幾つもの町を通り抜けてきたが、町の様子は何処も同じであった。中心部だけがビルや立派な建物が建てられているようで外部はファイクレオネ史で習った独立国家戦争時代の慈善団体によるテントのようなものが延々と続いていた。テントには「蜻蛉のためのレナ」と書いてある。レナといえばリパラオネ教の神族と呼ばれる神の窓口の一つを指す。レナは学問や知識の神族だから、蜻蛉を貧困者や被災者などに見立てた事前組織名なのだろうと暇すぎて考えていた。すると、いきなり車が止まった。
Kranteerl y io dyin - ADK復員事業開始
蜉蝣のためのレナ(理:lenasti fua valfarst)または蜉蝣のレナ(理:lena fon valfarst)とは、リパラオネ教人権組織の一つ。


概要

 リパラオネ教系人権組織であり、多方面で人権侵害に対する言論活動を行う組織である。言論活動のみならず、合法的な支援活動も機動的に行っており、物資と専門的知識を以て人道の危機に面する人々の保護を行う実働部隊と政府の不実を理論と情報収集によって告発・追求する研究弁論部隊が協力しつつ活動しているのが特徴である。
 大規模な介入を行ったのは以下の通り。
  • アレークィでの難民保護(デュイン・アレス独立戦争)
  • メイヤ政権の弾圧の告発(ユフィシャール民主化闘争)
  • 政府の死者数の改ざんの告発(ファルトクノア宗教危機)
 連邦の人権組織としては赤十字社レベルの公的な認識を受けている。

登場作品

『Kranteerl y io dyin』
 作品の一部で登場。

関連項目

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組織
最終更新:2023年04月29日 02:04