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21世紀への招待 Part 2




概要


「21世紀への招待 Part 2」は、1984年3月から8月にかけて開催されたチャゲ&飛鳥の全国コンサートツアー。

1984年3月16日の習志野文化ホール公演を皮切りに、8月25日の那覇市民会館公演まで、全国各地で57公演が行われた。

前年に開催された「21世紀への招待 Part 1」の続編にあたり、Part 1とPart 2を合わせた公演数は100公演を超えたと公式ヒストリーに記録されている。

ツアー開幕直前にはシングル「MOON LIGHT BLUES」、開幕後にはアルバム『INSIDE CHAGE&ASKA V』が発売された。前年の『CHAGE&ASUKA IV -21世紀-』を中心としたステージから選曲を刷新し、最新アルバムの楽曲と初期の代表曲を組み合わせた構成となった。



公演データ


開催期間 1984年3月16日~1984年8月25日
公演数 全57公演
出演 チャゲ&飛鳥
バックバンド 火魔神
関連アルバム INSIDE CHAGE&ASKA V
前ツアー 21世紀への招待 Part 1



開催日程


日付 会場
1984年3月16日(金) 習志野文化ホール(千葉県)
1984年3月20日(火) 鹿児島市民文化ホール(鹿児島県)
1984年3月22日(木) 佐賀県総合体育館(佐賀県)
1984年3月23日(金) 佐世保市民会館(長崎県)
1984年3月25日(日) 中津文化会館(大分県)
1984年3月26日(月) 田川文化センター(福岡県)
1984年4月1日(日) 東京厚生年金会館(東京都)
1984年4月2日(月) 東京厚生年金会館(東京都)
1984年4月5日(木) 神戸文化ホール(兵庫県)
1984年4月7日(土) 堺市民会館(大阪府)
1984年4月8日(日) 高槻市民会館 大ホール(大阪府)
1984年4月12日(木) 東京厚生年金会館(東京都)
1984年4月13日(金) 宇都宮市文化会館(栃木県)
1984年4月18日(水) 大津市民会館(滋賀県)
1984年4月20日(金) 名古屋市民会館(愛知県)
1984年4月21日(土) 名古屋市民会館(愛知県)
1984年4月25日(水) 福井市文化会館(福井県)
1984年5月2日(水) 姫路市文化センター(兵庫県)
1984年5月7日(月) 茨城県立県民文化センター(茨城県)
1984年5月10日(木) 藤沢市民会館(神奈川県)
1984年5月11日(金) 静岡市民文化会館(静岡県)
1984年5月13日(日) 埼玉会館(埼玉県)
1984年5月14日(月) 群馬県民会館(群馬県)
1984年5月17日(木) 奈良県文化会館(奈良県)
1984年5月18日(金) 京都会館 第一ホール(京都府)
1984年5月22日(火) 岩手県民会館(岩手県)
1984年5月23日(水) 八戸市公会堂(青森県)
1984年5月25日(金) 弘前市民会館(青森県)
1984年5月26日(土) 秋田県民会館(秋田県)
1984年5月27日(日) 酒田市民会館(山形県)
1984年5月31日(木) 釧路市民文化会館(北海道)
1984年6月2日(土) 北海道厚生年金会館(北海道)
1984年6月7日(木) 岡山市民会館(岡山県)
1984年6月8日(金) 広島郵便貯金ホール(広島県)
1984年6月10日(日) 徳山市文化会館(山口県)
1984年6月11日(月) 福山市民会館(広島県)
1984年6月16日(土) 長野市民会館 大ホール(長野県)
1984年6月17日(日) 石川厚生年金会館(石川県)
1984年6月18日(月) 富山市公会堂(富山県)
1984年6月20日(水) 新潟県民会館(新潟県)
1984年6月21日(木) 長岡市立劇場(新潟県)
1984年6月24日(日) 熊谷会館(埼玉県)
1984年6月28日(木) 熊本市民会館(熊本県)
1984年6月29日(金) 宮崎市民会館(宮崎県)
1984年7月1日(日) 小倉市民会館(福岡県)
1984年7月2日(月) 福岡市民会館(福岡県)
1984年7月5日(木) 山形県県民会館(山形県)
1984年7月6日(金) 福島県文化センター(福島県)
1984年7月7日(土) 八王子市民会館(東京都)
1984年7月17日(火) 徳島市立文化センター(徳島県)
1984年7月18日(水) 高知県立県民文化ホール(高知県)
1984年7月19日(木) 松山市民会館(愛媛県)
1984年7月21日(土) 高松市民会館(香川県)
1984年7月23日(月) 千葉県文化会館(千葉県)
1984年7月28日(土) 山梨県立県民文化ホール(山梨県)
1984年7月30日(月) 仙台市民会館(宮城県)
1984年8月25日(土) 那覇市民会館(沖縄県)



セットリスト


1984年4月2日(月)東京厚生年金会館(東京都)


1. Darlin'
2. 夢のかなた
3. RAINBOW
4.21世紀
5.追想
6.私の愛した人
7.シナリオ
8.涙・BOY
9.MOON LIGHT BLUES
10.ふたりの愛ランド(with 石川優子)
11.渚の誓い(with 石川優子)
12.TIME KEEP DANCER
13.アルマジロ・ヴギ
14.ボヘミアン
15.魅惑
16.あの娘にハ・レ・ル・ヤ
17.ひとり咲き
18.翼
19.東京CARRY ON
20.最後の場面

1984年8月25日(土) 那覇市民会館(沖縄県)


ツアー最終公演のセットリスト。

1. Darlin'
2. 夢のかなた
3. RAINBOW
4. Fifty-Fifty
5. 男と女
6. 私の愛した人
7. シナリオ
8. 涙・BOY
9. 終章(エピローグ)~追想の主題
10. MOON LIGHT BLUES
11. ゆら・ゆら
12. TIME KEEP DANCER
13. アルマジロ・ヴギ
14. 御意見無用
15. ボヘミアン
16. 魅惑
17. メドレー
 - あの娘にハ・レ・ル・ヤ
 - ふたりの愛ランド
 - あの娘にハ・レ・ル・ヤ
18. ひとり咲き
19. 翼
20. 東京CARRY ON
21. 最後の場面



Part 1からの変化


「21世紀への招待 Part 1」は、「自由」「闇」「21世紀」などを冒頭に配置し、アルバム『CHAGE&ASUKA IV -21世紀-』の物語性とスケール感を強く打ち出した構成だった。

一方、Part 2のツアー最終公演では、「Darlin'」「夢のかなた」「RAINBOW」「Fifty-Fifty」といった軽快な楽曲が序盤に並んでいる。

Part 1 Part 2
『21世紀』の世界観を中心とした構成 『INSIDE』の楽曲を中心とした構成
物語性とスケール感を強調 ポップ性とリズム感を強調
「自由」「闇」「21世紀」で開幕 「Darlin'」「夢のかなた」「RAINBOW」で開幕
代々木競技場公演が大きな節目 全国57公演を通じて新しい楽曲を定着

シリーズ名は継続しているが、ステージ内容は最新アルバムに合わせて更新されており、二つのツアーで異なる音楽的な側面が示された。



「ふたりの愛ランド」


ツアー期間中の1984年4月21日には、チャゲと石川優子によるデュエット曲「ふたりの愛ランド」が発売された。

同曲は夏の楽曲として大ヒットし、ツアー後半のステージにも取り入れられた。

那覇市民会館公演では、「あの娘にハ・レ・ル・ヤ」の途中に「ふたりの愛ランド」を挟み、再び「あの娘にハ・レ・ル・ヤ」へ戻るメドレーとして演奏されている。

ツアー開始時には発売されていなかった楽曲が途中から加わっており、長期ツアーの中でセットリストが更新されていったことを示している。



ステージの特徴


ツアー最終公演は、「Darlin'」から「Fifty-Fifty」までテンポのある楽曲を続け、開演直後から客席を盛り上げる構成となっている。

続く「男と女」「私の愛した人」では、チャゲと飛鳥の歌唱を中心に聴かせ、その後「シナリオ」「涙・BOY」へと移行する。

中盤は「終章」「MOON LIGHT BLUES」によって落ち着いた雰囲気を作り、「ゆら・ゆら」「TIME KEEP DANCER」「アルマジロ・ヴギ」で再びテンポを上げていく。

後半には「御意見無用」「ボヘミアン」「魅惑」と、当時のライブで盛り上がりの中心となっていた楽曲を配置。さらに「ふたりの愛ランド」を含むメドレーから、「ひとり咲き」「翼」「東京CARRY ON」「最後の場面」へと続いた。

区分 主な楽曲
序盤 Darlin'、夢のかなた、RAINBOW、Fifty-Fifty
歌を聴かせる場面 男と女、私の愛した人、終章、MOON LIGHT BLUES
中盤のリズム曲 ゆら・ゆら、TIME KEEP DANCER、アルマジロ・ヴギ
後半 御意見無用、ボヘミアン、魅惑
終盤 ふたりの愛ランド、ひとり咲き、翼、東京CARRY ON、最後の場面

新作の楽曲、初期の代表曲、ヒット曲を一つの公演の中で行き来する、変化の多いセットリストとなっている。



Part 1と合わせて100公演以上


CHAGE and ASKA公式ヒストリーでは、「21世紀への招待 Part 1」とPart 2を合わせ、年間のコンサート数が100公演を超えたと記録されている。

ツアー 主な期間・内容
21世紀への招待 Part 1 1983年に開催。国立代々木競技場や大阪城ホール公演を含む
21世紀への招待 Part 2 1984年3月から8月まで全57公演
シリーズ全体 100公演を超える規模とされる

全国各地を長期間巡ることで、アルバムの楽曲がライブの中で定着し、チャゲ&飛鳥の観客層もさらに広がっていった。

Part 1で大規模会場へ進出し、Part 2で全国のホールを長期間巡ったことで、「21世紀への招待」は初期のチャゲ&飛鳥を代表する長期シリーズとなった。



SUPER EVENT “INSIDE”


ツアー終盤の1984年8月には、デビュー5周年記念公演「SUPER EVENT “INSIDE”」が開催された。

通常の全国ツアーとは別の特別公演で、『INSIDE CHAGE&ASKA V』の世界観と、デビューから5年間の活動をまとめるイベントとして企画された。

「21世紀への招待 Part 2」の終盤と時期が重なっており、全国ツアーを行いながら、同時に周年イベントの準備と公演も進めていた。

項目 内容
公演名 SUPER EVENT “INSIDE”
開催時期 1984年8月
位置づけ デビュー5周年記念イベント
関連作品 INSIDE CHAGE&ASKA V

本ツアーと「SUPER EVENT “INSIDE”」を経て、チャゲ&飛鳥はデビュー5周年の活動を締めくくった。



映像作品


本ツアーの通常公演を全編収録した市販映像作品は、現時点では確認されていない。

ツアー期間中の1984年4月25日には、前年の国立代々木競技場公演を収録した映像作品『GOOD TIMES 1983.9.30 国立代々木競技場LIVE』が発売された。

タイトル 発売日 収録内容
GOOD TIMES 1983.9.30 国立代々木競技場LIVE 1984年4月25日 「21世紀への招待 Part 1」の国立代々木競技場公演を収録
CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 1 2009年8月26日 『Good Times-1983.9.30国立代々木競技場LIVE-』をDVD化して収録

これらはPart 2の公演映像ではないが、同じ「21世紀への招待」シリーズの映像記録として位置づけられる。



備考


  • 「21世紀への招待 Part 1」から続くシリーズ後編。
  • 確認できる開催日程は全57公演。
  • Part 1とPart 2を合わせ、年間のコンサート数が100公演を超えたと公式ヒストリーに記録されている。
  • ツアー開始前の1984年2月22日に「MOON LIGHT BLUES」が発売された。
  • ツアー開始後の1984年3月25日に、アルバム『INSIDE CHAGE&ASKA V』が発売された。
  • 1984年4月21日に、石川優子とチャゲによる「ふたりの愛ランド」が発売され、ツアー後半のセットリストに加えられた。
  • 1984年4月25日に、前年の国立代々木競技場公演を収録した『GOOD TIMES 1983.9.30 国立代々木競技場LIVE』が発売された。
  • ツアー終盤には、デビュー5周年記念公演「SUPER EVENT “INSIDE”」が並行して開催された。
  • 那覇市民会館公演では、「あの娘にハ・レ・ル・ヤ」「ふたりの愛ランド」「あの娘にハ・レ・ル・ヤ」がメドレー形式で演奏された。
最終更新:2026年06月28日 17:56