アットウィキロゴ
Fecer mang nim' iqdarma suknar fo phaqtar
Bi ku kros kokia fan tsu jin fistirin.
Lan en tuvtes arsam tegan din jerim bar'
Honem simfesin detris en giqa jin.

――KPHT=YY*1
ウェーヘリートル詩Weqheriqtorverfelirtlen durxe)とは、ユーゴック語などの詩の形式、または、その形式で書かれた詩である*2。日本語文献では「黙詩」とも書かれる。


概要

 「短長長」という韻脚(toonsun)を並べることによって作られる。ユーゴック語の悲劇や叙事詩などはウェーヘリートルのリズムの優雅さが適しているとされる傾向が強いため、多くの詩作にはウェーヘリートルが採用されている*3。「ウェーヘリートル」という術語は韻脚の構成を表しているに過ぎないが、四歩格・四行一句が最も一般的である*4。叙事詩では、四行を一句として、その個数によって章を区切る*5
 ユーゲ人の民族英雄叙事詩である「正義ある処」においてもウェーヘリートル詩が用いられている*6

ウェーヘリートル詩におけるScansion

 biやmoやkaといった音節は頭子音と短い母音からなる音節であるが、これらは短音節(fecher suniqnei)と呼ばれる。一方で、rekや m-athといった音節は短い母音のあとに子音がついており、これらは長音節(kokia suniqnei)と呼ばれる。s-aaやsyaiといった音節は母音が長かったり二重母音であり、そのような音節も長音節である。Puusは二重母音でありさらに後ろに子音がついており、そのような音節も長音節である*7
 これらを組み合わせ、短長長の韻脚を構成する。

派生

逆ウェーヘリートル詩

 長長短詩のこと。広義のウェーヘリートル詩として捉えられる*8

革命詩

 革命詩は社会主義王国体制の成立以降、ユエスレオネ連邦との接触の中で生まれた近現代の形式である*9
 基本的には交差式(Kevhadis Ateea、押韻形式がABABであるもののこと)の逆ウェーヘリートル詩でありながら、長長短と長短短の両方の韻脚が同時に認められる*10。また、これのさらなる変形を社会的ウェーヘリートルAmlemano Weqheriqtor)と呼び、奇数行は長短・偶数行は長で終わるように韻脚が変更される*11。この形式はハタ社会党によって推進された*12

リパライン・ウェーヘリートル

 リパライン語におけるウェーヘリートル詩の実践は、レスバスカラスタン運動によるユーゲ文学の受容とともに積極的に行われてきた。また、リパラオネ宮廷文学における異民族文学の受容に似た様式は、レスバスカラスタン運動と並行して別派を為す再解釈主義教法文学にも影響を与え、教法文学左派の中で長く受容された。第三政変以降においてもユエスレオネ連邦の文壇ではウェーヘリートル詩は一般的な様式の一つとして受容されている。
最終更新:2025年05月06日 23:41
添付ファイル