アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ

登録日:2017/07/15 Sat 17:37:46
更新日:2024/02/22 Thu 18:16:56
所要時間:約 13 分で読めます




『THE IDOLM@STER MILLION LIVE! THEATER DAYS』は、2017年6月29日よりサービスを開始したバンダイナムコエンターテインメントのiOS,Androidスマートフォン向けアプリ。*1
アイドルマスター ミリオンライブ!』の派生ゲームで、ジャンルはアイドルライブ&プロデュースゲーム。

公式の略称は『ミリシタ』……「ダサい」「ダサい」と言われていたが、後述のニコ生でのオレンジの人の発言もあってかいつの間にか定着していた。
ガミP「ミリシタ…ミリシタ…割り下
…後に始まる公式ラジオの略称「ミシシラ」よりはマシだったかもしれない。

配信後に発売された週刊『ファミ通』(2017年7月27号)でのガミPのインタビューによると、GREEでの『ミリオンライブ!』配信の約一年後ぐらいには企画がスタートしていたとの事。
劇場を舞台としたのも、本家コンシューマーからの流れを引き継ぎつつ、より具体的にアイドルをプロデュースしているという感覚をPに持ってもらいたいとの意図があったからだと云う。

企画当初はソシャゲということもあり、2Dで作ろうとしていたとのことだが、端末の進化に伴うソシャゲ業界の発展を受けて、アーケード~コンシューマー版と同じく、3Dモデルを利用したプロデュースゲームとなった。
一方、音ゲー部分には先んじて配信されて広く市民権を得ている『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の影響も見られる等、単なる本家のソシャゲ化に留まらない、時代や環境に合わせたアレンジも見られる。

【発表から配信まで】


【登場アイドル&キャラクター】

『ミリマス』では本家の能力値に準えたVo,Da,Viにアイドルが割り振られていたが、『ミリシタ』では新たにPrincess,Fairy,Angelに組分けされることになった。
ぶっちゃけ、よくわからない分け方なので、単に“組分け”程度と考えるのが正しいかもしれない。
真がPrincessに居ることで自己申告制とか言われたりしているが。

組分けが変わったことで、先輩組と劇場組の代表格であるはるちはみきと、がキッチリと三属性に分けられており、今回の分類はこの為との意見も。

また、これまではゲームやアニメ等での描写から、漠然と東京や関東圏出身と見られていた春香達を含む765プロのアイドル達の出身地が貴音や961プロの玲音を除いては初めて明確にされた。

ちなみに、各キャラにはメモリアルコミュがそれぞれ5話ずつ(計260話)設けられているが、シアター組の39人は5話まで登場したものの、なぜか765プロASの13人にはそれぞれのメモリアルコミュ4&5話が2024年現在でも未だに未登場となっている。

【属性毎の組分け】

■Princess

天海春香(CV:中村繪里子)
萩原雪歩(CV:浅倉杏美)
菊地真(CV:平田宏美)
我那覇響(CV:沼倉愛美)
春日未来(CV:山崎はるか)
田中琴葉(CV:種田梨沙) ※2018年2月8日から登場
佐竹美奈子(CV:大関英里)
徳川まつり(CV:諏訪彩花)
七尾百合子(CV:伊藤美来)
高山紗代子(CV:駒形友梨)
松田亜利沙(CV:村川梨衣)
高坂海美(CV:上田麗奈)
中谷育(CV:原嶋あかり)
エミリー(CV:郁原ゆう)
矢吹可奈(CV:木戸衣吹)
横山奈緒(CV:渡部優衣)
福田のり子(CV:浜崎奈々)

■Fairy

如月千早(CV:今井麻美)
水瀬伊織(CV:釘宮理恵)
四条貴音(CV:原由実)
秋月律子(CV:若林直美)
最上静香(CV:田所あずさ)
所恵美(CV:藤井ゆきよ)
ロコ(CV:中村温姫)
天空橋朋花(CV:小岩井ことり)
北沢志保(CV:雨宮天)
舞浜歩(CV:戸田めぐみ)
二階堂千鶴(CV:野村香菜子)
真壁瑞希(CV:阿部里果)
百瀬莉緒(CV:山口立花子)
永吉昴(CV:斉藤佑圭)
周防桃子(CV:渡部恵子)
ジュリア(CV:愛美)
白石紬(CV:南早紀)

■Angel

星井美希(CV:長谷川明子)
高槻やよい(CV:仁後真耶子)
三浦あずさ(CV:たかはし智秋)
双海亜美(CV:下田麻美)
双海真美(CV:下田麻美)
伊吹翼(CV:Machico)
島原エレナ(CV:角元明日香)
箱崎星梨花(CV:麻倉もも)
野々原茜(CV:小笠原早紀)
望月杏奈(CV:夏川椎菜)
木下ひなた(CV:田村奈央)
馬場このみ(CV:高橋未奈美)(現・髙橋ミナミ)
大神環(CV:稲川英里)
豊川風花(CV:末柄里恵)
宮尾美也(CV:桐谷蝶々)
篠宮可憐(CV:近藤唯)
北上麗花(CV:平山笑美)
桜守歌織(CV:香里有佐)

■Ex

詩花(CV:高橋李依)
玲音(CV:茅原実里)
一ノ瀬志希(CV:藍原ことみ)
宮本フレデリカ(CV:髙野麻美)

【カード】

N,R,SR,SSRが存在。
Rまではライブやお仕事の報酬として貰えることがある。
所有済みのカードを入手すると重複分が自動的にアイテムに変換されるのがやや特殊な点。
SR以下は本家のカードの流用が中心で*4、描き下ろしのものもある程度本家と近いタッチで描かれているが、SSRは違ったタッチでのイラストになっている。

また、ソシャゲでおなじみのFES限定SSRや、SRながらミリシタ風の絵柄で年齢に応じた制服衣装が付属する制服シリーズや、投票により用意された衣装の中から着るアイドルが決められたミリクロシリーズが展開されたり、TB,TCシリーズ準拠の衣装付きSSR、SR、新しい髪型を開放することができる「セカンドヘアスタイル」SSRが登場したりと、様々なカードが展開されている。
また、カードでは無いものの有償や無償で10連チケット付きで様々なテーマ毎の属性やユニット毎の衣装が販売されており、2020年7月からはアイドルの誕生日に過去の限定を含む専用ガシャor専用衣装&10連チケットが販売と、着せ替え用の衣装を手に入れる機会が非常に多い。

■レッスン
レッスンチケットを利用してカードのレベルを上げる。
R以上のチケットだと特技レベルが上昇する。

■覚醒
ライブに使用することで覚醒ptが上昇。
覚醒ptをMAXにしたカードはアイテムで覚醒可能。
絵柄の変化に伴い、最大レベルとステータスが上昇。

■マスターレッスン
カードと同じレアリティのマスターピース(一つ下を大量に消費することでも代用可)を使用することでマスターランクが上昇。ステータスが底上げされる。
また、専用衣装つきのカードのマスターランクを4に上げることで「アナザー衣装」(要は色違いだが、色だけでなく細部のデザインが変わるものも)を入手できる。
ちなみに一定のペースでSSRにランクの上限(4→5)とレッスンレベル(10→12)、そしてアナザー衣装2が追加されるが、SRマスターピースでの代用は出来ず、従来のSSRが2個でフェス限が3個も必要になってくる。その為、前者の場合は可能な限りSRマスターピース20個を用いたランクアップを行うのが望ましい。

【事務所関係者】

■ 高木順二朗(CV:大塚芳忠)
お馴染み黒い人。3Dモデルはない。
イベントが始まるたびにプライベートでティン!と来てはPを呼びつける。

■ 青羽美咲(CV:安済知佳)
劇場専用事務員として雇われた新人。
ちっひとは逆に妹系のかわいさを目指してデザインされたとの事。宇宙関係の仕事を持つ姉がいるらしい(未登場)。
服飾系の短大を卒業した後に、かわいい服を作りたい→かわいい服を着たアイドルも好き→765プロに就職……という道を辿ったらしい。
種子島育ちであることが示唆されている。
スペシャルログインボーナスが開始されると発言するハイテンションな「なんとぉ!」「じゃーんっ!」がPの心を捉えて離さない。

音無小鳥(CV:滝田樹里)
お馴染みピヨちゃん。当初はアイコンのみの出演だったが、2018年のエイプリルフールイベントより、待望の3Dモデルが登場した。この年齢で新しい制服はキツいとか言うな!
劇場ではなく、我らが765プロ事務所に常駐している様子。なので社長と一緒にイベントのOPなどに登場するのが主な出番。
美咲とはなにやらを貸し借りするような関係。

【その他の人物】

■ 早坂そら
アニメ化でようやく声が付いたカメラマンさん。
ガシャを引く時には何か言ってくれることを祈ろう。
コミュ等で出てくるカメラマンも彼女だと思われる。

黒井崇男(CV:子安武人)
お馴染み961プロ社長。
ミリシタでもコミュに登場する他、なんとぉ!黒井社長のタイトルコールまで存在する。
ミリシタPは黒井社長のことや高木社長との因縁については知らなかったようだ。

【ゲーム内容】

プレイヤーは765プロのPとなり、売れっ子になった春香達13人に続き、新設された765プロ劇場(シアター)を舞台に、春香達13人と『39プロジェクト』により集められた39人の新人アイドル=52人のアイドルのプロデュースをしていくことになる。
いきなり担当4倍とかなんてブラック企業。
『モバマス』と『デレステ』の関係と同様、設定は仕切り直しの形で、一から新たな形でアイドルたちとの出会い、成長が描かれる。
また、上記の通り、765ASとシアター組の先輩・後輩の位置付けが本家より明確になっているのも特徴的。

劇場内には現時点で4つのエリアがあり、3Dモデルでアイドルたちが日常を過ごす様子が描かれる。本作の大きな特徴の一つと言える。
吹き出しが出ているアイドルに話しかけるとランダムな会話(ふれあい)が発生し、そのアイドルとの親愛度が上がる。
吹き出しが出ていない場合も入れ替わりで出現する彼女達に反応を求めたり様子を眺めることは可能で、アイドル毎の個別モーションや台詞は該当アイドルのSSR実装時に追加されている。
また、仕事内容を含むアイドルの台詞の追加も順次行われており、アイドルの誕生日やクリスマス等には特別な演出が見られる。
尚、初アプデはお姫ちんの山盛りらぁめんだった。

現在はイベントがある度にユニット単位での専用コミュや台詞が追加されている。

【ライブ】

元気かライブチケットを使って行う音ゲーパート。
難易度が高い方が消費が多い。

■元気を使った場合の報酬
覚醒pt,親愛度,ファン数,経験値,マニー,アイテム
※元気はドリンクで回復可能。

■チケットを使った場合の報酬
覚醒pt,親愛度(半分),ファン数(半分)
ライブチケットは最大で10倍まで消費することが可能で、その倍率に応じて報酬もアップする。

■ユニットライブ

5人ユニットによるライブ(MVは楽曲に合わせて少人数にも対応)。
配置や所有している分ならば衣装も自由に着せ替え可能。
2MIX,4MIX,6MIX,MMがあり、数がそのままレーン数と難易度に相当している。
最高難度のMM(ミリオンミックス)は6MIXをクリアで解放。
レーン数は同じく6だが難易度が上がる。
楽曲によっては歌い分け付きの13人ライブ、39人ライブに対応した楽曲も存在する。
玲音の「アクセルレーション」のみの仕様として、更なる難易度としてOM(オーバーミックス)も存在している。

■ソロライブ

画面を縦にしての一人によるライブ。
報酬は一人のみだが、ユニットライブ同様にユニットを組んでいるメンバーの支援は受けられる。
集中的に育成したかったり、担当のどアップを眺めるのに便利。
2MIX,2MIX+があり、ソロライブの2MIX、及びユニットライブの2MIX~6MIXをクリアすることで+が解放。
歌いわけ対応曲の場合、そのアイドルのソロ曲が聞ける。

■ライブの特徴

音ゲーとしてはスタンダードだが、左右のフリックと同じように出てくる上フリックがやや特徴的。

また、「MVの映像(振り付け)に合わせた譜面設計」が重視されている傾向がある。
音ゲーとして遊ぶ場合も3Dモードでのプレイは(ノりやすくなるため)割とお勧め。
前述の上フリックも「上・正面を指差す」「跳ねる」などの振り付けに合わせて出てきがちであり、このために導入されているのではないかという説も。

MVは2Dモードも搭載されているが、静止画の3Dモデルが表示されるだけの最小限のものでいささか素っ気なく、そういう意味でも3D推奨と言える。
2018年10月18日(Ver.1.4.000)から、センターにSSRを使っている場合はそのイラストを代わりに表示させられるようになった。
余談だが、このアップデートでは他に、同様に3Dモデル静止画で表示されていたライブレポート(リザルト画面)に背景と演出を追加して「舞台裏にアイドルが駆け戻ってきて台詞を言う」という形に変更されたりもしている。

曲の途中で出てくる大きなスペシャル音符をタッチすることで、本家シリーズのバーストアピールを思わせる「スペシャルアピール」が発生する。
扱い自体はただのコンボの一つなのだが、如何にもアイマス風の演出と評判。
それまでのコンボが全て繋がっている場合はMVモードでは見れない特別な演出になる。
1周年以降は、さらに違ったもう1種の演出が見れる「アナザーアピール」が全ての曲に搭載された。

全体の仕様としては判定と繋がりが甘めに設定されており、音ゲーが苦手な層にもプレイしやすくしたいとのガミPの発言がある。
フリックに関しては一曲だけある最凶難易度を除き、fast、slow判定が存在しない上に判定もかなり取りやすくなっている他、ロングノーツは最初(押す)と最後(離す)以外の部分は押していなくても問題ない。
MVモードは最低難易度でも一回でもクリアすれば解放される。

更に、オートライブパスというデレステの放置編成の強化版のような「使うだけでそのライブを必ずクリアしてくれる」アイテムが存在。
最初の一回だけとりあえずクリアすれば 自分でライブしなくても イベントポイントを稼いだりできる。
使える回数、もとい持てる数は有限*5ではあるものの、音ゲーが苦手な人でも頑張って一回クリアすれば後はライブしなくてもよくなる。
のだが、実際には『人権』として周年イベントを始めとする激戦と化したイベントのトップランカー達がイベントを回しながらその時間で食事や他のソシャゲのログインといったミリシタ以外の用事を済ませるために使われている。ブラック企業765プロの精鋭を舐めてはいけない。

※2017年9月14日から配信されたVer1.1.4からは2000マニーを消費して行えるリハーサルモードが追加された他、ライブ失敗時の消費ジュエル数が50から10に減らされた。
初心者や練習中の人間には嬉しい仕様なのは勿論のこと、リハーサルモードではあくまでリハーサルということでMVがトレーニングウェアを着て観客無しの状態となり、高山紗代子がメガネ、ジュリアがロックメイクのままで踊る姿などが見られる点もPにはポイントが高い。

【使用楽曲】

初期実装は52人*6による新テーマ曲『Brand New Theater!』の他、LTPシリーズからユニット曲4曲が選択可能。
以降はチュートリアルとPのレベルを上げていくことでと新人二人……etc.のコミュとソロ曲が解放されていく。
ソロ曲は当初は全てLTP収録の「1曲目」からだったが、途中から時々LTH収録の「2曲目」から実装する場合も見られるようになった。
更に、ミリシタ以降のMS収録の「3曲目」から実装されたアイドルまで出て来ており、どの曲が一番そのアイドルらしさを理解し易いか?で選んでいるようである。

『ミリマス』のゲームであることや、サービス開始時点で『ミリマス』単体でも200曲近い楽曲が存在していた為に、ランティス曲のみになるかと思いきや三枚目のパネルミッションをクリアすることでアーケード版EDであり全ての始まりの曲と言える『THE IDOLM@STER』が解放されるサプライズがあり、嬉しい悲鳴が上がった。

その後も765ASの全体曲は節目節目に実装されており、特にP達の関心を集めるのは、シアター組(バックダンサー組)にとっても重要な意味を持つ『M@STERPIECE』の実装が何時になるか?ということである。
エイプリルフールやクリスマス、最近ではフェス限定ガシャでも過去の名曲を実装しており、いい意味でサプライズ好きの運営との認識が定着している。…まあ、過去の遺産の再利用については最近のアイマス全般の方向性と言えなくもないのだが。

特徴的な仕様として、『Brand New Theater!』や追って実装された『Thank You!』などのミリオンライブ全体歌唱曲は、全員の音源が存在する点を活かしてユニットに選ばれている5人がそれぞれのパートの歌唱を行う歌い分けが存在する。
亜種として、『Do the IDOL!~断崖絶壁チュパカブラ~』『EVERYDAY STARS!!』など台詞パートがある曲のいくつかに搭載されている、一部分だけ編成されているアイドルの音源になる「一部歌い分け」、『DIAMOND JOKER』に始まるMILLION THE@TER SEASONの新曲に搭載された、ユニットメンバーのみであるものの、編成している場所によって歌う箇所が変わる(例:『DIAMOND JOKER』をプレイする際、オリジナルの翼の立ち位置に恵美を編成し、翼を恵美の位置に編成すると、二人の歌唱パートが入れ替わる)「限定歌い分け」が追加された。

また、稼働開始前より入念に行われてきた最適化専門部署のAkANE大作戦により、曲によっては制約もあるとはいえ、コンシューマーでも出来なかったメンバー入れ替え可能での13人ライブを実現させて度肝を抜いた。
現在までに対応曲も増えてきており、ミリシタの看板の一つとなっている。

そして、2019年12月には多人数ライブの先駆者として次なる段階となるリアルレンダリングでの39人ライブを実装。
去年辺りのハイエンドスマホでも型によっては処理落ちが発生するという代物で、いつしか謎技術をバンバン投入してくることから、メーカーに開発段階でのスマホ性能を計るのにも使用される遊ぶベンチマークと呼ばれていたことに違わない、変態技術を見せつけた。

イベント楽曲では既存の楽曲が使われることも多いが、2017年10月末の『FairyTaleじゃいられない』を皮切りに新規楽曲でのイベントも行われるようになった。以降は概ね交互に行われる。

上位報酬アイドルと専用衣装を得るにはランキングに入る必要があったが、2018年6月より一定ポイント以上*7の獲得で入手可能となった。
また、他のユニットメンバーの衣装や、取り逃したカード自体についてもアイテム交換所で入手可能という配慮がある。

【お仕事】

ライブと同じく元気を使用することで、ランダムで出てくるアイドル達の仕事風景を見られる。
手の掛かる育成要素を避けてか、基本的には一言の会話のみだが、それなりの確率で『チャンス』が発生しチャンスの片方のパターンではコミュや本家でお馴染みの三択が出てくる。
パーフェクトコミュニケーションを取った方が報酬が高く、選択率も示してくれるが皆が選んでいる=正解という訳でもないので注意。
ライブに比べると報酬は少なめだが、ライブに使用していないアイドルとの親愛度も上げられるし、ライブチケットを入手できるので時間がなくて元気を無駄にしたくない時やアイドルを知りたい時に有用。
また、イベントを最高効率で走ろうとする場合、ライブチケットが溜まるまでお仕事を繰り返して溜まったら最大消費で通常曲をプレイ、という選択肢が最善になることが多い。

アップデートによって『チャレンジ』が新しく追加され、結果はランダムだがオートライブパスが確定で手に入るコミュが発生することがある。
こっちは2択の選択肢は内部的には全く意味がなく、どっちを選んでも当たるか外れるかランダムの完全な運ゲー。

プラチナスターシアターと派生イベント期間限定で「特別なお仕事」としてスタミナ消費とライブチケット入手量が多いお仕事が解禁される。

日替わりでどの属性が推されているかが変わり、その属性はアイテム取得率がアップする。

毎月5日に登場するSR確定ガシャから排出される「夏服シリーズ」や「モンスターっ娘シリーズ」など特殊な衣装を所持している場合、専用のお仕事が発生する場合がある。

本ゲームの生命線のような機能なのだが、上述の通りお仕事でチャンスやチャレンジが発生するかは完全な運ゲーなので、イベントをガチ走りしていて出てほしくないときに限って演出が長くてタイムロスが生じるチャンスを連発されたり、オートライブパスが枯渇してしまって当たりのチャレンジが出てほしいのにそんなときに限って一言とチャンスばかりでチャレンジの当たりが引けなかったりするのはお約束。

【オファー】

2019年8月末実装のコンテンツ。お仕事タブから飛ぶことができる。
アイドル5人をお仕事に派遣して時間経過を待ち報酬を受け取る、シャニマスの営業やポプマスのトレーニングに近い機能。

イベラン中に経験値の水増しやオートパスのドロップが元気消費なしで狙えたり、ガシャメダルptが獲得できたりと結構お得。デメリットがあるわけでもなく、少量の覚醒ゲージや序盤うれしい覚醒アイテムがもらえ、さらに毎日一回出現するおすすめオファーの報酬にはなんとぉ!ミリオンジュエルもついてくるので完全にやり得である。
初期状態では1枠しか空いていないが、2、3枠目の解放が課金などではなくオファーの成功回数なので、触っていないP諸氏は気付いた時にでも触ってあげるとよいだろう。

そしてもう一つの目玉はやはり終了時に添えられるアイドル達の感想。強制で指定されるアイドル一人の他に推奨パートナーが設定されており、その二人を含んだ編成でオファーを成功させると「指定アイドルが推奨アイドルと一緒に仕事をした感想」のテキストを読むことができる。
この組み合わせがほぼ全アイドル同士に存在しているため、誰が誰をどう呼んでいるのかという情報を得ることができる他、新しい可能性の発見にも繋がる。また、ポジティブなものばかりなので、様々なアイドルの魅力発見にも一役買っている。

MTGとMTWのユニットの一部には「特別オファー」が存在し、これらはユニットメンバー全員が強制指定で一度しか実行できない。感想テキストは簡素なものが一人分添えられるだけだが、このオファーを完了することでコミュが発生する。

【モバイル】

本家でもお馴染み、アイドル達からメールが届いたり、メインコミュ・イベントの進行やSSRの入手に応じてアイドルのブログが読める。
メールには返信出来るものがある他、ブログにイイネ!することでコミュが発生する。

【イベント】

■プラチナスターシアター
通常楽曲プレイで得られるアイテムを消費してイベント楽曲をプレイしてポイントを稼いでランキングを競う、『デレステ』とかこの手のゲームではおなじみのスタンダードなイベント。
イベント楽曲は発売済みのユニット曲となっており(2018年11月現在)、それをテーマに描かれる専用のイベントコミュも見られる。
報酬アイドルが「上位入賞で手に入るSR」と「ポイント報酬で手に入るSR」の2つ(いずれも新規描き下ろし)であることは『デレステ』と同じだが、このうち前者についてはSRながら専用衣装つきとなる。
上位2,500位までののプラチナランカーに到達出来ればランク4の専用アナザー衣装も入手出来るが、それ以下のカードでも後でPSPを消費してマスターランクを上げる=アナザー衣装を入手することも可能である。
尚、同イベントに登場したがカードや衣装が無いアイドルについても、後にPSPと引き換えに専用衣装を入手可能となる。
そして、2021年7月のMTSシリーズのスタートに伴い、以降のイベントでは獲得ポイントに応じて該当ユニットの専用衣装がイベント中に入手可能となった。

■プラチナスターツアー
プラチナスターシアターとは似て非なる形式で行われる、新規楽曲イベント。
こちらはイベント楽曲が基本的にミリシタ初出の新規ユニット曲となる。
固有の特徴は、プレイする通常楽曲がある程度ランダムに選択され提示されたものになる*8ことと、イベント楽曲をプレイするためのアイテムの桁数が少ないこと。
ただし、お仕事が普通に選べるので大体こっちで回される。
イベント曲の倍率が変動するという仕掛けがあり、前回のイベント曲から40ポイント(200スタミナ)使ってまだ5倍が引けなかった場合は確定5倍が発生する。
この時に2倍ないし3倍でイベント曲でライブするのが基本。

略すとどっちもPSTになるのでややこしい。

■プラチナスターツアービンゴ
上述「ツアー」の亜種、あるいは進化系。
内容はほぼ同じだが、楽曲をプレイするたびに数字の抽選が行われ、用意されたビンゴカードに同じ数字があれば穴が開き、列が揃えばビンゴ報酬が得られる。
配布されるカードの枚数はイベント楽曲のユニットメンバー数に対応している。
ちなみにビンゴは被らない+必ず当たるため、ある程度行うと報酬をすべて回収可能。
全部回収した後はビンゴ演出がなくなり、ただのプラチナスターツアーになる。
ぶっちゃけ演出で前半のテンポを非常に悪化させただけのプラチナスターツアー。

■プラチナスターテール
「ツアー」と、デレステの「LIVE Groove」の子供のようなイベント。
提示される10の選択肢の中から3つを選んで連続してプレイする「プロモーション活動」を行うと、登場アイドルの「ゲージ」が溜まり、100%に達すると、イベント楽曲のプレイで大量のptを獲得できる「エレガントステージ」が開催できる。
ゲージはスタミナ消費180で最大値になり(=MMで2回回すと最大になる)、その後スタミナ20でイベント曲固定のエレガントステージを一回行えるイベント。
そしてお仕事はちゃんと使えるのでデレステの「LIVE Groove」と比べると明らかにやりやすい。
そしてまた略称がPSTである。

■プラチナスタートレジャー
デレステの「LIVE Groove」からライブパーティや営業、スタミナ倍消費といったありとあらゆる時短要素を全て取り除いた「地方公演イベント」として展開してきた4周年の目玉だったユニット公演イベントのフィナーレを務めるイベント。
基本ルールは「LIVE Groove」と似ており、4曲目にイベント曲が固定セットされ、1~3曲目は一定範囲内から自分で選ぶか、その中からおまかせで一瞬で3つ決めてもらう形式。選曲範囲は狭いが、おまかせで選ぶとプレイ感覚はほぼ完全に「LIVE Groove」となる。
最初に1~3曲目の難易度を決めた後で毎回プレイする3曲を決め、そのうえで実際の公演に進むが、なんと全てのイベントで恒例だったお仕事による時短要素廃止
わざわざイベント開始前の公式ツイッターや遊び方で「今回のイベントではお仕事は使えません」「ライブでアイドルを輝かせてください!」等と言及された。
その都合、このイベントは1週辺りガチでライブ4回プレイする必要がある。

イベントは毎日当日限定のスタミナ回復アイテムが3+1の120スタミナ分供給され、
イベント期間限定のオートライブパスが毎日10枚供給される。
また、本来イベント内で選べない曲もデイリーミッションに入ると構わず使用可能になる。

本イベントの固有要素として「アイドル13人分の専用ボード」があり、イベントを回して貯めたポイントで開放していくと累計でイベントの獲得ポイントが増え、解放した場所にあるアイテムがもらえる。ここからもイベント限定オートライブパスが掘り出せる。
一番奥には専用衣装もある他、アイドル1人の全マスコンプリートすると専用の称号がもらえる。

これまでの報酬50000ポイント+αで様々な報酬があるので美味しい……のは確か、なのだが……とにかく時間がかかるイベント
スタミナを溢れさせない場合、1週15分近くかかるものを毎日7回もプレイする必要があるのである。毎日約2時間ミリシタ起動しろという社会人キラー。
他ゲーに浮気する時間を与えず、765の事務所に縛り付けようという強い意志を感じられる。
ちなみにアホほどオートライブパスが配られていることから察せられる通り、パスは使えるのでその点は安心。
イベント曲の固定ポイントが常に一定(1500ポイント×イベント倍率)である上に最初の3曲のポイントが雀の涙程度の差*9のため、難易度2M、もしくは2Mのソロライブがスタミナに対するイベント効率が最もいいというPSTの先祖返りを起こしたイベント*10

■プラチナスターチューン
「MTG」のB面曲の実装とともに行われるイベント。ユニット活動に焦点を当てている。
感覚としては「シアター」に近いものの、特殊な面も多い。
プレイ面の特徴はイベント楽曲の獲得ptにブーストをかける専用の編成を組めること、メンバー一人につき10回分の「相談」テキストが用意されてること、イベント楽曲がA面曲を含め二曲になることなど。
それ以外では、イベント期間中のみ、対応するCDのドラマパートがダイジェストで聴けたり、期間限定で当該ユニットをモチーフとした新作ミニゲームがプレイできたりする。ゲームによってはイベントそっちのけでハマるPも。
略称は例によってPST

■プラチナスターツインステージ
一回の開催で二つのプロダクションが出演する時のみ行われる特殊イベント(2021年8月現在)。
第一回は「深層マーメイド」&「ZWEIGLANZ」(765プロと961プロ)
第二回は「Cleasky」&「レイジー・レイジー」(765プロと346プロ)
形式は「ツアー」に近いが、獲得ptが10倍になるFEVERなど固有の仕様もある。

■ミリコレ!~MILLIONLIVE COLLECTION~
通常楽曲やお仕事で得られるガシャコインを消費してイベント用ガシャを回し、SRなど各種報酬を入手するイベント。
報酬アイドルはSR2枚とR1枚で、これは上記イベントとは異なり本家の流用。Rのみ先行実装扱い。
コインガシャには底がなく、累計消費コインに応じた報酬でもSRは手に入るので一応上限はあるが、サクッと片付けられるか頑張るはめになるかは運に左右される。

■THEATER SHOW TIME☆
1日ごとに特定アイテムのドロップが増加する、イベントというよりはキャンペーンに近い箸休め期間。
ドロップボーナス自体はなかなか美味しいため、しっかりプレイしておく価値はある。

■MILLION LIVE WORKING☆
2018年末よりTHEATER SHOW TIME☆に代わって登場した、イベント要素を増した新しい箸休め。
楽曲をプレイすることにより貴重なアイテム入手の為のイベントPtが得られると共に、グリマス時代のカオスなイベントのテキストを利用したテーマ毎のトークを見ることが可能。
現時点では、単にセリフが出るだけでボイス等も付いていないものの、グリマス時代の頭のおかしなイベントの空気を楽しむことが出来る。
尚、グリマス時代には居なかった紬と歌織のテキストが新たに作られる等、ミリシタまでに変更された部分についてはちゃんと現行のものに修正されている。

■THEATER TALK PARTY☆~ユニットオフショット~
2021年3月末よりMILLION LIVE WORKING☆に代わって登場した新しい箸休め。
プレイ内容にほとんど変更点はないが、同じように日替わりで解放される「トーク」の内容がトンチキテーマから今までに結成したユニットのストーリーに変わっている。
トークの演出も変更になり、SDキャラと吹き出しが大きく表示されるものになっている。Vol.5では4周年仕様でSDキャラの等身が上がったうえ、私服とユニット衣装を着たSDキャラも見ることができる。
Vol.4まででMTWのユニットを網羅し、Vol.5は直前にイベントが行われたMTSの新ユニットが登場した。

■ANIMATION STAGE
2023年8月から劇場先行上映、10月から放送の『アイドルマスター ミリオンライブ!(アニメ)』に関連した複合イベント。
一連のコミュはミリシタではなくミリアニ準拠の世界観で展開され、プロデューサーとチーフプロデューサーの2人がポポポ音ではなく声付きで登場する。
劇場先行上映に合わせた楽曲は、AS楽曲でも特に人気の高い「M@STARPEACE」でユーザーを驚かせた。
ミリアニ放送中は765プロスタッフに焦点を当てた「No Make 〜その頃の大人達〜」が各話放送後公開され、コミュ視聴によりアニメ衣装が解放される。


【関連項目】







美咲「なんとぉ!ただいまスペシャル追記修正ボーナスを開催中ですぅ! 明日も追記修正するとぉ、きっといいことがありますよぉ、えへへぇ

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • THE_IDOLM@STER
  • アイドルマスター
  • アイマス
  • ミリオンライブ!
  • ミリマス
  • ミリシタ
  • 765プロ
  • 765
  • 765シアター
  • バンダイナムコ
  • バンナム
  • なんとぉ!
  • 新人三人の破壊力
  • 13人ライブ
  • 39人ライブ
  • 遊ぶベンチマーク
  • 最高確認
  • 参りました。
  • ゲーム

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月22日 18:16

*1 ※アプリのダウンロード開始は前日となる6月28日。この日は元祖となるアーケード版『THE IDOLM@STER』の稼働日(…etc.)である為、この日の配信を予測していた人間も多かった。

*2 格闘ゲームの方は2021年に『鉄拳』チームの協力により、エイプリルフール企画、及びゲーム内ミニゲームとして実現した。

*3 中の人達には武道館での打ち上げで紹介済みであったらしい。

*4 ちなみに、理由は不明だが765プロASは随一描き直されており、シアター組のカードにサブキャラとして写っていた場合でもミリシタに収録されるにあたり描き直されている。

*5 手持ち15枚(プレミアスパス加入者は20枚)+プレゼントボックスに貯めている数

*6 CDバージョンは発売時期の関係で琴葉を除いた51人である。もちろん、琴葉の合流後はゲーム内で琴葉の歌唱を聴けるほか、別のCDのボーナストラックとして52人版も収録された。

*7 上位報酬30000ポイント、下位報酬6000ポイント

*8 アップデートにより、デイリーミッションの課題が終わっていない場合は必ずその曲が入るように調整された

*9 2M一曲72ポイント、MM一曲100ポイントでスタミナ消費はそれぞれ45・90。上記のイベント曲の倍率的にも明らかにMMで回すのは割に合わない

*10 第一回プラチナスターツアーも同じように2Mが最高効率であった