ASKA オンラインライブ「すべての事には理由がある」
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ASKA オンラインライブ『すべての事には理由がある』
概要
『ASKA オンラインライブ「すべての事には理由がある」』は、ASKAが2021年6月23日に開催したオンライン配信ライブ。
ASKAにとって初めての本格的なオンラインライブであり、東京都内のTOKYO FM HALLで収録された公演が、同日21:00からローチケ LIVE STREAMING(ZAIKO)を通じて配信された。
完全な無観客公演ではなく、ASKAオフィシャルファンクラブ「Fellows」の会員と、TOKYO FM『ASKA Terminal Melody』のリスナーから抽選で選ばれた約40人が会場へ招待された。
ASKAが観客の前で本格的なライブを行うのは、『billboard classics ASKA premium ensemble concert -higher ground-』以来、約1年4か月ぶりだった。
公演には、ASKAのソロ活動およびCHAGE and ASKAのコンサートを各時代で支えてきたミュージシャンが集結した。
楽曲ごとにドラム、ベース、ギターの担当者が入れ替わり、歴代のASKAバンド、CHAGE and ASKAのサポートメンバーが同じ公演へ参加する特別な編成となった。
セットリストは、「はじまりはいつも雨」「恋人はワイン色」「UNI-VERSE」「Man and Woman」などの代表曲と、「幸せの黄色い風船」「百花繚乱」「FUKUOKA」「リハーサル」「NO PAIN NO GAIN」「歌になりたい」などの近年の楽曲によって構成された。
アンコールでは「PRIDE」と「BIG TREE」が演奏された。
ライブの途中には、TOKYO FM『ASKA Terminal Melody』の公開収録も実施された。
公演タイトルの「すべての事には理由がある」が付けられた本当の理由は、開催時には明かされなかった。
後年、ASKAは、本公演が参加ミュージシャンの治療費を支援するために急遽企画されたものであり、事情を公表せずに開催するため、このタイトルを付けたことを明かしている。
配信データ
| 項目 | 内容 |
| 公演名 | ASKA オンラインライブ『すべての事には理由がある』 |
| 出演 | ASKA |
| 収録日 | 2021年6月23日 |
| 配信日 | 2021年6月23日 |
| 配信開始 | 21:00 |
| 収録会場 | TOKYO FM HALL |
| 公演形態 | 有観客による事前収録・オンライン配信 |
| 配信サービス | ローチケ LIVE STREAMING(ZAIKO) |
| 観覧者 | ファンクラブ会員および番組リスナーから抽選で約40人 |
| 演奏曲数 | 全12曲 |
| 番組収録 | TOKYO FM『ASKA Terminal Melody』公開収録 |
配信形式
本公演は、会場で行われている演奏をリアルタイムで中継する完全な生配信ではなく、2021年6月23日にTOKYO FM HALLで収録したライブを、同日夜に配信する形式で行われた。
収録時には約40人の観客が会場へ招待され、ASKAとバンドメンバーは実際の観客の反応を受けながら演奏した。
映像は複数のカメラによって撮影され、通常のライブ映像作品に近い形で編集されたうえでオンライン配信された。
配信終了後には期間限定のアーカイブ視聴も行われた。
セットリスト
2021年6月23日 TOKYO FM HALL(東京都)
開演時には、ASKAによる散文詩の朗読が行われた。
- はじまりはいつも雨
- 恋人はワイン色
- UNI-VERSE
- Man and Woman
- 幸せの黄色い風船
- 百花繚乱
- FUKUOKA
- リハーサル
- NO PAIN NO GAIN
- 歌になりたい
- PRIDE
- BIG TREE
参加ミュージシャン
| 担当 | ミュージシャン |
| ピアノ/バンドマスター | 澤近泰輔 |
| キーボード | Jess Bailey |
| ギター | 古川昌義、鈴川真樹、是永巧一、狩野良昭、近藤敬三 |
| ベース | 惠美直也、MECKEN |
| ドラム | 今泉正義、江口信夫、菅沼孝三 |
| バイオリン | クラッシャー木村 |
| コーラス | 一木弘行、藤田真由美、SHUUBI |
本公演には、ASKAのソロ活動およびCHAGE and ASKAのライブを各時代で支えてきたミュージシャンが多数参加した。
通常の固定バンドとは異なり、楽曲の区間ごとにギター、ベース、ドラムの担当者が交代する構成が採られた。
序盤では恵美直也と今泉正義、中盤ではMECKENと江口信夫、アンコールでは恵美直也と菅沼孝三がリズム隊を担当した。
ギターも古川昌義、鈴川真樹、是永巧一、狩野良昭、近藤敬三が曲ごとに参加し、ASKAおよびCHAGE and ASKAの歴代サポートメンバーが一堂に会する特別なステージとなった。
「幸せの黄色い風船」では、Jess Baileyがキーボードで参加した。
歴代のサポートメンバーが集結
本公演の大きな特徴は、ASKAの音楽活動を各時代で支えてきたミュージシャンが、一度に集結したことである。
通常のコンサートでは、ひとつの固定されたバンドが全曲を演奏することが多いが、本公演では楽曲の区間ごとにリズム隊やギタリストが交代した。
序盤では、恵美直也と今泉正義を中心とする編成で「はじまりはいつも雨」「恋人はワイン色」「UNI-VERSE」「Man and Woman」が演奏された。
中盤では、MECKENと江口信夫が参加し、「幸せの黄色い風船」「百花繚乱」「FUKUOKA」を披露した。
後半では、是永巧一が加わり、「リハーサル」「NO PAIN NO GAIN」「歌になりたい」が演奏された。
アンコールでは、狩野良昭、近藤敬三、恵美直也、菅沼孝三が参加し、「PRIDE」「BIG TREE」を披露した。
同じステージ上で、過去のツアーやレコーディングを支えたミュージシャンが次々に入れ替わる構成は、ASKAの音楽活動を演奏者の側から振り返る内容にもなった。
ライブタイトルの本当の理由
公演開催時、タイトルの「すべての事には理由がある」が何を意味しているのかについて、具体的な説明は行われなかった。
ASKAは、通常の配信ライブとは異なる豪華なメンバーが集まった理由についても、公演当時は明らかにしなかった。
2024年1月、ASKAは公式ブログで、本公演が参加ミュージシャンの治療費を支援するため、急遽企画されたものだったことを明かした。
本人へ精神的な負担をかける可能性があったため、公演開催時には目的を公表せず、事情を示唆する形で「すべての事には理由がある」というタイトルが付けられた。
参加したミュージシャンの多くも企画の趣旨に賛同し、ASKAの呼びかけによって歴代のメンバーが集結した。
配信による収益は、当初の目的である支援へ充てられた。
菅沼孝三の参加
アンコールでは、菅沼孝三がドラムを担当した。
菅沼孝三は、CHAGE and ASKAおよびASKAのコンサートやレコーディングに長年参加し、力強く手数の多いドラムプレイでステージを支えたミュージシャン。
本公演では、「PRIDE」と「BIG TREE」の2曲に参加した。
「BIG TREE」の終演後には、ASKAと出演ミュージシャンがステージ上に並び、観客と配信視聴者へ挨拶した。
菅沼孝三は、本公演から約5か月後となる2021年11月に逝去した。
その後、本公演の映像は、菅沼孝三を含む歴代のミュージシャンが同じステージへ集まった貴重な記録としても位置づけられるようになった。
約1年4か月ぶりの有観客ライブ
ASKAが観客を前に本格的なライブを行うのは、2020年2月に行われた『billboard classics ASKA premium ensemble concert -higher ground-』以来だった。
新型コロナウイルス感染症の影響によって、多くのコンサートやイベントが延期・中止となり、ASKAも観客を入れた全国ツアーを行えない期間が続いていた。
本公演では観客数を約40人に限定し、感染防止対策を行ったうえで収録された。
観客数は通常のホール公演より大幅に少なかったが、演奏者にとっては観客の拍手や反応を直接感じられるライブとなった。
ASKAは、カメラだけを相手に歌う無観客配信ではなく、少人数であっても観客がいる空間でライブを制作する方法を選んだ。
「ASKA Terminal Melody」公開収録
ライブの途中には、TOKYO FMのラジオ番組『ASKA Terminal Melody』の公開収録が行われた。
番組パーソナリティの小山ジャネット愛子が登場し、ASKAとのトークを収録した。
収録では、ASKAの音楽活動や本公演についての話に加え、当時の新曲「笑って歩こうよ」が紹介された。
配信ライブの観客は、通常のライブだけではなく、ラジオ番組の収録にも参加する形となった。
公開収録の模様は、2021年6月27日と7月4日の2週にわたって放送された。
ラジオオンエア
ASKA Terminal Melody
- 放送日:2021年6月27日
- 放送局:TOKYO FMをはじめとするJFN系列
- 番組名:ASKA Terminal Melody
- 収録会場:TOKYO FM HALL
- 放送内容:オンラインライブ『すべての事には理由がある』内で行われた公開収録の前編。ASKAへのインタビューと、新曲「笑って歩こうよ」の初フルオンエアを放送。
放送曲
- 笑って歩こうよ
ASKA Terminal Melody
- 放送日:2021年7月4日
- 放送局:TOKYO FMをはじめとするJFN系列
- 番組名:ASKA Terminal Melody
- 収録会場:TOKYO FM HALL
- 放送内容:公開収録の後編。オンラインライブから「Man and Woman」のライブ音源を放送。
放送曲
- Man and Woman
有料配信から無料公開へ
本公演は、2021年6月23日にローチケ LIVE STREAMING(ZAIKO)を通じて有料配信された。
配信期間終了後は、動画配信サービス「Travel TV」で有料コンテンツとして公開された。
当初の配信による収益が、公演の目的だった支援額へ到達したことを受け、ASKAは2024年1月24日から本公演の映像を無料公開することを発表した。
無料公開にあわせて、公演が企画された本当の理由と、タイトルへ込められた意味も明かされた。
| 項目 | 内容 |
| 初回配信 | 2021年6月23日 |
| 初回配信先 | ローチケ LIVE STREAMING(ZAIKO) |
| 配信終了後 | Travel TVで有料公開 |
| 無料公開開始 | 2024年1月24日 |
| 無料公開先 | Travel TV |
映像作品
本公演を収録したDVDおよびBlu-rayの一般発売は確認されていない。
ライブ映像は、初回のオンライン配信終了後にTravel TVで有料公開され、2024年1月24日から無料で公開された。
また、本公演の一部映像は、ASKAの活動に密着したテレビ番組やドキュメンタリーでも使用された。
備考
- 2021年6月23日にTOKYO FM HALLで収録された。
- 同日21:00から、ASKA初の本格的なオンラインライブとして配信された。
- 完全な無観客公演ではなく、抽選で選ばれた約40人が会場へ招待された。
- ASKAが観客の前でライブを行うのは約1年4か月ぶりだった。
- 配信はローチケ LIVE STREAMING(ZAIKO)を使用した。
- 全12曲が演奏された。
- 開演時にはASKAによる散文詩の朗読が行われた。
- ライブ中には『ASKA Terminal Melody』の公開収録が行われた。
- 公開収録では、当時の新曲「笑って歩こうよ」が紹介された。
- ASKAおよびCHAGE and ASKAの歴代サポートメンバーが多数参加した。
- 楽曲の区間ごとにドラム、ベース、ギターの担当者が交代した。
- 「幸せの黄色い風船」ではジェス・ベイリーが参加した。
- アンコールでは菅沼孝三がドラムを担当した。
- 公演タイトルの本当の理由は、開催時には公表されなかった。
- 後年、参加ミュージシャンの治療費を支援するために企画された公演だったことが明かされた。
- 配信終了後はTravel TVで有料公開された。
- 当初の目的が達成されたことを受け、2024年1月24日から無料公開された。
- DVDおよびBlu-rayによる一般発売は確認されていない。









