神聖イルニクス帝国南部、ゼルトマルク地方・レマンゾ平原にある皇帝直属都市
この地方としてはエルフが多く、ドワーフはあまりいない
豪華さを求めないなら魔法木工品はコリエンテスが良い、と西マジョリアでは広く言われる名高い工房の街
外郭に聳える城壁もまた木造で、実用主義のイルニクス建築様式に則っていることもあり外見は素朴を通り越して巨大な田舎町のようですらあるが、実際には都市の木工技術と魔法技術を注いで作られた、通常の城壁よりよほど強固な代物である
一方で内部の建物は古代エルニア様式の面影を留めた優雅な仕上がりで、特に都市議事堂と見本市場は外郭部分とは別の街のよう
この地方としてはエルフが多く、ドワーフはあまりいない
豪華さを求めないなら魔法木工品はコリエンテスが良い、と西マジョリアでは広く言われる名高い工房の街
外郭に聳える城壁もまた木造で、実用主義のイルニクス建築様式に則っていることもあり外見は素朴を通り越して巨大な田舎町のようですらあるが、実際には都市の木工技術と魔法技術を注いで作られた、通常の城壁よりよほど強固な代物である
一方で内部の建物は古代エルニア様式の面影を留めた優雅な仕上がりで、特に都市議事堂と見本市場は外郭部分とは別の街のよう
この街では医療用の癒しの椅子などの家具はもちろんのこと、武器の面でも魔導杖や騎士用ランスの木製部分などの木製武器の生産も盛んで、とりわけ魔法強化された弓は帝国東方の騎士や帝国・アルカナ教団の精鋭射撃部隊から有力な冒険者に至るまで危険な戦場に赴く者から支持を集める逸品揃いである
いにしえの時代にはエルニア帝国の植民都市の一つで、第八軍団《コリエント》が駐屯して北方のアルカナ団初期反乱運動に睨みを効かせる重大拠点だったが、アルカナ団がただのアウトローな抵抗運動ではなく諸部族全体を巻き込んだ組織化された軍隊となり軍団を野戦で壊滅させると、エルニア社会の疲弊と退廃で牙が抜けていた都市首脳部はあっさりとアルカナ団側へ寝返りをうってしまった
これはエルニア帝国にとってはアルカナ団の反乱を「地方での奴隷反乱」に留めて互角の勢力との全面戦争という自体を免れるチャンスが失われた歴史的転換点だったが、アルカナ団の戦いの歴史が歪められた伝わった今では、エルニア諸植民都市の中でも早期に悔い改め神々に膝をつきましたとさ、という瑣末な昔話になっている
これはエルニア帝国にとってはアルカナ団の反乱を「地方での奴隷反乱」に留めて互角の勢力との全面戦争という自体を免れるチャンスが失われた歴史的転換点だったが、アルカナ団の戦いの歴史が歪められた伝わった今では、エルニア諸植民都市の中でも早期に悔い改め神々に膝をつきましたとさ、という瑣末な昔話になっている