LIVE COMMUNICATION'90
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概要
『LIVE COMMUNICATION'90』は、CHAGE and ASKAが1990年12月2日に兵庫県の神戸ワールド記念ホールで開催した学園祭コンサート。
関西の大学17校によって組織された関西合同大学祭実行委員会が主催し、学生のみを対象として開催された。
CHAGE and ASKAにとっては約8年ぶりとなる学園祭コンサートで、当時のレポートでは、これから社会の中心となる学生たちへ強いメッセージを送った公演として紹介されている。
本公演は、全国ツアー『CONCERT TOUR'90~'91 “SEE YA!!”』の開催期間中に行われたが、公式公演年表では同ツアーの通常公演とは分けられ、「LIVE COMMUNICATION'90」という独立した公演名と公演番号653が付けられている。
公演データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公演名 | LIVE COMMUNICATION'90 |
| 当時の記事表記 | LIVE COMMUNICATION '90 at KOBE WORLD KINEN HALL |
| 出演 | CHAGE and ASKA |
| 開催日 | 1990年12月2日 |
| 会場 | 神戸ワールド記念ホール |
| 開催地 | 兵庫県 |
| 主催 | 関西合同大学祭実行委員会 |
| 参加大学 | 関西の大学17校 |
| 公演数 | 1公演 |
| 公演形態 | 学生限定の合同大学祭コンサート |
| 観客数 | 約5,000人 |
| 関連ツアー | CONCERT TOUR'90~'91 “SEE YA!!” |
| 公演番号 | 653 |
開催日程
| 日程 | 会場 | 開催地 | 備考 | 公演番号 |
|---|---|---|---|---|
| 1990年12月2日(日) | 神戸ワールド記念ホール | 兵庫県 | 関西合同大学祭実行委員会主催/学生限定公演 | 653 |
関西合同大学祭
本公演を主催した関西合同大学祭実行委員会は、関西の大学17校の学生によって組織された団体。
既存の音楽や従来の学園祭の形式にとらわれず、新たな可能性を見いだすことを目的として、大規模な合同大学祭を企画・運営していた。
『LIVE COMMUNICATION'90』は、その合同大学祭のクライマックスを飾るイベントとして企画された。
当時のレポートでは、商業化が進みつつあった学園祭のイメージを打ち破り、学生が主体となって作る「本来の学園祭コンサート」を目指したものと説明されている。
約8年ぶりの学園祭コンサート
CHAGE and ASKAは、デビュー初期に各地の大学を回る学園祭ツアーを行っていた。
その後はホールやアリーナを中心とする全国ツアーへ活動規模を広げており、本公演は約8年ぶりの学園祭コンサートとなった。
実行委員会は、学園祭のクライマックスに出演するアーティストを選ぶため、複数のライブを見て会議を重ねた。
候補としてCHAGE and ASKAの名前も挙がっていたが、当初は決定に至らなかった。
その後、実行委員のメンバーがCHAGE and ASKAのステージを実際に観覧し、学生たちの熱意を代弁できるアーティストはCHAGE and ASKAしかいないと判断したことから、出演交渉が開始された。
複数回の交渉を経て、CHAGE and ASKAの出演が実現した。
出演を決めた理由
当時の記事では、CHAGEとASKAが本公演への出演を決めた理由について語っている。
CHAGEは、実行委員会が「本来の学園祭コンサート」を作ろうとする姿勢に共感し、一緒に成功させたいと思ったことを出演理由として挙げている。
また、アーティストの宣伝を主目的とするような学園祭コンサートが増える中で、学生が主体となる企画へ参加することには、一石を投じる意味もあったと説明している。
ASKAも、自分たちのイベントを成功させようとする学生たちの純粋な気持ちと熱意に感動したと語っている。
自分たちへ出演依頼が寄せられたことに対して、感謝とともに誇りを感じていたことも明かしている。
学生限定での開催
本公演は、学生のみを対象とするコンサートとして企画された。
一般客は入場できないことになっており、通常のCHAGE and ASKAの全国ツアーとは異なる観客層と運営形態で開催された。
学生限定公演のため、一般のファンに対しては、同年12月4日に大阪城ホールで行われる『CONCERT TOUR'90~'91 “SEE YA!!”』の公演が案内された。
一方、当時の記事によると、チケット販売業者の手違いによって、本来は対象外である一般客にも本公演のチケットが販売される問題が発生した。
そのため、誤ってチケットを購入した一般客の一部には、公演への参加を断念してもらう対応が取られた。
実行委員会は、学生主体という本来の開催目的を守るため、困難を伴いながらも学生限定の形式を維持した。
当日の会場
会場となった神戸ワールド記念ホールには、約5,000人の学生が集まった。
当時のレポートでは、会場は満員となり、観客の男女比はほぼ半々だったと記録されている。
通常のCHAGE and ASKAのコンサートとは異なる客層が集まり、二人のライブを初めて体験する学生も多かったとみられる。
公演序盤には、拍手や手拍子を入れるタイミングに戸惑う観客も見られた。
しかし、CHAGE and ASKAは学生向けの公演だからと内容を抑えることなく、通常のコンサートと同様に全力のステージを展開した。
公演が進むにつれて、二人のコンサートに慣れていなかった学生たちもステージへ引き込まれていった。
学生たちへのメッセージ
当時の記事では、本公演を、CHAGE and ASKAがこれから社会の中心となる学生たちへ強いメッセージを送ったステージとして紹介している。
学生たちは、17大学による実行委員会を組織し、出演者との交渉、会場運営、学生限定という開催方針の維持など、多くの課題を乗り越えて公演を実現させた。
記事では、学生たちが自ら企画したイベントを成功させたこと自体が、CHAGE and ASKAの伝えてきた「がんばればできる」というメッセージを体現したものと評されている。
公演終了後、実行委員会のメンバーはCHAGE and ASKAの楽屋を訪れた。
CHAGE and ASKAから翌年の活動を励ます言葉をかけられ、実行委員のメンバーが涙を見せたことも記録されている。
『CONCERT TOUR'90~'91 “SEE YA!!”』との関係
本公演は、『CONCERT TOUR'90~'91 “SEE YA!!”』の開催期間中に行われた。
ツアー本編では、1990年11月30日に香川県民ホール公演、12月4日に大阪城ホール公演が行われており、本公演はその間の12月2日に開催された。
| 日程 | 公演名 | 会場 | 公演番号 |
|---|---|---|---|
| 1990年11月30日(金) | CONCERT TOUR'90~'91 “SEE YA!!” | 香川県民ホール | 639 |
| 1990年12月2日(日) | LIVE COMMUNICATION'90 | 神戸ワールド記念ホール | 653 |
| 1990年12月4日(火) | CONCERT TOUR'90~'91 “SEE YA!!” | 大阪城ホール | 640 |
公式公演年表では、公演番号653として記録されている。
公演番号上は『SEE YA!!』ツアーの日程の間に位置しているが、公演名は「LIVE COMMUNICATION'90」として独立している。
そのため、本ページでは『SEE YA!!』ツアーの通常公演数には含めず、ツアー期間中に開催された学生限定の特別公演として扱う。
セットリスト
1980年12月2日の神戸ワールド記念ホール公演について、完全なセットリストは確認できていない。
当時の記事には複数のステージ写真が掲載されているが、演奏曲名や曲順は記載されていない。
『CONCERT TOUR'90~'91 “SEE YA!!”』の期間中に開催された公演だが、通常ツアーと同一の曲目および曲順で行われたかどうかは確認できない。
備考
- 公式公演年表では、1990年12月2日の神戸ワールド記念ホール公演として記録されている。
- 公式公演番号は653。
- 関西の大学17校で組織された関西合同大学祭実行委員会が主催した。
- CHAGE and ASKAにとって約8年ぶりとなる学園祭コンサート。
- 本公演は学生限定で開催され、一般客は入場対象とされなかった。
- チケット販売業者の手違いにより、一般客へチケットが販売される問題が発生した。
- 一般のファンに対しては、1990年12月4日の大阪城ホール公演が案内された。
- 当日は神戸ワールド記念ホールに約5,000人が集まり、観客の男女比はほぼ半々だったと記録されている。
- 『CONCERT TOUR'90~'91 “SEE YA!!”』の期間中に開催されたが、公式公演年表では独立した公演名が付けられている。
- セットリスト、サポートメンバー、市販映像・音源およびテレビ・ラジオ放送は確認できていない。









