基本
各地の都市で"Enter Smith"から鍛冶場に入ることができます。
鍛冶場では、インベントリの武器とプレイヤー・コンパニオンのスタミナを消費して素材(各種鉄資源、木材)を獲得する溶解(Smelt)、
スタミナと木炭と他の各種素材を消費して新しい武器を作る製作(Craft)、木材を木炭に変換したり、低級素材と木炭を消費してより高次の素材を獲得したりする精錬(Refine)を行うことができます。
ほぼすべての鍛冶行動に必要な木炭は、現状木材を「精錬」することによってのみ入手可能です。
武器の製造をする際は、多種多様な部品から4つを選んで組み合わせます。組み合わせ方次第で武器全体の性能の基礎値が決まります。
ただし、実際にその武器を作るプレイヤー・
コンパニオンの鍛冶レベルや
スキルの影響で、各種性能に若干の上下補正がついた武器ができます。
部品の種類は、最初はほとんどがロックされており選べません。鍛冶場で様々な行動をとるうちにランダムで新しい部品の設計図が手に入り、武器製作のバリエーションが広がっていきます。
画面右下の
キャラクターのアイコンをクリックすると、作業を行うキャラクターを切り替えられます。
一人一人がスタミナ (Stamina)値を持っています。鍛冶場で行動させるとそのキャラクターのスタミナが減り、時間で回復します。
それぞれのプレイヤーやコンパニオンが鍛冶レベルやスキルを持っており、それが制作の出来栄えに影響します。
また、効率よい精錬のレシピを使えるようになるパークや、作業させると設計図の開放が早まったりするパークがあります。(→
スキル)
鍛冶スキルが高いキャラに高いティア(Tier)の部品で製作させ、至高の武器を手に入れたり、完成品を売って儲けたりしましょう。
素材
鉄系資源
鉄鉱石 (Iron Ore) → 銑鉄 (Crude Iron) → 錬鉄 (Wrought Iron) → 鉄 (Iron) → 鋼 (Steel) → 高品質鋼 (Fine Steel) → タマスケン鋼 (Thamaskene Steel)
鉄鉱石や銑鉄は、各地の都市の市場や鉄を生産している村で容易に購入できます。
鉄までは、下位の素材を精錬して入手できます。
鋼以上の素材も、鍛冶スキルのパークを取って精錬できるようになります。
また鍛冶スキルが低くても、溶解によって高位の素材を入手できます。
木材と木炭
木材 (Hardwood)は多くの都市の市場や、木材を生産する村で購入できます。
木炭 (Charcoal)は木材を精錬して手に入れます。
武器の制作にも木材を消費するので、すべて木炭に精錬しつくさないよう注意が必要です。
熊手や「木製の」と付く武器を溶解すると、消費した木炭の原料以上の木材を手に入れることができます。なかなか市場で木材が見つからない場合はこの入手法も試しましょう。
溶解 (Smelt)(公式訳:精錬)
すべての近接武器と投擲武器(自分たちで製作したものも含む)は、スタミナと木炭1つを消費して溶解できます。
得られる素材の種類と量は、武器の名前によって決まっています。品質や作業者のレベル・スキルには左右されません。
例えばタマスケン鋼を使っている武器(タマスケン鋼剣Thamaskene Steel Spathionなど)を溶かすと、タマスケン鋼を獲得できます。
自作武器も溶解できます。ただし製作時に消費した素材のうち一番良い素材が1つ少ない量しか回収できないので、永遠に製作と溶解を繰り返すことはできません。
戦闘などで得た武器を売る場合、低価値・低品質の武器なら、そのまま売るよりも溶解して素材にした方が高く売れることが多いです。
高価値・高品質の武器は、武器のまま売る方が高く売れることもあります。
ただし高級素材は高級武器を溶解しないと手に入らないので、自分で戦闘に持っていく分も含めて計画的に溶かしましょう。
初めて高級素材を手に入れたら、誤って市場で売却しないようロックをかけるのを忘れずに。
おすすめ分解素材
- プギオ
- 錬鉄2 鉄1 鋼1 良質鋼1
- 帝国文化の街で購入可能。ダマスケン鋼以外の金属素材を安価で獲得できる。
- 部族の投擲ダガー
- 錬鉄1 鉄3 鋼1 良質鋼1
- 帝国文化をはじめとした複数の文化の街で購入可能
- プギオより値が張るが、入手性が高い。
- 木槌、熊手
- ともに木材3。木槌のみ追加で銑鉄1 木槌?
- ほとんどの街で売られていて、かつ木材それ自体より軽量。
製作(公式訳:鍛造)
製作できる武器は、近接9種(片手剣、両手剣、片手斧、両手斧、片手メイス、両手メイス、パイク、ランス、ダガー)と投擲3種(投げナイフ、ジャベリン、投斧)です。
それぞれの武器は4つの部品すなわち刃(Blade)、鍔(Guard)、柄(Handle)、柄頭(Pommel)からなっています。それぞれ膨大な数の設計図の中から選び組み合わせて、新しい武器の全体像を作ります。
部品一覧
設計図の役割
設計図は、それぞれ外見と性能が異なっています。
武器を構成する4つの部品の性能の合計が、武器全体の性能となります。
設計図の入手
武器を製造するには、4つの部品それぞれの設計図を選択する必要があります。
ゲーム開始時点では27種の部品の設計図が使えますが、すべて最低Tierで、武器の種類によっては設計図が一つもなく制作できないものもあります。
選べる部品設計図の総数は1201種(片手剣と両手剣などで重複して数えているものも含む)です。
鍛冶場で誰かが何らかの作業を行うと隠し経験値がたまり、隠しレベルが上がるごとにランダムに設計図が解放されていきます。
開放された設計図が増えるほど、次に開放するために必要な隠し経験値は増えます。
隠し経験値を得る速度
製作・・・1倍
溶解・・・2倍
注文製作・・・3-5倍
いずれも対応するパークを取得すると、上記の倍率がさらに2倍になります。
また扱う武器によっても速度が変わるようです。
大きさ
製作する際、4つの部品はそれぞれスライダーを使って大きさを変えられます。
一般に大きくすると長さが伸びる代わりに取り回しが悪くなり、必要レベルが上がる傾向があります。ただ見た目しか変わらない場合もあります。
レベルと性能
製作画面で左側に現れる縦のスライダーは、その武器の要求レベル(製作する難易度)と、作業するキャラクターの鍛冶レベルを示しています。
キャラクターの鍛冶レベルが要求レベルに達していれば、ほぼスペック通りの武器が完成します。
要求レベルが下回れば、完成武器の性能にプラス補正がつきやすくなります。
要求レベルが上回れば、マイナス補正がつきやすくなります。どんなに高度な武器と無能なキャラクターの組み合わせでも部品設計図とスタミナと素材さえあれば制作できますが、
性能や売却価格に大きなペナルティが課せられるでしょう。
注文製作
製作には、自由に部品を選ぶ方法の他に、都市の名士から注文を受けて武器を作る方法もあります。
名士たちは、武器の種類と細かい最低性能を要求してきます。後者を請け負うと、現在開放されている設計図が自動的に組み合わせられて、
求められている最低性能をぎりぎり満たす武器案が示されます。そこからさらに部品を入れ替えることもできます。
これにより制作された武器はインベントリに入らず、注文者からの報酬と引き換えに消えます。要求性能に届かない出来栄えだと、報酬を値切られてしまいます。
報酬を満額貰いたい場合は、マイナス補正がついた場合を考えて要求性能よりも高い性能の武器を作りましょう。
時々1回の製作で数万~10万デナル近い報酬を得られる依頼が発生するほか、市場の所持金の制約を受けずにデナルを入手できるため、定期的に覗くとよいでしょう。
精錬(公式訳:精製)
素材を別の素材に変換する作業です。
- 2木材→1木炭
- 2木材→3木炭(パーク"Efficient Charcoal Maker"が必要)
- 1木炭+1鉄鉱石→2銑鉄
- 1鉄鉱石→3銑鉄(パーク"Efficient Iron Maker"が必要)
- 1木炭+1銑鉄→1錬鉄
- 1木炭+2錬鉄→1鉄+1銑鉄
- 1木炭+2鉄→1鋼+1銑鉄(パーク"Steel Maker"が必要)
- 1木炭+2鋼→1高品質鋼+1銑鉄(パーク"Steel Maker2"が必要)
- 1木炭+2高品質鋼→1タマスケン鋼+1銑鉄(パーク"Steel Maker3"が必要)
タマスケン鋼1つを手に入れるには、銑鉄4つと木炭31が必要になります。
実際には鉄以下の金属資源は溶解で大量に入手できるので、とにかくパーク持ちに木炭を作らせる作業が大事になります。
スタミナ
スタミナは、各
ヒーローが持っている鍛冶専用の体力値です。
溶解、製作、精錬すべてでスタミナを消費し、街で過ごすことで回復します。
パーティにコンパニオンがいれば鍛冶場画面の左下にあるボタンで鍛冶担当ヒーローを選択し分担することで、一度によりたくさんの鍛冶行動をこなすことができます。
最大スタミナ値
鍛冶レベル1のヒーローのスタミナ上限は100です。
鍛冶レベルが2上がることにスタミナ上限が1上昇するため、最高鍛冶レベル(330)での最大スタミナ値は265となります。
スタミナ回復
街で過ごす(Wait for some time)と、時間に応じてスタミナが回復します。
最大スタミナ値に関わらず割合で回復し、18時間(3/4日)で全回復します。
つまり、鍛冶レベルが高いヒーローは最大スタミナ値が高く、同じ時間で回復するスタミナも多くなります。
スタミナ消費
溶解には一律10スタミナ、精錬には一律6スタミナ消費します。
製作時の消費スタミナはその武器の製作難易度(要求レベル)によって変化します。最低10、最高45です。
鍛冶で儲けるには
部品の組み合わせ次第では、数十・数百デナール程度の価値の素材から数万デナールの売値がつく武器を作れます。
製造難易度や素材の価値と武器の売値は必ずしも比例しておらず、その奇妙な計算式はアップデートごとに頻繁に修正されているようです。
かつてのバージョン(1.5代初期まで)では、わずかな銑鉄と錬鉄と木材で作れるジャベリンが数万デナールで売れる(ついでに他の設計図も猛スピードで開放される)、いわゆる「ジャベリン錬金」が有名でした。
現在(e1.6以降)では修正されて数百デナール程度と現実的な値段に落ち着いてしまいました。
以下で紹介するのは、バージョンが変わってもあまり変わらないだろうと思われる、儲かる武器製作の傾向です。バランス更新で使い物にならなくなるかもしれないので、ご自分で色々試してみてください。
何か良い儲け方を見つけた方は、ご自由にリストを更新してください。
- できるだけティアの高い部品を使う。一部品だけでもかなり違う。
- 素材調達の手間との兼ね合いもあるが、比較的安い素材を増やすだけで傑作品質を作成できるようになる場合がある。
- ダメージ量が多く、用途が多彩な種類の武器を作る。片手でも使用可能な両手剣や振れるタイプの穂先と投擲可能な柄を組み合わせた長柄武器がおすすめ。
- 鍛冶レベルが高いキャラクターに武器を作らせる。それ以外のキャラクターは、レベルの影響を受けない溶解・木炭錬成を担わせるとよい。
- 作成された武器の品質が高く、良い接頭辞が付くと値段が割合で上昇する。逆に悪い接頭辞が付くと値段が大幅に下がる。
- 鍛冶レベル175で取得できる「細工職人」を取ることで、作った武器の売値が1.5倍ほどに上がる。なおこのスキルは部隊のリーダースキルであるため主人公が取らないと効果を発揮しない点に注意すべし。
- 「傑作の(Masterwork)」が付くのは4パーツの平均Tierが3.5、「伝説の」が付くのは4パーツの平均Tierが4.5以上から。
+
|
v1.2.9時点での稼ぎにお勧めなレシピ |
パークなし、交易スキル0での価格を記載します。
交易ペナルティやほかの条件でも変動しうる(というか普通にプレイしていればこれより高値になる)ので参考値としてください。
「傑作の」が付きうるパーツTier平均3.5以上で使用素材を抑えたレシピ
<CraftedItem
name="Cost Performance"
crafting_template="TwoHandedSword">
<Pieces>
<Piece id="cleaver_blade_3"
Type="Blade"
scale_factor="91"/>
<Piece id="khuzait_guard_9"
Type="Guard"
scale_factor="94"/>
<Piece id="cleaver_grip_8"
Type="Handle"
scale_factor="90"/>
<Piece id="aserai_pommel_5"
Type="Pommel"/>
</Pieces>
</CraftedItem>
<CraftedItem
name="Cost Performance"
crafting_template="TwoHandedPolearm">
<Pieces>
<Piece id="spear_blade_7"
Type="Blade"/>
<Piece id="spear_banner_12"
Type="Guard"/>
<Piece id="spear_handle_14"
Type="Handle"/>
<Piece id="spear_pommel_7"
Type="Pommel"/>
</Pieces>
</CraftedItem>
使用素材を気にしない場合の最高値レシピ
<CraftedItem
name="Best Price"
crafting_template="OneHandedSword">
<Pieces>
<Piece id="battania_noble_blade_2"
Type="Blade"/>
<Piece id="battania_guard_1"
Type="Guard"/>
<Piece id="aserai_noble_grip_2"
Type="Handle"/>
<Piece id="empire_noble_pommel_4"
Type="Pommel"/>
</Pieces>
</CraftedItem>
- 両手剣 28018 鋼1、良質な鋼3、タマスケン鋼4
<CraftedItem
name="Best Price"
crafting_template="TwoHandedSword">
<Pieces>
<Piece id="aserai_blade_11"
Type="Blade"/>
<Piece id="battania_guard_1"
Type="Guard"
scale_factor="96"/>
<Piece id="vlandian_grip_10"
Type="Handle"
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<Piece id="empire_pommel_6"
Type="Pommel"
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</Pieces>
</CraftedItem>
<CraftedItem
name="Best Price"
crafting_template="TwoHandedPolearm">
<Pieces>
<Piece id="spear_blade_24"
Type="Blade"/>
<Piece id="spear_guard_13"
Type="Guard"/>
<Piece id="spear_handle_14"
Type="Handle"/>
<Piece id="spear_pomel_9"
Type="Pommel"/>
</Pieces>
</CraftedItem>
<CraftedItem
name="Best Price"
crafting_template="Javelin">
<Pieces>
<Piece id="spear_blade_27"
Type="Blade"
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<Piece id="spear_guard_7"
Type="Guard"/>
<Piece id="spear_handle_11"
Type="Handle"/>
<Piece id="spear_pommel_12"
Type="Pommel"/>
</Pieces>
</CraftedItem>
|
正式版以降でのパーツ開放のコツ
【Bannerlord】Mount&Blade2 198馬力【Warband】
215 名前:名無しさんの野望 (中止W 1976-otX4)[sage] 投稿日:2022/10/31(月) 22:01:41.77 ID:bCOlYn0w0HLWN [12/13]
鍛冶の裏技(鍛冶開放が辛すぎて
チート以外でどうにかしたい方向け)
- 刃部分+持ち手部分の組み合わせで武器ランクが異なるものが作れる
- ティア1刃とティア1柄の組み合わせで、なぜかティア3、ティア5などが作れるお得な組み合わせがある。(例・練習用穂先と初期柄の組み合わせ等)
- 格安で作れる組み合わせで大量生産し、生産したものを大量精錬する。
- すると武器作成でも開放されて、精錬でも開放される。
武器精錬担当に好奇心旺盛な精錬工
武器製造担当に好奇心旺盛な鍛冶屋のスキルを習得させておくと
開放速度が実質2倍になる 木材が500~1000個ぐらいあれば1時間もせずに
武器種1つ開放できる
最初が一番きつい ティア1生産しか出来ない場合は開放が渋いけど
刃や柄が増えたらいきなり速くなるので本当の初期だけ根気強さがいる
街中で装備できる刃の種類について
部品4種の一番上の部品(刃・穂先など)にて、市民マーク付きの部品を選ぶと街中で装備可能となる。
パーツを吟味することで圧倒的な振り速度の両手剣や投擲可能な長柄武器を街中に持ち込むことができるようになるため、脱獄幇助の際に役に立つ。
同じ武器の量産Tips
簡潔に言うと、鍛造の部品組み合わせ、パラメータはCtrl+Cでコピーでき、Ctrl+Vで貼り付けも可能。(自キャラの見た目カスタムと同じことができる)
ちなみに、メモ帳などに貼り付けておけば後から同じレシピで武器が作れるため、とても便利。自分だけのレシピノートを作り上げよう。
ただし、レシピ貼り付けでは同じ性能にならないことがある。おそらくスケール値が整数でしか保存できないが、画面上では小数点以下の調整も可能な為と思われる。
レシピに武器の性能も添えておき、貼り付けたときに再現されるか確認しよう。性能が違っていればスライダーを少し弄れば再現できるはず。
貼り付ける際は武器種だけは貼り付ける武器種に切り替えた上で実施しよう。他の武器種では貼り付けをしても何も起きない。
※1.0.3現在投げ槍だけレシピ貼り付けが出来ないので注意。
+
|
貼り付けを利用した裏技 |
貼り付けたレシピを見てみると「scale_factor」という記述が見つかるだろう。これは文字通り部品のサイズを%で表しており、設計画面のスライダーでは90~110%の間で調整できることを示している。
実はこの数値を書き換えてから貼り付けることで部品をスライダーの限界を越えて大きくしたり小さくできる。
街で依頼を受けたが使えるパーツでは再現できない...と言ったときにこの裏技でなんとかなることがある。
そしてやり過ぎるとパイクらしい長さのパイクや、巨大な投げ斧なども作れる。
例として実用レベルの投げ斧レシピを紹介する。
<CraftedItem
name="Crafted Throwing Axe"
crafting_template="ThrowingAxe">
<Pieces>
<Piece id="axe_craft_13_head"
Type="Blade"
scale_factor="270"/>
<Piece id="axe_craft_12_handle"
Type="Handle"
scale_factor="108"/>
</Pieces>
</CraftedItem>
とはいえスライダーでの調整ができないため作成の手間は激増する。用法用量を守って使おう。
|
最終更新:2024年07月03日 23:54