アットウィキロゴ

SUPER EVENT “INSIDE”




概要


「SUPER EVENT “INSIDE”」は、1984年8月に開催されたチャゲ&飛鳥のデビュー5周年記念コンサート。

1984年8月8日の日本武道館公演を皮切りに、日本武道館、大阪フェスティバルホール、愛知県体育館の全国3会場で7公演が行われた。

全国ツアー「21世紀への招待 Part 2」の開催期間中に行われた独立イベントで、デビューから5年間の活動を振り返る長編メドレー、過去の映画作品の上映、ゲスト出演などを組み込んだ特別構成となった。

日本武道館公演には石川優子がゲスト出演し、CHAGEと「ふたりの愛ランド」を披露した。



公演データ


開催期間 1984年8月8日~1984年8月21日
公演数 全国3会場7公演
出演 チャゲ&飛鳥
公演形態 デビュー5周年記念イベント
関連アルバム INSIDE CHAGE&ASKA V
関連ツアー 21世紀への招待 Part 2



開催日程


日付 会場
1984年8月8日(水) 日本武道館(東京都)
1984年8月9日(木) 日本武道館(東京都)
1984年8月13日(月) 大阪フェスティバルホール(大阪府)
1984年8月14日(火) 大阪フェスティバルホール(大阪府)
1984年8月16日(木) 大阪フェスティバルホール(大阪府)
1984年8月17日(金) 大阪フェスティバルホール(大阪府)
1984年8月21日(火) 愛知県体育館 第1競技場(愛知県)



セットリスト


1984年8月8日(水) 日本武道館(東京都)


1. Darlin'
2. 南十字星
3. 夢のかなた
4. RAINBOW
5. シナリオ
6. 涙・BOY
7. 終章(エピローグ)~追想の主題
8. MOON LIGHT BLUES
9. ふたりの愛ランド
10. 5周年記念メドレー
 - アルマジロ・ヴギ
 - 謎²遊戯
 - マリオネット
 - 放浪人(TABIBITO)
 - 黄昏の騎士
 - 長い雨のあとに
 - 荒野
 - 南十字星
 - 幻夜
 - 万里の河
 - 熱い想い
 - アルマジロ・ヴギ
11. 御意見無用'82
12. ボヘミアン
13. あの娘にハ・レ・ル・ヤ~ふたりの愛ランド
14. 悲炎
15. 翼
16. 東京CARRY ON
17. 最後の場面
18. ひとり咲き
19. 声を聞かせて



1984年8月9日(木) 日本武道館(東京都)


1. Darlin'
2. 南十字星
3. 夢のかなた
4. RAINBOW
5. Fifty-Fifty
6. 私の愛した人
7. シナリオ
8. 涙・BOY
9. 終章(エピローグ)~追想の主題
10. MOON LIGHT BLUES
11. ふたりの愛ランド
12. 5周年記念メドレー
 - 謎²遊戯
 - マリオネット
 - 放浪人(TABIBITO)
 - 黄昏の騎士
 - 長い雨のあとに
 - 荒野
 - 南十字星
 - 幻夜
 - 万里の河
 - 熱い想い
 - アルマジロ・ヴギ
13. 映画『御意見無用'82』上映
14. 御意見無用'82
15. ボヘミアン
16. あの娘にハ・レ・ル・ヤ~ふたりの愛ランド
17. 悲炎
18. 翼
19. 東京CARRY ON
20. 最後の場面~草原の静
21. ひとり咲き
22. 声を聞かせて



日本武道館公演


シリーズ初日の8月8日と翌9日は、日本武道館で開催された。

8月8日はチャゲ&飛鳥のデビュー5周年記念日にあたり、デビュー曲「ひとり咲き」から当時の最新アルバム『INSIDE CHAGE&ASKA V』まで、5年間の楽曲を振り返る内容となった。

8月9日公演では、前日の構成から一部の楽曲が変更され、「Fifty-Fifty」と「私の愛した人」が追加された。

両日とも「Darlin'」で始まり、「南十字星」「夢のかなた」「RAINBOW」へ続く構成だった。

序盤では『INSIDE CHAGE&ASKA V』期の楽曲を中心に演奏し、中盤からデビュー以降の作品を振り返る構成へ移行した。



5周年記念メドレー


本イベントの中心となったのが、デビューから5年間の楽曲を連続して演奏する5周年記念メドレー。

1984年8月9日の日本武道館公演では、以下の楽曲が演奏されたと記録されている。

No. 曲名
1 謎²遊戯
2 マリオネット
3 放浪人(TABIBITO)
4 黄昏の騎士
5 長い雨のあとに
6 荒野
7 南十字星
8 幻夜
9 万里の河
10 熱い想い
11 アルマジロ・ヴギ

アルバムの発売順に並べるのではなく、曲調やステージ上の流れを重視して、複数の時期の楽曲を横断する構成となっている。

「万里の河」「熱い想い」のような広く知られた楽曲だけでなく、「謎²遊戯」「マリオネット」「黄昏の騎士」「荒野」など、各時期のコンサートを象徴する楽曲も組み込まれた。

8月8日の記録では「アルマジロ・ヴギ」がメドレーの冒頭と最後に配置され、メドレー全体を挟み込む構成になっている。



石川優子のゲスト出演


日本武道館公演には石川優子がゲスト出演し、CHAGEとのデュエット曲「ふたりの愛ランド」を披露した。

同曲はJAL沖縄キャンペーンのイメージソングとして発表され、1984年を代表するヒット曲となった。

本イベントでは単独で歌われたほか、後半の「あの娘にハ・レ・ル・ヤ」の途中にも「ふたりの愛ランド」が挿入された。

通常のチャゲ&飛鳥公演へ石川優子本人を迎えたことで、レコードと同じ組み合わせによるデュエットが実現した。



映画『御意見無用'82』の上映


1984年8月9日の日本武道館公演では、5周年記念メドレーと「アルマジロ・ヴギ」の後に、映画『御意見無用'82』が上映された。

上映終了後は、楽曲「御意見無用'82」からライブが再開された。

過去の映像と現在のステージをつなぐことで、5年間の活動を振り返るイベントの主旨を視覚的にも表現した。

ライブ演奏のみで進行する通常のコンサートとは異なり、映像上映を公演の一部として組み込んだ点も、本イベントの特徴となっている。



後半の構成


映像上映後は「御意見無用'82」「ボヘミアン」と、勢いのある楽曲でステージが再開された。

「あの娘にハ・レ・ル・ヤ~ふたりの愛ランド」に続き、「悲炎」「翼」「東京CARRY ON」が演奏された。

アンコールでは、デビュー曲「ひとり咲き」と、前年の国立代々木競技場公演で初披露された「声を聞かせて」が演奏された。

デビュー曲と、5年間の到達点を象徴する楽曲を最後に配置することで、記念イベントらしい締めくくりとなった。



「最後の場面」


「最後の場面」は、本イベントではCHAGEとASKAの2人によって歌われた。

後にASKAのソロステージでも歌われるようになる楽曲だが、この時点ではチャゲ&飛鳥の楽曲として披露されている。

8月9日公演の記録では「最後の場面~草原の静」と表記されており、「最後の場面」から「草原の静」へ続く構成だったとみられる。



大阪・名古屋公演


日本武道館公演の後、大阪フェスティバルホールで4公演、愛知県体育館で1公演が行われた。

会場 公演数
日本武道館 2公演
大阪フェスティバルホール 4公演
愛知県体育館 第1競技場 1公演

大阪では8月13日、14日、16日、17日の4日間にわたって開催された。

8月21日の愛知県体育館公演で全7公演を終了。その4日後の8月25日には、那覇市民会館で「21世紀への招待 Part 2」の最終公演が行われた。

全国ツアーの合間に、通常公演とは異なる大規模な記念イベントを並行して開催していたことになる。



ラジオオンエア


チャゲ&飛鳥 武道館愛ランド


  • 放送日:1984年8月14日
  • 放送局:TOKYO FM
  • 収録日:1984年8月8日・9日
  • 収録会場:日本武道館(東京都)
  • 放送内容:「SUPER EVENT “INSIDE”」日本武道館公演のライブ音源

1984年8月8日・9日に日本武道館で開催された「SUPER EVENT “INSIDE”」の模様を放送。

放送曲

1. Darlin'
2. 南十字星
3. 夢のかなた
4. RAINBOW
5. Fifty-Fifty
6. 涙・BOY
7. ふたりの愛ランド
8. メドレー
 - 謎²遊戯
 - マリオネット
 - 放浪人(TABIBITO)
 - 黄昏の騎士
 - 長い雨のあとに
 - 荒野
 - 南十字星
 - 幻夜
 - 万里の河
 - 熱い想い
9. アルマジロ・ヴギ
10. あの娘にハ・レ・ル・ヤ
11. 東京CARRY ON
12. ひとり咲き
13. 声を聞かせて
14. 最後の場面



備考


  • 1984年8月8日は、チャゲ&飛鳥のデビュー5周年記念日にあたる。
  • 本人たちは開催前、本イベントを5年間の総決算と位置づけ、「音と光のファンタジー」にしたいと語っていた。
  • 日本武道館公演には石川優子がゲスト出演し、CHAGEと「ふたりの愛ランド」を歌唱した。
  • 8月9日公演では映画『御意見無用'82』が上映された。
  • 8月8日と9日では、前半の選曲や5周年記念メドレーの構成が一部異なる。
  • 8月9日の記録では「アルマジロ・ヴギ」がメドレー内に含まれる一方、別の構成記録ではメドレー後の独立曲として扱われている。
  • 「最後の場面」は、後にASKAのソロステージでも歌われたが、本イベントではCHAGEとASKAの2人で披露された。
  • 1984年8月14日にTOKYO FMで日本武道館公演の模様が放送された。
  • 1984年8月21日の愛知県体育館公演で全日程を終了した。
  • 本イベントを全編収録した市販のライブアルバムや映像作品は、現時点では確認されていない。
最終更新:2026年06月29日 21:10