基本
戦争は、基本的にある
王国が他の王国に宣戦布告することを評議会(council)で決議することで勃発します。
プレイヤーは所属する王国の評議会で宣戦布告を発議することができますが、それが通るか否かは他
クランの意向に左右されます。
戦争中は、敵勢力の
ヒーローや拠点(街や城)、村にペナルティ無しで戦闘を仕掛けることができます。
逆に敵勢力のヒーローも、勝算があればプレイヤーのパーティを追いかけまわし戦闘を挑んできたり、拠点を攻撃してきたりします。
各クランは、影響力(influence)を消費して軍団(army)を招集し、それを思いのままに動かすことができます。多数のパーティが軍団に結集することで、守備兵が多い敵拠点も落とせるようになります。
プレイヤーも、他クランの軍団に参加したり、自分で軍団を立ち上げたりすることができます。
戦争中に自国が敵の拠点を奪取すると、そこを領有するクランが選挙で選ばれます。
プレイヤーを含む各クランは、影響力を消費して選挙結果を左右することができます。
両国が和平を結ぶことで、戦争が終結します。
基本的に、いずれかの国の評議会で和平を結ぶ決議がなされれば、いつでも即時に和平が成立します。
ただしプレイヤーが君主を務めている場合は、敵国から打診された和平を蹴ることができます。
評議会投票の通知と投票
王国レベルのすべての行動は、所属クランの投票で決まります。
君主と言えども、まったくの独断で宣戦布告や和平をすることはできません。
評議会で何らかの投票が始まると、世界地図画面の右端に通知が届きます。
通知をクリックするか画面左下の王国(Kingdom)メニューをクリックすると、投票画面に飛びます。
期限内に投票を行わなければ、棄権扱いとなります。
投票画面では、賛成・反対・棄権の3択(領地分配の選挙では、候補3クランと棄権の4択)が現れます。
選択肢の上には他クランの投票状況が、下にはそれぞれの選択肢に対する支持度(〇%)が表示されます。
プレイヤーが棄権を選択した場合、選挙結果には影響が出ず、影響力を消費することもありません。
それ以外を選択すると、その選択肢に注ぎ込む影響力を選ぶことができます。
棄権以外を選択した場合、同じものを選んだクランとの関係が好転し、別のものを選んだクランとの関係が悪化します。
プレイヤーが投票を終えると即座に結果が出ます。
基本的に最も支持度の高い選択肢が王国の方針として採択されます。
しかし僅差である場合、君主は影響力や諸侯との関係悪化と引き換えに、投票結果を覆すことができます。
宣戦布告
王国メニューの外交(Diplomacy)タブから、自国と各国の戦力を比較することができます。
画面下部の「宣戦布告」(Declare War)を押すと、影響力100を消費して選択中の国への宣戦布告を発議することができます。
投票で他のクランが賛同してくれるか否かは、事前にある程度知ることができます。開戦支持率が0%ならまず通らず、影響力を無駄にすることになるのでやめておきましょう。
戦闘
軍隊
貴族以上の身分になると、発言力を消費して自国の部隊を集め、大規模軍隊を編成できるようになる。多数の兵が籠る城を攻略したり、逆に城攻めの軍隊を迎撃したりと、領土の拡大維持には不可欠な要素。
また、統率
スキル上げにも欠かせない。
マップ画面右下の旗アイコン、「王国」タブの「軍隊」から「軍隊を編成」をクリックして編成開始。編成できる部隊は、
- 他の軍隊に加わっていない。
- 兵数が部隊上限の40%以上確保できている。
- プレイヤーがその部隊を招集するだけの発言力を持っている(部隊の所属クランTirが高いと、必要な発言力が増える)。
に限られる。また、招集された部隊は合流を優先して移動するため、敵領を不用意に横断しようとして合流前に袋叩きにされないよう、まずは近くにいる部隊で編制するのが良い。プレイヤーの軍隊は作成後も追加の招集や除隊が可能。
編成すると、マップ画面右下に軍隊の状態メニューが表示される。部隊の合流状況を視認したり、部隊長の顔アイコンをクリックして自部隊から兵を補充してあげたり、除隊したりする事が可能。
また、メニューに軍隊の持続時間を示す「団結」ゲージがあり、0近くになると離脱する部隊が出始め、0になると強制解散となる。ゲージは発言力を追加消費する事で回復できる。
大規模な軍隊を率いると、それだけ移動速度が低下する(統率スキルが上がれば多少緩和されるが)。発言力コストも踏まえると、招集するのは都市攻めなどの大規模戦闘を予定している時に限り、目標が無い時は解散して身軽になるのが良い。
自分のクランの部隊に限り、招集にも軍隊維持にもコストを必要としない。統率を上げたい時や、自前の戦力を余所の軍隊に使い潰されたくない時は、自クラン限定軍隊で常時行動するのもあり。
捕虜にしたヒーローの扱い
戦闘に勝利すると、負傷させた敵ヒーローを捕虜にするかどうか選べます。
捕虜にせず解放する選択肢を選ぶと、そのヒーローが所属するクランとの関係が好転します。
ただし、そのヒーローはしばらくしたら戦場に復帰して兵を集め、また自国を襲いに来るでしょう。
捕虜にしたヒーローの扱い方は以下の通りです。
- 牢獄に寄付(Donate Prisoner) - 自国の拠点の牢獄(Prison)に囚人として投げ込む。やればやるほど敵国の駒が減るので戦争が有利になるだけでなく、投獄中のヒーロー数が和平条件にも直結している。また王国への貢献の対価として影響力を得られる。自領の拠点に投獄した囚人は自由に牢獄から連れ出せるので、お金が厳しくなったら連れ出して酒場に売ったり身代金交渉で解放したりするのもアリ。なんなら他クランが寄付してくれた捕虜も自由に売れる。ただし捕虜は牢獄から脱走することもある。
- 酒場で売る - 他の捕虜と同様、身代金ブローカー(Ransom Broker)に売り払うことができる。対価は2000弱~5000ディナール程度。売られたヒーローは解放した時と同様、しばらくすると戦線復帰する。
- 身代金交渉 - 自分のパーティーの捕虜として連れまわしたり、自領の牢獄に留め置いたりしてしばらくすると、捕虜が所属するクランからの身代金打診が画面右の通知に届くことがあり、クリックすると金と引き換えに捕虜を解放することができる。酒場で売るより若干多めに金が入るが、待っている間に脱走される可能性を考えると、捕まえてすぐ酒場に売ってしまう方が儲かるかもしれない。
- 解放 - パーティ画面で左枠に移して確定する。何も得られないので止めた方がいい、というか操作ミスして解放しないよう注意が必要。やるくらいなら戦闘後に解放した方がよっぽどまし。
- 処刑 - パーティー画面で捕虜の中から対象のヒーローを選び、処刑ボタンを押す。そのヒーローはゲーム上から永久に消え、自分にもその捕虜の所属クランとの関係や性格に重いペナルティを負う。
マップ上の戦術・仕様Tips
戦闘へ入る前に優位となるための情報まとめ。
NPC部隊の大まかなサイクル
- 味方拠点からいざ出征。
- 村や拠点を巡り、新兵と食料を集めていく。
- 十分な兵力が集まる。
- 攻撃or防御目標に向かう。目標が無い時は、味方拠点周辺を巡回する。
- 戦果を出しつつ、徐々に戦力が削れていく。
- 自軍拠点に戻る事があれば、捕虜を牢に放り込んで兵士・食料も補充する。
- 遠征の果てに、以下の要因で継戦不能になる。
- 限界を超えて連れた捕虜で鈍足化。
- 食料不足で負傷者続出。
- 兵士の死亡で頭数が減る。
- 敵や賊に捕まる。自力で脱出するか、身代金を払って釈放されるまで何もできない。
- 1に戻る。
NPCは兵站の管理がガバガバなので、攻勢に出た部隊は都市の奪取でもできない限りまず鉄砲玉になる。味方がそうなるのは迷惑極まりないが、敵がそうなっているのを逃す手は無い。
敵地で急に解散した軍隊は上記理由で内部がボロボロの可能性が高いので、各個撃破を狙える。
横殴りで手柄と歓心の両方をいただく
味方の戦闘に途中参加する場合、以下のメリットがある。
- まず当然だが、味方がいるぶん戦闘の負担が減る。
- 自部隊がメインの戦闘と異なり、戦闘離脱のペナルティが一切ない。劣勢でも少しでも戦力を削りたい、もしくは単にスパーリング目的でもOK。
- 参加状況に関わらず、勝てば味方との関係が上がる。極端な話、味方100VS略奪者1で参戦後無操作でも喜ばれる。
自分の立場も味方も優位にしていくので、積極的に加勢したい。ただし、攻城戦は途中参加だと略奪に参加できない。
ちなみに、前作と異なり自分にとって両方中立or敵の場合戦闘には割り込めない。
戦闘後の隙
戦闘後や軍隊の解散後、兵数が一定以上の部隊はゲーム内6時間「隊列整理」デバフにより大幅に移動速度が低下する。
付近に複数の敵部隊がいる場合、連戦を避けられなくなる恐れがあるので注意。逆に敵が隊列整理になっていた場合は追撃の好機。足の速いクーザイト系を相手にする時は意識すると良い。
軍隊を招集し始めた部隊を潰すと、参加する予定だった部隊がまとめて隊列整理状態になる。
隊長不在になった部隊の行方
部隊長が死亡・失踪(
コンパニオン限定)した部隊は最寄りの味方拠点に移動し、到着後駐屯兵に回される。部隊長が不在で統率が0のため、規模にもよるが非常に鈍足。自クランの部隊であれば直接話しかけて吸収できるので、可能な限り合流したい。
敵の敗残兵であればカモ。
敵の村への徴発の活用
戦争相手国の村に対しては兵士または物資を徴発することができる。これらの行為は関係低下などのペナルティはない。
物資の調達で得られるものは微々たるものだが、兵士は規模によるが10~25程度の新兵の獲得が見込めるため、城を攻め落としたり大規模戦闘で損耗した兵士を短時間で補充する手段となる。
民兵が一定以上ある村の場合は戦闘となるためよい訓練相手となるため、盗賊は倒せるが諸侯と戦うには不安な時には積極的にめぐっていきたい。傭兵の場合は影響力も稼げるうえ、一時的に民兵が0となるためプレイヤーが手を下さなくとも他の部隊の襲撃がスムーズになるため。
籠城戦の活用
籠城戦のオートバトルには防衛側に補正がかかるため、敵側兵数が3倍ほどあっても僅かな犠牲で勝つことができる。
これを活用し、開戦直後の敵の主力を籠城戦で撃退すると敵部隊の質が落ちていくほか、敵貴族を大量に捕虜にできるため戦争の主導権を得やすくなる。
中途
加筆者募集中
最終更新:2025年04月21日 01:23