アウィナ
アウィナ
統括団体 クラナ国際アウィナ連盟(CAIK, Cierjustel Awina Ispienj fon Klana)
起源 2030年後半
特徴
身体接触 なし(故意に行った場合、危険行為として罰則規定がある)
選手数 可変(最大X)
男女混合 有り(騎手、競争駢)
カテゴリ 騎駢競技
ボール なし
実施状況
アウィナ(理: awina、朗: auyna)は、スュフォイーナマーナを用いて行われる競争競技。世界中で広く行われているが、主にクラナで盛んである。


概要

 アウィナは、騎手(理: kjilfer、もしくはkontydiester)がスュフォイーナマーナ(理: cyfoirnamarna、2足歩行の肉食動物で、運搬に用いられた歴史的な家畜)に跨り操ることでアウィナ場(理: awinaval)を走り早さを競う競技である。
 なお、アウィナで用いられるナマーナは日本語上の漢字転写では「駢」の字を用いて表される(例:競駢、アウィナのこと)。

歴史

 スュフォイーナマーナは、もともとクラナに原生する動物ではなく、2037年のクラナ邂逅で、連邦からもたらされたのが、クラナとスュフォイーナマーナの出会いとなる。肉食で鋭い牙を持つが従順で、運搬能力に優れているスュフォイーナマーナは、家畜として気に入られてクラナ全土に広まるが、好奇な目でも見られた。ある時、ある人がスュフォイーナマーナに乗ったことで、その実用性と見た目の斬新さが評判になり、多くの人が乗るようになった。これに目をつけたルアンシー人のヤイ・ポン・ミョーが、スュフォイーナマーナでレースをしたら面白いのではないかと考え、レースを行ってみたところ面白く、普及していくようになった。
 2030年後半ごろにはクラナ国際アウィナ連盟が発足し、統一ルールのもと、各国が実施していくようになる。

ルール

 距離は一般的には2Sfta(約600m)から8Sfta(約2400m)。ダートレースが主流である。
 雄駢は繁殖期である4~5月には、色が鮮やかになった飾り羽が伸びて成長し、競争に不利になる*1。このためシーズンによって、レースの性齢は競馬と比べるとはっきりと制限されているのが特徴である。特にあらゆる性齢の競争駢が参加でき、気候の穏やかな秋は競駢のメインシーズンであり、主な重賞レースもここに集中している*2

公営ギャンブルとして

 アウィナはユエスレオネ連邦において公的機関がギャンブルとして開催するプロスポーツとして法的に認められている。連邦保健省教育開発院の隷下にある文化・スポーツ庁が管轄しており、公的団体である中央競駢施行会(SSA)が行う中央競駢構成主体以下が行う地方競駢を指導している。
 SSA初代理事長ヴァラー・ガドゥルタフの発案により、中央競駢の収益の一部はウォルツァスカイユ財団、アクラプト医療組合、蜉蝣のためのレナなどに寄付され、そこから数多の社会福祉事業や慈善活動のために投資され、運用されている。また、更に一部の収益は国庫や地方自治体の収益となる。

組織

  • 中央競駢(sysiten awina
  • 地方競駢(venalen awina
    • OASオルス競駢地方会議(orskot awvnoy skgifsvmto
    • AFFDデュイン二級地方自治体競駢組合(awina'd fentalaj fon dyine'd qate juviedicco、2046~)
    • DANハタ王国競駢協会(Dansen fo Awina Naaran、2048~)
    • ATKA南東クラナ地方競駢会(alarta fon tostipen klana'd awina、2051~)

文化

 革命出版がXXXX年にアウィナを題材とした擬人化ゲームである『アウィナ娘―ゆるなまーな―』(理:awinakh : - jul namarnass -)を配信しており、これにより本土ユエスレオネ連邦でのアウィナに対する関心が高まったとも言われている。

問題

  • 政治的には、右派に属する人々が競技を支えてきた経緯もあり、社会党主流以外(クワク共産党、蒼の党系など)の左派からは「ギャンブル依存症の温床」などとして批判の対象となっている。
    • 社会党主流は社会文化的階級の理念に基づいて文化的競技として評価し、国や構成主体の収益ともなっており、社会貢献をしていることから、その地位を認める方針である。
  • リパラオネ教トイター教において賭博は特に禁止されている訳では無いが、宗教者の中ではアウィナに否定的な者が居る。

駢名

 レースに出場するナマーナは、本名と慣用名が付される。本名は、レースの無事を願い、スキュリオーティエ叙事詩の祈りの言葉であるバンミスに由来して、33文字以内で決定される(通常は10~13文字以内である)。慣用名は実況などで使われるナマーナのニックネームであり、本名の省略などで決められる。これは15文字以内でなければならない*3

関連項目

最終更新:2025年07月21日 03:10
添付ファイル