SOUND CONIFER 229 「青春の影」 ~K.ODA & CHAGE & ASKA~
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SOUND CONIFER 229「青春の影」~K.ODA & CHAGE & ASKA~
概要
「SOUND CONIFER 229『青春の影』~K.ODA & CHAGE & ASKA~」は、2003年8月9日に富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催された、小田和正とCHAGE and ASKAによるジョイントコンサートである。
小田和正、CHAGE、ASKAの3人による共同ステージを中心に、それぞれの代表曲を互いに歌い合う特別な構成で行われた。
会場にはメインステージのほか、客席内に360度回転するセンターステージが設けられた。3人によるギター中心の演奏と、CHAGE and ASKAのサポートバンドを伴う演奏を組み合わせ、両ステージを移動しながら公演が進行した。
公演中盤には財津和夫がゲスト出演し、小田和正、CHAGE、ASKAとともにチューリップの楽曲を披露した。
公演当日は台風10号の影響によって朝から激しい風雨となり、開催が危ぶまれた。午後には雨が上がり、公演は予定どおり開催された。
公演データ
| 項目 | 内容 |
| 公演名 | SOUND CONIFER 229「青春の影」~K.ODA & CHAGE & ASKA~ |
| 開催日 | 2003年8月9日 |
| 開場 | 16:30 |
| 開演予定 | 18:00 |
| 会場 | 富士急ハイランド・コニファーフォレスト |
| 所在地 | 山梨県富士吉田市 |
| 出演 | 小田和正、CHAGE and ASKA |
| ゲスト | 財津和夫 |
| 公演形態 | ジョイント野外コンサート |
| ステージ構成 | メインステージ、回転式センターステージ |
| 天候 | 台風10号の通過後に回復 |
開催日程
| 日付 | 会場 | 所在地 | 備考 |
| 2003年8月9日(土) | 富士急ハイランド・コニファーフォレスト | 山梨県富士吉田市 | 台風10号の影響下で開催。財津和夫がゲスト出演。開演前にnamyanと松本晃彦が演奏。 |
開演前の演奏
本編の開演前には、namyanと松本晃彦による演奏が行われた。
松本晃彦はキーボードで、自身が音楽を担当した『踊る大捜査線』の楽曲を演奏した。
悪天候の影響によってリハーサルや入場に遅れが生じ、本編は予定時刻より約20分遅い18時20分ごろに始まったとする参加者の記録が残されている。
小田和正とのジョイントライブ
本公演は、小田和正とCHAGE and ASKAがそれぞれ独立したステージを行う一般的な対バン形式ではなく、小田和正、CHAGE、ASKAの3人による共同ステージを中心に構成された。
小田和正がCHAGE and ASKAの楽曲を歌い、CHAGEとASKAも小田和正、オフコース、チューリップの楽曲を歌唱した。
「SAY YES」「めぐり逢い」「終章(エピローグ)」「僕はこの瞳で嘘をつく」「太陽と埃の中で」などのCHAGE and ASKAの楽曲と、「眠れぬ夜」「Yes-No」「たそがれ」「ラブ・ストーリーは突然に」「言葉にできない」「YES-YES-YES」などの小田和正およびオフコースの楽曲が、一つのステージに組み込まれた。
センターステージ
会場にはメインステージとは別に、花道の先端に回転式のセンターステージが設置された。
本編が始まると、小田和正、CHAGE、ASKAはメインステージ側から登場し、センターステージへ移動した。
センターステージでは、3人がギターを演奏しながら歌うアコースティック形式の演奏が中心となった。
ステージは360度ゆっくりと回転し、広い野外会場の各方向に向けて演奏を届ける構造となっていた。
冒頭では「SAY YES」「ラブ・ストーリーは突然に」「青春の影」をつないだメドレーが演奏され、そのまま「めぐり逢い」へ続いた。
小田和正の単独パート
3人による序盤の共同ステージを終えると、小田和正の単独パートが行われた。
小田和正は、CHAGE and ASKAのサポートバンドを伴って「キラキラ」と「夏の日」を披露した。
小田和正は、このバンドに正式な名称がないと聞き、公演当日の天候にちなんで「台風一過バンド」と命名した。
CHAGE and ASKAの単独パート
小田和正の単独パートに続いて、CHAGE and ASKAの単独パートが行われた。
CHAGEがメインボーカルを担当する「NとLの野球帽」と、アルバム『NOT AT ALL』の表題曲「not at all」の2曲が演奏された。
単独パート終了後、小田和正が再び加わり、3人による共同ステージへ戻った。
台風一過バンド
本公演のバックバンドには、当時のCHAGE and ASKAのサポートメンバーが参加した。
小田和正はステージ上で、バンドに正式な名称がないことを説明したうえで、台風10号の通過にちなんで「台風一過バンド」と命名した。
「台風一過バンド」は本公演で付けられた呼称であり、正式なツアーバンド名ではない。
参加者レポートでは、小田和正がメンバー紹介用のメモを用意していたものの、実際にはメモを見ずに全員を紹介できたという場面も記録されている。
サポートメンバー全員の氏名と担当については、公式クレジットを確認できていないため、本ページでは一覧を掲載しない。
財津和夫のゲスト出演
「終章(エピローグ)」「たそがれ」に続いて、チューリップの「夢中さ君に」と「魔法の黄色い靴」をつないだメドレーが演奏された。
参加者レポートの一部では「夢中さ君に」の記載が省略されているものの、複数の当日記録で「夢中さ君に~魔法の黄色い靴」のメドレーが確認されている。
メドレーに続いて財津和夫が登場し、小田和正、CHAGE、ASKAとともに「心の旅」と「サボテンの花」を披露した。
CHAGEとASKAにとって、財津和夫は同じ福岡出身の先輩ミュージシャンにあたる。参加者レポートでは、財津和夫を迎えた2人が緊張した様子を見せていたことも記録されている。
公演タイトルとなった「青春の影」も財津和夫が作詞・作曲したチューリップの楽曲だが、財津和夫自身は同曲には参加せず、小田和正、CHAGE、ASKAの3人によって演奏された。
今泉正義の参加
今泉正義は、CHAGE and ASKA側のサポートミュージシャンとして本公演に参加した。
財津和夫の出演パート終了後にはセンターステージへ加わり、3人のギター演奏にパーカッションを加えた。
今泉は過去に小田和正のバンドにも参加しており、小田和正からは「ガッチャン」、CHAGE and ASKA側からは「マサヨシ」と呼ばれていたというエピソードが残されている。
「太陽と埃の中で」からメインステージへ
「ラブ・ストーリーは突然に」「僕はこの瞳で嘘をつく」「言葉にできない」に続き、「太陽と埃の中で」がセンターステージで始まった。
演奏途中からメインステージのバックバンドが加わり、小田和正、CHAGE、ASKAも演奏を続けながらメインステージへ移動した。
「太陽と埃の中で」から「YAH YAH YAH」へ続き、さらにオフコースの「YES-YES-YES」が演奏された。
アコースティック中心のセンターステージから、バンド演奏によるメインステージへ展開することで、公演終盤の盛り上がりが作られた。
最終曲「青春の影」
「YES-YES-YES」の演奏後、出演者は一度ステージを退場し、アンコールとして「青春の影」が披露された。
小田和正、CHAGE、ASKAは再びセンターステージに登場し、公演タイトルにもなった同曲を歌唱した。
2コーラス目では、来場者への感謝と再会の約束を込めた、本公演独自の歌詞が歌われた。
歌詞の全文は掲載せず、本ページでは「特別バージョン」として扱う。
演奏終了後には花火が打ち上げられ、公演は終了した。
台風10号
公演当日の2003年8月9日は、台風10号の接近と通過によって、会場周辺が朝から激しい風雨に見舞われた。
道路や交通機関にも影響が出ており、参加者の多くは公演が予定どおり開催されるか不安を抱えながら会場へ向かった。
午後3時30分ごろには雨が上がり、開場時刻を迎えるころには天候が回復した。
悪天候によって十分なリハーサルを行えなかったことが、ステージ上のMCでも語られた。
公演中には雲が晴れて月が見えるまでに天候が回復した。
「今日は自分の単独ライブだったら絶対に雨だった」と小田和正が話すなど、台風と天候は公演中のMCでもたびたび話題となった。
小田和正による呼び方
小田和正はリハーサルから、CHAGEを芸名ではなく「柴田」「柴田君」と本名で呼んでいた。
公演中にもCHAGEとASKAを「柴田&宮崎」と表現する場面があった。
小田和正は「CHAGE」と呼ぶことを恥ずかしがっていたとされ、出演者同士の親しい関係が伝わるやり取りとなった。
また、小田和正は観客について、CHAGE and ASKAのファンが約65パーセント、自身のファンが約35パーセントではないかと冗談交じりに話していた。
小田和正とCHAGE and ASKA
小田和正とCHAGE and ASKAは、本公演以前から、互いのコンサートへのゲスト出演や共同制作を通して交流を重ねていた。
1992年4月25日には、CHAGE and ASKAが日本武道館で開催された小田和正のコンサートにゲスト出演した。
同年5月7日には、小田和正が「CHAGE and ASKA CONCERT TOUR 1992 “BIG TREE”」日本武道館公演へゲスト出演している。
1993年には、小田和正とASKAを中心として制作されたチャリティーソング「僕らが生まれた あの日のように」が、「USED TO BE A CHILD」名義で発表された。
2001年には、小田和正が制作した音楽特番『クリスマスの約束』のテーマ曲「この日のこと」に、CHAGE and ASKAが歌唱参加した。
こうした交流を経て、本公演では、一方が数曲のみゲスト出演する形式ではなく、小田和正、CHAGE、ASKAの3人が公演の大部分を共同で進行するジョイントライブが実現した。
セットリスト
2003年8月9日(土) 富士急ハイランド・コニファーフォレスト(山梨県)
- SAY YES~ラブ・ストーリーは突然に~青春の影
- 「SAY YES」「ラブ・ストーリーは突然に」「青春の影」によるオープニングメドレー。
- めぐり逢い
- 眠れぬ夜
- SAY YES
- Yes-No
- キラキラ
- 夏の日
- NとLの野球帽
- not at all
- 終章(エピローグ)~追想の主題
- たそがれ
- 夢中さ君に~魔法の黄色い靴
- チューリップの「夢中さ君に」と「魔法の黄色い靴」によるメドレー。
- 心の旅
- サボテンの花
- ラブ・ストーリーは突然に
- 僕はこの瞳で嘘をつく
- 言葉にできない
- 太陽と埃の中で
- YAH YAH YAH
- YES-YES-YES
- 青春の影
1曲目は、小田和正、CHAGE、ASKAの3人によるオープニングメドレー。
「キラキラ」「夏の日」は小田和正の単独パート、「NとLの野球帽」「not at all」はCHAGE and ASKAの単独パートとして演奏された。
「夢中さ君に~魔法の黄色い靴」は、財津和夫の登場に合わせて演奏されたメドレー。
「心の旅」「サボテンの花」には、ゲストの財津和夫が参加した。
21曲目の「青春の影」はアンコール。歌詞の一部を当日の公演に合わせて変更した特別バージョンとして披露された。
備考
- 公演当日は台風10号の影響によって激しい風雨となったが、午後には雨が上がり、予定どおり開催された。
- 開演前にはnamyanと松本晃彦による演奏が行われた。
- 悪天候によるリハーサルと入場の遅れから、本編は18時20分ごろに始まったとする参加者記録がある。
- 会場には360度回転するセンターステージが設置された。
- 冒頭の「SAY YES」「ラブ・ストーリーは突然に」「青春の影」は、一つのメドレーとして数えた。
- 「SAY YES」と「ラブ・ストーリーは突然に」は、冒頭のメドレーとは別にフルサイズでも演奏された。
- 「夢中さ君に」と「魔法の黄色い靴」は、一つのメドレーとして数えた。
- 一部の参加者レポートでは「夢中さ君に~魔法の黄色い靴」が省略されているが、複数の当日記録で演奏が確認されている。
- CHAGE and ASKAのサポートバンドは、小田和正から「台風一過バンド」と命名された。
- 「台風一過バンド」は本公演限定の呼称であり、正式なバンド名ではない。
- 今泉正義は、センターステージでパーカッションを担当した。
- 「太陽と埃の中で」では、演奏途中にセンターステージからメインステージへ移動する演出が行われた。
- アンコールの「青春の影」は、本公演用に歌詞の一部を変更した特別バージョンだった。
- 終演時には花火が打ち上げられた。
- 本公演を単独で全編収録した市販映像作品およびテレビ放送は、現在確認されていない。









