フェルト・グレイス

登録日:2010/12/22(水) 18:03:19
更新日:2020/03/03 Tue 07:21:53
所要時間:約 12 分で読めます




大きいから。

……あの人の愛は大き過ぎるから。

私は、あの人を想っているから……。それで良いの……。





機動戦士ガンダム00』の登場人物。

CV:高垣彩陽
性別:女
誕生日:12月28日
年齢:14歳(1st)→19歳(2nd)→21歳(劇場版)
身長:155㎝(1st)→161㎝(2nd以降)
体重:42㎏(1st)→47㎏(2nd以降)
血液型:B型
所属:私設武装組織 ソレスタルビーイング



ピンク色の髪が特徴のNice Oppai
プトレマイオスのクルーで、戦況オペレーターを担当している。

両親は第2世代ガンダムマイスターのルイード・レゾナンスとマレーネ・ブラディ。
生まれた時から組織で育てられ、地球生まれではない自身へのコンプレックスから、髪を染めている。
…という設定が放送開始前後には存在したが、『00P』の挿絵を見る限りでは、まだ乳幼児だった頃の彼女は元々ピンクっぽい髪だったりする。

名前は組織で生きていく為にシャル・アクスティカによって付けられたコードネームで、本名は別に存在する模様。
「プルトーネの悲劇」で幼くして両親は死亡。守秘義務により、死の真相に関する情報は与えられていない。

クルーの中では最年少で、同じオペレーターのクリスティナ・シエラは彼女を気遣い、実の姉のように接している。
また、フェレシュテ所属でイアン・ヴァスティの弟子のシェリリン・ハイドとは親友同士。

その境遇からチームプトレマイオスの中では最も仲間意識が強く、実の家族の様に大切に思っている。
…その割にはその家族のうち2人に恋愛感情を抱いていたりするのはどうなのか……。




【1stシーズン】

組織内の知己にはそれなりの付き合いこそあったが、世代を隔てたトレミーのクルーに対してはその境遇から心を閉ざしてしまっており、
感情の起伏に乏しく、任務以外では口数も極端に少ない等、周囲とは打ち解けていなかった。
それを心配したクリスは休暇に彼女をショッピングに強引に連れていく等、常日頃から妹分としてフェルトの事を気に掛けていた。

組織で育った為、ロックオンの相棒のハロとは仲が良く、一緒にいる場面が多く見られた。

両親の命日に一人で涙を流していた所をロックオンに発見され、彼に本名や過去を含めた素性を明かされる。
自身を気遣うその優しさから彼に対して淡い恋心を抱くようになるも、
自身に向けられた優しさが特別なものではない事を知ると、彼に想いを告げる事を半ば諦めていた。

国連軍との最終決戦で負傷しているにも拘らず制止を振り切り、GNアームズで対艦攻撃に向かったロックオンを心配する。
ガンダムデュナメスの帰艦に安堵するも、ハロの言葉でロックオンが帰らぬ人となってしまった事を知り、涙した。


その後、国連軍の更なる追撃に際してデュナメスのコクピットに彼と両親に宛てた手紙を残す。

国連軍との最終決戦を迎えるにあたり、クルー達は各々の素性を明かす。
お互いを知り、戦争根絶に掛ける想いを知った事で大切な「家族」と認識するようになる。
特に引っ込み思案な自分の背中を押し続けてくれたクリスの事は血の繋がりは無くとも「」と思っていた。

戦闘中、クリスが「デュナメスの太陽炉に不具合があるわ。接続状況に問題があるみたい」と嘘を吐いて太陽炉の様子を直接見くようフェルトを急かし、
デュナメスが搭載された強襲用コンテナへと彼女を逃がした。
その直後にブリッジはGN-Xの襲撃を受け、その場にいたクリスとリヒティは命を落としてしまう。
スメラギ・李・ノリエガ、イアンと共に無事に強襲用コンテナで戦場から離脱出来たフェルトは彼女の最期のメッセージを受け取った。



【2ndシーズン】

身体的にも精神的にも女性らしく成長した為か、以前よりも表情が豊かになり、感情を表に出すようになった。
クリスの遺志を継ぎ、彼女に貰った髪止めで髪型を一つ結びにしている。

新たにクルーとして参加したミレイナ・ヴァスティに対してはクリスが自分にしてくれたように、
先輩オペレーターとしてだけではなく、実の姉の様にも接しておりミレイナもフェルトを慕っている。
ミレイナの母親であるリンダ・ヴァスティもフェルトの事を実の子と同じように気にかけている。
また、トレミーのクルーに対する親愛の情が深くなっており、自分にとって家族同然だと思うようになった。

行方不明の仲間達が再び戻ってくる事を信じ、4年間組織の再建に尽力。
組織を離れていたスメラギに、戻ってくるよう必死に説得する事もあった。

刹那が新たなマイスターとしてスカウトしたロックオンの双子の弟、ライル・ディランディと対面した際には激しく動揺し、話す事が出来ずにいた。
しかし事情を知ったライルに強引にキスされ、ニールとは別人である事を痛感。キスされた瞬間頬を引っ叩いたが、その後はクルーとして普通に接している。

アレルヤ・ハプティズムが連れ帰ってきたマリー・パーファシーに対しては、
彼女が嘗てソーマ・ピーリスとして自分の家族(トレミーのクルー)を国連軍の一員として傷付けた事から距離を取っていた。
しかし、マリーがトレミーの為に尽力してくれる姿勢を見て、自分の悪感情が逆恨みに過ぎないと自覚していた事もあってその姿勢を改め、他のクルーと同様に接している。

最終決戦前には出撃前の刹那を呼び止め、リンダ・ヴァスティから譲り受けた花を手渡し、「死なないでね」と声を掛けた。
TV本編ではあくまで家族を心配する気持ちからであり、恋愛感情は無いとされていた。
ノベライズ版ではそのあたりの描写が追加されており、
リンダに見せられた中東の花から刹那を連想して頬を赤く染めたり刹那の笑顔を想像したり…。
渡す前に声が裏返らないか心配する等、 異性として意識している 様な描写になっていた。


劇場版

髪型をショートヘアに変えて引き続きソレスタルビーイングに残り、他のクルーと共に水面下で活動を続けていた。

刹那がイノベイターへと変革した後に口を噤みがちになり、以前のように組織内ですら孤独な存在となっていく彼に心を痛めていたが、
刹那本人が何も語らない為、どうすれば良いのか分からずにいた。

TV本編終了時にはそこまで明確に意識している描写は無かったが、劇場版に至る迄の間に自覚したのか、本作では明確に刹那に対して異性として好意を抱いている。
家族たるトレミーのクルーはフェルトが刹那に好意を抱いている事を知っている様で、それぞれ後押ししている。
「刹那は表層意識くらいは読み取れる筈なので気付いてるんじゃないか」とか言われたりもするが、その辺の言及は特に無い。
まぁ気付いてたにせよ、過去のトラウマや現状へのジレンマ等から劇中の刹那には余裕も無く、どうなるもんでもない。


トランザムバーストでのELSとの対話に失敗し、脳を損傷して意識不明になった刹那の傍で彼の回復を祈っていた。
この時、ELSの侵食プロセスは未解明な部分が多く、隔離されていた刹那が何時どうなるかまるで分からない状態だったので、傍らで手を握り続けるのは何気に危険を伴う行為だった。

刹那復活の時は宙に舞う涙共々実にふつくしい画になっており、一見の価値はあるだろう。

復活した刹那が出撃する際には、刹那がその贖罪の念や使命感から生き方を変える事は無いと理解しており、上記の台詞と共に
ただ彼を想い続ける事を決意して刹那を見送り、「今度こそ全員で生き残る」決意と共に対話の行く末を見守った。





【ゲームでのフェルト】


第2次スーパーロボット大戦Z破界編』にて初参加。
パイロットではないので戦う事は無いが、プトレマイオスには乗っているので喋りはする。
後半で強襲用コンテナが追加されてからはカットインもある。

スーパーロボット大戦UX』では劇場版における立ち位置を反映してか、「愛」の精神コマンドを覚える。
……のだが、習得がレベル51なのに対し、消費SPとフェルト自身の最大SPの都合から
戦術指揮のボーナス無しではレベル72になるまでコマンドが使えないという本末転倒な事態になっており、
プレイヤー間では「(刹那への)届かない愛を揶揄してるのではないか」と噂されている。
流石に次作『BX』ではその点の問題は改善された。


携帯サイト(有料)に登録する事でプレイヤーナビとして2ndシーズン時の彼女が使用可能。
かなりの人気があり、利用に必要なポイント量もトップクラス。
CPU戦のC、D(難関)コースを選択した際、いきなりのフェルトの「生き残る!!!」にびっくりするのはプレイヤーの誰もが通る道。




行こう。俺達にはまだ…やる事がある。

うん。皆が冥殿を引き換えにして追記・修正した項目を…見続けなくちゃ……。

そうね……。

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