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M&B2の領地の食料備蓄(Food Stocks)に関する情報をまとめたページです。
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大雑把にこれだけわかっていれば十分なこと

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  • 食料を備蓄するのはなんのため?
    1. 繁栄度を上げるため
    2. 守備隊を維持するため
  • 食料備蓄が尽きるとどうなる?
    1. 繁栄度が下がる←税収が落ちる
    2. 忠誠度が下がる←反乱のリスクがある(都市のみ 城は反乱しない)
    3. 守備隊が飢えて戦えなくなる←領地を敵に奪われるリスクが上がる
  • 食料が尽きないようにするにはどうすればいいの?
    1. 都市ならHunting Rights(狩猟権)政策を通す
    2. Magistrates(判事)の政策を通す←守備隊の圧縮が目的
    3. Orchards(果樹園)/Gardens(庭園)建設する←基礎食料生産を強化
    4. どうしようもないなら守備隊を減らす
    • 豊かな村は食料を増やすが、前線ではどんどん敵に焼かれる。守りきるのは無理だし無駄。
      後方ならあてにできる。
    • 近場の村の産品穀物ではない都市で、大軍を駐屯させつつ食料備蓄もキープするのは現実的ではない。守備隊を減らすしかない。


食料備蓄

概要

街の食料備蓄。
多ければ多いほどよく、低くていいことはありません。

食料備蓄の基礎値は、以下の式によって求められます。
街の基礎食料生産+所属する村の生産+街の市場からの購入+国の政策や[[スキル]]および建築物等の補正-繁栄度*0.025+守備隊*0.05
言い換えれば、繁栄度の40分の1と、守備隊の20分の1の量の食料が日々消費されます。

つまりどういうことなのか

食料備蓄=繁栄度の成長限界

下記「食料備蓄が領地に与える影響」の「繁栄度」の項の通り、繁栄度は、食料が余っていると増え、尽きると減ります。
そして、上記計算式にあるように、繁栄度は、上がれば上がるほど食料備蓄の消費量を増やしていきます。
つまり、繁栄度の値は青天井ではなく、どこかで限界が来る(食料が尽きる)ということになります。

食料備蓄=守備隊の「本当の」駐屯限界

領地に駐屯している守備隊(民兵ではない)は、食料を消費します。消費量はどのTierでも同じ。
繁栄度が非常に高い領地は、守備隊の駐屯限界よりも、食料備蓄の限界のほうが低い場合があります。
このように豊かな領地では、駐屯限界まで守備隊を突っ込むと、食料備蓄が尽きてしまうことがあります。
駐屯兵扱いの民兵は食料を消費する
備蓄食料を消費しない民兵は、領地に帰属している者だけです。
例えば、諸侯が囚人から雇用した民兵ユニットを領地に駐屯兵として寄付した場合、この民兵は、「〇〇民兵というユニット名の一般兵」として扱われるため、賃金が発生しますし、食料を消費します。


食料備蓄が領地に与える影響

繁栄度

食料備蓄の余剰
  • 食料備蓄の余剰*0.1/day上昇
    • すでに備蓄が満杯であり、それでも食料が余る場合、繁栄度が上がる。単に食料が黒字なだけでは駄目。
    • 仮にその日の余剰が40なら、繁栄度は4ポイントが加算される。
    • 主要な繁栄度の上昇要因。繁栄度を増やすこと=食料の供給を増やすことと言っても過言ではない。
食料備蓄の不足
  • 食料備蓄の不足量*0.5/day減少
    • 食料備蓄が枯渇している(0ポイントになっている)場合に限る。単に食料が赤字なだけでは繁栄度までは減少しない。
    • 例えば、食料の備蓄が0かつ、その日の食料備蓄上昇量が-20なら、繁栄度は10ポイント減少する。

忠誠度

食料備蓄が底をついている場合、毎日1ポイントの忠誠度が減少します。

守備隊

食料備蓄が底をついている場合、士気が30ポイント減少します。
また、毎日ランダムに守備隊のユニットが負傷します。

民兵

食料備蓄が底をついている場合、士気が30ポイント減少します。


パークによる影響

属性 スキル レベル パーク 効果
持久 機動 225 強力な脚
(Strong Legs)
[個人] 高所からの落下による被ダメージ -50%。キックのダメージ2倍。
[統治者] 防衛戦における駐屯兵の食料消費 -20%
狡猾 邪心 225 卑怯な戦い
(Dirty Fighting)
[個人] キックによる敵の硬直時間 +50%
[統治者] 拠点が包囲されている間、拠点の食料 +2/日
知性 医学 50 トリアージテント
(Triage Tent)
[軍医] 部隊が待機中、部隊全員の治癒速度 +30%
[統治者] 拠点が包囲されている間、拠点の食料消費 -5%
250 癒しの御手
(Helping Hands)
[軍医] 部隊内の負傷していない兵10人ごとに、負傷兵の快復速度 +2%
[統治者] 食料不足による繁栄度低下を50%軽減

寸評

領地が包囲されている場合に効果を発揮するパークは微妙。
食料問題は、包囲下における飢餓というより、普段からの繁栄度と守備隊による減少分がもたらす影響が大きい。
包囲中の食料消費を減らしてくれても、根本的な問題は解決しない。


関連する政策

一部の政策は、食料備蓄に影響を与えます。
詳しくは政策を参照。
名前 効果
Hunting Rights(狩猟権) 都市の食料生産: +2
都市の忠誠: -0.2

寸評

全政策のなかで唯一食料備蓄に影響を与えるHunting Rights(狩猟権)は、非常に優秀な効果を持つ。
絶対に導入しておきたいところ。

これまでも述べてきたように、食料備蓄は、守備隊を削ることである程度維持できる。
守備隊は治安度の源泉であるため、治安度を向上させる政策を採用すれば、これを削減しやすくなり、間接的に食料備蓄を守れる。


関連する建設計画

一部の建設計画は、食料備蓄に影響を与えます。
詳しくは建設計画を参照。
都市の建設計画
名前 レベル1 レベル2 レベル3
効果 効果 効果
Granary
穀物倉
食料備蓄最大値: +200 食料備蓄最大値: +400 食料備蓄最大値: +600
Orchards
果樹園
食料生産: +6 食料生産: +12 食料生産: +18
城の建設計画
名前 レベル1 レベル2 レベル3
Granary
穀物倉
食料備蓄最大値: +100 食料備蓄最大値: +150 食料備蓄最大値: +200
Gardens
庭園
食料生産: +3 食料生産: +6 食料生産: +9

寸評

優先度は、Orchards(果樹園)もしくはGardens(庭園) > Granary(穀物倉)になる。
備蓄上限を上げても、そもそも生産力が足りないなら、食料備蓄を維持するのは極めて困難。


基礎食料生産

平時は15ポイント、包囲されている間は10ポイントの食料を生産します。


所属する村の生産

村は、所属する街や城の食料備蓄の値を回復させます。
この回復分は、その街や城に所属している村ひとつごとに計算されます。4村持ちの都市のポテンシャルは2村しかない城の倍。

「村の生産」による食料備蓄の回復は、村のインベントリ内の食料の在庫とは無関係に、その街や城に機械的に追加されます。
村に食料を売っても、その村の所属する領地の食料備蓄が回復するわけではありません。

世帯数が600以上の場合

18ポイントの食料を生産します。

世帯数が200以上の場合

12ポイントの食料を生産します。

世帯数が200未満の場合

6ポイントの食料を生産します。

村が略奪を受けている(煙が上がっている)場合

村は食料を生産しません。


市場から購入される食糧

食料として扱われるのは、穀物、魚、肉、チーズ、バター、ブドウ、オリーブ、ナツメヤシ(デーツ)、そしてビールです。
油とワインは仕様が変わり、現在のバージョンでは食料として扱われません。

都市では、これらの食料が市場から消費財として購入される(市場のインベントリから消える)と、食料備蓄の値が回復します。
原則的に、「基礎需要値」がやたら高く設定されている穀物は、市場にあれば都市によって買われます。
そのため、概ね市場における穀物の在庫=食料備蓄の限界=繁栄度の成長限界=守備隊の駐屯限界とみなすことができます。お店から麦が消えてる都市はヤバい。

また、市場を持たず、消費財の購入を行わない城では、市場購入による食料備蓄の回復も行われません。
必然的に、城は、都市ほど高い繁栄度を維持できず、たくさんの守備隊にご飯を食べさせることもできないということになります。


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最終更新:2024年02月17日 09:36