイトルみたいな考えだったのだろう。
しかし、スポンサーから「タイトルが悪役の名前なのは如何なものか」と言われてタイトルが変わっていったのだとか。
●
ミカヤ→
アイク
(
ファイアーエムブレム 暁の女神)
1部では主人公として描かれたが2部以降は影が薄くなり、最終的に
ラスボスにトドメを刺す等主役らしい役割は前作主人公のアイクに持っていかれてしまった。
ただ、暁の女神のシナリオは4部構成で部ごとに主人公が切り替わるため元々そういう役割のキャラとして設定されていた節もある。
その後の外部出演では一貫して暁の女神主人公として扱われているため扱いはいい方である。
●
剣鉄也→
兜甲児
(
グレートマジンガー)
作品終盤は鉄也が兜一家に嫉妬し連携を無視するわでピンチになる。最終話に至っては番組が半分過ぎるまで気絶していた。
先述の『ガンダムSEED DESTINY』と違い元の主人公がひねたため、相対的には戻ったと言った方が正しい。
実際好意的に協力した永井豪の
漫画版ではしっかり
ダブル主人公で見せ場はちゃんと鉄也がとっている。
アニメ以上にひねてしまった
桜多吾作版では、敵本拠地に特攻して戦死するなど悲劇的展開がなされているが、
ちゃんと最初から最後まで主人公としての面目を一貫している。
●レイ・マクドガル→
溝口誠
(
ファイターズヒストリー)
デコゲーの主人公にしてはイマイチインパクトに欠けるのに対し、溝口の見た目や存在感の大きさ等から逆に溝口が主人公と勘違いされてしまった。
そして
SFCで発売された「溝口危機一髪!」では容量の都合上、パンクロッカー、ムエタイ兄ちゃん、キザな体操選手、そしてジャーマン親父共々リストラされてしまった。
ちなみに
コミックゲーメストで連載されてた漫画版『ダイナマイト』でも溝口(と李典徳)に主役の座を奪われている。
●リュウ・カン→スコーピオン、サブゼロ
(
モータルコンバット)
アメリカ人には
忍者キャラが人気な為か、彼よりもスコーピオン、サブゼロの二人の忍者キャラクターに人気が集まり、影が薄くなってしまった。
デッドリーアライアンスでは殺害されて出場できず、ディセプションでは隠しキャラ扱い。
更に9では師匠の雷電と仲違いした末に戦死し、次作のXに至っては敵側の傀儡として操られ、終始悪役でいつづけるという有様に…。
しかも最近では、初期カーソルはスコーピオンに合わせられている他、9、X、11ではスコーピオンが主役の如く表紙を飾っており、
更に「インジャスティス」にもDLCキャラとして参戦。後に制作されたアニメや実写映画でも彼が主人公を務めている。
今ではMKシリーズの主人公はスコーピオンのイメージが強くなってしまった…。
更にサブゼロに至ってはスピンオフ作品『ミソロジーサブゼロ』が製作され、そちらで主役になっている他、『インジャスティス2』にもゲスト参戦。
とは言えリュウ・カン自体の扱いが悪いかと言えばそうではなく、前述のアニメや映画でも脇役とはいえしっかり活躍しており、
更にモータルコンバット11では名実ともに主人公とし大きな活躍を見せている(特にストーリー最終盤)。
●ハム・グレイヴィ→ポパイ
(シンブル・シアタ)
1910年代に存在した
アメリカ新聞漫画の主人公。ごく普通の青年で、恋人の名は
オリーブ。
10年ほど主役を務めていたのだが、ある回で登場した
何をやっても死なない、ほうれん草が大好きな水兵というサブキャラがその斬新さから大受けし、
ついにハムはその水兵ことポパイに漫画の主役の座を乗っ取られ、オリーブも奪われてしまう。
漫画のタイトルも
ポパイとなり、その水兵はアメリカを代表するキャラクターとして世界中の人気者となった。
主役の座を降ろされたハムはサブキャラとして再登場することもなく、今では彼の人となりを知る者もいない。
●流星王ギンガ→龍征皇子シグマ
(
神羅万象チョコ 第13章流星の皇子)
流星の皇子は全4弾構成の章なのだが、第3弾から主人公がギンガからシグマに変わって物語が展開される。
第2弾の時点でシグマに主人公が変わるような雰囲気が準備されているため、製作的には主人公交代と言うよりもW主人公構成という意図で作っていた事が分かる。
前章までの神羅万象において主人公交代と言う展開は行われたことがなかったので、実験的な意味合いもあったのかもしれない。
ただし、シリーズ全章の集合絵などの場面では、基本的にギンガが顔を出す事が殆どである。
●山田のぼる→山田のの子
(となりのやまだ君)
1991年に朝日新聞で連載が始まったいしいひさいち作の生活
4コマ漫画の主人公で、平凡な眼鏡中学生。
最初は彼の学校生活を中心にして、家族(特に女性陣)のぐだぐだライフ等をサブに描いていたが、
妹のグータラ小学生のの子の学校生活やのの子の自堕落な担任の人気が上がっていき相対的に地位が低下。
結局連載開始から6年後に一部サブキャラの設定が変更された『ののちゃん』へと模様替えされてしまい、現在でも続いている。
その後ジブリ作品として『ホーホケキョ となりの山田くん』が制作されたが、そっちはそっちでメインの座を両親と祖母に取られている(一応のぼるの話もあるが)。
ただ『となりのやまだ君』は全編通して山田家の面々を中心としたドタバタ
群像劇の色合いが濃くのぼるは初期の頃からそれほど出番が多い訳ではない。
むしろ初期は子供二人より両親の方がよっぽど出番が多い。
また、のぼるは単行本の登場人物紹介でも特に主人公と書かれてはいなかったりする。
要するに、のぼるの扱いは最初期から単独主人公のそれとは言いがたく、そもそも別に主人公ではなかった可能性すらある。
「のぼるが降格した」というよりは「のの子が昇格した」と考える方が正しいのかもしれない。
そもそも元々のタイトルは『おじゃまんが山田くん』を意識してつけられたものであり、特定の人物を指しているものではない。
●シーザー・ガブリエル、シュガー・プラム、レパード・ソリッド→クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ
(エロイカより愛をこめて)
1976年にスタートした青池保子作の少女漫画で、恐らく最速の主役交代劇。
「エロイカ」と呼ばれる同性愛者の怪盗ドリアン・レッド・グローリア伯爵を中心にした騒動を描いている。
第一話では伯爵を追う側の「主人公」として、ひょんなことから
超能力を得た3人の青年が登場し、伯爵がその一人シーザーにべたぼれするなんて展開が描かれていた。
だが作者の
スパイ映画好き等から、第2話でNATOの情報将校エーベルバッハ少佐が登場。
そしたら一気に3人組は影も形もなくなり、伯爵と少佐が行く先々でかち合うのが定番となり現在まで続いている。
●灼熱騎士
ガンダムF91→騎士ガンダムGP01
(
SDガンダム外伝 聖機兵物語)
前章の「
円卓の騎士」の一員でもあったF91が
聖機兵ガンレックスの操者に選ばれた主役だったが、
第一弾のラストバトルで負傷する形で退場して第二弾からは重騎士GP02の従者であるGP01に主役交代した。
なおゲーム版では、GP01が聖機兵ガンレックスを飛べるように進化させて聖機兵ルーンレックスを倒し、
その力を得て真聖機兵ガンレックスαに進化させる正史ルートだけではなく、F91が主役のIFルートも設けられている。
IFルートでは聖機兵ガンレックスは機能停止してしまい進化することもなく聖機兵ルーンレックスの力を得ることもないが、
スペリオルドラゴンから
寿命半分を犠牲
に
魂の半分
をガンレックスに捧げれば再び乗れるようになると提案されたF91はそれを承諾し、
スペリオルドラゴンの力とF91の魂により進化した「紅の真聖機兵」が誕生する。
●
立花みかん→
母親
(
あたしンち)
原作では当初みかん視点の話が中心だったが、連載が進むにつれて他の登場人物メインの話が増加していった。
アニメでのクレジット順は母→みかんの順になっている。
●水原祐太→
傀
(
むこうぶち)
当初は重鎮のプロ雀士
安永萬の下で研修中の有望な若手雀士水原祐太の成長物語とする予定だったが、
4話以降はミステリアスな存在である傀を主役とした話へと変わり祐太は影も形もなくなった。
しかし後に再登場し、母の死を機に西の方へ旅に出ており久々に東京へ帰ってきたということにされた。
安永曰く「可愛げのない方向」へと雰囲気も変わっており、傀と卓を囲んで肉薄し名前を聞かれるなど大きくスポットが当てられた。
その後は時たま登場しては成長した姿を見せる準主人公という形で、祐太の物語が再開している。
しかし整ったルックスや実力に反して人気は芳しくないようで、MJとのコラボ枠にも祐太を押しのける形で一本ハゲのオッサンが選ばれている。
●浦島景太郎→成瀬川なる
(
ラブひな)
幼い頃の約束を果たすために東大のみを受験し続ける浪人生が突如女子寮の
管理人に就任し、恋の成就と東大合格を目指す姿を描くラブコメ。
終盤に差し掛かった頃に景太郎は東大に合格し、更に考古学者になるための留学も果たす。
『ラブひな』は日常系ではなく、あくまで変化を描く作品である。
東大に合格し夢に向かって歩き出した景太郎は、言い換えれば作品の中心で変化していけるだけの伸びしろが無くなったということでもある。
実際、作者である
赤松健自身が「景太郎は成長して主人公をやめてしまった」と語っており、終盤は恋愛に迷いを抱える成瀬川なるが実質的な主人公となって進んでいく。
●
イチロー/
キカイダー01→マリ/ビジンダー
(
キカイダー01)
『
人造人間キカイダー』の続編では前作主人公のジロー/キカイダーの兄としてイチローが主人公を担当。
ジローの精神性が不評だったことを受け、完全無欠な頼れるヒーローとして活躍した。
更に、前作から続投していたジローが第2クール後半で降板したことから、イチローの新たなパートナーとしてマリが登場した。
しかし、物語の中心は次第に完全無欠なヒーローであるイチローよりも、悪の組織で開発されながら人間的な心を持ち、人間とロボットの間で苦悩するマリの方にシフト。
それでもしばらくイチローはマリをフォローする先輩戦士としてギリギリ立場を保っていたが、
終盤になるとほぼマリと敵キャラのワルダーのドラマが番組の中心を占めるようになり、イチローは脇役同然の立ち位置になってしまった。
毎話ラストのナレーションがマリについて語った後、取ってつけたように触れられるイチローの姿がかえって哀愁を誘う…
どうやらこれはプロデューサーの吉川進氏とメインライターの長坂秀佳氏が次第にイチローのヒーロー性に疑問を感じるようになっていったことが原因の模様。
特に吉川氏はマリに力を入れていたようで、「終盤はほぼビジンダーが主役になっていた」と自ら認めている。
●北明日香→崇徳上皇
(新デジタルデビルストーリー)
元々、前作で(半ば因果応報とは言え)悲劇的な末路を迎えた主人公中島朱実を救済するために執筆されたという経緯ゆえに新主人公たる明日香の立場は少々怪しかったのだが、
崇徳上皇が現世に復活して以降は完全に崇徳上皇が物語の中心人物となり、クライマックスでも本来悪役だったはずのルシファーがICBMで日本を滅ぼそうとする崇徳上皇に立ち向かうという、
もはや読者は誰を応援すればいいのかわからない主人公不在のラストバトルが繰り広げられ、エピローグはそれら殆どの後日談を
スルーして、荒廃した世界で転生した中島朱実が最愛の少女白鷺弓子と再会する場面で幕を閉じた。
あとがきにおいても、
「新デジタルを書きはじめたころは、明日香が主人公のはずでしたが、書き進むうちに、ぼくの心の中ではストクが、最も愛すべき主人公に変貌してゆきました」
と述懐されており、いかに自分が崇徳上皇に入れ込んでいたかという文章があとがきの大半を占めている。
●ハカセ(山中正太郎)→ハチベエ(八谷良平)
(
ズッコケ三人組)
最初から最後まで双方主役ではあるが、その中のメインをめぐる交代劇。
3人トリオが主人公の本シリーズだが、大抵の人は「3人の中でメイン主人公は誰か?」と言われたら十中八九「ハチベエ」と答えるだろう。
ところが第1作目『とびだせズッコケ三人組』を読むと、ハカセがトイレの中で本を読む場面から開始、この第1話(この巻のみオムニバス短編連載作品で5話分収録)の主題も、
「トイレにいたら空き巣が侵入、窓から見えるハチベエとモーちゃんにハカセが知恵を絞って空き巣に気がつかれないように通報を頼む。」という完全にハカセが主人公の内容。
だが次の第2話はモーちゃん、第3・4話でハチベエが連続メインになり、第5話はハカセも目立つもメインはモーちゃんとハカセのメイン話だけ少ない。
2作目以後の1冊あたり書下ろしで1話になるようになってからも、持ち回りでメイン主人公を各自担当していたが、次第に行動力のあるトラブルメーカーのハチベエが目立つようになり、
それでもモーちゃんは中期以後も明確に彼がメインの回と分かるものが時々出てくるものの、
ハカセは時々目立つ発言はあるものの話の主題に来ることが少なくなっていってしまう。
それでも一応第1巻から登場する最古参ヒロインでクラス一の美女と言われる荒井陽子と結ばれる未来が用意されているのが初期メイン主人公の名残だろうか?
◎降格されたメインヒロイン
●三宅しのぶ→ラム
(
うる星やつら)
実は一話限りのゲストキャラだったラムちゃん。
流れとしては上述の『Dr.スランプ』と似たような物で、アニメ版では最初からラムちゃんがメインヒロインとして描かれている。
●
高橋律子→
ゆきめ
(
地獄先生ぬ~べ~)
こちらも作者側は1回きりのつもりで出したが、驚くほどの読者人気を得たことからレギュラーに昇格し、律子と
三角関係の間柄となる。
その後マンネリを感じ始めた作者側はゆきめを死亡させることにしたが、掲載後読者から嘆きの手紙が殺到。
さらにアニメ放送が決まり、「漫画で死んだ子がアニメには出ているというのは見る人が辛いだろう」という理由で漫画でも復活することになった。
律子は戻ってきたゆきめに引き続き恋のライバル宣言をしたものの、最終的には自ら身を引いている。
●
神楽坂明日菜→
長谷川千雨、
綾瀬夕映
(
魔法先生ネギま!)
学園祭辺りから怪しかったが、魔法世界で一気に空気化。立場的には重要なはずなのだが。
千雨はネギ先生の相談役になり、夕映は単独編が
アニメ化され最終回のメインキャラに。
更に偽者と刷り変えられた事に半年以上気付かれなかった不遇な扱い……。
さらに言えば、最終話時点で主人公とのフラグが
明確に折れている唯一の人。
念のために補足するとある事情からネギとは血縁関係であると思われ、下手すると叔母か義姉にあたる関係となる可能性がある。
一応単行本版では「明日菜達の卒業式」までが本編で、夕映アフターは「可能性の一つ・ボーナストラック」と扱われているが。
そして「パラレルワールドの続編」と言う扱いである『UQ HOLDER!』においてネギま!正史の未来ではネギと千雨が結婚している事が確定した。
更に「UQ」の最終回では
明日菜、千雨、夕映の3人を含めた複数のヒロインと子供まで作っているハーレムエンドを迎えている。
(ただしこれは「UQ」のラスボスであるヨルダにネギを救うために取り込まれた関係上、ヨルダの中で長い時間を共に過ごしていたという事情がある)
● 瀬名マリア→真中有紀
(最上の命医)
主人公である西條命をサポートする役回りとして最初はマリア視点が多く、若干天然なマリアから命へのほのかな好意もあったが、
中盤以降、命への好意を自覚した有紀の出番が増えて彼女の視点が中心に。
第二部『最上の明医』最終話では命と有紀が結婚し新婚旅行に行ったことが判明した。
一方、第二部でマリアは女傑な性格となり、作者たちの趣味なのか男性経験豊富っぽい感じになったり乳首解禁したりするなど別人へと成長していた…。
●リーム・ストリーム→安川ユミ子
(
T・Pぼん)
降格というより「なんで一切出てこなくなるの?」と思えるほど唐突に消えてしまったケース。
リームは第1部でまぎれもないメインヒロインなのだが、第1部最終回は章としての区切りではなく一旦連載が雑誌側の都合で打ち切られるものだったため、
そこまでタイムパトロール(TP)見習い隊員だった主人公のぼんが正隊員になり「正隊員は単独行動が原則、これからは一人で頑張って」とリームに励まされる締め。
そう言い切った以上、連載再開してもリームとコンビの話はできないので新キャラの安川ユミ子を投入し、彼女とぼんのコンビで話が展開・・・はまあ自然なのだが、
リームは死んだわけでも引退したわけでもないのに、この後二度とぼんと再会することがなかった。
まだ藤子先生が中断中にリームをガチで忘れたなら分かるが、回想シーンと過去で第1部の場面を見た時に顔見世に出たことはあるのでそうではないらしい。
あまりにも不自然なためかアニメ版ではいずれもリームと再会イベントが設けられており。
1989年の日テレ版は実質「TP正隊員は単独行動が原則」がリームが説明するにもかかわらず無意味化しており、ユミ子がいきなり正隊員として加入後速攻ぼんとコンビで活動、むしろリームがこのタイミングで負傷しているため、「ケガによる一時的な交代」で済まされそうなレベルで、実際終盤で回復した彼女と任務中に再会している。
2024年のネトフリ版はそこまで大胆にやらなかったものの、終盤のオリジナル回でリームを救出する展開が設けられている。
●サリー・ランド→ハンナ・メルビル
(
ゾイドワイルド ZERO)
序盤は「リジェネレーションキューブの端末起動」「行方不明になったサリーの祖父ウォルター・ボーマンの捜索」の二軸が物語の中心であり、端末の在り方が記録されたペンダントを所持するサリーは必然的に番組進行になくてはならない存在だった。
…が、オメガレックスを巡るドラマの中で「ペンダントをランド博士に奪われる」「オメガレックスの脅威を聞きつけたボーマンが共同軍に合流」というイベントが立て続けに起こり、更にメルビルが帝国皇帝フィオナの実の姉だと判明。真帝国の旗印として祭り上げられた彼女にまつわる物語が番組の中心に移行する
加えてリジェネレーションキューブの端末捜索もランド博士や真帝国が起こす動乱によって長期間中断され、再開出来た頃には共同軍の情報網によってペンダント無しでも捜索が可能になり…と、
サリーをヒロインたらしめていた要素が悉く消失してしまった。
おまけにメルビルはゾイド操縦が出来、戦闘シーンでも
主にリョナ要員として一定の存在感を発揮出来たため、非戦闘員であるサリーはますます埋没することに…
なお、主人公のレオも後半は他のキャラに食われ気味な部分があったものの、ゾイド因子の影響を受けた者同士としてランド博士との対決軸が用意され、戦闘シーンでも大一番ではなんやかんや見せ場が回ってきたりと、番組の顔としての立場はなんとか保っていた。
◎特殊な例
●アイアンマン→キャプテンアメリカ
『Tales of Suspense』→『キャプテンアメリカ』
現在は
実写映画シリーズによって、すっかりと日本でもお馴染みになったMARVELの二大ヒーロー。
親友にしてライバルと、お向かいの
蝙蝠男と
鋼鉄の男の様な関係にある二人だが、更にはメタ的な因縁も抱えている。
先ず、アイアンマンが誕生したのは1963年の『Tales of Suspense』誌39号のこと。
キャプテンアメリカが誕生したのは1941年で、アイアンマンの誕生した当時は連載がとっくの昔に終了していた“過去のヒーロー”であり、本来は共演する筈が無かった二人であった。
実はMARVELは戦中~戦後間もなくの時期にヒーロー路線を捨てて怪奇コミック専門のブランドになっていたのだが、この路線が50年代までに行き詰まり、
ベトナム戦争真っ盛りの60年代初めに再びヒーロー路線に回帰すると共に生み出されたのが、
ファンタスティック4やスパイダーマン、ハルクや
X-MENにアイアンマンという新たな世代のヒーロー達だったのである。
アイアンマンの誕生した『Tales of Suspense』も、その名の様に元は怪奇や犯罪を描いた誌面だったのだが、アイアンマンの誕生によって実質的な個人誌へとリニューアルされる。
そして、アイアンマンの活躍する物語に
懐かしのヒーローとしてゲストとして復活登場したのがキャプテンアメリカだったのである。
片や第二次世界大戦、片や
ベトナム戦争と、奇しくも現実の戦争を誕生理由にした、アメリカの夢と欺瞞を背負ったキャラクター同士の邂逅は意外な結果をもたらす。
何と、読者は20号も続いていたアイアンマンよりも復活したキャップを支持……
ついには『Tales of Suspense』誌の主役の座を奪われてしまうのだった。
……一応、1968年に今度は個人タイトル『アイアンマン』として復活し、共に
アベンジャーズの一員となる等、同時代のヒーロー同士として活動し始めたのだったが……。
実写映画版以降はアイアンマンの方が知名度や人気を得ているが、コミック時代は破滅型ヒーローの代名詞とされる等、ヒーローの中のヒーローたるキャップの陰の様な立ち位置だったのだ。
尚、実写映画等を経て立場が逆転したのも蝙蝠男に似ている社長であった(バッツは悪い立場になろうが破滅しなかったが)。
●
橘純一→
桜井梨穂子
(
アマガミSS)
梨穂子編でのみ突如本来の主人公であるはずの
変態紳士から梨穂子に主人公が交代してしまう。
この事は
次回予告でもネタにされた。
当たり前だが梨穂子編終了後に変態紳士は主人公に復帰している。
●ボーンナム→グリムレン
(グレート魔法大作戦)
全体像としてはシリーズの変遷に伴う世代交代なのだが、ちょっと複雑な事情があるので記載。
まずシリーズ初代の『魔法大作戦』は、屈強な戦士ガイン、正統派美少女魔法使いチッタ、
剣術を修めた竜人ミヤモト、死霊を操る呪術師ボーンナムの4人からプレイヤーキャラを選ぶシステムであった。
ストーリー上この4人は全員が並列して同格の主人公という扱いであり、
『魔法大作戦』から1年後のできごとである次作『疾風魔法大作戦』(以下『疾風』)にも揃って再登場した。
その後の『グレート魔法大作戦』(以下『グレ魔』)は『疾風』から50年あまりが過ぎた時代の物語であり、メインキャラクターはミヤモトだけが続投し、
ガイン、チッタ、ボーンナムのポジションは新キャラの戦士ソロバン、魔導師カルテ、呪術師グリムレンがそれぞれ務めることとなった。
そういうわけでグレ魔の時代設定ではミヤモト以外の3人はもはや過去の人、と思いきや、
ガインとチッタの2人が隠しキャラとして参戦する。
一方で、ボーンナムに関してはゲーム中でまったく姿を確認することができず、
シリーズの正当な続編においてボーンナムが一人だけハブられる状況になってしまった。
そして、どのような経緯でこの事態が出来したのかについて、
グレ魔の
ゲーム中においても、エイティング公式HPなど外部メディアにおいても触れられることはなく、背景事情はプレイヤーが推測したり妄想したりするしかない状態である。
なお、上述の通り、
シリーズの正当な続編とわざわざ表記したのは、
エイティングの作品『
バトルガレッガ』および『アームドポリスバトライダー』において、ガインたち4人が揃ってゲストキャラとして出演しているため。
これもあってガインたちは4人で1組という認識がおおむね共有されており、グレ魔でボーンナムがリストラされたことにショックを受けたファンもいたようだ。
●二階堂マリ→ビビンバ
(
キン肉マン)
ヒロイン交代劇の中でもかなり事情がこじれたパターン。
原作では二階堂マリは最初期のキン肉マンの憧れの人として登場した保育士のお姉さんであり、第20回超人オリンピック編あたりまではキン肉マンの応援したりと、
相応にメインヒロインとして描かれていたのだが、あまり深い関係になることもなく次第にフェードアウト。
すっかりマリの出番がなくなった後、新しいヒロインとして登場したのがキン肉族のライバルであるホルモン族出身のビビンバなのだが、
結局マリ同様深い関係になることもなくフェードアウト。
それも惜しいことに、キン肉マン人気を不動のものとした7人の
悪魔超人編のあたりから殆ど出番がなくなってしまったため、
微弱な恋愛パワーしかもっていなかった2人はアイドル超人たちの友情パワーの前に消えることとなった。
その一方でアニメでは最初期から一貫してマリが一途なヒロインとして描かれ、きちんと恋人関係を築くまでに至っており、ビビンバにはアニメに登場すらしなかった。
アニメ版キン肉マンは尺稼ぎに便利だからかキン骨マンやナチグロンといった原作でフェードアウトしていた初期キャラをレギュラーキャラとして活用しており、
あまりヒロインとして活用できなかった中途参加キャラのビビンバよりも初期キャラのマリを尊重しようとしていたのだろう。
原作では2人とも出番がなくなってしまったものの、以上の経緯から当時の読者/視聴者には、
「ビビンバが出なくなった後もアニメではマリがヒロインポジションについているし、結局キン肉マンは元の鞘に収まったのだろう」という印象が定着していた。
……しかし面倒なことに、原作の旧シリーズ最終章にあたる「王位争奪戦」の後半で、
それまで影も形もなかったビビンバがしれっと「キン肉マンと相思相愛のメインヒロイン」のような扱いで唐突に再登場するというゆでイズムが発生する。
当時の多くの読者が「今更ビビンバとくっつくの?」と困惑したが、それ以上に困惑したのがアニメスタッフ。
それまでアニメでは長いことマリにヒロインポジションを担当させていたので矛盾が生じるのは当然として、そもそもビビンバはアニメには登場すらしていないのだ。
結局アニメのビビンバは「キン肉マンを応援する妹分の幼馴染の新キャラ」と言う形で強引に登場させ、
キン肉マンはマリと、ビビンバは改心したラスボスのフェニックスマンと結ばれるという形でオチを付けた。
……そしてさらに面倒なことに、初代キン肉マンが終わってから10年以上経過してから2世漫画のさきがけ
キン肉マンⅡ世が連載開始。
キン肉マンとビビンバとの息子であるキン肉万太郎が主人公となったのだが、
当然キン肉マンがマリと結ばれた旧アニメとは繋がっていない。
そのためアニメだけ追っかけていると「キン肉マンはマリと結婚したはずでは?」という疑問にぶち当たることに……
『ターボ』の初代レッドであった
トミーの降板に伴い、後任主人公として登場したT.J.だったが、
現在でもシリーズの顔役を務めるほどの大人気キャラであるトミーの離脱は古参ファン離れを招き、
元々低迷気味だった人気が更に低下して「次作でパワーレンジャーは打ち切り」と宣告されてしまう。
結果、ファイナルシーズンとして制作された『イン・スペース』では新レッドとしてアンドロスが登場し、
T.J.は『ターボ』最終話で戦線離脱したジャスティンに代わってブルーとなり、サブキャラに降格。縦のシナリオはアンドロスがほぼ一手に担った。
しかし、アンドロスが「シリーズでも屈指の戦闘能力を誇るがメンタルは極めて未熟」というキャラだったのに対し、T.J.はどちらかと言うと落ち着いた性格だったため、
アンドロスをフォローする形で活躍することで「実力は一歩劣るが精神的には成熟したリーダー」として、主人公とは違った方面で支持されることとなった。
アンドロスの方も主人公としてしっかり人気を獲得し、作品自体の完成度もあってシリーズの打ち切りは回避されたのだった。
もっとも、その後レッドターボレンジャーはT.J.が正式な変身者とされることが多くなったため、トミーとの関係性があまりクローズアップされず、
そのT.J.もブルー時代の方が人気ということで、歴代レッドの中でも若干不遇な立ち位置になってしまったが…
◎関連項目
●
世代交代
主人公の座を降りることがさほど悪い意味ととられない場合はこう呼ばれる。
●
退場(創作)
降格どころか、主役やメインヒロインを譲り、その後作中に出て来なくなるというケースも…。
- いちご100%は信頼できるソースありますかね? -- (名無しさん) 2021-05-06 03:03:01
- ↑4入らない -- (名無しさん) 2021-05-06 12:57:47
- ↑2 いちご100%はそもそも初っ端西野だったと思うんだ。記憶で悪いが西野→東条→西野と変化した結果東条期から見始めた人が勘違いした印象 -- (名無しさん) 2021-05-06 21:56:30
- 零メイン:エリィ→碧メイン:リーシャ 閃メイン:アリサ→閃3、4メイン:アルティナ さて、次にお嬢の系譜を歩むのは誰になるのだろうか -- (名無しさん) 2021-05-07 10:50:51
- ↑零シリーズと閃シリーズについてはヒロインは選択性だから、”降格”とは言い難いのでは? シナリオ上でも、良く言うなら全キャラが割と均等に出番を与えられていて一人のキャラが偏ってヒロインとしてプッシュされたってことはあんまなかった、悪くいうなら突出して目立つキャラはいなかったと思う。それでもあったとすれば、むしろ閃でのアリサこそそうだったのでは? 3以降でもキスやらハグやらあったし、4の絆イベには彼女だけ3のデータ次第で変化があったと思う。 -- (名無しさん) 2021-05-07 11:53:06
- 降板の場合はまた別?特撮だと結構あるよね -- (名無しさん) 2021-05-08 23:05:29
- それでは いちご100%は消しておきます -- (名無しさん) 2021-05-18 17:02:32
- トイレット博士はジャンプ創設期にして歴代屈指の主役交代が発生しているので入れてもいいと思う -- (名無しさん) 2021-06-09 17:11:37
- 金田一少年の事件簿のやつは降格とはちがくね? -- (名無しさん) 2021-07-05 20:42:04
- 戦国無双シリーズの真田幸村もある意味コレだと思う。5でキャラが一新されて主役が織田信長に変更されたと同時に本人はリストラされちゃった -- (名無しさん) 2021-07-28 08:35:19
- ある意味コレっていうかストレートにコレだな -- (名無しさん) 2021-07-28 08:45:49
- 主役降格をプレッシャーからの解放とか前向きに考えるキャラ -- (名無しさん) 2021-08-31 08:44:27
- なのはstsのスバル(公式サイトで新主人公と明記)も最終的にサブキャラ大勢の一人みたいな感じだったし降格主人公なのかな -- (名無しさん) 2021-09-17 00:50:28
- 「高校生家族」もあたしンちパターンかね? ただ、割と早い段階で普通かつ地味な光太郎(息子)からキャラを立てやすい一郎(父)がメインになったのはテコ入れだろうなぁ…ちなみに合併号恒例の集合表紙だと、初期は光太郎だったけど一郎に替わってる -- (名無しさん) 2021-10-17 16:02:36
- プリコネのユイ、ヒヨリ、レイは降板されたヒロインに含まれるの? -- (名無しさん) 2022-02-03 22:52:32
- プリコネのユイ、ヒヨリ、レイは降板されたヒロインに含まれるの? -- (名無しさん) 2022-02-03 22:53:28
- 「変態仮面」のヒロインもそう。清楚系(?)お嬢様ではなく某格ゲーの中国女格闘家似の女子と結婚したんだよね。 -- (名無しさん) 2022-02-22 12:38:44
- ↑打ち切り最終回で結局そっちを主人公がとっていたけどそれまでヒロインとしての格が落ちるようなことはなかったし、文庫版で別れの話まできちんと補完されているからあんまりメインヒロイン降格って印象はないんだよな -- (名無しさん) 2022-02-22 12:55:51
- ぶっちゃけシンは最初っからアスランに食われっぱなしだったような… -- (名無しさん) 2023-04-22 23:39:09
- 多分、これは主役交代っていうほどの例じゃないと思うけど、SPYxFAMILYは「ロイドが主役かと思ったらアーニャのほうが目立ってた」というドクタースランプに似た状態になってる感がある。 -- (名無しさん) 2023-05-22 15:23:39
- 悟飯は途中までは「フリーザ編の悟空」くらいの立ち位置になる予定だった感じあるんだよな。アル飯までは悟空は「強いけど問題を解決できない前主人公」ってポジションだったし。主人公乗っ取られたのは悟空蘇生時から -- (名無しさん) 2023-06-07 21:58:53
- ぬ~べ~のメインヒロインは郷子だって、作中でハッキリと明言されてるんだから、メインヒロイン降格の例として挙げんのはおかしい。律子は最初から「主人公が惚れてた相手」でしかない -- (名無しさん) 2023-11-14 10:08:10
- 灼熱騎士F91は普通の世代交代というか、次シリーズへの案内役を務めたってだけだろう。 -- (名無しさん) 2023-11-17 13:05:43
- 上に挙げられてるけどプリコネのユイは入ってないんだな -- (名無しさん) 2024-04-21 19:56:55
- ガッシュのすずめもヒロイン降格に入らないかな…最初期はヒロイン的な役回りだったのにバトルが熾烈になるにつれて恵&ティオコンビにどんどん押されていった(まあそもそも最初からヒロインというつもりで書いてなかったという可能性もあるけど) -- (名無しさん) 2024-06-20 17:07:23
- トレマーズはどうだろう?3以降はバートが主役になったけど。 -- (名無しさん) 2024-06-20 17:21:00
- ゾイドワイルドZEROのサリー→メルビルは?レオはなんとかギリギリ主人公に踏みとどまれてたけどサリーは完全にメルビルに持ってかれてた気がする -- (名無しさん) 2024-10-14 00:02:51
- ↑4ユイはメインが美食殿になってからもなんだかんだ目立ってるのが大きいよな 儀装束の時も巻き込まれたし -- (名無しさん) 2024-11-27 06:12:24
- ドラゴンボールは悟飯で明確に主人公を変えようとしたけど、実はその前から悟空って物語的な主人公は降りてるんだよね。天下一武道会優勝で一度世界一になった時点でディフェンディングチャンピオンしかやることがなくなってしまったから、ベジータ戦でもフリーザ戦でもラスボス戦以外は修行してるか治療してるかで本人は話動かしてないんだよ。鳥山先生もそれが分かってるから悟飯に変えようとしたんじゃないかと思う -- (名無しさん) 2024-11-27 22:28:56
- ビビンバとマリしゃんのところ、認識がおかしい。漫画ではずっとビビンバが出てたんだよね(影は薄いけど、ちゃんとセリフもある)。まるでゆで先生が王位争奪戦の時にビビンバを再登場させたみたいな書き方をしてるのが気になるし、いじってもいいのだろうか…。(もしかするとリアタイ勢にはそう見えてた可能性もあるし) -- (名無しさん) 2025-04-23 07:39:30
最終更新:2025年04月22日 20:35