M&B2初心者向けの解説ページです。
ゲーム最序盤の立ち上げ方を解説します。
編集時のバージョン - Version: v1.2.x
この解説ページが想定している読者
- 初回プレイ、もしくはそれに準じるプレイヤー、および数か月ぶりにプレイする復帰勢向け
- キャンペーンシナリオでのプレイ
特に、初プレイでどうしたらいいかわからない、あるいは初プレイの時は何もわからず「詰み」状態になってやめてしまった方を想定しています。
以下の序盤の過ごし方は一例にすぎません。M&Bは高い自由度がウリなので、なんとなくわかってきたなと思ったら、色々なプレイングを試してみてください。
文中のキー設定はすべてデフォルトです。
キャラクターメイキング
詳細は
キャラクター作成のページを参照してください。
このページでは、初心者向けの概論を記載します。
文化の選択
プレイヤーキャラクターの
文化(Character Culture)を選びます。
「文化」は、
キャラクターの「出身地」ないし「民族」と呼び変えてもいいかもしれません。
文化は、西方の騎士ヴランディア、北方の戦士スタルジア、カルラディア大陸最大勢力の帝国、砂漠の民アセライ、東の騎馬民族クーザイト、森の先住民バッタニアの6つから選ぶことができます。
6つの文化にはそれぞれ異なるメリットとデメリットがあります。どうしても避けなければならない地雷文化はありませんが、本当の本当に初見プレイなのであれば、バッタニア文化を選ぶのが無難とされています。
各文化の細かな特徴や歴史的背景は、
勢力や
各国の特徴のページで読めます。
+
|
もうちょっと詳しく |
「どうしても避けなければならない地雷文化」こそないものの、現実的には、帝国とバッタニアが二強とされています。
- 帝国文化の強み
- 領地の所有者は、その領地と同じ文化の出身だと、領地の忠誠値を維持しやすい。帝国文化圏の街や城は、他の文化の街や城よりずっと多いため、自分の国を興して世界に覇を唱えるプレイでは、他の文化にない強みがある。
- バッタニア文化の強み
- 全体マップ上、森林地帯に移動速度補正が乗る。格下の敵を捕まえやすく、強敵からは逃げやすい。
他の文化も激しく弱いわけではないのですが、強みを活かすのが難しいのも事実。
|
容姿と性別の設定
キャラクターの顔や体格を設定します。
性別以外は、ゲームプレイ中に変更できます。ランダム生成で作ってしまってもよし、しっかり作るのもよし。気にする必要があるのは身長の高低ぐらい。
低身長のほうが体を盾に隠しやすく、やや初心者向き。
逆に言えば、性別はプレイ中に変更できません。とはいえ、本作で性別が大きく影響するのは結婚の時くらい(同性婚は出来ない)。今は気にしなくても大丈夫です。
+
|
出自や性別について 前作との比較 |
前作M&B:Warbandでは、キャラクターメイキングで平民出身者の女性に設定すると、序盤は貴族たちに侮られ、実質的にハードモードとなっていました。
本作ではそのような性別によるロールプレイ要素はオミット。「ナメた口きいてきたいいとこの坊ちゃんをボコボコにして地下牢にぶち込む楽しみがなくなってちょっと寂しい」との声も。
|
旅に出るまでの生い立ちの設定
プレイヤーの過去を設定します。
「生まれ」、「子供のころ」、「少年期の暮らし」、「青年期の従軍経験」、「成人してから成し遂げたこと」、「旅立ちの日、盗賊に襲われたときの対応」を選択していきます。
これらを選択することで、ゲーム開始時の初期
スキル、ステータスを決めていきます。画面左の表を見ると、伸びる
スキルを確認できます。
初回プレイ的には、どれを選んでもそこまで差はありません。なりたい人になろう。
……とはいえ、先に選んだ文化と違って、
スキルは必要なものとそうでもないものの差がまずまずあるので、簡単に解説します。
初心者向け フォーカスを振るのにおすすめなスキル一覧
最上段: 片手武器
三段目: 機動
騎乗(馬術スキル)ではなく、機動(徒歩戦闘スキル)のほう。
これが未振りで機動スキルが育てられないと、徒歩での移動速度が遅すぎる。初回プレイなら1段階は振っておきたい。
六段目: 医学
味方の回復を早め、死亡率を低下させる
スキル。なくても後々お医者様を雇えばなんとかなる場合もあるが、なんとかならなかった場合が非常に厳しい。
非戦闘系スキルの中では、最序盤から飛びぬけて重要度が高い。できればこれが上がる選択肢を拾いたい。
+
|
補足 |
厳密には、伸ばしやすいスキルは、長い目で見れば、キャラクターメイキングの段階で伸ばさないほうが高効率であるとされています。
具体的には、一段目と二段目の戦闘系スキル。それから三段目の移動系スキル。
ただし、戦闘系未振りキャラは、ファーストプレイ向けとは言い難いところがあります。
|
より詳しい
スキルの仕様は、
キャラクターと
スキルのページを参照してください。
レベルアップしたときのスキルの割り振りは、本ページで後述する「レベルアップ なにを上げるべき?」の項目を読んでください。
チュートリアル
ゲームを開始すると、プレイヤーの兄が、これまでのあらすじを簡潔に解説してくれます。
最初の選択肢では、「チュートリアルを続行する」を選ぶことを強くお勧めします。
チュートリアル中は、画面端に出るポップアップが、次にすべきことをすべて指示してくれます。
M&B2のチュートリアルは優秀なので、これに従っていれば問題ありません。
それでも、何をすべきかわからなくなったときは、
Jキーを押してクエスト一覧を見る、もしくはwiki内
クエストのページから確認できます。
この親切なチュートリアルに付け加えて解説するほどのことは特にないので、ここではチュートリアル終了のポップアップが出るところまで割愛します。
チュートリアルクエストの簡単なチャート
- テベアの村に行く
- 村長と話す
- 兵士を雇い、食料を買う
- もう一度村長と話す
- 略奪者の部隊を3つ倒す
- 盗賊の隠れ家を襲う
気を付けたほうがいいこと: 忘れがちなあれこれ一覧
- 村の中に入った後、クエスト目標の人を探したいときは、インジケーター。Altキーを押す。(ps5はL1)
- 戦闘中、兵士に突撃を命令するときは、F1→F3。追従させたいときは、F1→F2。停止させたいときはF1→F1。
- 装備を切り替えたいときは、マウスホイール上。
- 装備を落としてしまったら、Fで拾う。
- 兵士が足りなくなったら、村をクリックして"Recruit troops(兵を募る)"を選ぶ。
- クエストのページでも書かれているように、盗賊のボスと決闘するのは危険。持ちかけられても受けないのが無難。
チュートリアル終了後
チュートリアルが終わると、全体
マップを自由に動き回れるようになります。
当面の目標は、チュートリアルクエスト終了時に自動で開始される、
"Establish Your Clan(クランの設立)"クエストのクリアとするのがいいでしょう。
チュートリアル終了後に気を付けること
- チュートリアルで揃えた兵士と装備、アイテムは、兄が持って行ってしまう。兵士を雇い直すだけでなく、食料を買い集めるのを忘れないこと。
- チュートリアルで雇った兵士は、通常の新兵より格段に強く設定されている。チュートリアルと同じ感覚で新兵を敵にぶつけると、思ったよりあっさりと倒されてしまうので特に注意が必要。
レベルアップ 初心者はなにを上げるべき?
敵を倒して武器のスキルを上げたり、
クエストをクリアすると経験値が入り、レベルが上昇します。
1レベル上がるごとに、フォーカスポイントを1ポイント入手できます。フォーカスポイントが振られたスキルは、成長効率が上がり、スキル上限も増えるので、ポイントを手に入れたらどんどん使ってしまいましょう。
各スキルの簡単な解説及びオススメの割り振り
最上段: 片手武器、両手武器、長柄武器の中から出来れば2種類 少なくとも1つ
片手武器はシールドを持てるため、防御に優れたスタイル。両手武器は攻撃力とスピードを重視した攻撃的なスタイル。
入手性に難があるが、両方の属性を持った武器もあるため、シールドを装備or収納することで臨機応変に立ち回りを変える事が可能。このスタイルなら両方に振ってしまっても無駄にはならない。
長柄武器は自分で作らない限り入手性に難があるため、序盤を乗り切る用と割り切るなら前者の2つから選ぶといい。
ただし、金策で特に優秀な鍛治をする場合は話は別。必要素材が軽く、金策、レベリング、自前武器用とあらゆる面で優秀な長柄武器を選択すれば武器には困らず、薙刀系武器が特に強いこともあり、長柄
スキルのみでも不自由はしない。
戦闘以外に伸ばしたい
スキルがあるなら、長柄のみにフォーカスポイントを振る選択肢も有り
二段目: 弓
クロスボウに関しては振らなくても機能してくれるが、弓は伸ばさないと使いづらい。場所によっては
スキルが30以上でないと装備できない物しか販売されてないこともままある。
遠距離系の3つ目、投擲はかなり玄人向け。最終的には武器1枠で+5本増やせるため、弓+矢の2枠分に投擲武器を入れれば20本ほど持て、かつ盾を貫通できるオンリーワンの性能を持つ。
いずれにせよ、この段の武器は枠を占有しやすいので、伸ばすのはどれかに絞りたい。
三段目: 騎乗、機動の両方
騎乗は騎乗した際の機動力に関わる。方向転換や加速力など、敵の騎兵より遅ければ逃げる騎兵を追いかけられない。
戦場では基本的に騎乗が中心になるため、少なくとも貴族用乗馬が乗れる程度には
スキルを伸ばしたい。
機動は歩兵として戦う際の機動力に関わる。敵より遅ければ間合いを自分で選べない。追いつけない、逃げられない。
攻城戦でも騎乗して戦えるが、基本的に徒歩で戦う事になる。
どちらもスピードボーナスの乗った攻撃をすれば伸びるので、馬上で停止したまま弓を撃っても騎乗が伸びる。
鍛冶は金策で飛び抜けて有効で、店売りには無いような個性の強武器も作れるが、武器の製作担当を
コンパニオンに任せ、プレイヤーは木炭作りなどを担当する選択肢もあるため、優先度は誰が製作するか次第。
プレイヤーが伸ばすと武器の販売価格にボーナスが掛かる
スキルもあるため、より金策が捗る。振るなら全力か、全く振らないかのどちらかがおすすめ。
四段目:邪心
スキルのレベルに応じて戦利品が増える効果があるが、この効果は部隊のリーダーのスキルレベルを参照する。主人公の部隊が戦闘で得る戦利品は主人公にしか増やせないのである。
序盤から無理に伸ばす必要は無いが、徐々に伸ばしていけば経済的な支えになってくれるだろう。
五段目:魅力 、統率の両方
部隊を、引いては軍隊、国を率いる上で重要になる
スキルが多い。序盤でこそ効果を発揮しにくいが、いずれは役にたつため、余ったポイントを振ってしまってもOK。どちらもこのゲームで特に重要な名声や影響力を稼ぎやすくしてくれる。
名声を稼いで
クランのtierを上げれば、傭兵や仕官、建国などが可能になり、
コンパニオンや所有できる作業場、別動隊の数も増える。
影響力は傭兵時の賃金や仕官時の投票、軍隊の結成と維持、建国時の政策決定、
コンパニオンの諸侯への格上げなど、用途に事欠かない。
また、経験値増加や雇用枠増加など、部隊運用に関わるため、序盤から強力な部隊を率いる目的にも使える。
六段目: 家令、医学の両方
前者は部隊規模(兵士をどれだけ連れられるか)に関わる
スキル。
スキルLv.100までのパークには部隊のリーダーや主人公が取りたいものがあるためある程度は割り振っておきたい。
ただしそれ以降は補給官や統治者用のパークばかりであり、
主人公は統治者になれないため補給官も兼ねさせたい場合のみ継続的に伸ばすといいだろう。
後者は上記「初心者向け フォーカスを振るのにおすすめなスキル一覧」にもあるように、味方の回復を早め、死亡率を低下させる
スキル。
いずれ
コンパニオンを軍医にするとしても、医学25や50のパークは個人への効果も大きいので、主人公もその辺りまでは育てられると良い。
レベル275の「衛生大臣」は部隊リーダー用のパークであり
コンパニオンの軍医が取っても恩恵が得られないため、そこまで見越すなら主人公を軍医兼任にするのは一つの戦略としてアリと言える。
兵士を増やす
チュートリアルと同じように、村で兵士を募るところまでは同じ。
今度は、自分の手で新兵を育て上げなければいけません。
食料を買いつつ10人程度を目安に兵士を雇い、同数くらいの略奪者の部隊を狩ります。
最初からあまり多くの兵士を雇うと、移動速度が落ち、略奪者部隊に追いつけなくなります。少なくとも移動速度4は維持したいところ。
速度は、画面右下の上向き△をクリックし、馬のアイコンが示す数字で確認できます。
バラバラに突撃させていてもどうにでもなったチュートリアルと違って、本編の新兵はかよわいいきものです。
プレイヤーは最初から馬を所有してるので、敵の近くを走るだけで何人か付いてくるので集団から引き剥がすと味方の生存率も高くなります。
戦いで経験値を得た新兵は、パーティー画面でアップグレードできます。
キャンペーンモードであれば真っ先に雇うことになると思われる帝国新兵は、歩兵と弓兵にランクアップできます。
偏りのないよう、両方に成長させるといいでしょう。
+
|
余談 |
アクションゲームよりストラテジー系、特にRTSのプレイ経験が豊富な方は既にピンと来ていたかもしれませんが、追いはぎのような軽装ユニットを相手にする場合、歩兵なんか育てないで弓兵全振りにしたほうがずっと強いです。
というか、本作の遠距離ユニットはまずまず強力なので、軽装相手に限らず、ゲーム終盤まで弓兵特化部隊を作るメリットはかなり大きいと言えます。
戦場での運用にはRTS的なテクニックが要求され、あまり初心者向けとは言えないため、ここでは割愛します。
|
戦闘のあとに得られる
アイテムはすべて回収し、街に持ち込んで売りましょう。
略奪者以外とは戦わないような最序盤では、武器や防具も、街で買うより、戦利品を装備したほうが得です。
略奪者と戦い、戦利品をお金に換え、新兵がランクアップしてほとんど上位の兵種に入れ替わったら、また徴兵する。これを繰り返していきます。
+
|
装備すべきアイテムの目安ってある? |
最序盤は、今着ている服より防御力が高い服、今持っている威力が高い武器に交換していくのでいいと思います。
対略奪者戦におけるプレイヤー自身の安全なレベリング方法として、騎射の引き撃ちがあります。
馬に乗り、迫る略奪者からゆっくり逃げながら矢で撃つだけ。というわけで、弓と矢、またはクロスボウとボルトは一組持っておくといいかも。
ただし、馬上での使用にパークを要求する弓・クロスボウがあることに注意。弓は長弓という名前で且つグラフィックも分かれているので分かりやすいが、クロスボウは見た目で判別するのがやや難しい。
インベントリ内でアイテムにマウスオーバーすると出るポップアップに、馬上で使いこなせる装備かどうか判別するためのアイコンがあるので、要確認です。
|
マップ上をうろつく盗賊パーティーには、略奪者以外にも、山賊や海賊などがいます。
これらは略奪者とは比べ物にならないくらい強力なユニットです。序盤には近づかないほうがいいでしょう。
+
|
最序盤の金策 |
家畜が特産品の村で、家畜を町に連れて行くクエストが場合によっては報酬2000デナルと序盤にしては大金がもらえます。
交易で儲ける場合 交易のページが参考になります。
鍛治に挑戦するのも手。手に入れた武器を精錬したり、新たに製作する事で、その武器ジャンルのレシピがランダムで手に入りますが、その中でも長柄武器は必要素材が軽く、tier2の訓練用の穂先のレシピが手に入れば、少ない原価で作り、1000デナル前後で販売できますので、簡単に数万デナル稼げます。
その後は、稼いだデナルを元手にどんどん鍛治をしてスキルを上げ、レシピを集めていけば、1本10000デナル以上で売れる武器も楽に作れるようになります。
注意点は、どのレシピが手に入るかはランダムなので、訓練用の穂先が出るまでの製作、精錬代金に、数千〜1万デナルは貯めてから挑戦するのがおすすめ。
また、鍛冶はコンパニオンに担当させることも可能なため、プレイヤーがフォーカスポイントを振る必要は必ずしもありません。
より詳しく鍛治について知りたい場合、 鍛冶のページが参考になります。
闘技場で開催されるトーナメントで優勝すれば、全四回戦まで各最大150ディナールを自身に賭けることで、2000弱を稼ぎつつ上質装備あるいは駿馬の優勝賞品を入手することができます。ステが低いほど倍率が最大4倍まで上がるため稼ぎやすいです。名声も15上がります。ただし開催場所は持ち回りです。
キャンペーンクエストで世界各地の都市を廻らされ、またクランの名声上げも求められるので、各地の王侯に旗について尋ねてまわりながらトーナメント荒らしをすると一〜二年で達成条件、良い装備と馬、大金が手に入ります。
本当に金策が行き詰まりどうしようもなくなったら戦闘訓練で勝ち抜きましょう。負けても体力は減らず、何度でも挑戦でき、何度でも賞金をもらえ、また時間経過もありません。ただし昼しかやってないので注意。
純粋な儲け額で見るなら鍛治>闘技大会>交易。
もちろん三つを平行して行ってもいいが、
鍛治は飛び抜けて時間と元手がかかる。
|
コンパニオンを雇う
コンパニオンは特殊な技能を持つ部下です。
一般兵と異なり、プレイヤーと同じように
スキルを成長させたり、装備を変更したりできます(変更するには、
スキル画面/
アイテム画面で、プレイヤーの名前の横のボタンをクリック)。
また、敵に倒されても「負傷」止まりで「戦死」する可能性が低く、半不死身の兵士として使えます。
特殊な
スキルを使って、プレイヤーのパーティー全体を強化してくれる人もいます。
コンパニオンは、マップ上Nキーで表示できるEncyclopedia(百科事典)のHeroesを選択し、Wanderer(放浪者)でフィルタリングすると、ある程度の能力を確認できます。
彼らのステータスは、その接尾辞ごとに決まっています。
コンパニオン候補は、ゲーム開始時に十数名ほど生成され、街の酒場にランダムで出現します。
酒場で話しかけると、数百デナルほどで仲間にすることができます。
最初のコンパニオンには、他の兵士を治療してくれる
医学のスキルを持つ人、次点でマップ上の移動速度を上げてくれる
偵察スキルを持つ人が狙い目です。
もちろん、
コンパニオン生成はランダムであり、欲しい仲間と必ず出会えるとは限りません。
しかし、プレイヤーとともに成長する
コンパニオンは、序盤から終盤まで頼れる強力なユニットであり、軍医や斥候が見つからなくても、誰かしら雇っておくべきです。
偵察、家令、医学、工学のいずれかのスキルを持つコンパニオンは、Role(役割)を割り振ることをおすすめします。
画面左下のライオンアイコンをクリックして、Clan画面を開き、Partiesタブを選択、Members内Roles/Assignees以下の顔アイコンのボタンを選択してください。
役割を割り振らないと、コンパニオンはこれらのスキルの効果を最大限活用することができません。ぶきは そうびしないと いみがないぞ
ただし、
コンパニオンを割り振った役割は完全に任せることになる=プレイヤーの該当
スキルが上昇しなくなるため
スキルレベルの合計によってプレイヤーレベルが決定する本作ではデメリットにもなりえます。
傭兵になる
兵士の数が30人を超え、ランクアップも数回重ねてくると、毎日のお給料も食費もなかなかの額になり、だんだんお金のやりくりが厳しくなってきます。
そろそろ、どこかの国に「傭兵」として仕えるタイミングです。
誰でもいいので適当な貴族に話しかけて雇ってほしいと頼めば、その国の傭兵になることができます。
傭兵は、国の正規メンバーの貴族と異なり、領地は貰えず、政治力も非常に限られています。
しかし、敵国の貴族や隊商を倒すことができれば、戦利品や捕虜の質が追いはぎ相手とは桁違い。今までの戦いはなんだったんだと言いたくなるくらい儲かるので、自分が勝てそうな敵にはどんどん殴りかかっていきましょう。
素浪人では、どこかの国に喧嘩を売ると、文字通り「一国vs俺一人」ということになりますが、傭兵なら、いざというときは国の貴族がプレイヤーを守ってくれます(少なくとも、味方の貴族が敵になることはないというだけでも全然違います)。
傭兵には勝手に他国と開戦する権限はありません。敵対していない国の貴族や隊商を襲うと、契約を切られ、殴りかかった国と単独で戦う羽目になります。
辞めたくなったときは簡単に辞められるのも、傭兵の特徴です。
ゲーム中盤へ
戦いに勝って名声を獲得し、傭兵稼業を軌道に乗せて、"Establish Your Clan"をクリアした頃には、もう序盤を抜けたと言っていいでしょう。
今後は、傭兵としての仮契約から正真正銘の貴族として国に取り立てられるのを目指すもよし、まだしばらく傭兵として別の国に雇われてみるのもよし、いずれにせよ、できることは格段に多くなっていきます。
それでは、よい中世カルラディアンライフを!
中盤に入ったらやっておきたいこと、書ききれなかった大切なこと、その他もろもろ
この先の身の振り方を考えてみる
(イベントを進めると修復される)かつて覇王が掲げていた伝説の旗は、今やあなたの手中にあります。
自ら旗をうち振り独立の戦いを率いて、自分だけの王国を築くのか?
己が見込んだ君主の一人へ旗を差し出し、覇王後継の臣下として継承戦争を繰り広げるのか?
それとも伝説はおとぎ話と荷物の奥へ仕舞い込み、大義なき諸侯達の争いを黙って見守るのか?
あるいは争いとは無縁な奥地へ移り住み、平和な一生を送るのか?
武力襲撃と市場買占の両腕で全都市を恐怖に叩き込むヒャッハーな世紀末ライフを満喫するのか?
全てはあなた次第。
この先のプレイスタイルを考えてみましょう。(大体ろくでもない)
乗用馬を買う
お金に余裕ができたら馬を買いたい。乗らなくても持っているだけでインベントリの容量を増やしてくれるので、
マップ上の移動速度を高く保ちやすくなる。
馬(とその他家畜等)の数が兵士の数を上回ると、移動速度に特殊なペナルティがかかる。飼いすぎるのはだめ。
部隊が全滅したら
不運にも自分の部隊が全滅したら、村や街で兵を徴集し賊狩り等で鍛え直す。
盗賊相手の場合とは異なり、貴族の部隊との戦闘では、新兵クラスの下位の兵士ばかりだと本当に数合わせにもならない。
またゲームが進むにつれ立て直しが厳しくなるので、(全滅した場合のアドバイスとは異なるが)とにかく全滅だけはしないように。
メインクエスト
最初のメインクエスト"Investigate 'Neretzes' Folly'(「ネレッツェスの愚行」を調べる)"は、指定された貴族に「愚行」について尋ねるだけの簡単なおつかいクエストだが、対象の貴族が全カルラディアに散らばっているため、そこそこ時間がかかる。
どこかの国に本格的に腰を落ち着けると、遠い国に出向くのは難しくなるので、これだけは早めにクリアするのがおすすめ。
サブクエスト
青い"!"のアイコンを出している人からは、サブ
クエストを受けられる。
お金はほとんど儲からないが、村長や商人と仲良くなると、徴兵枠が拡大し、兵士を補充しやすくなる。貴族兵を積極的に雇いたいなら、
城に属する村との関係を改善しておくと楽。
荷物を持っていれば依頼を受けたその場で解決できる
クエストとして、工具、穀物、家畜を渡すものがある。
特に貴重品ということもないこれらの
アイテムで、村の名士の好感度が買えるなら儲けもの。穀物はともかく、工具や家畜はあえて買い集める必要まではないが、戦利品として手に入れたら売らずに持っておくのもいい。
コンパニオン
名声を稼ぎ、
クランのTierが上昇すると、雇える
コンパニオンの数が増える。
いらなくなった
コンパニオンはいつでも辞めさせることができるため、基本は上限いっぱいに雇っていい。
結婚
クランのTierが0から1に上がると、他の貴族から婚約のお誘いが来ることがある。
結婚は、特に誰かお目当ての相手がいないのであれば、早めの方が長期的には有利。
配偶者は
コンパニオン枠を消費しない
クランメンバーとなる。
不労所得を得る
街のWorkshop(工房)のオーナーになると、定期的に不労所得が貰えてなかなかおいしい。工房にいる職人に話しかけると買収できる。お値段は一軒につき約20000デナル。
自分の工房のある街を持つ国と戦うと、その工房は接収されてしまう。自分の所属する国でオーナーになるのが望ましい。
街ではCaravan(隊商)を雇うこともできる。こちらは賊や敵対諸侯にすぐ壊滅させられるため、安定して儲けを出すのがかなり難しい。初心者向けの要素とは言い難い。
最終更新:2025年04月14日 20:35